JP2021056439A - 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置 - Google Patents

保持具、平板保持構造、および液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021056439A
JP2021056439A JP2019181233A JP2019181233A JP2021056439A JP 2021056439 A JP2021056439 A JP 2021056439A JP 2019181233 A JP2019181233 A JP 2019181233A JP 2019181233 A JP2019181233 A JP 2019181233A JP 2021056439 A JP2021056439 A JP 2021056439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
holder
peripheral surface
holding structure
spring portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019181233A
Other languages
English (en)
Inventor
大樹 岩田
Hiroki Iwata
大樹 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019181233A priority Critical patent/JP2021056439A/ja
Publication of JP2021056439A publication Critical patent/JP2021056439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】被保持部材をより強固に保持することができる保持具等を提供する。【解決手段】保持具10は、一方端E1から他方端E2へ延びる支持部Sと、一方端E1の側から他方端E2の側に向かって支持部Sの第1固定端FE1から片持ち梁状に延びる第1バネ部C1と、他方端E2の側から一方端E1の側に向かって支持部Sの第2固定端FE2から片持ち梁状に延び、第1バネ部C1の第1先端部3bを覆う第2先端部5cを有する第2バネ部C2と、を備え、第2先端部5cは、外力EFを受けたときに、第1先端部3bに接触し、第1先端部3bから反発力を受ける。【選択図】図2

Description

本開示は、保持具、平板保持構造、および液晶表示装置に関する。
平板保持構造の一例として、複数の保持具を使って、平板の一例としての導光板をカバー部材内において保持する液晶表示装置が用いられている。このような液晶表示装置によれば、複数の保持具のそれぞれは、カバー部材内において、片持ち梁として機能するバネ部で導光板の外周面を押圧することにより、導光板を保持している。
特開2018−45197号公報
上記の平板保持構造においては、複数の保持具のそれぞれの片持ち梁状のバネ部は、大きく撓み易い。バネ部が大きく撓む場合、保持具で平板を強固に保持することができないという問題が生じる。この問題を解消するために、バネ部の撓みを小さくする目的で、保持具の剛性を大きくすることが考えられる。
しかしながら、保持具の剛性を大きくすると、バネ部の固定端に大きな内部応力が集中してしまう。この場合、片持ち梁状のバネ部の固定端の近傍において塑性変形が生じることがある。したがって、上記の保持具によれば、導光板を強固に保持することがない。
本開示は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本開示の目的は、被保持部材を強固に保持することができる保持具、ならびに、保持具を用いて平板を保持した平板保持構造、および、保持具を用いて導光板を保持した液晶表示装置を提供することである。
本開示の一形態の保持具は、一方端から他方端へ延びる支持部と、前記一方端の側から前記他方端の側に向かって前記支持部の第1固定端から片持ち梁状に延びる第1バネ部と、前記他方端の側から前記一方端の側に向かって前記支持部の第2固定端から片持ち梁状に延び、前記第1バネ部の第1先端部を覆う第2先端部を有する第2バネ部と、を備え、前記第2先端部は、外力を受けたときに、前記第1先端部に接触し、前記第1先端部から反発力を受ける。
本開示の一形態の平板保持構造は、2つの主表面と前記2つの主表面の外周同士を接続する外周面とを含む平板と、前記2つの主表面の一方を覆うプレート部、および、前記プレート部から立ち上がり、前記外周面を取り囲む内周面を有する枠部を含むカバー部材と、前述の保持具と、を備え、前記保持具は、前記外周面と前記内周面との間に挿入された状態で、前記支持部が前記枠部を押圧し、前記第2バネ部が前記平板を押圧する。
本開示の一形態の液晶表示装置は、発光体と、前述の平板保持構造と、を備え、前記平板は、前記発光体が発した光が、前記外周面から入射した後、前記2つの主表面の一方から出射されるように、前記光を導く導光板である。
実施形態1の保持具の外力が加えられていない状態の正面図である。 実施形態1の保持具の外力が加えられた状態の正面図である。 実施形態1の保持具の外力が加えられていない状態の第1の斜視図である。 実施形態1の保持具の外力が加えられていない状態の第2の斜視図である。 実施形態1の保持具の展開図である。 実施形態1のカバー部材の平面図である。 実施形態1のカバー部材の断面図であって、図6のVII−VII線断面図である。 実施形態1の平板保持構造の部分斜視図である。 実施形態1の平板保持構造の平面図である。 実施形態2の保持具の斜視図である。 実施形態2の平板保持構造の斜視図であって、平板保持構造の一部のみが示されている図である。 実施形態3の保持具の斜視図であって、保持具の一部のみが示されている図である。 実施形態3の平板保持構造の一部の断面図である。 実施形態3の平板保持構造において、保持具がカバー部材と平板との間に挿入されるときの斜視図であって、平板保持構造の一部のみが示されている図である。 実施形態4の平板保持構造の斜視図であって、平板保持構造の一部のみが示されている図である。 実施形態4の平板保持構造の平面図である。 実施形態5の平板保持構造の斜視図であって、平板保持構造の一部のみが示されている図であるである。 実施形態5の平板保持構造の平面図である。
以下、本発明の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1〜図9を用いて、第1の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について説明する。
まず、図1〜図4を用いて、本実施形態の保持具10を説明する。図1〜図4は、本実施形態の保持具10の正面図または斜視図である。図1〜図4に示されるように、本実施形態の保持具10は、支持部S、第1バネ部C1、および第2バネ部C2を備えている。
支持部Sは、一方端E1から他方端E2へ直線状に延びている。支持部Sは、水平方向に沿って一方端E1から他方端E2へ向かって延びる平板状の第1水平部1を含んでいる。支持部Sは、第1水平部1の長手方向に延びる側端面から垂直方向に立ち上がる平板状の垂直部2を含んでいる。
支持部Sは、垂直部2の上端からそれぞれ水平方向に延びる平板状の第2水平部3dおよび平板状の第3水平部3aを含んでいる。第2水平部3dと第3水平部3aとは、同一平面内に形成されている。第2水平部3dは、一方端E1から内側へ延びる。第2水平部3dの内側端は、後述される第1バネ部C1の第1固定端FE1として機能する。第3水平部3aは、他方端E2から内側へ延びる。
支持部Sは、第3水平部3aから垂直方向に立ち上がる平板状の第2垂直部4を含んでいる。支持部Sは、第2垂直部4の上端から水平方向に延びる平板状の第4水平部5aを含んでいる。第4水平部5aは、他方端E2から内側に延びる。第4水平部5aの内側端は、後述される第2バネ部C2の第2固定端FE2として機能する。
第1バネ部C1は、一方端E1の側から他方端E2の側に向かって支持部Sの第1固定端FE1から片持ち梁状に延びる。第1バネ部C1は、図1において、第1固定端FE1から斜め上方かつ内側に向かって延びる平板状の第1根本部3cを含んでいる。第1バネ部C1は、第1根本部3cの内側端から水平方向に延びる平板状の第1先端部3bを含んでいる。
第2バネ部C2は、他方端E2の側から一方端E1の側に向かって支持部Sの第2固定端FE2から片持ち梁状に延びる。第2バネ部C2は、図1において、第2固定端FE2から斜め上方かつ内側に向かって延びる平板状の第2根本部5bを含んでいる。第2バネ部C2は、第2根本部5bの内側端から水平方向に延びる平板状の第2先端部5cを含んでいる。
図1に示されるように、第2バネ部C2の第2先端部5cは、隙間CLを置いて、第1バネ部C1の第1先端部3bを覆うように延びている。本実施の形態においては、第1先端部3bと第2先端部5cとは実質的に平行な状態で対向している。図示しない保持具10の平面視において、第1バネ部C1と第2バネ部C2の一部とが重なっている。
図2に示されるように、第2先端部5cは、外力EFを受けたときに、第1先端部3bに接触し、第1先端部3bから反発力を受ける。このとき、第1バネ部C1および第2バネ部C2からなる2つのバネ部の2つの反発力が外力EFに対抗する。そのため、1つのバネ部の約2倍の反発力を利用して、被保持部材、たとえば、後述される平板D(図8および図9等参照)としての導光板をより強固に保持することができる。
図5は、本実施形態の保持具10の展開図である。
本実施形態の図1〜図4に示される保持具10は、図5に示される1枚の所定形状の板材PLの折曲加工によって形成される。具体的には、板材PLは、折曲線f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7,f8のそれぞれに沿って折り曲げられる。
折曲線f1,f2,f4,f7が、それぞれ、図5において奥に突出するように、板材PLが折り曲げられる(谷折り)。折曲線f3,f5,f6,f8が、それぞれ、図5において手前に突出するように、板材PLが折り曲げられる(山折り)。
図5から分かるように、板材PLは、所定方向に沿って間隔を置いて延びる第1部分R1おび第2部分R2を有している。図5に示される第1部分R1および第2部分R2は、それぞれ、図1に示される第1先端部3bおよび第2先端部5cに対応する。
図5に示される第1部分R1および第2部分R2が対向するように、すなわち、第1先端部3bと第2先端部5cとが平行に延びるように、板材PLが折曲加工される。その結果、図1〜図4に示されるように、第2先端部5cが第1先端部3bを覆っている。
図5に示されるような1枚の板材PLを折り曲げることにより、保持具10を作成する製造方法によれば、所定形状に切断される前の矩形の板状の原材料からの保持具10の取り数を大きくすることができる。その理由は、所定形状の板材PLに関しては、前述の矩形の原材料のうちの不要部分、たとえば、切欠きNの部分が少ないためである。
図6〜図9から分かるように、平板保持構造100は、平板D、カバー部材50、および前述の保持具10を備えている。平板Dは、2つの主表面D1と2つの主表面D1の外周同士を接続する外周面D2とを含んでいる。本実施形態においては、平板Dの2つの主表面D1のそれぞれは、矩形をなしているが、円形、楕円形、または菱形等のいかなる形状を有していてもよい。
図6は、本実施形態のカバー部材50の平面図である。図7は、本実施形態のカバー部材50の縦断面であって、図6のVII−VII線断面図である。
図6および図7に示されるように、カバー部材50は、2つの主表面D1の一方を覆うプレート部51を含んでいる。プレート部51は、平板Dの主表面D1よりも一まわり大きい実質的に矩形の外形をなしている。プレート部51は、その四隅のそれぞれが円弧状に面取りされている。
カバー部材50は、その外周縁に沿って形成された枠部52を含んでいる。枠部52は、プレート部51の外周縁からプレート部51の主表面に対してほぼ垂直に立ち上がっている。枠部52は、平面視において、実質的に矩形の外形をなしている。枠部52は、平板Dの外周面D2を取り囲む内周面52aを有している。
図8は、本実施形態の平板保持構造100の部分斜視図である。図9は、本実施形態の平板保持構造の平面図である。
図8および図9に示されるように、保持具10は、平板Dの外周面D2とカバー部材50の枠部52の内周面52aとの間に挿入される。このとき、保持具10の第2先端部5cが、平板Dの外周面D2に押圧される。それにより、第2先端部5cが第1先端部3bに接触するように、第2バネ部C2が弾性変形する。そのため、第1バネ部C1も、第2バネ部C2から受けた押圧力によって弾性変形する。
このとき、支持部Sがカバー部材50の内周面52aに支持されている。そのため、保持具10の支持部Sが枠部52の内周面52aを押圧する。また、保持具10の第1バネ部C1および第2バネ部C2の双方が平板Dを押圧する。したがって、支持部Sおよび第2バネ部C2がそれぞれカバー部材50の枠部52の内周面52aおよび平板Dの外周面D2を押圧するだけでなく、第1バネ部C1もカバー部材50の枠部52の内周面52aを押圧する。それにより、平板Dが保持具10によってカバー部材50に対して強固に固定される。
図8および図9に示されるように、本実施形態の保持具10を含む平板保持構造100は、液晶表示装置1000において使用される。図8および図9から分かるように、液晶表示装置1000は、発光ダイオード等の発光体Lを備えている。液晶表示装置1000は、前述の平板保持構造100を備えている。
液晶表示装置1000において、平板Dは導光板である。発光体Lが発した光は、図9において破線矢印で示されるように導光板の外周面D2から入射した後、導光板の2つの主表面D1の一方から出射されるように、導光板によって導かれる。このように、保持具10を用いた平板保持構造100によれば、液晶表示装置1000の導光板としての平板Dをカバー部材50内においてより強固に保持することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について説明する。なお、下記において第1の実施形態と同様である点については説明を繰り返さない。
図10は、本実施形態の保持具10の斜視図である。図11は、本実施形態の平板保持構造100の部分斜視図である。
図10および図11から分かるように、本実施形態は、保持具10の支持部Sがカバー部材50の外側の他の部材Fとしてのフレームを押圧する固定バネ部SPを含んでいる点で、第1の実施形態と異なる。言い換えると、本実施形態の保持具10においては、支持部Sが他の部材Fとしてのフレームに固定される固定バネ部SPを含んでいることのみが実施形態1の保持具10と異なっている。他の部材Fは、シャーシ等のフレーム以外のいかなる部材であってもよい。
本実施形態の保持具10によれば、第1バネ部C1および第2バネ部C2に加えて、固定バネ部SPも、被保持部材としての平板D、つまり、液晶表示装置1000の導光板を保持する。したがって、本実施形態の平板保持構造100によれば、実施の形態1の平板保持構造100よりも強固に平板Dを保持することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について説明する。なお、下記において第1の実施形態と同様である点については説明を繰り返さない。
図12は、本実施形態の保持具10の部分斜視図である。図13は、本実施形態の平板保持構造100の一部の縦断面図である。図14は、本実施形態の平板保持構造100において、保持具10がカバー部材50の枠部52の内周面52aと平板Dの外周面D2との間に挿入されるときの部分斜視図である。
図12に示されるように、本実施形態は、保持具10の第2先端部5cが傾斜部Gを含んでいる点で、第1の実施形態と異なる。より具体的に説明すると、本実施形態の保持具10においては、第2バネ部C2は、外周面D2と内周面52aとの間への保持具10の挿入を案内する傾斜部Gを含んでいる。
図13および図14から分かるように、傾斜部Gは、保持具10が矢印Vで示される方向に沿って外周面D2と内周面52aとの間に挿入されているときに、平板Dの角部CNに対して摺動する。傾斜部Gが角部CNに対して摺動すると、図13および図14に示されるように、角部CNから傾斜部Gが水平力Hを受ける。
それにより、第2バネ部C2が第1バネ部C1に向かって撓む。そのため、作業者は、矢印Vに沿って保持具10を外周面D2と内周面52aとの間に挿入するだけでよい。つまり、作業者は、第2バネ部C2を第1バネ部C1に向かって手で撓ませる必要がない。そのため、作業者は、外周面D2と内周面52aとの間への保持具10の挿入をより容易に行うことができる。
本実施形態の液晶表示装置1000もまた、発光ダイオード等の発光体Lと前述の平板保持構造100とを備えている。本実施形態の平板Dも、図16に破線矢印で示されるように、発光体Lが発した光が、外周面D2から入射した後、2つの主表面D1の一方から出射されるように、光を導く導光板として機能する。そのため、本実施形態の平板保持構造100によれば、液晶表示装置1000の導光板をカバー部材50内においてより強固に保持することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について説明する。なお、下記において第2の実施形態と同様である点については説明を繰り返さない。
図15は、本実施形態の平板保持構造100の部分斜視図である。図16は、本実施形態の平板保持構造100の平面図である。
図15および図16から分かるように、本実施形態は、平板保持構造100が弾性体Eを備えている点で、第2の実施形態と異なる。具体的には、本実施形態の平板保持構造100は、第2の実施形態の平板保持構造100に加えて、第1バネ部C1と支持部Sとに挟まれた弾性体Eを備えている。
弾性体Eは、第1バネ部C1および支持部Sによって挟まれた状態で、圧縮されている。そのため、弾性体Eは、第1バネ部C1および支持部Sの双方に復元力を加える。第1バネ部C1に加えられた弾性体Eの復元力は、第2バネ部C2を介して、平板Dの外周面D2に加えられる。支持部Sに加えられた弾性体Eの復元力は、カバー部材50の枠部52の内周面52aに加えられる。そのため、保持具10の第1バネ部C1および第2バネ部C2の復元力に加えて、弾性体Eの復元力を利用して、平板Dをより強固に保持することができる。
本実施形態の液晶表示装置1000も、発光ダイオード等の発光体Lと、前述の平板保持構造100と、を備えている。平板Dは、発光体Lが発した光が、図16に示されるように外周面D2から入射した後、2つの主表面D1の一方から出射されるように、光を導く導光板として機能する。そのため、本実施形態の平板保持構造100によれば、液晶表示装置1000の平板Dとしての導光板をカバー部材50内においてより強固に保持することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000について説明する。なお、下記において第3の実施形態と同様である点については説明を繰り返さない。本実施形態は、次の点で、第3の実施形態と異なる。
図17は、本実施形態の平板保持構造100の部分斜視図である。図18は、本実施形態の平板保持構造100の平面図である。
図17および図18から分かるように、本実施形態は、平板保持構造100が弾性体Eを備えている点で、第3の実施形態と異なる。具体的には、本実施形態の平板保持構造100は、第3の実施形態の平板保持構造100に加えて、第2バネ部C2と平板Dの外周面D2とに挟まれた弾性体Eを備えている。
本実施形態の弾性体Eは、第2バネ部C2と平板Dの外周面D2によって挟まれている。そのため、弾性体Eは、第1バネ部C1および第2バネ部C2の双方の復元力を受けて、その復元力を平板Dの外周面D2に加えるとともに、自らの復元力を平板Dの外周面D2に加える。その結果、本実施形態の平板保持構造100によれば、保持具10の第1バネ部C1および第2バネ部C2の復元力に加えて、弾性体Eの復元力を利用して、平板Dをより強固に保持することができる。
本実施形態の液晶表示装置1000も、発光ダイオード等の発光体Lと、前述の平板保持構造100と、を備えている。平板Dは、発光体Lが発した光が、外周面D2から入射した後、2つの主表面D1の一方から出射されるように、光を導く導光板として機能する。そのため、本実施形態の平板保持構造100によれば、液晶表示装置1000の導光板をカバー部材50内においてより強固に保持することができる。
以下、本開示の保持具10、平板保持構造100、および液晶表示装置1000の特徴的構成およびそれにより得られる効果を述べる。
(1) 保持具10は、支持部S、第1バネ部C1、および第2バネ部C2を備えている。支持部Sは、一方端E1から他方端E2へ延びる。第1バネ部C1は、一方端E1の側から他方端E2の側に向かって支持部Sの第1固定端FE1から片持ち梁状に延びる。第2バネ部C2は、他方端E2の側から一方端E1の側に向かって支持部Sの第2固定端FE2から片持ち梁状に延びる。第2バネ部C2は、第1バネ部C1の第1先端部3bを覆う第2先端部5cを有する。第2先端部5cは、外力を受けたときに、第1先端部3bに接触し、第1先端部3bから反発力を受ける。これによれば、第1バネ部C1および第2バネ部C2の双方の反発力を利用して、被保持部材をより強固に保持することができる。
(2) 保持具10は、1枚の所定形状の板材PLの折曲加工によって形成されてもよい。板材PLは、所定方向に沿って間隔を置いて延びる2つの部分(第1部分R1,第2部分R2)を有しいてもよい。前述の2つの部分(第1部分R1,第2部分R2)が対向するように板材PLが折曲加工された結果、第2先端部5cが第1先端部3bを覆ってもよい。これによれば、所定形状に切断される前の原材料としての1枚の板材PLからの保持具10の取り数を大きくすることができる。
(3) 支持部Sは、他の部材Fに固定される固定バネ部SPを含んでいてもよい。固定バネ部SPによっても被保持部材を強固に保持することができる。
(4) 平板保持構造100は、平板D、カバー部材50、および前述の保持具10を備えている。平板Dは、2つの主表面D1と2つの主表面D1の外周同士を接続する外周面D2とを含んでいる。カバー部材50は、2つの主表面D1の一方を覆うプレート部51を含んでいる。カバー部材50は、プレート部51から立ち上がり、外周面D2を取り囲む内周面52aを有する枠部52を含んでいる。保持具10は、外周面D2と内周面52aとの間に挿入された状態で、支持部Sが枠部52を押圧し、第2バネ部C2が平板Dを押圧する。これによれば、平板Dが保持具10によってカバー部材50に対して強固に固定される。
(5) 第2バネ部C2は、外周面D2と内周面52aとの間への保持具10の挿入を案内する傾斜部Gを含んでいてもよい。傾斜部Gは、保持具10が外周面D2と内周面52aとの間に挿入されているときに、平板Dの角部CNに対して摺動し、それにより、第2バネ部C2を第1バネ部C1に向かって撓ませることが好ましい。これによれば、外周面D2と内周面52aとの間への保持具10の挿入をより容易に行うことができる。
(6) 平板保持構造100は、第1バネ部C1と支持部Sとに挟まれた弾性体Eをさらに備えていてもよい。弾性体Eは、第1バネ部C1および支持部Sの双方に復元力を加えることが好ましい。これによれば、保持具10の第1バネ部C1および第2バネ部C2の復元力に加えて、弾性体Eの復元力を利用して、平板Dをより強固に保持することができる。
(7) 平板保持構造100は、第2バネ部C2と枠部52とに挟まれた弾性体Eをさらに備えていてもよい。弾性体Eは、第2バネ部C2および枠部52の双方に復元力を加えることが好ましい。これによっても、保持具10の第1バネ部C1および第2バネ部C2の復元力に加えて、弾性体Eの復元力を利用して、平板Dをより強固に保持することができる。
(8) 液晶表示装置1000は、発光体Lと、前述の平板保持構造100と、を備えている。平板Dは、発光体Lが発した光が、外周面D2から入射した後、2つの主表面D1の一方から出射されるように、光を導く導光板として機能する。これによれば、液晶表示装置の導光板をカバー部材50内においてより強固に保持することができる。
3b 第1先端部
5c 第2先端部
10 保持具
50 カバー部材
51 プレート部
52a 内周面
52 枠部
100 平板保持構造
1000 液晶表示装置
C1 第1バネ部
C2 第2バネ部
CN 角部
E 弾性体
D 平板
D1 主表面
D2 外周面
E1 一方端
E2 他方端
F 他の部材
FE1 第1固定端
FE2 第2固定端
G 傾斜部
L 発光体
PL 板材
R1 第1部分
R2 第2部分
S 支持部
SP 固定バネ部

Claims (8)

  1. 一方端から他方端へ延びる支持部と、
    前記一方端の側から前記他方端の側に向かって前記支持部の第1固定端から片持ち梁状に延びる第1バネ部と、
    前記他方端の側から前記一方端の側に向かって前記支持部の第2固定端から片持ち梁状に延び、前記第1バネ部の第1先端部を覆う第2先端部を有する第2バネ部と、を備え、
    前記第2先端部は、外力を受けたときに、前記第1先端部に接触し、前記第1先端部から反発力を受ける、保持具。
  2. 前記保持具は、1枚の所定形状の板材の折曲加工によって形成されており、
    前記板材は、所定方向に沿って間隔を置いて延びる2つの部分を有し、
    前記2つの部分が対向するように前記板材が折曲加工された結果、前記第2先端部が前記第1先端部を覆う、請求項1に記載の保持具。
  3. 前記支持部は、他の部材に固定される固定バネ部を含む、請求項1または2に記載の保持具。
  4. 2つの主表面と前記2つの主表面の外周同士を接続する外周面とを含む平板と、
    前記2つの主表面の一方を覆うプレート部、および、前記プレート部から立ち上がり、前記外周面を取り囲む内周面を有する枠部を含むカバー部材と、
    請求項1〜3のいずれかに記載の保持具と、を備え、
    前記保持具は、前記外周面と前記内周面との間に挿入された状態で、前記支持部が前記枠部を押圧し、前記第2バネ部が前記平板を押圧する、平板保持構造。
  5. 前記第2バネ部は、前記外周面と前記内周面との間への前記保持具の挿入を案内する傾斜部を含み、
    前記傾斜部は、前記保持具が前記外周面と前記内周面との間に挿入されているときに、前記平板の角部に対して摺動し、それにより、前記第2バネ部を前記第1バネ部に向かって撓ませる、請求項4に記載の平板保持構造。
  6. 前記第1バネ部と前記支持部とに挟まれた弾性体をさらに備え、
    前記弾性体は、前記第1バネ部および前記支持部の双方に復元力を加える、請求項4または5に記載の平板保持構造。
  7. 前記第2バネ部と前記枠部とに挟まれた弾性体をさらに備え、
    前記弾性体は、前記第2バネ部および前記枠部の双方に復元力を加える、請求項4または5に記載の平板保持構造。
  8. 発光体と、
    請求項4〜7のいずれかに記載の平板保持構造と、を備え、
    前記平板は、前記発光体が発した光が、前記外周面から入射した後、前記2つの主表面の一方から出射されるように、前記光を導く導光板である、液晶表示装置。
JP2019181233A 2019-10-01 2019-10-01 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置 Pending JP2021056439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019181233A JP2021056439A (ja) 2019-10-01 2019-10-01 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019181233A JP2021056439A (ja) 2019-10-01 2019-10-01 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021056439A true JP2021056439A (ja) 2021-04-08

Family

ID=75270892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019181233A Pending JP2021056439A (ja) 2019-10-01 2019-10-01 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021056439A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507678A (ja) * 2000-08-25 2004-03-11 バルワー エス.アー.エス. スプリング、および、スプリングを有するディスペンサ
JP2006091710A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Toshiba Corp 液晶表示装置および情報端末
WO2011089805A1 (ja) * 2010-01-22 2011-07-28 シャープ株式会社 照明装置、表示装置およびテレビ受信装置
US20140104538A1 (en) * 2012-10-17 2014-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display
JP2018045197A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 シャープ株式会社 表示装置及びテレビジョン受信機
CN209215820U (zh) * 2019-02-12 2019-08-06 深圳天歆科技有限公司 一种高强度防变形的背光模组及其液晶显示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507678A (ja) * 2000-08-25 2004-03-11 バルワー エス.アー.エス. スプリング、および、スプリングを有するディスペンサ
JP2006091710A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Toshiba Corp 液晶表示装置および情報端末
WO2011089805A1 (ja) * 2010-01-22 2011-07-28 シャープ株式会社 照明装置、表示装置およびテレビ受信装置
US20140104538A1 (en) * 2012-10-17 2014-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display
JP2018045197A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 シャープ株式会社 表示装置及びテレビジョン受信機
CN209215820U (zh) * 2019-02-12 2019-08-06 深圳天歆科技有限公司 一种高强度防变形的背光模组及其液晶显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9461425B2 (en) Connector with easily positionable parts
US10317605B2 (en) Planar illumination apparatus
US7874867B2 (en) Electrical connection member with outer insulating film member and inner inclined spring member
EP1150149A2 (en) Optical fiber connector in which an optical fiber is protected even when connection is not made
JP2019161814A (ja) 固定用結束バンド
JP2005078917A (ja) バックライト装置
JP2021056439A (ja) 保持具、平板保持構造、および液晶表示装置
JP5513524B2 (ja) 液晶表示装置とその製造方法及び製造装置
TWI530245B (zh) 電子元件的固定裝置
JP2016142951A (ja) 光コネクタ
JPWO2017037857A1 (ja) 表示装置
JP2005078873A (ja) バックライト装置
CN110737045B (zh) 一种背光模组及电子设备
WO2015194648A1 (ja) シャーシ、バックライトシャーシ、表示装置、テレビジョン受像機、及び、電子機器の製造方法
US8979552B2 (en) Connector and method for connecting the connector
JP6003337B2 (ja) 面光源装置、液晶表示装置
JP6386504B2 (ja) ネームプレートの取り付け構造
JP2019149734A (ja) 表示装置及びテレビジョン受信機
JP6740653B2 (ja) 画像表示モジュール,画像表示モジュール組立用シールドケース,及び画像表示モジュールの組立方法
JP6232902B2 (ja) 撮像素子ユニット
JPH0595137U (ja) シールドクランプ
JP2017224786A (ja) ケーブルクランプ及び電子機器
JP2016203358A (ja) 押さえ治具
JP6477828B2 (ja) 撮像素子ユニット
JP2017120703A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231114