JP2021056097A - 磁気式近接スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 対象物の通過を検出し、その検出状態を無電力で維持可能な磁気式近接スイッチを提供する。【解決手段】 液位検出装置1は、両端部にそれぞれ磁石1a、1bが内蔵され、中央を軸部1cに軸支された棒状体の傾動検知部1dと、傾動検知部1dのフロートF側の端部1eの上下方向にそれぞれ配置した磁性部材1f、1gと、傾動検知部1dの磁気スイッチ部1i側の端部1hの先端側に配置した磁気スイッチ部1iとを備える。磁石1aがフロートFの磁石F1に引き寄せられて、傾動検知部1dが軸部1cを中心に傾動し、更に磁性部材1f又は1gに引き寄せられて、フロートF側の端部1eが移動する。同時に磁気スイッチ部1i側の端部1hも移動して、磁石1bが磁気スイッチ部1iに近接又は離間することにより、磁気スイッチ部1iの接点部1oはオン/オフ信号を出力し、液位W1を検出する。【選択図】図2

Description

本発明は、磁石を内蔵した対象物が近傍を通過する方向を検出する磁気式近接スイッチに関するものである。
特許文献1には、液貯留タンクと連結したパイプ内に、磁石を備えた対象物としての液面上に浮遊するフロートを配置し、パイプ近傍の所定の高さ位置にリードスイッチを設けた液位検出器が開示されている。
パイプ内の液面に浮遊するフロートがリードスイッチに近接すると、フロートに備えた磁石の磁力によりリードスイッチが作動して、これにより出力されるオン又はオフ信号が液位検出器に入力され、液位検出器に接続される警報器、表示灯等により液位を確認することができる。
特公表2017−201269号公報
しかし、リードスイッチはフロートが近接した時に、液体の液位を検出して警報器等に出力することは可能であるが、フロートがリードスイッチの近傍を通過してしまった場合には、リードスイッチの作動が解除され、液位を継続して出力できない。
更に、フロートに内蔵する磁石の磁力が強いと、フロートが検出すべき液位から離れているにも拘らず、リードスイッチが作動することがあり、フロートとリードスイッチ間の距離を調整する必要が生ずる。従って、フロートの形状等に応じて、リードスイッチの配置可能な個所は所定範囲内になるという制約もある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、対象物が通過する方向を検出し、通過した後もその検出状態を維持できる磁気式近接スイッチを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る磁気式近接スイッチは、内蔵磁石を内蔵する対象物の通過方向を検出する磁気式近接スイッチであって、傾動検知部と磁性部材と磁気スイッチ部とを備え、前記傾動検知部は、長手方向に沿って、前記対象物側の第1の端部及び反対側の第2の端部にそれぞれ第1及び第2の磁石を配置し、前記第1の端部と前記第2の端部の中間に軸部を配置して、該軸部を中心に傾動可能し、前記磁性部材は、2個の磁性体から成り、前記第1の端部の前記傾動検知部の前記長手方向と直交する方向にそれぞれ離間して配置し、前記第1の端部の前記第1の磁石との間に傾動維持用の副磁気吸引力を作用させ、磁気スイッチ部は、前記傾動検知部の前記第2の端部の前記第2の磁石による磁場の大きさに応じてオン/オフ信号を出力する接点部を有し、前記対象物に内蔵した前記内蔵磁石と前記傾動検知部の前記第1の磁石との間に作用する傾動用の主磁気吸引力に基づいて前記傾動検知部が前記軸部を中心に傾動し、前記磁気スイッチ部の前記接点部が前記第2の磁石による前記磁場の大きさに応じて出力する前記オン/オフ信号によって前記対象物の通過方向を検出することを特徴とする。
本発明に係る磁気式近接スイッチによれば、対象物の通過及びその方向を磁気スイッチ部によって検出した状態を、対象物が通過した後も維持することができる。対象物の通過方向を傾動検知部の動作を介して磁気スイッチ部で検出するため、対象物から磁気スイッチ部を離間して配置することが可能である。
磁気式近接スイッチを適用した液位検出装置の概略構成図である。 液位検出装置の要部構成図である。 液位検出装置とフロートの関係の説明図である。 液位検出装置とフロートの関係の説明図である。 副磁気吸引力の調整の説明図である。 接点信号を液位警報に用いた場合の説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る磁気式近接スイッチを、対象物である液面に浮遊するフロートに対して適用した液位検出装置の概略構成図である。例えば、液体Wが貯留されているタンクTは、上下の連結管T1、T2を介してフロート収容管Pと連結されている。フロート収容管Pの液位W1とタンク内の液位W1は、液体Wが連結管T1、T2を介して流通可能であるので、同じ液位W1を示している。
フロート収容管P内の液体Wの液面にはフロートFが浮上しており、フロートFは液位W1に追従して、フロート収容管P内を上下に移動するようにされている。フロートFには磁石F1が内蔵されている。
フロート収容管Pの近傍には、磁気式近接スイッチを適用した液位検出装置1が、上側液位検出装置1’、下側液位検出装置1”として、上下一対に配置されている。2個の液位検出装置1のそれぞれの出力は、出力線2を介して例えば警報装置等の報知部3に接続されている。
上方に配置した上側液位検出装置1’と、下方に配置した下側液位検出装置1”との2個の液位検出装置1に対して1個の報知部3が接続され、上側液位検出装置1’と下側液位検出装置1”とにより区分された3つの液位が検出できるように構成されている。
また、実施例のような2個の液位検出装置1に限定されることなく、更に多数の液位を検出するために3個以上の液位検出装置1をフロート収容管Pの近傍に配置し、報知部3に接続することも可能である。更に、それぞれの液位検出装置1に対して、別体の報知部3を接続することもできる。
図2は液位検出装置1の要部構成図である。液位検出装置1は、フロートFに内蔵された磁石F1の上下方向の通過を検出する機能を有し、磁石F1の通過方向を検出して、液位W1がこの液位検出装置1よりも上位にあるか、下位にあるかの検出を継続して行うことができる。
フロートFに内蔵された磁石F1は、フロートFの回転を考慮して円環状とされ、上面、下面が水平方向に配置され、その高さ位置は液位W1と一致するようにされている。また、磁石F1は例えばN極が外側を向くようにされている。この磁石F1の詳細の構造は省略するが、例えば2枚の環状磁石を重ねて磁石F1の中心にN極が位置するようにされている。或いは、多数個の磁石を環状に並設して構成することもできる。
液位検出装置1は、長手方向の両端部にそれぞれ磁石1a、1bが配置され、中央を軸部1cに軸支された棒状体の傾動検知部1dと、この傾動検知部1dの磁石1aのフロートF側の端部1eの上下方向、つまり傾動検知部1dの長手方向と直交する方向に、それぞれ離間して配置された磁性部材1f、1gと、傾動検知部1dの磁石1bを配置した端部1hの先端側に配置された磁気スイッチ部1iとを備えている。
傾動検知部1dは軸部1cを中心にシーソー状に傾動して、フロートF側の端部1e及び磁気スイッチ部1i側の端部1hが、相互に対称的に上下方向に移動可能とされている。また、磁石1a、1bのS極、N極及び軸部1cは、傾動検知部1dの長手方向に沿った直線上に位置している。
また、フロートF内の磁石F1の液位検出装置1側に向けられたN極に対向して、傾動検知部1dのフロートF側の端部1eに配置された磁石1aの先端側はS極とされ、磁石F1と磁石1aとの間の異磁極同士には主磁気吸引力が作用するようにされている。
磁性部材1f、1gは鉄等の磁性体から成るねじ体であり、端部1eの上下方向に水平に設置された板部1j、1kのねじ孔に外側から回転自在にそれぞれ螺合され、磁石1aに向けて任意の位置まで内方に突出できるようにされている。磁性部材1f、1gを板部1j、1kに対して回転させることで、磁性部材1f、1gの先端の磁石1aとの距離が調整可能である。
また、傾動検知部1dの磁気スイッチ部1i側の端部1hの上下方向には、端部1hの傾動範囲を規制する板体状の傾動規制部1l、1mがそれぞれ水平に設置されている。
磁気スイッチ部1iには例えばリードスイッチが用いられており、ガラス管1n内にリードスイッチの接点部1oが封入されている。この接点部1oは並行した2本の磁性体から成る先端同士が接離するスイッチ接点とされている。接点部1oは水平状態の傾動検知部1dに対して、後述する接点状態を維持するために、若干下方側に配置されている。或いは、逆に若干上方側に配置していてもよい。
接点部1oは、傾動検知部1dの端部1hの磁石1bによる磁場つまり磁力の強弱に応じて、接離によるオン/オフ動作を行う。図3に示すように、接点部1oに磁石1bが離間した磁場が弱い状態では、接点部1oの先端同士は当接されていて、接点部1oはオン状態とされている。
また、磁石1bのN極が接点部1oに近接して所定強度の磁場が加えられると、当接していた接点部1o同士が離間し、接点部1oがオフされた状態となる。接点部1oの一端側は出力線2であり、警報装置等である報知部3に対して、接点部1oによるオフ信号の接点信号が出力される。
このようにして、液位検出装置1はフロートFの位置を基に、液位W1に対する接点信号を出力できる。このとき、フロートFが上下軸を中心に回転しても、磁石F1は円環磁石であるので、常にN極が液位検出装置1に向けられるので、検出に支障はない。
報知部3は、磁気スイッチ部1iから出力される接点信号に基づいて起動するブザーや表示灯を備える警報装置等から成り、液位検出装置1と一体構造であってもよい。報知部3には中継装置を採用することも可能であり、無線又は有線の通信を介して、更に遠隔地に設置した監視装置等に液位検出装置1の接点信号を出力することもできる。また、報知部3は液位検出装置1からの接点信号を処理する処理部3aを備えており、磁気スイッチ部1iの接点部1oによるオン/オフ信号を検出し、これらのオン/オフ信号を液位W1に対応付けて処理することができる。
図3に示すように、液位W1が上側液位検出装置1’の下方に変位する過程で、それまで傾動検知部1dの磁気スイッチ部1i側の端部1hが上側に位置していた場合には、若干下側に配置されている接点部1oは磁石1bと離間しているため、磁石1bによる磁場に影響されずにオン状態となっている。更に、液位W1が下降しても、フロートF側の端部1eが磁性部材1gの間で作用する副磁気吸引力により引き寄せられて傾動された状態が維持されるので、傾動規制部1lにより端部1hが上側の所定位置にある状態が維持され、磁気スイッチ部1iの接点部1oのオン状態が維持される。
次いで、液位W1の上昇によりフロートFが上昇して、フロートF側の端部1eの磁石1aにフロートFの磁石F1が近接すると、磁石1aのS極と磁石F1のN極との間に強い主磁気吸引力作用することにより、磁石1aと磁性部材1gとの間の弱い副磁気吸引力に抗して端部1eは上昇し、傾動検知部1dは軸部1cを中心として反時計回りに傾動する。
図4に示すように、フロートFの上昇に伴い、傾動検知部1dの端部1eは主磁気吸引力により上方に移動し、移動後に磁石1aは上方の磁性部材1fに副磁気吸引力よって引き寄せられた状態となる。同時に、磁気スイッチ部1i側の端部1hは、下方に移動して傾動規制部1mに当接し、それ以上の傾動が規制される。
この過程において、近接した磁石1bによる強い磁場によって、磁気スイッチ部1iの接点部1oはオン状態からオフ状態となる。そして、更に液位W1が上昇しても、端部1eが磁性部材1fによって引き寄せられ、傾動された状態が維持されるので、端部1hの下側に位置する状態が維持され、接点部1oのオフ状態は維持される。
このように、フロートFの昇降に伴う傾動検知部1dの作動によって、磁気スイッチ部1iの接点部1oのオン/オフ信号が切換えられる。そして、磁石1aに対する磁性部材1f、1gの間に作用する副磁気吸引力によって、フロートFが上側液位検出装置1’の端部1eから上方又は下方に移動した場合であっても、傾動検知部1dの端部1e、1hの傾動した状態は維持される。
上述の液位検出装置1の動作の説明では、液位W1の変動に対する上側液位検出装置1’の動作について述べたが、下側液位検出装置1”の動作もほぼ同様である。図1に示すように、上側液位検出装置1’、下側液位検出装置1”によれば、フロートFによる液位W1は、上側液位検出装置1’の上方、上側液位検出装置1’と下側液位検出装置1”との中間、下側液位検出装置1”の下方の3個所に区分して検出される。
なお、磁石1aと磁性部材1f、1gとの間には、多少の機械的な振動や、地震等による振動が加わっても、磁石1aを配置した端部1eが反対側に動き出すことのない程度の大きさの副磁気吸引力を作用させることが好ましい。
図5は端部1eの磁石1aと磁性部材1f、1gと間の副磁気吸引力の調整の説明図である。先ず、フロート収容管Pの形状や液体Wの温度等の条件に応じて、液位検出装置1を設置可能なフロートFからの最小距離が決定される。次いで、傾動検知部1dが傾動するために必要な、液位検出装置1の磁石1aのS極とフロートFの磁石F1のN極との間の最小の主磁気吸引力に対応して、液位検出装置1を設置可能なフロートFからの最大距離が決定される。この最小距離から最大距離の範囲内で、液位検出装置1はフロートFの近傍に設置され、この設置された距離により、磁石1aと磁石F1との間に作用する主磁気吸引力の大きさが決定される。
磁石1aと磁石F1との間の主磁気吸引力が、磁石1aと磁性部材1f、1gとの間の副磁気吸引力に対して極度に大き過ぎる場合には、磁石1aは磁石F1に強く引き寄せられて、ロックされてしまう状態となる。
一方、液位検出装置1の磁石1aと磁石F1との間の主磁気吸引力が、磁石1aと磁性部材1f、1gとの間の副磁気吸引力に比較して小さ過ぎる場合には、磁石1aが一旦、磁性部材1f又は1gに引き寄せられると、液位W1の変動により、磁石F1が磁石1aの最も近傍に至っても磁石1aを吸引できなくなる。即ち、液位W1のその後の変動に対しても、磁石1aは磁性部材1f又は1gに強く引き寄せられたままで、傾動検知部1dが液位W1に追従しなくなる。
そこで、液位W1の変動により磁石F1が磁石1aの近傍に至った場合に、磁石1aと磁性部材1f、1gとの間の副磁気吸引力が、磁石1aと磁石F1との間の主磁気吸引力よりも小さく、適切な大きさとなるように調整を行う。
磁石1aと磁性部材1f、1gとの間の副磁気吸引力の調整は、磁性部材1f、1gを回転させて、磁石1aと磁性部材1f、1gの先端の距離を変化させることにより行う。より強い副磁気吸引力を作用させる場合には、磁石1aに磁性部材1f、1gを近付ける調整を行い、より弱い副磁気吸引力を作用させる場合には、磁石1aから磁性部材1f、1gを遠去ける調整を行う。例えば図5では、磁性部材1f、1gが磁石1aから十分に離れた位置に設定されている。
このように、主磁気吸引力に対する副磁気吸引力の調整が適正になされていれば、液位W1が若干変動しても、磁石1aが動いて磁性部材1f又は1gに引き寄せられることはなく、傾動検知部1dが容易には傾動し難くなり、安定した液位検出が可能となる。
本実施例の液位検出装置1によれば、液位W1の変位に追従してフロートFが液位検出装置1の近傍を通過した後も、無電力で磁気スイッチ部1iのオン/オフ信号の状態を維持することができる。また、液位W1の変位を傾動検知部1dの動作を介して磁気スイッチ部1iで検出するため、フロートFから離れた位置に磁気スイッチ部1iを配置でき、高温の液体Wであっても、磁気スイッチ部1iはその影響を受け難くなる。
図6は上側液位検出装置1’、下側液位検出装置1”からの接点信号を液位警報に用いた場合の説明図である。フロート収容管Pの上下方向にそれぞれ配置されている上側液位検出装置1’、下側液位検出装置1”からの接点信号のオン/オフ信号の状態により、液位W1の正常状態/警告状態が出力される。
例えば、図1に示すように、上側液位検出装置1’は液位W1が予め定められた最高液位Wmax を超えているか否かを検出するために、フロート収容管Pの最高液位Wmax に相当する高さ位置に配置されている。また、下側液位検出装置1”は液位W1が予め定められた最低液位Wmin 未満になっている否かを検出するために、最低液位Wmin に相当する高さ位置に配置されている。
上側液位検出装置1’では、接点部1oの接点信号がオフ信号の場合に、液位W1が最高液位Wmax を超えているので、警告が必要な状態であると判定し、接点部1oの接点信号がオン信号の場合には、液位W1が最高液位Wmax 以下なので正常状態であると判定する。
一方、下側液位検出装置1”では、接点部1oの接点信号がオフ信号の場合に、液位W1が最低液位Wmin 以上なので正常状態であると判定し、接点部1oの接点信号がオン信号の場合には、液位W1が最低液位Wmin 未満なので警告状態であると判定する。警告状態と判定した場合には、報知部3はブザーを鳴動させたり、警告ランプを点灯させたりして、液位W1が異常値であることを監視員等に警報する。
なお実施例においては、専ら磁気式近接スイッチを適用した液位検出装置について説明したが、本発明に係る磁気式近接スイッチは液位検出装置に限定されることなく、磁石を内蔵した対象物を備える各種の検出機器に適用可能である。例えば、気体や液体の流量を測定する面積流量計などには好適に用いることができる。また、対象物の通過方向は上下方向だけではなく、水平方向、斜め方向であっても用いることができる。
1 液位検出装置
1’ 上側液位検出装置
1” 下側液位検出装置
1a、1b 磁石
1c 軸部
1d 傾動検知部
1e、1h 端部
1f、1g 磁性部材
1i 磁気スイッチ部
1j、1k 板部
1l、1m 傾動規制部
1o 接点部
2 出力線
3 報知部
3a 信号処理部
F フロート
F1 磁石
P フロート収容管
T タンク
T1 下部連結管
T2 上部連結管
W 液体
W1 液位

Claims (8)

  1. 内蔵磁石を内蔵する対象物の通過方向を検出する磁気式近接スイッチであって、
    傾動検知部と磁性部材と磁気スイッチ部とを備え、
    前記傾動検知部は、長手方向に沿って、前記対象物側の第1の端部及び反対側の第2の端部にそれぞれ第1及び第2の磁石を配置し、前記第1の端部と前記第2の端部の中間に軸部を配置して、該軸部を中心に傾動可能とし、
    前記磁性部材は、2個の磁性体から成り、前記第1の端部の前記傾動検知部の前記長手方向と直交する方向にそれぞれ離間して配置し、前記第1の端部の前記第1の磁石との間に傾動維持用の副磁気吸引力を作用させ、
    磁気スイッチ部は、前記傾動検知部の前記第2の端部の前記第2の磁石による磁場の大きさに応じてオン/オフ信号を出力する接点部を有し、
    前記対象物に内蔵した前記内蔵磁石と前記傾動検知部の前記第1の磁石との間に作用する傾動用の主磁気吸引力に基づいて前記傾動検知部が前記軸部を中心に傾動し、前記磁気スイッチ部の前記接点部が前記第2の磁石による前記磁場の大きさに応じて出力する前記オン/オフ信号によって前記対象物の通過方向を検出することを特徴とする磁気式近接スイッチ。
  2. 前記傾動検知部の前記対象物側の端部及び前記磁気スイッチ部側の端部に内蔵する前記磁石のS極、N極及び前記軸部は、前記傾動検知部の長手方向に沿って直線上に位置することを特徴とする請求項1に記載の磁気式近接スイッチ。
  3. 前記磁気スイッチ部は、前記傾動検知部の前記磁気スイッチ部側の端部が上方にある場合にはオフ又はオン信号を出力し、前記傾動検知部の前記磁気スイッチ部側の端部が下方にある場合にはオン又はオフ信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気式近接スイッチ。
  4. 前記磁性部材は、前記傾動検知部の前記対象物側の端部との距離を調整可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の磁気式近接スイッチ。
  5. 前記磁性部材は、前記傾動検知部の前対象物側の端部の上下方向に離間して配置し、ねじ孔を有する板部に外側から螺合させた磁性体から成るねじ体であり、該ねじ体を回転させることで前記距離の調整を行うことを特徴とする請求項4に記載の磁気式近接スイッチ。
  6. 前記磁気スイッチ部は、2個のリード片の先端同士が接離する接点部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の磁気式近接スイッチ。
  7. 前記傾動検知部の前記磁気スイッチ部側の端部の上下に、前記磁気スイッチ部側の端部の上下方向の移動を制限する傾動規制部を配置したことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の磁気式近接スイッチ。
  8. 前記磁気スイッチ部は出力線を介して報知部に接続されることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の磁気式近接スイッチ。
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