JP2021055987A - 卓上型換気ブース - Google Patents

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【課題】設置に必要なスペースを大幅に削減可能な卓上型換気ブースを提供する。【解決手段】前面が開口され、その開口部12および背面が奥行きよりも長い長辺を有する長方形状に形成された本体部1の一側面にあたる範囲に、ファンを内蔵する排気ユニット2が一体に組み込まれる。本体部1の内部空間100には、本体部1の背面の短辺より短い辺を短辺とする長方形状の整流板4が、一方の短辺の側の端面が排気ユニット2の吸引口側の開口部より前方の位置に合わせられ、他方の短辺の側の端面が支持部材2の内面の奥部に合わせられた状態で支持される。【選択図】図1

Description

本発明は、作業スペースを備えた卓上型の換気ブースに関する。
模型工作の塗装作業等に適した卓上型換気ブースとして、前面が開口された箱型の本体部の内部に、整流用の板部材(この明細書では「整流板」と呼ぶ。)が前面の開口部の近傍位置から奥部の内底面の近傍位置に向かって主面を傾斜させた姿勢をもって配備され、本体部の天板に排気ユニットが一体に設けられた構成のものが知られている(特許文献1を参照。)。
この換気ブースでは、排気ユニットへの連通口を含む整流板の後方の空間が、ファンを回転させると負の圧力による静圧室となり、整流板の前方の空気が本体部の内天面および内底面と整流板との間の隙間から静圧室へと吸い込まれて排気ユニットから排出される気流の流れが生じる。したがって、本体部の整流板より前方の空間内で塗装などの作業を行うと、その作業に用いた有機溶剤や薬品から発生した臭気を含む空気を静圧室から排気ユニットへと導くことができ、さらに排気ユニットに取り付けられたダクトホースを介して臭気を含む空気を室外に排出することができる。
実用新案登録第3219665号公報
上記特許文献1の卓上型換気ブースは、シンプルな構成でありながら高い吸引力を有するが、本体部の内部の奥行き方向に対して整流板を傾斜させ、当該整流板の背後の空間にファンの吸引口が面する状態にするには、本体部の奥行きを相応の長さにする必要があり、ブースの置き場所を確保することが困難になる場合がある。
また、特許文献1の卓上型換気ブースでは排気ユニットが本体部の天部に固定されているので、ブースが配備される室内の窓や換気口の位置によっては、排気ユニットに連結されるダクトホースを長くしたり、ダクトホースを途中で曲げて方向を変えるなど、排気の経路の工夫が必要になる。
さらに、特許文献1の卓上型換気ブースは、本体部が金属製の板材で構成されているため(特許文献1の段落0013を参照。)、重くて移動させるのが難しい。また、本体部を変形させることができないため、作業後に他の用事のためにブースを片付ける必要がある場合にも、本体部を配置できる広さの収納場所を確保する必要がある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、設置に必要なスペースを大幅に削減可能な卓上型換気ブースを提供することを、第1の課題とする。
また本発明は、設置される環境に応じて、本体部の向きや排気ユニットの位置を変更することが可能な卓上型換気ブースを提供することを、第2の課題とする。
さらに本発明は、本体部を小さく変形できる構成とすることによって、片付けや持ち運びが容易になる卓上型換気ブースを提供することを、第3の課題とする。
本発明にかかる卓上型換気ブースは、前面が開口された中空の本体部と、吸引口および排気口に対応する箇所が開口された筐体の中にファンが組み込まれて成る排気ユニットと、前面の開口部に主面を臨ませた姿勢で本体部の内部空間に支持される整流板とを具備する。
本体部の前面の開口部および背面は、当該本体部の奥行きよりも長い長辺を有する長方形状に形成される。したがって、前面および背面の各長辺の間にある奥行き方向に沿う2つの面も、前面および背面の側にある辺が奥行きの側の辺よりも長い長方形状となる。なお、これらの面の形状は完全な長方形に限らず、たとえば角に丸みをもたせたり、角を切り欠くなど、長方形を変形させた形状にしてもよい。
排気ユニットは、本体部の背面および当該背面に長辺の側で連なりかつ奥行き方向に沿う面の各々の一方の短辺の側の端縁部に繋がる部材として、吸引口の側の開口部を本体部の内部空間に向けて本体部に一体に組み込まれる。
整流板は、本体部の背面の短辺より短い辺を短辺とする長方形状の板材であって、一方の短辺の側の端面が排気ユニットの吸引口側の開口部より前方の位置に合わせられ、他方の短辺の側の端面が本体部の奥部の所定位置に合わせられた状態で支持される。
上記構成の換気ブースは、本体部の前面および背面の長辺を左右方向とする横長の姿勢にして机や工作台などの天板の上に設置することができる。その場合、本体部の高さ方向(背面の短辺に沿う方向)に本体部の縦幅より短い整流板の短辺が合わせられるので、特許文献1に記載の換気ブースと同様に、本体部の内天面および内底面の各々との間に所定量の隙間が生じるように整流板を配置することができる。また排気ユニットの吸引口の側の開口部が整流板の後方の空間に面した状態になるので、ファンを回転させることによって整流板より後方の空間を静圧室として機能させることができる。よって、整流板より前方の空間を作業スペースとして、作業スペースで発生した臭気を含む空気を静圧室を介して排気ユニットに吸引し、さらに排気ユニットに取り付けられたダクトホースから臭気を含む空気を室外へと排出することができる。
本発明によれば、従来は本体部の一面内の一箇所に組み込まれていた排気ユニットが、本体部の奥行き方向に沿う一面に相当する範囲を構成するようになるので、本体部の奥行きを大幅に短縮することができる。よって、従来の換気ブースを設置することが難しかった場所にも、発明の換気ブースであれば設置することが可能になる。
本体部は、前面のほか、背面の長辺の側に連なる2つの面の一方も開口し、その開口された面を下に向けて配置することができる。ただし、本体部を前面のみが開口された箱形にすれば、前面および背面の各長辺にある奥行き方向に沿う2つの面のいずれを下に向けても良くなり、どちらの面を底面にするかによって排気ユニットを前面開口部の左側および右側のいずれに配置するかを選択することができる。さらに、本体部を横長の姿勢で設置するのが困難な場合には、排気ユニットを上に向けた縦長の姿勢で本体部を配置することもできる。
箱形になる本体部の一実施形態では、本体部は、背面を形成する背面パネルと、当該背面パネルの各長辺の側に連なる一対のパネルと、これらのパネルの各々の排気ユニットに対向する側の端縁部に繋がる支持部材とを備える。また、排気ユニットおよび支持部材は、それぞれ背面パネルに対しその前面に向かって回動可能に連結される。
さらにこの実施形態では、前記一対のパネルの各々が、各短辺の側の端縁部でそれぞれ排気ユニットおよび支持部材に脱着可能に連結されると共に、背面パネルに対し、その裏面に向かって回動可能または背面パネルから脱着可能に連結される。また、整流板は、一方の短辺の側の端縁部で排気ユニットに脱着可能に連結されると共に、他方の短辺の側の端縁部で支持部材または背面パネルに脱着可能に連結される。
上記の実施形態によれば、換気ブースを使用しないときは、整流板を本体部から取り外すと共に、背面パネルに連なる一対のパネルを排気ユニットおよび支持部材から取り外し、排気ユニットおよび支持部材を背面パネルの前面側に倒すことによって、本体部の嵩を小さくすることができる。さらに、一対のパネルを背面パネルの裏面側に回動して背面パネルに重ね合わせるか、または一対のパネルを背面パネルから取り外すことによって、換気ブースを、収縮された本体部と数点の部品とに分離することができる。さらに換気ブースを再び使用するときは、上記と逆の手順の作業で元の形に容易に復元することができる。
上記の実施形態において、背面パネルの長辺を本体部の奥行きの2倍以上の長さとすれば、一対のパネルとの連結が外された排気ユニットおよび支持部材の各々の姿勢を、背面パネルの前方に突出する姿勢から背面パネルの前面に重なる姿勢へと切り替えることができる。これにより排気ユニットおよび支持部材を背面パネルの面内に収まるように本体部を折り畳むことができ、本体部の嵩をより小さくすることができる。
排気ユニットや支持部材を背面パネルに対して回動可能に連結するために、本発明の一実施形態では、背面パネルの前面の各長辺の側の両端縁部にそれぞれ断面がL字型の連結部材を一方の片を前記背面パネルの前方に突出させた姿勢にして一体に設け、排気ユニットおよび支持部材のそれぞれを、背面パネルの短辺の方向を高さ方向としたときに天部および底部となる部分(以下、便宜上、「天部」および「底部」と言う。)の後端位置で連結部材の背面パネルの前方への突出片にヒンジ部材を介して連結する。
上記のヒンジ部材として、前記L字型の連結部材の背面パネルの前方への突出片に、背面パネルの短辺に沿う方向に沿って延びるヒンジピンを設けることができる。さらに、以下のように、排気ユニットや支持部材を専用のヒンジ部材と上記のヒンジピンとを介して連結部材に連結することによって、排気ユニットや支持部材を背面パネルに脱着可能に連結することが可能になる。
たとえば、排気ユニットの天部および底部にそれぞれ本体部の内部空間側に突出する縁片を含め、一方(たとえば底部側)の縁片の連結部材の突出片に接触する後端縁部にピン穴を形成する一方、他方(たとえば天部側)では縁片の突出片に接触する部分を欠落させ、その欠落部分を含む所定範囲にピン穴を有するヒンジ部材を当該ピン穴を欠落部分に合わせた姿勢で重ねる。そして各ピン穴に連結部材のヒンジピンを挿入すると共に、ヒンジ部材を排気ユニットの当該ヒンジ部材が重ねられた箇所にネジにより連結する。
また、天部および底部にそれぞれ本体部の内部空間側に突出する縁片が設けられた板状の部材を支持部材とし、一方の縁片の連結部材の突出片に接触する後端縁部にピン穴を形成する一方、他方の縁片の突出片に接触する部分を欠落させる。さらに、支持部材の板本体の内面の奥部に、ピン穴が形成された突片を一端に備えるヒンジ部材をその突片を後者の縁片の欠落部分に合わせた姿勢で重ね、各ピン穴に連結部材のヒンジピンを挿入すると共に、ヒンジ部材を支持部材の当該ヒンジ部材が重ねられた箇所にネジにより連結する。
上記の支持部材用のヒンジ部材については、さらに支持部材の板本体に重ねられる部分の前端縁に整流板を止着するための第2の突片を連続形成することによって、ヒンジ部材に整流板の支持部材の機能を付加することができる。
各実施形態を含む本発明の換気ブースでは、背面パネルおよびこれに連結される一対のパネルならびに整流板を樹脂または紙により製作することによって、換気ブースを軽量にして持ち運びを容易にすることができる。さらに、背面パネルの前面の少なくとも長辺側の端縁部に沿って、一片を背面パネルの前方に突出させた姿勢のL型フレームを一体に設け、このL型フレームの両端部を前述した連結部材として使用することによって、本体部の骨格を安定させることができ、排気ユニットおよび支持部材と背面パネルとの連結構造の強度を確保することができる。
さらに本発明では、排気ユニットが本体部の一面にあたる範囲に組み込まれる利点を活かし、排気ユニットに、USB規格に適合する直流電圧を生成する電源回路を組み込むと共に、当該排気ユニットの前面または排気口の側の面に上記の電源回路に接続されたUSB端子を含むスロットを設けることができる。こうすることによって、エアブラシや照明器具やスマートフォンなど、USBケーブルを介して電源供給を受ける機器を用いて作業を行う場合の電源を容易に確保することができる。
本発明による換気ブースは、特許文献1に記載された従来のタイプのブースより奥行きの長さが大幅に短縮されるので、設置に必要なスペースも大幅に削減され、狭い場所にも容易に設置することができる。また本体部を前面のみが開口された箱形にすることによって、排気ユニットが組み込まれた面および背面を除く3つの面のいずれを底面にすることもでき、その底面の選択によって、排気ユニットを左・右・上の三方のいずれに配置するかを選択することができる。よって、ブースが設置される部屋の窓や換気口に近い位置に排気ユニットを配置することができる。
さらに、本発明では、整流板を本体部から取り外し、本体部を小さく折り畳むことを可能にすることができるので、未使用の換気ブースを箱や袋に収納して片付けたり、持ち運ぶことが容易になり、利便性がより高められる。
さらに、本発明によれば、本体部を構成する各種部材をそれぞれ個別に取り外すことも可能であるので、破損や汚れが生じた部分を適宜交換しながら、ブースを永続的に利用することができる。
本発明の第1実施例にかかる卓上型換気ブースの外観を表す斜視図である。 上記卓上型換気ブースの正面図である。 上記卓上型換気ブースの本体部の内部の構成を表す斜視図である。 本体部のパネル部材を展開した状態を表す斜視図である。 パネル部材が展開された後の本体部の背面パネルの側に排気ユニットおよび支持部材を回動させて背面パネルに重ねた状態を表す斜視図である。 完全に折り畳まれた本体部を表す斜視図である。 パネル部材の各パネルの連結構造を支持部材の内面側の構成と共に表す断面図である。 支持部材の内面側および支持部材とパネル部材との連結部分の構成を表す斜視図である。 排気ユニットの内面側および排気ユニットとパネル部材との連結部分の構成を表す斜視図である。 整流板の構成を表す正面図である。 本発明の第2実施例にかかる卓上型換気ブースの本体部の内部の構成を表す斜視図である。 上記卓上型換気ブースの背面パネルの構成を表す平面図・正面図および側面図である。 上記卓上型換気ブースの排気ユニットおよびヒンジ部材の構成ならびに両者の関係を表す図である。 排気ユニットおよびヒンジ部材とこれらが連結される背面パネルの一部分を表す斜視図である。 排気ユニットを支持フレームに連結する方法を説明する図である。 排気ユニットを支持フレームに連結する方法を説明する図である。 排気ユニットを支持フレームに連結する方法を説明する図である。 上記卓上型換気ブースの支持部材およびヒンジ部材の構成ならびに両者の関係を表す図である。 支持部材と背面パネルとの連結状態を表す斜視図である。 ブース内部における気流の流れを表す図である。 分解および折り畳み後の換気ブースをバッグに収容する例を表す図である。 第1実施例の換気ブースを排気ユニットを左手側に向けて配置した例を表す斜視図である。 第1実施例の換気ブースを排気ユニットを上方に向けて配置した例を表す正面図である。 第1実施例の換気ブースの本体部の開口部にフード板を取り付けた例を表す斜視図である。
<第1実施例>
図1および図2は、本発明の第1実施例にあたる卓上型換気ブースBT1(以下、単に「換気ブースBT1」または「ブースBT1」という。)の全体の外観を表し、図3〜9は、当該換気ブースBT1の本体部1の構成を表すものである。これらの図面および後続の図面を、適宜、図番号で参照しながら、この換気ブースBT1の構成を説明する。
この実施例の換気ブースBT1は、前面が開口された箱形の本体部1、当該本体部1に一体に設けられる排気ユニット2、前面の開口部12に主面を臨ませて本体部1の内部空間100の中に支持される整流板4を主要な構成要素とする(図1〜3を参照。)。
排気ユニット2は、アルミニウム製の筐体2Aと、この筐体2Aの内部に収容される直流式の軸流ファン2F(以下、単に「ファン2F」という。)とから成るもので、吸引口側の面を本体部1の内部空間100に臨ませ、排気口側の面を外側に向けた姿勢で、本体部1の一側面にあたる箇所に組み込まれる。筐体2Aのファン2Fの吸引口および排気口に面する箇所も開口されており、排気口側の開口部には円筒状のダクト部28が連続形成され、そのダクト部28にダクトホース5が連結されている。
本体部1は、奥行きおよび高さがほぼ同じ長さ(この実施例では14〜15cm)で、それらの2倍を超える長さの幅(この実施例では40cm)を持つ直方体状の形態のものであり、本体部1の天面・背面・底面を形成するプラスチックダンボール製のパネル部材10と、当該パネル部材10の各面の境界位置に設けられる一対のL型フレーム11,11と、前出の排気ユニット2と、排気ユニット2に対向する側の側面を形成する支持部材3とにより構成される(図4,5を参照。)。
パネル部材10には、本体部1の高さに対応する距離を隔てて平行に位置する2本の溝13,13が形成され(図7を参照。)、各溝13,13の位置でパネル部材10を内向きおよび外向きの各方向に折り曲げることが可能となっている。この実施例では、パネル部材10を各溝13,13の位置で内向き方向に折り曲げて各溝13,13の外側の領域10a,10bを溝13,13の間の領域10cに対して起立させることによって、領域10cを本体部1の背面パネルとし、領域10aを本体部1の天面パネルとし、領域10bを本体部1の底面パネルとしている(図3を参照。)。これに基づき、以下ではパネル部材10の各領域10a,10b,10cの各々を、「天面パネル10a」「底面パネル10b」「背面パネル10c」と呼ぶ。
天面パネル10aの前端縁部には帯状の照明ユニット6が取り付けられている。この照明ユニット6はLEDテープライトを主体とするもので、一端部に電源ケーブル9Aが取り付けられている。
L型フレーム11,11はパネル部材10の各溝13,13と同等の長さを有し、背面パネル10cの前面(本体部1の前面の開口部12に対向する面)の長辺側の両端縁(各溝13に沿う端縁)に一方の片を合わせ、他方の片を背面パネル10cの前方に突出させた姿勢にして、両面テープまたはネジによって背面パネル10cに固定される。
支持部材3は、各パネル10a,10b,10cの短辺に適合する大きさの矩形状に形成されたアルミニウム製の板部材である。この支持部材3の板面の背面側以外の各辺に沿う端縁には、支持部材3の板本体の面に直交し本体部1の内部に向かう方向に突出する縁片30a,30b,30cが連続形成され(図4,図8を参照。)、天部および底部の各縁片30a,30bによって天面パネル10aおよび底面パネル10bの左手側の短辺に沿う端縁部が支持される。
上記の支持部材3は、背面側の端縁が背面パネル10cの左手側の短辺の端縁に沿い、縁片30a,30bの背面側の端縁部がL型フレーム11,11に載るように位置合わせされる。そして、各縁片30a,30bがL型フレーム11,11の前方への突出片にヒンジピン7,7を介して連結される(図7,8を参照。)ことによって、支持部材3は、L型フレーム11,11の間に回動可能に支持される。
支持部材3の板本体の内面の奥部には、支持部材3の一辺より短いL型の取付金具31が一方の片(図示せず。)を板本体に接触させ、他方の片を前方に向けた姿勢で固定されている。この前面側に向けられた片(以下「突片32」という。)の長さ中央部には、整流板4を止めるためのネジ穴h11が形成されている(図3,4,8を参照。)。
排気ユニット2の筐体2Aの吸引口側および排気口側の各面も各パネル10a,10b,10cの短辺に適合する大きさの矩形状に形成される。筐体2Aの天板20aおよび底板20bの吸引口側の端縁部は本体部1の内部空間側に向かって突出し(図4,9を参照。)、これらの突出部分21a,21b(以下「縁片21a,21b」という。)によって天面パネル10aおよび底面パネル10bの右手側の短辺に沿う端縁部が支持される。
排気ユニット2は、筐体2Aの背面側の端縁が背面パネル10cの右手側の短辺の端縁に沿い、天部および底部の各縁片21a,21bがL型フレーム11,11に載るように位置合わせされる。そして、天面20aおよび底面20bの各縁片21a,21bがL型フレーム11,11の前方への突出部分にヒンジピン7,7を介して連結される(図4,9を参照。)ことによって、排気ユニット2は、L型フレーム11,11の間に回動可能に支持される。
図9に示すように、排気ユニット2の内面には矩形状の開口部23が形成され、この開口部23に吸引口が面した状態になるようにファン2Fが位置合わせされている。ファン2Fと開口部23との間の隙間の適所からは、照明ユニット6への接続用の電源ケーブル9Bが引き出されている。さらに開口部23の前端縁には、短冊状の突片22が連続形成されている。突片22の面は本体部1の前面の開口部12に対向しており、その長さ中央部にネジ穴h12が形成されている。
背面パネル10cの各短辺の側の端縁部には、緩衝材となるスポンジ片sが装着されている(図8,9を参照。)。スポンジ片sは背面パネル10cの短辺の全長にわたる範囲に配備されると共に、ヒンジピン7,7とL型フレーム11との間に挿入され、接着剤によって背面パネル10に固定される。また、左手の支持部材3の側では、突片32と背面パネル10cとの間の空隙もスポンジ片sによって塞がれた状態になる。
パネル部材10の天面パネル10aおよび底面パネル10bの短辺側の各端縁部には、それぞれメス型の面ファスナーf1が貼着され、それらの端縁部に接触する排気ユニット2および支持部材3の縁片21a,21b,30a,30bには、それぞれオス型の面ファスナーf2が貼着されている(図4,7,8,9等を参照。)。これらの面ファスナーf1,f2を介して、天面パネル10aおよび底面パネル10bは、それぞれ排気ユニット2および支持部材3に脱着可能に連結される。
さらにこの実施例では、排気ユニット2の筐体2Aの厚み部分を形成する4つの面のうちの前面側の面24に、ファン2Fのオン・オフ動作および回転速度を切り替えるためのつまみスイッチ25や照明ユニットへの電源のオン・オフを切り替えるための切替えスイッチ26が設けられる(図1〜4,図9等を参照。)。さらに、この面24には、USB端子が配置されたスロット27が2つ設けられる。
図示を省略したが、排気ユニット2の筐体2Aの背面側の面の適所には、電源コードの差し込み口が形成されている。この電源コードはACアダプタを介して商用交流電源に接続される。
同様に図示を省略したが、筐体2Aの内部のファン2Fに干渉しない場所には、ファン2Fの駆動回路や上記の電源コードから供給される直流電圧を照明ユニットの駆動やUSB規格の使用に適した電圧に変換するための電源回路(DC−DCコンバータ等を含む。)が搭載された基板が配備される。駆動回路には前出のつまみスイッチ25が電気接続される。電源回路には前出のスロット27の内部のUSB端子や接続ケーブル9Bや切替えスイッチ26が電気接続される。
図10は、整流板4の構成を表したものである。この実施例の整流板4は、パネル部材10と同様のプラスチックダンボールにより形成された長方形状の板材である。整流板4の長辺の長さは各パネル10の長辺の長さとほぼ同じであるが、短辺の長さは各パネル10の短辺より短く設定されている。またこの整流板4の短辺の側の各端縁部の中央位置には、それぞれネジ穴h1,h2が形成されている。
上記のネジ穴h1,h2をそれぞれ支持部材3および排気ユニット2に設けられた突片32,22のネジ穴h11,h12に合わせ、ペアになった穴の組につまみネジ8,8を通してこれらのネジ8,8を締めることによって、整流板4は、支持部材3の奥部から排気ユニット2の側に向かうにつれて前面側に変位する傾斜姿勢をもって本体部1の内部空間100の中に支持される(図1を参照。)。この支持によって、整流板4の短辺側の各端面は支持部材3の内面の奥部位置および排気ユニット2の内面の開口部23の前方位置に接触し、長辺側の各端面は本体部1の天面パネル10aおよび底面パネル10bに対してそれぞれ所定量の隙間を隔てた状態となる(図2を参照。)。また排気ユニット2の内面の開口部23は、整流板4の後方の空間に面した状態となる(後述する図18(A)を参照。)。
<第2実施例>
第2実施例の換気ブースの前方側から見た外観は第1実施例(図1)と殆ど変わらないので、図11に、天面パネル10aや整流板4を外した本体部1の内部を上方から観察した斜視図により本体部1の内部構成を表す。合わせて図12〜図17に、第2実施例の換気ブースを構成する主要要素の構成を表す。いずれの図でも、第1実施例に共通する構成については、図1〜10に付したのと同じ符号を付している。また換気ブース全体は符号BT2により示す。
第2実施例のブースBT2では、排気ユニット2および支持部材3を背面パネル10cから取り外すことができるようにしている。また、本体部1の3枚のパネル10a,10b,10cも1枚ずつに分離し、天面パネル10aおよび底面パネル10bを本体部1から完全に取り外せるようにしている。
天面パネル10aおよび底面パネル10bの形状は図4および図5に示したのと同様でるので詳細な図示を省略するが、上記のとおり、背面パネル10cから離れた独立のパネルとなり、前方側を除く三辺の各端縁部に面ファスナーf1が装着される。
背面パネル10cの前面には、図12に示すように、各長辺に沿うフレーム101L,101Lと各短辺に沿うフレーム101S,101Sとが一連に連なった構成の支持フレーム101が固定されている。この支持フレーム101のうちの背面パネル10cの長辺に沿うフレーム101L(以下「長辺フレーム101L」という。)は、第1実施例のL型フレーム11とほぼ同形状である。長辺フレーム101Lは、背面パネル10cの両端位置まで延ばされると共に、背面パネル10cの前方に突出する片の表面に、天面パネル10aまたは底面パネル10bを連結するための面ファスナーf2が装着されている。
支持フレーム101の短辺側のフレーム101S(以下「短辺フレーム101S」という。)もL字状の断面を有するが、背面パネル10cから突出する片の幅は長辺側の突出片より短い(1/3〜1/2程度)。またこの突出片が設けられる範囲は支持フレーム101の内縁側の角部の間にとどめられる。
支持フレーム101の4つの角部(各長辺フレーム101Lの両端部)の前方への突出部分は他の部分より幅が広く設定されると共に、内面側に圧入加工によるヒンジピン102が形成されている。各ヒンジピン102の長さ方向は背面パネル10cの短辺に合わせられると共に、同じ短辺の側にある2本のヒンジピン102,102がそれぞれの中心軸が合うように位置合わせされている。
図13は、排気ユニット2とこのユニット2に専用のヒンジ部品200の構成を表す平面図であって、図13(A)に両者を個別に表し、図13(B)に両者が位置合わせされた状態を表している。また図14および図15には、斜視図により、排気ユニット2をヒンジ部材200を介して背面パネル10cに連結するための原理を表している。
この実施例の排気ユニット2では、ファン2Fを保護する筐体2Aの天板20aの奥行き方向の長さが筐体2Aの本体より短くなり、天板20aが届かない後端部211と天板20aとの間に段差が生じている。後端部211は開口された状態となるが、その開口部分に一対のねじ穴h21,h22を有する支持板210が設けられる(図13(A),図14を参照。)。
天板20aおよび底板20bの内面側の端縁部は、第1実施例と同様に、本体部1の内部空間側に突出し、底板20bの突出による縁片21bの後端部に、支持フレーム101のヒンジピン102(図12,図14を参照。)を挿入するためのピン穴202が形成されている。
筐体2Bの天板20aの縁片21aでは、支持フレーム101に接触する部分が欠落しているが、この欠落部分を含む天部の後端部211の全体に板状のヒンジ金具200が装着される。このヒンジ金具200には、支持板210のネジ穴h21,h22に対応する一対のネジ穴H21,H22と、支持フレーム101のヒンジピン102を挿入するためのピン穴201が形成されている。各ネジ穴H21,H22をそれぞれネジ穴h21,h22に合わせた状態にしてヒンジ金具200を支持板210の上に載せることによって、後端部211の開口部が完全に塞がれると共に天板20aと後端部211との段差がなくなり、ヒンジ金具200のピン穴201が縁片21bのピン穴202に対向する状態となる(図13(B)を参照。)。
上記の排気ユニット2を背面パネル10cに取り付けるには、まず図15−Aに示すように、支持フレーム101の底部側の角部に排気ユニット2の底板20bの縁片21bを合わせ、縁片21bのピン穴202にヒンジピン102を挿入する。つぎに図15−Bに示すように、支持フレーム101の天部側の角部にヒンジ金具200を合わせてそのピン穴201にヒンジピン102を挿入する。最後に、図15−Cに示すように、排気ユニット2の内面の背面側の端縁部を支持フレーム101の短辺フレーム101Sの突出片の外側の面に合わせて、筐体2Aの後端部211の支持板210とヒンジ金具200とを先に述べたように位置合わせし、ネジ203,203により両者を止着することにより、排気ユニット2と支持フレーム101とは図11に示した連結状態となる。また、この連結状態を維持したまま、排気ユニット2を背面パネル10cに近づく方向に回動させて、図5に示したのと同じように背面パネル10cに重ねることができる。
さらに上述した取り付け作業の手順とは逆に、支持板210とヒンジ金具200とを連結しているネジ203,203を外し、自由になったヒンジ金具200を抜き取ることによって、支持フレーム101と排気ユニット2との連結を解除することができる。
また、上記の例とは逆に、天板20aの縁片21aをヒンジピン102に直接に連結し、底板20bの方の縁片21bの後端縁部を欠落させてその欠落部分にヒンジ金具200を重ね、このヒンジ金具200を介して底板20bをヒンジピン102に連結してもよい。
上記の連結構造の変更に加え、第2実施例の排気ユニット2では、整流板4を支持するために開口部23の前端縁に設けられる突片22の面が整流板4の向きにより適合するように前面の開口部12に対して斜めになっている(図11,図14を参照。)。その他の排気ユニット2の内部構造や、吸引口側および排気口側ならびに筐体2Aの前面24の基本構成は第1実施例とほぼ同じであるので、説明を省略する。
第2実施例では、支持部材3も、排気ユニット2と同様に、専用のヒンジ金具300を介して支持フレーム101に連結される。
図16(A)は、支持部材3およびそのヒンジ金具300の平面図(上段)とこれらの内面を正面から見た図(下段)とを対応づけて表したものである。図16(B)は、支持部材3とヒンジ部材300とが位置合わせされた状態を表した平面図および正面図であり、図17は連結された支持部材3と背面パネル10cとの外観を表す斜視図である。
第2実施例の支持部材3も、背面側を除く各端縁に内向きの縁片30a,30b,30cが形成された板状部材である。底部側の縁片30bの背面側の端縁部には、支持フレーム101のヒンジピン102を挿入するためのピン穴302が形成され、天部側の縁片30aは、排気ユニット2の天面20aと同様に奥行きが短く設定される。また支持部材3の板本体の奥部(背面側の端縁部)には、所定の間隔を隔てて一対のネジ穴h31,h32が形成される。
支持部材3のヒンジ金具300は、一方向に長く、その長さ方向の一端部の幅方向の一部が切り欠かれた形状の板状部310と、この板状部310の幅が狭い部分の端縁から板状部310の面に直交する方向に沿って突出する第1の突片311と、板状部310の切り欠き部分の下方の端縁から突片311と同じ方向に突出する第2の突片312とが含まれる。
板状部310には、支持部材3のネジ穴h31,h32に対応する一対のネジ穴H31,H32が形成されている。第1の突片311は支持部材3の縁片30aの後端部の欠落部分に対応する大きさのもので、この突片311にヒンジピン102を挿入するためのピン穴301が形成されている。第2の突片312は、第1実施例の突片32に相当するもので、整流板4を止めるためのネジ穴h11(図示例ではツマミねじ8が装着されている。)が設けられている(突片312については図11も合わせて参照されたい。)。
上記のヒンジ金具300を、第1の突片311を天部側に向け、第2の突片312を本体部の前面側に向けた姿勢にし、ネジ穴H31,H32がネジ穴h31,h32に合うようにして板状部310を支持部材3の板本体の内面に接触させることによって、縁片30aの欠落部分に突片311が配備され、その突片311のピン穴301が底部側の縁片30bのピン穴302に対向した状態にすることができる。
排気ユニット2の連結方法(図15)と同じ要領で、支持フレーム101の底部側の角部のヒンジピン102を支持部材3の縁片30bのピン穴302に挿入し、上述した姿勢にしたヒンジ金具300の突片311のピン穴301に支持フレーム101の天部側の角部のヒンジピン102を挿入した後に、支持部材3の背面側の端縁部を支持フレーム101の短辺フレーム101Sの突出片の外側の面に合わせ、支持部材3とヒンジ金具300とを上述したように位置合わせして両者をネジ303,303により止着することによって、支持部材3を支持フレーム101に連結することができる(図11および図17を参照。)。また、この連結状態を維持したまま、支持部材3を背面パネル10cに近づく方向に回動させて、図5に示したのと同じように、背面パネル10cに重ねることもできる。
さらに、支持部材3も、ヒンジ金具300を連結しているネジ303,303を外し。自由になったヒンジ金具300を抜き取ることによって、支持部材3と背面パネル10cとの連結を解除することができる。また上記とは逆に、底部側の縁片30bの後端縁部を欠落させてその後端縁部にヒンジ金具300の突片311を対応させ、この突片311のピン穴301を底部側のヒンジピン102に連結し、天部側の縁片30aを直接にヒンジピン102に連結してもよい。
<各実施例に共通する事項>
第1・第2の実施例のいずれでも、本体部1の天面・背面・底面を形成するパネル部材10としてプラスチックダンボールが使用され、排気ユニット2の筐体2Aや支持部材3がアルミニウムにより製作され、L型フレーム11または支持フレーム101も同様にアルミニウム製にすることができるので、本体部1の全体を軽量にすることができる。また、背面パネル10cの前面に一体に設けられたL型フレーム11または支持フレーム101と、これらを介して背面パネル10cに連結される排気ユニット2および支持部材3とによって本体部1の骨格が形成されることで、本体部1の形態が安定する。排気ユニット2および支持部材3と背面パネル10cとの連結にも十分な強度を確保することができる。
以下では、再び、第1実施例のブースBT1を例示した図面を参照して、このブースBT1による作用・効果を説明する。特に断らない限り、これらの説明は第2実施例のブースBT2にもあてはまる。
図18は、換気ブースBT1において、排気ユニット2を動かしたときに生じる空気の流れを模式的に表したものである。排気ユニット2のファン2Fが回転すると、整流板4の背後の空間100Bの空気が吸引口からファン2Fに吸い込まれてダクト部28から排気され、当該空間100Bが負の圧力による静圧室となる。すると、整流板4の前後の圧力差に伴って本体部1の前面の開口部12から空気が吸い込まれ、その空気が整流板4の前面に当たった後に支持部材3に向かう方向に沿って流れながら整流板4の上下の隙間に導かれ、さらにそれらの隙間から静圧室100Bに流入するようになる。新たに静圧室100Bに入った空気も排気ユニット2を介して外部に排出され、静圧室100Bの負圧が維持されるので、上記の空気の流れも持続する。
したがって、本体部1の整流板4より前方の空間100Aを作業スペースとして塗料の塗布などの作業を行っている間中、排気ユニット2のファン2Fを動かしておけば、臭気や塵・埃を含む空気を整流板4の後方の静圧室100Bに吸引して排気ユニット2へと導き、ダクト部28およびこれに取り付けられるダクトホース5を介して室外に排出することができる。
整流板4は一対のつまみネジ8,8のみで上記した姿勢を保って支持部材3および排気ユニット2に連結され、これらのネジ8,8を外すことによって整流板4を簡単に取り外すことができる。また天面パネル10aおよび底面パネル10bが支持部材3および排気ユニット2に脱着可能に連結されると共に、背面パネル10cの裏面側に回動可能となっており、支持部材3および排気ユニット2もヒンジピン7を軸として背面パネル10の前面に向かう方向に回動させることができるので、本体部1を小さく折り畳むことができる。
再び、図3〜6を参照して、ブースBT1の折り畳みのために行われる作業の手順を具体的に説明する。まず、ダクト部28からダクトホース5を取り外し、背面パネル10cが下向きになるように本体部1を90度回転させる。そして、整流板4を取り外し、照明ユニット6のケーブル9Aと排気ユニット2のケーブル9Bとの連結も解除する。
つぎに、天面パネル10aおよび底面パネル10bを支持部材3および排気ユニット2から取り外すことによって、パネル部材10を展開し、図4に示すような平坦な状態にする。
つぎに、支持部材3および排気ユニット2を背面パネル10の前面に向かう方向に回動させ、図5に示すように、これらを背面パネル10の上に重ね合わせる。さらに、天面パネル10aおよび底部パネル10bを背面パネル10cの裏面側に回動させることによって、図6に示すように、3枚のパネル10a,10b,10cが重ね合わせられた状態にする。整流板4は各パネル10a,10b,10cの下に重ねることができる。整流板4と本体部1とを連結していたつまみネジ8は、整流板4のネジ穴h1,h2または本体部1の各突片21,31のネジ穴h11,h12に取り付けておくことができる。
なお、上記では、整流板4の取り外しやケーブル9A,9Bの連結の解除を最初に行うものとして説明したが、これらの作業は、天面パネル10aおよび底部パネル10bを支持部材3および排気ユニット2から取り外した後に行っても良いし、一方のパネルを取り外してから他方のパネルを取り外す前に行ってもよい。
第2実施例のブースBT2でも、天面パネル10aおよび底面パネル10bならびに整流板4を本体部1から取り外した後に、支持部材3および排気ユニット2を上記と同様に背面パネル10の前面に向かう方向に回動させることによって、これらを背面パネル10の上に重ね合わせることができる。取り外された整流板4やパネル10a,10bを背面パネル10cの下に重ね合わせることによって、ブースBT2も図6と同様の状態に変化させることができる。
上記の作業によれば、換気ブースBT1,BT2を構成する各部材を本体部1の1つの面に相当する面積の範囲内に収めることができる。よって、使用後の換気ブースBT1,BT2を片付ける必要がある場合には、上記の方法によって本体部1と整流板4とを分離して本体部1を小さく折り畳み、それらをまとめて袋や箱などに収納することができる。再びブースBT1,BT2を使用するときにも、上記とは逆の手順で換気ブースBT1,BT2を元の形に容易に戻すことができる。
図19は、上記の方法により折り畳まれた本体部1を整流板4と共にバッグBGに収納している様子を表したものである。この実施例によれば、元々が小型であった本体部1の嵩が大幅に削減されるので、バッグBGに折りたたみ後の本体部より若干大きい程度のマチがあれば、本体部1を水平姿勢が保たれる状態で容易に収納することができる。また前述したとおり、本体部1を軽量にすることができるので、換気ブースBT1が入ったバッグBGを容易に持ち運ぶことができる。
上記のブースBT1,BT2の折り畳み方法やブースBT1,BT2を元の形に戻す方法は、初めてブースBT1,BT2を使用する人でも、簡単な図解入りの説明書を見れば容易に理解できる。よって、折り畳まれた本体部1と整流板4およびその他の付属品のセットと説明書とをエンドユーザに供給すれば、ユーザ自身がブースBT1,BT2を組み立てることができる。
付属品には、整流板4を取り付けるためのつまみネジ8,8のほか、照明ユニット6やこれを本体部1に取り付けるための両面テープが含まれる。このように照明ユニット6をユーザの手で取り付ける仕様にすることで、図20に示すように、排気ユニット2を本体部1の左手側に配置するためにパネル10a,10bの上下関係を上記実施例と逆にした場合に、天面パネルとなったパネル10bの内面に照明ユニット6を取り付けることができる。排気ユニット2から引き出されるケーブル9Bもパネル10a,10bのいずれの前端縁部にも届く長さに設定されている。
したがって、ユーザは、換気ブースBT1,BT2が置かれる場所と排気用の窓や換気口の位置関係に基づき、排気ユニット2を右手側・左手側のいずれに配置するかを決定し、その決定に従った配置で上面となる側のパネルに照明ユニット6を取り付けることができる。
排気ユニット2および支持部材3と各パネル10a,10b(第2実施例ではパネル10cも加わる。)とを連結するための面ファスナーf1,f2も付属品とし、さらに両面テープを照明ユニット6の取り付けに必要な分より十分に長くしておくと、排気ユニット2および支持部材3と各パネルとの連結を、面ファスナーおよび両面テープのいずれで行うかをユーザが選択することができる。そうすると、換気ブースBT1,BT2を一定の場所に設置できる(本体部1を折り畳む必要がない)ユーザは両面テープを選択してブースBT1,BT2を組み立てることによって、排気ユニット2および支持部材3と各パネル10a,10bの連結を安定させることができる。
最初に述べた本体部1のサイズ(奥行きおよび高さが14〜15cm,幅が40cm)は、一般的な事務机の天板に載せても、その天板上に十分な空きスペースを確保できるサイズである。したがって、たとえば模型工作を行う場合には、換気のためにブースBT1,BT2を動かしながら、接着剤や塗料を塗布する作業をブースBT1,BT2の作業空間で行い、その他の作業を天板上の空きスペースで行うことができる。
それでも本体部1を横長姿勢で設置するのが困難という事情があるユーザは、図21に示すように、支持部材3を底部とし、排気ユニット2を天部とする縦長の姿勢で本体部1を設置して、ブースBT1,BT2を使用することができる。
整流板4の前方の作業空間100Aが狭いため、スプレータイプの塗料など大量の臭気を発するものを使用する際には、前面の開口部12から臭気や塗料の飛沫が漏れ出るおそれがある。しかし、この問題も、図22に示すように、本体部1の開口部12の前縁部および両側縁部にフードパネル15を取り付けることによって解決することができる。このフードパネル15もプラスチックダンボールや厚紙で作成することができ、養生テープなどの剥離可能なテープで本体部1に着脱可能に取り付けることができる。
さらに、第2実施例のブースBT2については、3つのパネル10a,10b,10cがそれぞれ独立の部材となり、排気ユニット2や支持部材3を本体部1から取り外すことができるので、いずれかの部材が損傷したり、汚れがひどくなった場合に、その部材だけを新しいものに交換することができる。特に、排気ユニット2が故障または経年劣化により機能が衰えたときに、排気ユニット2のみを簡単な作業で交換できるので、新しいブースBT2に買い換える必要なしに新品同様の機能を回復させることができ、ユーザにとっての利便性が大いに高められる。
以下、若干の変形例を文章のみで説明する。
パネル部材10の材料は、プラスチックダンボールに限らず、その他の樹脂製パネルや紙製ダンボールなどの厚紙で製作してもよい。これらも両面テープや面ファスナーで他部材に連結可能であるので、パネルが破損したり汚れたりしたときも、パネルのみを交換して換気ブースの使用を続けることができる。
支持部材3も全て金属にする必要はなく、矩形状の端縁を形成する金属製の枠フレームに樹脂製または紙製のパネルを取り付けた構成にしてもよい。また第1実施例のブースBT1では、整流板4を連結するための取付金具31を、上記の枠フレームの上下のフレーム材に連結または背面側のフレーム材に支持されるようにすればよい。
第1実施例については、支持部材3の側での整流板4が連結される部材を背面パネル10に設けることもできる。たとえば、背面パネル10の2本のL型フレーム11,11の支持部材3に近い場所にこれらのフレーム11,11を結ぶ連結フレームを設け、この連結フレームに整流板4を連結してもよい。その連結のために整流板4の長辺を本体部1の幅より短くしても、整流板4の支持部材3の側の端面を背面パネル10cに接触させることで、図18に示したのと同様の気流の流れを生じさせることができる。
第1および第2の実施例では、背面パネル10cの長辺の側または全ての辺の端縁部に金属製のフレームを設け、そのフレームを介して排気ユニット2および支持部材3を背面パネル10cに連結したが、フレームに支持されなくても天面パネル10aおよび底面パネル10bの水平姿勢を安定させることができるならば、排気ユニット2および支持部材3を連結する手段を他の部材に変更してもよい。たとえば、背面パネル10cの長辺の側の各端縁部の両端位置にL型のコーナー金具を取り付け、それらにヒンジピンを一体に設ければ、第1実施例または第2実施例の形態を応用して排気ユニット2および支持部材3を連結することができる。
各実施例では、整流板4の着脱を容易にするために、整流板4をつまみネジ8を用いて本体部1に連結したが、これに代えて、整流板4が連結される部材(支持部材3や排気ユニット2の突片31,21)を磁性金属または磁石により形成し、整流板4にマグネットシートを貼付し、それらの磁力で整流板4を連結することもできる。
軽量化や折り畳みや部材の交換を容易にするには、本体部1の背面・天面・底面の各パネル10c,10a,10bは樹脂または紙で製作するのが望ましいが、その利便性を求めることよりも本体部1を強固にすることを優先する場合には、各パネル10c,10a,10bを金属板により構成してもよい。整流板4も同様に金属板にすることができる。
排気ユニット2を左手側および右手側のいずれにも配置できるようにしたり、図21に示したような縦長姿勢で本体部1を設置する必要がない場合には、背面パネル10の長辺の側に連ねるパネルをパネル10aまたは10bの1つのみとし、それを天面パネルとしてもよい。ただし、本体部1の底面が開口状態となるので、換気ブースBT1が設置される台にシートや支持部材3などを配置し、その上に換気ブースBT1を載せて使用するなど、ブースBT1が設置される台の面が汚れるのを防止する対策が必要である。
上記の変形例も含めた本発明の換気ブースは、模型を組み立てる際の接着剤や塗料の塗布作業のほか、薬剤の配合処理や爪化粧用のジェルネイルの紫外線硬化処理等にも利用することができる。塗装用のエアブラシやジェルネイル硬化用のUVライトなどの機器の多くが、近年、USBケーブルで電源に接続される構成になっているが、排気ユニット2にUSB端子の接続用のスロット27を設けるようにすれば、このスロット27にUSBケーブルの端子を挿入して、これをスロット27の内部の端子に接続することによって、機器を容易に動かすことができる。作業の記録や情報収集などのためにスマートフォンを使用する場合にも、同様にUSBケーブルやスロット27の内部の端子を介してスマートフォンを排気ユニット2の電源回路に接続し、充電をしながら作業を行うことができる。
さらに、排気ユニット2のファンモータの回転速度をスイッチ25の操作によって複数段階に切り替えられるようにすることによって、作業目的に応じて吸引力を調整することができ、利便性が大幅に高められる。
なお、スロット27やスイッチ25,26を配置する位置は、排気ユニット2の前面の側の面24に限らず、それらの一部または全てを排気口の側の面に配置してもよい。排気口の側の面に配置する場合の配置位置はダクト部28より前方とするのが望ましい。
BT1,BT2 換気ブース
1 本体部
2 排気ユニット
2A 排気ユニットの筐体
2F 軸流ファン
3 支持部材
4 整流板
7 ヒンジピン
8 つまみネジ
10 パネル部材
10a 天面パネル
10b 底面パネル
10c 背面パネル
11 L型フレーム
12 前面開口部
20a 排気ユニットの天板
20b 排気ユニットの底板
21a,21b,30a,30b 縁片
22,32 突片
23 吸引口側の開口部
24 排気ユニットの筐体の前面
27 スロット
101 支持フレーム
101L 長辺フレーム
102 ヒンジピン
200,300 ヒンジ金具
201,202,301,302 ピン穴
311,312 突片
203,303 ネジ

Claims (9)

  1. 前面が開口された中空の本体部と、吸引口および排気口に対応する箇所が開口された筐体の中にファンが組み込まれて成る排気ユニットと、前面の開口部に主面を臨ませた姿勢で本体部の内部空間に支持される整流板とを具備する卓上型の換気ブースであって、
    前記本体部の前面の開口部および背面は、当該本体部の奥行きよりも長い長辺を有する長方形状に形成され、
    前記排気ユニットは、前記本体部の背面および当該背面に長辺の側で連なりかつ奥行き方向に沿う面の各々の一方の短辺の側の端縁部に繋がる部材として、前記吸引口の側の開口部を本体部の内部空間に向けて本体部に一体に組み込まれ、
    前記整流板は、前記本体部の背面の短辺より短い辺を短辺とする長方形状の板材であって、一方の短辺の側の端面が排気ユニットの吸引口側の開口部より前方の位置に合わせられ、他方の短辺の側の端面が本体部の奥部の所定位置に合わせられた状態で支持される、
    ことを特徴とする卓上型換気ブース。
  2. 前記本体部は、前記背面を形成する背面パネルと、当該背面パネルの各長辺の側に連なる一対のパネルと、これらのパネルの各々の前記排気ユニットに対向する側の端縁部に繋がる支持部材とを備え、
    前記排気ユニットおよび前記支持部材は、それぞれ前記背面パネルに対しその前面に向かって回動可能に連結され、
    前記一対のパネルの各々は、各短辺の側の端縁部でそれぞれ前記排気ユニットおよび前記支持部材に脱着可能に連結されると共に、前記背面パネルに対し、その裏面に向かって回動可能または背面パネルから脱着可能に連結され、
    前記整流板は、一方の短辺の側の端縁部で前記排気ユニットに脱着可能に連結されると共に、他方の短辺の側の端縁部で前記支持部材または前記背面パネルに脱着可能に連結される、
    請求項1に記載された卓上型換気ブース。
  3. 前記背面パネルの長辺は前記本体部の奥行きの2倍以上の長さであり、
    前記排気ユニットおよび前記支持部材の各々は、前記一対のパネルとの連結が外された状態で回動することによって、背面パネルの前方に突出する姿勢から背面パネルの前面に重なる姿勢へと切り替えられる、請求項2に記載された卓上型換気ブース。
  4. 前記背面パネルの前面の各長辺の側の両端縁部には、それぞれ断面がL字型の連結部材が一方の片を背面パネルの前方に突出させた姿勢にして一体に設けられ、
    前記排気ユニットおよび前記支持部材は、それぞれ前記背面パネルの短辺の方向を高さ方向としたときに天部および底部となる部分の後端位置で前記連結部材の前記背面パネルの前方への突出片にヒンジ部材を介して回動可能に連結される、請求項2または3に記載された卓上型換気ブース。
  5. 前記背面パネルの各長辺の前記排気ユニットの側の端部にある前記L字型の連結部材の突出片に、それぞれ前記背面パネルの短辺に沿う方向に沿って延びるヒンジピンが設けられ、
    前記排気ユニットの前記天部および前記底部にはそれぞれ前記本体部の内部空間側に突出する縁片が含まれ、一方の縁片の前記連結部材の突出片に接触する後端縁部にピン穴が形成される一方、他方では縁片の前記突出片に接触する部分が欠落してその欠落部分を含む所定範囲にピン穴を有するヒンジ部材が当該ピン穴を欠落部分に合わせた姿勢で重ねられ、
    前記の各ピン穴に前記連結部材のヒンジピンが挿入されると共に、前記ヒンジ部材が前記排気ユニットの当該ヒンジ部材が重ねられた箇所にネジにより連結されることによって、前記排気ユニットが前記背面パネルに回動可能かつ脱着可能に連結される、
    請求項4に記載された卓上型換気ブース。
  6. 前記背面パネルの各長辺の前記支持部材の側の端部にある前記L字型の連結部材の突出片に、それぞれ前記背面パネルの短辺に沿う方向に沿って延びるヒンジピンが一体に形成され、
    前記支持部材は前記天部および前記底部にそれぞれ本体部の内部空間側に突出する縁片が設けられた板状の部材であって、一方の縁片の前記連結部材の突出片に接触する後端縁部にピン穴が形成される一方、他方の縁片の前記突出片に接触する部分が欠落しており、
    前記支持部材の板本体の内面の奥部に、ピン穴が形成された突片を一端に備えるヒンジ板がその突片を前記突出片に接触する部分が欠落した縁片の当該欠落部分に合わせた姿勢で重ねられ、
    前記の各ピン穴に前記連結部材のヒンジピンが挿入されると共に、前記ヒンジ部材が前記支持部材の当該ヒンジ部材が重ねられた箇所にネジにより連結されることによって、前記支持部材が前記背面パネルに回動可能かつ脱着可能に連結される、
    請求項4に記載された卓上型換気ブース。
  7. 前記ヒンジ部材の前記支持部材の板本体に重ねられる部分の前端縁に前記整流板を止着するための第2の突片が連続形成されている、請求項6に記載された卓上型換気ブース。
  8. 前記背面パネルおよび当該背面パネルに連なる前記一対のパネルならびに前記整流板は樹脂製または紙製のパネル材であり、
    前記背面パネルの前面の少なくとも長辺側の端縁部に沿って、一片を前記背面パネルの前方に突出させた姿勢のL型フレームが一体に設けられ、このL型フレームの前記前方への突出片の端部に前記ヒンジピンが設けられている、
    請求項5または6に記載された卓上型換気ブース。
  9. 前記排気ユニットには、USB規格に適合する直流電圧を生成する電源回路が組み込まれると共に、当該排気ユニットの前面または排気口の側の面に前記電源回路に接続されたUSB端子を含むスロットが設けられる、請求項1に記載された卓上型換気ブース。
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