JP2021055800A - 作業機の油圧システム - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧アクチュエータへの作動油の増量を行う場合でも、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができるようにする。【解決手段】作業機の油圧システムは、作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油によって作動する油圧アクチュエータと、油圧ポンプから吐出した作動油が供給され且つ油圧アクチュエータを制御可能な第1制御弁と、第1制御弁とは別に油圧アクチュエータを制御可能な第2制御弁と、油圧ポンプと第1制御弁とを接続する第1油路と、第1油路から分岐し且つ第2制御弁の入力ポートに接続される第2油路と、第1制御弁と油圧アクチュエータとを接続する第3油路と、第2制御弁の出力ポートに接続され且つ第3油路に合流する第4油路と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等の作業機の油圧システムに関する。
従来、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等の作業機において、油圧アクチュエータに供給する作動油の容量を増加させる技術として特許文献1に示すものが開示されている。
特許文献1の作業機では、油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータを接続する接続部と、定容量型のポンプであって作動油を吐出する第1油圧ポンプと、定容量型のポンプであって作動油を吐出し且つ前記第1油圧ポンプとは異なる第2油圧ポンプと、接続部と第1油圧ポンプとを連結する第1油路と、第2油圧ポンプと第1油路とを連結する第2油路と、第2油路に設けられ且つ当該第2油路に流れる作動油の流量を設定可能な制御弁とを備えている。
特開2018−200103号公報
特許文献1の作業機では、例えば、制御弁を作動させることによって、第2油圧ポンプから吐出した作動油を、第2油路を介して第1油路に合流させることができ、作動油を増量することができる。この場合、第1油路へ合流する作動油が急激に増加することがあり、作動油を増量したときなどのコントロールが困難な場合があった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、油圧アクチュエータへの作動油の増量を行う場合でも、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができる作業機の油圧システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下の通りである。
作業機の油圧システムは、作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油によって作動する油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから吐出した作動油が供給され且つ、前記油圧アクチュエータを制御可能な第1制御弁と、前記第1制御弁とは別に前記油圧アクチュエータを制御可能な第2制御弁と、前記油圧ポンプと前記第1制御弁とを接続する第1油路と、前記第1油路から分岐し且つ前記第2制御弁の入力ポートに接続される第2油路と、前記第1制御弁と前記油圧アクチュエータとを接続する第3油路と、前記第2制御弁の出力ポートに接続され且つ前記第3油路に合流する第4油路と、を備えている。
前記第2制御弁は、前記第1制御弁の開度が所定以上となった場合に、閉鎖状態から開放状態になる。
前記第1制御弁は、前記第3油路に作動油を供給しない中立位置と、前記中立位置から切り換わって前記第3油路に作動油を供給する供給位置とに切り換え可能な切換弁であり、前記第2制御弁は、前記第1制御弁が前記中立位置から前記供給位置に切り換わる際に、前記閉鎖状態から開放状態になる。
前記第2制御弁は、前記開放状態において開度が徐々に大きくなる。
前記第4油路の中途部に接続され、且つ、前記第2制御弁の出力ポートを通過した作動油を当該第3油路に流す連通位置と前記出力ポートを通過した作動油を別の油路に流す切換位置とに切り換え可能な方向切換弁を備えている。
本発明によれば、油圧アクチュエータへの作動油の増量を行う場合でも、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができる。
作業系の油圧システムの概略図である。 第1制御弁及び第2制御弁の拡大図である。 第1制御弁及び第2制御弁の開度、流量Q1〜流量Q3の関係を示した図である。 第1変形例を示す図である。 第2変形例を示す図である。 第3変形例を示す図である。 第4変形例を示す図である。 第5変形例を示す図である。 作業機の一例であるトラックローダを示す側面図である。
以下、本発明に係る作業機の油圧システム及びこの油圧システムを備えた作業機の好適な実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
まず、作業機の全体の構成から説明する。作業機1は、図5に示すように、作業機1は、機体2と、キャビン3と、作業装置4と、走行装置5とを備えている。尚、図5では、作業機の一例としてコンパクトトラックローダを示しているが、本発明に係る作業機はコンパクトトラックローダに限定されず、例えば、トラクタ、スキッドステアローダ、バックホー等であってもよい。尚、本発明において、作業機の運転席8に着座した運転者の前側(図5の左側)を前方、運転者の後側(図5の右側)を後方、運転者の左側(図5の手前側)を左方、運転者の右側(図5の奥側)を右方として説明する。
キャビン3は、機体2に搭載されている。このキャビン3には運転席8が設けられている。作業装置4は機体2に装着されている。走行装置5は、機体2の外側に設けられている。機体2内の後部には、原動機が搭載されている。
作業装置4は、ブーム10と、作業具11と、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ15とを有している。
ブーム10は、キャビン3の右側及び左側に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
左側及び右側の各ブーム10の前部同士は、異形の連結パイプで連結されている。各ブーム10の基部(後部)同士は、円形の連結パイプで連結されている。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、左側と右側の各ブーム10に対応して機体2の左側と右側にそれぞれ設けられている。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
ブームシリンダ14の上部は、枢支軸18(第3枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第3枢支軸18は、各ブーム10の基部であって、当該基部の前部に設けられている。ブームシリンダ14の下部は、枢支軸19(第4枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第4枢支軸19は、機体2の後部の下部寄りであって第3枢支軸18の下方に設けられている。
制御リンク13は、リフトリンク12の前方に設けられている。この制御リンク13の一端は、枢支軸20(第5枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第5枢支軸20は、機体2であって、リフトリンク12の前方に対応する位置に設けられている。制御リンク13の他端は、枢支軸21(第6枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に
枢支されている。第6枢支軸21は、ブーム10であって、第2枢支軸17の前方で且つ第2枢支軸17の上方に設けられている。
ブームシリンダ14を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によって各ブーム10の基部が支持されながら、各ブーム10が第1枢支軸16回りに上下揺動し、各ブーム10の先端部が昇降する。制御リンク13は、各ブーム10の上下揺動に伴って第5枢支軸20回りに上下揺動する。リフトリンク12は、制御リンク13の上下揺動に伴って第2枢支軸17回りに前後揺動する。
ブーム10の前部には、バケット11の代わりに別の作業具が装着可能とされている。別の作業具としては、例えば、油圧圧砕機、油圧ブレーカ、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメント)である。左側のブーム10の前部には、接続部材50が設けられている。接続部材50は、予備アタッチメントに装備された油圧機器と、ブーム10に設けられたパイプ等の第1管材とを接続する装置である。具体的には、接続部材50の一端には、第1管材が接続可能で、他端には、予備アタッチメントの油圧機器に接続された第2管材が接続可能である。これにより、第1管材を流れる作動油は、第2管材を通過して油圧機器に供給される。
バケットシリンダ15は、各ブーム10の前部寄りにそれぞれ配置されている。バケットシリンダ15を伸縮することで、バケット11が揺動される。左側及び右側の各走行装置5は、本実施形態ではクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置が採用されている。なお、前輪及び後輪を有する車輪型の走行装置を採用してもよい。
図1に示すように、作業機の油圧システムは、第1油圧ポンプP1と、第2油圧ポンプP2と、複数の制御弁56と、複数の圧力補償弁75とを備えている。
第1油圧ポンプP1は、作動油タンク22に貯留された作動油を吐出可能である。特に、第1油圧ポンプP1は、主に制御に用いる作動油を吐出する。第2油圧ポンプP2は、第1油圧ポンプP1とは異なる位置に設置された可変容量ポンプであって、作動油タンク22に貯留された作動油を吐出可能である。なお、第1油圧ポンプP1から吐出した作動油のうち、制御用として用いられる作動油のことをパイロット油、パイロット油の圧力のことをパイロット圧ということがある。
第1油圧ポンプP1の吐出側には、作動油(パイロット油)を流す吐出油路(第1油路)41が設けられている。吐出油路(第1油路)41には、複数の制御弁56が接続されている。
複数の制御弁56は、油圧アクチュエータを制御する制御弁であって、例えば、油圧アクチュエータの1つであるブームシリンダ14及びバケットシリンダ15等を制御する。複数の制御弁56は、ブーム制御弁56A及びバケット制御弁56Bを含んでいる。ブーム制御弁56Aは、ブームシリンダ14を制御する弁であって、バケット制御弁56Bは、バケットシリンダ15を制御する弁である。ブーム制御弁56A、バケット制御弁56Bは、それぞれパイロット方式の直動スプール形3位置切換弁である。ブーム制御弁56A、バケット制御弁56Bは、パイロット圧によって、中立位置、第1位置、第2位置に切り換わる。
ブーム制御弁56Aには、油路を介してブームシリンダ14が接続され、バケット制御弁56Bには、油路を介してバケットシリンダ15が接続されている。
ブーム10、バケット11の操作は、運転席8の周囲に設けられた操作レバー58によって行うことができる。操作レバー58は、中立位置から、前後、左右、斜め方向に傾動可能に支持されている。操作レバー58を傾動操作することにより、操作レバー58の下部に設けられた各パイロット弁を操作することができる。
操作レバー58を前側に傾動させると、下降用パイロット弁59Aが操作されて当該下降用パイロット弁59Aからパイロット圧が出力される。このパイロット圧は、ブーム制御弁56Aの受圧部に作用し、ブーム10は下降する。
操作レバー58を後側に傾動させると、上昇用パイロット弁59Bが操作されて当該上昇用パイロット弁59Bからパイロット圧が出力される。このパイロット圧は、ブーム制
御弁56Aの受圧部に作用し、ブーム10は上昇する。
操作レバー58を右側に傾動させると、バケットダンプ用のパイロット弁59Cが操作され、バケット制御弁56Bの受圧部にパイロット油が作用する。その結果、バケット制御弁56Bは、バケットシリンダ15を伸長させる方向に作動し、操作レバー58の傾動量に比例した速度でバケット11がダンプ動作する。
操作レバー58を左側に傾動させると、バケットスクイ用のパイロット弁59Dが操作され、バケット制御弁56Bの受圧部にパイロット油が作用する。その結果、バケット制御弁56Bは、バケットシリンダ15を縮小させる方向に作動し、操作レバー58の傾動量に比例した速度でバケット11がスクイ動作する。
さて、作業機の油圧システムは、1つの油圧アクチュエータを複数の制御弁56によって制御が可能である。具体的には、複数の制御弁56は、ブーム制御弁56A及びバケット制御弁56Bの他に、第1予備制御弁56Cと、第2予備制御弁56Dとを含んでいる。第1予備制御弁56C及び第2予備制御弁56Dは、予備アタッチメントに設けられた1つの油圧アクチュエータ26を制御することが可能である。油圧アクチュエータ26は、油圧シリンダ、油圧モータ、油圧ポンプ等である。なお、説明の便宜上、第1予備制御弁56Cのことを「第1制御弁56C」、第2予備制御弁56Dのことを「第2制御弁56D」という。
なお、作業機の油圧システムは、ロードセンシングシステムを備えている。ロードセンシングシステムは、油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧と第2油圧ポンプP2の吐出圧との差圧が一定となるように第2油圧ポンプP2を制御する(第2油圧ポンプP2の吐出量を制御する)システムである。ロードセンシングシステムは、複数の制御弁56が接続されたPLS油路70と、PPS油路71と、レギュレータ72、傾転ピストン73とを有している。
複数の制御弁56のうち、最も負荷圧が高い圧力(PLS信号圧)がPLS油路70に作用する一方、PPS油路71がレギュレータ72に伝達される。第2油圧ポンプP2の作動油の吐出圧であるPPS信号圧とPLS信号圧との差圧(PPS信号圧−PLS信号圧)が一定になるように、レギュレータ72は、傾転ピストン73を作動させる。
図2に示すように、第1制御弁56Cは、入力ポート80a、出力ポート80b、80c、排出ポート80d、循環ポート80e、80fを有している。入力ポート80aには、吐出油路(第1油路)41が接続され、第2油圧ポンプP2から吐出した作動油が導入される。出力ポート80b、80cには、給排油路81a、81bが接続されている。また、循環ポート80e、80fは、給排油路81cにより接続されている。
第1制御弁56Cの入力ポート80aに導入された作動油は、循環ポート80e、80f及び給排油路81cを通過して、給排油路81a、81bに流れる。即ち、給排油路81a、81b、81cは、第1制御弁56Cと油圧アクチュエータ26とを接続する第3油路である。
第1制御弁56Cは、パイロット方式の直動スプール形3位置切換弁であって、中立位置83cと、第1位置83aと、第2位置83bに切り換わる。第1制御弁56Cが中立位置83cである場合、入力ポート80aと、循環ポート80e、80fとが連通しないため、出力ポート80b、80cから第3油路81a、81bへ作動油は流れない。即ち、第1制御弁56Cが中立位置83cである場合は、油圧アクチュエータ26に作動油を供給しない。
第1制御弁56Cが第1位置83aである場合、入力ポート80aと循環ポート80eとが連通し且つ、循環ポート80fと出力ポート80bとが連通するため、出力ポート80bから給排油路(第3油路)81aに作動油が供給される。即ち、第1制御弁56Cが供給位置である第1位置83aである場合は、油圧アクチュエータ26に作動油を供給する。
また、第1制御弁56Cが第2位置83bである場合、入力ポート80aと循環ポート80eとが連通し且つ、循環ポート80fと出力ポート80cとが連通するため、出力ポート80cから給排油路(第3油路)81bに作動油が供給される。即ち、第1制御弁5
6Cが供給位置である第2位置83bにも、油圧アクチュエータ26に作動油を供給する。
なお、図1に示すように、第1制御弁56Cは、制御装置88によって開度が設定される第1比例弁60A及び第2比例弁60Bによって操作される。具体的には、制御装置88には、スイッチ等の操作部材89が接続され、操作部材89の操作量に基づいて、第1比例弁60A及び第2比例弁60Bの開度が設定され、その結果、第1制御弁56Cの受圧部87に第1比例弁60A及び第2比例弁60Bのいずれかのパイロット圧が作用し、油圧アクチュエータ26を操作することができる。
図2に示すように、第2制御弁56Dは、入力ポート90a、出力ポート90bを有している。入力ポート80aには、第2油路42が接続されている。第2油路42は、吐出油路(第1油路)41から分岐した油路であって、第2油圧ポンプP2から吐出した作動油が導入される。出力ポート90bには、第4油路44が接続されている。第4油路44は、第3油路の1つである給排油路81cに合流する。
第2制御弁56Dは、パイロット方式の直動スプール形2位置切換弁であって、第1位置91aと、第2位置91bに切り換わる。第2制御弁56Dが第1位置91aである場合、入力ポート90aと出力ポート90bとが遮断される。即ち、第2制御弁56Dが閉鎖状態であるため、出力ポート90bから第4油路44へ作動油は供給されない。
第2制御弁56Dが第2位置91bである場合、入力ポート90aと出力ポート90bとが連通するため、出力ポート90bから第4油路44へ作動油が供給される。
第2制御弁56Dは、パイロット油を受圧する受圧部93を備えている。受圧部93へ作用するパイロット圧が所定未満(切換圧未満)であると、第2制御弁56Dは、第1位置91aであって閉鎖状態である。一方、受圧部93へ作用するパイロット圧が所定以上(切換圧以上)であると、第2制御弁56Dは、第1位置91aから第2位置91bに次第に切り換わり、閉鎖状態から開放状態になる。即ち、第2制御弁56Dは、受圧部93へ作用するパイロット圧が大きくなるにつれて開度が大きくなる。受圧部93へのパイロット圧の設定は、油路94を介して接続された比例弁95により設定される。比例弁95には、パイロット油路96が接続され、パイロット油路96には、第2油圧ポンプP2から吐出したパイロット油が供給される。比例弁95の開度は、制御装置88によって設定される。例えば、制御装置88は、第1制御弁56Cの開度が所定以上となった場合、即ち、第1制御弁56Cを操作する第1比例弁60A及び第2比例弁60Bのいずれかの開度が所定以上になった場合、比例弁95のソレノイド95aを励磁する。比例弁95のソレノイド95aが励磁されるいと、比例弁95は閉鎖状態から開放状態に移行するため、第2制御弁56Dの受圧部93へ作用するパイロット圧が上昇する。つまり、比例弁95が閉鎖状態から開放状態に推移すると、第2制御弁56Dも閉鎖状態から開放状態に推移する。
図3は、第1制御弁56Cの開度、第1制御弁56Cから供給される流量Q1、第2制御弁56Dの開度、第2制御弁56Dから供給される流量Q2、給排油路81c(第3油路)を流れる作動油の流量Q3との関係を示した図である。図3において、最小及び最大は、第1制御弁56C及び第2制御弁56Dのそれぞれの開度を示している。なお、図1に示すように、第1制御弁56Cの開度L1、第2制御弁56Dの開度L2の設定は、制御装置88が比例弁95の開度を変更することによって行う。
図3に示すように、第1制御弁56Cの開度が増加するにつれて、ラインL1に示すように流量Q1が徐々に増加する。また、第2制御弁56Dの開度が増加するにつれて流量Q2もラインL2に示すように増加する。
ここで、第1制御弁56Cが中立位置83cであって開度が零(最小)である場合、第2制御弁56Dは第1位置91a(閉鎖状態)であって開度は零(最小)である。第1制御弁56Cが中立位置83cから第1位置(供給位置)83a、83bに切り換わり、第1制御弁56Cの開度が所定P10未満である場合も、第2制御弁56Dは第1位置91a(閉鎖状態)であって開度は零(最小)である。
第2制御弁56Dが閉鎖状態(開度が零)であると、第2油路42から第2制御弁56
Dに向かう作動油は、第2制御弁56Dから第4油路44に供給されない。そのため、第1制御弁56Cの開度が零から所定P10未満である場合は、作動油の流量Q3は、第1制御弁56Cの開度に応じて増加し、流量Q1と同じである。
一方、第1制御弁56Cの開度が所定P10以上である場合、第2制御弁56Dは第1位置91a(閉鎖状態)から第2位置91b(開放状態)に切り換わり、作動油の流量Q2は、第2制御弁56Dの開度に応じて増加するため、流量Q3もラインL3に示すように、第2制御弁56Dの開度に応じて増加する。例えば、第1制御弁56Cの開度が最大であり所定P10以上である場合、(第1制御弁56Cのスプールがフルストロークである場合)、第2制御弁56Dは第1位置91a(閉鎖状態)から第2位置91b(開放状態)に切り換わる。
第2制御弁56Dが開放状態であると、第2油路42から第2制御弁56Dに向かう作動油が、第2制御弁56Dから第4油路44へ供給され、第4油路44の作動油は給排油路81cに合流させることができる。つまり、第1制御弁56Cの開度が所定P10以上になった時点で、作動油の流量Q3は、第2制御弁56Dの開度に応じて増加する。
以上のように、第1制御弁56C及び第2制御弁56Dによれば、第1制御弁56Cの開度が所定P10未満である場合には、当該第1制御弁56Cの開度によって油圧アクチュエータ26に供給する作動油の流量を設定することができ、第1制御弁56Cの開度が所定P10以上である場合には、当該第1制御弁56C及び第2制御弁56Dの開度によって油圧アクチュエータ26に供給する作動油の流量を設定することができる。したがって、油圧アクチュエータ26への作動油の供給量が一定流量で良い場合には、第1制御弁56Cを操作することによって、油圧アクチュエータ26を作動させることができる。一方、油圧アクチュエータ26への作動油の供給量が一定流量よりも大流量にする場合は、例えば、第1制御弁56Cのスプールをフルストロークにした状態で第2制御弁56Dの開度を調整することによって、油圧アクチュエータ26を作動させることができる。
図1に示すように、制御装置88には、ON/OFFに切り換え可能なスイッチ99が接続されている。スイッチ99がONであって、大流量を流すモードである場合、操作部材89の操作量が予め定められた切換量未満である場合には、操作部材89の操作量に応じて第1制御弁56Cの開度を変更する。また、操作部材89の操作量が切換量以上である場合には、第1制御弁56Cの開度を最大としたうえで、操作部材89の操作量に応じて第2制御弁56Dの開度を大きくする。例えば、操作部材89の操作量が切換量以上である場合には、第2制御弁56の開度は、操作部材89の操作量に応じて大きくする。
図4Aは、作業機の油圧システムの第1変形例を示している。第1変形例は、第2制御弁56Dを変更した例である。第2制御弁56Dは、排出ポート90c、90dを有している。排出ポート90cは、排出油路45の一端が接続され、当該排出油路45の他端は、給排油路81aに接続されている。排出ポート90dは、排出油路46が接続されている。第2制御弁56Dが第1位置91aである場合、入力ポート90aと、出力ポート90bとが遮断される。第2制御弁56Dが第2位置91bである場合、排出ポート90c、90dが連通し、給排油路81aの作動油は、排出油路45及び第2制御弁56Dを通過して、排出油路46に排出される。また、第2制御弁56Dが第2位置91bである場合、入力ポート90aと出力ポート90bが連通し、第4油路44に第2油路42の作動油が供給される。
図4Bは、作業機の油圧システムの第2変形例を示している。第2変形例は、第2制御弁56Dを変更した例である。第2変形例は、第2制御弁56Dは、第1位置91aと、第2位置91bと、第3位置91cとの3位置切換弁である。図4Bの場合、2つの比例弁95によって、第1位置91a、第2位置91b、第3位置93cのいずれかに切り換えることができる。
図4Cは、作業機の油圧システムの第3変形例を示している。第3変形例は、第4油路44の接続先を変更した例である。第4油路44は、第2制御弁56Dの出力ポート90bと給排油路81bとを接続している。第2制御弁56Dが第2位置91bである場合、第4油路44の作動油は、第1制御弁56Cを通過せずに、給排油路81bに合流させる
ことができる。
図4Dは、作業機の油圧システムの第4変形例を示している。第4変形例は、第4油路44の中途部に方向切換弁110を接続した変形例を示している。方向切換弁110は、電子方式の直動スプール形2位置切換弁であって、第1位置(連通位置)111aと、第2位置(切換位置)111bとに切り換え可能である。また、方向切換弁110は、入力ポート112aと、出力ポート112b、112cとを有している。入力ポート112aには第2油路42が接続されている。出力ポート112bには、給排油路81bが接続されている。出力ポート112cは、油圧アクチュエータ26とは異なる別の油圧アクチュエータが接続される油路113が接続されている。
方向切換弁110は、制御装置88によって切り換え可能である。制御装置88には、ON/OFFに切り換え可能なスイッチ115が接続されている。スイッチ115がOFFである場合、制御装置88は方向切換弁110のソレノイドを消磁して、方向切換弁110は第1位置(連通位置)111aに保持される。第1位置(連通位置)111aである場合、第2制御弁56Dの出力ポート90bを通過した作動油は第4油路44から給排油路81bに流れる。
スイッチ115がONである場合、制御装置88は方向切換弁110のソレノイドを励磁して、方向切換弁110を第2位置(切換位置)111bに切り換える。第2位置(切換位置)111bである場合、第2制御弁56Dの出力ポート90bを通過した作動油は第4油路44から油路113に流れる。したがって、方向切換弁110を切り換えることで、給排油路81bに作動油を合流させたり、給排油路81bとは別の油路113に作動油を流すことができる。
図4Eは、作業機の油圧システムの第5変形例を示している。第5変形例は、第2制御弁56Dと方向切換弁110とを統合した統合弁156Dであって、統合弁156Dは3位置切換弁である。統合弁156Dは、中立位置191aと、第2制御弁56Dのように第2油路42へ作動油を流す連通位置191bと、油路113に作動油を流す切換位置191cとに切り換え可能である。油路113には、別の油圧アクチュエータを制御する制御弁116が設けられている。
なお、第3油路(81a、81b、81c)へ供給する作動油を増量する場合、即ち、増量モードである場合は、ラジエータ、オイルクーラ等を冷却するための冷却ファンの出力(回転数)を変えてもよい。例えば、増量モードである場合は、増量モードでない通常モードよりも冷却ファンの回転数を制御装置88の制御によって高くする。或いは、ラジエータ、オイルクーラを冷却する際の目標温度を、増量モードでは通常モードよりも低くする。或いは、増量モードでは、冷却ファンの回転数を高くする時間(冷却時間)を通常モードよりも長くする。
作業機の油圧システムは、油圧ポンプP2と、油圧アクチュエータ26と、油圧ポンプP2から吐出した作動油が供給され且つ油圧アクチュエータ26を制御可能な第1制御弁56Cと、第1制御弁56Cとは別に油圧アクチュエータ26を制御可能な第2制御弁56Dと、油圧ポンプP2と第1制御弁56Cとを接続する第1油路41と、第1油路41から分岐し且つ第2制御弁56Dの入力ポート90aに接続される第2油路42と、第1制御弁56Cと油圧アクチュエータ26とを接続する第3油路(81a、81b、81c)と、第2油路42の出力ポート90bに接続され且つ第3油路(81a、81b、81c)に合流する第4油路44と、を備えている。これによれば、第1制御弁56Cと第2制御弁56Dとの両方を作動させることによって、第1油路41の作動油を、第4油路44を介して第3油路(81a、81b、81c)に増量することができ、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができる。
第2制御弁56Dは、第1制御弁56Cの開度が所定以上となった場合に、閉鎖状態から開放状態になる。これによれば、第2制御弁56Dが第1制御弁56Cの開度が所定以上となった場合に開放状態になるため、第3油路(81a、81b、81c)へ供給する作動油を徐々に増加させることができ、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができる。
第1制御弁56Cは、第3油路(81a、81b、81c)に作動油を供給しない中立位置と、中立位置から切り換わって第3油路(81a、81b、81c)に作動油を供給する供給位置とに切り換え可能な切換弁であり、第2制御弁56Dは、第1制御弁56Cが中立位置から供給位置に切り換わる際に、閉鎖状態から開放状態になる。これによれば、第1制御弁56Cが第3油路(81a、81b、81c)への作動油の供給を開始してから、第2制御弁56Dが作動油を供給することになるため、この点からも第3油路(81a、81b、81c)へ供給する作動油を徐々に増加させることができ、作動油の流量のコントロールを簡単に行うことができる。
第2制御弁56Dは、開放状態において開度が徐々に大きくなる。これによれば、第3油路(81a、81b、81c)に合流させる作動油を少しずつ増加させることができ、油圧アクチュエータ26のコントロールが行い易い。
作業機の油圧システムは、第4油路44の中途部に接続され且つ第2制御弁56Dの出力ポート90bを通過した作動油を当該第3油路(81a、81b、81c)に流す連通位置と出力ポート90bを通過した作動油を別の油路に流す切換位置とに切り換え可能な方向切換弁110を備えている。これによれば、油圧アクチュエータ26とは異なる別の油圧アクチュエータに作動油を供給することができ、別の油圧アクチュエータへ供給する作動油を増加させることが可能となる。
油圧ポンプP2は、作動油の流量を可変にする可変容量ポンプである。これによれば、作動油の流量を可変にできる油圧ポンプP2である場合は、少なくとも第1制御弁56C、第2制御弁56Dの2つの制御弁(スプール)における可能な限りの開口(径)によって、油圧アクチュエータ26に出来るだけ多くの作動油を供給することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 :作業機
2 :機体
3 :キャビン
4 :作業装置
5 :走行装置
8 :運転席
10 :ブーム
11 :作業具(バケット)
12 :リフトリンク
13 :制御リンク
14 :ブームシリンダ
15 :バケットシリンダ
16 :第1枢支軸
17 :第2枢支軸
18 :第3枢支軸
19 :第4枢支軸
20 :第5枢支軸
21 :第6枢支軸
22 :作動油タンク
26 :油圧アクチュエータ
35 :フィルタ
41 :第1油路
42 :第2油路
44 :第4油路
45 :排出油路
46 :排出油路
50 :接続部材
56 :制御弁
56A :ブーム制御弁
56B :バケット制御弁
56C :第1予備制御弁(第1制御弁)
56D :第2予備制御弁(第2制御弁)
58 :操作レバー
59A :下降用パイロット弁
59B :上昇用パイロット弁
59C :パイロット弁
59D :パイロット弁
60A :第1比例弁
60B :第2比例弁
80a :入力ポート
80b :出力ポート
80c :出力ポート
80d :排出ポート
80e :循環ポート
80f :循環ポート
81a、81b、81c:第3油路(給排油路)
83a :供給位置(第1位置)
83b :供給位置(第2位置)
83c :中立位置
87 :受圧部
88 :制御装置
89 :操作部材
90a :入力ポート
90b :出力ポート
90c :排出ポート
90d :排出ポート
91a :第1位置
91b :第2位置
93 :受圧部
94 :油路
95 :比例弁
95a :ソレノイド
96 :パイロット油路
99 :スイッチ
110 :方向切換弁
112a :入力ポート
112b :出力ポート
112c :出力ポート
113 :油路
115 :スイッチ
L1 :開度
L2 :開度
P1 :第1油圧ポンプ
P2 :第2油圧ポンプ
Q1 :流量

Claims (6)

  1. 作動油を吐出する油圧ポンプと、
    作動油によって作動する油圧アクチュエータと、
    前記油圧ポンプから吐出した作動油が供給され且つ、前記油圧アクチュエータを制御可能な第1制御弁と、
    前記第1制御弁とは別に前記油圧アクチュエータを制御可能な第2制御弁と、
    前記油圧ポンプと前記第1制御弁とを接続する第1油路と、
    前記第1油路から分岐し且つ前記第2制御弁の入力ポートに接続される第2油路と、
    前記第1制御弁と前記油圧アクチュエータとを接続する第3油路と、
    前記第2制御弁の出力ポートに接続され且つ前記第3油路に合流する第4油路と、
    を備えている作業機の油圧システム。
  2. 前記第2制御弁は、前記第1制御弁の開度が所定以上となった場合に、閉鎖状態から開放状態になる請求項1に記載の作業機の油圧システム。
  3. 前記第1制御弁は、前記第3油路に作動油を供給しない中立位置と、前記中立位置から切り換わって前記第3油路に作動油を供給する供給位置とに切り換え可能な切換弁であり、
    前記第2制御弁は、前記第1制御弁が前記中立位置から前記供給位置に切り換わる際に、前記閉鎖状態から開放状態になる請求項2に記載の作業機の油圧システム。
  4. 前記第2制御弁は、前記開放状態において開度が徐々に大きくなる請求項2又は3に記載の作業機の油圧システム。
  5. 前記第4油路の中途部に接続され、且つ、前記第2制御弁の出力ポートを通過した作動油を当該第3油路に流す連通位置と前記出力ポートを通過した作動油を別の油路に流す切換位置とに切り換え可能な方向切換弁を備えている請求項1〜4のいずれかに記載の作業機の油圧システム。
  6. 前記油圧ポンプは、作動油の流量を可変にする可変容量ポンプである請求項1〜5のいずれかに記載の作業機の油圧システム。
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