JP2021055277A - 木製防火ドア装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、木製の防火ドア装置であるにもかかわらず、耐火性、防火性に優れ、しかも原材料が大量に入手でき、製造コストも安価にしうる木製防火ドア装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、二枚以上の木製パネルを積層してドア芯材用積層パネル1を形成し、形成したドア芯材用積層パネル1の外周面にシリカクロスシートを貼着してドア芯材用積層パネル1を被覆し、被覆したシリカクロスシートの接合重ね合わせ部は取付具3により前記ドア芯材用積層パネル1に固着したことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、一般住宅、集合住宅、ホテル、公共施設等の防火ドアとして用いられる木製防火ドア装置に関するものである。
建築物においては、建築基準法施工令第112条における防火区画の規定及び耐火建築物または準耐火建築物の外壁の開口部で延焼の恐れのある部分の規定において、前者については、特定防火設備(旧甲種防火戸に相当)、後者の規定については、防火設備(旧乙種防火戸に相当)の設置が義務付けられている。
そして、現状では、特定防火設備のような性能を有する防火ドア及びドア枠材としては、鉄製が多く使用されている。
しかしながら、鉄製防火ドアについては以下のような課題が指摘されている。
すなわち、火災時に、熱変形によりドアが開かなくなり、人命救助、消火の妨げとなる。また、火災時には、火災発生の反対側のドア面の温度が数百度という高温となり、その輻射熱により近くの可燃物への着火の恐れを生じさせたり、退避する際の妨げとなるとの課題がある。
また、鉄製防火ドアは重量が極めて重くなってしまう。さらに、建築物のデザインによっては、ドアおよびドア枠の質感が異なり、意匠上、不具合を生じる場合が発生する。
よって、このような課題を克服する手段のーつとして木質系防火ドアおよびドア枠が提案されるに至っている。
ここで、木材は、一般的に、鉄に比較し、耐火性、防火性に劣ると言われている(特に薄くなるとこれは顕著となる)。そこで、木材の欠点を補い、耐火性、防火性を高める手段として、木材に薬剤を減圧含浸させ、木材そのものの耐火性、防火性を高める。また、不燃性材料と併用して耐火性、防火性を高めるなどのアイディアが提案されている。
しかし、実際に、木製の防火ドアを製作する場合において、木材に薬剤を減圧含浸し、木材そのものの耐火性、防火性を高めようとする場合では、設備的に特殊な含浸装置を必要とし、非常に高価な材料となる。よって木製の防火ドアとしても非常に高価となり市場性が狭く、限定した用途にのみ使用されることとなる。
また、後者のように不燃性材料、例えば、ケイ酸カルシウム板、ロックウール断熱材などを併用して耐火性、防火性を高めようとする場合においては、建具としての実用面から框組が必須となる(框組がなく、ケイ酸カルシウム板、ロックウール断熱材などを併用すると著しく耐久性に劣るドアとなり、市場性がなくなる)。
防火設備用ドア枠としては、楢、ブナ、ホワイトオークなどの高比重の材料を使用することも可能であるが、国内的には、木材資源の枯渇が進み、輸入するとしても、価格的に高止まり傾向にある。
よって安価に、大量に入手できる材料を使用できるドア枠が求められている。
特開2017−190860号公報
かくして本発明は従来からの要請に鑑みて創案されたものであり、木製の防火ドア装置であるにもかかわらず、耐火性、防火性に優れ、しかも原材料が大量に入手でき、製造コストも安価にしうる木製防火ドア装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、
二枚以上の木製パネルを積層してドア芯材用積層パネルを形成し、形成したドア芯材用積層パネルの外周面にシリカクロスシートを貼着してドア芯材用積層パネルを被覆し、被覆したシリカクロスシートの接合重ね合わせ部は取付具により前記ドア芯材用積層パネルに固着した、
ことを特徴とし、
または、
二枚以上の木製部材を積層してドア枠材を形成し、前記形成したドア枠材の外周面にシリカクロスシートを貼着してドア枠材を被覆し、該ドア枠材で木製防火ドアが納められるドア枠体を構成してなり、
前記木製防火ドアは、二枚以上の木製パネルを積層してドア芯材用積層パネルを形成し、形成したドア芯材用積層パネルの外周面にシリカクロスシートを貼着してドア芯材用積層パネルを被覆し、被覆したシリカクロスシートの接合重ね合わせ部は取付具により前記ドア芯材用積層パネルに固着して構成された、
ことを特徴とし、
または、
前記シリカクロスシートは、綾織りあるいは朱子織りで織られた、
ことを特徴とし、
または、
前記シリカクロスシートの厚みは、0.1mmから1.5mmである、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、木製の防火ドア装置であるにもかかわらず、鉄製の防火ドアに劣ることなく耐火性、防火性に優れ、しかも原材料が大量に入手でき、製造コストも安価にしうるとの優れた効果を奏する。
以下、本発明の製造方法を図に基づいて説明する。
まず、本発明の木製防火ドア装置を製造する際に使用するべき部材から説明する。
防火ドア8の基本的な部材となるドア芯材用積層パネル1に使用する木製材料としては桐集成材などの板材が考えられる。桐集成材は比較的高温に耐えうる部材だからである。また、集成材であるため桐材であっても販売コストが安価である。
次に、前記ドア芯材用積層パネル1の表裏面に貼着すべくシート状をなす耐熱性材料が使用される。前記パネルの表裏面に貼着され、耐火性、防火性を向上させるものとなる。
この耐熱性材料としては、耐熱性織物、耐熱性網類がある。
耐熱性織物としてはシリカ繊維、アルミナ繊維などの耐熱性繊維から作られた織物がある。耐熱性を有する金属性織物、網類としては鉄、ステンレス鋼、銅などの金属製織物、網がある。
なかでも比較的安価で入手しやすく、加工性に優れ、及び耐火性、防火性に優れたシリカクロス2が最適である。本発明ではシート状のシリカクロス2を使用している。
ここで、該シリカクロス2の織り方としては、平織り、綾織、朱子織などがある。織物の厚さは0.1mmから1.5mm程度のものが適当である。
ここで、特定防火設備のように長時間の耐火性を要求される場合においては、綾織、朱子織のような緻密に織られた織物が好ましく、特に朱子織のものは隙間がなく織られており、耐火性に優れている。
また、その厚さは0.5〜0.7mm程度が、価格、耐火、防火性、加工作業性などから最適である。
金属製織物および網類は、製品そのものの剛性、反り、ねじれおよび一度付けられた折り目、凹凸等が入ると元に戻し難く、加工作業性が悪いことが指摘されている。
ところで、不燃紙、ケイ酸カルシウム板または加熱膨張性黒鉛を含有した加熱発泡性不燃紙を木質のドア芯材用の積層パネルと前記耐熱性織物の間に挿入することで防火ドアとしての耐火性、防火性を向上させることが可能となり、また防火ドアとしての厚さの低減を図れる効果がある。
従って、不燃紙、ケイ酸カルシウム板または加熱膨張性黒鉛を含有した加熱発泡性不燃紙は、本発明の防火ドア装置(防火ドアとドア枠材)の製造方法を行う上で使用することが好ましい。
また、防火ドアおよびドア枠材として、前記耐熱性織物の上に化粧板、つき板合板、ダップ樹脂化粧板等の仕上げ材を接着、貼合するものとなり、これらの部材も製造上要求される部材である。
さらに、防火ドアとしては高さ方向二辺に大手材を貼合し、錠前、ドアノブ、丁番を取り付けるための細部の加工を行っている。
他方、ドア枠においても、ドアと同様に耐火性織物の上から仕上げ材を接着、貼合し、錠前、丁番取り付けのための細部加工を行っている。
最後にドアとドア枠を丁番により合体させて、最終的に防火ドア装置として形成している。
使用する接着剤としては、酢酸ビニル系、エポキシ系、ウレタン系など一般的に使用されている合成樹脂系接着剤で充分である。
特に、木質系芯材とシリカクロス、アルミナクロスを接着する時、加熱発泡性黒鉛を含有した接着剤を使用すると、耐火性織物または網と木質系芯材との間に不燃紙等を挿入した場合と同様の効果が得られ、不燃紙等を挿入する必要がなくその分だけ防火ドアの厚さ低減が可能となる。
接着剤用樹脂に対する加熱発泡性黒鉛の配合割合は、多ければ多い程、加熱発泡時の断熱性能は増すが、添加量に反比例し、接着力が低下する。よって必要とされる接着力を考盧して決定する。
本発明による防火設備または特定防火設備は、鉄製の防火設備、特定防火設備に比較し、断熱性、遮音性に劣るものではなく、従来の木質系防火設備、特定防火設備に比較し安価に提供することが可能となる。
またドア枠が木質系ドア枠であることにより、一般的木質系住宅において使用されるドアおよびドア枠と同等に取り扱えることから、一般住宅への耐火性、防火性の高い防火ドア装置の普及が促進できる。
ここで、本発明の実施例につき、図に基づいて説明する。
(第1実施例)
木製防火ドアの作製
一般に市販されている、例えば13mmの厚さで、910mm×1820mmの大きさからなる桐集成材の板材を使用する。そして、これら桐集成材の板材を、例えば4枚、前記接着剤を用いて接着、貼合し、積層パネルとする。
次いで、前記の積層パネルを、例えば900mm×1,200mmに切断加工し、ドア芯材用積層パネル1とする。
さらに、上記切断加工したドア芯材用積層パネル1の表裏面に、例えばシート状をなす0.6mm程度の厚さのシリカクロス2を前記接着剤で接着、貼合する。
さらに、上記製作のシリカクロス2を接着したドア芯材用積層パネル1の四方向端面にシリカクロス2の端面を巻き込み、木口に接着加工する。
この際、ドア芯材用積層パネル1の四方向端面に巻き込んだシリカクロス2は、重ねるか或いは、中央部で突き合わせて巻き込み加工して取り付ける。そして、例えば火災時のシリカクロス2の落下防止のために釘、ビス又はステープル等の取付具3でドア芯材用積層パネル1に留め付けておく。
さらに、前記で製作したシリカクロス2を張ったドア芯材用積層パネル1の表裏面に、例えば2.5mm厚の化粧板4につき接着剤を用いて貼合する。
そして、接着した化粧板4を切断加工し、さらに長手方向二辺に大手材5(楢材3mm)を接着して防火ドアパネル6とする。
大手材5の中央部には、例えば、幅、10mm、深さ、1mmの溝を掘り、底に加熱膨張材7を埋め込む。
また、防火ドアパネル6の上、下端面には、中央部に幅10mmの加熱膨張材7をドア幅にわたり貼りつける。
次いで防火ドアパネル6に錠前、ドアノブそして丁番等の取り付け加工を行い防火ドア8とする。
尚、前記シリカクロス2を上、下端及び高さ方向二辺で巻き込み加工を行ったが、部分的に不燃材等により耐火性補強を行えばシリカクロス2の巻き込み加工の必要はない場合も考えられる。
次に、ドア枠11の製造につき説明する。
防火ドア8と同様に、例えば、市販されている13mmの厚みで910mm×1820mmの大きさの桐集成材で形成した板材6枚を接着剤を用いて貼合し積層パネルを形成する。
そして、この積層パネルより図2の形状による縦枠材9および図3に示す上枠材10を製作すべく、所定の長さに切断する。
この際、防火ドア8とドア枠体11との間隙が3〜5mmになる様な長さに切断する。
しかして、前記長さに切断した枠材(縦枠用2本、上枠用1本)の上端、下端の2面を除くL字型を形成する6面に接着剤を用いてシリカクロス2を接合する。
この際、シリカクロス2にしわ、よじれ等が入らぬように補助板等を使用して貼合する。
次いで、シリカクロス2の貼合面に、さらに化粧板4(2.5mm)を接着し仕上げとする。その際、防火ドア8と相対する面の化粧板4には、幅20mm、深さ1mmの溝をつけ、該溝に膨張黒鉛性発泡材を埋め込んでおく。
ドア枠材(縦枠用2本、上枠用1本)を用いて図のようにコ型に組み立てる。縦枠材9と上枠材10の結合には、接着剤とビスを併用して結合する。
前記ドア枠11に錠前、丁番等の取り付け加工を施した後、前記製作した防火ドアを取り付け防火ドア装置とする。取り付けの際、防火ドア8とドア枠11との間隙は3〜5mmとなる様に取り付ける。
尚、ドア枠11の作製方法としては、分割して作製後に一体化しても差し支えない。
(実施例2)
例えば、厚み9mmの桐集成材4枚を接着剤で接着し積層パネルを生成する。
前記積層パネルの表裏面に、2mm厚の不燃紙を接着する。
この積層パネルを900mm×1,200mmの大きさに切断加工し、ドア芯材用積層パネル1とする。
切断加工したドア芯材用積層パネル1の表裏面に1.0mm厚のシリカクロス2を接着剤で接着する。
前記シリカクロス2を接着したドア芯材用積層パネル1の上下左右方向の端面にシリカクロス2を巻き込み木口に接着加工する。この時、第1実施例と同様に、シリカクロス2は、重ねるか或いは、中央部で突き合わせ加工する。
そして、シリカクロス2の落下防止のため釘、ビス又はステープル等の取付具3で留め付ける。
前記シリカクロス2を張りつけたドア芯材用積層パネル1の表裏面に例えば、2.5mm厚の化粧板4を接着剤を用いて接着加工する。
そして、前記接着加工した化粧板4を切断加工し、さらに長手方向二辺に大手材5 (楢材3mm)を接着して防火ドアパネル6とする。
大手材5の中央部には幅、10mm、深さ、1mmの溝をほり加熱膨張材7を埋め込む。
さらに、防火ドアパネル6の上、下端面には、中央部に幅10mmの加熱膨張材7をドア幅にわたり貼りつけるものとする。
前記防火ドアパネル6に錠前、ドアノブそして丁番等の取り付け加工をして防火ドア8とする。
尚、前述した工程で、シリカクロス2を上、下端及び高さ方向二辺で巻き込み加工を行っているが、部分的に不燃材等により耐火性補強を行えばシリカクロスの巻き込み加工の必要はないと考えられる場合もある。
尚、防火ドア枠の作製については第1実施例と同様である。
(第3実施例)
防火ドアの作製
まず、例えば、13mm厚の桐集成材2枚を接着剤で接着して積層する。この積層したパネルを900mm×1,200mmの大きさに切断加工し、ドア芯材用積層パネル1とする。
前記切断加工したドア芯材用積層パネル1の表裏面に、0.1mm厚のシリカクロス2を接着剤で接着し、貼合する。この接着剤には、例えば、20%の加熱発泡性黒鉛を20%含有させたエポキシ系接着剤を使用した。
前記シリカクロス2を接着したドア芯材用積層パネル1の上下左右方向の四つの端面にシリカクロス2を巻き込み、木口に接着加工する。
この際、シリカクロス2は、重ねるか或いは、中央部で突き合わせ加工する。そして、火災時のシリカクロス2の落下防止のため釘、ビス又はステープル等の取付具3で留め付けしておく。
前記製作したシリカクロス2を張りつけたドア芯材用積層パネル1の表裏面に、例えば2.5mm厚の化粧板4を接着剤を用いて接着加工する。
接着加工した化粧板4を切断加工し、長辺方向二辺に大手材5(楢3mm)を接着して防火ドアパネル6とする。
大手材5の中央部には幅、10mm、深さ、1mmの溝をほり加熱膨張材7(厚さlmm、幅10mm)を埋め込む。
そして、防火ドアパネル6に錠前、ドアノブそして丁番等の取り付け加工を行い防火ドア8とするものである。
次に、ドア枠11の作製につき述べる。
例えば、13mm厚の桐集成材5枚を接着剤で接着し積層パネルとする。
前記積層パネルより第1実施例と同様に、縦枠材9および上枠材10を作製し、所定の長さに切断する。
上記枠材(縦枠用2本、上枠用1本)の上端、下端の2面を除くL字型を形成する6面に接着剤を用いてシリカクロス2を接合する。
この時、シリカクロスにしわ、よじれ等が入らぬように補助板等を使用して接合する。
前記作製した枠材のシリカクロス2貼合面に、さらに化粧板4(例えば2.5mm厚)を接着し仕上げとする。その際、ドアと相対する面の化粧板4には、約幅20mm、深さlmmの溝をつけ加熱膨張材7を埋め込む。
次に、前記作製した枠材(縦枠用2本、上枠用1本)を用いて第1実施例と同様に、略コ型形状に組み立てる。そして、縦枠材9と上枠材10の結合には、接着剤とビスを併用して留め付ける。
本発明による防火ドア装置の構成を説明する正面図である。 本発明による防火ドア装置の構成を説明する概略横断面図である。 本発明による防火ドア装置の構成を説明する概略縦断面図である。 防火ドアの概略構成を説明する概略縦断面図である。 防火ドアの概略構成を説明する概略横断面図である。
1 ドア芯材用積層パネル
2 シリカクロス
3 取付具
4 化粧板
5 大手材
6 防火ドアパネル
7 加熱膨張材
8 防火ドア
9 縦枠材
10 上枠材
11 ドア枠

Claims (4)

  1. 二枚以上の木製パネルを積層してドア芯材用積層パネルを形成し、形成したドア芯材用積層パネルの外周面にシリカクロスシートを貼着してドア芯材用積層パネルを被覆し、被覆したシリカクロスシートの接合重ね合わせ部は取付具により前記ドア芯材用積層パネルに固着した、
    ことを特徴とする木製防火ドア装置。
  2. 二枚以上の木製部材を積層してドア枠材を形成し、前記形成したドア枠材の外周面にシリカクロスシートを貼着してドア枠材を被覆し、該ドア枠材で木製防火ドアが納められるドア枠体を構成してなり、
    前記木製防火ドアは、二枚以上の木製パネルを積層してドア芯材用積層パネルを形成し、形成したドア芯材用積層パネルの外周面にシリカクロスシートを貼着してドア芯材用積層パネルを被覆し、被覆したシリカクロスシートの接合重ね合わせ部は取付具により前記ドア芯材用積層パネルに固着して構成された、
    ことを特徴とする木製防火ドア装置。
  3. 前記シリカクロスシートは、綾織りあるいは朱子織りで織られた、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の木製防火ドア装置。
  4. 前記シリカクロスシートの厚みは、0.1mmから1.5mmである、
    ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の木製防火ドア装置。
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