JP2021054533A - チューブ容器 - Google Patents

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Takashi Saito
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【課題】容器内部における内容物の残留を抑制することができるチューブ容器を提供する。【解決手段】チューブ容器は、一端が閉塞され、内容物を収容することができる筒状の胴部と、胴部の他端に取り付けられた胴部の他端を閉塞可能な注出口部とを含むチューブ容器であって、注出口部は、胴部の長手方向に直交する平板状の閉塞部を備え、胴部の他端は、閉塞部の端縁において、閉塞部の胴部の一端側とは反対側の面に貼り合わせられており、胴部は、フィルムを用いて形成され、最も薄い部分の厚さが、40μm以上200μm以下であって、最も厚い部分の厚さが、厚さの2倍以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、チューブ容器に関するものである。
医薬品、化粧品、食品等を充填して包装することができるチューブ容器が知られている。チュ−ブ容器は、一般に、一端が閉塞されかつ他端が開口した筒状の胴部と、胴部の開口他端に溶着等により取り付けられた、胴部の開口から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ形状に形成された注出口部(肩部とも呼ばれる)とを含む。注出口部の胴部と反対側には、内容物を取り出すことができる開口部が設けられ、チューブ容器の使用者は胴部を押し潰すことにより、開口部から内容物を絞り出すことができる。(特許文献1参照)。
特開2016−199280号公報
このようなチューブ容器では、注出口部がテーパ形状に形成されていることから、内容物を取り出す際に内容物の一部が注出口部の内方に残留してしまい、全ての内容物を絞り出すことが困難であるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、容器内部における内容物の残留を抑制することができるチューブ容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、一端が閉塞され、内容物を収容することができる筒状の胴部と、胴部の他端に取り付けられた胴部の他端を閉塞可能な注出口部とを含むチューブ容器であって、注出口部は、胴部の長手方向に直交する平板状の閉塞部を備え、胴部の他端は、閉塞部の端縁において、閉塞部の胴部の一端側とは反対側の面に貼り合わせられており、胴部は、フィルムを用いて形成され、最も薄い部分の厚さが、40μm以上200μm以下であって、最も厚い部分の厚さが、厚さの2倍以下である、チューブ容器である。
本発明によれば、容器内部における内容物の残留を抑制することができるチューブ容器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器の正面図および側面図 本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器の注出口部の断面図および平面図 本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器の要部を拡大した断面図 本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器から内容物を取り出す際の様子を説明するための断面図 本発明の第2の実施形態に係るチューブ容器の正面図 本発明の第2の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第2の実施形態に係るチューブ容器のテープ材の断面図 本発明の第2の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第3の実施形態に係るチューブ容器の正面図および側面図 本発明の第3の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第3の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図 本発明の第4の実施形態に係るチューブ容器の正面図 本発明の第4の実施形態に係るチューブ容器の胴部の断面図
図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、各実施形態において同一または対応する構成には、同じ参照符号を付して説明を適宜省略する。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係るチューブ容器100は、一端が閉塞された胴部10と、胴部10の他端に取り付けられた注出口部20とを含む。図1は、チューブ容器100の正面図および側面図であり、図2、図3は、胴部10を図1のA−A’線で切断した断面図であり、図4は、注出口部20の平面図および平面図のC−C’線で切断した断面図であり、図5は、胴部10および注出口部20周辺を図1のB−B’線で切断した断面図である。
胴部10は、一端に位置する底部11が閉塞された筒状の部材であって、図示しない内容物を収容することができる収容部13を備える。胴部10は、フィルムを用いて形成されており、収容部13を囲む最も薄い部分の厚さT1が40μm以上200μm以下であって、最も厚い部分の厚さT2が厚さT1の2倍以下である。
胴部10は、一例としてフィルムの端縁どうしを貼り合わせて形成された、貼り合わせ部14を備える。貼り合わせ部14は、図2に示すように、フィルムの端縁の内層と外層とを対向させて貼り合わせることによって形成されている。また、貼り合わせ部14は、胴部10の長手方向に沿って延伸するように形成されている。胴部10では、厚さT1はフィルム単体の厚さであり、厚さT2はフィルムが重なった貼り合わせ部14の厚さである。
貼り合わせ部14は、例えばフィルムの表面と裏面とにポリエチレンを含んだシーラント層を設けて、これらをヒートシールすることにより形成できる。また、貼り合わせ部14は、ヒートシールにより貼り合わせた後、さらに熱を加えながら加圧してもよい。これにより、溶融したシーラント層がフィルムの端面からあふれ出して、フィルムの端面において保護層15を形成する。このようにして形成された保護層15は、フィルムに積層フィルムを用いた場合に、積層フィルムが端面から剥離することを抑制できる。図3は、保護層15を有する胴部10の断面図である。
胴部10の形成に用いるフィルムの層構成は、単層フィルムであってもよいし、ラミネートや押し出しにより成形される積層フィルムであってもよい。フィルムは、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(NY)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)等の樹脂材料を用いて形成することができる。また、フィルム材は、胴部10に求められる機能に応じて、周知の機能性フィルムを含んでもよく、例えば、ガスバリア性を付与するためにアルミニウム箔やEVOH樹脂等を含んだフィルムを積層してもよい。
注出口部20は、胴部10の他端に位置する頂部12に取り付けられ、胴部10の頂部12を閉塞可能とする部材である。注出口部20は、胴部10の長手方向に直交する平板状の閉塞部21を備える。図4に示すように、閉塞部21は、一例として円板形状であるが、平板状であれば形状は限定されず、楕円、長円、多角形等であってもよい。注出口部20は、特に限定されないが、低密度ポリエチレン等の樹脂材料を用いて形成することができる。閉塞部21を平板状に形成した注出口部20は、テーパ形状に形成された従来技術に係る注出口部と比較して、使用する材料を低減することができる。
閉塞部21は、一例として略中心部に円環状のハーフカット22を有し、ハーフカット22の内側にプルリング23を備える。閉塞部21が、ハーフカット22とプルリング23とを備えることにより、チューブ容器100の使用者は、プルリング23を引っ張りハーフカット22に沿って閉塞部21の一部を除去することで、閉塞部21に内容物を取り出すための開口を形成することができる。なお、ハーフカット22とプルリング23とは設けられていなくてもよく、閉塞部21に内容物を取り出すための開口があらかじめ形成されていてもよい。注出口部20に形成された開口の閉塞および開放を可能にするために、図示しないキャップが、注出口部20に取り付けられてもよい。
図1、図5に示すように、胴部10の頂部12は、閉塞部21の端縁において、閉塞部21の胴部10の底部11側とは反対側の面に沿うようにして折り曲げられて貼り合わせられている。胴部10と閉塞部21とは、例えば最内層にポリエチレンを含んだシーラント層を備えるフィルムで胴部10を形成し、注出口部20を、ポリエチレンを含んだ材料で形成することにより、ヒートシールにより貼り合わせることができる。
厚さT1が40μm以上200μm以下の範囲であることにより、胴部10の一定の強度の確保と、剛性が高くなりすぎることの抑制とを両立することができる。また、厚さT2が厚さT1の2倍以下であることにより、貼り合わせ部14が他の部分と比較して厚くなりすぎ、頂部12において大きな厚さムラが生じることを抑制できる。これにより、頂部12を閉塞部21の底部11側とは反対側の面に沿って容易に折り曲げることができるとともに、厚さムラにより頂部12と閉塞部21との貼り合わせが部分的に剥離する、貼り合わせ不良の発生を抑制できる。また、閉塞部21上において貼り合わせ部14が大きく盛り上がってしまい、意匠性が悪化することを抑制できる。
(注出口部の機能)
図6は、胴部10にわずかに残った内容物を取り出す際のチューブ容器100の様子を説明するための断面図である。
チューブ容器100では、注出口部20が胴部10の長手方向に直交する平板状の閉塞部21を備えるとともに、胴部10の頂部12は、閉塞部21の端縁において、閉塞部21の胴部10の底部11側とは反対側の面に接着されている。このため、図6に示すように、指等で胴部10を閉塞部21の端縁で折り曲げることにより、閉塞部21の内方側の平面と胴部10の内面とが、胴部10にわずかに残った内容物を挟み込んで、注出口部20の開口の周辺へ向かって押し出す。
また、注出口部20の閉塞部21は、平板状であるため、テーパ形状に形成された注出口部とは異なり、内方側に内容物の残留を可能とする空間を有さない。このため、注出口部20の開口の周辺へ向かって押し出された内容物を、胴部10および注出口部20の内部へ残留させることなく開口から絞り出すことができる。この結果、チューブ容器100によれば、容器内部における内容物の残留を抑制することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係るチューブ容器101について説明する。チューブ容器101は、一端が閉塞された胴部10aと、胴部10aの他端に取り付けられた注出口部20とを含む。図7は、チューブ容器101の正面図であり、図8は、胴部10aを図7のD−D’線で切断した断面図である。
チューブ容器101とチューブ容器100との相違点は、胴部10aを形成するフィルムの端縁を貼り合わせる方法である。具体的には、胴部10aのフィルムの端縁は、図8に示すように、端部どうしを突き合せた状態で、テープ材14a(内側テープ材)により覆われている。胴部10aでは、テープ材14aは、胴部10aの内部においてフィルムの端縁を覆い、かつ胴部10aの長手方向に沿って延伸するように設けられている。胴部10aでは、厚さT1はフィルムの厚さであり、厚さT2はテープ材14aがフィルムを覆う領域における厚さ、すなわち、フィルムとテープ材14aとの合計の厚さである。
テープ材14aおよびフィルムの材質や層構成は、限定されないが、例えばテープ材14aの最外層(胴部10aの外側)と、フィルムの最内層(胴部10bの内側)とが好適に溶着できればよい。テープ材14aの材質は、フィルムと同じ材質でもよいし、違う材質でもよい。テープ材14aは、必要な機能に応じてガスバリアフィルムなどの機能性フィルムを積層した積層フィルムを用いて形成されてもよい。
フィルム、テープ材14aの厚さは、厚さT1、T2が上述の範囲であれよい。テープ材14aは、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂材料を用いて形成することができる。
テープ材14aを積層体で形成した場合、端部を単一素材で覆うことにより保護する端部保護形状16を有していてもよい。図9の(a)、(b)は、いずれもテープ材14aを長さ方向に直交する断面で切断した断面図である。図9の(a)に示したテープ材14aは、一例として端部を折り返して折り返し位置を新たな端部とする端部保護形状16を有する。また、図9の(b)に示したテープ材14aは、一例として両面のシーラントで端部を覆った端部保護形状16を有する。いずれのテープ材14aも、端部保護形状16により、端部が内容物に接しても層間剥離したり接着材等の成分が内容物に漏出したりすることを抑制できる。なお、テープ材14aは、胴部10aの外部からフィルムの端縁を覆ってもよいし、胴部10aの外部および内部の両側からフィルムの端縁を覆ってもよい。
チューブ容器101によっても、容器内部における内容物の残留を抑制することができる。また、胴部10aの厚さT1が40μm以上200μm以下であって、厚さT2が厚さT1の2倍以下であることにより、貼り合わせ不良の発生および意匠性の悪化が抑制される。
(変形例)
厚さT1、T2が上述の範囲であれば、胴部10aのフィルムは、端部の間に所定の隙間を有していてもよい。図10は、変形例に係る胴部10aの断面図である。変形例に係る胴部10aは、端部の間に隙間を有する。このため、例えば、テープ材14aに通気性を持たせることで、胴部10aの内圧が所定の圧力以上に高まることを抑制できる。また、例えばテープ材14aに透明性を持たせることで、フィルムが透明でなくてもテープ材14aを通して胴部10aの内容量を目視することが可能になる。
本実施形態において、テープ材14aは、胴部10aの内側からフィルムの端縁を覆う内側テープ材としたが、胴部10aの外側からフィルムの端縁を覆う外側テープ材であってもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態に係るチューブ容器102について説明する。チューブ容器102は、一端が閉塞された胴部10bと、胴部10bの他端に取り付けられた注出口部20とを含む。図11は、チューブ容器101の正面図であり、図12は、胴部10aを図11のE−E’線で切断した断面図である。
チューブ容器102とチューブ容器100との相違点は、胴部10bを形成するフィルムの端縁を貼り合わせる方法である。具体的には、胴部10bのフィルムの端縁は、図12に示すように、端部どうしを突き合せた状態で、テープ材14b(内側テープ材)、テープ材14c(外側テープ材)により覆われている。胴部10aでは、テープ材14bは、胴部10bの内部においてフィルムの端縁を覆い、かつ胴部10bの長手方向に沿って延伸するように設けられている。また、テープ材14cは、胴部10bの外部においてフィルムの端縁を覆い、かつ胴部10bの長手方向に沿って延伸するように設けられている。胴部10bでは、厚さT1はフィルムの厚さであり、厚さT2はテープ材14b、14cがフィルムを覆う領域における厚さ、すなわち、フィルムとテープ材14b、14cとの合計の厚さである。
テープ材14bの最外層(胴部10bの外側)と、フィルムの最内層(胴部10bの内側)とは互いに溶着可能な材質である。また、テープ材14bは、内容物を保護するため、端面から接着材等の漏出がない層構成を有する。例えば、フィルムの最内層をシーラント層とし、テープ材14bをフィルムの最内層と同じ材質の単層体とすることができる。
テープ材14cの最内層(胴部10bの内側)と、フィルムの最外層(胴部10bの内側)とは互いに溶着可能な材質である。また、フィルムおよびテープ材14cは、それぞれガスバリアフィルムまたはアルミニウムのようなバリア性を有する層を含む。フィルム、テープ材14b、14cの層構成、材質は以上の要件を満たせば他は限定されない。
フィルム、テープ材14b、14cの厚さは、厚さT1、T2が上述の範囲であればよい。
本実施形態においては、テープ材14bがシーラント単層の構成であるため、層間剥離したり接着材等の成分が内容物に漏出したりするおそれがない。そのため、コストをかけて図9に示すような加工の難度が高い端部保護形状を設けなくてもよい。また、フィルムとその外側に設けられたテープ材14cとにより、胴部10bはバリア性を有する。これにより、バリア性に優れた胴部10bを低コストで提供することができる。
チューブ容器102によっても、容器内部における内容物の残留を抑制することができる。また、胴部10bの厚さT1が40μm以上200μm以下であって、厚さT2が厚さT1の2倍以下であることにより、貼り合わせ不良の発生および意匠性の悪化が抑制される。
(変形例)
厚さT1、T2が上述の範囲であれば、胴部10bのフィルムは、端部の間に所定の隙間を有していてもよい。図13は、変形例に係る胴部10bの断面図である。変形例に係る胴部10bは、端部の間に隙間を有する。このため、例えば、テープ材14b、14cに透明性を持たせることで、フィルムが透明でなくてもテープ材14b、14cを通して胴部10aの内容量を目視することが可能になる。なお、この変形例においては、テープ材14bの最外層とテープ材14bの最内層とが互いに溶着可能であることが好ましい。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態に係るチューブ容器102について説明する。チューブ容器103は、一端が閉塞された胴部10cと、胴部10cの他端に取り付けられた注出口部20とを含む。図14は、チューブ容器101の正面図であり、図15は、胴部10cを図14のF−F’線で切断した断面図である。
チューブ容器103とチューブ容器100との相違点は、胴部10cを形成するフィルムの端縁を貼り合わせる方法である。具体的には、胴部10cのフィルムの端縁は、図15に示すように、平坦な状態にあるフィルムに対して傾斜を有するように形成された端部どうしを互いに対向させて、胴部10cの周方向における厚みが略一定となるように貼り合わされる。端部どうしを貼り合わせた、貼り合わせ部14dは、胴部10cの長手方向に沿って延伸するように形成される。フィルムの端縁は、溶着、接着などにより互いに貼り合わせられる。フィルムの材質、層構成は、このような溶着や接着ができれば限定されない。胴部10cでは、厚さT1はフィルムの厚さであり、厚さT2は貼り合わせ部14の厚さである。上述のように、胴部10cは周方向において厚みが略一定であるため、図15に示すように、厚さT1と厚さT2とは略等しい。
チューブ容器103によっても、容器内部における内容物の残留を抑制することができる。また、胴部10cの厚さT1が40μm以上200μm以下であって、厚さT2が厚さT1の2倍以下であることにより、貼り合わせ不良の発生および意匠性の悪化が抑制される。
胴部の形成方法は、以上の実施形態で説明した方法に限定されない。胴部の厚さT1、T2を上述の範囲で形成することが可能であれば、例えば、溶断、押し出し成型、ブロー成型などの方法を採用することができる。
本発明は、医薬品、化粧品、食品等を充填できる包装容器に用いることができる。
10、10a、10b、10c 胴部
11 底部
12 頂部
13 収容部
14、14d 貼り合わせ部
14a、14b、14c テープ材
15 保護層
16 端部保護形状
20 注出口部
21 閉塞部
22 ハーフカット
23 プルリング
100、101、102 チューブ容器

Claims (5)

  1. 一端が閉塞され、内容物を収容することができる筒状の胴部と、前記胴部の他端に取り付けられた前記胴部の前記他端を閉塞可能な注出口部とを含むチューブ容器であって、
    前記注出口部は、前記胴部の長手方向に直交する平板状の閉塞部を備え、
    前記胴部の前記他端は、前記閉塞部の端縁において、前記閉塞部の前記胴部の前記一端側とは反対側の面に貼り合わせられており、
    前記胴部は、フィルムを用いて形成され、
    最も薄い部分の厚さが、40μm以上200μm以下であって、
    最も厚い部分の厚さが、前記厚さの2倍以下である、
    チューブ容器。
  2. 前記胴部は、前記フィルムの端縁どうしが貼り合わせられた、貼り合わせ部を備え、
    前記貼り合わせ部は、前記フィルムの内層と外層とが対向して貼り合わせられ、前記胴部の長手方向に沿って延伸するように形成されている、
    請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 前記胴部は、前記フィルムの端縁が前記胴部の内側および外側のいずれかからテープ材により覆われており、
    前記テープ材は、前記胴部の長手方向に沿って延伸するように設けられている、
    請求項1に記載のチューブ容器。
  4. 前記胴部は、前記フィルムの端縁が前記胴部の内側および外側から、それぞれテープ材により覆われており、
    それぞれの前記テープ材は、前記胴部の長手方向に沿って延伸するように設けられている、請求項1に記載のチューブ容器。
  5. 前記内側テープ材は、シーラント層の単層からなる、請求項4に記載のチューブ容器。
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