JP2021051155A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにカートリッジが非純正品であると強く認識させつつ使用を許可することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、カートリッジ200が装着されるカートリッジ装着部141と、カートリッジ装着部141からカートリッジ200を排出する排出部142と、カートリッジ装着部141に装着されたカートリッジ200が、純正カートリッジか非純正カートリッジかどうかの純正判定を行う純正判定部131と、純正判定の結果に基づいて、カートリッジ200の使用を許可するかどうかの使用判定を行う使用判定部132とを備える。使用判定では、非純正カートリッジがカートリッジ装着部141に装着された際、排出部142に非純正カートリッジを排出させた後、排出された非純正カートリッジが再装着されると、非純正カートリッジの使用を許可する。【選択図】図2

Description

本発明は、装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置が知られており、このような画像形成装置では、カートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成(印刷)を行う。トナーは、画像形成の際に消費されていき、最終的にカートリッジに収容されたトナーが無くなる。空になったカートリッジは、画像形成装置から取り外され、新たなカートリッジが装着される。ところで、カートリッジについては、画像形成装置に応じた純正品だけでなく、非純正品も市販されている。非純正品については、トナーの品質などが保証されておらず、短期的には、定着不良や画像の荒れ、トナーかぶりなどの画質不良が発生する虞があり、長期的には、感光体へのフィルミング、現像槽のマグネットローラへのトナー焼き付き、キャリアへのトナースペントや外添剤汚染、定着部へのダメージなどが発生する虞があった。そこで、画像形成装置に装着されたカートリッジが非純正品であっても、ジョブ実行時のエラーの発生を抑制する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−17894号公報
特許文献1に記載の画像形成装置は、非純正品が装着された状態で印刷ジョブを実行するとき、設定項目の設定値の入力をユーザから受け付けるための設定画面を表示し、入力された設定値に基づきジョブ実行時の動作を設定している。しかしながら、非純正品を装着した際に、警告や設定値変更のみで印刷可能とされていると、ユーザに対しては、非純正品を用いていることやそのリスクを充分に認識させられないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ユーザにカートリッジが非純正品であると強く認識させつつ使用を許可することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、ユーザによって、前記カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、前記カートリッジ装着部から前記カートリッジを排出する排出部と、前記カートリッジ装着部に装着された前記カートリッジが、純正品である純正カートリッジか、非純正品である非純正カートリッジかどうかの純正判定を行う純正判定部と、前記純正判定の結果に基づいて、前記カートリッジの使用を許可するかどうかの使用判定を行う使用判定部とを備え、前記使用判定では、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記排出部に前記非純正カートリッジを排出させた後、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記非純正カートリッジの使用を許可することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、画面を表示する表示部と、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、前記表示部に表示させる画面を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記非純正カートリッジが装着されたことを示す注意画面を、前記表示部に表示させる構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記注意画面には、排出された前記非純正カートリッジを再装着すると、前記非純正カートリッジの使用が許可される旨が示されている構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記表示部は、前記非純正カートリッジが排出されるときに、前記注意画面を表示する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記非純正カートリッジの排出と前記注意画面の表示とは、いずれか一方が実施された後、他方が実施される構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記表示制御部は、ユーザからの入力を受け付けた際、前記注意画面を非表示とする構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、動作すると、前記カートリッジ装着部への前記カートリッジの装着を阻止する装着阻止部を備え、前記装着阻止部は、前記排出部によって前記非純正カートリッジを排出させた際、動作して前記非純正カートリッジの装着を阻止し、ユーザからの入力を受け付けると、動作して前記非純正カートリッジの装着を受け入れる構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記表示制御部は、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記表示部において前記注意画面を表示する位置を変更する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記表示制御部は、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記注意画面を非表示とする構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置では、前記カートリッジ装着部は、複数設けられ、前記排出部は、複数の前記カートリッジ装着部のそれぞれに前記非純正カートリッジが装着された際、いずれか1つの前記非純正カートリッジを排出する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記使用判定では、複数の前記カートリッジ装着部のそれぞれに前記非純正カートリッジが装着された際、排出された1つの前記非純正カートリッジが再装着されると、全ての前記非純正カートリッジの使用を許可する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、使用を許可した前記カートリッジが、前記純正カートリッジか前記非純正カートリッジかどうかを装着履歴として記憶する装着履歴記憶部を備え、前記使用判定部は、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記装着履歴を参照し、直前に使用を許可した前記カートリッジが前記非純正カートリッジである場合、前記使用判定を行わずに前記非純正カートリッジの使用を許可する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、外部に通報する通報部を備える構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成での設定を記憶する設定記憶部を備え、前記設定記憶部は、前記純正カートリッジを使用する際に適用する純正設定と、前記非純正カートリッジを使用する際に適用する非純正設定とを記憶している構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記設定記憶部に記憶された画像形成での設定を更新する設定更新部を備え、前記設定更新部は、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、画像形成での設定を更新する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記使用判定部によって、前記非純正カートリッジの使用が許可された際、テスト画像の形成を受け付ける構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成でのエラーを判定するエラー判定部と、画像形成を行った回数を数える計数部とを備え、前記計数部は、画像形成を行った回数におけるエラーの割合に基づいて、エラー頻度を算出する構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、装着した前記カートリッジを使い切ったことを検知する完了検知部と、前記非純正カートリッジを使い切った際に、注意喚起する注意喚起部とを備える構成としてもよい。
本発明によると、非純正カートリッジを排出することで、ユーザに非純正品を装着したという認識を強く持たせることができる。ユーザに認識させてから再装着させることで、非純正品であると強く認識させつつ使用を許可することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 カートリッジが装着された状態において、カートリッジ装着部近傍を示す模式構造図である。 カートリッジが排出された状態において、カートリッジ装着部近傍を示す模式構造図である。 第1画面を表示した表示部を示す説明図である。 第2画面を表示した表示部を示す説明図である。 第3画面を表示した表示部を示す説明図である。 画像形成装置において、カートリッジが装着された際の処理フローを示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。
画像形成装置100は、スキャナ機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を有する複合機であり、画像読取装置110によって読み取られた原稿の画像を外部に送信し(スキャナ機能に相当する)、読み取られた原稿の画像または外部から受信した画像をカラーもしくは単色で用紙に画像形成する(複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能に相当する)。
画像読取装置110の上側には、画像読取装置110に対して開閉自在に支持された原稿搬送装置120(ADF)が設けられている。原稿搬送装置120が開かれると、画像読取装置110の上方が開放され、原稿(用紙)を手置きで置くことができるようになっている。また、原稿搬送装置120は、載置された原稿を画像読取装置110の上に自動で搬送する。画像読取装置110は、載置された原稿または原稿搬送装置120から搬送された原稿を読み取って画像データを生成する。
画像形成装置100は、露光装置1、現像装置2、感光体ドラム3、クリーナ装置4、帯電器5、中間転写ベルト装置6、定着装置7、給紙トレイ81、手差しトレイ82、排紙トレイ91、および用紙搬送経路Sを備える構成とされており、外部から伝達された画像データに応じて、所定の用紙に対して多色および単色の画像を形成する。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナ装置4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、画像形成装置100の略中央に配置されている。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。露光装置1は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。上述した一連の動作によって、各感光体ドラム3の表面に各色のトナー像が形成される。クリーナ装置4は、現像および画像転写の後に感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去および回収する。
中間転写ベルト装置6は、感光体ドラム3の上側に配置され、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、および中間転写ベルトクリーニング装置65を備えている。なお、中間転写ローラ64は、YMCK用の各色の画像ステーションに対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、および中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して、中間転写ベルト61の表面を所定方向(図中矢符D方向)に移動させるように構成されている。
中間転写ベルト61は、矢符Dの方向へ周回移動し、中間転写ベルトクリーニング装置65によって残留トナーを除去および回収され、各感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像が順次転写して重ね合わされて、中間転写ベルト61の表面にカラーのトナー像が形成される。
画像形成装置100は、転写ローラ10aを含む2次転写装置10をさらに備えている。転写ローラ10aは、中間転写ベルト61との間にニップ域が形成されており、用紙搬送経路Sを通じて搬送されて来た用紙をニップ域に挟み込んで搬送する。用紙は、ニップ域を通過する際に、中間転写ベルト61の表面のトナー像が転写される。
給紙トレイ81は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのトレイであり、露光装置1の下側に設けられている。手差しトレイ82は、画像形成装置100の側面に開閉自在に設けられ、開放することで画像形成に使用する用紙を載置できるトレイである。また、排紙トレイ91は、画像形成装置100の上側に設けられており、画像形成済みの用紙を載置するためのトレイである。
用紙搬送経路Sは、S字状に設けられた主経路S1と、主経路S1の途中で分岐して再合流する反転経路S2とを備え、主経路S1に沿って、ピックアップローラ11a、手差しピックアップローラ11b、レジスト前ローラ12a、レジストローラ13、2次転写装置10、定着装置7、および排紙ローラ12bが配置されている。反転経路S2は、定着装置7と排紙ローラ12bとの間から分岐し、反転搬送ローラ12cおよび反転搬送ローラ12dを経由してレジスト前ローラ12aとレジストローラ13との間に再合流する。
ピックアップローラ11aは、給紙トレイ81の端部近傍に備えられ、給紙トレイ81から用紙を1枚ずつ用紙搬送経路Sに供給する呼び込みローラである。レジストローラ13は、給紙トレイ81から搬送されている用紙を一旦保持し、感光体ドラム3上のトナー像の先端と用紙の先端とを合わせるタイミングで用紙を転写ローラ10aに搬送する。レジスト前ローラ12aは、用紙の搬送を促進補助するための小型のローラである。
定着装置7では、定着ローラ71に加圧ローラ72が押圧され、定着ローラ71を加熱する加熱部73を備えている。定着装置7では、未定着のトナー像が形成された用紙を受け取り、用紙を定着ローラ71と加圧ローラ72との間に挟み込んで搬送する。定着後の用紙は、排紙ローラ12bによって排紙トレイ91上に排出される。
また、用紙の表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙を排紙ローラ12bから反転経路S2へと逆方向に搬送して、用紙の表裏を反転させ、用紙をレジストローラ13へと再度導き、表面と同様にして裏面に画像形成を行い、用紙を排紙トレイ91へと搬出する。
画像形成装置100には、カートリッジ200(トナー容器)が装着されるカートリッジ装着部141が設けられている。カートリッジ装着部141は、複数設けてもよく、本実施の形態では、YMCK用の各色に応じて、4つのカートリッジ装着部141が設けられている。
画像形成装置100の側面には、入力部144と表示部145とを備えたディスプレイが設けられている。入力部144は、ディスプレイの枠部に設けられたボタンとされているが、これに限定されず、入力部144と表示部145とが一体とされたタッチパネルであってもよい。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置100は、各部の動作を制御するCPU130と、各種情報を記憶するメモリー150とを備えている。画像形成装置100は、さらに、カートリッジ装着部141からカートリッジ200を排出する排出部142と、動作するとカートリッジ装着部141へのカートリッジ200の装着を阻止する装着阻止部143と、通報部146とを備えている。なお、排出部142および装着阻止部143については、後述する図3および図4を参照して、詳細に説明する。
CPU130は、純正判定部131、使用判定部132、表示制御部133、設定更新部134、エラー判定部135、計数部136、完了検知部137、および注意喚起部138を、予め組み込まれたプログラムとして記憶し、記憶したプログラムを実行することにより、後述する処理を実行する。メモリー150は、装着履歴を記憶する装着履歴記憶部151と、画像形成における設定を記憶する設定記憶部152とを備えているが、この他にも、画像形成装置100に関する各種情報を記憶していてもよい。
純正判定部131は、カートリッジ装着部141に装着されたカートリッジ200が、純正品である純正カートリッジか、非純正品である非純正カートリッジかどうかの純正判定を行う。純正判定部131は、カートリッジ200の特徴部201を確認している。なお、画像形成装置100では、特徴部201の形態に応じた読取部を適宜備えていればよい。
本実施の形態において、特徴部201は、カートリッジ200に取り付けられたIDタグとされ、IDタグに付与された情報を読み取ることで、純正判定が行われる。特徴部201は、これに限らず、バーコードやICチップなどカートリッジ200に取り付けられた部材であってもよいし、突起や凹部などカートリッジ200自体の形状を変化させたものでもよい。さらに、カートリッジ200を所定の寸法に設計しておき、その寸法が特徴部201とされていてもよい。純正判定部131は、上述した特徴部201が確認できれば、純正カートリッジであると判定し、特徴部201が確認できなければ、非純正カートリッジであると判定する。
使用判定部132は、純正判定の結果に基づいて、カートリッジ200の使用を許可するかどうかの使用判定を行う。つまり、画像形成装置100では、カートリッジ装着部141に装着しただけでは、カートリッジ200を使用することができず、使用判定部132によって許可されることで、カートリッジ200が使用可能な状態となる。なお、使用判定部132によって許可されたカートリッジ200については、トナーが無くなったと判断されるまで、カートリッジ装着部141から外すことができないようにしてもよい。
表示制御部133は、表示部145に表示させる画面を制御する。表示部145には、画像形成装置100の動作状況や、入力部144からの入力に応じた画面が表示される。なお、表示部145に表示する画面については、後述する図5ないし図7を参照して説明する。
設定更新部134は、設定記憶部152に記憶された画像形成での設定を更新する。画像形成での設定については、複数の項目が設定されていてもよく、純正カートリッジを使用する際に適用する純正設定と、非純正カートリッジを使用する際に適用する非純正設定とが設けられている。画像形成に関する設定項目は、例えば、定着温度、転写設定、およびグリッドバイアスなどである。定着温度は、定着時における定着装置7の各部の温度に対応する。転写設定は、用紙へのトナー像の転写に関わる設定であって、現像装置2でのトナーの供給量や、転写ローラ10aと中間転写ベルト61との圧力などである。グリッドバイアスは、画像形成装置100の各種ローラへの印加電圧(例えば、転写ローラ10aに印加する転写電圧)である。なお、上述した設定項目は一例であって、他の設定項目が設けられていてもよい。このように、純正品と非純正品とで画像形成において異なる設定を設けることで、それぞれに適した条件での画像形成を行うことができる。
また、設定更新部134は、カートリッジ200がカートリッジ装着部141に装着された際、画像形成での設定を更新する。このように、画像形成における設定を更新することで、カートリッジ200を交換した際、それに適した条件に変更することができる。
エラー判定部135は、画像形成でのエラーを判定する。画像形成装置100でのエラーは、例えば、用紙の搬送不良や、各部の動作の不調であって、適宜設けたセンサなどの検知結果から判定できる。
計数部136は、画像形成を行った回数を数える。カートリッジ200を交換した際には、計数部136が数えた回数をリセットしてもよい。なお、計数部136は、単純に回数を数えるだけでなく、画像形成装置100の動作状況から回数に換算してもよい。例えば、カートリッジ200からのトナーの供給量や、現像装置2の稼働時間から画像形成の回数に換算できる。また、計数部136は、画像形成を行った回数におけるエラーの割合に基づいて、エラー頻度を算出する。このように、エラーの頻度を把握することで、画像形成装置100にとって適切な使用条件を調べることができる。
完了検知部137は、装着したカートリッジ200を使い切ったことを検知する。カートリッジ200の使用状況については、センサで検知したトナーの残量や、画像形成を行った回数に基づいて、判断すればよい。
注意喚起部138は、非純正カートリッジを使い切った際に、注意喚起する。ここでの注意喚起は、非純正カートリッジを使い切ったことを示す内容であって、表示部145に表示してユーザに知らせてもよいし、通信を介して外部へ知らせてもよい。通報部146は、通信を介して外部と接続されており、指示を受けると、外部に通報する。このように、カートリッジ200を使い切った際に注意喚起することで、非純正品であることを認識させ、次に使用するカートリッジ200の選択について思慮させることができる。
装着履歴記憶部151は、使用判定部132によって、使用を許可したカートリッジ200が、純正カートリッジか非純正カートリッジかどうかを装着履歴として記憶する。つまり、装着履歴を参照することで、以前に使用したカートリッジ200が純正品か非純正品かを把握することができる。
図3は、カートリッジが装着された状態において、カートリッジ装着部近傍を示す模式構造図であって、図4は、カートリッジが排出された状態において、カートリッジ装着部近傍を示す模式構造図である。
カートリッジ装着部141は、カートリッジ200に応じた形状の空間を有しており、カートリッジ200を挿入するための開口が設けられている。なお、画像形成装置100には、カートリッジ装着部141の開口を覆うために、開閉自在なカバーを設けてもよい。カバーを閉じた状態でカートリッジ200を排出しても、カートリッジ200がカバーにぶつからないように、カバーと開口との間には、数cm程度の隙間を設けてもよい。
図4に示すように、排出部142は、動作すると、カートリッジ装着部141の開口に向かう方向に、カートリッジ200を押し出す。装着阻止部143は、動作すると、カートリッジ200を押し出した状態から排出部142が動かないように係止する。装着阻止部143による係止が解除された状態では、ユーザによって押し込まれることで、カートリッジ200がカートリッジ装着部141に再装着される。
カートリッジ200を介して、排出部142が押し込まれる構造では、排出部142の位置によって、カートリッジ200が装着されたかどうかを判断してもよい。なお、これに限らず、カートリッジ200の有無を検知するセンサを設けて、カートリッジ200が装着されたかどうかを判断してもよい。
図3および図4では、排出部142と装着阻止部143とが独立した構造を示したが、これに限定されず、排出部142と装着阻止部143とが一体とされていてもよい。例えば、上述した構造の場合、装着阻止部143は、排出部142の可動機構に組み込まれており、可動機構に指示をして、排出部142の動きを止める。
カートリッジ200には、画像形成装置100にトナーを供給する供給口が設けられており、この供給口は、カートリッジ装着部141に装着することで、トナーを受け入れるための受入口と接続される。そこで、排出部142は、上述した構成に限らず、カートリッジ200をカートリッジ装着部141の外部に押し出さずに、カートリッジ200を使用できない状態にする構成としてもよい。この場合、例えば、供給口と受入口との接続を遮るシャッターを設けておき、排出部142は、シャッターを可動させて、トナーの供給を不可能にする。さらに、カートリッジ装着部141の近傍には、ボタンやレバーなどユーザに操作される部材を設け、ボタンやレバーなどを操作することで、シャッターを可動させ、トナーの供給を可能にする。
次に、表示部145に表示される画面の一例として、第1画面G1ないし第3画面G3について、図5ないし図7を参照して説明する。
図5は、第1画面を表示した表示部を示す説明図である。
第1画面G1は、表示部145の略全体を占める大きさとされ、第1コメントC1および第1キーK1を含んでいる。第1画面G1は、非純正カートリッジが装着されたことを示す注意画面の一例とされ、第1コメントC1には、排出された非純正カートリッジを再装着すると、非純正カートリッジの使用が許可される旨が示されている。本実施の形態において、具体的に、第1コメントC1は、「トナー容器が純正品ではないので、不具合発生の可能性がありますが、継続使用しますか?その際の故障に関しては、お客様の責任となります。」という内容とされており、ユーザに対し、トナーが非純正品であることを認めた上で、使用する意図があるかどうかを確認するものである。第1キーK1は、ユーザの入力を受け付ける入力部144に対応し、入力されると、画像形成装置100は、ユーザが第1コメントC1の内容を承諾したと判断する。
第1画面G1を表示する際に、装着阻止部143を動作させてカートリッジ200の装着を阻止しておき、第1キーK1の操作に応じて、装着阻止部143を再度動作させ、カートリッジ200の再装着を受け入れるようにしてもよい。装着阻止部143の動作によって、カートリッジ200を再装着する際、注意画面を見てから入力するという作業をユーザに課すことができ、非純正品であると明確に認識させることができる。
第1キーK1が操作された際、第1画面G1を非表示としてもよいし、第1画面G1から後述する第2画面G2に表示を切り換えてもよい。第1画面G1を表示することで、非純正カートリッジを使用するための手順を分かりやすくユーザに伝えることができる。また、ユーザの入力を受け付けてから注意画面を非表示とすることで、非純正カートリッジを装着したことを、ユーザに再確認させることができる。
なお、第1コメントC1の内容は、これに限らず、トナーの種類について、さらに言及されていてもよい。つまり、YMCK用に4つのカートリッジ装着部141が設けられている場合では、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローのうち、非純正品である全てのカートリッジ200が示されていてもよい。
また、第1画面G1では、第1コメントC1の他に、カートリッジ200を再装着する手順を示す画像(イラスト)を含んでいてもよい。また、表示する画像は、静止画に限らず、映像(動画)であってもよい。
表示部145では、第1画面G1と他の画面とを同時に表示してもよい。つまり、画像形成装置100に指示するための操作画面を表示しておき、その上に重ねるように第1画面G1を表示することで、ユーザには、第1画面G1を優先的に視認させることができる。
図6は、第2画面を表示した表示部を示す説明図である。
第2画面G2は、簡素化した注意画面の一例であって、第1画面G1よりも小さく、表示部145の隅に表示されている。第2画面G2は、「警告」という表示と、第2キーK2とを含んでいる。第2キーK2は、ユーザの入力を受け付ける入力部144に対応し、入力されると、第2画面G2から第1画面G1に表示を切り換える。第2画面G2は、表示部145に小さく表示されているので、表示部145の他の部分には、画像形成装置100に対する操作画面を併せて表示できる。この表示では、画像形成装置100への操作を受け付けつつ、カートリッジ200に関する注意を促すことができる。また、ユーザの入力に応じて、第2画面G2から第1画面G1に表示を切り換えることで、ユーザへの警告について、詳しい内容を示すことができる。
図7は、第3画面を表示した表示部を示す説明図である。
第3画面G3は、印刷中に表示される画面の一例であって、第2コメントC2を含んでいる。第2コメントC2の内容は、トナーが純正品か非純正品かによって異なっている。具体的に、非純正カートリッジを使用している際、第2コメントC2は、「印刷中(非純正品のトナー容器です)」という内容とされており、ユーザに対し、トナーが非純正品であることを示している。また、純正カートリッジを使用している際、第2コメントC2は、「印刷中」という内容とされている。
次に、画像形成装置100において、カートリッジ200が装着された際の処理フローについて、図8を参照して説明する。
図8は、画像形成装置において、カートリッジが装着された際の処理フローを示すフロー図である。
ステップS01では、ユーザによって、カートリッジ装着部141にカートリッジ200が装着される。
ステップS02では、純正判定部131によって、装着されたカートリッジ200が純正品か非純正品かどうかの純正判定を行う。その結果、カートリッジ200が純正品である場合には(ステップS02:Yes)、ステップS03へ進む。一方、カートリッジ200が純正品でない(非純正品である)場合には(ステップS02:No)、ステップS05へ進む。
ステップS03では、使用判定部132によって、使用判定を行い、装着されたカートリッジ200の使用を許可する。
ステップS04では、画像形成装置100によって、画像形成を行い、処理を終了する。なお、単にカートリッジ200を交換しただけであって、画像形成の実行が指示されていない場合は、画像形成を行う必要はない。画像形成を実行している際には、上述した第3画面G3を表示する。
ステップS05では、排出部142によって、カートリッジ装着部141からカートリッジ200を排出する。ここで、表示部145には、第1画面G1が表示される。このように、注意画面を表示することで、非純正品が装着されたことを、ユーザに明確に認識させることができる。また、カートリッジ200を排出した後、装着阻止部143を動作させてもよい。装着阻止部143による係止は、第1画面G1への入力によって解除される。
ステップS06では、排出部142によって、カートリッジ装着部141にカートリッジ200が再装着されたかどうかを判断する。ここでは、カートリッジ200を排出してから所定の時間経過したり、カートリッジ装着部141からカートリッジ200が取り外されたりしたら、カートリッジ200が再装着されなかったと判断する。その結果、カートリッジ200が再装着された場合には(ステップS06:Yes)、ステップS03へ進む。一方、カートリッジ200が再装着されなかった場合には(ステップS06:No)、ステップS07へ進む。
ステップS07では、画像形成装置100によって、画像形成を中止し、処理を終了する。この状態では、カートリッジ200の装着が完了していないので、画像形成装置100は、印刷不可能な状態となっている。なお、画像形成の実行が指示されていない場合は、画像形成を中止する必要はない。
上述した使用判定では、非純正カートリッジがカートリッジ装着部141に装着された際、排出部142に非純正カートリッジを排出させた後、排出された非純正カートリッジが再装着されると、非純正カートリッジの使用を許可する。このように、非純正カートリッジを排出することで、ユーザに非純正品を装着したという認識を強く持たせることができる。ユーザに認識させてから再装着させることで、非純正品であると強く認識させつつ使用を許可することができる。
上述したステップS05では、カートリッジ200の排出と、注意画面の表示とを行っているが、それぞれを実施するタイミングは、適宜調整してもよく、両方を同時に実施してもよいし、実施するタイミングをずらしてもよい。非純正カートリッジの排出と併せて注意画面を表示した際には、カートリッジ200に関する通知であることを、ユーザに強く意識させることができる。また、非純正カートリッジの排出と注意画面の表示とを実施するタイミングをずらした際には、2つの動作が実施されたことをユーザに認識させることができる。
また、第1画面G1と第2画面G2とは、ユーザからの入力によって切り換わる構成を示したが、これに限定されず、カートリッジ200の装着に連動させてもよい。具体的に、ステップS06において、カートリッジ200が再装着された際、表示部145は、第1画面G1から第2画面G2に表示を切り換えてもよい。このように、カートリッジ200の再装着に合わせて、注意画面の表示位置を変更することで、非純正品が装着されていることを、ユーザに認識させ続けることができる。また、ステップS06において、カートリッジ200が再装着された際、表示していた第1画面G1を非表示としてもよい。このように、カートリッジ200の再装着に合わせて、注意画面を非表示とすることで、カートリッジ200の装着が完了したことをユーザに把握させることができる。
上述したステップS05において、非純正品が複数装着された際、全ての非純正品を排出してもよいし、いずれか1つの非純正品を排出してもよい。このように、カートリッジ200を少なくとも1つ排出することで、準備が整っていないことをユーザに把握させることができる。また、排出された1つの非純正カートリッジが再装着されると、全ての非純正カートリッジの使用を許可する構成としてもよい。このように、非純正品であるとユーザが認識してから再装着した際には、全ての非純正カートリッジを受け入れることで、ユーザに課す作業を減らすことができる。
図8では、ステップS01の後に、ステップS02へ進むフローを示したが、これに限定されず、ステップS01の後、装着履歴を参照するステップを追加してもよい。このステップにおいて、使用判定部132は、非純正カートリッジがカートリッジ装着部141に装着された際、装着履歴を参照し、直前に使用を許可したカートリッジ200が非純正カートリッジである場合、ステップS02を飛ばしてステップS03へ進み、使用判定を行わずに非純正カートリッジの使用を許可する。このように、装着履歴を参照することで、ユーザが非純正品を連続して使用する意図があることを把握できる。この場合には、ユーザが充分に認識していると判断して、非純正品の使用に関する確認を省いて、作業を簡略化できる。なお、直前に使用を許可したカートリッジ200が純正カートリッジである場合には、ステップS02へ進めばよい。
ステップS06を経てステップS03へ進んだ場合は、通報部146によって外部へ通報してもよい。このように、通報部146から通報することによって、非純正品が装着されたことを伝えることができる。
本実施の形態では、使用判定部132によって、非純正カートリッジの使用が許可された際、テスト画像の形成を受け付ける。テスト画像は、メモリー150に予め記憶された画像データであって、例えば、色や線の太さが異なるパターンが複数並べられており、その画質を確認することで、最適な画像形成の条件を調べることができる。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
100 画像形成装置
130 CPU
131 純正判定部
132 使用判定部
133 表示制御部
134 設定更新部
135 エラー判定部
136 計数部
137 完了検知部
138 注意喚起部
141 カートリッジ装着部
142 排出部
143 装着阻止部
144 入力部
145 表示部
146 通報部
150 メモリー
151 装着履歴記憶部
152 設定記憶部
200 カートリッジ
201 特徴部

Claims (18)

  1. 装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、
    ユーザによって、前記カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
    前記カートリッジ装着部から前記カートリッジを排出する排出部と、
    前記カートリッジ装着部に装着された前記カートリッジが、純正品である純正カートリッジか、非純正品である非純正カートリッジかどうかの純正判定を行う純正判定部と、
    前記純正判定の結果に基づいて、前記カートリッジの使用を許可するかどうかの使用判定を行う使用判定部とを備え、
    前記使用判定では、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記排出部に前記非純正カートリッジを排出させた後、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記非純正カートリッジの使用を許可すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    画面を表示する表示部と、
    ユーザからの入力を受け付ける入力部と、
    前記表示部に表示させる画面を制御する表示制御部とを備え、
    前記表示制御部は、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記非純正カートリッジが装着されたことを示す注意画面を、前記表示部に表示させること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記注意画面には、排出された前記非純正カートリッジを再装着すると、前記非純正カートリッジの使用が許可される旨が示されていること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記表示部は、前記非純正カートリッジが排出されるときに、前記注意画面を表示すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記非純正カートリッジの排出と前記注意画面の表示とは、いずれか一方が実施された後、他方が実施されること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2から請求項5までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記表示制御部は、ユーザからの入力を受け付けた際、前記注意画面を非表示とすること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2から請求項6までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    動作すると、前記カートリッジ装着部への前記カートリッジの装着を阻止する装着阻止部を備え、
    前記装着阻止部は、前記排出部によって前記非純正カートリッジを排出させた際、動作して前記非純正カートリッジの装着を阻止し、ユーザからの入力を受け付けると、動作して前記非純正カートリッジの装着を受け入れること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2から請求項7までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記表示制御部は、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記表示部において前記注意画面を表示する位置を変更すること
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項2または請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記表示制御部は、排出された前記非純正カートリッジが再装着されると、前記注意画面を非表示とすること
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジ装着部は、複数設けられ、
    前記排出部は、複数の前記カートリッジ装着部のそれぞれに前記非純正カートリッジが装着された際、いずれか1つの前記非純正カートリッジを排出すること
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置であって、
    前記使用判定では、複数の前記カートリッジ装着部のそれぞれに前記非純正カートリッジが装着された際、排出された1つの前記非純正カートリッジが再装着されると、全ての前記非純正カートリッジの使用を許可すること
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    使用を許可した前記カートリッジが、前記純正カートリッジか前記非純正カートリッジかどうかを装着履歴として記憶する装着履歴記憶部を備え、
    前記使用判定部は、前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、前記装着履歴を参照し、直前に使用を許可した前記カートリッジが前記非純正カートリッジである場合、前記使用判定を行わずに前記非純正カートリッジの使用を許可すること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記非純正カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、外部に通報する通報部を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    画像形成での設定を記憶する設定記憶部を備え、
    前記設定記憶部は、前記純正カートリッジを使用する際に適用する純正設定と、前記非純正カートリッジを使用する際に適用する非純正設定とを記憶していること
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14に記載の画像形成装置であって、
    前記設定記憶部に記憶された画像形成での設定を更新する設定更新部を備え、
    前記設定更新部は、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された際、画像形成での設定を更新すること
    を特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1から請求項15までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記使用判定部によって、前記非純正カートリッジの使用が許可された際、テスト画像の形成を受け付けること
    を特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1から請求項16までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    画像形成でのエラーを判定するエラー判定部と、
    画像形成を行った回数を数える計数部とを備え、
    前記計数部は、画像形成を行った回数におけるエラーの割合に基づいて、エラー頻度を算出すること
    を特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項1から請求項17までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    装着した前記カートリッジを使い切ったことを検知する完了検知部と、
    前記非純正カートリッジを使い切った際に、注意喚起する注意喚起部とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
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