JP2021050834A - 埋込形換気扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気ケーブルの接続の容易性と、安全性とを両立した埋込形換気扇を提供する。【解決手段】埋込形換気扇は、送風部は、回転駆動するモーターとモーターに接続された羽根とを有する駆動部と、駆動部を駆動するための電気を供給する強電ケーブルを接続する強電コネクタと、駆動部を制御するための信号を授受する弱電ケーブルを接続する弱電コネクタとを備える。また、埋込形換気扇は、筐体の天面に配置され強電コネクタを介して得られた電気と弱電コネクタを介して得られた信号とを用いて送風部の動作を制御する制御基板と、制御基板を格納する格納部と、を備える。そして、強電コネクタと弱電コネクタは、ケーブル接続開口を備え、ケーブル接続開口が同一の接続面に向けて開口し、互いに分離されて配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、埋込形換気扇に関するものである。
従来、埋込形換気扇は、天井裏への設置時でも電気配線の接続が容易になるように、入力端子台を有する制御回路ボックスを風路内に設けたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のダクト用換気扇(埋込形換気扇)について図7を参照しながら説明する。
図7は従来の埋込形換気扇としてのダクト用換気扇101の断面図である。ボディ103の内部空間であって風路上に、入力端子台を有する制御回路ボックス102を備えている。これにより、ボディ103の底面部に設けられた開口から制御回路ボックス102への電気配線が可能となり、設置が容易とされている。
特開2017−9249号公報
上記に示したダクト用換気扇101は、風路上に電装関連部品、つまり制御回路ボックスが設けられている。このような構造の場合、多湿環境で使用すると、例えば結露や微細な水滴等により、意図せぬ電気的トラブルが発生する可能性がある。
これに対して、ボディの外周から電気配線を可能とした場合、安全性は向上するが埋込形であるが故に、設置時、特に電気ケーブルの接続が困難になるという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、電気ケーブルの接続の容易性と、安全性とを両立した埋込形換気扇を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するため、本発明に係る埋込形換気扇は、外郭を形成する筐体と、前記筐体の底面に空気を吸い込むための吸込口と、前記筐体の側面に空気を排出するための吹出口と、前記吸込口から前記吹出口に空気を導く送風部と、を備えた埋込形換気扇であって、前記送風部は、回転駆動するモーターと前記モーターに接続された羽根とを有する駆動部と、前記駆動部を駆動するための電気を供給する強電ケーブルを接続するための強電コネクタと、前記駆動部を制御するための信号を授受する弱電ケーブルを接続するための弱電コネクタと、前記筐体の天面に配置され前記強電コネクタを介して得られた電気と前記弱電コネクタを介して得られた前記信号とを用いて前記送風部の動作を制御する制御基板と、前記制御基板を格納する格納部と、を備え、前記強電コネクタと前記弱電コネクタは、ケーブル接続開口を備え、前記ケーブル接続開口が同一の接続面に向けて開口し、互いに分離されて配置されたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、電気ケーブルの接続の容易性と、安全性とを両立した埋込形換気扇を提供することができる。
図1は、本発明に係る埋込形換気扇の斜視図である。 図2は、本発明に係る埋込形換気扇の断面図である。 図3は、制御基板及びサブ基板の斜視図である。 図4は、本発明に係る埋込形換気扇の上面図である。 図5は、本発明に係る埋込形換気扇の側面図である。 図6は、埋込形換気扇の設置例を示す図である。 図7は、従来のダクト用換気扇の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、実質的に同一の部位については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る埋込形換気扇1の斜視図である。また、図2は、埋込形換気扇1の天井裏への設置時の断面図である。
本発明に係る埋込形換気扇1は、図1に示すように、換気扇本体2と、ルーバー3と、を備えている。また、埋込形換気扇1は、ルーバー3を屋内に向けて配置され、換気扇本体2は、例えば天井板30と床板31との間に配置される。
換気扇本体2は、筐体4と、アダプター5と、送風部7と、を備えている。
筐体4は、角筒形で内部空間を有し金属製の箱体である。筐体4は、吸込口8と、吹出口9と、天面板10と、側面板11と、を備えている。
吸込口8は、筐体4の底面に設けられ、筐体4の内部空間へ空気を吸い込むための開口である。吸込口8は、埋込形換気扇1を運転した際の、室内空気の筐体4の内部空間への入り口を構成する。
吹出口9は、筐体4の一面であって底面に隣接する四つの側面のいずれか一つの側面、つまり一側面に設けられ、筐体4の内部空間に吸い込んだ空気を筐体4の外部に吹き出すための開口である。ここで、吹出口9を備えた一側面を特に吹出面とする。
天面板10は、矩形形状を有し、筐体4における吸込口8が設けられた底面に対向する面、つまり天面に設けられる。
側面板11は、天面板10及び底面に隣接する四つの側面を形成する四枚の板として設けられる。四つの側面板11のうち、いずれか一つの側面板11が、吹出口9を備える。
アダプター5は、筐体4と接続するアダプタープレート13と、ダクトを接続するダクト接続部14と、を備える。
アダプタープレート13は、筐体4の吹出口9が設けられた一側面の下流側に設けられる。アダプタープレート13は、吹出口9が設けられた一側面に対応させた矩形板形状を有し、吹出口9に対応させた開口を中央近傍に備え、当該開口はダクト接続部14に連通する。
ダクト接続部14は、アダプタープレート13から下流側に向けて立設し、上流側は矩形であり下流側は円筒形状を有する。ダクト接続部14は、アダプター5の内部空間を吹出口9と接続され、筐体4の内部から吹き出される排気を誘導する。ダクト接続部14は、例えば屋内と屋外とを連通するダクトの屋内側端部が接続されることにより、埋込形換気扇1の排気が屋外に排出可能となる。
送風部7は、給気口15から排気口16へ空気を導くための部位であり、ファンケース6と、モーター18と、羽根17と、制御基板40と、格納部41とを備える。
ファンケース6は、吸込口8に対応する給気口15と吹出口9に対応する排気口16とを有し、排気口16を有する排気面が筐体4における吹出口9を有する吹出面に内接する。ファンケース6は、舌部を備え、上面視、言い換えると天面視にして舌部から下流、つまり外周側端部に向かって、後述の羽根17との間で形成される流路断面積を外周方向に徐々に拡大する渦巻形状を有する。
モーター18は、天面板10に固定され、ファンケース6の内部空間に向けて回転軸を突出させている。モーター18は、給電、具体的には外部から強電ケーブルを介して供給される電力により回転軸を回転させることで、回転軸に固定された羽根17を回転駆動する。
羽根17は、ファンケース6の内部に配置され、モーター18の回転軸に接続される。羽根17は、円筒形状を有し、円筒形状における底面を吸込口8及び給気口15に対向させて配置される。羽根17は、側面に複数のフィンを備え、羽根17を円筒形状における周方向に回転することにより給気口15から排気口16、言い換えると吸込口8から吹出口9方向への気流を発生させる。羽根17は、例えばシロッコファンが利用できる。
モーター18及び羽根17は、埋込形換気扇1における駆動部を構成し、モーター18は、後述の強電コネクタ42を介して供給された強電力により駆動する。
制御基板40は、強電ケーブルを介して供給された強電力を、変圧器を介して弱電力とし、制御基板40上でのマイクロコンピュータの動作や、駆動部のオン・オフ、さらには弱電ケーブルを介して外部との信号の授受等、駆動部の制御に利用する。さらに、弱電ケーブルを介して受信した信号は、送風部7の制御に利用される。
ここで、駆動部を駆動するための電気は、制御基板40に設けられた強電コネクタ42に接続された強電ケーブルを介して供給される。また変換された弱電力は、制御基板40内や、制御基板40に設けられた弱電コネクタ43を介して利用されるが詳細は後述する。
格納部41は、制御基板40を格納することにより、湿度や水滴から導電部を保護する。また、格納部41は、強電コネクタ42及び弱電コネクタ43用の開口を備えており、格納部41の内部は、強電コネクタ42及び弱電コネクタ43により外部と電気的に連通する。
ルーバー3は、中央部に通気開口を備えた板状を有し、例えば対向する辺に2つの線状バネを備える。ルーバー3は、線状バネを、筐体4に設けられた線状バネに対応する線状バネ係合部と係合させることで、吸込口8との距離を可変に例えば天井板30に設置できる。
続いて、図3〜図5を用いて強電コネクタ42及び弱電コネクタ43を備えた制御基板40の詳細について説明する。なお図3は、制御基板40及びサブ基板44の斜視図である。また図4は、埋込形換気扇1の上面図である。また図5は、埋込形換気扇1の側面図である。
制御基板40は、図3に示すように、上面視にしてC字形状を有し、中央の空間がモーター18の円筒形の本体部を取り巻いて配置される。制御基板40は、強電コネクタ42と、弱電コネクタ43と、サブ基板44とを備えている。
強電コネクタ42は、制御基板40のC字形状における一端部に設けられる。強電コネクタ42は、ケーブル接続開口A45を複数(本実施の形態では4穴)備えている。強電コネクタ42には、強電力を通電する強電ケーブルが接続される。
強電ケーブルは、例えば被膜に包まれた銅線が複数束ねられて構成され、さらに複数の被膜がまとめて外皮により包まれている。
ケーブル接続開口A45は、各開口に一本の銅線が挿入されて、例えば公知の抜け防止機構により引き抜き不能に固定される。
弱電コネクタ43は、制御基板40のC字形状における強電コネクタ42が設けられていない他端部に設けられる。なお、弱電コネクタ43は、制御基板40に対して平面を垂直に配置されたサブ基板44の表面上に配置される。言い換えると弱電コネクタ43は、後述の接続面47に対向し、接続面47と平行な表面上に配置される。
弱電コネクタ43は、ケーブル接続開口B46を複数(本実施の形態では6穴)備えている。弱電コネクタ43には、弱電力を通電する弱電ケーブルが接続される。ここで、弱電力とは、強電力よりも電圧が低いことを示す。
弱電ケーブルも強電ケーブルと同様、例えば被膜に包まれた銅線が複数束ねられて構成され、さらに複数の被膜がまとめて外皮により包まれている。
ケーブル接続開口B46は、各開口に一本の銅線が挿入されて、例えばケーブル接続開口A45と同様、公知の抜け防止機構により引き抜き不能に固定される。
なお、通常は電圧差に起因して、弱電ケーブルの銅線の径は強電ケーブルの銅線の径よりも小さい。つまり、使用者が弱電ケーブルの例えばケーブル端部から離れた位置を保持すると、弱電ケーブルは自重に耐えられず、保持位置からケーブル端部までの間で折れ曲がり、ケーブル端部が垂れ下がるのが通常である。これに対して強電ケーブルは、銅線の径が弱電ケーブルの銅線の径よりも大きく、ケーブル端部から適当な距離離れた位置で保持したとしても、自重により折れ曲がることは稀であるといえる。そして、銅線の径の違いから、ケーブル接続開口B46の径は、ケーブル接続開口A45の径よりも小口径である。
次に、強電コネクタ42と弱電コネクタ43の位置関係について詳しく説明する。
強電コネクタ42と弱電コネクタ43の位置は、上述のように、C字形状の一端部及び他端部に設けられており、すなわち互いに分離されて配置されている。
また、ケーブル接続開口A45とケーブル接続開口B46の開口方向は同一であり、図4に示すように、吹出口9を有する側面板11aに隣接する側面板11bに向けて開口する。言い換えると、吹出口9及びアダプター5に対してケーブル接続開口A45とケーブル接続開口B46の開口方向は直行する。なお、ケーブル接続開口A45とケーブル接続開口B46の開口が向けられる面を接続面47と定義する。
また、図4の差48に示すように、弱電コネクタ43は、接続面47に向けて、強電コネクタ42よりも突出している。つまり、弱電コネクタ43は、強電コネクタ42よりも接続面47側の側面板11bに近く配置されている。なお、距離の基準はそれぞれの開口の接続面47側の端部であり、例えば開口を覆う格納部41などは除かれる。
さらに、図5の差49に示すように、強電コネクタ42の高さ方向における位置は、弱電コネクタ43の高さ方向における位置よりも低く配置される。言い換えると、強電コネクタ42は、弱電コネクタ43よりも、天面(天面板10)に近接させて配置される。ここで、高さの基準はそれぞれの開口の中心である。
以上が、埋込形換気扇1の構成である。
上記構成により、電気ケーブルの接続の容易性と、安全性とを両立可能となる。
具体的には、強電コネクタ42と弱電コネクタ43とは距離を離して互いに分離されている。これにより、隣接されて配置される場合に比べて、強電ケーブルと弱電ケーブルの指し間違い、あるいは隣接する接続開口へ接続してしまうといった接続ミスを回避可能となる。また、ケーブル接続開口の径の差は、強電ケーブルの弱電コネクタ43のケーブル接続開口B46への挿入を防止、または困難とすることができる。結果として、接続ミスの回避により、強電ケーブルの弱電コネクタ43への接続による基板損傷や場合によっては発火の恐れを回避でき、安全性を向上できる。
また、弱電コネクタ43と強電コネクタ42は、同一の接続面47に向けて開口している。このため、狭い天井等に配置する際であっても、同一面から二種のケーブルを接続できるため、接続が容易である。
また、弱電コネクタ43よりも強電コネクタ42を天面に接近させた構成としている。これにより、例えば集合住宅や二階建て住宅の一階天井に設けられる場合であっても、接続容易性と絶縁性とを確保できる。具体的に説明すると、上述の構成では、埋込形換気扇1の上方に天井や上位階の床板31が近接する場合がある。つまり、どのような環境になるかは設置しないとわからない。
このような場合、リスクの高い強電コネクタ42の絶縁距離を考えると、下方の天面板10と強電コネクタ42とは設計段階において安全距離が確保できる。これに対して、できるだけ上方からは距離を取るのが望ましい。
これに対して弱電コネクタ43は、絶縁による安全性の確保は強電コネクタ42ほど重要ではなない。他方、弱電ケーブルは径が強電ケーブルよりも細いものを利用できるが、この場合、強度が弱いため形状の維持が難しく、弱電コネクタ43への接続が強電コネクタ42への接続に比して困難となる。よって、弱電コネクタ43に対しては天面板10から十分に離して、接続開口の前に接続のための作業空間を確保することを優先する。これにより、接続容易性と絶縁性とが確保できることとなる。
また、弱電コネクタ43は、接続面47側に向けて強電コネクタ42よりも突出した構成とし、これにより接続容易性を確保している。具体的に説明すると、弱電ケーブル及び強電ケーブルは、接続面47の正面から各コネクタに挿入されるか、或いは天井裏(上方)より垂らされて各コネクタに(斜め上方向から)挿入される。ここで、弱電ケーブルは強度が弱いため形状の維持が難しく、接続面47に近いほど、作業者は弱電ケーブルの端部近傍を掴んだ状態で弱電コネクタ43に挿入可能となり、接続しやすい。
これに対して、強電ケーブルは強度が強いため、強電コネクタ42に接続する場合には特に接続面47に近くなくても形状を維持したまま強電コネクタに挿入(押し込む)ことが可能となる。この点で強電ケーブルは弱電ケーブルより接続容易であると言える。しかし、接続後に埋込形換気扇1を天井に設置する際、筐体を天井に持ち上げると天井の開口に強電ケーブルが衝突して天井板30周縁を傷つけてしまうという問題がある。従って、強電コネクタを可能な限り接続面47側の側面板11よりも筐体4の天面中央側に配置している。これにより、埋込形換気扇1を天井に設置する際でも、強電ケーブルは筐体4の直上に位置するため開口に衝突することなく容易に配置することができるのである。
また、弱電コネクタ43をサブ基板44に設ける構成とし、これにより接続容易性と安全性を確保している。具体的に説明すると、弱電コネクタ43は強電コネクタ42よりも小さく、弱電ケーブル挿入時の負荷が小さいため、基板との接続はハンダ接続のみで行われるのが通常である。これに対して、強電コネクタ42は、強電ケーブル挿入時に負荷が大きく、制御基板40へのハンダ接続のみの固定ではハンダ破損の可能性があるためハンダ接続に加えて制御基板40に固定するための補強足が設けられている。
しかし、弱電コネクタ43においても挿入時のハンダ破損の可能性はあり、さらに誤って強電ケーブルを挿入された場合にはその負荷によりハンダが破損してしまう可能性が高い。従って、制御基板40に垂直なサブ基板44を設けることで、ハンダ接続のみであってもコネクタ挿入方向の力をサブ基板44の表面で垂直に受け止め、ハンダの破損を防止することができる。また、この構成により、弱電コネクタ43の強電コネクタ42よりも高所への配置も容易に調整(設計)可能となる。
また、吹出口9の開口方向(図6における矢印50)、言い換えるとダクト接続部14の突出方向は、ケーブル接続開口A45及びケーブル接続開口B46の開口方向(図6における矢印51)と直行する構成としている。
これにより、図6に示すように、吸込口8を横向き、ここでは図6の紙面に平行で手前位置に配置して埋込形換気扇1を上下に二段縦積み且つ横方向に複数配置して使用する場合には、水滴などの滴下による安全性を確保できる。このような埋込形換気扇1の配置は、例えば図6の上方に空調装置を配置した全館空調における空調室、つまり送風側として適用される。このような場合には、ダクト接続の容易性を上げると共に、温度や湿度によってダクト接続部14の外周近傍で発生する可能性がある水滴、或いは天井からの意図せぬ水滴の滴下に対して、ケーブル接続開口内への侵入を抑制し、電気的トラブルを防止できる。
本発明に係る埋込形換気扇は、電気ケーブルの接続の容易性と、安全性とを両立した埋込形換気扇として有用である。
1 埋込形換気扇
2 換気扇本体
3 ルーバー
4 筐体
5 アダプター
6 ファンケース
7 送風部
8 吸込口
9 吹出口
10 天面板
11、11a、11b 側面板
13 アダプタープレート
14 ダクト接続部
15 給気口
16 排気口
17 羽根
18 モーター
30 天井板
31 床板
40 制御基板
41 格納部
42 強電コネクタ
43 弱電コネクタ
44 サブ基板
45 ケーブル接続開口A
46 ケーブル接続開口B
47 接続面
48、49 差
50、51 矢印
101 ダクト用換気扇
102 制御回路ボックス
103 ボディ

Claims (6)

  1. 外郭を形成する筐体と、前記筐体の底面に空気を吸い込むための吸込口と、前記筐体の側面に空気を排出するための吹出口と、前記吸込口から前記吹出口に空気を導く送風部と、を備えた埋込形換気扇であって、
    前記送風部は、
    回転駆動するモーターと前記モーターに接続された羽根とを有する駆動部と、
    前記駆動部を駆動するための電気を供給する強電ケーブルを接続するための強電コネクタと、
    前記駆動部を制御するための信号を授受する弱電ケーブルを接続するための弱電コネクタと、
    前記筐体の天面に配置され前記強電コネクタを介して得られた電気と前記弱電コネクタを介して得られた前記信号とを用いて前記送風部の動作を制御する制御基板と、
    前記制御基板を格納する格納部と、を備え、
    前記強電コネクタと前記弱電コネクタは、
    ケーブル接続開口を備え、
    前記ケーブル接続開口が同一の接続面に向けて開口し、
    互いに分離されて配置された、埋込形換気扇。
  2. 前記弱電コネクタのケーブル接続開口は、
    前記強電コネクタのケーブル接続開口よりも小口径である請求項1記載の埋込形換気扇。
  3. 前記強電コネクタは、
    前記弱電コネクタよりも前記天面に近接させて配置された請求項2記載の埋込形換気扇。
  4. 前記制御基板に垂直に配置されて前記制御基板に接続されたサブ基板を備え、
    前記弱電コネクタは、
    前記サブ基板の前記接続面対向し前記接続面に平行な表面に設けられ、
    前記ケーブル接続開口が前記接続面に向けて開口する、請求項1から3のいずれかに記載の埋込形換気扇。
  5. 前記弱電コネクタは、
    前記接続面側に向けて前記強電コネクタよりも突出し、
    前記強電コネクタよりも前記筐体の前記接続面側の側面に近い、請求項1から4のいずれかに記載の埋込形換気扇。
  6. 前記吹出口の開口方向は、前記ケーブル接続開口の開口方向と直行する請求項1から5のいずれかに記載の埋込形換気扇。
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