JP2021049734A - 印刷装置、乾燥部の設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】媒体を適切に乾燥できる印刷装置、乾燥部の設定方法を提供する。【解決手段】印刷装置11は、液体を吐出することによって媒体99に画像を印刷する印刷部17と、媒体に印刷された画像の光学濃度を検出するセンサー18と、印刷された媒体を乾燥させる乾燥部19と、制御部20と、を備え、印刷部は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを印刷し、制御部は、センサーによって検出されるパッチパターンの光学濃度に基づき、乾燥部の設定動作を実行する。【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置、乾燥部の設定方法に関する。
特許文献1には、液体を吐出することによって媒体に画像を印刷する印刷部と、印刷された媒体を乾燥させる乾燥部とを備える印刷装置が記載されている。
こうした印刷装置においては、媒体が適切に乾燥されるように、乾燥部が設定されることが好ましい。媒体を過度に乾燥させると、媒体にダメージが及ぶ。媒体を適切に乾燥させるためには、印刷部が吐出した液体のうち、媒体上に残っている液体を乾燥させればよい。すなわち、媒体を適切に乾燥させるために必要な乾燥量は、印刷部が媒体に吐出した吐出量から、媒体が吸収可能な最大吸収量を差し引いた量である。しかし、最大吸収量は、媒体の種別ごとに異なる。そのため、同じ吐出量であっても、媒体によって必要な乾燥量が異なる。したがって、乾燥部を適切に設定することが難しい。
上記課題を解決する印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に画像を印刷する印刷部と、前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出するセンサーと、印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、制御部と、を備え、前記印刷部は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを印刷し、前記制御部は、前記センサーによって検出される前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記乾燥部の設定動作を実行する。
上記課題を解決する乾燥部の設定方法は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを媒体に印刷することと、前記パッチパターンの光学濃度を検出することと、前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記媒体を乾燥する乾燥部の設定動作を実行することと、を含む。
以下、印刷装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。印刷装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、印刷装置11は、筐体12と、基台13とを備える。印刷装置11は、保持部14と、搬送部15と、支持部16とを備える。印刷装置11は、印刷部17と、センサー18と、乾燥部19と、制御部20とを備える。
基台13は、筐体12を支持する。本実施形態において、基台13は、筐体12の下方から筐体12を支持する。
保持部14は、印刷前の媒体99が巻き重ねられたロール体100を保持する。保持部14は、ロール体100を回転可能に保持する。本実施形態の保持部14は、基台13に取り付けられる。
保持部14は、印刷前の媒体99が巻き重ねられたロール体100を保持する。保持部14は、ロール体100を回転可能に保持する。本実施形態の保持部14は、基台13に取り付けられる。
搬送部15は、媒体99を搬送するように構成される。本実施形態の搬送部15は、第1ローラー21と、第2ローラー22とを有する。本実施形態において、第1ローラー21と第2ローラー22とは、筐体12内に位置する。
第1ローラー21は、例えば、媒体99に対して下方から接触する。第2ローラー22は、例えば、媒体99に対して上方から接触する。第1ローラー21と第2ローラー22とが媒体99を挟み込む状態で回転すると、媒体99が搬送される。このようにして、本実施形態の搬送部15は、媒体99を搬送する。本実施形態においては、搬送部15が媒体99を搬送することによって、保持部14から媒体99が繰り出される。
支持部16は、媒体99を支持するように構成される。本実施形態の支持部16は、第1支持台24と、第2支持台25と、第3支持台26とを有する。
第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、例えば、板状の部材である。第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、媒体99を下方から支持する。第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、媒体99が搬送される方向である搬送方向D1においてこの順で並ぶ。
第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、例えば、板状の部材である。第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、媒体99を下方から支持する。第1支持台24、第2支持台25及び第3支持台26は、媒体99が搬送される方向である搬送方向D1においてこの順で並ぶ。
第1支持台24は、媒体99に接触する第1支持面27を有する。第1支持台24は、搬送方向D1において搬送部15より上流に位置する。
第2支持台25は、媒体99に接触する第2支持面28を有する。第2支持台25は、搬送方向D1において搬送部15より下流に位置する。
第2支持台25は、媒体99に接触する第2支持面28を有する。第2支持台25は、搬送方向D1において搬送部15より下流に位置する。
第3支持台26は、媒体99に接触する第3支持面29を有する。第3支持台26は、搬送方向D1において搬送部15より下流に位置する。第3支持台26は、搬送方向D1において第2支持台25より下流に位置する。すなわち、搬送部15は、搬送方向D1において第1支持台24と第2支持台25との間に位置する。
本実施形態において、媒体99は、第1支持面27、第2支持面28、及び第3支持面29に沿って搬送される。そのため、本実施形態において、搬送方向D1は、第1支持面27、第2支持面28、第3支持面29に沿って延びる方向である。
印刷部17は、液体を吐出することによって媒体99に印刷する。本実施形態の印刷部17は、ヘッド31と、キャリッジ32とを有する。
ヘッド31は、液体を吐出可能に構成される。ヘッド31は、第2支持面28と対向する。そのため、ヘッド31は、媒体99に対して第2支持台25に支持される部分に液体を吐出する。
ヘッド31は、液体を吐出可能に構成される。ヘッド31は、第2支持面28と対向する。そのため、ヘッド31は、媒体99に対して第2支持台25に支持される部分に液体を吐出する。
キャリッジ32は、ヘッド31を搭載する。キャリッジ32は、媒体99に対して走査するように構成される。キャリッジ32が走査しながらヘッド31が液体を吐出することによって、媒体99に画像が印刷される。すなわち、本実施形態のヘッド31は、媒体99に対して走査するシリアルヘッドである。ヘッド31は、媒体99の幅に対して長尺に設けられるラインヘッドであってもよい。
センサー18は、媒体99に印刷された画像の光学濃度を検出するように構成される。そのため、本実施形態において、センサー18は、搬送方向D1において印刷部17よりも下流に位置する。本実施形態のセンサー18は、キャリッジ32に取り付けられる。詳しくは、センサー18は、キャリッジ32において、搬送方向D1の下流を向く面に取り付けられる。
センサー18は、例えば、発光する発光素子と受光する受光素子とを有する光学式センサーである。センサー18は、媒体99に向けて光を照射し、媒体99によって反射された光を受けることによって、画像の光学濃度を検出する。光学濃度とは、いわゆるOD値である。
本実施形態のセンサー18は、第2支持面28と対向する。本実施形態のセンサー18は、媒体99において第2支持台25に支持される部分に向けて光を照射する。すなわち、センサー18は、下方に向けて光を照射する。
乾燥部19は、印刷された媒体99を乾燥させるように構成される。本実施形態の乾燥部19は、第3支持面29と対向する。そのため、乾燥部19は、媒体99において第3支持台26に支持される部分を乾燥させる。
本実施形態の乾燥部19は、赤外線ヒーター34と、送風部35とを有する。本実施形態の乾燥部19は、ケース36と、反射板37とを有する。
赤外線ヒーター34は、赤外線を発する。赤外線ヒーター34は、赤外線によって、媒体99を加熱する。媒体99が加熱されると、媒体99の乾燥が促進される。
赤外線ヒーター34は、赤外線を発する。赤外線ヒーター34は、赤外線によって、媒体99を加熱する。媒体99が加熱されると、媒体99の乾燥が促進される。
本実施形態の赤外線ヒーター34は、第3支持面29に対向する。そのため、本実施形態の赤外線ヒーター34は、媒体99において第3支持台26に支持される部分を加熱する。
本実施形態の赤外線ヒーター34は、棒状のヒーターである。本実施形態の赤外線ヒーター34は、媒体99の幅に対して長尺に構成される。
本実施形態において、赤外線ヒーター34は、2つ設けられる。2つの赤外線ヒーター34は、互いに平行な姿勢で並ぶ。
本実施形態において、赤外線ヒーター34は、2つ設けられる。2つの赤外線ヒーター34は、互いに平行な姿勢で並ぶ。
送風部35は、媒体99に向けて送風するように構成される。送風部35は、例えば、ファンである。送風部35が媒体99に向けて送風することにより、媒体99の乾燥が促進される。
ケース36は、第3支持面29と対向する。ケース36は、赤外線ヒーター34と、送風部35と、反射板37とを収容する。ケース36は、流路38を有する。
流路38は、ケース36において赤外線ヒーター34を囲うように延びる。流路38内に、送風部35が位置する。そのため、送風部35が駆動すると、流路38において空気が流れる。流路38は、吸気口41と、送風口42とを有する。
流路38は、ケース36において赤外線ヒーター34を囲うように延びる。流路38内に、送風部35が位置する。そのため、送風部35が駆動すると、流路38において空気が流れる。流路38は、吸気口41と、送風口42とを有する。
吸気口41は、流路38に空気を取り込むための開口である。送風部35が駆動することによって、吸気口41から空気が取り込まれる。吸気口41は、第3支持面29と対向する。吸気口41は、ケース36において、赤外線ヒーター34より搬送方向D1の下流に位置する。
送風口42は、流路38から空気を送り出すための開口である。送風部35が駆動することによって、送風口42から空気が送り出される。送風口42は、第3支持面29と対向する。送風口42は、ケース36において、赤外線ヒーター34より搬送方向D1の上流に位置する。
送風口42は、ケース36において、搬送方向D1の下流を向くように開口する。そのため、送風口42から送り出される空気は、第3支持面29に沿って搬送方向D1に流れる。第3支持面29に沿って流れた空気の大半は、吸気口41に取り込まれる。すなわち、乾燥部19において、空気は、流路38を循環する。空気がケース36内で循環することによって、ケース36内が高温に維持される。これにより、媒体99の乾燥が促進される。
反射板37は、赤外線ヒーター34から発する赤外線を第3支持面29に向けて反射するように構成される。反射板37は、例えば、金属板である。反射板37が第3支持面29に向けて赤外線を反射することによって、媒体99に対する加熱効率が向上する。そのため、媒体99の乾燥が一層促進される。
制御部20は、α:コンピュータープログラムに従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサー、β:各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する、特定用途向け集積回路などの1つ以上の専用のハードウェア回路、或いはγ:それらの組み合わせ、を含む回路として構成し得る。プロセッサーは、CPU並びに、RAM及びROMなどのメモリーを含み、メモリーは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリーすなわちコンピューター可読媒体は、汎用または専用のコンピューターでアクセスできるあらゆる可読媒体を含む。本実施形態において、制御部20は、印刷装置11を統括的に制御する。
印刷装置11においては、印刷された媒体99が適切に乾燥されるように、乾燥部19が設定されることが好ましい。媒体99を加熱する温度を上げると、媒体99は十分に乾燥される。しかし、媒体99を過度に乾燥させると、媒体99にダメージが及ぶ。すなわち、印刷装置11においては、印刷された媒体99が過不足なく乾燥されることが求められる。
媒体99を適切に乾燥させるためには、印刷部17が吐出した液体のうち、媒体99上に残っている液体を乾燥させればよい。すなわち、媒体99を適切に乾燥させるために必要な乾燥量は、印刷部17が媒体99に吐出した吐出量から、媒体99が吸収可能な最大吸収量を差し引いた量である。
最大吸収量は、媒体99の種別ごとに異なる。そのため、同じ吐出量であっても、媒体99の種別によって必要な乾燥量が異なる。すなわち、媒体99ごとの最大吸収量を測定すれば、その媒体99を乾燥させるにあたって乾燥部19を適切に設定できる。
乾燥量とは、乾燥部19によって乾燥される液体量である。すなわち、乾燥量は、媒体99に吐出された液体のうち、蒸発する液体量ともいえる。乾燥量、吐出量、最大吸収量は、何れも単位面積当たりの液体量である。
次に、媒体99の最大吸収量を測定するプロセスについて説明する。
図2に示すように、まず、印刷部17がパッチパターン45を印刷する。パッチパターン45は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチ50を含むパターンである。
図2に示すように、まず、印刷部17がパッチパターン45を印刷する。パッチパターン45は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチ50を含むパターンである。
本実施形態のパッチパターン45においては、パッチ50が5つ形成される。本実施形態において、5つのパッチ50をそれぞれ、第1パッチ51、第2パッチ52、第3パッチ53、第4パッチ54、第5パッチ55と呼称する。
本実施形態において、第1パッチ51、第2パッチ52、第3パッチ53、第4パッチ54、第5パッチ55は、この順で一列に並ぶ。第1パッチ51、第2パッチ52、第3パッチ53、第4パッチ54、第5パッチ55の順で、単位面積当たりの液体量が大きくなっている。すなわち、5つのパッチ50のうち、第1パッチ51の液体量が最も少なく、第5パッチ55の液体量が最も大きい。
パッチ50の液体量は、例えば、デューティーであらわされる。デューティーとは、印刷部17が単位面積当たりに吐出可能な最大液体量を100%としたときの比である。第1パッチ51は、例えば、デューティー20%の液体量で形成される。第2パッチ52は、例えば、デューティー40%の液体量で形成される。第3パッチ53は、例えば、デューティー60%の液体量で形成される。第4パッチ54は、例えば、デューティー80%の液体量で形成される。第5パッチ55は、例えば、デューティー100%の液体量で形成される。
次に、センサー18がパッチパターン45の光学濃度を検出する。図2に示すパッチパターン45の光学濃度を検出すると、図3に示すグラフが得られる。
図3に示すグラフは、デューティーとOD値との関係、すなわち液体量と光学濃度との関係を示している。このグラフは、互いに種別の異なる第1媒体と第2媒体とについて示している。
図3に示すグラフは、デューティーとOD値との関係、すなわち液体量と光学濃度との関係を示している。このグラフは、互いに種別の異なる第1媒体と第2媒体とについて示している。
図3に示すように、グラフにおいて、デューティーが高くなると、OD値が高くなる。グラフにおいて、デューティーが一定以上となると、OD値が飽和する。
OD値が飽和するパッチ50においては、液体が媒体99から溢れていると考えられる。そのため、OD値が飽和するパッチ50の液体量は、媒体99が吸収可能な最大吸収量を上回る。このことから、パッチパターン45において、OD値が飽和する1又は複数のパッチ50のうち、液体量の最も少ないパッチ50の液体量を、媒体99の最大吸収量として見なすことができる。
OD値が飽和するパッチ50においては、液体が媒体99から溢れていると考えられる。そのため、OD値が飽和するパッチ50の液体量は、媒体99が吸収可能な最大吸収量を上回る。このことから、パッチパターン45において、OD値が飽和する1又は複数のパッチ50のうち、液体量の最も少ないパッチ50の液体量を、媒体99の最大吸収量として見なすことができる。
第1媒体においては、デューティー80%とデューティー100%とにおいて、OD値が飽和している。すなわち、第4パッチ54と第5パッチ55とにおいて、液体が飽和している。これにより、デューティー80%となる液体量が、第1媒体の最大吸収量とみなすことができる。
第2媒体においては、デューティー60%とデューティー80%とデューティー100%とにおいて、OD値が飽和している。すなわち、第3パッチ53と第4パッチ54と第5パッチ55とにおいて、液体が飽和している。これにより、デューティー60%となる液体量が、第2媒体の最大吸収量とみなすことができる。このように、センサー18でパッチパターン45の光学濃度を検出することによって、媒体99の最大吸収量が測定される。
次に、制御部20が実行する設定処理について説明する。設定処理とは、乾燥部19を設定する処理である。制御部20は、印刷ジョブが入力されると、設定処理を開始する。印刷ジョブは、印刷する画像の情報を含む。そのため、印刷ジョブは、当該画像を印刷するにあたって印刷部17が吐出する吐出量を含む。本実施形態において、設定処理を実行する間、乾燥部19は停止しているが、稼働していてもよい。
図4に示すように、ステップS11において、制御部20は、印刷部17を制御することによって、パッチパターン45を印刷する。
ステップS12において、制御部20は、センサー18を制御することによって、パッチパターン45の光学濃度を検出する。このとき、センサー18は、乾燥部19が停止しているため、乾燥部19によって媒体99が乾燥される前に、媒体99に印刷された画像の光学濃度、すなわちパッチパターン45の光学濃度を検出する。仮に、乾燥部19が稼働している場合においても、センサー18は、搬送方向D1において乾燥部19より上流に位置するため、乾燥部19によって媒体99が乾燥される目に、パッチパターン45の光学濃度を検出する。
ステップS12において、制御部20は、センサー18を制御することによって、パッチパターン45の光学濃度を検出する。このとき、センサー18は、乾燥部19が停止しているため、乾燥部19によって媒体99が乾燥される前に、媒体99に印刷された画像の光学濃度、すなわちパッチパターン45の光学濃度を検出する。仮に、乾燥部19が稼働している場合においても、センサー18は、搬送方向D1において乾燥部19より上流に位置するため、乾燥部19によって媒体99が乾燥される目に、パッチパターン45の光学濃度を検出する。
ステップS13において、制御部20は、パッチパターン45の光学濃度に基づき、乾燥部19の設定動作を実行する。制御部20は、乾燥部19によって媒体99が乾燥される前に、乾燥部19の設定動作を実行する。設定動作とは、乾燥部19の設定に関する動作である。
ステップS13において、制御部20は、まず、パッチパターン45の光学濃度に基づき、パッチパターン45が印刷された媒体99の最大吸収量を測定する。次に、制御部20は、入力された印刷ジョブに対して設定される液体量、すなわち印刷ジョブに含まれる画像を印刷するにあたって印刷部17が吐出する吐出量を取得する。次に、制御部20は、取得した吐出量から最大吸収量を減算する。このようにして、制御部20は、当該画像を乾燥させるために必要となる乾燥量を算出する。次に、制御部20は、算出した乾燥量に基づき、画像を適切に乾燥させるにあたって必要となる赤外線ヒーター34の温度を算出する。次に、制御部20は、算出した赤外線ヒーター34の温度に基づき、乾燥部19の設定動作を実行する。
本実施形態の制御部20は、設定動作として、乾燥部19における設定を促すための設定情報を生成する。設定情報とは、例えば、メッセージである。この場合、制御部20は、算出した赤外線ヒーター34の温度に基づき、印刷装置11が有するディスプレイ又は印刷装置11と接続される外部装置などに、赤外線ヒーター34の温度の設定を促すメッセージを表示する。例えば、現在設定されている赤外線ヒーター34の温度が、算出された温度よりも低い場合、制御部20は、赤外線ヒーター34の温度を上げる旨の設定情報を生成する。
制御部20は、ステップS13の処理を終えると、設定処理を終了する。以上示したように、乾燥部19の設定方法は、パッチパターン45を媒体99に印刷することと、パッチパターン45の光学濃度を検出することと、パッチパターン45の光学濃度に基づき、乾燥部19の設定動作を実行することと、を含む。
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)制御部20は、センサー18によって検出されるパッチパターン45の光学濃度に基づき、乾燥部19の設定動作を実行する。パッチパターン45の光学濃度を検出することによって、媒体99が吸収可能な最大吸収量が測定される。測定された最大吸収量を、印刷部17の吐出量から差し引くことによって、媒体99を適切に乾燥させるために必要な乾燥量が算出される。算出された乾燥量に基づき、乾燥部19を適切に設定できる。
(1)制御部20は、センサー18によって検出されるパッチパターン45の光学濃度に基づき、乾燥部19の設定動作を実行する。パッチパターン45の光学濃度を検出することによって、媒体99が吸収可能な最大吸収量が測定される。測定された最大吸収量を、印刷部17の吐出量から差し引くことによって、媒体99を適切に乾燥させるために必要な乾燥量が算出される。算出された乾燥量に基づき、乾燥部19を適切に設定できる。
(2)制御部20は、設定動作として、乾燥部19における設定の変更を促すための設定情報を生成する。この場合、ユーザーは、設定情報に基づいて、乾燥部19を適切に設定できる。
(3)乾燥部19は、媒体99を加熱する赤外線ヒーター34と、媒体99に向けて送風する送風部35とを有する。赤外線ヒーター34と送風部35とによって、媒体99の乾燥が促進される。
本実施形態は、以下のように変更して実施できる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施できる。
・制御部20は、設定動作として、乾燥部19における設定を変更してもよい。すなわち、制御部20は、設定処理のステップS13において、乾燥部19における設定を変更してもよい。この場合、制御部20は、算出した赤外線ヒーター34の温度に基づき、赤外線ヒーター34の温度を変更する。例えば、制御部20は、赤外線ヒーター34の温度が、算出した温度となるように、赤外線ヒーター34の温度を変更する。この変更例によれば、以下の効果が得られる。
・制御部20は、設定動作として、乾燥部19における設定を変更してもよい。すなわち、制御部20は、設定処理のステップS13において、乾燥部19における設定を変更してもよい。この場合、制御部20は、算出した赤外線ヒーター34の温度に基づき、赤外線ヒーター34の温度を変更する。例えば、制御部20は、赤外線ヒーター34の温度が、算出した温度となるように、赤外線ヒーター34の温度を変更する。この変更例によれば、以下の効果が得られる。
(4)パッチパターン45の光学濃度に基づいて、自動的に乾燥部19が適切に設定される。
・パッチパターン45は、制御部20に入力される印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチ50を含んでもよい。すなわち、パッチパターン45は、印刷ジョブに含まれる画像を印刷するにあたって印刷部17が吐出する吐出量で形成されるパッチ50を含んでもよい。この場合、乾燥部19の設定が変更された後に、パッチパターン45が印刷された媒体99を乾燥部19によって乾燥させてもよい。例えば、設定処理において、設定動作によって赤外線ヒーター34の温度が変更された後に、パッチパターン45が印刷された媒体99を乾燥部19によって乾燥させてもよい。
・パッチパターン45は、制御部20に入力される印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチ50を含んでもよい。すなわち、パッチパターン45は、印刷ジョブに含まれる画像を印刷するにあたって印刷部17が吐出する吐出量で形成されるパッチ50を含んでもよい。この場合、乾燥部19の設定が変更された後に、パッチパターン45が印刷された媒体99を乾燥部19によって乾燥させてもよい。例えば、設定処理において、設定動作によって赤外線ヒーター34の温度が変更された後に、パッチパターン45が印刷された媒体99を乾燥部19によって乾燥させてもよい。
この変更例において、印刷装置11は、印刷ジョブに対して設定される液体で形成されるパッチ50を含むパッチパターン45を媒体99に印刷した後、センサー18によってパッチパターン45の光学濃度を検出する。その後、印刷装置11は、設定動作によって設定された乾燥部19により媒体99を乾燥させる。この変更例においては、設定処理を実行する間、乾燥部19が稼働していてもよい。この場合、パッチ50を乾燥させるまでの時間が短くなる。この変更例によれば、以下の効果が得られる。
(5)ユーザーは、印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチ50の乾燥具合を確認することによって、設定動作によって設定された乾燥部19による媒体99の乾燥が適切か否かを判断できる。このように、印刷装置11は、乾燥部19の設定と試し刷りとを兼ねて、パッチパターン45を印刷できる。
・図5に示すように、乾燥部19が変更されてもよい。この変更例において、乾燥部19は、発熱する発熱部61を有する。発熱部61は、流路38に位置する。そのため、発熱部61は、流路38内の空気を加熱する。加熱された空気は、送風部35によって媒体99に向けて送られる。すなわち、この変更例においては、媒体99を赤外線によって直接加熱するのではなく、加熱された空気を媒体99に吹き付けることによって、媒体99を乾燥させる。このように、この変更例における乾燥部19は、上記実施形態とは異なり、媒体99を間接的に加熱する。なお、この変更例において、発熱部61は、第3支持面29と対向しない。発熱部61は、赤外線ヒーター34と同様の構成でもよい。この変更例によれば、以下の効果が得られる。
(6)発熱部61と送風部35とによって、媒体99の乾燥が促進される。
・パッチパターン45に含まれるパッチ50の数は、4つ以下でもよいし、6つ以上でもよい。パッチ50の数が多いほど、媒体99の最大吸収量を精度よく測定できる。
・パッチパターン45に含まれるパッチ50の数は、4つ以下でもよいし、6つ以上でもよい。パッチ50の数が多いほど、媒体99の最大吸収量を精度よく測定できる。
・制御部20は、ステップS13において、算出した乾燥量に基づき、画像を適切に乾燥させるにあたって必要となる第3支持面29の温度を算出してもよい。また、制御部20は、ステップS13において、算出した乾燥量に基づき、画像を適切に乾燥させるにあたって必要となる流路38内の温度を算出してもよい。こうした場合、第3支持面29、又は流路38内の温度が、算出された温度となるように、制御部20は、乾燥部19の設定動作を実行する。
・制御部20は、乾燥部19の設定動作において、赤外線ヒーター34の温度を変更することに伴い、送風部35の送風量を変更してもよい。
・乾燥部19は、赤外線ヒーター34による赤外線のみによって媒体99を乾燥させるように構成でもよい。すなわち、乾燥部19は、送風部35を備えずともよい。
・乾燥部19は、赤外線ヒーター34による赤外線のみによって媒体99を乾燥させるように構成でもよい。すなわち、乾燥部19は、送風部35を備えずともよい。
・印刷部17が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、印刷部17が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または画素材料などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に画像を印刷する印刷部と、前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出するセンサーと、印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、制御部と、を備え、前記印刷部は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを印刷し、前記制御部は、前記センサーによって検出される前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記乾燥部の設定動作を実行する。
(A)印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に画像を印刷する印刷部と、前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出するセンサーと、印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、制御部と、を備え、前記印刷部は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを印刷し、前記制御部は、前記センサーによって検出される前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記乾燥部の設定動作を実行する。
光学濃度が飽和するパッチにおいては、液体が媒体から溢れていると考えられる。そのため、光学濃度が飽和するパッチの液体量は、媒体が吸収可能な最大吸収量を上回る。このことから、パッチパターンにおいて、光学濃度が飽和する1又は複数のパッチのうち、液体量の最も少ないパッチの液体量を、媒体の最大吸収量として見なすことができる。したがって、上記構成によれば、パッチパターンの光学濃度を検出することによって、媒体が吸収可能な最大吸収量が測定される。測定された最大吸収量を、印刷部の吐出量から差し引くことによって、媒体を適切に乾燥させるために必要な乾燥量が算出される。算出された乾燥量に基づき、乾燥部を適切に設定できる。
(B)上記印刷装置において、前記制御部は、前記設定動作として、前記乾燥部における設定の変更を促すための設定情報を生成してもよい。
上記構成によれば、ユーザーは、設定情報に基づいて、乾燥部を適切に設定できる。
上記構成によれば、ユーザーは、設定情報に基づいて、乾燥部を適切に設定できる。
(C)上記印刷装置において、前記制御部は、前記設定動作として、前記乾燥部における設定を変更してもよい。
上記構成によれば、パッチパターンの光学濃度に基づいて、自動的に乾燥部が適切に設定される。
上記構成によれば、パッチパターンの光学濃度に基づいて、自動的に乾燥部が適切に設定される。
(D)上記印刷装置において、前記パッチパターンは、前記制御部に入力される印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチを含み、前記センサーは、前記乾燥部によって前記媒体が乾燥される前に、前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出し、前記制御部は、前記乾燥部によって前記媒体が乾燥される前に、前記設定動作を実行してもよい。
上記構成によれば、印刷装置は、印刷ジョブに対して設定される液体で形成されるパッチを含むパッチパターンを媒体に印刷した後、センサーによってパッチパターンの光学濃度を検出する。その後、印刷装置は、設定動作によって設定された乾燥部により媒体を乾燥させる。これにより、ユーザーは、印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチの乾燥具合を確認することによって、設定動作によって設定された乾燥部による媒体の乾燥が適切か否かを判断できる。
(E)上記印刷装置において、前記乾燥部は、前記媒体を加熱する赤外線ヒーターと、前記媒体に向けて送風する送風部とを有してもよい。
上記構成によれば、赤外線ヒーターと送風部とによって、媒体の乾燥が促進される。
上記構成によれば、赤外線ヒーターと送風部とによって、媒体の乾燥が促進される。
(F)上記印刷装置において、前記乾燥部は、流路と、発熱する発熱部と、前記媒体に向けて送風する送風部とを有し、前記発熱部と前記送風部とは、前記流路内に位置してもよい。
上記構成によれば、乾燥部は、発熱部によって加熱された空気を媒体に送る。これにより、媒体の乾燥が促進される。
(G)乾燥部の設定方法は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを媒体に印刷することと、前記パッチパターンの光学濃度を検出することと、前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記媒体を乾燥する乾燥部の設定動作を実行することと、を含む。
(G)乾燥部の設定方法は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを媒体に印刷することと、前記パッチパターンの光学濃度を検出することと、前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記媒体を乾燥する乾燥部の設定動作を実行することと、を含む。
上記方法によれば、上述した印刷装置と同様の効果を得られる。
11…印刷装置、12…筐体、13…基台、14…保持部、15…搬送部、16…支持部、17…印刷部、18…センサー、19…乾燥部、20…制御部、21…第1ローラー、22…第2ローラー、24…第1支持台、25…第2支持台、26…第3支持台、27…第1支持面、28…第2支持面、29…第3支持面、31…ヘッド、32…キャリッジ、34…赤外線ヒーター、35…送風部、36…ケース、37…反射板、38…流路、41…吸気口、42…送風口、45…パッチパターン、50…パッチ、51…第1パッチ、52…第2パッチ、53…第3パッチ、54…第4パッチ、55…第5パッチ、61…発熱部、99…媒体、100…ロール体、D1…搬送方向。
Claims (7)
- 液体を吐出することによって媒体に画像を印刷する印刷部と、
前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出するセンサーと、
印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、
制御部と、を備え、
前記印刷部は、単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを印刷し、
前記制御部は、前記センサーによって検出される前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記乾燥部の設定動作を実行することを特徴とする印刷装置。 - 前記制御部は、前記設定動作として、前記乾燥部における設定の変更を促すための設定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記設定動作として、前記乾燥部における設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記パッチパターンは、前記制御部に入力される印刷ジョブに対して設定される液体量で形成されるパッチを含み、
前記センサーは、前記乾燥部によって前記媒体が乾燥される前に、前記媒体に印刷された画像の光学濃度を検出し、
前記制御部は、前記乾燥部によって前記媒体が乾燥される前に、前記設定動作を実行することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 前記乾燥部は、前記媒体を加熱する赤外線ヒーターと、前記媒体に向けて送風する送風部とを有することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 前記乾燥部は、流路と、発熱する発熱部と、前記媒体に向けて送風する送風部とを有し、
前記発熱部と前記送風部とは、前記流路内に位置する請求項4に記載の印刷装置。 - 単位面積当たりの液体量が段階的に異なる複数のパッチで構成されるパッチパターンを媒体に印刷することと、
前記パッチパターンの光学濃度を検出することと、
前記パッチパターンの光学濃度に基づき、前記媒体を乾燥する乾燥部の設定動作を実行することと、を含むことを特徴とする乾燥部の設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019175238A JP2021049734A (ja) | 2019-09-26 | 2019-09-26 | 印刷装置、乾燥部の設定方法 |
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