JP2021048535A - 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 - Google Patents
圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021048535A JP2021048535A JP2019170855A JP2019170855A JP2021048535A JP 2021048535 A JP2021048535 A JP 2021048535A JP 2019170855 A JP2019170855 A JP 2019170855A JP 2019170855 A JP2019170855 A JP 2019170855A JP 2021048535 A JP2021048535 A JP 2021048535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesa
- axis direction
- mask
- vibrating piece
- piezoelectric vibrating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 53
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 143
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 44
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 10
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 63
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 25
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 10
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 3
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
Description
(圧電振動子)
最初に第1実施形態の圧電振動子1について説明する。
図1は、第1実施形態に係る圧電振動子の分解斜視図である。
図1に示すように、圧電振動子1は、圧電振動片10と、圧電振動片10が実装されたパッケージ70と、を備える。圧電振動片10は、厚みすべりモードで振動する圧電振動片10である。圧電振動片10は、圧電板11と、圧電板11を厚みすべり振動させる電極膜12と、を備える。
図2から図4に示すように、圧電板11は、Y’軸方向の+側に向く第1主面15と、Y’軸方向の−側に向く第2主面16と、第1主面15および第2主面16の外周縁同士を接続する外周端面17と、を備える。圧電板11は、第1主面15および第2主面16それぞれに、Y’軸方向の外側に膨出して振動領域となるメサ部(第1メサ部20および第2メサ部30)を有する、いわゆるメサ型とされている。具体的に、第1主面15は、中央部においてY’軸方向の+側に膨出する第1メサ部20と、外周部分に位置して第1メサ部20を囲む第1外周部21と、を備える。第2主面16は、中央部においてY’軸方向の−側に膨出する第2メサ部30と、外周部分に位置して第2メサ部30を囲む第2外周部31と、を備える。
図5は、図2のV−V線における断面図である。
図5に示すように、第1側面23は、Z’軸方向に対する傾斜角度が互いに異なる複数の平面がY’軸方向に連なって形成されている。複数の平面は、水晶結晶の自然結晶面により形成されている。本実施形態では、複数の平面は、3つの平面を備える。なお、複数の平面は、4つ以上の平面を備えてもよい。複数の平面は、それぞれZ’軸方向に対する傾斜角度が10°以上となっている。第1側面23は、X軸方向から見たY’Z’断面において、前記仮想直線L1に対して第1メサ部20から離れる方向(すなわちZ’軸方向の+側)に膨出している。複数の平面のZ’軸方向に対する傾斜角度は、Y’軸方向の外側(+側)に向かうに従い小さくなっている。なお、第1側面23と第1外周部21との間にZ’軸方向に対する傾斜角度が10°未満の平面が形成されている場合、該平面は第1外周部21に含むものとする。
第2励振電極61Bは、第2メサ部30の頂面32上に配置されている。第2励振電極61Bは、平面視矩形状に形成され、第2メサ部30の頂面32の外周縁よりも内側に配置されている。
第2配線63Bは、第2主面16上において、第2励振電極61Bと第2マウント電極62Bとを接続している。
次に、圧電振動片10の製造方法について説明する。なお、以下の説明では、ATカット水晶基板(以下、ウェハSという。)から複数の圧電振動片10を一括で形成する方法について説明する。
図6に示すように、本実施形態の圧電振動片10の製造方法は、主にウェハ準備工程S10と、メサマスク形成工程S20と、第1メサエッチング工程S30(第1エッチング工程)と、メサマスク除去工程S40と、第2メサエッチング工程S50(第2エッチング工程)と、外形マスク形成工程S60と、外形エッチング工程S70と、外形マスク除去工程S80と、電極膜形成工程S90と、個片化工程S100と、を備える。
第2メサマスク83は、第1メサマスク82に対してZ’軸方向−側にずらして配置されている。具体的に、第1メサマスク82のZ’軸方向の中心に対し、第2メサマスク83のZ’軸方向の中心をZ’軸方向の−側へ距離Dずらして配置する。
図13に示すように、第2メサエッチング工程S50におけるウェハSのY’軸方向のエッチング量が増加するに従い、第1メサ部20の第1側面23の傾斜角度が小さくなっている。本実施形態では、第2メサエッチング工程S50におけるウェハSのY’軸方向のエッチング量を8μm以下とすることで、第1メサ部20の第1側面23のZ’軸方向に対する傾斜角度が20°以上となる。
以上の工程により、ウェハSから複数の圧電振動片10を一括して製造することができる。
この方法によれば、第1メサエッチング工程S30で、ウェハSにおける第1メサマスク82にマスクされた部分に第1メサ部20に対応する凸部(第1メサ原形部84)が形成され、第2メサマスク83にマスクされた部分に第2メサ部30に対応する凸部(第2メサ原形部85)が形成される。第2メサエッチング工程S50で、凸部の稜線がエッチングされるので、第1メサ部20および第2メサ部30それぞれにおける頂面22,32と第1側面23,33との接続部が均される。したがって、本実施形態の製造方法によって製造された圧電振動片10は、第1メサ部20および第2メサ部30それぞれにおける頂面22,32と第1側面23,33との接続部において、振動の反射が小さくなり、スプリアス発振が抑制される。
しかも、メサマスク形成工程S20で、d×1/3+2h<D<d×7/3+5hの関係を満たすように第1メサマスク82および第2メサマスク83を形成する。これにより、第1メサ部20の頂面22が第2メサ部30にZ’軸方向で重なり、第2メサ部30の頂面32が第1メサ部20にZ’軸方向で重なる。したがって、振動エネルギーを効率よく閉じ込めることができ、CI値の低い圧電振動片10を製造できる。
以上により、振動特性の優れた圧電振動片10を製造できる。
この方法によれば、他のエッチング工程よりも後に圧電板11の外形を形成するので、他のエッチング工程よりも前に圧電板11の外形を形成する方法と比較して、圧電板11を所望の形状に形成しやすい。
この構成によれば、第1側面23,33の3つの平面それぞれを形成している水晶結晶の自然結晶面はZ’軸方向に対して傾斜しているので、第1メサ部20の第1側面23全体のZ’軸方向に対する傾斜角度、および第2メサ部30の第1側面33全体のZ’軸方向に対する傾斜角度は、それぞれ90°未満となる。これにより、メサ部の側面がZ’軸方向に対して略90°で傾斜した構成と比較して、第1メサ部20および第2メサ部30における圧電振動片10の厚み変化を滑らかにすることが可能になる。したがって、圧電振動片10のCI値を低減することができる。
この構成によれば、第1メサ部20における頂面22と第1側面23との接続部、および第2メサ部30における頂面32と第1側面33との接続部がそれぞれ均される。これにより、第1メサ部20および第2メサ部30それぞれにおける前記接続部において、振動の反射が小さくなり、スプリアス発振が抑制される。したがって、振動特性の優れた圧電振動片10が得られる。
この構成によれば、メサ部の側面がZ’軸方向に対して略90°で傾斜した構成と比較して、第1メサ部20および第2メサ部30における圧電振動片10の厚み変化を滑らかにすることが可能になる。したがって、圧電振動片10のCI値を低減することができる。
なお、上記第1実施形態では、第1メサ部20の第1側面23、および第2メサ部30の第1側面33は、X軸方向から見たY’Z’断面において、仮想直線L1に対してメサ部から離れる方向に膨出しているが、これに限定されない。
図16に示すように、第1メサ部20の第1側面23は、Z’軸方向に対する傾斜角度が互いに異なる複数の平面がY’軸方向に連なって形成されている。複数の平面は、水晶結晶の自然結晶面により形成されている。本変形例では、複数の平面は、3つの平面を備える。なお、複数の平面は、4つ以上の平面を備えてもよい。複数の平面は、それぞれZ’軸方向に対する傾斜角度が10°以上となっている。第1側面23は、X軸方向から見たY’Z’断面において、前記仮想直線L1に対して第1メサ部20の中央に近付く方向(すなわちZ’軸方向の−側)に窪んでいる。複数の平面のZ’軸方向に対する傾斜角度は、Y’軸方向の外側(+側)に向かうに従い大きくなっている。なお、この場合であっても、第1側面23のZ’軸方向に対する傾斜角度は、20°以上85°未満であり、より好ましくは20°以上70°未満である。また、図示しないが、第2メサ部30は第1メサ部と点対称になるように形成され、第2メサ部30の第1側面33の形状は、第1メサ部の第1側面23の形状と同様となる。
この構成によれば、圧電振動片10の厚み変化が第1メサ部20の第1側面23、および第2メサ部30の第1側面33それぞれにおいて圧電板11の外周側に向かうに従って小さくなる。これにより、第1メサ部20および第2メサ部30それぞれから圧電板11の外周部に向かう振動を効率的に減衰することができる。したがって、圧電振動片10のCI値を低減することができる。
(圧電振動片の製造方法)
次に第2実施形態の圧電振動片10の製造方法について説明する。
図17は、第2実施形態に係る圧電振動片の製造方法を示すフローチャートである。図17は、第2実施形態に係る圧電振動片の側面図である。
図17に示すように、第2実施形態の圧電振動片10の製造方法は、外形マスク形成工程S60、外形エッチング工程S70および外形マスク除去工程S80を第1メサエッチング工程S30の後、かつ第2メサエッチング工程S50の前に行う点で、第1実施形態と異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
この方法によれば、圧電板11の外周端面17が外形エッチング工程S70および第2メサエッチング工程S50の2つの工程において2回ウェットエッチングされることで形成される。このため、他のエッチング工程よりも後に圧電板11の外形を形成する場合と比較して、圧電板11の外周端面17に現れる平面のZ’軸方向に対する傾斜角度を小さくすることができる。よって、本実施形態の製造方法によって製造された圧電振動片10は、圧電板11の端部に伝わる振動を外周端面17において効率的に減衰することができる。したがって、振動特性の優れた圧電振動片10を製造できる。
(圧電振動片の製造方法)
次に第3実施形態の圧電振動片の製造方法について説明する。
図20は、第3実施形態に係る圧電振動片の製造方法を示すフローチャートである。図19は、第3実施形態に係る圧電振動片の側面図である。
図20に示すように、第3実施形態の圧電振動片10の製造方法は、外形マスク形成工程S60、外形エッチング工程S70および外形マスク除去工程S80を第1メサエッチング工程S30の前に行う点で、第1実施形態と異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
この方法によれば、圧電板11の外周端面17が外形エッチング工程S70、第1メサエッチング工程S30および第2メサエッチング工程S50の3つの工程において3回ウェットエッチングされることで形成される。このため、他のエッチング工程よりも後に圧電板11の外形を形成する場合と比較して、圧電板11の外周端面17に現れる平面のZ’軸方向に対する傾斜角度を小さくすることができる。また、第2実施形態のように圧電板11の外周端面17を2回のウェットエッチングにより形成する場合と比較して、圧電板11の外周端面17に現れる平面のZ’軸方向に対する傾斜角度を小さくすることができる。よって、本実施形態の製造方法によって製造された圧電振動片10は、圧電板11の端部に伝わる振動を外周端面17においてより効率的に減衰することができる。したがって、振動特性の優れた圧電振動片10を製造できる。
例えば、上記実施形態では、圧電振動片として、圧電板11の第1主面15および第2主面16にそれぞれ一段のメサ部が形成された構成について説明したが、これに限られない。例えば、メサ部を多段に形成してもよい。
Claims (9)
- ATカット水晶基板により形成された圧電板を有する圧電振動片の製造方法であって、
前記圧電板は、
Y’軸方向の+側に向く第1主面と、
Y’軸方向の−側に向く第2主面と、
前記第1主面に設けられ、Y’軸方向の+側に膨出する第1メサ部と、
前記第2主面に設けられ、Y’軸方向の−側に膨出する第2メサ部と、
を備え、
前記第1メサ部および前記第2メサ部のそれぞれは、
Y’軸に直交する頂面と、
前記頂面を囲み、前記頂面に対して傾斜した側面と、
を備え、
ウェハの第1面に前記第1メサ部の外形パターンの第1メサマスクを形成し、前記ウェハの第2面に前記第2メサ部の外形パターンの第2メサマスクを形成するメサマスク形成工程と、
前記第1メサマスクおよび前記第2メサマスクを介して前記ウェハをウェットエッチングする第1エッチング工程と、
前記第1メサマスクおよび前記第2メサマスクを除去した状態で前記ウェハをウェットエッチングする第2エッチング工程と、
を備え、
前記第1メサ部および前記第2メサ部のY’軸方向の高さをdとし、
前記第2エッチング工程における前記ウェハのY’軸方向のエッチング量をhとし、
前記第1メサマスクのZ’軸方向の中心に対し、前記第2メサマスクのZ’軸方向の中心のZ’軸方向の−側へのずれ量をDとしたとき、
前記メサマスク形成工程で、
d×1/3+2h<D<d×7/3+5h
の関係を満たすように前記第1メサマスクおよび前記第2メサマスクを形成する、
ことを特徴とする圧電振動片の製造方法。 - 前記ウェハの前記第1面に前記圧電板の外形パターンの第1外形マスクを形成し、前記ウェハの前記第2面に前記圧電板の外形パターンの第2外形マスクを形成する外形マスク形成工程と、
前記第1外形マスクおよび前記第2外形マスクを介して前記ウェハをウェットエッチングする外形エッチング工程と、
を備え、
前記外形マスク形成工程および前記外形エッチング工程を前記第2エッチング工程の後に行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片の製造方法。 - 前記ウェハの前記第1面に前記圧電板の外形パターンの第1外形マスクを形成し、前記ウェハの前記第2面に前記圧電板の外形パターンの第2外形マスクを形成する外形マスク形成工程と、
前記第1外形マスクおよび前記第2外形マスクを介して前記ウェハをウェットエッチングする外形エッチング工程と、
を備え、
前記外形マスク形成工程および前記外形エッチング工程を前記第1エッチング工程の後、かつ前記第2エッチング工程の前に行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片の製造方法。 - 前記ウェハの前記第1面に前記圧電板の外形パターンの第1外形マスクを形成し、前記ウェハの前記第2面に前記圧電板の外形パターンの第2外形マスクを形成する外形マスク形成工程と、
前記第1外形マスクおよび前記第2外形マスクを介して前記ウェハをウェットエッチングする外形エッチング工程と、
を備え、
前記外形マスク形成工程および前記外形エッチング工程を前記第1エッチング工程の前に行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片の製造方法。 - ATカット水晶基板により形成された圧電板を有し、
前記圧電板は、
Y’軸方向の+側に向く第1主面と、
Y’軸方向の−側に向く第2主面と、
前記第1主面に設けられ、Y’軸方向の+側に膨出する第1メサ部と、
前記第2主面に設けられ、Y’軸方向の−側に膨出する第2メサ部と、
を備え、
前記第1メサ部および前記第2メサ部のそれぞれは、
Y’軸に直交する頂面と、
前記頂面を囲み、前記頂面に対して傾斜した側面と、
を備え、
前記第1メサ部の前記側面のうちZ’軸方向+側に向く側面は、3つ以上の平面がY’軸方向に連なって形成され、
前記第2メサ部の前記側面のうちZ’軸方向−側に向く側面は、3つ以上の平面がY’軸方向に連なって形成されている、
ことを特徴とする圧電振動片。 - 前記第1メサ部の前記3つ以上の平面は、Z’軸方向に対する傾斜角度がY’軸方向の+側に向かうに従い小さくなり、
前記第2メサ部の前記3つ以上の平面は、Z’軸方向に対する傾斜角度がY’軸方向の−側に向かうに従い小さくなる、
ことを特徴とする請求項5に記載の圧電振動片。 - 前記第1メサ部の前記3つ以上の平面は、Z’軸方向に対する傾斜角度がY’軸方向の+側に向かうに従い大きくなり、
前記第2メサ部の前記3つ以上の平面は、Z’軸方向に対する傾斜角度がY’軸方向の−側に向かうに従い大きくなる、
ことを特徴とする請求項5に記載の圧電振動片。 - 前記第1メサ部の前記側面のうちZ’軸方向+側に向く側面のZ’軸方向に対する傾斜角度は、70°未満であり、
前記第2メサ部の前記側面のうちZ’軸方向−側に向く側面のZ’軸方向に対する傾斜角度は、70°未満である、
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の圧電振動片。 - 請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の圧電振動片と、
前記圧電振動片が実装されたパッケージと、
を備えることを特徴とする圧電振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019170855A JP7423231B2 (ja) | 2019-09-19 | 2019-09-19 | 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019170855A JP7423231B2 (ja) | 2019-09-19 | 2019-09-19 | 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021048535A true JP2021048535A (ja) | 2021-03-25 |
JP7423231B2 JP7423231B2 (ja) | 2024-01-29 |
Family
ID=74878798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019170855A Active JP7423231B2 (ja) | 2019-09-19 | 2019-09-19 | 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7423231B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4305542B2 (ja) | 2006-08-09 | 2009-07-29 | エプソントヨコム株式会社 | Atカット水晶振動片及びその製造方法 |
JP2008187322A (ja) | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Epson Toyocom Corp | メサ型圧電振動素子の製造方法 |
JP5974566B2 (ja) | 2012-03-15 | 2016-08-23 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片、振動子、発振器、電子機器および振動片の製造方法 |
JP5953845B2 (ja) | 2012-03-15 | 2016-07-20 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片の製造方法、振動子の製造方法、振動子、発振器および電子機器 |
JP6119138B2 (ja) | 2012-07-27 | 2017-04-26 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片、振動素子、振動子、電子デバイス、電子機器、移動体及び振動片の製造方法 |
JP6392532B2 (ja) | 2014-03-26 | 2018-09-19 | エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 | 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法 |
KR20160032600A (ko) | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 삼성전기주식회사 | 압전 진동편, 그 제조방법 및 압전 진동자 |
JP6570388B2 (ja) | 2015-09-18 | 2019-09-04 | エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 | 圧電振動片及び圧電振動子 |
-
2019
- 2019-09-19 JP JP2019170855A patent/JP7423231B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7423231B2 (ja) | 2024-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5632627B2 (ja) | 水晶振動片 | |
US20130193807A1 (en) | Quartz crystal vibrating piece and quartz crystal device | |
JP6371733B2 (ja) | Atカット水晶片及び水晶振動子 | |
JP4908614B2 (ja) | 水晶振動子の製造方法 | |
US20190207584A1 (en) | Crystal oscillating element, crystal oscillation device, and method of manufacturing crystal oscillating element | |
JP6344677B2 (ja) | 水晶振動片、および水晶振動子 | |
CN107534431B (zh) | 水晶振子及其制造方法 | |
JP2008206000A (ja) | 圧電振動片、圧電デバイスおよび圧電振動片の製造方法 | |
CN109891745B (zh) | 音叉型振子及音叉型振子的制造方法 | |
JP2003264446A (ja) | 圧電振動片、圧電振動片の製造方法および圧電デバイス | |
JP5988125B1 (ja) | 水晶振動子及び水晶振動デバイス | |
JP7423231B2 (ja) | 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電振動子 | |
JP6570388B2 (ja) | 圧電振動片及び圧電振動子 | |
JP2008301111A (ja) | エッジモード圧電振動片及びその周波数調整方法 | |
JP7456264B2 (ja) | 振動素子の製造方法、振動素子および振動子 | |
JP7491675B2 (ja) | 圧電振動片および圧電振動子 | |
JP2021048539A (ja) | 圧電振動片および圧電振動子 | |
JP2021048538A (ja) | 圧電振動片および圧電振動子 | |
JP5495080B2 (ja) | 振動デバイスの周波数調整方法、並びに振動デバイス、および電子デバイス | |
JP6611534B2 (ja) | 圧電振動片及び圧電振動子 | |
KR20150060343A (ko) | 수정 진동자 및 그 제조방법 | |
JP7427399B2 (ja) | 圧電振動片及び圧電振動子 | |
JP2010010955A (ja) | 圧電振動子の製造方法及び圧電振動子 | |
TWI828973B (zh) | 晶體振子之激振電極的設計方法,晶體振子之製造方法,晶體振盪器之製造方法及晶體振子之激振電極的製造方法 | |
JP6708224B2 (ja) | 音叉型振動子の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7423231 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |