JP2021048284A - エッチング装置 - Google Patents

エッチング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021048284A
JP2021048284A JP2019170338A JP2019170338A JP2021048284A JP 2021048284 A JP2021048284 A JP 2021048284A JP 2019170338 A JP2019170338 A JP 2019170338A JP 2019170338 A JP2019170338 A JP 2019170338A JP 2021048284 A JP2021048284 A JP 2021048284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imprint mold
mold substrate
substrate
imprint
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019170338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7302406B2 (ja
Inventor
山本 勇一
Yuichi Yamamoto
勇一 山本
尚子 桑原
Naoko Kuwabara
尚子 桑原
真也 雨海
Shinya Amami
真也 雨海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019170338A priority Critical patent/JP7302406B2/ja
Publication of JP2021048284A publication Critical patent/JP2021048284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7302406B2 publication Critical patent/JP7302406B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】 インプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成する際に、突出部が生じることを抑制することができるエッチング装置を提供する。【解決手段】 本発明によるエッチング装置は、インプリントモールド用基板の対向する2つの側面の側からインプリントモールド用基板を保持する保持部を備え、インプリントモールド用基板をエッチング液に浸漬させた状態で、保持部がインプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、保持部が保持する側のインプリントモールド用基板の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板を移動させる機構を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、エッチング装置に関し、より詳しくは、インプリントモールド用ブランクスの台座構造の形成に用いるエッチング装置に関する。
半導体リソグラフィにおいては、デバイスの微細化の要求に対して、露光波長の問題や製造コストの問題などからフォトリソグラフィ方式の限界が指摘されており、その対案として、ナノインプリントリソグラフィ(NIL:Nanoimprint Lithography)が注目を集めている。
ナノインプリントリソグラフィは、表面に微細な凹凸形状の転写パターンを形成したインプリントモールド(他に、テンプレート、スタンパ、金型とも呼ばれる)を、半導体ウェハなどの被転写体の上に形成された樹脂に接触させ、樹脂の表面側の形状を、インプリントモールドの転写パターンの凹凸形状に成型した後にインプリントモールドを離型し、次いで、ドライエッチング等により余分な樹脂部分(残膜部分)を除去することで、前記被転写体の上の樹脂にインプリントモールドの転写パターンの凹凸形状(より詳しくは、凹凸反転形状)を、転写させる技術である(例えば、特許文献1)。
このナノインプリントリソグラフィは、一度インプリントモールドを作製すれば、微細な凹凸形状を繰り返して転写成型でき、この転写工程には高額な露光装置(ステッパー)を用いないため、経済的にも有利である。
図6は、インプリントモールドの一例を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA−A線における概略断面図である。
図6に示すインプリントモールド100のように、微細な凹凸形状の転写パターン115が形成されている転写領域114は、通常、台座構造112の上面に設けられる。インプリント(すなわち、パターン転写)に際し、転写領域114以外の領域が被転写体や樹脂と接触することを避けるためである。
また、図6に示すインプリントモールド100のように、基部111の台座構造112が形成されている側の面とは反対側のインプリント装置に接する面117には、通常、凹部113が形成されている(例えば、特許文献2)。凹部113は、平面視において、台座構造112と重なり、かつ、台座構造112よりも広い面積を有している。
凹部113を形成する理由は、凹部113を形成することによって、転写パターン115が形成されている転写領域114の厚さを薄くして湾曲を容易とし、インプリントモールド100の転写パターン115を被転写体の樹脂に接触させる際には、凹部113内の気圧を高くしてインプリントモールド100を湾曲させることにより、転写パターン115と樹脂との間の気泡残留を抑制することができるからである。また、離型に際しては、インプリントモールド100の転写領域114を被転写体側に向かって凸状に湾曲させて、転写領域114の外縁部から、順次、部分的に離型していくことができるからである。
また、インプリントモールドのパターン寸法や歪みの補正は、インプリント装置(すなわち、パターン転写装置)において、インプリントモールドの側面を加圧することによって行われる(例えば、特許文献3)。
図7は、インプリントモールドのパターン歪みの補正の一例を示す図である。ここで、図7(a)に示すインプリントモールド100Aは補正前の状態であり、図7(b)に示すインプリントモールド100Bは補正後の状態である。
例えば、図7(a)に示すように、インプリントモールド100Aの転写パターン115Aが、樽型の歪みを持った状態である場合、この歪みを是正するように、インプリントモールド100Aの対向する側面116R、116Lを加圧部201によって加圧する。これにより、図7(b)に示すように、加圧後のインプリントモールド100Bの外形は糸巻き型に変形し、転写パターン115Bのように、歪みの無い状態に補正することができる。
加圧部201は、例えば1nm以下の精密さで駆動制御され、各加圧部201は、インプリントモールド100Aの側面に対し、例えば1×103N程度の力を加えることが可能である。
なお、インプリントモールドは、通常、インプリントモールド用ブランクスから製造される。図8は、インプリントモールド用ブランクスの一例を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)のB−B線における概略断面図である。
ここで、図8に示すインプリントモールド用ブランクス101においては、台座構造112や凹部113は形成されているが、この台座構造112の上面(転写領域114)には転写パターンが形成されておらず、平坦な状態である。図8に示すインプリントモールド用ブランクス101の台座構造112の上面(転写領域114)に転写パターンが形成されることで、図6に示すインプリントモールド100が製造される。
特表2004−504718号公報 特表2009−536591号公報 特開2016−31952号公報
ここで、台座構造112を形成する際には、インプリントモールド用基板の外縁部を保持具により保持した状態でエッチング液に浸漬させて、ウェットエッチングを行う方法が用いられる。
しかしながら、このような方法では、保持具で保持された部分、より詳しくは、保持のために保持具と接触する部分はエッチングされず、エッチング後のインプリントモールド用基板には、エッチング痕として突出部が生じてしまうことになる。
そして、このような突出部が生じてしまうと、まず第1の問題として、インプリントモールドをインプリント装置で転写する際に必要となる平坦性が得られないという問題がある。
また、第2の問題として、インプリントモールドのパターン寸法や歪みの補正に際し、加圧により突出部から異物が生じてしまうという問題がある。
そして、生じた異物がインプリントモールドの転写領域に付着してしまうと、以降、インプリントする被転写体の全てに欠陥を生じてしまうおそれがある。また、生じた異物がインプリントモールドの側面に付着等すると、加圧時にインプリントモールドが破壊されてしまうおそれもある。
本発明の目的は、インプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成する際に、突出部が生じることを抑制することができるエッチング装置を提供することにある。
第1の発明は、表面、裏面、および4つの側面を有するインプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成するエッチング装置であって、前記インプリントモールド用基板の対向する2つの前記側面の側から前記インプリントモールド用基板を保持する保持部を備え、前記インプリントモールド用基板をエッチング液に浸漬させた状態で、前記保持部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板または前記保持部を移動させる機構を備える、エッチング装置である。
第2の発明は、第1の発明に係るエッチング装置であって、前記保持部が、前記インプリントモールド用基板と接触する保持回転部を有し、前記保持回転部の回転により、前記保持部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変える、エッチング装置である。
第3の発明は、第2の発明に係るエッチング装置であって、前記保持回転部が、動力の供給を受けて回転する、エッチング装置である。
第4の発明は、第1または第2の発明に係るエッチング装置であって、前記インプリントモールド用基板の前記保持部が保持する側の前記側面とは別の側面の側から、前記インプリントモールド用基板に接触する揺動部を備え、前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記揺動部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板を移動させる、エッチング装置である。
第5の発明は、第4の発明に係るエッチング装置であって、前記揺動部が、前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向、および、前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向、の両方向に沿って移動する機構を備える、エッチング装置である。
第6の発明は、第5の発明に係るエッチング装置であって、前記揺動部が、前記インプリントモールド用基板と接触する円形回転部を有し、前記円形回転部の回転により、前記揺動部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変える、エッチング装置である。
第7の発明は、第4の発明に係るエッチング装置であって、前記揺動部が、前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って移動する機構を備え、前記揺動部が、回転中心から回転外縁までの距離が該回転外縁の一の位置と他の位置で異なる形態を有する変形回転部を有し、前記変形回転部が、前記インプリントモールド用基板と接触し、前記揺動部が備える機構による移動に伴って、前記変形回転部が回転して、前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板を移動させる、エッチング装置である。
第8の発明は、第7の発明に係るエッチング装置であって、前記変形回転部が、前記回転中心の延びる方向に対して垂直となる面に、楕円状、および、多角形状の形態を有する、エッチング装置である。
第9の発明は、第7の発明に係るエッチング装置であって、前記変形回転部が、前記回転中心の延びる方向から見た場合に、重心の位置とは異なる位置に、前記回転中心が設けられている、エッチング装置である。
第10の発明は、第4から第9までのいずれかの発明に係るエッチング装置であって、前記インプリントモールド用基板が、前記揺動部が接触する側の前記側面が延びる方向に沿って、前記表面と前記裏面の外縁部に、前記インプリントモールド用基板の厚みが減少する向きの傾斜面を有し、前記揺動部が、前記傾斜面で前記インプリントモールド用基板と接触する、エッチング装置である。
第11の発明は、第1から第10までのいずれかの発明に係るエッチング装置であって、前記インプリントモールド用基板が、前記保持部が保持する側の前記側面が延びる方向に沿って、前記表面と前記裏面の外縁部に、前記インプリントモールド用基板の厚みが減少する向きの傾斜面を有し、前記保持部が、前記傾斜面で前記インプリントモールド用基板と接触する、エッチング装置である。
本発明に係るエッチング装置においては、インプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成する際に、突出部が生じることを抑制することができる。
本発明に係るエッチング装置の第1の実施形態の一例を示す図 図1に示すエッチング装置の保持部の一例を示す図 本発明に係るエッチング装置の第2の実施形態の一例を示す図 本発明に係るエッチング装置の第3の実施形態の一例を示す図 図4に示すエッチング装置の変形回転部の一例を示す図 インプリントモールドの一例を示す図。 インプリントモールドのパターン歪みの補正の一例を示す図 インプリントモールド用ブランクスの一例を示す図。 インプリントモールド用ブランクスの製造方法の一例を示す図 従来のインプリントモールド用ブランクスの製造方法における課題を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件および物理的特性並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平坦」、「同一」等の用語や長さや角度並びに物理的特性の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。さらに、図面においては、明瞭にするために、同様の機能を期待し得る複数の部分の形状を、規則的に記載しているが、厳密な意味に縛られることなく、当該機能を期待することができる範囲内で、当該部分の形状は互いに異なっていてもよい。また、図面においては、部材同士の接合面などを示す境界線を、便宜上、単なる直線で示しているが、厳密な直線であることに縛られることはなく、所望の接合性能を期待することができる範囲内で、当該境界線の形状は任意である。
(インプリントモールド用ブランクスの製造方法)
まず、インプリントモールド用ブランクスの製造方法における、上述した課題について、図9、図10を用いてより詳しく説明する。
図9は、図8に示すインプリントモールド用ブランクス101を製造する製造方法の一例を示す図である。
図9に示すインプリントモールド用ブランクス101を製造方法においては、まず、表面、裏面、および4つの側面を有する平板状のインプリントモールド用基板111Aを準備する(図9(a))。通常、インプリントモールド用基板111Aは、酸化シリコン(SiO2)を含む材料から構成され、光透過性を有している。インプリントモールド用基板111Aは、典型的には、合成石英基板である。
次に、インプリントモールド用基板111Aの表面の転写領域114(台座構造112の上面)となる領域114Aに、エッチングマスク121を形成する(図9(b))。
次に、エッチングマスク121を形成したインプリントモールド用基板111Aをウェットエッチングして、台座構造112を形成する(図9(c))。台座構造112の高さ(すなわちエッチング量)は、通常10μm〜50μm程度である。
この工程で、インプリントモールド用基板111Aは、エッチングマスク121から露出する部分がエッチングされて、当初より肉厚が薄い状態(中間体111B)になる。
次に、エッチングマスク121を除去し、機械的研削等の方法を用いて、中間体111Bの裏面(台座構造112を形成した側とは反対側の面)に凹部113を形成してインプリントモールド用ブランクス101を得る(図9(d))。
ここで、図9(c)に示す台座構造112を形成する工程では、従来においては、例えば、図10(a)に示すように、インプリントモールド用基板111Aの外縁部を保持具141により保持した状態でエッチング液に浸漬させて、ウェットエッチングを行う方法が用いられていた。
しかしながら、このような方法では、保持具141に保持された部分、より詳しくは、インプリントモールド用基板111Aを保持するために、保持具141と接触するインプリントモールド用基板111Aの部分はエッチングされず、エッチング後の中間体111Bには、エッチング痕として、保持具141に応じた突出部142が形成されてしまうことになる。
例えば、図10(b)に示すように、エッチング後の中間体111Bには、エッチング痕として、中間体111Bの外縁部の表面、裏面、および側面に突出部142が形成される。ここで、図9(c)に示す台座構造112を形成する工程におけるウェットエッチングは、通常、等方性のエッチングになるため、突出部142の最大突出量(最大段差)は、エッチング量(E1)に等しい大きさになり得る。
そして、このような突出部142が生じてしまうと、まず第1の問題として、インプリントモールドをインプリント装置で転写する際に必要となる平坦性が得られないといった問題がある。
すなわち、台座構造112は、図6に示すインプリントモールド100の転写領域114以外の領域が被転写体や樹脂と接触することを避けるために形成されるものであるのに対し、この台座構造112に匹敵する高さを有する突出部142が、インプリントモールド100の表面に生じてしまうことになる。
また、第2の問題として、図7に示すインプリントモールドのパターン寸法や歪みの補正に際し、加圧部201による加圧で、突出部142が破損し、異物が生じてしまうという問題がある。
そして、生じた異物がインプリントモールドの転写領域に付着してしまうと、以降、このインプリントモールドを用いてインプリントする被転写体の全てに欠陥を生じてしまうおそれがある。
また、生じた異物が加圧部201とインプリントモールドの側面の間に挟まれて加圧時の力が集中してしまうと、加圧時にインプリントモールドが破壊されてしまうおそれもある。
さらに、加圧部201が突出部142の角部に接触することで加圧時の力が集中し、加圧時にインプリントモールドが破壊されてしまうおそれもある。
このような問題に対し、本発明に係るエッチング装置によれば、インプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成する際に、突出部が生じることを抑制することができる。
(エッチング装置)
<第1の実施形態>
次に、図1、図2を用いて、本発明に係るエッチング装置の第1の実施形態にについて説明する。ここで、図1は、本発明に係るエッチング装置の第1の実施形態の一例を示す図であり、図2は、図1に示すエッチング装置の保持部の一例を示す図である。
まず、図1に示すように、本実施形態に係るエッチング装置10は、エッチング槽11の中に、インプリントモールド用基板1を保持する保持部12を備えている。
エッチング槽11には、インプリントモールド用基板1をウェットエッチングして、台座構造112を形成するためのエッチング液が入る。
インプリントモールド用基板1は、表面、裏面、および4つの側面を有し、表面の台座構造が形成される領域にエッチングマスク121が形成されている。
インプリントモールド用基板1の形状は、平面視において矩形状である。この場合、インプリントモールド用基板1の縦および横の長さは、用途等に応じて異なるものであるが、例えば142mm〜162mm程度である。また、インプリントモールド用基板1の厚さは、材料や用途等に応じて異なるものであるが、例えば0.5mm〜10mm程度である。
また、詳細については、図2を用いた説明にて行うが、通常、インプリントモールド用基板1の4つの側面に沿った外縁部には、インプリントモールド用基板1の厚みが減少する向きの傾斜面を有している。
エッチングマスク121は、インプリントモールド用基板1の表面側の略中央部に形成されており、その平面形態は、台座構造の上面の形状に合わせて、矩形状の形態を有している。
その縦および横の長さは、用途等に応じて異なるものであるが、例えば20mm〜40mm程度である。縦の長さ(図中のL1)と横の長さ(図中のL2)は、異なっていてもよい。
ウェットエッチングに用いられるエッチング液には、例えば、フッ化水素酸水溶液を用いることができる。
保持部12は、インプリントモールド用基板1の対向する2つの側面(図1において、Z方向に延びる2つの側面)の側から、インプリントモールド用基板1を保持している。
より詳しくは、保持部12は、インプリントモールド用基板1と接触する保持回転部13を有しており、保持回転部13がインプリントモールド用基板1の対向する2つの側面の側から、インプリントモールド用基板1に押し当てられて、インプリントモールド用基板1を保持している。
ここで、保持回転部13は、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、回転するように構成されている。特に、図1に示すエッチング装置10において、保持回転部13は動力の供給を受けて能動的に回転する機構を有している。そして、この動力の供給を受けて行う回転は、一の方向のみならず、一の方向の逆方向にも回転できる(すなわち、正転と逆転とが可能)。
それゆえ、図1に示すエッチング装置10においては、インプリントモールド用基板1をエッチング液に浸漬させた状態で、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、保持部12の保持回転部13がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。
上記のように、エッチング装置10においては、インプリントモールド用基板1をエッチング液に浸漬させた状態で、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、保持部12の保持回転部13がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、インプリントモールド用基板1を保持できる。
それゆえ、従来のように、インプリントモールド用基板1と接触する位置が固定の保持具(例えば、図10(a)に示す保持具141)を用いる装置や方法とは異なり、エッチング装置10においては、保持部12の保持回転部13がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えるため、位置が変わる前まで保持部12の保持回転部13と接触していたインプリントモールド用基板1の部分も、位置が変わった後にはエッチングされることになる。
その結果、図10(b)に示すようなエッチング痕としての突出部142が生じることを抑制することができる。
また、上記のように、エッチング装置10においては、エッチング液に浸漬させた状態で、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。すなわち、エッチング液に浸漬させた状態で、図1に示すZ方向に沿って、インプリントモールド用基板1を上下に揺動させることができる。
それゆえ、インプリントモールド用基板1の表面、裏面、および各側面に対して、エッチング槽11内の未反応のエッチング液が次々と供給されて、エッチングが促進されることになる。また、インプリントモールド用基板1を、例えば重力方向に対して上下方向に揺動させることにより、エッチング槽11内のエッチング液が攪拌されるため、より均一なエッチングが進行することになる。
すなわち、本実施形態のエッチング装置10によれば、インプリントモールド用基板1を固定した状態でエッチングする場合に比べて、より均一なエッチングをインプリントモールド用基板1に施すことができる。
ここで、本実施形態のエッチング装置10において、保持部12が有する保持回転部13の大きさや数は、インプリントモールド用基板1の対向する2つの側面の側から、インプリントモールド用基板1を保持できるものであればよく、特には限定されない。インプリントモールド用基板1を安定して保持するためには、保持回転部13の数は片側に2個以上あることが好ましい。
なお、図1に示すエッチング装置10においては、片側4個の保持回転部13の全てが、動力の供給を受けて能動的に回転する形態を例示しているが、本実施形態はこれに限定されない。
例えば、片側4個の保持回転部13のうち、少なくとも1個が動力の供給を受けて能動的に回転する機構を有し、他の保持回転部13は、このような機構を有しておらず、受動的に回転するものであってもよい。
保持回転部13の数が片側に複数ある場合、その配置は、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1の側面の長さを越えるものであってもよい。
この場合、インプリントモールド用基板1において保持回転部13と接触する部分の範囲を、インプリントモールド用基板1の側面の端から端までの全域にすることができ、インプリントモールド用基板1の側面全域で均一にエッチングできるからである。
なお、インプリントモールド用基板1において保持回転部13と接触する部分の範囲は、エッチングマスク121が存在する領域の側面を包含する範囲であることが好ましい。若しくは、エッチングマスク121が存在する領域の側面に、保持回転部13が接触する部分と保持回転部13が接触しない部分との境が存在しないようにすることが好ましい。
図6に示すインプリントモールド100の台座構造112が存在する領域の側面に、エッチング痕としての突出部が生じることを回避するためである。
例えば、図1に示すエッチング装置10において、片側4個の保持回転部13が接触する部分の範囲は、エッチングマスク121が存在する領域の側面を包含する範囲である。
なお、保持回転部13の数が片側に複数ある場合、各保持回転部13の大きさ(より詳しくは、各保持回転部13の円周の大きさ)は同一であって、各保持回転部13の間隔(より詳しくは、各保持回転部13の回転中心の間隔)も同一である方が、均一なエッチングを行うことにおいて好ましい。インプリントモールド用基板1の往復移動で、各保持回転部13がインプリントモールド用基板1に接触する部分の長さを均一にできるからである。
例えば、図1に示すエッチング装置10においては、大きさが同一の保持回転部13が片側に4個あり、各保持回転部13の間隔は同一の大きさD1である。
この場合、例えば、インプリントモールド用基板1の往復移動の大きさをD1にすることで、4個の保持回転部13がインプリントモールド用基板1に接触する部分の長さ(4D1)において、各保持回転部13がインプリントモールド用基板1に接触する部分の長さを同一の大きさ(D1)にすることができる。それゆえ、この4D1の長さの部分においては、理論上、同一条件のエッチングが進行することになり、不均一なエッチング痕としての突出部が生じることは無くなるからである。
上述のように、エッチング装置10において、保持回転部13は、インプリントモールド用基板1と接触する位置を変えながら、インプリントモールド用基板1を保持する。
それゆえ、保持回転部13は、インプリントモールド用基板1の側面や、表面および裏面に接触するものであってもよいが、インプリントモールド用基板1の側面や、表面および裏面に接触しないものである方が、インプリントモールド用基板1の側面や、表面および裏面に、エッチング痕としての突出部が生じなくなる点で、より好ましい。
ここで、通常、インプリントモールド用基板1は、所定の形状に切断された際に生じる余分な突起(いわゆるバリ)等を除去するために、外縁部に研磨が施されている。すなわち、インプリントモールド用基板1は、各側面が延びる方向に沿って、表面と裏面の外縁部にインプリントモールド用基板1の厚みが減少する向きの傾斜面が形成されている。この傾斜面は、丸みを帯びた面になっていることもあるし、平坦面であることもある。また、この傾斜面が平坦面である場合、傾斜面とインプリントモールド用基板1の表面、側面とは丸みを帯びた面を介して接続される場合もあるし、表面と鈍角を持って接する場合もある。この傾斜面は、外縁部の外端から内側に向かって、一般に1mm程度の幅の領域に形成されている。
それゆえ、エッチング装置10においては、保持部12の保持回転部13が、この傾斜面でインプリントモールド用基板1と接触することが好ましい。インプリントモールド用基板1の側面や、表面および裏面に接触しないものとすることができるからである。
例えば、図2(a)に示すように、インプリントモールド用基板1は、表面1aの外縁部(図中のP1からP2の領域)にインプリントモールド用基板1の厚みが減少する向きの傾斜面1qを有し、同様に、裏面1bの外縁部(図中のP3からP4の領域)にインプリントモールド用基板1の厚みが減少する向きの傾斜面1rを有している。そして、インプリントモールド用基板1の厚みは、外縁部でT1からT2に減少している。
なお、図2(a)に示すインプリントモールド用基板1の形態は、図1に示す状態のインプリントモールド用基板1を上側(図1のZ方向側)から見た場合の形態に相当する。
それゆえ、例えば図2(b)に示すように、保持回転部13の形態を、面13aと面13bで構成される溝を有する滑車状の形態とすることで、保持回転部13の面13aと面13bが、それぞれ、インプリントモールド用基板1の傾斜面1qと傾斜面1rと接触するようにできる。
換言すれば、保持回転部13は、インプリントモールド用基板1の側面1cや、表面1aおよび裏面1bに接触しないものとすることができる。
なお、図2(b)に示す保持回転部13の形態は、図1に示す状態の保持回転部13を上側(図1のZ方向側)から見た場合の形態に相当する。
ここで、保持回転部13の面13aと面13bのなす角度θ1は、面13a、面13bの大きさにもよるが、例えば、30°以上150°以下とすることができる。
通常、角度θ1が大きいほど、面13a、13bが接触する部分は、傾斜面1q、1rにおいて、より側面1cに近い位置になり、角度θ1が小さいほど、面13a、13bが接触する部分は、傾斜面1q、1rにおいて、より側面1cから遠い位置になる。
なお、保持回転部13は、回転軸13cの周りに回転できるものであり、この回転は、一の方向のみならず、一の方向の逆方向にも回転できるものである(すなわち、正転と逆転とが可能)。
エッチング装置10において、エッチング槽11や保持部12、保持回転部13を構成する材料は、エッチング液に耐性を有する材料であれば、特に限定されない。保持回転部13を構成する材料、特に面13a、面13bを構成する材料は、インプリントモールド用基板1に傷を付けない点で、樹脂製であることが好ましい。
例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、パーフルオロエチレンプロペンコポリマー(FEP)、エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)等のフッ素樹脂によって、保持回転部13を形成することができる。
なお、図1に示すエッチング装置10においては、重力方向に対して、インプリントモールド用基板1が上下に往復移動する、縦型の装置形態を例示したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、本実施形態のエッチング装置は、インプリントモールド用基板1が水平に往復移動する、横型の装置形態であってもよい。また、上下左右方向の搖動を組み合わせた、例えば、斜め方向の搖動、ボックス型(例:上昇→右→下降→左)に移動する搖動、円を描く搖動、さらには方向、距離が段階ごとに変動する搖動であっても良い。
より詳しくは、図1に示すエッチング装置10においては、保持部12、保持回転部13によりインプリントモールド用基板1が重力方向に対して水平な面に沿った方向に移動する構成を例示したが、保持部12、保持回転部13が重力方向に対して垂直な面に沿った方向に移動してインプリントモールド用基板1を移動させても良い。また、保持回転部13が重力方向に対して水平な面に沿った方向、保持部12が重力方向に対して垂直な面に沿った方向、若しくは、保持回転部13が重力方向に対して垂直な面に沿った方向、保持部12、が重力方向に対して水平な面に沿った方向に移動してインプリントモールド用基板1を移動させても良い。さらには、その他の方向に移動してインプリントモールド用基板1を移動させても良いし、インプリントモールド用基板1の表面に垂直な方向にインプリントモールド用基板1全体を移動させても良いし、インプリントモールド用基板1の上辺、下辺、または左辺、右辺を表面に垂直な方向に交互に前後させるあおる動作をさせても良い。
エッチング中のインプリントモールド用基板1の移動形態は往復移動に限定されず、エッチングの均一性、エッチング後のインプリントモールド用基板1の表面、裏面、側面形状(突出部形成抑制を含む)、寸法精度等をはじめとするエッチング工程の品質、エッチング速度、その他の特性を改善させられる移動形態であれば良いし、その他の目的でインプリントモールド用基板1を移動させられる形態であっても良い。
さらに、インプリントモールド用基板1は実質的に移動せず、保持部12がインプリントモールド用基板1に対して相対的に移動する形態であってもよい。
例えば、保持部12が、インプリントモールド用基板1に対して、保持部12が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図1におけるZ方向)に沿って移動する形態であってもよい。この場合、保持回転部13が能動的に回転することで保持部12が移動するものであってもよく、また、保持回転部13は能動的に回転する機構を有しておらず、別の動力機構によって保持部12が移動し、この移動に伴って保持回転部13が受動的に回転するものであってもよい。
なお、この場合は、インプリントモールド用基板1ではなく、保持部12の移動により、エッチング液が攪拌される
<第2の実施形態>
次に、図3を用いて、本発明に係るエッチング装置の第2の実施形態について説明する。なお、上述した第1の実施形態と重複する内容については、適宜説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態に係るエッチング装置20は、エッチング槽21の中に保持部22、揺動部24を備えている。
保持部22は、インプリントモールド用基板1の対向する2つの側面(図3において、Z方向の2つの側面)の側から、インプリントモールド用基板1を保持している。
より詳しくは、保持部22は、保持回転部23を有しており、保持回転部23がインプリントモールド用基板1の対向する2つの側面の側から、インプリントモールド用基板1に押し当てられて、インプリントモールド用基板1を保持している。
保持回転部23は、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、回転するように構成されている。この回転は、一の方向のみならず、一の方向の逆方向にも回転できる(すなわち、正転と逆転とが可能)。
ここで、上述した第1の実施形態のエッチング装置10が有する保持回転部13は、動力の供給を受けて能動的に回転する機構を有していたが、本実施形態のエッチング装置20が有する保持回転部23は、このような機構を有していなくてもよく、その場合は受動的に回転するものである。
なお、本実施形態のエッチング装置20においては、揺動部24が、インプリントモールド用基板1を往復移動させるが、必ずしも揺動部24による往復移動は必要としない。
揺動部24は、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面(図3において、Z方向に延びる2つの側面)とは別の側面(図3において、X方向に延びる下側の側面)の側から、インプリントモールド用基板1に接触している。
より詳しくは、揺動部24は、円形回転部25を有しており、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面(図3において、Z方向に延びる2つの側面)とは別の側面(図3において、X方向に延びる下側の側面)の側から、円形回転部25がインプリントモールド用基板1に押し当てられて、インプリントモールド用基板1に接触している。
なお、図3に示すエッチング装置20においては、重力方向に対して、インプリントモールド用基板1が上下に往復移動する。このような場合は、揺動部24が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面は、重力方向に対して下側の側面になる。
揺動部24は、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるZ方向)および、揺動部24が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)の両方向に沿って、往復移動する機構を備えている。
そして、揺動部24が、揺動部24が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)に沿って往復移動する際に、円形回転部25が、揺動部24が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)に沿って回転する。
この円形回転部25の回転により、インプリントモールド用基板1と接触する位置が変わることになる。
円形回転部25の回転は、一の方向のみならず、一の方向の逆方向にも回転できる(すなわち、正転と逆転とが可能)。
円形回転部25は、動力の供給を受けて能動的に回転する機構を有していてもよい。この場合、この円形回転部25が動力の供給を受けて能動的に回転する機構が、揺動部24が揺動部24が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)に沿って往復移動する機構になり得る。
このような機構を有するため、図3に示すエッチング装置20においては、インプリントモールド用基板1をエッチング液に浸漬させた状態で、揺動部24(より詳しくは、揺動部24の円形回転部25)がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。
なお、エッチング装置20においても、保持部22が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、保持部22(より詳しくは、保持部22の保持回転部23)がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、インプリントモールド用基板1を保持できる。
それゆえ、エッチング装置20においては、保持部22の保持回転部23と接触するインプリントモールド用基板1の部分、および、揺動部24の円形回転部25と接触するインプリントモールド用基板1の部分、の両方ともエッチングされ、エッチング後には、図10(b)に示すようなエッチング痕としての突出部142が生じることを抑制することができる。
また、エッチング装置20においても、エッチング液に浸漬させた状態で、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。すなわち、エッチング液に浸漬させた状態で、図3に示すZ方向に、インプリントモールド用基板1を揺動させることができる。
それゆえ、エッチング装置20においても、インプリントモールド用基板1の表面、裏面、および各側面に対して、エッチング槽21内の未反応のエッチング液が次々と供給されて、エッチングが促進されることになる。また、インプリントモールド用基板1を、例えば重力方向に対して上下方向に揺動させることにより、エッチング槽21内のエッチング液が攪拌されるため、より均一なエッチングが進行することになる。
すなわち、本実施形態のエッチング装置20においても、インプリントモールド用基板1を固定した状態でエッチングする場合に比べて、より均一なエッチングをインプリントモールド用基板1に施すことができる。
なお、エッチング装置20において、保持部22が有する保持回転部23の大きさや数、配置は、エッチング装置10の保持部12が有する保持回転部13と同様とすることができ、この場合、エッチング装置10で得られる効果と同様の効果を得ることができる。
また、エッチング装置20において、保持部22が有する保持回転部23の形態は、エッチング装置10の保持部12が有する保持回転部13と同様とすることができ、この場合、エッチング装置10で得られる効果と同様の効果を得ることができる。
例えば、保持回転部23の形態は、図2(b)に示す保持回転部13の形態と同様とすることができる。
また、エッチング装置20において、揺動部24が有する円形回転部25の大きさや数、配置も、エッチング装置10の保持部12が有する保持回転部13と同様とすることができる。
この場合、保持回転部13において得られる効果と同様の効果を、円形回転部25において得ることができる。
また、エッチング装置20において、揺動部24が有する円形回転部25の形態も、エッチング装置10の保持部12が有する保持回転部13と同様とすることができる。
この場合、保持回転部13において得られる効果と同様の効果を、円形回転部25において得ることができる。
例えば、保持回転部23の形態は、図2(b)に示す保持回転部13の形態と同様とすることができる。
エッチング装置20においても、エッチング槽21、保持部22、保持回転部23、揺動部24、円形回転部25を構成する材料は、エッチング液に耐性を有する材料であれば、特に限定されない。
保持回転部23および円形回転部25を構成する材料は、インプリントモールド用基板1に傷を付けない点で、樹脂製であることが好ましい。保持回転部23および円形回転部25を構成する材料は、エッチング装置10の保持回転部13と同様とすることができる。
<第3の実施形態>
次に、図4、図5を用いて、本発明に係るエッチング装置の第3の実施形態について説明する。ここで、図4は、本発明に係るエッチング装置の第3の実施形態の一例を示す図であり、図5は、図4に示すエッチング装置の変形回転部の一例を示す図である。
なお、上述した第1の実施形態や第2の実施形態と重複する内容については、適宜説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態に係るエッチング装置30は、エッチング槽31の中に保持部32、揺動部34を備えている。
保持部32は、インプリントモールド用基板1の対向する2つの側面(図4において、Z方向の2つの側面)の側から、インプリントモールド用基板1を保持している。
より詳しくは、保持部32は、保持回転部33を有しており、保持回転部33がインプリントモールド用基板1の対向する2つの側面の側から、インプリントモールド用基板1に押し当てられて、インプリントモールド用基板1を保持している。
エッチング装置30が備える保持部32および保持回転部33は、上述した第2の実施形態のエッチング装置20が備える保持部22および保持回転部23と同じであってよい。
なお、本実施形態のエッチング装置30においても、揺動部34が、インプリントモールド用基板1を移動させる。
揺動部34は、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面(図4において、Z方向に延びる2つの側面)とは別の側面(図4において、X方向に延びる下側の側面)の側から、インプリントモールド用基板1に接触している。
より詳しくは、揺動部34は、変形回転部35を有しており、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面(図4において、Z方向に延びる2つの側面)とは別の側面(図4において、X方向に延びる下側の側面)の側から、変形回転部35がインプリントモールド用基板1に押し当てられて、インプリントモールド用基板1に接触している。
ここで、変形回転部35は、回転中心から回転外縁までの距離が該回転外縁の一の位置と他の位置で異なる形態を有するものである。図4に示すエッチング装置30において、変形回転部35は、回転中心の延びる方向に対して垂直となる面に、楕円状の形態を有している。
なお、図4に示すエッチング装置30においては、重力方向に対して、インプリントモールド用基板1が上下に往復移動する。このような場合は、揺動部34が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面は、重力方向に対して下側の側面になる。
揺動部34は、揺動部34が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図4におけるX方向)に沿って、往復移動する機構を備えている。
そして、揺動部34が、揺動部34が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)に沿って往復移動し、この往復移動に伴って、変形回転部35が、揺動部34が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図4におけるX方向)に沿って回転して、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図4におけるZ方向)に沿ってインプリントモールド用基板1を往復移動させる。
変形回転部35の回転は、一の方向のみならず、一の方向の逆方向にも回転できる(すなわち、正転と逆転とが可能)。
変形回転部35は、動力の供給を受けて能動的に回転する機構を有していてもよい。この場合、この変形回転部35が動力の供給を受けて能動的に回転する機構が、揺動部34が揺動部34が接触する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向(図3におけるX方向)に沿って往復移動する機構になり得る。
このような機構を有するため、図4に示すエッチング装置30においては、インプリントモールド用基板1をエッチング液に浸漬させた状態で、揺動部34の変形回転部35がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。
なお、エッチング装置30においても、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、保持部32の保持回転部33がインプリントモールド用基板1と接触する位置を変えつつ、インプリントモールド用基板1を保持できる。
それゆえ、エッチング装置30においては、保持部32の保持回転部33と接触するインプリントモールド用基板1の部分、および、揺動部34の変形回転部35と接触するインプリントモールド用基板1の部分、の両方ともエッチングされ、エッチング後には、図10(b)に示すようなエッチング痕としての突出部142が生じることを抑制することができる。
また、エッチング装置30においても、エッチング液に浸漬させた状態で、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。すなわち、エッチング液に浸漬させた状態で、図4に示すZ方向に、インプリントモールド用基板1を揺動させることができる。
それゆえ、エッチング装置30においても、インプリントモールド用基板1の表面、裏面、および各側面に対して、エッチング槽31内の未反応のエッチング液が次々と供給されて、エッチングが促進されることになる。また、インプリントモールド用基板1を、例えば重力方向に対して上下方向に揺動させることにより、エッチング槽31内のエッチング液が攪拌されるため、より均一なエッチングが進行することになる。
すなわち、本実施形態のエッチング装置30においても、インプリントモールド用基板1を固定した状態でエッチングする場合に比べて、より均一なエッチングをインプリントモールド用基板1に施すことができる。
エッチング装置30において、揺動部34が有する変形回転部35の数や配置は、エッチング装置20の揺動部24が有する円形回転部25と同様とすることができる。
この場合、円形回転部25において得られる効果と同様の効果を、変形回転部35において得ることができる。
また、エッチング装置30において、揺動部34が有する変形回転部35の形態(図4に示す状態の変形回転部35を上側(図4のZ方向側)から見た形態)も、エッチング装置10の保持部12が有する保持回転部13と同様とすることができる。
この場合、保持回転部13において得られる効果と同様の効果を、変形回転部35において得ることができる。
例えば、図4に示す状態の変形回転部35を上側(図4のX方向側)から見た形態は、図2(b)に示す保持回転部13の形態と同様とすることができる。
すなわち、図2(b)に示す保持回転部13の形態のように、変形回転部35の形態を、面13aと面13bで構成される溝を有する滑車状の形態とすることで、変形回転部35の面13aと面13bが、それぞれ、インプリントモールド用基板1の傾斜面1qと傾斜面1rと接触するようにできる。
このような形態を有することで、変形回転部35は、インプリントモールド用基板1の側面1cや、表面1aおよび裏面1bに接触しないものとすることができる。
なお、図4に示すエッチング装置30において、変形回転部35は、回転中心の延びる方向に対して垂直となる面に、楕円状の形態を有しているが、本実施形態においては、これに限定されない。
変形回転部35は、回転中心から回転外縁までの距離が該回転外縁の一の位置と他の位置で異なる形態を有するものであればよく、各種の形態とすることができる。
例えば、変形回転部35は、楕円状の他に、図5(a)に示す変形回転部35Aのような三角形状の形態や、図5(b)に示す変形回転部35Bのような四角形状の形態のように、各種の多角形状の形態を、回転中心の延びる方向に対して垂直となる面に有するものとすることができる。
このような形態であっても、楕円状の形態と同様に、回転することで、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を移動させることができる。
また、変形回転部35は、回転中心の延びる方向から見た場合に、重心の位置とは異なる位置に、回転中心が設けられている形態であってもよい。
例えば、図5(c)に示す変形回転部35Cのように、外形は円形であっても、その回転中心37Cが重心38Cの位置とは異なる位置に設けられている形態であっても良い。
また、図5(d)に示す変形回転部35Dのように、外形が多角形状(図5(d)に示す変形回転部35Dは三角形状)であって、その回転中心37Dが重心38Dの位置とは異なる位置に設けられている形態であっても良い。
このような形態であっても、楕円状の形態と同様に、回転することで、保持部32が保持する側のインプリントモールド用基板1の側面が延びる方向に沿って、インプリントモールド用基板1を往復移動させることができる。
以上、本発明に係るエッチング装置について、それぞれの実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
1 インプリントモールド用基板
1a 表面
1b 裏面
1c 側面
1q、1r 傾斜面
10 エッチング装置
11 エッチング槽
12 保持部
13 保持回転部
13a、13b 面
13c 回転軸
20 エッチング装置
21 エッチング槽
22 保持部
23 保持回転部
24 揺動部
25 円形回転部
30 エッチング装置
31 エッチング槽
32 保持部
33 保持回転部
34 揺動部
35、35A、35B、35C、35D 変形回転部
36A、36B、36C、36D 回転軸
37A、37B、37C、37D 回転中心
38A、38B、38C、38D 重心
100、100A、100B インプリントモールド
101 インプリントモールド用ブランクス
111 基部
112 台座構造
113 凹部
114 転写領域
115、115A、115B 転写パターン
116R、116L 側面
111A インプリントモールド用基板
111B 中間体
114A 領域
121 エッチングマスク
141 保持具
142 突出部
201 加圧部

Claims (11)

  1. 表面、裏面、および4つの側面を有するインプリントモールド用基板をエッチングして台座構造を形成するエッチング装置であって、
    前記インプリントモールド用基板の対向する2つの前記側面の側から前記インプリントモールド用基板を保持する保持部を備え、
    前記インプリントモールド用基板をエッチング液に浸漬させた状態で、
    前記保持部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、
    前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板または前記保持部を移動させる機構を備える、エッチング装置。
  2. 前記保持部が、前記インプリントモールド用基板と接触する保持回転部を有し、
    前記保持回転部の回転により、
    前記保持部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変える、請求項1に記載のエッチング装置。
  3. 前記保持回転部が、動力の供給を受けて能動的に回転する、請求項2に記載のエッチング装置。
  4. 前記インプリントモールド用基板の前記保持部が保持する側の前記側面とは別の側面の側から、前記インプリントモールド用基板に接触する揺動部を備え、
    前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記揺動部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、
    前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板を移動させる、請求項1または請求項2に記載のエッチング装置。
  5. 前記揺動部が、
    前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向、
    および、
    前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向、
    の両方向に沿って移動する機構を備える、請求項4に記載のエッチング装置。
  6. 前記揺動部が、前記インプリントモールド用基板と接触する円形回転部を有し、
    前記円形回転部の回転により、
    前記揺動部が前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変える、請求項5に記載のエッチング装置。
  7. 前記揺動部が、
    前記揺動部が接触する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って移動する機構を備え、
    前記揺動部が、
    回転中心から回転外縁までの距離が該回転外縁の一の位置と他の位置で異なる形態を有する変形回転部を有し、
    前記変形回転部が、
    前記インプリントモールド用基板と接触し、
    前記揺動部が備える機構による移動に伴って、前記変形回転部が回転して、
    前記インプリントモールド用基板と接触する位置を変えつつ、
    前記保持部が保持する側の前記インプリントモールド用基板の前記側面が延びる方向に沿って、前記インプリントモールド用基板を移動させる、請求項4に記載のエッチング装置。
  8. 前記変形回転部が、前記回転中心の延びる方向に対して垂直となる面に、楕円状、および、多角形状の形態を有する、請求項7に記載のエッチング装置。
  9. 前記変形回転部が、前記回転中心の延びる方向から見た場合に、重心の位置とは異なる位置に、前記回転中心が設けられている、請求項7に記載のエッチング装置。
  10. 前記インプリントモールド用基板が、
    前記揺動部が接触する側の前記側面が延びる方向に沿って、前記表面と前記裏面の外縁部に、前記インプリントモールド用基板の厚みが減少する向きの傾斜面を有し、
    前記揺動部が、
    前記傾斜面で前記インプリントモールド用基板と接触する、請求項4乃至請求項9のいずれか一項に記載のエッチング装置。
  11. 前記インプリントモールド用基板が、
    前記保持部が保持する側の前記側面が延びる方向に沿って、前記表面と前記裏面の外縁部に、前記インプリントモールド用基板の厚みが減少する向きの傾斜面を有し、
    前記保持部が、
    前記傾斜面で前記インプリントモールド用基板と接触する、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載のエッチング装置。
JP2019170338A 2019-09-19 2019-09-19 エッチング装置 Active JP7302406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170338A JP7302406B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 エッチング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170338A JP7302406B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 エッチング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021048284A true JP2021048284A (ja) 2021-03-25
JP7302406B2 JP7302406B2 (ja) 2023-07-04

Family

ID=74878722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019170338A Active JP7302406B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 エッチング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7302406B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050889A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Komatsu Electronic Metals Co Ltd レーザマークがされた円板状部材のエッチング方法及びその装置
JP2006310642A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Kinseki Corp ウェットエッチングに用いる水晶ウェハの保持ジグ
JP2007208223A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Sharp Corp ウェットエッチング装置およびウェットエッチング方法
JP2007290898A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Etsujo Kagi Kofun Yugenkoshi パネルのエッチング製作プロセスの方法及びその装置
US20170136505A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Template cleaning method, template cleaning apparatus, and imprint method
JP2019067815A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大日本印刷株式会社 インプリントモールド形成用基板、インプリントモールド形成用ブランクス、およびインプリントモールド、ならびにインプリントモールド形成用ブランクスの製造方法およびインプリントモールドの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050889A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Komatsu Electronic Metals Co Ltd レーザマークがされた円板状部材のエッチング方法及びその装置
JP2006310642A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Kinseki Corp ウェットエッチングに用いる水晶ウェハの保持ジグ
JP2007208223A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Sharp Corp ウェットエッチング装置およびウェットエッチング方法
JP2007290898A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Etsujo Kagi Kofun Yugenkoshi パネルのエッチング製作プロセスの方法及びその装置
US20170136505A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Template cleaning method, template cleaning apparatus, and imprint method
JP2019067815A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大日本印刷株式会社 インプリントモールド形成用基板、インプリントモールド形成用ブランクス、およびインプリントモールド、ならびにインプリントモールド形成用ブランクスの製造方法およびインプリントモールドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7302406B2 (ja) 2023-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102017906B1 (ko) 패턴 형성 방법, 리소그래피 장치, 리소그래피 시스템, 및 물품의 제조 방법
JP6061524B2 (ja) インプリント装置および物品の製造方法
TWI589454B (zh) 壓印方法,壓印設備及製造物品的方法
KR101218010B1 (ko) 미세 패턴 형성 방법, 이 미세 패턴 형성 방법에 의해 형성되는 형, 이 형을 사용한 전사 방법 및 미세 패턴 형성 방법
JP6552329B2 (ja) インプリント装置、インプリントシステム及び物品の製造方法
KR102305247B1 (ko) 국부 필드 임프린팅을 위한 비대칭 템플릿 형상 변조
US9437414B2 (en) Pattern forming device and semiconductor device manufacturing method
JP2013175671A (ja) ナノインプリント用レプリカテンプレートの製造方法及びレプリカテンプレート
JP2012056093A (ja) 原版、及びそれを用いた物品の製造方法
JP5983218B2 (ja) ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法
JP2013219230A (ja) ナノインプリント方法及びナノインプリント装置
JP6398284B2 (ja) インプリントモールド、インプリントモールド用ブランクス、並びにインプリントモールド用基板の製造方法及びインプリントモールドの製造方法
JP6060796B2 (ja) インプリントモールド及びダミーパターン設計方法
JP7302406B2 (ja) エッチング装置
JP2021040141A (ja) レプリカモールドの製造方法及びインプリント装置
JP7222623B2 (ja) パターン形成方法および物品製造方法
JP2014103171A (ja) 投影光学系、露光装置および物品の製造方法
JP6361238B2 (ja) インプリント用モールドおよびインプリント方法
JP7276036B2 (ja) エッチング装置およびエッチング方法
JP6593504B2 (ja) インプリントモールド、インプリントモールド用ブランクス、並びにインプリントモールド用基板の製造方法及びインプリントモールドの製造方法
JP2016149578A (ja) ナノインプリント用レプリカテンプレートの製造方法
JP6384537B2 (ja) ナノインプリント用テンプレート
JP2005331804A (ja) シリンドリカルマイクロレンズアレイ
JP2016154241A (ja) パターン形成方法、リソグラフィ装置、リソグラフィシステムおよび物品製造方法
JP2019024089A (ja) インプリント方法、インプリント装置および物品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7302406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150