JP2021046730A - 木柵および木柵支持部材 - Google Patents

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穣 池田
礼夫 木村
Ayao Kimura
礼夫 木村
淳紀 沼田
Atsunori Numata
淳紀 沼田
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Abstract

【課題】 低コストで設置でき、また、丸太材のカスケード利用が容易な木柵および木柵支持部材を提供する。【解決手段】 下方から受けて丸太材30を保持する半円弧状の受け部材21と、一端が受け部材21の一端とヒンジ22を介して連結され、上方から被せて丸太材30を保持する半円弧状のかぶせ部材23とでリング部24を形成し、リング部24の内周面にネジ部材27による複数の突起部位を配設し、突起部位で丸太材30の外周を径方向に隙間を空けて保持する木柵支持部材によって木柵を構成する。【選択図】 図3

Description

本発明は、丸太材を用いた木柵および木柵支持部材に係り、特に、ライフサイクルコストを考慮した丸太材を用いた木柵および木柵支持部材に関する。
近年、利用が低迷している森林資源の有効利用のため、また、周辺環境や景観等への配慮のため、柵の横木(横格子)部分に丸太材を利用した木柵が提案されている(特許文献1,2)。
特許文献1では、丸太材の両端部のみを縮径加工し連結材を取り付ける木柵が開示されている。特許文献2では、形状が不揃いなために安価な間伐材をロータリー加工により整形して利用する木柵が開示されている。
特開2006−291546号公報 登録実用新案第3031316号公報
しかしながら、特許文献1の木柵では、丸太材の両端の接合部を丸太材の中間断面より小径の断面とする加工を行うので、製作コストがかさむ。また、特許文献2の木柵では、丸太材の径を一定にするためのロータリー加工および丸太材端部にボルト孔の加工を行うため、やはり製作コストがかさんでしまう。さらに、特許文献1,2のいずれの木柵も、カスケード利用を考慮した場合、木柵解体時に丸太材と取付金物との分別に時間がかかり、木柵のライフサイクルコストの増加につながる。
そこで、本発明の目的は、低コストで設置でき、また、丸太材のカスケード利用が容易な木柵および木柵支持部材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の木柵支持部材は、下方から受けて丸太材部を保持する第1の半円弧部材と、一端が前記第1の半円弧部材の一端とヒンジを介して連結され、上方から被せて前記丸太材を保持する第2の半円弧部材とでリング部を形成し、該リング部の内周面に複数の突起部位を配設し、該突起部位で前記丸太材の外周を径方向に隙間を空けて保持して、木柵の一部の構成材として前記丸太材の両端を支持することを特徴とする。
前記突起部位は、前記第1の半円弧部材と前記第2の半円弧部材に配設されたネジ螺合部に螺合されたネジ部材の一部が前記リング部内に突出して構成することが好ましい。
前記突起部位は、前記リング部の内周面に少なくとも3つ以上設けることが好ましい。
木柵としての本発明は、丸太材と、前記丸太材の両端付近をそれぞれ前記丸太材の径方向に隙間を空けて取り囲むように設けられた請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の木柵支持部材と、長手方向に所定間隔をあけて取り付けられた前記木柵支持部材で前記丸太材を支持する支柱とを備えたことを特徴とする。
前記丸太材が載置され、丸太材を下方から保持する第1の半円弧部材と前記第2の半円弧部材とを連結するヒンジは、前記丸太材の当該リング部内に保持された位置における断面での重心よりも前記支柱から離れて位置することが好ましい。
本発明によれば、低コストで設置でき、また、丸太材のカスケード利用が容易な木柵および木柵支持部材を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る木柵の正面図である。 図1のII部分の拡大図である。 図1の部分拡大側面図である。 図3のIV−IV断面線で示した平面断面図である。 図3の支持金物を開いたときの側面図である。 (a)は、支持金物に使用する止めネジの平面図、(b)は、六角孔部分を(a)のb−b断面線で示した部分断面側面図および先端部分の側面図である。 本発明の第二実施形態に係る木柵の正面図である。 (a)は、本発明の変形例に係る支持金物を開いたときの側面図、(b)は、(a)の支持金物を閉じたときの側面図である。 、本発明の他の変形例に係る支持金物の側面図である。 (a)は、本発明のさらに他の変形例に係る支持金物の側面図、(b)は、(a)の支持金物の変形例の側面図である。
本発明の木柵および木柵支持部材のいくつかの実施形態について、以下、添付図面を参照して説明する。なお、同一の構成要素は、同一の符号を付し、説明は省略する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る、複数個の木柵ユニット(以下、単に木柵と記す。)を長手方向に連続して設置して公園等の立ち入り防止柵として使用した木柵の一部を示した正面図である。1個のユニットとしての木柵1は、高さ約1.6m、長さ約3.0mで、5本の丸太材30の両端付近が、高さ方向に約25cmの間隔をあけて、地盤5に立設された1対の鋼管製の支柱10,10間に、後述する支持金物(木柵支持部材)20に支持されて略水平に架け渡されることにより構成されている。なお、本実施形態では、丸太材30として直径約18cm、長さ約3mの杉丸太が使用されている。丸太材30は、木柵1に使用した後に、燃料等にカスケード利用される。
次に、図1のII部分を拡大した図2、図3を参照して、丸太材30を支持する支持金物20の構成について説明する。本実施形態では、丸太材30は、両端付近を支持金物20に取り付けられた6つの止めネジ27を介して、支持金物20に支持されている。このとき止めネジ27の先端は、図3に示すように、支持金物20の内周面から所定量だけ突出し、丸太材30の表面を支持しているため、丸太材30の外周部分は支持金物20の内周面に直接接することなく(隙間を空けて)支持されている。
(木柵の構成部材)
図1、図3に示すように、それぞれの支柱10には、支持金物20がブラケット40を介して高さ方向に約25cmの間隔をあけて取り付けられている。
支持金物20は、丸太材30の径方向に隙間を空けて丸太材30を取り囲むことのできる略環状の金物である。支持金物20は、両端をヒンジ22と留め具25とで連結することでリング状となり、丸太材30を保持可能なリング部24を構成する受け部材21、かぶせ部材23を主部材とし、リング部24には周方向に沿ってネジ螺合部26が配設されている。図3および図5に示すように、受け部材21とかぶせ部材23とは、ヒンジ22で開閉可能となっており、丸太材30の設置および撤去を容易に行える。
受け部材21は、図3に示すように、半円弧形状の部材であり、外側面の一部がブラケット40を介して支柱10に固定保持されている。受け部材21は、部材を鉛直方向からθ1(円弧中心O:後述するリング部24の中心、以下θ2、θ4、θ5も同様)だけ傾けてブラケット40に取り付けられることにより、受け部材21の一部に丸太材30を載せて受けるようにして支持することができる。
かぶせ部材23は、受け部材21とほぼ同形をなし、受け部材21と一対をなして閉じた状態で環状のリング部24が形成される。
ヒンジ22は、鉛直方向からθ1だけ傾いた位置で受け部材21の下端部とかぶせ部材23の下端部とをつなぐように設けられている。
リング部24は、受け部材21、かぶせ部材23が閉じて略リング状をなす、丸太材30の保持空間をさす。リング部24は、受け部材21、かぶせ部材23の周方向に所定の間隔をあけて取り付けられた止めネジ27(後述する。)を使用することによって丸太材30の外周と直接接することなく丸太材30を保持することができる。リング部24の直径、すなわち受け部材21、かぶせ部材23の円弧の大きさは、丸太材30の外周との間に隙間ができるように設定されているが、径の異なる丸太材30への対応は後述するネジ螺合部26に取り付けられる止めネジ27の長さで調整することができる。
留め具25は、支持金物20が閉じた状態を維持するための部材である。ネジ25aを回転させることにより留め具25を固定したり留め具25を開放したりできる。
ネジ螺合部26は、本実施形態では、受け部材21に3ヶ所、かぶせ部材23に3ヶ所、計6ヶ所設けられている。ネジ螺合部26は、図6(b)に示すように、支持金物20の本体部分に比べて径方向に厚さを有する突出部分から支持金物20の略環状の本体部分に渡って設けられることにより、後述する止めネジ27をしっかりと螺合させることができる。なお、図5に示すように、丸太材30を支持金物20の一番下側から支えるネジ螺合部26Aは、支持金物20を開いた状態において丸太材30が支持金物20内から脱落しないための止めネジ27を螺合できるように、支柱10から離れる方向に鉛直方向真下から角度θ2(θ2>0、θ2<θ1)だけ回転した位置に設けられている。丸太材30の支持金物20に取り囲まれた位置における断面での重心よりも支柱10から離れた位置であって、かつ丸太材30に下から当接する位置に、止めネジ27を配置できれば、支持金物20開放時に丸太材30の脱落を防ぐことができる。ネジ螺合部26は、ネジ螺合孔26aを有し、ネジ螺合孔26aは、ネジ螺合部26の頂部からリング部24まで回転中心Oに向けて貫通しており、側壁にネジ溝が形成されている。残りのネジ螺合部26は、受け部材21およびかぶせ部材23の中央付近に設けられたネジ螺合部26から45°程度回転した位置に(かつ、受け部材21に設けられたネジ螺合部26はブラケット40と干渉しない位置に)設けられている。
図6各図に示すように、止めネジ(ネジ部材)27は、六角孔27a、ネジ山27b、先端部28を有する。止めネジ27は、支持金物20に螺合されることにより、止めネジ27をリング部24から突出させ、先端部28を丸太材30に当接させることで、支持金物20に径方向に間隔を空けて取り囲まれた丸太材30を支持金物20に固定し保持することができる。
止めネジ27は、六角レンチを用いてネジ螺合部26でのねじ込み作業を行う。そのためネジ本体に六角孔27aが設けられている。止めネジ27はネジ頭がなく、全長が同じ一般のネジと比べてネジ部を長くとれるので、様々な径の丸太材30や曲がりのある丸太材30に対応できる。また、ブラケット40および支柱10付近に螺合された止めネジ27も容易に回転させることができる。
ネジ山27bは、先端部28を除く止めネジ27の全長にわたり形成されているため、止めネジ27全体がネジ螺合部26に螺合することができる。このため、止めネジ27のリング部24へのねじ込み長Lを十分確保し、リング部24の内周面から突出する突出部位(突起部位)を形成することができる。
先端部28は、丸太材30の外周面にわずかに食い込むように当接する部位であり、丸太材30へのめり込み量を低減させるために、扁平な先端角θ3(例えばθ3=150°程度)に形成されている。先端角θ3は、丸太材30の材質や重量等を考慮して適宜設定することができる。
丸太材30は、木柵1の格子部材、本実施形態では、横格子部材である。丸太材30としては、たとえば枝払いにより枝および梢を落として長さを約3mに揃えた間伐材が使用されている。丸太材30は、木柵1に使用されている期間、乾燥状態にあるので、未乾燥材を使用することもできる。また、ロータリー加工や元口・末口の径調整等の加工はされていない。従って、丸太材30は、元口と末口の径が異なっていたり、断面も略円形でなかったり、直通材でなかったりしても使用することができる。なお、本実施形態では、杉丸太を使用しているが、桧、松、栂や桜等の他の樹種の丸太材を使用してもよい。また、丸太材30の径や長さも本実施形態に示す寸法に限られず、任意の寸法のものを使用できる。また、加工された丸太材や他用途で使用済みの丸太材等を使用しても問題ない。
庇50は、図1、3に示すように、木柵1の最上段の丸太材30の上方を覆うように、支柱10,10の上端に設けられ、丸太材30が直接雨に当たるのを防いでいる。
(木柵の構成)
本発明の木柵1の丸太材30は、木柵として使用された後にカスケード利用されることを想定している。このため、丸太材30をそのままの形状で利用することが好ましい。この点、本発明では、様々な径や断面形状の丸太材30であっても、丸太材30側に金物等の部材を取り付けたりすることなく、支持金物20側の止めネジ27を調整することによって、丸太材30をそのままの形状で支持金物20に保持させることができる。
本実施形態では、ロータリー加工や元口・末口の加工等が施されていない丸太材30の元口および末口にそれぞれ丸太材30の径方向に隙間を空けて取り囲むように支持金物20を設け、それぞれの支持金物20には、丸太材30と当接し、丸太材30を保持、固定する止めネジ27が螺合され、支持金物20が、1対の支柱10に取り付けられることにより、木柵1が構成されている。従って、ロータリー加工や元口・末口の加工等が施されていない様々な断面形状や径の異なる丸太材30、直通材でない丸太材30等を木柵1に使用できるので、丸太材30の加工費を低減でき、木柵1のコストを低減できる。
また、均一な品質の丸太材を木柵1に必要な数用意する必要が無いので、不揃いな、或いは規格外の丸太材30を安価に調達することにより、木柵1のコストを低減することができる。また、丸太材30と支持金物20とは、直接接触しておらず、止めネジ27の先端部28で接しているだけなので、丸太材30と支持金物20との間に雨水等がたまることを抑制できる。従って、丸太材30が腐朽しにくくなり、丸太材30の乾燥を促進させることができるので、木柵1での使用を終了した丸太材30を、例えば、良質な燃料としてカスケード利用することができる。このため、木柵1は、鋼製柵やコンクリート製柵に比べて、さらには従来の木柵に比べて、ライフサイクルコストを低減でき、また、ライフサイクルあたりのCO2排出量を低減することができる。
また、木柵1は、庇50を備えるので、丸太材30の雨濡れを低減でき、丸太材30に腐朽防止薬剤を塗布する必要性を低減でき、丸太材30の乾燥を促進できる。
支持金物20は、開閉可能であるので、丸太材30を取り外し、または交換する際に、容易に作業することができる。また、支持金物20のヒンジ22は、鉛直方向からθ1(θ1>θ2)だけ支柱10から遠ざかる方向に回転した位置に設けられており、ネジ螺合部26Aおよびこれに螺合される止めネジ27は、鉛直方向からθ1だけ支柱10から遠ざかる方向に回転した位置に設けられているので、リング部24が開放されているときでも、丸太材30は、リング部24から脱落することなくリング部24に位置している。
[第二実施形態]
図7は、本発明の第二実施形態に係る木柵2を示している。木柵2は、格子部材である丸太材30が縦に配置された縦格子の木柵である点、およびブラケット40が横架材11に固定されている点、横架材11が支柱10に固定されている点において、木柵1と異なる。
横架材11は、1対の支柱10間に、支柱10の上端付近の高さおよび下端付近の高さに水平に掛け渡されている。それぞれの横架材11には、本実施形態では、水平方向に約25cmの間隔をあけて支持金物20がリング部24を鉛直方向に向けて固定されている。横架材11には、第一実施形態の支柱10と同様に、ブラケット40を介して支持金物20が取り付けられている。
支柱10の下端付近には、他方の支柱10に向けて載置部12が設けられている。載置部12には、丸太材30の木口に地面からの雨水の跳ね返り等を防ぐための水よけ板60が他方の支柱10の載置部12との間に載置(横設)される。水よけ板60は、丸太材30の径よりも大きい幅を有する。
丸太材30は、本実施形態では、縦格子部材である。丸太材30を支持金物20に固定する際に、載置部12には、水よけ板60の代わりに丸太仮支持用梁70を載置しておき、丸太材30の下端を丸太仮支持用梁70上に仮置きしながら支持金物20に固定する。
本実施形態では、木柵2に丸太材30を縦格子部材として使用しており、丸太材30の上端は庇50に覆われ、丸太材30の下端は水よけ板60によって地面から隔離されており、木柵1に比べて丸太材30の木口に水が浸入しにくい構成になっている。従って、木柵1に比べて丸太材30の乾燥が促進される。また、丸太材30は、縦格子になっており、上部を庇50で覆われているので、横格子に比べて丸太材30に埃等がたまりにくい。
[変形例]
上記の各実施形態では、1つの支持金物20には6つのネジ螺合部26が設けられていたが、図8各図に示すように、ブラケット40側のリング部24に3つの凸状の固定部材(突起部位)が突出して設けられ、ヒンジ22を介した側のリング部24には、第一、第二実施形態の支持金物20同様に3つのネジ螺合部26が設けられた支持金物20Aを使用してもよい。支柱10側からの止めネジ27の操作が不要になるので、作業が容易になる。あるいは、図9に示すように、ネジ螺合部26が3ヶ所設けられた支持金物20Bを使用してもよい。使用する止めネジ27が3つで済むので、ネジ調整を行う数を上記各実施形態の半分で済ませることができる。
あるいは、1つのリング部24を有する支持金物20に代わり、図10各図に示すように、連結部29,29Aにより2つのリング部24が連結された支持金物20C,20D等を使用してもよいし、3つ以上のリング部を有する支持金物(図示せず)を使用してもよい。これにより、支持金物を開閉する作業数を減らすことができる。なお、支持金物20Dのθ4、θ5は、それぞれθ1、θ2と同様の理由で設けられたものであり、支持金物20Dの開放時にリング部24から丸太材30の脱落を抑制するためのものである。
上記の各実施形態において、止めネジ27を使用したが、丸太材30を支持部材20に固定可能であれば、止めネジの代わりにネジ頭を有するネジを使用してもよい。
上記の各実施形態において、丸太材30は、間伐材であったが、目的に応じて主伐材を使用してもよい。あるいは、丸太材の代わりに、竹や笹を使用することもできる。また、スチール製の支柱10の代わりに、丸太材を支柱としても使用することもできる。
上記の各実施形態において、木柵は、防雪柵、防砂柵、防風柵やガードレール等として使用することもできる。
上記の各実施形態において、リング部24は、ヒンジ22を軸に回転することで開閉可能な1つの支持金物20であったが、リング部は、ヒンジを有さず、2つの金物(半円弧部材)を互いに嵌合可能に構成することで開閉可能としてもよい。あるいは、3つ以上の金物を互いに嵌合可能に構成してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に示した範囲内での種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲内で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
1,2 木柵
5 地盤
10 支柱
20,20A,20B,20C,20D 支持金物(木柵支持部材)
21 受け部材(半円弧部材)
22 ヒンジ
23 かぶせ部材(半円弧部材)
24 リング部
25 留め具
26 ネジ螺合部
27 止めネジ(ネジ部材)
27a 六角孔
27b ネジ山
28 先端部
30 丸太材(格子部材)
40 ブラケット
50 庇

Claims (5)

  1. 下方から受けて丸太材を保持する第1の半円弧部材と、一端が前記第1の半円弧部材の一端とヒンジを介して連結され、上方から被せて前記丸太材を保持する第2の半円弧部材とでリング部を形成し、該リング部の内周面に複数の突起部位を配設し、該突起部位で前記丸太材の外周を径方向に隙間を空けて保持して、木柵の一部の構成材として前記丸太材の両端を支持することを特徴とする木柵支持部材。
  2. 前記突起部位は、前記第1の半円弧部材と前記第2の半円弧部材に配設されたネジ螺合部に螺合されたネジ部材の一部が前記リング部内に突出して構成された請求項1に記載の木柵支持部材。
  3. 前記突起部位は、前記リング部の内周面に少なくとも3つ以上設けられた請求項1または2に記載の木柵支持部材。
  4. 丸太材と、
    前記丸太材の両端付近をそれぞれ前記丸太材の径方向に隙間を空けて取り囲むように設けられた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の木柵支持部材と、
    長手方向に所定間隔をあけて取り付けられた前記木柵支持部材で、前記丸太材を支持する支柱と、
    を備えたことを特徴とする木柵。
  5. 前記丸太材が載置され、丸太材を下方から保持する第1の半円弧部材と前記第2の半円弧部材とを連結するヒンジは、前記丸太材の当該リング部内に保持された位置における断面での重心よりも前記支柱から離れて位置する請求項4に記載の木柵。
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