JP2021046141A - 発電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の停車時及び走行時において発電による騒音を低減させることができる発電制御装置を提供すること。【解決手段】エンジン2と、エンジン2に接続されたISG20と、充電要求に応じてエンジン出力を増加させ、ISG20で発電する第1発電制御を実行するVCM13と、を備え、VCM13は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも第1発電制御を実行するときのエンジン出力の増加量を小さくし、かつ、車両1の走行状態に応じてエンジン出力の増加量を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、発電制御装置に関する。
特許文献1には、車両の位置及び時間帯に応じてアイドリング発電時のエンジン回転数を制御することで、停車中のアイドリング発電時におけるエンジン音を低減させる制御方法が開示されている。
ところで、車両の走行中においても、エンジン出力を増加させ、モータによって発電を行なう発電制御を実行する場合がある。
このような場合にも、発電制御を実行する際のエンジン出力増加に伴う騒音を効果的に低減させることが望まれるが、特許文献1には、走行時における制御について言及されておらず、改善が望まれる。
そこで、本発明は、車両の停車時及び走行時において発電による騒音を低減させることができる発電制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、エンジンと、前記エンジンに接続された第1モータと、充電要求に応じてエンジン出力を増加させ、前記第1モータで発電する第1発電制御を実行する制御部と、を備えた発電制御装置であって、前記制御部は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも前記第1発電制御を実行するときの前記エンジン出力の増加量を小さくし、かつ、自車両の走行状態に応じて前記エンジン出力の増加量を制御するものである。
このように、本発明によれば、車両の停車時及び走行時において発電による騒音を低減させることができる。
本発明の一実施の形態に係る発電制御装置は、エンジンと、エンジンに接続された第1モータと、充電要求に応じてエンジン出力を増加させ、第1モータで発電する第1発電制御を実行する制御部と、を備えた発電制御装置であって、制御部は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも第1発電制御を実行するときのエンジン出力の増加量を小さくし、かつ、自車両の走行状態に応じてエンジン出力の増加量を制御するよう構成されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る発電制御装置は、車両の停車時及び走行時において発電による騒音を低減させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る発電制御装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施例に係る発電制御装置を搭載した車両1は、エンジン2と、トランスミッション3と、第2モータとしてのモータジェネレータ4と、第1の車輪としての前輪5と、第2の車輪としての後輪6と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、制御部としてのVCM(Vehicle Control Module)13と、を含んで構成されている。
図1において、本発明の一実施例に係る発電制御装置を搭載した車両1は、エンジン2と、トランスミッション3と、第2モータとしてのモータジェネレータ4と、第1の車輪としての前輪5と、第2の車輪としての後輪6と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、制御部としてのVCM(Vehicle Control Module)13と、を含んで構成されている。
本実施例の車両1は、エンジン2の動力によって前輪5を駆動し、モータジェネレータ4の動力によって後輪6を駆動し、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動力の配分を調整することによって二輪駆動又は四輪駆動を切り換えることができる。なお、本実施例では、エンジン2が前輪5、モータジェネレータ4が後輪6をそれぞれ駆動する構成としたが、これと反対に、エンジン2が後輪6、モータジェネレータ4が前輪5をそれぞれ駆動する構成としてもよい。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施例において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行なうように構成されている。
エンジン2には、第1モータとしてのISG(Integrated Starter Generator)20が連結されている。ISG20は、図示しないベルト等の動力伝達部材を介してエンジン2のクランクシャフトに連結されている。ISG20は、第1のインバータ21を介してバッテリ8及び第2のインバータ41に接続されている。
ISG20は、バッテリ8から電力が供給されることにより回転することでエンジン2を回転駆動させる電動機の機能と、エンジン2の駆動によってクランクシャフトから入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
ISG20は、エンジン2の駆動によって発電した電力をバッテリ8又は第2のインバータ41に供給、若しくはバッテリ8及び第2のインバータ41の双方に供給することが可能となっている。ISG20は、モータジェネレータ4よりも最大出力が小さい構成となっている。
トランスミッション3は、クラッチを内蔵し、エンジン2から出力された回転を複数の変速段のいずれかに応じた変速比で変速して出力する自動変速機によって構成されている。本実施例の自動変速機としては、変速段の切替操作とクラッチ操作とを自動で行う、AMT(Automated Manual Transmission)を用いることができる。トランスミッション3は、ドライブシャフト31を介して左右の前輪5を駆動する。
トランスミッション3で成立可能な変速段としては、例えば1速段から4速段までの走行用の変速段と、後進段とがある。走行用の変速段の段数は、車両1の諸元により異なり、上述の1速段から4速段に限られるものではない。
モータジェネレータ4は、ドライブシャフト61を介して左右の後輪6に連結されている。モータジェネレータ4は、第2のインバータ41に接続されている。第2のインバータ41には、バッテリ8が接続されている。バッテリ8は、第2のインバータ41を介してモータジェネレータ4に電力を供給する。
モータジェネレータ4は、バッテリ8から供給される電力によって駆動する電動機としての機能と、後輪6から入力される逆駆動力によって発電を行なう発電機としての機能とを有する。
バッテリ8は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池によって構成されている。バッテリ8は、ISG20やモータジェネレータ4の発電によって充電されるほか、外部電源90によって充電器9を介して充電されるようになっている。なお、車両1は、外部電源90による充電を行わない構成としてもよい。この場合、車両1は、充電器9を有さない。
バッテリ8には、バッテリセンサ81が設けられている。バッテリセンサ81は、バッテリ8の充放電電流や電圧を検出してVCM13に出力する。VCM13は、バッテリセンサ81から入力された検出結果に基づき、バッテリ8の充電状態、すなわちSOC(State Of Charge)を算出する。なお、車両1に、バッテリ8を管理するBMS(Battery Management System)が設けられる場合には、BMSにおいてSOCを算出し、算出したSOCをBMSからVCM13に送信する構成であってもよい。
ECM11、TCM12及びVCM13は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECM11、TCM12及びVCM13としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施例におけるECM11、TCM12及びVCM13としてそれぞれ機能する。
本実施例において、ECM11は、VCM13に接続されており、VCM13からの指令に応じてエンジン2を制御する。ECM11には、クランク角センサ23が接続されている。ECM11は、クランク角センサ23からの検出情報に基づきエンジン回転数を算出する。
TCM12は、VCM13に接続されており、VCM13からの指令に応じてトランスミッション3を制御する。TCM12には、車速センサ101が接続されている。TCM12は、車速センサ101から入力された車速を示す情報をVCM13に送信する。車速センサ101は、例えば、トランスミッション3の出力軸の回転数を検出している。
VCM13は、ECM11、TCM12及び第2のインバータ41に接続されている。VCM13には、ノーマルモードスイッチ103、EVモードスイッチ104、4WDモードスイッチ105、充電要求検出部としてのチャージモードスイッチ111の各種スイッチ類が接続されている。
ノーマルモードスイッチ103は、車両1の走行モードとして、エンジン2の駆動による二輪駆動状態を維持しつつ、必要に応じて四輪駆動状態に切り替えるノーマルモードを選択するためのスイッチである。
EVモードスイッチ104は、車両1の走行モードとして、モータジェネレータ4による二輪駆動状態を維持しつつ、必要に応じて四輪駆動状態に切り替えるEVモードを選択するためのスイッチである。
4WDモードスイッチ105は、車両1の走行モードとして、エンジン2及びモータジェネレータ4の双方を常時駆動して四輪駆動状態を維持する4WDモードを選択するためのスイッチである。
チャージモードスイッチ111は、バッテリ8の充電を積極的に行なうチャージモードを選択するためのスイッチである。
また、VCM13には、アクセルセンサ106、左右の前輪5の車輪速センサ107、左右の後輪6の車輪速センサ108等の各種センサ類が接続されている。
アクセルセンサ106は、運転者による図示しないアクセルペダルの踏み込み量をアクセル開度として検出する。車輪速センサ107及び車輪速センサ108は、左右の前輪5及び左右の後輪6それぞれの回転速度を検出する。
本実施例において、VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択され、ユーザからの充電要求がある場合、エンジン2の出力を増加させ、かつエンジン2の出力増加分に対応する発電量でISG20による発電を行なう第1発電制御を実行する。
VCM13は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも、第1発電制御を実行する時のエンジン2の出力の増加量を小さくし、かつ、車両1の走行状態に応じてエンジン2の出力の増加量を制御する。
VCM13は、車両1の走行状態が停車中状態である場合は、車両1の走行状態が走行中状態である場合に比べ、第1発電制御を実行する時のエンジン2の出力の増加量を小さくする、または、第1発電制御の実行を禁止する。
VCM13は、現在の時間帯が夜間であると推定され、かつ、車両1がモータジェネレータ4の駆動力で走行しているEV走行状態の場合は、車両1がエンジン2の駆動力により走行しているエンジン走行状態の場合に比べ、エンジン2の出力の増加量を小さくする、または、第1発電制御の実行を禁止する。
VCM13は、例えば、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択され、第1発電制御を実行するとき、エンジン2の出力増加量の基本値を算出し、現在の時間帯や車両1の走行状態に応じて基本値に対する補正値を算出し、基本値を補正値で補正してエンジン2の出力増加量を決める。
VCM13は、例えば、図2のような走行状態と時間帯により値が決まるテーブルに基づいて、エンジン2の出力増加量の補正値を算出し、エンジン2の出力増加量の基本値に加算する。なお、時間帯は、予め設定された夜間と昼間の時間帯によって決める。また、季節によって夜間と昼間の時間帯を変更したり、日照センサの検出値により夜間になったか否かを判定したりするようにしてもよい。
図2においては、「エンジン走行中の昼間」のエンジン2の出力増加量の基本値を基準(±ゼロ)として、それ以外の状況での補正量を設定している。なお、「エンジン走行中の昼間」の補正量を1とし、それ以外の状況に1未満の値を設定し、エンジン2の出力増加量の基本値に乗算する補正係数としてもよい。このときの係数の大小関係は、図2の数値の大小関係と同様にする。
以上のように構成された本実施例に係る発電制御装置による発電制御処理について、図3を参照して説明する。なお、以下に説明する発電制御処理は、VCM13が動作を開始すると開始され、予め設定された時間間隔で実行される。また、図3に示すフローチャートは、現在の時間帯が夜間であると推定され、車両1の走行状態が停車中状態である、または車両1がEV走行状態であるときは、第1発電制御を禁止する場合を示している。
ステップS1において、VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されているか否かを判定する。チャージモードが選択されていないと判定した場合、VCM13は、処理を終了する。
チャージモードが選択されていると判定した場合、ステップS2において、VCM13は、バッテリ8のバッテリ残量を取得する。
ステップS3において、VCM13は、バッテリ残量などに基づいて、第1発電制御におけるエンジン2の出力増加量の基本値を算出する。
ステップS4において、VCM13は、例えば、図2のテーブルなどに基づいて、エンジン2の出力増加量の補正値を算出する。
ステップS5において、VCM13は、現在は夜間時間帯であるか否かを判定する。現在は夜間時間帯であると判定した場合、ステップS6において、VCM13は、車両1は停車中であるか、またはEVモードが選択されているか否かを判定する。
車両1は停車中である、またはEVモードが選択されていると判定した場合、ステップS7において、VCM13は、第1発電制御を禁止して、処理を終了する。
車両1は停車中ではなく、かつEVモードが選択されていないと判定した場合、ステップS8において、VCM13は、エンジン2の出力増加量の基本値を図2のテーブルに基づいて夜間における補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行して、処理を終了する。
ステップS5において現在は夜間時間帯でないと判定した場合、ステップS9において、VCM13は、エンジン2の出力増加量の基本値を図2のテーブルに基づいて昼間における補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行して、処理を終了する。
なお、現在の時間帯が夜間であると推定され、車両1の走行状態が停車中状態である、または車両1がEV走行状態であるときに、第1発電制御を実行する場合は、ステップS4の後に、エンジン2の出力増加量の基本値を補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行するようにすればよい。
このように、本実施例では、VCM13は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも、第1発電制御を実行する時のエンジン2の出力の増加量を小さくし、かつ、車両1の走行状態に応じてエンジン2の出力の増加量を制御する。
これにより、夜間である場合は夜間でない場合よりもエンジン2の出力増加量を小さくし、さらに車両1の走行状態によって出力増加量を調整するため、車両1の停車時及び走行時において適切な騒音低減効果を得ることができる。
また、VCM13は、車両1の走行状態が停車中状態である場合は、車両1の走行状態が走行中状態である場合に比べ、第1発電制御を実行する時のエンジン2の出力の増加量を小さくする、または、第1発電制御の実行を禁止する。
これにより、停車中の場合は走行中よりもエンジン2の出力増加量を小さく、または禁止するため、同一の場所に留まって発電制御を開始する停車中の場合の騒音増加量を抑えつつ、元から走行音がありかつ移動しながら発電する走行中の場合は停車中よりも大きな発電量を確保することができる。これにより、効果的に騒音を低減しつつ十分な発電量を確保することができる。
また、VCM13は、現在の時間帯が夜間であると推定され、かつ、車両1がモータジェネレータ4の駆動力で走行しているEV走行状態の場合は、車両1がエンジン2の駆動力により走行しているエンジン走行状態の場合に比べ、エンジン2の出力の増加量を小さくする、または、第1発電制御の実行を禁止する。
これにより、EV走行中はエンジン走行中よりもエンジン2の出力増加量を小さく、または禁止するため、EV走行時であっても騒音の増加量を抑制することができ、効果的に騒音を低減させることができる。
本実施例の他の態様としては、VCM13は、車両1がエンジン2の駆動力により走行中状態にあるときに、エンジン2の出力の増加量を第1発電制御実行時よりも大きくし、モータジェネレータ4による回生発電を行なう第2発電制御を実行する。第2発電制御におけるエンジン2の出力増加量は、第1発電制御のエンジン2の出力増加量の基本値に予め設定された増加量を加算して求めてもよいし、バッテリ8のバッテリ残量に基づいて増加量を算出して第1発電制御のエンジン2の出力増加量の基本値に加算するなどしてもよい。
VCM13は、車両1がエンジン2の駆動力により走行中状態にある場合において、現在の時間帯が夜間であると推定されると、第2発電制御の実行を禁止し、現在の時間帯が夜間でないと推定されると、第2発電制御を実行する。
以上のように構成された本実施例の他の態様に係る発電制御装置による発電制御処理について、図4を参照して説明する。なお、以下に説明する発電制御処理は、VCM13が動作を開始すると開始され、予め設定された時間間隔で実行される。また、図4に示すフローチャートは、現在の時間帯が夜間であると推定され、車両1の走行状態が停車中状態である、または車両1がEV走行状態であるときは、第1発電制御を禁止する場合を示している。
上述の実施例同様、ステップS1からステップS5において、VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されている場合、バッテリ8のバッテリ残量を取得し、第1発電制御におけるエンジン2の出力増加量の基本値を算出し、エンジン2の出力増加量の補正値を算出し、現在は夜間時間帯であるか否かを判定する。
現在は夜間時間帯であると判定した場合、ステップS11において、VCM13は、第2発電制御を禁止する。
ステップS6において、VCM13は、車両1は停車中であるか、またはEVモードが選択されているか否かを判定する。
車両1は停車中である、またはEVモードが選択されていると判定した場合、ステップS7において、VCM13は、第1発電制御を禁止して、処理を終了する。
車両1は停車中ではなく、かつEVモードが選択されていないと判定した場合、ステップS8において、VCM13は、エンジン2の出力増加量の基本値を補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行して、処理を終了する。
ステップS5において現在は夜間時間帯でないと判定した場合、ステップS12において、VCM13は、エンジン2の出力増加量の基本値を図2のテーブルに基づいて昼間における第1発電制御の補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行する、またはエンジン2の出力増加量の基本値に第2発電制御の増加量を加算した出力増加量により第2発電制御を実行して、処理を終了する。
なお、現在の時間帯が夜間であると推定され、車両1の走行状態が停車中状態である、または車両1がEV走行状態であるときに、第1発電制御を実行する場合は、ステップS11の後に、エンジン2の出力増加量の基本値を補正値で補正した出力増加量により第1発電制御を実行するようにすればよい。
このように、本実施例の他の態様では、VCM13は、車両1がエンジン2の駆動力により走行中状態にある場合において、現在の時間帯が夜間であると推定されると、第2発電制御の実行を禁止し、現在の時間帯が夜間でないと推定されると、第2発電制御を実行する。
夜間の場合は、第1発電制御のエンジン出力増加量よりも大きくエンジン出力を増加させてモータジェネレータ4で回生発電する第2発電制御を禁止するため、夜間にエンジン出力の増加量が大きくなりすぎることを防止して、効果的に騒音を低減させることができる。
本実施例では、各種センサ情報に基づきVCM13が各種の判定や算出を行なう例について説明したが、これに限らず、車両1が外部サーバ等の車外装置と通信可能な通信部を備え、該通信部から送信された各種センサの検出情報に基づき車外装置によって各種の判定や算出が行なわれ、その判定結果や算出結果を通信部で受信して、その受信した判定結果や算出結果を用いて各種制御を行なってもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン
4 モータジェネレータ(第2モータ)
5 前輪
6 後輪
8 バッテリ
13 VCM(制御部)
20 ISG(第1モータ)
21 第1のインバータ
41 第2のインバータ
81 バッテリセンサ
111 チャージモードスイッチ
2 エンジン
4 モータジェネレータ(第2モータ)
5 前輪
6 後輪
8 バッテリ
13 VCM(制御部)
20 ISG(第1モータ)
21 第1のインバータ
41 第2のインバータ
81 バッテリセンサ
111 チャージモードスイッチ
Claims (4)
- エンジンと、
前記エンジンに接続された第1モータと、
充電要求に応じてエンジン出力を増加させ、前記第1モータで発電する第1発電制御を実行する制御部と、を備えた発電制御装置であって、
前記制御部は、現在の時間帯が夜間であると推定される場合は、現在の時間帯が夜間でないと推定される場合よりも前記第1発電制御を実行するときの前記エンジン出力の増加量を小さくし、かつ、自車両の走行状態に応じて前記エンジン出力の増加量を制御する発電制御装置。 - 前記制御部は、前記自車両が停車中状態である場合は、前記自車両が走行中状態である場合よりも前記第1発電制御を実行するときの前記エンジン出力の増加量を小さくする、または前記第1発電制御の実行を禁止する請求項1に記載の発電制御装置。
- 前記エンジンは前輪または後輪のうち一方の駆動源であり、
前記前輪または前記後輪のうち他方を駆動する第2モータを備え、
前記制御部は、現在の時間帯が夜間であると推定され、かつ前記自車両が前記第2モータの駆動力で走行している状態の場合は、前記自車両が前記エンジンの駆動力で走行している状態の場合よりも前記第1発電制御を実行するときの前記エンジン出力の増加量を小さくする、または前記第1発電制御の実行を禁止する請求項1または請求項2に記載の発電制御装置。 - 前記エンジンは前輪または後輪のうち一方の駆動源であり、
前記前輪または前記後輪のうち他方を駆動する第2モータを備え、
前記制御部は、前記自車両が走行中状態にあるときに、前記エンジン出力の増加量を前記第1発電制御実行時よりも大きくし、前記第2モータで回生発電する第2発電制御を実行する機能を有し、前記自車両が走行中状態である場合において、現在の時間帯が夜間であると推定されると前記第2発電制御の実行を禁止し、現在の時間帯が夜間でないと推定されると前記第2発電制御を実行する請求項1または請求項2に記載の発電制御装置。
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