JP2021045995A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量や製造コストの増加を抑制しつつ、車両用ドアを閉めたときのドアアウタパネルの振動を効果的に抑制し、ドア閉音を重厚な音にし得る車両用ドア構造を提供する。【解決手段】車両用ドア1のドアアウタパネル10の内側に配され、かつドアロック部5の近傍に一端部が位置するようにして車両用ドア1の幅方向に延び、断面略ハット状部材を用いて構成された補強部材2を備えている、車両用ドア構造Aであって、補強部材2のうち、ドアロック部5側の一端寄り領域2aに、第1の膨出部21に分岐した状態で繋がり、かつ一端寄り領域2aの下部に位置して斜め下方に延びる第2の膨出部22と、第1の膨出部21のうち、第2の膨出部22が繋がった箇所の近傍に設けられ、かつ第2の膨出部22が延びる方向とは交差する方向に延びるビード部24と、をさらに備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両用ドア構造に関する。
自動車などの車両においては、車両用ドアを閉めたときに発生するドア閉音が重厚であることが好まれる。車両用ドアを閉めたときに、この車両用ドアのドアアウタパネルが大きく振動すると、ドア閉音は、かん高く軽い音となり、重厚音にはならない。
そこで、従来においては、たとえば特許文献1に記載されているように、車両用ドアに、ドアアウタパネルの張り剛性を高めるための補強部材(張り剛性リインフォース)を設ける手段が提案されている。前記補強部材は、たとえば断面略ハット状部材を用いて構成されており、車両用ドアのドアアウタパネルの内側に配設され、かつ前記車両用ドアのドアロック部の近傍に一端部が位置するようにして前記車両用ドアの幅方向に延びている。この補強部材は、ドアアウタパネルと接着されており、ドアアウタパネルの張り剛性を高める。このため、車両用ドアを閉めたときにドアアウタパネルが大きく振動することを抑制し、ドア閉音を重厚な音に近づけることが可能である。
しかしながら、従来においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、車両の軽量化や低コスト化などを図る観点からすると、前記補強部材として、薄肉かつ軽量のものを用いることが望ましい。ただし、ただ単純に補強部材を薄肉かつ軽量なものとしたのでは、車両用ドアのドアアウタパネルの張り剛性が低下し、車両用ドアを閉めた際に、重厚なドア閉音を得ることが困難となる。
特許文献1においては、ドアアウタパネルの張り剛性を高めるための手段として、前記補強部材とは別の振動抑制部材を、前記補強部材の近傍に設けているが、このような手段によれば、車両重量の増加、ならびに製造コストの上昇を招いてしまう。
特開2007−269301号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、重量や製造コストの増加を抑制しつつ、車両用ドアを閉めたときのドアアウタパネルの振動を効果的に抑制し、ドア閉音を重厚な音にし得る車両用ドア構造を提供することを、その課題としている。
前記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両用ドア構造は、車両用ドアのドアアウタパネルの内側に配され、かつ前記車両用ドアのドアロック部の近傍に一端部が位置するようにして前記車両用ドアの幅方向に延びる補強部材を備えており、この補強部材は、前記ドアアウタパネルに少なくとも一方が接着される上下一対のフランジ部、およびこれら一対のフランジ部に繋がり、かつこれら一対のフランジ部よりも車室内側に膨出する第1の膨出部を有する断面略ハット状部材を用いて構成されている、車両用ドア構造であって、前記補強部材のうち、前記ドアロック部側の一端寄り領域に、前記第1の膨出部に分岐した状態で繋がって設けられ、かつ前記一端寄り領域の下部に位置して斜め下方に延びる第2の膨出部と、前
記第1の膨出部のうち、前記第2の膨出部が繋がった箇所の近傍に設けられ、かつ前記第2の膨出部が延びる方向とは交差する方向に延びるビード部と、をさらに備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
まず、補強部材に所定の第2の膨出部が設けられていることにより、前記補強部材のうち、ドアロック部側の一端寄り領域の剛性が高められる。ここで、車両用ドアを閉めたときには、車両用ドアのドアロック部側の衝撃が大きい(たとえば、車両用ドアのヒンジ部側と比較すると衝撃が相当に大きい)ため、第2の膨出部によってドアロック部側の剛性を高めることは、車両用ドアを閉めたときのドアアウタパネルの振動を抑制する上で効果的である。
一方、車両用ドアを閉めたときには、図3および図4を参照して後述するように、ドア閉め初期において、前記補強部材には長手方向中央部が他の部分よりも車室内側に変位しようとする捩じり変形が生じ、かつその後には前記捩じり変形に対する揺り戻しの変形を生じる。このような変形に伴う荷重については、前記ビード部によって受けさせることができるが、前記ビード部は、前記荷重に対する高強度部分として機能する。その結果、補強部材の前記した変形を抑制し、前記補強部材の振動、ひいてはドアアウタパネルの振動を効果的に抑制することが可能となる。このようなことにより、ドア閉音をフィーリングのよい重厚な音にすることができる。
本発明においては、ドア閉音を改善するための手段として、補強部材に第2の膨出部を設けるとともに、第1の膨出部の特定箇所にビード部を設ける手段を採用しており、補強部材の全体にわたって厚肉化を図る必要はない。また、補強部材とは別体の部材をさらに設ける必要をなくすこともできる。したがって、車両重量の軽減や、製造コストの低減化を適切に図ることが可能である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明に係る車両用ドア構造の一例を示す概略斜視図であり、(b)は、(a)の要部拡大斜視図であり、(c)は、(a)のIc−Ic断面図である。 (a)は、図1に示す車両用ドア構造に用いられている補強部材の正面図であり、(b)は、(a)のIIb−IIb断面図であり、(c)は、(a)のIIc−IIc断面図であり、(d)は、(a)のIId−IId断面図である。 (a)は、図2に示した補強部材のドア閉め初期における作用を示す斜視図であり、(b)は、(a)のIIIb−IIIb断面図である。 (a)は、図3に示した補強部材のその後の作用を示す斜視図であり、(b)は、(a)のIVb−IVb断面図である。 対比例を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両用ドア構造Aは、車体側部に取リ付けられるサイドドア1を構成するドアアウタパネル10と、このドアアウタパネル10の内側に配設された補強部材2(張り剛性リインフォース)、およびインパクトビーム3を備えている。
サイドドア1は、本発明でいう車両用ドアの一例に相当し、ドアアウタパネル10と、その内側に位置して対向するドアインナパネル11(図1(c)を参照)とが組み合わされて構成されている。サイドドア1の前端寄り領域および後端寄り領域には、ヒンジ部4お
よびドアロック部5がそれぞれ設けられる。サイドドア1は、ヒンジ部4を介して車体(不図示)に対し、水平回転可能に連結され、前記車体のドア用開口部(不図示)を開閉可能である。ドアロック部5は、サイドドア1が閉められた状態のロック・アンロックを切り替え可能なロック機構が設けられた部位である。サイドドア1内には、窓ガラス昇降用機構やその他の機器・部品類も配設されているが、これらの説明は省略する。
インパクトビーム3は、車両の側突時に衝突荷重を受けることにより、サイドドア1の変形を抑制するための部材であり、高剛性の金属板をプレス加工するなどして形成されている。このインパクトビーム3は、その前後両端部がたとえばドアインナパネル11に固定されるなどして、補強部材2よりも下方に位置して車両前後方向に延びている。インパクトビーム3とドアアウタパネル10とは互いに接近しており、これらはたとえばマスチック接着剤6a(弾性接着剤)を介して接着されている。
補強部材2は、ドアアウタパネル10の張り剛性を高め、サイドドア1を閉めたときのドアアウタパネル10の振動を抑制するための部材である。この補強部材2は、ドアアウタパネル10の内側に配され、かつドアロック部5の近傍に一端部(後端部)が位置するようにして車両前後方向(サイドドア1の幅方向)に延びている。この補強部材2の前端部および後端部には、車室内側(車幅方向内側、ドアインナパネル11側)に屈曲した前側および後側の取付け部20a〜20cが設けられており、これらの部位をドアインナパネル11にボルト締結または溶接するなどしてサイドドア1における補強部材2の取付け固定が図られている。
補強部材2は、断面略ハット状部材を用いて構成されており、上下一対のフランジ部23a,23b、第1の膨出部21、第2の膨出部22、およびビード部24を備えている。
補強部材2の一対のフランジ部23a,23bは、ともにドアアウタパネル10に対向接近して車両前後方向に延びており、たとえばマスチック接着剤6bを介してドアアウタパネル10に接着されている。ただし、本発明はこれに限定されず、たとえば一対のフランジ部の一方のみをドアアウタパネル10に接着し、かつ他方をドアアウタパネル10に対して離間させた非接着状態とすることもできる。
第1の膨出部21は、上下一対のフランジ部23a,23bに繋がり、かつこれら一対のフランジ部23a,23bよりも車室内側に膨出して車両前後方向に延びている。図2(b)によく表れているように、第1の膨出部21は、一対のフランジ部23a,23bから車室内側に起立する上側および下側の起立壁部21a,21b、ならびにこれら起立壁部21a,21bどうしを繋ぐ主壁部21cを有している。
第2の膨出部22は、補強部材2のうち、ドアロック部5側の一端寄り領域2aに設けられており、第1の膨出部21に分岐した状態で繋がり、かつ一端寄り領域2aの下部に位置して斜め下方の車両後方側に延びている。一方、第1の膨出部21の端部21dは、この第1の膨出部21の他の部分と同一方向に延びており、第2の膨出部22からその上側に離間した配置である。このことにより、補強部材2の一端寄り領域2aは、上下二股状となっており、第1の膨出部21の端部21dを含む二股上側部Saと、第2の膨出部22を含む二股下側部Sbとを有している。第1の膨出部21の端部21dの上下幅La、および第2の膨出部22の上下幅Lbは、第1の膨出部21の一般部分の上下幅Lcよりも小さい。
車両側面視において、二股上側部Saと下側部Sbとの相互間には、ドアロック部5の少なくとも一部が位置する構成とされている。
ビード部24は、第1の膨出部21のうち、第2の膨出部22が繋がった箇所の近傍に設けられている。このビード部24は、第1の膨出部21の一部(主壁部21cの一部)を車幅方向外方側へ部分的に窪ませた部分であり、第2の膨出部22が延びる方向とは交差する方向に延びている。好ましくは、図2(a)に示すように、第2の膨出部22の中心線CL1と、ビード部24の中心線CL2との交差角θは、略直角であり、車両側面視において、斜めに傾斜している。また、ビード部24は、下側の起立壁部21bから上側の起立壁部21aにわたって一連に形成されている。
図1において、ドアアウタパネル10は、窓枠部10bの下側に面積が比較的大きい主要部10aを有しており、サイドドア1を閉めたときには、主要部10aの中央部付近ARが、最も大きく振動し易い。これに対し、補強部材2の長手方向中央部は、前記した中央部付近ARの上部または上側に位置している。
次に、前記した車両用ドア構造Aの作用について説明する。
まず、補強部材2には第2の膨出部22が設けられているため、この第2の膨出部22の存在により、補強部材2のドアロック部5側の一端寄り領域2aの剛性が高められる。サイドドア1を閉めたときには、ヒンジ部4が設けられている側よりもドアロック部5側の方が、衝撃が大きいため、ドアロック部5側の一端寄り領域2aの剛性を、第2の膨出部22によって高めることは、サイドドア1を閉めたときのドアアウタパネル10の振動を抑制する上で有効である。
サイドドア1を閉めたときには、既述したように、ドアアウタパネル10の主要部10aの中央部付近ARが最も大きく振動し易い。一方、補強部材2は、両端固定状であるため、その長手方向中央部付近が他の部分よりも車幅方向に撓み易く、しかもこの補強部材2の長手方向中央部付近は、主要部10aの中央部付近ARの上部または上側に位置している。このため、サイドドア1を閉めた際の初期には、補強部材2には、図3に示すような力F1が作用し、補強部材2は、その長手方向中央部付近の下部(下側の起立壁部21bおよびフランジ部23b)が他の部分よりも車室内側に変形するように捩じり変形する。
前記した力F1が発生する際には、補強部材2の二股下側部Sbの根元部分(第1および第2の膨出部21,22の境界部付近)に対する力F3が発生する。この力F3は、図3(b)に示すように、下側の起立壁部21bを上方に押圧する力である。これに対し、本実施形態においては、前記した力F3が作用する箇所には、ビード部24が設けられており、しかもこのビード部24が延びる方向は、第2の膨出部22が延びる方向と交差する方向(好ましくは、略直角の方向)であって、この方向は力F3の方向と一致または略一致することとなる。したがって、力F3に対するビード部24の強度は高く、ビード部24によって力F3は適切に受けられる。その結果、前記した捩じり変形時において、補強部材2が車室内側に大きく振れることは抑制される。
また、サイドドア1を閉めた際の後期には、前記した捩じり変形の揺り戻しが生じ、図4に示すような力F2が発生する。この力F2は、前記した力F1とは反対向きであり、この力F2が発生する際には、補強部材2の二股下側部Sbの根元部分に対する力F4が発生する。この力F4は、図4(b)に示すように、下側の起立壁部21bを下方に押圧する力である。これに対し、前記した力F4が作用する箇所には、ビード部24が設けられている。したがって、この場合においても、ビード部24によって力F4は適切に受けられ、前記した捩じり変形の揺り戻し時において、補強部材2が車室外方側に大きく振れることも適切に抑制される。
図5は、本実施形態との対比例を示している。この対比例においては、ビード部24が設けられていない。このため、この対比例の補強部材2Eにおいては、捩じり変形時に、第1および第2の膨出部21,22の境界部付近が上下方向に大きく振れる。
これに対して、本実施形態によれば、そのような現象を適切に防止または抑制することが可能である。その結果、サイドドア1を閉めた際における補強部材2およびドアアウタパネル10の振動を適切に抑制し、ドア閉音を重厚な音にすることができる。
補強部材2には、第2の膨出部22が設けられているが、この第2の膨出部22は、比較的小サイズでよい。また、第2の膨出部22およびビード部24は、補強部材2をプレス成形する際に同時に形成することが可能であり、その成形も比較的容易である。その一方、補強部材2の全体を厚肉や幅広状にする必要はない。したがって、サイドドア1の軽量化や製造コストの低減を好適に図ることもできる。
また、既述したように、車両側面視において、二股上側部Saと二股下側部Sbとの相互間に、ドアロック部5の少なくとも一部が位置する構成であるため、車両の側突が発生し、補強部材2が車室内側に押圧変形されたときに、この補強部材2がドアロック部5に強く干渉することを解消または緩和することが可能となる。したがって、ドアロック部5を保護し、ドアロック部5の損壊に起因してサイドドア1を開けることが困難になる不具合を抑制することもできる。
さらに、補強部材2のビード部24が設けられた箇所近辺の強度は向上するが、図2(a)に示すように、このビード部24は車両側面視において傾斜しているため、このビード部24の上部は、ビード部24の下部よりもドアロック部5に接近した配置で、二股上側部Saを補強するものとなっている。したがって、車両の側突時に、二股上側部Saが衝突荷重によって容易に変形しないようにし、この二股上側部Saがドアロック部5に強く当たることを抑制する効果も期待できる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両用ドア構造の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
補強部材の軽量化をさらに図るための1または複数の開口部を、第1および第2の膨出部の双方または一方に設けるといった手段を採用することもできる。
本発明が適用される車両用ドアは、サイドドアに限定されない。たとえば、水平方向に回転可能なバックドアを適用対象とすることもできる。本発明でいう車両用ドア構造の幅方向は、たとえばサイドドアの場合には車両前後方向であるが、バックドアの場合には車幅方向である。
A 車両用ドア構造
1 サイドドア(車両用ドア)
10 ドアアウタパネル
2 補強部材
2a 一端寄り領域(補強部材の)
21 第1の膨出部
22 第2の膨出部
23a,23b フランジ部
24 ビード部
5 ドアロック部

Claims (1)

  1. 車両用ドアのドアアウタパネルの内側に配され、かつ前記車両用ドアのドアロック部の近傍に一端部が位置するようにして前記車両用ドアの幅方向に延びる補強部材を備えており、
    この補強部材は、前記ドアアウタパネルに少なくとも一方が接着される上下一対のフランジ部、およびこれら一対のフランジ部に繋がり、かつこれら一対のフランジ部よりも車室内側に膨出する第1の膨出部を有する断面略ハット状部材を用いて構成されている、車両用ドア構造であって、
    前記補強部材のうち、前記ドアロック部側の一端寄り領域に、前記第1の膨出部に分岐した状態で繋がって設けられ、かつ前記一端寄り領域の下部に位置して斜め下方に延びる第2の膨出部と、
    前記第1の膨出部のうち、前記第2の膨出部が繋がった箇所の近傍に設けられ、かつ前記第2の膨出部が延びる方向とは交差する方向に延びるビード部と、
    をさらに備えていることを特徴とする、車両用ドア構造。
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