JP2021045897A - 二重袋及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製する。【解決手段】筒状フィルム11を用意する。該筒状フィルム11を扁平にして扁平袋材12とし、その2つの外面13a,14aのうち一方の第1外面13aに離型層5を形成する。他方の第2外面14aが外側かつ第1外面13aが内側になるように、扁平袋材12を袋状に折り込み、互いに重ねられた側縁部15及び底縁部16を溶着する。扁平袋材1の第1外面13aを含む第1半周部分13が内袋3となり、第1外面13aが二重袋1の内面となる。第2外面14aを含む第2半周部分14が外袋4となる。【選択図】図2
Description
本発明は、内袋と外袋を備えた二重袋及び二重袋を製造する方法に関し、特に内袋の内面に離型層が形成された二重袋及びその製造方法に関する。
例えば内容物の外部への漏れを確実に防止するために、収容袋を内袋と外袋との二重袋構造とすることは公知である(特許文献1等参照)。内袋は、1枚又は複数枚の平面状フィルムを溶着する等して袋状に形成されている。同様に、外袋は、1枚又は複数枚の平面状フィルムを溶着する等して袋状に形成されている。内袋が外袋で囲まれている。
また、接着剤その他の粘着性の内容物を収容するための袋においては、該内容物と接する内面にシリコーン等の離型層を塗工することが知られている(特許文献2等参照)。
また、接着剤その他の粘着性の内容物を収容するための袋においては、該内容物と接する内面にシリコーン等の離型層を塗工することが知られている(特許文献2等参照)。
二重袋の製造に際して、内袋と外袋をそれぞれ1枚又は複数枚の平面状フィルムから作製して、更に内袋を外袋に収容する作業を行うのは面倒である。離型層を設ける場合は、製袋に先立ち、内袋となる平面フィルムの前記内面となるべき面を特定して離型層を塗工する必要があり、一層煩雑である。
本発明は、かかる事情に鑑み、内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製可能とすることを目的とする。
本発明は、かかる事情に鑑み、内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る二重袋の製造方法は、
筒状フィルムを用意して、前記筒状フィルムを扁平にしてなる扁平袋材の2つの外面のうち一方の第1外面に離型層を形成し、
次に、前記2つの外面のうち他方の第2外面が外側かつ前記第1外面が内側になるように、前記扁平袋材を袋状に折り込み、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部どうしを溶着することを特徴とする。
筒状フィルムを用意して、前記筒状フィルムを扁平にしてなる扁平袋材の2つの外面のうち一方の第1外面に離型層を形成し、
次に、前記2つの外面のうち他方の第2外面が外側かつ前記第1外面が内側になるように、前記扁平袋材を袋状に折り込み、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部どうしを溶着することを特徴とする。
これによって、二重袋を効率的に作製できる。
前記扁平袋材ひいては筒状フィルムの前記第1外面を含む第1半周部分は、内袋となる。
前記扁平袋材ひいては筒状フィルムの前記第2外面を含む第2半周部分は、外袋となる。
更に前記第1外面は、内容物と接する内面となる。該第1外面に離型層を形成しておくことによって、内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製できる。
前記筒状フィルムとしては、インフレーションチューブを用いることが好ましい。
前記扁平袋材ひいては筒状フィルムの前記第1外面を含む第1半周部分は、内袋となる。
前記扁平袋材ひいては筒状フィルムの前記第2外面を含む第2半周部分は、外袋となる。
更に前記第1外面は、内容物と接する内面となる。該第1外面に離型層を形成しておくことによって、内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製できる。
前記筒状フィルムとしては、インフレーションチューブを用いることが好ましい。
前記溶着が、超音波溶着であることが好ましい。これによって、シリコーン等の離型層があっても、前記縁部どうしを確実に溶着して接合できる。
超音波溶着は、前記縁部の縁長方向に間隔を置いて間欠的ないしは不連続的に行うことが好ましい。これによって、二重袋を構成するフィルムが破断するのを防止又は抑制できる。
超音波溶着は、前記縁部の縁長方向に間隔を置いて間欠的ないしは不連続的に行うことが好ましい。これによって、二重袋を構成するフィルムが破断するのを防止又は抑制できる。
また、本発明は、内袋と、前記内袋を囲む外袋とを備えた二重袋であって、
前記内袋を構成する第1半周部分と、前記外袋を構成する第2半周部分とを一体に有する筒状フィルムからなり、前記第1、第2半周部分どうしが合わさって扁平な扁平袋材となり、更に前記第1半周部分が内側かつ前記第2半周部分が外側になるよう袋状に折り込まれてなる二重袋本体と、
前記第1半周部分における前記第2半周部分と対面する側とは反対側の面に形成された離型層と、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部に設けられた溶着部と、
を備えたことを特徴とする。
前記第1半周部分における前記反対側の面は、筒状フィルムの第1外面であり、かつ内袋の内面となる。これによって、内袋の内面に離型層が形成された二重袋が構成される。
前記内袋を構成する第1半周部分と、前記外袋を構成する第2半周部分とを一体に有する筒状フィルムからなり、前記第1、第2半周部分どうしが合わさって扁平な扁平袋材となり、更に前記第1半周部分が内側かつ前記第2半周部分が外側になるよう袋状に折り込まれてなる二重袋本体と、
前記第1半周部分における前記第2半周部分と対面する側とは反対側の面に形成された離型層と、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部に設けられた溶着部と、
を備えたことを特徴とする。
前記第1半周部分における前記反対側の面は、筒状フィルムの第1外面であり、かつ内袋の内面となる。これによって、内袋の内面に離型層が形成された二重袋が構成される。
本発明によれば、内袋の内面に離型層が形成された二重袋を効率的に作製できる。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2は、二重袋1を示したものである。二重袋1の内容物2は、例えばホットメルト接着剤等の粘着性物であるが、これに限られない。充填時は粘着性を有していても、充填後の硬化などによって粘着性を喪失するものであってもよい。内容物2が非粘着性であってもよい。
図1及び図2は、二重袋1を示したものである。二重袋1の内容物2は、例えばホットメルト接着剤等の粘着性物であるが、これに限られない。充填時は粘着性を有していても、充填後の硬化などによって粘着性を喪失するものであってもよい。内容物2が非粘着性であってもよい。
図2及び図3に示すように、二重袋1は、二重袋本体10と、離型層5と、溶着部6を備えている。二重袋本体10は、内袋3及び外袋4によって構成されている。内袋3が外袋4によって囲まれている。内袋3の内面13aにはシリコーン等からなる離型層5が形成されている。図1及び図4〜図6に示すように、二重袋1の3つの縁部15,16,17には、溶着部6が設けられている。図1に示すように、溶着部6は、対応する縁部15,16,17の縁長方向に間隔を置いて多数(複数)の溶着スポット6aを含む。溶着スポット6aは、対応する縁部15,16,17の縁幅方向に延びる短線形状(又は細長形状)になっている。
なお、図4〜図6においては、溶着部6を網掛け模様にて示す。
なお、図4〜図6においては、溶着部6を網掛け模様にて示す。
図2及び図7(a)に示すように、二重袋本体10は、筒状フィルム11から作製されたものである。筒状フィルム11は、好ましくはインフレーションチューブによって構成されている。筒状フィルム11は、周方向の半分の第1半周部分13と、残りの半分の第2半周部分14とを一体に有している。第1半周部分13が内袋3を構成する。第2半周部分14が外袋4を構成する。
図2に示すように、第1半周部分13における、第2半周部分14と対面する側とは反対側の面13aが、内袋3における離型層5を有する内面を構成している。第2半周部分14の第2外面14aは、外袋4ひいては二重袋1の外面を構成している。
図2に示すように、第1半周部分13における、第2半周部分14と対面する側とは反対側の面13aが、内袋3における離型層5を有する内面を構成している。第2半周部分14の第2外面14aは、外袋4ひいては二重袋1の外面を構成している。
図2及び図7(b)に示すように、二重袋本体10における筒状フィルム11は、半周部分13,14どうしが合わさって扁平袋材12となっている。図4及び図7(b)に示すように、半周部分13,14どうしの一対の境は、それぞれ折り目15cとなっている。これら折り目15c及びその周辺部が、扁平袋材12における一対の側縁部15を構成している。
図2及び図7(d)に示すように、さらに二重袋本体10における扁平袋材12は、第1半周部分13が内側かつ第2半周部分14が外側になるよう袋状に折り込まれている。半周部分13,14の中間に折り返し部12cが形成されている。
これによって、図4及び図7(e)に示すように、扁平袋材12における一対の側縁部15どうしが、互いに重ねられている。これら側縁部15が、溶着部6によって接合されている。また、扁平袋材12の底縁部16における折り返し部12cを挟んで両側の底縁部分16bどうしが重ねられて溶着部6によって接合されている。
図7(e)に示すように、内容物2の未封入段階では、扁平袋材12ひいては二重袋本体10の上縁部17は、溶着されておらず開口されている。
図1及び図7(g)に示すように、内容物2の封入状態では、扁平袋材12の上縁部17における折り返し部12cを挟んで両側の上縁部分17bどうしが重ねられて溶着部6によって接合されている。
図1及び図7(g)に示すように、内容物2の封入状態では、扁平袋材12の上縁部17における折り返し部12cを挟んで両側の上縁部分17bどうしが重ねられて溶着部6によって接合されている。
二重袋1は、次のようにして作製される。
図7(a)に示すように、まず筒状フィルム11を用意する。好ましくは、インフレーション成形によって、インフレーションチューブからなる筒状フィルム11を作製する。
図7(b)に示すように、前記筒状フィルム11を扁平にして扁平袋材12とする。これによって、第1半周部分13及び第2半周部分14が画成されて、これら半周部分13,14どうしが合わさるとともに、折り目15cを含む一対の側縁部15が形成される。
図7(a)に示すように、まず筒状フィルム11を用意する。好ましくは、インフレーション成形によって、インフレーションチューブからなる筒状フィルム11を作製する。
図7(b)に示すように、前記筒状フィルム11を扁平にして扁平袋材12とする。これによって、第1半周部分13及び第2半周部分14が画成されて、これら半周部分13,14どうしが合わさるとともに、折り目15cを含む一対の側縁部15が形成される。
次いで、図7(c)に示すように、扁平袋材12の2つの外面13a,14aのうち一方に離型層5を形成する。具体的には、第1半周部分13の第1外面13aに離型層5としてシリコーンを塗工する。塗工範囲は、第1外面13aの好ましくは実質的に全域とする。実質的であるから、側縁部15のちょうど折り目15cまで厳密に塗工する必要は無く、折り目15cの近傍まで塗工すれば十分である。
扁平袋材12の2つの外面13a,14aのうち他方、すなわち第2半周部分14の第2外面14aには塗工不要である。
扁平袋材12の2つの外面13a,14aのうち他方、すなわち第2半周部分14の第2外面14aには塗工不要である。
塗工後、図7(d)に示すように、第2外面14aが外側かつ第1外面13aが内側になるように、扁平袋材12を袋状に折り込む。
続いて、図7(e)に示すように、扁平袋材12の一対の側縁部15どうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合する。同じく、扁平袋材12の底縁部16の一対の縁部分16bどうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合する。
続いて、図7(e)に示すように、扁平袋材12の一対の側縁部15どうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合する。同じく、扁平袋材12の底縁部16の一対の縁部分16bどうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合する。
図示は省略するが、前記接合に用いる超音波溶着装置は、ホーンと受け部を有している。これらホーンと円盤状の受け部との間に扁平袋材12の各縁部15,16が挟み付けられるとともに、ホーンが超音波振動されながら縁部15,16の縁長方向へ相対移動される。受け部の外周部に平目ローレットを形成しておくことによって、多数の溶着スポット6aを含む間欠的な溶着部6を形成できる。
各縁部15,16の被溶着面にシリコーンからなる離型層6があっても、溶着手段として超音波溶着を適用することで、縁部15,16を確実に溶着させることができる。ちなみに、ヒートシールの場合、被溶着面にシリコーンがあると溶着させにくい。
また、溶着部6を間欠的な溶着パターンとすることによって、扁平袋材12を構成する樹脂フィルムが破断するのを防止又は抑制できる。
各縁部15,16の被溶着面にシリコーンからなる離型層6があっても、溶着手段として超音波溶着を適用することで、縁部15,16を確実に溶着させることができる。ちなみに、ヒートシールの場合、被溶着面にシリコーンがあると溶着させにくい。
また、溶着部6を間欠的な溶着パターンとすることによって、扁平袋材12を構成する樹脂フィルムが破断するのを防止又は抑制できる。
このようにして、内容物未充填かつ離型層付きの二重袋1が作製される。当該二重袋製造方法によれば、内袋と外袋を別々に作製する必要が無く、作製した内袋を外袋に収容する必要も無く、離型層5を塗工すべき面を決めるのも容易である。したがって、離型層付き二重袋を効率的に作製することができる。
図7(f)に示すように、前記二重袋1に内容物2を充填する際は、未封止の上縁部17を開口させ、そこから内容物2を二重袋1の内部に充填する。内容物2がホットメルト接着剤等である場合、加熱溶融させることで流動性を付与し、充填し易くする。
続いて、図7(g)に示すように、扁平袋材12の上縁部17の一対の縁部分17bどうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合することで、上縁部17を塞ぐ。上縁部17においても超音波溶着を適用することで、被溶着面にシリコーンからなる離型層5があっても確実に溶着でき、間欠的に溶着することによってフィルムの破断を防止できる点などは、側縁部15及び底縁部16と同様である。
このようにして、内容物2が封入される。
続いて、図7(g)に示すように、扁平袋材12の上縁部17の一対の縁部分17bどうしを重ね合わせて超音波溶着によって接合することで、上縁部17を塞ぐ。上縁部17においても超音波溶着を適用することで、被溶着面にシリコーンからなる離型層5があっても確実に溶着でき、間欠的に溶着することによってフィルムの破断を防止できる点などは、側縁部15及び底縁部16と同様である。
このようにして、内容物2が封入される。
内容物2が粘着性を有していても、二重袋1の内面13aに離型層5を形成しておくことによって、内容物2が内面13aにくっ付くのを防止できる。
内容物2が、縁部15,16,17の隣接する溶着スポット6aどうしの間の非接合部に入り込もうとしても、該非接合部内は極めて狭隘であり、内容物2が粘度を有しているために、入り込みを制限される。ひいては、二重袋1からの漏れを防止できる。
万が一、二重袋1の内袋3が例えば内容物2の充填時の熱や圧力などで破れたとしても、外袋4が破れない限り、内容物2が袋1の外部へ漏れ出ることはない。これによって、漏れ封入性能を高めることができる。
内容物2が、縁部15,16,17の隣接する溶着スポット6aどうしの間の非接合部に入り込もうとしても、該非接合部内は極めて狭隘であり、内容物2が粘度を有しているために、入り込みを制限される。ひいては、二重袋1からの漏れを防止できる。
万が一、二重袋1の内袋3が例えば内容物2の充填時の熱や圧力などで破れたとしても、外袋4が破れない限り、内容物2が袋1の外部へ漏れ出ることはない。これによって、漏れ封入性能を高めることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、超音波溶着に代えて、高周波溶着であってもよい。超音波溶着とヒートシールを組み合わせてもよい。
第2半周部分14の第2外面14aの縁部は離型層5を塗工しない非塗工部とし、溶着工程では離型層5の塗工部と非塗工部とに跨るように超音波溶着スポット6aを形成し、更に前記非塗工部をヒートシールしてもよい。
溶着スポット6aは、二重袋1の縁部の前記縁長方向及び前記縁幅方向に対して斜めになっていてもよい。溶着スポット6aの形状は短線形状に限らず、円形状などであってもよい。円形状の溶着スポット6aが、前記縁部の縁長方向及び縁幅方向に分散して配置されていてもよい。
溶着部6が、二重袋1の縁部の縁長方向に連続していてもよい。隣接する溶着スポット6aどうしが繋がっていてもよい。そうすることによって、内容物2の漏れ及び外部からの異物侵入を確実に防止できる。
扁平袋材12を、上縁部17と底縁部16とが合わさるように上下方向(縦方向)に折り込んでもよい。上縁部17と底縁部16とを重ね合わせて溶着するとともに、側縁部15の縁長方向の中央部を挟んで上側の縁部分と下側の縁部分とを重ね合わせて溶着してもよい。
溶着工程後の側縁部15の折り目15cを切断又は切除してもよい。
例えば、超音波溶着に代えて、高周波溶着であってもよい。超音波溶着とヒートシールを組み合わせてもよい。
第2半周部分14の第2外面14aの縁部は離型層5を塗工しない非塗工部とし、溶着工程では離型層5の塗工部と非塗工部とに跨るように超音波溶着スポット6aを形成し、更に前記非塗工部をヒートシールしてもよい。
溶着スポット6aは、二重袋1の縁部の前記縁長方向及び前記縁幅方向に対して斜めになっていてもよい。溶着スポット6aの形状は短線形状に限らず、円形状などであってもよい。円形状の溶着スポット6aが、前記縁部の縁長方向及び縁幅方向に分散して配置されていてもよい。
溶着部6が、二重袋1の縁部の縁長方向に連続していてもよい。隣接する溶着スポット6aどうしが繋がっていてもよい。そうすることによって、内容物2の漏れ及び外部からの異物侵入を確実に防止できる。
扁平袋材12を、上縁部17と底縁部16とが合わさるように上下方向(縦方向)に折り込んでもよい。上縁部17と底縁部16とを重ね合わせて溶着するとともに、側縁部15の縁長方向の中央部を挟んで上側の縁部分と下側の縁部分とを重ね合わせて溶着してもよい。
溶着工程後の側縁部15の折り目15cを切断又は切除してもよい。
本発明は、例えば接着剤を収容する袋に適用可能である。
に適用できる。
に適用できる。
1 二重袋
2 内容物
3 内袋
4 外袋
5 離型層
6 溶着部
6a 溶着スポット
10 二重袋本体
11 筒状フィルム
12 扁平袋材
12c 折り返し部
13 第1半周部分
13a 反対側の面(第1外面、内袋の内面)
14 第2半周部分
14a 第2外面(外袋の外面)
15 扁平袋材の側縁部(縁部)
15c 折り目
16 底縁部
16b 縁部分(縁部)
17 上縁部
17b 上縁部分(縁部)
2 内容物
3 内袋
4 外袋
5 離型層
6 溶着部
6a 溶着スポット
10 二重袋本体
11 筒状フィルム
12 扁平袋材
12c 折り返し部
13 第1半周部分
13a 反対側の面(第1外面、内袋の内面)
14 第2半周部分
14a 第2外面(外袋の外面)
15 扁平袋材の側縁部(縁部)
15c 折り目
16 底縁部
16b 縁部分(縁部)
17 上縁部
17b 上縁部分(縁部)
Claims (3)
- 筒状フィルムを用意して、前記筒状フィルムを扁平にしてなる扁平袋材の2つの外面のうち一方の第1外面に離型層を形成し、
次に、前記2つの外面のうち他方の第2外面が外側かつ前記第1外面が内側になるように、前記扁平袋材を袋状に折り込み、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部どうしを溶着することを特徴とする二重袋の製造方法。 - 前記溶着が、超音波溶着であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 内袋と、前記内袋を囲む外袋とを備えた二重袋であって、
前記内袋を構成する第1半周部分と、前記外袋を構成する第2半周部分とを一体に有する筒状フィルムからなり、前記第1、第2半周部分どうしが合わさって扁平な扁平袋材となり、更に前記第1半周部分が内側かつ前記第2半周部分が外側になるよう袋状に折り込まれてなる二重袋本体と、
前記第1半周部分における前記第2半周部分と対面する側とは反対側の面に形成された離型層と、
前記扁平袋材の互いに重ねられた縁部に設けられた溶着部と、
を備えたことを特徴とする二重袋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019169930A JP2021045897A (ja) | 2019-09-19 | 2019-09-19 | 二重袋及びその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113895089A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-07 | 哈尔滨临烟环保设备有限公司 | 一种环保纸塑复合包装袋及其加工方法 |
-
2019
- 2019-09-19 JP JP2019169930A patent/JP2021045897A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113895089A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-07 | 哈尔滨临烟环保设备有限公司 | 一种环保纸塑复合包装袋及其加工方法 |
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