JP2021045703A - 軸体検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 頭部のない軸体であっても適切に検査を行うことのできる軸体検査装置を提供する。【解決手段】 パーツフィーダ20からのスタッドボルトは、ガイドとしての可撓性チューブ24を通って、回転体50に装着される。回転体50の頂上付近にはカメラ66、69が設けられている。このカメラ66、69は、凹部52に装着されたスタッドボルト40を撮像するためのものである。回転体50の横側および下側には、ガイド90、91が設けられている。ガイド90、91は、凹部52を塞ぐように設けられているので、凹部52の開口が下側を向いても、装着されたスタッドボルト40を脱落させずに保持することができる。不良であると判断されたスタッドボルト40は、移動ガイド93を脱落位置に移動することにより脱落され、不良品通路95に導かれる。良品であると判断されたスタッドボルト40は、良品通路92に導かれる。【選択図】 図1
Description
この発明は、スタッドボルトなどの軸体を検査する軸体検査装置に関するものである。
発明者らは、軸体を検査するための検査装置を開発し提供している。たとえば、特許文献1に記載されたような、次の装置を開発している。図17にその平面図を示す。
パーツフィーダ(図示せず)から送り出された軸体3は、その頭部によって、送出ガイド5に支えられながら、矢印7の方向に移送される。送出ガイド5の先には、円盤11が設けられている。この円盤11は、モータなどにより矢印9の方向に回転させられている。
円盤11の外周には凹部13が設けられていて、送出ガイド5からの軸体3を保持するようになっている。凹部13に保持された軸体3を、図18に示す。図18から明らかなように、軸体3の頭部3aによって、軸体3が保持されることになる。
図17に戻って、凹部13に保持された軸体3は、カメラ15、17によって撮像される。その撮像画像に基づいて、制御部29は、軸体3の良否を判断する。制御部29は、良品であれば、アクチュエータ23によって押し出して、軸体3を良品通路27に落とす。不良品であれば、制御部29は、アクチュエータ25によって押し出して、軸体3を不良品通路31に落とす。このようにして、軸体3の検査を行うことができる。
しかしながら、上記のような従来の装着制御装置においては、頭部によって支持するようにしているので、頭部が本体よりも大きな径になったものでないと扱えないという問題があった。
たとえば、全長に渡ってほぼ同一の径を有する頭部のないスタッドボルトなどは扱えなかった。
この発明は上記のような問題点を解決して、頭部のない軸体であっても適切に検査を行うことのできる軸体検査装置を提供することを目的とする。
この発明の独立して適用可能ないくつかの特徴を以下に列挙する。
(1)この発明に係る軸体検査装置は、垂直方向に回転させられ、外周に軸体を水平方向に保持するため凹部を有する回転体と、当該回転体の凹部に、前記軸体を装着するための装着部と、前記回転体の凹部に装着された軸体が、凹部から脱落するのを防ぐため、前記回転体の少なくとも下部において、前記回転体の外周に沿うように設けられた固定ガイド部材と、前記固定ガイド部材に連続して設けられ、前記軸体を凹部から脱落させない保持位置と、前記軸体を凹部から脱落させる脱落位置に移動可能な移動ガイド部材と、前記凹部に装着された軸体を、前記回転体の前記ガイドの設けられていない部分において撮像するカメラと、カメラによって撮像された軸体の撮像画像に基づいて、当該軸体を検査する検査手段と、検査手段による検査結果が不良であれば、前記移動ガイド部材を脱落位置にして、当該不良と判断された軸体を脱落させて排除する移動ガイド部材駆動手段とを備えている。
したがって、頭部のない軸体であってもこれを保持して検査を行うことができる。
(2)この発明に係る軸体検査装置は、回転体が、水平方向に所定幅をもって設けられた複数枚の回転円盤を備えて構成されていることを特徴としている。
したがって、軸体に合わせた所定幅とすることで、適切に軸体を保持することができる。
(3)この発明に係る軸体検査装置は、回転体には、所定間隔にて複数の凹部が設けられており、当該凹部を検出するインデックスセンサによって、前記カメラによって撮像された軸体が、前記移動ガイド部材の位置まで到達したことを検出することを特徴としている。
したがって、移動ガイド部材による脱落の有無を、確実に制御することができる。
(4)この発明に係る軸体検査装置は、装着部が、パーツフィーダから送り出された軸体を、長手方向に垂直な方向に移動させて装着部に送り出すためのガイドと、ガイド先端部において、ガイド上を移動する軸体をガイド底面との間で挟み込むよう設けられた送出ローラと、送出ローラの先端側に軸体が存在するか否かを検出するリリース検出センサと、装着部に送り出された軸体が装着されるタイミングに基づいて送出信号を生成する送出信号生成手段と、前記送出信号を受けると、前記送出ローラを送出方向に回転させて軸体を送出するとともに次の軸体を前記送出ローラにて保持し、リリース検出センサによって軸体が検出されなくなると、前記送出ローラの回転を停止して次の軸体を保持するよう制御する送出制御手段とを備えていることを特徴としている。
したがって、軸体の装着が確認されてから、送出ローラが回転して次の軸体を送出するようにしているので、軸体を確実に装着することができる。
(5)この発明に係る軸体検査装置は、ガイドが、可撓性のチューブであることを特徴としている。
したがって、軸体を確実にしかも適切に方向を変えて導くことができる。
(6)この発明に係る軸体検査装置は、ガイドの先端部が、送出ローラによって軸体を保持するために上部が開放されており、先端部は取り替え可能に構成されていることを特徴としている。
したがって、様々なサイズの軸体に対応することができる。
(7)この発明に係る軸体検査装置は、送出ローラが、外周部が弾力性を有するように構成されていることを特徴としている。
したがって、送出ローラによって軸体を押圧して保持することができる。
(8)この発明に係る軸体検査装置は、送出ローラが、ステッピングモータによって回転されることを特徴としている。
したがって、送出ローラの回転制御が迅速である。
(9)この発明に係る軸体検査装置は、ガイド先端部から送出された軸体を、前記装着位置に導くための装着ガイドをさらに有することを特徴としている。
したがって、軸体を確実に装着位置に装着することができる。
(10)この発明に係る軸体検査装置は、装着ガイドが、軸体とほぼ並行に配置された丸棒によって飛び出しを防止するようにしたことを特徴としている。
したがって、軸体の飛び出しを規制しつつ、軸体に対する摩擦によって軸体を不適切な姿勢に留まらせることを防止することができる。
(11)この発明に係る軸体検査装置は、装着ガイドが、上部において軸体の長さ方向に受入口が設けられ、下部において装着のための装着部が設けられており、前記装着部の長さは、前記受入口の長さよりも小さいことを特徴としている。
したがって、軸体を装着ガイドの受入口に導入しやすく、装着部において適切に軸体を装着することができる。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
1.全体構成
図1に、この発明の一実施形態による軸体検査装置を示す。パーツフィーダ20からのスタッドボルトは、ガイドとしての可撓性チューブ24を通って、台座26に送り込まれる。台座26において、スタッドボルトは、送出ローラ32によって保持され、ステッピングモータ42の回転により、装着ガイド44に送出される。
図1に、この発明の一実施形態による軸体検査装置を示す。パーツフィーダ20からのスタッドボルトは、ガイドとしての可撓性チューブ24を通って、台座26に送り込まれる。台座26において、スタッドボルトは、送出ローラ32によって保持され、ステッピングモータ42の回転により、装着ガイド44に送出される。
図11Aに、スタッドボルトの例を示す。このスタッドボルトは全長に渡ってほぼ同一の径でネジが切ってあり、頭部を有していない。
装着ガイド44により水平方向にされたスタッドボルト40は、回転体50の凹部52に装着される。回転体50は、矢印Aの方向に回転しているので、凹部52に装着されたスタッドボルト40も、同じように移動される。
回転体50は、図2Bに示すように、3つの円盤50a、50b、50cによって構成されている。3つの円盤50a、50b、50cの同じ位置に凹部52が設けられているので、3つの円盤50a、50b、50cの凹部52にわたって、スタッドボルト40が装着される。
この円盤50a、50b、50cは、図2Aに示すように、中央部に開口が設けられている。円盤50a、50b、50cは、その外周付近にて連結部材85によって連結されており、さらにベース部材81に結合されている。
ベース部材81は、回転軸83に結合されており、回転軸83に接続されたモータ(図示せず)によって回転される。したがって、円盤50a、50b、50cも、これにつれて回転することになる。
図1に戻って、回転体50の頂上付近にはカメラ73が設けられている。このカメラ73は、凹部52に装着されたスタッドボルト40を軸方向から撮像するためのものである。このカメラ73の周囲には、円形に照明が設けられている。
同じく、回転体50の頂上付近にはカメラ66が設けられている。カメラ66によって、スタッドボルト40の全長を撮像できる。カメラ66の周囲にも、円形に照明が設けられている。また、カメラ66に対向する側にも、照明67が設けられている。
回転体50の横側および下側には、ガイド90、91が設けられている。ガイド90、91は、凹部52を塞ぐように設けられているので、凹部52の開口が下側を向いても、装着されたスタッドボルト40を脱落させずに保持することができる。この実施形態では、回転体50の円盤50a、50b、50cのそれぞれに対応してガイド90、91を設けるようにしている。しかし、少なくとも両端の円盤50a、50cにのみ対応してガイド90、91を設けるようにしてもよい。
また、ガイド90とガイド91との間には、図3Aに示すように、移動ガイド93が設けられている。この移動ガイド93は、回転体50の幅(円盤50aから円盤50cまでの幅)よりも少し大きく形成されている。この移動ガイド93は、アクチュエータ(図示せず)によって、図3Aに示す保持位置からα方向に移動させて、脱落位置に移動される。
保持位置においては、凹部52を塞いで、スタッドボルト40が脱落しないように通過させる。脱落位置においては、凹部52が開放され、この位置に来たスタッドボルト40を脱落させる。脱落したスタッドボルト40は、不良品通路95に導かれる。
さらに、下部においては、ガイド91が設けられていないので、スタッドボルト40は落下することになる。
この際、図3Bに示すように、切換ステッピングモータ76によって方向板96の傾きを変えることにより、スタッドボルト40を良品通路92、仕掛品通路94に切り換えて導くことができる。図3Bにおいては、方向板96を実線の向きにすれば良品通路92、破線の向きにすれば仕掛品通路94に導くことができる。
良品と判断されたスタッドボルト40は良品通路92に導かれ、未検査のスタッドボルト40や不良品と判断されたにも拘わらず不良品通路95に落とされなかったスタッドボルト40は仕掛品通路94に導かれる。
円盤50a、50b、50cの凹部52を検出するための光電センサ72が設けられている。この光電センサ72は、図2Bに示すように、凹部52に対応する位置に、発光部72aと受光部72bが設けられている。凹部52が来ると、発光部72aからの光が受光部72bにおいて受光される。これにより、凹部52を検出することができる。
2.制御回路のハードウエア構成
上記各部を制御する制御回路のハードウエア構成を、図4に示す。CPU60には、メモリ62、タッチディスプレイ64、照明/カメラ66、69、アクチュエータ75、不揮発性メモリ68、送出センサ70、装着確認センサ71、インデックスセンサ72、送出ステッピングモータ42、切換ステッピングモータ76が接続されている。
上記各部を制御する制御回路のハードウエア構成を、図4に示す。CPU60には、メモリ62、タッチディスプレイ64、照明/カメラ66、69、アクチュエータ75、不揮発性メモリ68、送出センサ70、装着確認センサ71、インデックスセンサ72、送出ステッピングモータ42、切換ステッピングモータ76が接続されている。
不揮発性メモリ68には、オペレーティングシステム78、制御プログラム80が記録されている。制御プログラム80は、オペレーティングシステム78と協働してその機能を発揮するものである。
3.検査処理
制御プログラム80の検査処理のフローチャートを図5〜図7に示す。なお、以下では、各処理が順次行われるように記載しているが、並列して処理を行うようにしてもよい。CPU60は、インデックス用センサ72が凹部52を検出したかどうかを判断する(ステップS51)。凹部52を検出すると、当該凹部にインデックスIDを付す(ステップS52)。たとえば、図8に示すように、回転体50に30個の凹部52が設けられていた場合、1〜30までのインデックスIDが、各凹部52に付されることになる。
制御プログラム80の検査処理のフローチャートを図5〜図7に示す。なお、以下では、各処理が順次行われるように記載しているが、並列して処理を行うようにしてもよい。CPU60は、インデックス用センサ72が凹部52を検出したかどうかを判断する(ステップS51)。凹部52を検出すると、当該凹部にインデックスIDを付す(ステップS52)。たとえば、図8に示すように、回転体50に30個の凹部52が設けられていた場合、1〜30までのインデックスIDが、各凹部52に付されることになる。
図8に示すように、インデックス用センサ72と、スタッドボルト40が装着ガイドガイド44によって装着される位置、各センサ71の位置、カメラ69、66の位置、アクチュエータ75、切換ステッピングモータ76などとの関係は予め定まっている。したがって、インデックス用センサ82に位置する凹部52のインデックスIDを特定することにより、他のセンサなどの位置にある凹部52のインデックスIDも特定することができる。
CPU60は、センサ71の出力を取得してスタッドボルト40の有無を記録する(ステップS53)。装着ガイド44によりスタッドボルト40が装着されていれば、センサ71によってスタッドボルト40が検出されるはずである。
なお、図8に示すように、インデックス用センサ72によって凹部52にインデックスID「1」が付されたとすると、センサ71はインデックスID「4」が付された凹部52にスタッドボルト40が装着されているか否かを判断する。
本来は、全ての凹部44にスタッドボルト40が装着されるが、ガイド24からの搬送が遅れるなどの理由によって、スタッドボルト40が装着されない凹部52も存在する。スタッドボルト40の有無は、図9に示すようなテーブルの「有無」として、不揮発性メモリ68に記録される。
CPU60は、カメラ69の位置にスタッドボルト40が存在するかどうかを判断する(ステップS54)。存在すれば、CPU60は、光源(図示せず)を点灯させ、カメラ69からの画像を取り込む(ステップS55)。続いて、CPU100は、取得した画像に基づいて、スタッドボルト40の外形などが規格内にあるかどうかを判断する。判断結果を、図9のテーブルに記録する(ステップS56)。
同様に、CPU60は、カメラ66の位置にスタッドボルト40が存在するかどうかを判断し、カメラ66の画像に基づいて、スタッドボルト40のネジ形状、全長やメッキ状況などが規格内にあるかどうかを判断し、テーブルに記録する。この際、スタッドボルト40は、凹部52に収納されて装着され、上部を塞ぐものがないので、スタッドボルト40の側面全体を撮像して検査することができる。
また、ステップS54において、スタッドボルト40が存在しなければステップS55、S56は実行しない。これにより、無駄な発光や判定処理を行わないようにすることができる。
CPU60は、図9のテーブルにおいて、検査項目の全てについて良が記録されれば、「良否」の項目に良を記録する。一つでも否が記録されれば、「良否」の項目に否を記録する。
CPU60は、ステップS61において、移動ガイド93(アクチュエータ)の位置に、スタッドボルト40が存在するか否かを判断する。存在すれば、CPU60は、当該スタッドボルト40が不良であるかどうかを判断する。図9のテーブルの「良否」の項目に基づいて判断する。不良(「否」)であれば、CPU60は、アクチュエータを作動して図3Aの移動ガイド93を脱落位置に移動させ、凹部52からスタッドボルト40を脱落させる(ステップS63)。脱落した不良品のネジ32は、不良品回収路95(図1参照)を介して、不良品回収部(図示せず)に回収される。さらに、CPU60は、不良品回収通路95に不良品のスタッドボルト40が脱落したことを検知する確認センサ(金属センサなどを用いることができる。図示せず。)の出力により、スタッドボルト40が脱落されたかどうかを判断する(ステップS64)。予定どおり脱落していれば、ステップS66に進む。脱落していない場合には、異常処理を行う。異常処理については、後述する。
ステップS62において、CPU60は、スタッドボルト40が不良でなければ、ステップS66に進む。
ステップS66において、CPU60は、良品脱落位置(ガイド91の終端位置)に、スタッドボルト40が存在するかどうかを判断する。存在すれば、ステップS67において、当該スタッドボルト40に異常処理フラグが付いているかどうかを判断する。ここでは、異常処理フラグが付いていないものとして説明を進める。ステップS68において、CPU60は、ステッピングモータ76によって切換板96を、良品回収通路92に向ける(図3B参照)。これにより、脱落した良品のスタッドボルト40は、良品回収回路92を通って、良品回収箱(図示せず)に収納される。なお、通常の状態では、切換板96は実線の位置にあり、良品回収通路94に向いているので、そのままの状態とする。
以上の処理が終了すると、CPU60は、ステップS51以下を繰り返し実行する。
(異常処理について)
次に、ステップS63において、不良品のスタッドボルト40を凹部52から脱落させようとしたにもかかわらず、スタッドボルト40が落ちなかった場合について説明する。これを放置すると、不良品のスタッドボルト40は、良品回収通路94に落とされることになってしまう。これでは、良品の中に不良品が混入してしまうことになる。
次に、ステップS63において、不良品のスタッドボルト40を凹部52から脱落させようとしたにもかかわらず、スタッドボルト40が落ちなかった場合について説明する。これを放置すると、不良品のスタッドボルト40は、良品回収通路94に落とされることになってしまう。これでは、良品の中に不良品が混入してしまうことになる。
そこで、この実施形態では、不良品であると判断したスタッドボルト40が、移動ガイド93の移動によっても落ちなかった場合(ステップS64)、次のような異常処理を行うようにしている。CPU60は、図9に示すテーブルの全てのネジ(全てのインデックスID)に対して、異常処理フラグを記録する(ステップS65)。
したがって、ステップS67、S69において、切換板96が仕掛通路94に切り換えられ、異常処理フラグのついた全てのスタッドボルト40は、仕掛通路94を介して、仕掛品回収箱(図示せず)に回収される。
また、この実施形態では、上記の異常が生じた時点で回転体50に保持されている全てのスタッドボルト40に対して異常フラグを記録している。したがって、以後、CPU60は、これら異常処理フラグが記録されているスタッドボルト40を、仕掛品回収箱302に回収する。
なお、脱落されるべきであったにもかかわらず、凹部52に残ってしまった不良品のスタッドボルト40だけを、仕掛品回収箱に回収するようにしてもよい。この実施形態では、安全をみて、異常が生じた時点で回転体50に保持されている全てのスタッドボルト40を仕掛品回収箱に回収するようにしている。
異常処理フラグの記録されていないスタッドボルト40(異常が起こった後に、回転体50に装着されたスタッドボルト40)が見いだされると、CPU60は、切換板96を、図3Bの実線で示す位置に戻す(ステップS68)。これにより、以降は、良品のスタッドボルト40は、良品回収箱に回収されることになる。
(凹部52の形状について)
図10に凹部52の詳細を示す。円盤50aについてのみ示しているが、他の円盤50b、50cについても同様である。
図10に凹部52の詳細を示す。円盤50aについてのみ示しているが、他の円盤50b、50cについても同様である。
凹部52は、回転方向Aの前側においてなだらかに形成され、後側において急峻に形成されている。このような形状とすることにより、後述するスタッドボルト40の装着の際に装着しやすく、しかも確実に装着することを実現している。
4.スタッドボルト40の装着
スタッドボルト40を回転体50に装着する機構(装着部)は、種々のものを用いることができる。以下では、一例としての装着機構について説明する。
スタッドボルト40を回転体50に装着する機構(装着部)は、種々のものを用いることができる。以下では、一例としての装着機構について説明する。
図1を参照して、装着部を説明する。パーツフィーダ20に無造作に収納されたスタッドボルトは、整列させられてパーツフィーダ20の出口22から放出される。
出口22には、ガイドとしての可撓性チューブ24が設けられている。非金属製の可撓性チューブ24の内径は、スタッドボルトが引っかかることなく通過できる程度、スタッドボルトの外形よりも大きく形成されている。また、出口22よりも可撓性チューブ24の先端部が低い位置にくるようにしている。
したがって、可撓性チューブ24内には、パーツフィーダ20から放出されたスタッドボルトが順番に先端側に向かって移動する。可撓性チューブ24の先端部には、台座26が設けられている。
なお、可撓性チューブ24の上端付近には、金属センサ25が設けられている。パールフィーダ20から送り出されたスタッドボルト40が、可撓性チューブ24内に満たされると、金属センサ25がこれを検出する。なお、スタッドボルト40が通過する際にも金属センサ25は反応するが、満たされた場合と異なり、短い時間(所定時間)で検出されなくなる。これにより、可撓性チューブ24内にスタッドボルトが満たされたかどうかを判断する。満たされたと判断すると、制御回路によってパーツフィーダ20からのスタッドボルト40の送出が停止される。
図12Aに、可撓性チューブ24の先端部の台座26の詳細を示す。また、図12Bにその断面図を示す。台座26の根元側一端26aには、可撓性チューブ24を導くための孔28が設けられている。この孔28は、先端側一端26bまで連続している。したがって、可撓性チューブ24から運ばれてきたスタッドボルトは、この孔28を通って先端側一端26bから送出される。
なお、孔28の根元側と先端側との中央部分においては、その上面が開放されている。したがって、この部分では凹部30となっている。
図13Aに示すように、凹部30の部分においては、開放された上部から送出ローラ32の外周部が凹部30内に入り込むように設けられている。送出ローラ32の幅は、凹部30の幅よりも小さく形成されているので、送出ローラ32の回転時に、凹部30が干渉することはない。
送出ローラ32は、中心軸34に固定された金属体36の外周に弾力性のある弾性体(ウレタンなど)38を設けて構成されている。また、送出ローラ32の下端部と凹部30の底面との距離は、スタッドボルト40の外形よりも僅かに小さく形成されている。したがって、図13Aに示すように、送出ローラ32の弾性体38によってスタッドボルト40を凹部30に押圧して保持することができる。
図1に示すように、送出ローラ32は、ステッピングモータ42によって回転させられる。
台座26から送出されたスタッドボルト40は、装着ガイド44によって、回転体50の凹部52に装着される。
装着ガイド44の詳細を、図14に示す。図14Bは断面図であり、図14AはそのVAから見た図である。この実施形態では、回転体50は、3つの円盤50a、50b、50cによって構成されている。これら円盤50a、50b、50cは、図1に示す回転軸54(モータに接続されている)によって回転される。
図14に戻って、台座26の先端部から送出されたスタッドボルト40は、軸方向に放物線を描いて落下し、装着ガイド44上部の受入口55から入り込む(図14Cの40x参照)。さらに、40yに示すように、装着ガイド44の側板56に当接し下方向に落下する。また、紙面後方には、規制板58が設けられているので、これに沿ってスタッドボルト40は落下する。図14Bに示すように、規制板58の下端と、回転体50との間の隙間Lは、スタッドボルト40の直径よりも小さく形成されている。したがって、スタッドボルト40は、装着部57において、破線に示す状態(図14Cの40zに示す状態)にて安定する。なお、図14A、図14Bに示すように、スタッドボルト40が装着ガイド44から飛び出さないように、規制バー54が設けられている。ただし、図14Cでは、見やすいようにこの規制バー54を省略している。
この実施形態では規制バー54を、丸棒によって形成し、複数本を所定間隔(丸棒の直径の1.5倍の中心間隔)あけて配置している。丸棒を用いることにより、スタッドボルト40が飛び出すのを防止しつつ、スタッドボルト40との接触面積を小さくして、スタッドボルト40が水平ではない状態(斜めになった状態)で止まってしまわないようにしている。この実施形態では、規制バー54の直径は、スタッドボルト40の直径と同じか、それより小さくしている。
また、図14Cに示すように、2枚の側板56の上部の受入口55の間隔L1は、下部の装着部57の間隔L2よりも広く形成されている。間隔L1が狭いと、スタッドボルト40がうまく装着ガイド44に入らないためである。スタッドボルト40は斜めになって装着ガイド44に飛び込んでくるので、スタッドボルト40の長さよりも間隔L1を十分大きくする必要がある。この実施形態では、スタッドボルト40の長さの10%〜20%程度広くしている。
一方、装着ガイド44の下部においては、スタッドボルト44の位置を決めることが好ましいので、その間隔L2が狭くなるようにしている。このため、側板56の断面はテーパー上に形成されいている。この実施形態では、間隔L2は、スタッドボルト40の長さに対して5%程度広くしている。
なお、この状態で、回転体50が矢印Aの方向に回転すると、図10に示すように、スタッドボルト40は、凹部52(3つの円盤50a、50b、50cともに同じ位置に形成されている)の中に入り込んで装着される。
この実施形態では、上記の送出ローラ32を回転させるステッピングモータ42を制御部によって制御し、適切なタイミングにてスタッドボルト40を装着ガイド44に送出するようにしている。
5.関連機器の構成
リリース検出センサ70は、図1に示すように、送出ローラ32の近傍に設けられた反射型センサである。このリリース検出センサ70は、図13に示す送出ローラ32より先端側の検出位置31にスタッドボルト40があるかどうかを検出する。スタッドボルト40が検出位置31に存在すれば、照射した光の反射光を受光することができるので、これによりスタッドボルト40の有無を検出している。
リリース検出センサ70は、図1に示すように、送出ローラ32の近傍に設けられた反射型センサである。このリリース検出センサ70は、図13に示す送出ローラ32より先端側の検出位置31にスタッドボルト40があるかどうかを検出する。スタッドボルト40が検出位置31に存在すれば、照射した光の反射光を受光することができるので、これによりスタッドボルト40の有無を検出している。
タイミングセンサ72は、図15A、図15Bに示すように、円盤50aの凹部52を検出可能なように設けられた透過型光センサの発光部72aと受光部72bによって構成されている。タイミングセンサ72は、凹部52の部分において受光部72bが光を検知し、出力を出すようになっている。
タイミングセンサ72によって検出されたタイミングは、装着ガイド44によってスタッドボルト40aが凹部52に装着されるタイミングと同一である。凹部52は、回転体50に等間隔(等角度)にて設けられているので、このようにして装着タイミングを検出することができる。
送出ステッピングモータ42は、送出ローラ32を回転するためのものである。また、
6.装着制御処理
図16に、制御プログラム80の装着処理のフローチャートを示す。CPU60は、ステッピングモータ42を、送出方向(図4Aの矢印Fの方向)に連続して(所定角度ずつ)回転させる(ステップS1)。
図16に、制御プログラム80の装着処理のフローチャートを示す。CPU60は、ステッピングモータ42を、送出方向(図4Aの矢印Fの方向)に連続して(所定角度ずつ)回転させる(ステップS1)。
これにより、図13Aに示すように、可撓性チューブ24から搬送されてきたスタッドボルト40は、送出ローラ32によって、台座26において挟み込まれて保持される。
この時、リリース検出センサ70の検出位置31にはスタッドボルト40が存在しないので、リリース検出センサ70は検出出力を出さない。
送出ローラ32がさらに矢印Fの方向に回転すると、図13Bに示すように、スタッドボルト40は、台座26内を先端方向D(図13Aの矢印Dの方向)に送り出される。この時、可撓性チューブ24から搬送されてきた次のスタッドボルト40Fも送出ローラ32によって保持される。リリース検出センサ70の検出位置31にスタッドボルト40が存在するので、リリース検出センサ70は検出出力を出す。したがって、CPU60は、ステップS2からS3に進む。
さらに、ステッピングモータ42の回転が続くと、図13Cに示すように、検出位置31にスタッドボルト40が存在しなくなるので、リリース検出センサ70は検出出力を出さなくなる。CPU60は、リリース検出センサ70が検出出力を出さなくなると(すなわち、スタッドボルト40が送出ローラ32から放たれると)、ステッピングモータ42を停止させる(ステップS3、S4)。
ステッピングモータ42は、制御に対する反応が早いので、僅かなタイムラグで停止する。したがって、図13Aに示すように、次のスタッドボルト40Fが送出ローラ32に保持された状態にて、停止する。
台座26から送出されたスタッドボルト40は、図14A、図14Bに示すように、装着ガイド44において破線で示す位置に保持される。回転体50は、矢印Aの方向に回転しているので、図14Bにおいて、凹部52がスタッドボルト40の位置にくると、スタッドボルト40は凹部52の中に装着されることになる。
凹部52は、図10に示すように、進行方向Aの側においてなだらかに形成され、スタッドボルト40を導入しやすくしている。一方、進行方向Aとは反対側においては、これと比較して急峻に形成されて、一旦装着されたスタッドボルト40が脱落しにくいようになっている。また、凹部52の深さは、スタッドボルト40が装着された際に、スタッドボルト40が回転体50の外周からはみ出ない程度に形成されている。
タイミングセンサ72は、図14A、Bに示すように、装着ガイド44によって凹部52にスタッドボルト40が装着されたタイミングを検出する(ステップS5)。CPU60は、タイミングセンサ72からの検出出力があると、当該タイミングから所定時間の遅延時間Tdを設けて送出信号を生成し(ステップS6)、ステッピングモータ42を送出方向に回転させる(ステップS1)。
この実施形態では、遅延時間Tdを次のようにして算出している。
Td > R - S
ここで、Rは、上記の装着タイミングから、回転体50が回転して装着ガイド44からスタッドボルト40が送り込まれたとしても既に凹部52に装着されているスタッドボルト40に重ねて装着されなくなるまでの時間である。Sは、送出ローラ32によって保持されているスタッドボルト40が送出されてから、装着されるまでに要する時間である。
ここで、Rは、上記の装着タイミングから、回転体50が回転して装着ガイド44からスタッドボルト40が送り込まれたとしても既に凹部52に装着されているスタッドボルト40に重ねて装着されなくなるまでの時間である。Sは、送出ローラ32によって保持されているスタッドボルト40が送出されてから、装着されるまでに要する時間である。
上記のように遅延時間Tdを設定し送出信号を生成することにより、凹部52に2以上のスタッドボルト40が装着されて不具合を生じることを防止できる。
これにより、図13Aの状態に保持された次のスタッドボルト40Fが、上記と同様にして、装着ガイド44に送出されて、回転体50に装着される。
以上の処理が繰り返されて、次々と、スタッドボルト40が回転体50の凹部52に装着されることになる。
以上のようにして回転体50に装着されたスタッドボルト40は、回転体50に保持された状態で、一本ずつ所定の処理がなされる。たとえば、塗装であったり、寸法測定であったり、検査であったり様々な処理を行うことができる。
7.その他
(1)上記実施形態においては、スタッドボルト40を装着対象としている。しかし、図11Bに示すようなシャフト(ピン)や図11Cに示すような円筒状のカラー、パイプなどの頭部のない軸体についても適用することができる。また、頭部の設けられた軸体を装着対象とすることもできる。
(1)上記実施形態においては、スタッドボルト40を装着対象としている。しかし、図11Bに示すようなシャフト(ピン)や図11Cに示すような円筒状のカラー、パイプなどの頭部のない軸体についても適用することができる。また、頭部の設けられた軸体を装着対象とすることもできる。
(2)上記実施形態では、回転体50の凹部52に軸体を装着する場合を例として説明した。しかし、水平に移動するコンベア上の凹部などに装着する場合などにも適用することができる。
(3)上記実施形態では、タイミングセンサ72によって、回転体50の凹部52にスタッドボルト40が装着されたかどうかを検出している、しかし、図15において、凹部52に装着されたスタッドボルト40を検出するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、タイミングセンサ72によって検出されたタイミングから所定時間後に、ステッピングモータ42を回転させるようにしている。しかし、タイミングセンサ72による検出と同時に、ステッピングモーと42を回転させるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、装着ガイド44を用いてスタッドボルト40を装着するようにしている。しかし、装着ガイド44を用いなくとも装着できる場合には、これを用いなくともよい。
(6)上記実施形態では、台座26を一種類だけ用意している。しかし、軸体の大きさや形状にあわせて、種々の台座26を用意するようにしてもよい。同様に、装着ガイド44、回転体50(凹部52の大きさ)を軸体の大きさや形状に併せて複数用意するようにしてもよい。また、軸体の長さに合致するように、回転体50を構成する円盤の間隔を変更可能に構成してもよい。
(7)上記実施形態では、回転ローラ32の外周を弾性部材38にて構成することによって、図13Aに示すように軸体を保持できるようにしている。しかし、回転軸34をバネなどによって台座26の方に付勢することで弾力性を設けるようにしてもよい。この場合、回転ローラ32の外周を剛性部材によって形成してもよいし、弾性部材38によって形成してもよい。
(8)上記実施形態では、ステッピングモータ42によって送出ローラ32を回転させている。しかし、通常のモータを用いてもよい。
(9)上記実施形態では、検出センサとして、反射型光電センサを用いている。しかし、透過型光電センサ、磁気センサ、圧力センサ等を用いてもよい。また、カメラによって撮像し、その画像によって軸体の有無を判断することで検出センサとしてもよい。
(10)上記実施形態では、ガイドとして可撓性チューブ24を用いている。しかし、可撓性のない金属製やプラスチック性の部材を用いてもよい。また、チューブではなく、軸体を搬送することのできる形状(U字状など)としてもよい。
(11)上記実施形態では、回転体50を3枚の円盤にて構成している。しかし、2枚の円盤や、4枚以上の円盤にて構成するようにしてもよい。また、幅のある一枚の円盤にて構成するようにしてもよい。
(12)上記実施形態では、図14に示すような構造の装着ガイド44を用いて、スタッドボルトを1本ずつ装着するように制御している。しかし、複数本のスタッドボルトを装着ガイド44に保持しておき、1本ずつ装着するようにしてもよい。
(13)上記実施形態では、制御部をCPUを用いて構成している。しかし、論理回路によって構成するようにしてもよい。
Claims (11)
- 垂直方向に回転させられ、外周に軸体を水平方向に保持するため凹部を有する回転体と、
当該回転体の凹部に、前記軸体を装着するための装着部と、
前記回転体の凹部に装着された軸体が、凹部から脱落するのを防ぐため、前記回転体の少なくとも下部において、前記回転体の外周に沿うように設けられた固定ガイド部材と、
前記固定ガイド部材に連続して設けられ、前記軸体を凹部から脱落させない保持位置と、前記軸体を凹部から脱落させる脱落位置に移動可能な移動ガイド部材と、
前記凹部に装着された軸体を、前記回転体の前記ガイドの設けられていない部分において撮像するカメラと、
カメラによって撮像された軸体の撮像画像に基づいて、当該軸体を検査する検査手段と、
検査手段による検査結果が不良であれば、前記移動ガイド部材を脱落位置にして、当該不良と判断された軸体を脱落させて排除する移動ガイド部材駆動手段と、
を備えた軸体検査装置。 - 請求項1の軸体検査装置において、
前記回転体は、水平方向に所定幅をもって設けられた複数枚の回転円盤を備えて構成されていることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項1または2の軸体検査装置において、
前記回転体には、所定間隔にて複数の凹部が設けられており、
当該凹部を検出するインデックスセンサによって、前記カメラによって撮像された軸体が、前記移動ガイド部材の位置まで到達したことを検出することを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項1〜3のいずれかの軸体検査装置において、
前記装着部は、
パーツフィーダから送り出された軸体を、長手方向に垂直な方向に移動させて装着部に送り出すためのガイドと、
ガイド先端部において、ガイド上を移動する軸体をガイド底面との間で挟み込むよう設けられた送出ローラと、
送出ローラの先端側に軸体が存在するか否かを検出するリリース検出センサと、
装着部に送り出された軸体が装着されるタイミングに基づいて送出信号を生成する送出信号生成手段と、
前記送出信号を受けると、前記送出ローラを送出方向に回転させて軸体を送出するとともに次の軸体を前記送出ローラにて保持し、リリース検出センサによって軸体が検出されなくなると、前記送出ローラの回転を停止して次の軸体を保持するよう制御する送出制御手段と、
を備えていることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項4の軸体検査装置において、
前記ガイドは、可撓性のチューブであることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項4または5の軸体検査装置において、
前記ガイドの先端部は、送出ローラによって軸体を保持するために上部が開放されており、
当該先端部は取り替え可能に構成されていることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項4〜6のいずれかの軸体検査装置において、
前記送出ローラは、外周部が弾力性を有するように構成されていることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項4〜7のいずれかの軸体検査装置において、
前記送出ローラは、ステッピングモータによって回転されることを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項4〜8のいずれかの軸体検査装置において、
前記ガイド先端部から送出された軸体を、前記装着位置に導くための装着ガイドをさらに有することを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項9の軸体検査装置において、
前記装着ガイドは、軸体とほぼ並行に配置された丸棒によって飛び出しを防止するようにしたことを特徴とする軸体検査装置。 - 請求項9または10のいずれかの軸体検査装置において、
前記装着ガイドは、上部において軸体の長さ方向に受入口が設けられ、下部において装着のための装着部が設けられており、
前記装着部の長さは、前記受入口の長さよりも小さいことを特徴とする軸体検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019169029A JP2021045703A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | 軸体検査装置 |
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CN113617690A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-11-09 | 湖州安达汽车配件有限公司 | 一种用于气门导管的光学筛选机 |
CN116460060A (zh) * | 2023-05-29 | 2023-07-21 | 浙江汇轩汽车零部件有限公司 | 一种输入轴aoi检测系统 |
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- 2019-09-18 JP JP2019169029A patent/JP2021045703A/ja active Pending
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