JP2021044754A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影した非圧縮データと圧縮データを交互に並列で記録媒体に格納し、画像データの格納に要する時間を短縮する撮像装置を提供する。【解決手段】被写体を撮像して非圧縮データを出力する画像処理回路20と、非圧縮データに対して圧縮処理を施し圧縮データを出力する圧縮伸長回路32と、複数の記録媒体200,300を装填可能なデジタルカメラ全体100であって、非圧縮データ記憶領域と、圧縮データを書き込む圧縮データ記憶領域とを有するメモリ30と、記憶領域の状態を検知するシステム制御部50と、非圧縮データ記憶領域の非圧縮データを記録媒体へ記録する記録制御と圧縮データ記憶領域の圧縮データを記録媒体へ記録する記録制御とを行うメモリ制御回路22とを備える。記憶手段に記憶されている非圧縮データと圧縮データをメモリ制御回路からの制御に従い並列で複数の記録媒体に交互に書き込む制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の記録媒体を装着可能な撮像装置に関して、特に連写撮影データを非圧縮形式で記録媒体に記録可能な撮像装置に関する。
撮像装置においては、撮影した画像データを取り換え可能な記録媒体(例えば、SDメモリーカードやCFメモリーカード等の記録メディア)に記録し保存するのが一般的である。しかし、近年複数の取り換え可能な記録媒体を同時に装着することが可能な撮像装置が一般的に普及し、これら複数の記録媒体を併用することで撮像装置の機能を最大限に引き出す提案もされている。
例えば、複数の記録媒体が撮像装置に装着された場合には、複数の記録媒体に対してデータを順番に振り分けて記録することで、記録媒体にデータを転送する時間が短縮可能で、データの管理も容易になる提案がされている(特許文献1)。
さらに、非圧縮データと圧縮データが混在する撮影であっても、画像データが非圧縮データ又は圧縮データのいずれであるかを判定し、判定結果に応じて画像データを書き込む記録媒体を選択し、格納するが提案されている(特許文献2)。
特開2005−175574号公報 特開2007−214937号公報
しかし、上記の特許文献1や特許文献2に記載の撮像装置では、撮影した非圧縮データと圧縮データをそれぞれ違う記録媒体に格納し続けるため、大容量の非圧縮データを同一の記録媒体に連続して記録し続けることになってしまう。そのため、非圧縮データを記録媒体に記録している間はユーザーが次の連続撮影を行えず、撮影したいシーンを取り逃がしてしまうなどの課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
撮像手段と、
メモリと、
被写体を撮像して非圧縮データを出力する撮像手段と、
前記非圧縮データに対して圧縮処理を施し圧縮データを出力する圧縮処理手段と、
複数の記録媒体を装填可能な撮像装置であって、
前記出力された非圧縮データを書き込む非圧縮データ記憶領域と、
前記圧縮処理手段から出力された圧縮データを書き込む圧縮データ記憶領域と、
を有する記憶手段と、
前記記憶領域の状態を検知する記憶領域検知手段と、
前記非圧縮データ記憶領域の非圧縮データを前記記録媒体へ記録する記録制御と、前記圧縮データ記憶領域の圧縮データを前記記録媒体へ記録する記録制御と、を行う記録制御手段と、
を備え、
前記記憶手段に記憶されている非圧縮データと圧縮データを記録制御手段からの制御に従い並列で複数の記録媒体に交互に書き込む制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、非圧縮データと圧縮データを交互に並列で記録媒体へ書き込むことで、撮影した画像データの書き込みに要する時間を短縮することが出来る。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラのブロック構成を示す図である。 本発明の実施形態における撮影処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態における撮影画像を記録媒体に書き込む処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態における書き込む記録媒体を決める処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態における記録媒体間で撮影画像データを入れ替える処理の流れを示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
(本発明の実施形態に係るシステムの概要)
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態をデジタルカメラを例に説明する。
図1は、本実施形態のデジタルカメラのブロック構成を示す図である。
図1において、100はデジタルカメラ全体を示す。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備える機械式シャッター、14は被写体の光学像を電気信号に変換してアナログの画像信号を出力する撮像素子、16は撮像素子14のアナログの画像信号の出力をデジタルの画像信号に変換するA/D変換器である。本実施形態ではA/D変換器16から出力されたデジタル画像信号をRAWデータと定義する。
18は撮像素子14、A/D変換器16にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。12の機械式シャッター以外にも、タイミング発生回路18の撮像素子のリセットタイミングの制御によって、電子シャッタとして、撮像素子14の蓄積時間を制御することが可能であり、動画撮影などに使用可能である。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのRAWデータ或いはメモリ制御回路22からのRAWデータに対して所定の画像処理を行い、処理済みのデータを画像データとして出力する。また、画像処理回路20は、この画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御回路50は、得られた演算結果に基づいて露光制御回路40、測距制御回路42に対して、TTL方式のAF処理、AE処理、EF処理を行うよう制御する。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、メモリ30、圧縮伸張回路32を制御する。A/D変換器16のRAWデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のRAWデータが直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれる。28はTFT、LCD等から成る画像表示部であり、メモリ30に書き込まれた表示用の画像データはメモリ制御回路22を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納する。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。31はFlashROM等で構成された不揮発性メモリである。システム制御回路50が実行するプログラムコードは不揮発性メモリ31に書き込まれ、逐次読み出しながらプログラムコードを実行する。また、不揮発性メモリ31は後述するカードスピードの判断を行うための所定値を記憶している。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えた圧縮データをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御回路であり、フラッシュ48と連動することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御回路、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御回路である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路であり、不揮発性メモリ31に記憶されている制御用プログラムに基づき、後述の図2、図3、図4、図5の各処理のシーケンス等も制御する。
60、62、64、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段である。60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、静止画撮影モード、動画撮影モード、及びPC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。62はシャッタースイッチSW1で、シャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始を指示する。64はシャッタースイッチSW2で、シャッターボタンの操作完了でONとなり、後述の撮影動作等が開始される。
70は各種ボタン、タッチパネルや回転式ダイアル等からなる操作部で、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等を含む。72はユーザーが撮像画像の倍率変更指示を行うズーム操作手段としてのズームスイッチ部である。86は各種電池やACアダプター等からなる電源手段である。90は記録媒体とのインタフェース、92は記録媒体と接続を行うコネクタである。
200はメモリーカードやハードディスク等の記録媒体Aである。記録媒体A200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインタフェース204、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。
300はメモリーカードやハードディスク等の記録媒体Bである。記録媒体B300は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部302、デジタルカメラ100とのインタフェース304、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ306を備えている。記録媒体A200や記録媒体B300はともに、UDMA7規格のCFメモリーカードやUHS−I U3対応のSDメモリーカードなど、大容量な撮影画像データを高速に記録することが可能な記録媒体である。
本実施形態における静止画連写撮影時における、RAW+JPEG撮影モードでの撮影動作及び撮影画像データ処理の流れについて、フローチャート図を使用して説明する。
図2は、本実施形態における撮影処理の流れを示フローチャート図である。図3は、本実施形態における撮影画像を記録媒体に書き込む処理の流れを示すフローチャート図である。図4は、本実施形態における書き込む記録媒体を決める処理の流れを示すフローチャート図である。図5は、本実施形態における記録媒体間で撮影画像データを入れ替える処理の流れを示すフローチャート図である。
まず、ユーザーによって操作部70から連写撮影モードが選択されると、システム制御回路50は関連する制御回路、制御部に対して連写モードに設定されたことを通知し、連写モードを設定する(S201)。次にユーザーによって操作部70からRAW+JPEG撮影モードが選択されると、システム制御回路50はメモリ制御部22を介して記録媒体A、記録媒体Bのインタフェース90と関連する制御回路、制御部に対してRAW+JPEGモードが設定されたことを通知し、RAW+JPEG撮影モードを設定する(S202)。
ユーザーによってシャッタースイッチ62、64が操作されると、システム制御回路50は測距制御回路44、露光制御回路42、撮像素子14などを制御し、静止画像の画像信号を撮像素子14から取得する。取得された画像信号はA/D変換器16から画像処理回路20に対してRAWデータとして出力される(S203)。その後、システム制御回路50は画像処理回路20を制御してRAWデータに対して処理を施す。処理の内容としては、色補間処理、ホワイトバランス処理、RGB形式からYUV形式へのデータ形式の変換処理、輪郭強調処理、色抑圧処理等が含まれる。
撮影動作を行い得られたRAWデータを画像処理回路20が処理してメモリ30に書き込まれた後、圧縮伸張回路32がその記憶された撮影画像データを読み出して圧縮処理を行い、再度メモリ30に圧縮したJPEGデータを書き込む(S204)。
次に撮影したRAWデータやJPEGデータをメモリ30に書き込んだ後、記録媒体A200の記録部202と、記録媒体B300の記録部302に書き込む処理について、図3のフローチャートを使用して説明する。
ユーザーによって連写モード、RAW+JPEG撮影モードが設定されると、システム制御部50がメモリ制御回路22及びI/F90を通して記録媒体A200のI/F204に記録部202へRAWデータを書き込むことを通知し、記録媒体B300のI/F304に記録部302へJPEGデータを書き込むことを通知する(S301)。
メモリ30に書き込まれた撮影画像データをメモリ制御回路22が読み出す(S302)。メモリ制御回路22が読み出した撮影画像データがRAWデータであった場合、記録媒体A、記録媒体BとのI/F90、記録媒体A200のI/F204を通して記録媒体A200の記録部202にRAWデータを書き込む。RAWデータではなく、JPEGデータだった場合はRAWデータ時同様にI/F90、I/F304を通して記録媒体B300の記録部302に書き込む(S303)。記録部202へRAWデータ、記録部302へJPEGデータを書き込んだことは、記録媒体A200のI/F204と記録媒体B300のI/F304を通して、不揮発性メモリ31に書き込み済情報として記憶しておく。この書き込み済情報は操作部70からユーザーが選択することでリセット出来る情報とする。
メモリ制御回路22は不揮発性メモリ31に記憶されている書き込み済情報を参照して、メモリ30に書き込まれている全ての撮影画像データが記録媒体A200もしくは記録媒体B300に書き込まれたかを確認する。全て書き込みが完了している場合は、メモリ制御回路22はメモリ30を開放し、処理を終了する。また、全ての撮影画像データの書き込みが完了していない場合は、再度S301に戻り、記録媒体A200または、記録媒体B300への書き込み処理を継続する(S304)。例えば、メモリ制御回路22がメモリ30からRAWデータを記録媒体A200へ書き込んでいる最中であっても、メモリ制御回路22がメモリ30からJPEGデータを読み出して、記録媒体B300へ書き込む並列処理が行えるものとする。
次に撮影したRAWデータやJPEGデータを書き込む記録媒体の選択方法について、図4のフローチャートを使用して説明する。
本撮像装置が備えている複数の記録媒体はUDMA7規格のCFメモリーカードやUHS−I U3対応のSDメモリーカードなど、大容量な撮影画像データを高速に記録することが可能な記録媒体である。しかし、非圧縮形式での連続撮影の場合、例えば、1枚のRAWデータが24MBとすると、UDMA7規格は1秒間に120MBのデータを転送することが可能なため、RAWデータを1秒間に5枚分書き込むことが可能である。しかし、高速で連続撮影を行う場合は、1秒間に5枚以上撮影するシーンも多くあるため、記録媒体側で書き込む処理に工夫を加える必要がある。
システム制御回路50はメモリ制御回路22を通してメモリ30に蓄積されている撮影済画像データの蓄積情報を取得する(S401)。取得した結果、メモリ30に蓄積されているRAWデータの総サイズが、メモリ30の容量に対して、以下の関係性が成り立つ場合メモリ制御回路22はメモリ30が圧迫されていると判断する(S402)。
ToTalRAWData:メモリ30に蓄積されているRAWデータ総サイズ
Capacity :メモリ30の容量
ToTalRAWData>Capacity×0.7
メモリ30が圧迫されている状態とは、メモリ30に撮影画像データを記憶するための残容量が少ない状態を示す。メモリ30の残容量が少ない状態で連続撮影を継続すると、メモリフルになり撮影画像データが記憶出来ない状態になることが懸念される。その結果、連続撮影が出来なくなり、ユーザーが撮影したい撮影シーンを撮り逃すことも考えられる。そのため、メモリ30に蓄積されている撮影画像データの中から比較的データサイズの大きいRAWデータから優先的に記録媒体A200、または記録媒体B300に書き込み、書き込み完了後メモリ30を開放する。RAWデータを優先的に書き込むことで、メモリ30の圧迫状態をより早期に解消し、メモリ30の残容量を増やすことで安定した連続撮影が行えるようにする。そのため、メモリ制御回路22はシステム制御部50へメモリ30が圧迫状態であることを通知し、メモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体A200のI/F204に記録部202へRAWデータを書き込むことを通知する。同様にメモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体B300のI/F304に記録部302へRAWデータを書き込むことを通知する。こうして記録媒体A200と記録媒体B300に並列でRAWデータを書き込むことでメモリ30の圧迫状態を解消する(S403)。
S402へ戻る。
S402でメモリ制御回路22がメモリ30は圧迫されていないと判断した場合、メモリ制御回路22はシステム制御部50へメモリ30は圧迫されていないことを通知し、メモリ制御回路22が不揮発性メモリ31に書き込まれた最新の書き込み済情報を読み出す(S404)。
システム制御回路50はメモリ制御回路22が不揮発性メモリ31から読み出した最新の書き込み済情報を元に、記録媒体A200に直前に書き込まれたのがRAWデータであるかを確認する(S405)。
RAWデータだった場合、メモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体B300のI/F304に記録部302へRAWデータを書き込むことを通知する。同様にメモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体A200のI/F204に記録部202へJPEGデータを書き込むことを通知する(S406)。
S405へ戻る。
S405で記録媒体A200に直前に書き込まれたのがJPEGデータであった場合、メモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体A200のI/F204に記録部202へRAWデータを書き込むことを通知する。同様にメモリ制御部50はI/F90を通して記録媒体B300のI/F304に記録部302へJPEGデータを書き込むことを通知する(S407)。
ここで再び図2のフローチャートへ戻る。
ユーザーによってシャッタースイッチ64の操作が中止されると、連写撮影を終了したと判断して、処理を終える。また、ユーザーによってシャッタースイッチ64の操作が継続されると、連写撮影を継続していると判断し、再びS203へ戻り撮影を継続する(S205)。
次に連写モード、RAW+JPEGモードで連写撮影が完了した後、撮影画像データが記録媒体A、記録媒体Bにランダムに書き込まれていると、ユーザーの利便性が良くない。そのため、記録媒体A、記録媒体Bにランダムに書き込まれた撮影画像データを整理する機能について、図5のフローチャートを使用して説明する。
まず、ユーザーによって操作部70から撮影画像データ入れ替えモードが選択されると、システム制御回路50は関連する制御回路、制御部に対して撮影画像データ入れ替えモードに設定されたことを通知し、撮影画像データ入れ替えモードを設定する。例えば、撮影画像データ入れ替えモードには、データフォーマット入れ替え設定と、撮影ペア入れ替え設定の2つの設定が用意されており、ユーザーがどちらの設定で入れ替えを行うか選択することが出来る。
データフォーマット入れ替え設定とは、例えば、記録媒体A200と記録媒体B300に下記のような撮影画像データが書き込まれていた場合、
記録媒体A200:RAWデータ1、JPEGデータ2、RAWデータ3
記録媒体B300:JPEGデータ1、RAWデータ2、JPEGデータ3
データフォーマット入れ替え処理を行うことで、記録媒体A200と記録媒体B300に書き込まれているJPEGデータの入れ替え処理を行う。入れ替え処理後は下記のような撮影画像データが書き込まれる。
記録媒体A200:RAWデータ1、RAWデータ2、RAWデータ3
記録媒体B300:JPEGデータ1、JPEGデータ2、JPEGデータ3
記録媒体A200にはRAWデータが集約され、記録媒体B300にはJPEGデータが集約される。
データフォーマット入れ替え設定は、例えば、ユーザー自らがRAWデータを現像するような場合に、別々の記録媒体からRAWデータのみを集約する手間が省けるという効果がある。
撮影ペア入れ替え設定とは、例えば記録媒体A200と記録媒体B300に下記のような撮影画像データが書き込まれていた場合、
記録媒体A200:RAWデータ1、JPEGデータ2、RAWデータ3
記録媒体B300:JPEGデータ1、RAWデータ2、JPEGデータ3
撮影ペア入れ替え処理を行うことで、記録媒体A200と記録媒体B300に書き込まれているRAWデータとJPEGデータの入れ替え処理を行う。入れ替え処理後は下記のような撮影画像データが書き込まれる。
記録媒体A200:RAWデータ1、RAWデータ2
JPEGデータ1、JPEGデータ2
記録媒体B300:RAWデータ3
JPEGデータ3
記録媒体A200には、1枚目の撮影画像データと2枚目の撮影画像データが書き込まれ、記録媒体B300には、3枚目の撮影画像データが書き込まれる。
撮影ペア入れ替え設定は、例えば、RAWデータとJPEGデータをセットで管理し、JPEGデータを確認した結果、特定のRAWデータのみ再度ユーザー自らが現像し直したい場合などに向いた設定となる。効果としては、別々の記録媒体から同じ撮影シーンの撮影画像データを探す手間が省けるという効果がある。
ユーザーがどちらの設定を選択したかについての情報も、システム制御回路50が不揮発性メモリ31に入れ替えモード設定詳細情報として記憶しておく(S501)。
次に撮影画像データ入れ替えモードに設定されると、システム制御回路50が不揮発性メモリ31に記憶されている、記録媒体A200と記録媒体B300の書き込み済情報を読み出す(S502)。
ユーザーがデータフォーマット集約設定を選択した場合は、大容量のRAWデータをメモリ30に一時的に退避させる必要があるため、S504のRAWデータ圧縮処理へ進む。また、ユーザーが撮影ペア入れ替え設定を選択した場合は、比較的容量の小さなJPEGデータをメモリ30へ退避させるため、圧縮処理は不要となる。そのためS505へ進む(S503)。
RAWデータの圧縮処理は圧縮伸張回路32が記録媒体A、記録媒体BとのI/F90を通して、記録媒体A200の記録部202と記録媒体B300の記録部302からそれぞれ記憶されているRAWデータを順次読み出して、圧縮処理を行う(S504)。
システム制御回路50が圧縮したRAWデータをメモリ30に一時的に記憶する。また、JPEGデータに関しても、同様にシステム制御回路50がメモリ30に一時的に記憶する。この時、メモリ30に一時的に記憶させた撮影画像データは、例えば、Exif(Exchangeable image file format)情報などの付加情報でRAWデータとJPEGデータを識別出来るものとする(S505)。
システム制御回路50が不揮発性メモリ31に記憶された書き込み済情報に基づいて、メモリ30に一時的に記憶させた撮影画像データを、再度記録媒体A200の記録部202と記録媒体B300の記録部302に撮影画像データを書き込む。この時不揮発性メモリ31に記憶された書き込み済情報に基づいて、以下のように再度書き込む記録媒体を決定する(S506)。
記録媒体A200から読み出した撮影画像データ→記録媒体B300へ書き込む
記録媒体B300から読み出した撮影画像データ→記録媒体A200へ書き込む
全ての撮影画像データの入れ替え処理が完了すると、そのまま処理を終了する。しかし、入れ替えが完了していない撮影画像データがメモリ30に残っている場合は、再度S506に戻り撮影画像データの入れ替え処理を継続する(S507)。
なお、撮影画像データの入れ替えに関する方法や入れ替え方法についてはこれに限らない。
以上、本実施例で説明したように、撮影した非圧縮データと圧縮データをそれぞれ違う記録媒体に交互に書き込むことで、大容量の非圧縮データと圧縮データを異なる記録媒体に連続して記録することが可能となり、撮影した画像データを記録媒体に書き込むために要する処理時間も短縮することが出来る。また、メモリに蓄積されている非圧縮データの総サイズに応じて、複数の記録媒体に非圧縮データを並列で書き込むことで、連続した撮影が長期化しても記録媒体に格納する時間を短縮することが出来る。さらに、連続した撮影後に記録媒体に書き込まれている撮影画像データの入れ替え処理も行うことで、ユーザーの利便性も損なうことが無い。
10 撮影レンズ、12 式シャッター、14 撮像素子、
16 A/D変換器、18 タイミング発生回路、20 画像処理回路、
22 メモリ制御回路、28 画像表示、30 メモリ、
31 不揮発性メモリ、32 圧縮伸長回路、40 露光制御回路、
42 測距制御回路、44 ズーム制御回路、48 フラッシュ、
50 システム制御部、60 モードダイアルスイッチ、
62 シャッタースイッチSW1、64 シャッタースイッチSW2、
70 操作部、72 ズームスイッチ、86 電源、
90 記録媒体A、Bとのインタフェース、
92 記録媒体Aと接続を行うコネクタ、
94 記録媒体Bと接続を行うコネクタ、
100 デジタルカメラ全体、200 記録媒体A、
202 記録媒体Aの記録部、
204 ジタルカメラ100とのインタフェース、
206 デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ、
300 記録媒体B、302 記録媒体Bの記録部、
304 ジタルカメラ100とのインタフェース、
306 デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ

Claims (3)

  1. 撮像手段と、
    メモリと、
    被写体を撮像して非圧縮データを出力する撮像手段と、
    前記非圧縮データに対して圧縮処理を施し圧縮データを出力する圧縮処理手段と、
    複数の記録媒体を装填可能な撮像装置であって、
    前記出力された非圧縮データを書き込む非圧縮データ記憶領域と、
    前記圧縮処理手段から出力された圧縮データを書き込む圧縮データ記憶領域と、
    を有する記憶手段と、
    前記記憶領域の状態を検知する記憶領域検知手段と、
    前記非圧縮データ記憶領域の非圧縮データを前記記録媒体へ記録する記録制御と、前記圧縮データ記憶領域の圧縮データを前記記録媒体へ記録する記録制御と、を行う記録制御手段と、
    を備え、前記記憶手段に記憶されている非圧縮データと圧縮データを記録制御手段からの制御に従い並列で複数の記録媒体に交互に書き込む制御を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録制御手段は、前期記憶領域検知手段からの情報に基づいて、前期メモリに記憶されている非圧縮データから優先的に複数の記録媒体へ並列で書き込むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の記録媒体に記録されている非圧縮データと圧縮データの中から、特定の非圧縮データと圧縮データを一時的にメモリに退避し、記録されていた記録媒体とは異なる記録媒体へ再度書き込み、非圧縮データのみを集約することや、圧縮データのみを集約する手段、または、撮影した非圧縮データと圧縮データをペアで記録媒体に書き込む手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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