JP2021043254A - 反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置の焦点調整方法 - Google Patents

反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置の焦点調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置構成を簡素化することが可能な反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置の焦点調整方法を提供する。【解決手段】複数の画素反射電極12を有し、各画素反射電極12にて液晶層16に加える電圧を制御することにより、光源2より入射する入射光を変調して反射させる画素アレイ12Aと、画素アレイ12Aで反射した反射光を結像してスクリーン6に映像を投射する光学系4を備える。また、画素アレイ12Aの近傍に設置され、スクリーン6に投射された映像の反射光を取得して該スクリーン6に投射された映像の焦点のずれ量を検出する位相差センサ17と、位相差センサ17で検出された焦点位置のずれ量に基づいて、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、画素アレイ12Aの光軸方向の位置を制御する画素アレイ位置制御部35を備える。【選択図】 図7

Description

本発明は、反射型液晶表示装置、及び反射型液晶表示装置の焦点調整方法に関する。
プロジェクタなどの投影装置において、スクリーンに投影される映像の焦点を自動調整する方法として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1では、プロジェクタにライン型パッシブ測距装置を搭載し、位相差検出法を用いてスクリーンまでの距離測定し、更に山登り処理を行なって焦点を検出することが記載されている。
しかし、特許文献1ではスクリーンに投影する画像を生成する投影画像生成部とは別体の測距装置を設けているので、装置構成が大型化するという問題がある。
特開2005−49604号公報
上述したように、特許文献1に開示された焦点調整方法では、投影画像生成部と測距装置が別体として構成されているので、装置構成が大型化するという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置構成を簡素化することが可能な反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置の焦点調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る反射型液晶表示装置は、液晶層に電圧を加える複数の画素反射電極を有し、前記液晶層に加える電圧を制御することにより、光源より入射する入射光を変調して反射させる画素アレイと、前記画素アレイを搭載し、該画素アレイを前記入射光の光軸方向に移動させる画素アレイ移動機構と、前記画素アレイで反射した反射光を結像して投影部に映像を投射する光学系と、前記画素アレイの近傍に設置され、前記投影部に投射された映像の反射光を取得して前記投影部に投射された映像の焦点のずれ量を検出するセンサと、前記センサで検出された焦点のずれ量に基づいて、前記投影部に投射される映像の焦点が合うように、前記画素アレイの前記光軸方向の位置を制御する画素アレイ位置制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る反射型液晶表示装置の焦点調整方法は、液晶層に電圧を加える複数の画素反射電極を有し、前記液晶層に加える電圧を制御することにより、入射する入射光を変調して反射させる画素アレイに、光源より射出された光を導入する工程と、前記画素アレイで反射した反射光を光学系に導入し、前記反射光を結像して投影部に映像を投射する工程と、前記投影部に投射された映像の反射光を前記画素アレイの近傍に設置されたセンサにて検出し、検出の結果に基づいて前記投影部に投射された映像の焦点のずれ量を検出する工程と、前記焦点のずれ量に基づき、前記焦点が合うように前記画素アレイにおける前記入射光の光軸方向の位置を制御する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で焦点距離を合わせることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る反射型液晶表示装置の構成を示す説明図である。 図2は、本発明の第1、4、5実施形態に係る反射型液晶表示装置に搭載されるLCOS装置10の構成を示す説明図である。 図3は、第1実施形態の第1の変形例に係り、ガラス基板の表面にマイクロレンズを搭載した例を示す説明図である。 図4は、第1実施形態の第2の変形例に係り、P偏光フィルムの表面にマイクロレンズを搭載した例を示す説明図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る反射型液晶表示装置に搭載されるLCOS装置10aの構成を示す説明図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係る反射型液晶表示装置に搭載されるLCOS装置10bの構成を示す説明図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係る反射型液晶表示装置の構成を示す説明図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係る反射型液晶表示装置の構成を示す説明図である。 図9は、第5実施形態に係る反射型液晶表示装置に搭載される第1の回転機構、及び第2の回転機構の詳細を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の第1実施形態に係る反射型液晶表示装置の構成を示す説明図である。また、図2は、図1に示すLCOS(Liquid crystal on silicon)装置10の構成、詳細には図1に示す画素反射電極12よりも下側の構成を模式的に示す説明図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る反射型液晶表示装置100は、LCOS装置10と、光源2と、偏光反射板3と、光学系4と、光学系制御部5を備えている。
光源2は、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)が合成したS偏光の光を、第1の方向(矢印Y1の方向)に射出する。
偏光反射板3は、光源2より射出された光の光路上に設けられており、第1の方向に対して所定角度(例えば、度45°)だけ傾斜して配置されている。また、偏光反射板3は、入射光の偏光状態により反射、または透過するように表面が加工されている。本実施形態では、S偏光を透過し、P偏光を反射する例を説明する。
光学系4は、光を透過する鏡筒41と、光を結像して映像を射出するレンズ42と、鏡筒41を光軸方向(図1の矢印Y4の方向)に移動させる光学系移動機構43を備えている。なお、図1では、一つのレンズ42を備える例について示しているが、複数のレンズからなるレンズ群を備える構成とすることもできる。光学系4は、LCOS装置10のLCOS素子1(詳細は後述)より射出されるP偏光の光を導入し、導入した光を結像してスクリーン6(投影部)に映像を投射する。また、光学系4は、光学系移動機構43を作動することによりスクリーン6に投射する映像の焦点を合わせることが可能となる。
光学系制御部5は、後述する位相差センサ17の検出信号(焦点のずれ量のデータ)を受信し、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、光学系移動機構43に制御信号を出力して光学系4を光軸方向(矢印Y4の方向)に移動させる制御を行う。即ち、光学系制御部5は、位相差センサ17で検出された焦点のずれ量に基づいて、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、スクリーン6に対する光学系4の位置を制御する機能を備えている。光学系制御部5は、例えば中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
LCOS装置10は、図2に示すようにLCOS素子1と、信号処理回路21と、ボンディングパッド22を備えている。
LCOS素子1は、図1に示すようにシリコン基板11を備え、該シリコン基板11の上面には、縦方向及び横方向にマトリクス状に配列された画素反射電極12が設けられている(図2参照)。複数の画素反射電極12は全体として平面視で矩形状をなしており、以下では画素反射電極12全体を総称して「画素アレイ12A」という。画素アレイ12Aの周囲には、額縁電極15が形成されている。また、図1に示すように、画素反射電極12(画素アレイ12A)の上面側には、対向電極13及びガラス基板14が形成されている。
画素反射電極12及び額縁電極15は、アルミニウムなどの可視光の反射率が高い金属材料で構成されている。対向電極13は、透明導電性酸化物(TCO)により形成される透明電極層である。
図2に示すように、額縁電極15の側部近傍には、信号処理回路21、及びボンディングパッド22が設けられている。外部装置よりボンディングパッド22を経由して制御信号が信号処理回路21に入力されることにより、信号処理回路21は各画素反射電極12、及び対向電極13に電圧を印加する。また、額縁電極15に対向電極13と同一の電圧を印加する。
図1に示すように、シリコン基板11と対向電極13で挟まれる領域には液晶層16が設けられている。即ち、液晶層16はシリコン基板11と対向電極13を有するガラス基板14により封止されている。
液晶層16は、画素アレイ12Aを含むLCOS素子1に入射した光の偏光方向を回転させる液晶分子を有する。液晶層16では、対向電極13と画素反射電極12との間に加わる印加電圧VLCに応じて液晶分子の配向が変化する。LCOS素子1に入射したS偏光の光、即ち、図1の矢印Y1の方向から入射した光は、配向が変化した液晶分子により偏光方向が回転される。このため、LCOS素子1(画素アレイ12A)から射出される光、即ち、図中の矢印Y2の方向に射出される光はP偏光となる。
即ち、図2に示す画素アレイ12Aは、液晶層16に電圧を加える複数の画素反射電極12を有し、液晶層16に加える電圧を制御することにより、光源2より入射する入射光を変調して反射させる機能を備えている。
また、図2に示すように画素アレイ12Aの4つの辺の中央部近傍には、位相差センサ17(センサ)が設けられている。詳細には、画素アレイ12Aの左辺には位相差センサ17aが設けられ、下辺には位相差センサ17bが設けられ、右辺には位相差センサ17cが設けられ、上辺には位相差センサ17dが設けられている。なお、以下では位相差センサを総称する場合は「位相差センサ17」と示し、個々を区別する場合(後述する第5実施形態)には「位相差センサ17a」のようにサフィックスを付して示すことにする。
位相差センサ17は、図1に示すようにP偏光のみを選択的に透過するP偏光フィルム31と、P偏光フィルム31を透過した光を検出する2つのフォトダイオードPD1、PD2を備えている。位相差センサ17の上側の額縁電極15は開口されている。従って、スクリーン6に投射された映像の反射光が図1の矢印Y3の方向からP偏光フィルム31に入射されると、この反射光は位相差センサ17に入射する。一方、光源2より射出されたS偏光の光がP偏光フィルム31に入射したときには、このS偏光はフォトダイオードPD1、PD2に入射しない。即ち、スクリーン6で反射した光のみが位相差センサ17に入射する。
また、位相差センサ17は、フォトダイオードPD1で検出される光信号、及びフォトダイオードPD2で検出される光信号を電気信号に変換する。そして、各フォトダイオードPD1、PD2で検出された光量の差分値を、焦点のずれ量のデータとして光学系制御部5に送信する。
光学系制御部5は、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出された光量の差分値がゼロ、または最小となるように、光学系4の光軸方向の位置を制御する。例えば、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出される光量に差分値が生じている場合には、光学系4を光軸方向の一方の方向、例えば図1に示す矢印Y4の左の方向に移動させる。そして、光学系4を移動させることにより光量の差分値が大きくなった場合には、光学系の移動方向を変更する。例えば図1に示す矢印Y4の右の方向に移動させる。そして、光量の差分値がゼロ、または最小となった位置を焦点が合った位置として設定する。
[第1実施形態の作用の説明]
次に、第1実施形態に係る反射型液晶表示装置100の作用について説明する。図1に示す光源2よりS偏光の光が射出されると、このS偏光の光は偏光反射板3を透過してLCOS素子1に照射される。
LCOS素子1に搭載される各画素反射電極12には画像信号となる電圧が印可されるので液晶層16の配向が変化し、S偏光の光は配向が変化した液晶分子により回転し、P偏光となってLCOS素子1より射出される。LCOS素子1より射出したP偏光の光は、偏光反射板3により90°方向に反射して光学系4に導入される。光学系4に導入された光はレンズ42により結像され、スクリーン6に映像が投射される。
スクリーン6に投射され、該スクリーン6で表示されたP偏光の光の一部は光学系4、及び偏光反射板3を経由して図中矢印Y3の方向からLCOS素子1に戻る。更に、その一部のP偏光の光は図2に示した4個の位相差センサ17に導入される。各位相差センサ17では、2つのフォトダイオードPD1、PD2のそれぞれで検出される光量の差分値を、焦点のずれ量のデータとして光学系制御部5に送信する。
光学系制御部5は、焦点のずれ量のデータを取得しこのデータに基づいて焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように、光学系4を光軸方向(図1の矢印Y4の方向)に移動させ、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように制御する。即ち、オートフォーカス処理を実施する。こうして、スクリーン6に投射する映像の焦点を自動で合わせることができる。
[第1実施形態の効果の説明]
このようにして、第1実施形態に係る反射型液晶表示装置100では、画素アレイ12Aの4つの辺の近傍に位相差センサ17を設置し、各位相差センサ17で検出される焦点のずれ量に基づいて、このずれ量がゼロまたは最小となるように、光学系4の光軸方向の位置を制御している。この際、位相差センサ17は、画素アレイ12Aの近傍に設ける構成としているので、従来のように、焦点距離を検出するためのセンサを別途設置する必要がなく、装置構成を簡素化することが可能となる。
また、位相差センサを、画素アレイ12Aの4つの辺の中央部に配置しているので、画素アレイ12Aの全体の焦点を合わせることが可能となる。なお、位相差センサは、画像を表示する画素12を含まない領域に配置されるため、表示される画像に影響を与えることがない。
更に、図2に示す光学系口径(図1に示す鏡筒41の口径に対応)の範囲に画素アレイ12Aがぎりぎりで収まる場合であっても、各位相差センサ17を設置するスペースを確保することができるので、装置全体の小型化を図ることができる。
また、位相差センサ17で焦点のずれ量を検出し、焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように、光学系4の位置を調整するので、焦点を合わせる処理を自動で行うことができる。このため、手作業で焦点を合わせるという煩わしい作業を省略することができる。更に、画素アレイ12Aの4つの辺の近傍にそれぞれ位相差センサ17を設置し、各位相差センサ17による焦点のずれ量を検出して焦点を合わせるので、高精度に焦点を合わせることが可能となる。
[第1実施形態の変形例の説明]
次に、前述した第1実施形態の第1の変形例について説明する。図3は、第1の変形例に係る反射型液晶表示装置に搭載されるLCOS素子1-1の断面を示す説明図である。図3に示すように、第1の変形例に係るLCOS素子1-1は、位相差センサ17が搭載される位置に対応するガラス基板14の表面(位相差センサ17に入射する光の経路)にマイクロレンズ32を搭載している点で、前述した第1実施形態と相違する。
マイクロレンズ32を搭載することにより、スクリーン6で反射した反射光の光量を増大して位相差センサ17に導入させることが可能となる。このため、焦点のずれ量をより高精度に検出することが可能となる。
図4は、第1実施形態の第2の変形例に係る反射型液晶表示装置に搭載されるLCOS素子1-2の断面を示す説明図である。図4に示すように、第2の変形例に係るLCOS素子1-2は、位相差センサ17に搭載されるP偏光フィルム31の表面にマイクロレンズ32を搭載している点で、前述した第1実施形態と相違する。
そして、第2の変形例においても前述した第1の変形例と同様に、マイクロレンズ32を搭載することにより、スクリーン6で反射した反射光の光量を増大して位相差センサ17に導入させることが可能となる。このため、焦点のずれ量をより高精度に検出することが可能となる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係る反射型液晶装置に設置されるLCOS装置10a、LCOS素子1aの構成を模式的に示す説明図である。
図5に示すように第2実施形態に係るLCOS素子1aは、正方形状をなす画素アレイ12Aの角部に4個の位相差センサ17を搭載している。それ以外の構成は前述した第1実施形態と同様である。
そして、第2実施形態に係る反射型液晶表示装置においても、前述した第1実施形態と同様に、位相差センサ17を画素アレイ12Aの近傍に設ける構成としているので、従来のように、焦点距離を検出するためのセンサを別途設置する必要がなく、装置構成を簡素化することが可能となる。また、焦点を合わせる処理を自動で行うことができる。
また、第2実施形態では、矩形状をなす画素アレイ12Aの、4つの角部に4個の位相差センサ17を配置し、4つの角部において焦点が合うように制御される。画素アレイ12Aの周囲で、センサ同士の距離がより離れた点である4つの角部において、焦点が合うように制御されるので、画素アレイ12A全体の焦点をより高精度に合わせることが可能となる。
なお、第2実施形態においても、前述した図3、図4に示したように、マイクロレンズ32をガラス基板14の表面、或いはP偏光フィルム31の表面に搭載する構成とすることも可能である。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態に係る反射型液晶装置に設置されるLCOS装置10b、LCOS素子1bの構成を模式的に示す説明図である。
図6に示すように第3実施形態では、正方形状をなす画素アレイ12Aの周囲全体に沿って位相差センサ17を複数配置している。それ以外の構成は前述した第1実施形態と同様である。
そして、第3実施形態に係る反射型液晶表示装置においても、前述した第1、第2実施形態と同様に、位相差センサ17を画素アレイ12Aの近傍に設ける構成としているので、従来のように、焦点距離を検出するためのセンサを別途設置する必要がなく、装置構成を簡素化することが可能となる。また、焦点を合わせる処理を自動で行うことができる。
また、第3実施形態では、矩形状をなす画素アレイ12Aの周囲全体に沿って位相差センサ17を複数配置しており、各位相差センサ17で焦点が合うように制御される。従って、前述した第1実施形態、第2実施形態と対比し、画素アレイ12Aの焦点をより高精度に合わせることが可能となる。また、LCOS素子1の半導体ウェハを製造する工程で、複数の位相差センサ17を一括して作成すれば、製造に要する手間や製造コストは大きくならない。
なお、第3実施形態においても、前述した図3、図4に示したように、マイクロレンズ32をガラス基板14の表面、或いはP偏光フィルム31の表面に搭載する構成とすることも可能である。
[第4実施形態の説明]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る反射型液晶表示装置101の構成を示す説明図である。図7に示す反射型液晶表示装置101は、図1に示した第1実施形態と同様に、LCOS装置10と、光源2と、偏光反射板3と、光学系4を備えている。また、第4実施形態では、第1実施形態と対比して、図1に示した光学系制御部5を備えていない点で相違している。また、画素アレイ移動機構18、及び画素アレイ位置制御部35を備えている点で相違している。従って、図2に示したように、画素アレイ12Aの周囲には、4つの位相差センサ17(17a〜17d)が設けられている。以下では画素アレイ移動機構18、及び画素アレイ位置制御部35について説明する。
画素アレイ移動機構18は、LCOS装置10の下方に設けられて該LCOS装置10を搭載しており、例えば、電動モータとピニオン・ラックの機構により、LCOS装置10を反射光の光軸方向(図7のY5の方向)に移動させる機能を備えている。従って、画素アレイ移動機構18を作動させることにより、スクリーン6に投射する映像の焦点を合わせることができる。
画素アレイ位置制御部35は、位相差センサ17より出力される焦点のずれ量のデータを受信し、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、画素アレイ移動機構18に制御信号を出力して、画素アレイ12Aを搭載したLCOS装置10を反射光の光軸方向に移動させる制御を行う。
具体的に、画素アレイ位置制御部35は、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出された光量の差分値がゼロ、または最小となるように、画素アレイ移動機構18の光軸方向の位置を制御する。
例えば、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出される光量に差分値が生じている場合には、画素アレイ移動機構18を光軸方向の一方の方向、例えば図1に示す矢印Y5の上の方向に移動させる。そして、画素アレイ移動機構18を移動させることにより光量の差分値が大きくなった場合には、画素アレイ移動機構18の移動方向を変更する。例えば図1に示す矢印Y5の下の方向に移動させる。そして、光量の差分値がゼロ、または最小となった位置を焦点が合った位置として設定する。
即ち、画素アレイ位置制御部35は、位相差センサ17で検出された焦点のずれ量に基づいて、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、入射光の光軸方向における画素アレイ12Aの位置を制御する機能を備えている。画素アレイ位置制御部35は、例えば中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
[第4実施形態の作用の説明]
次に、第4実施形態に係る反射型液晶表示装置101の作用について説明する。図7に示す光源2よりS偏光の光が射出されると、このS偏光の光は偏光反射板3を透過してLCOS素子1に照射される。
LCOS素子1に搭載される各画素反射電極12には画像信号となる電圧が印可されるので液晶層16の配向が変化し、S偏光の光は配向が変化した液晶分子により回転し、P偏光となってLCOS素子1より射出される。LCOS素子1より射出したP偏光の光は、偏光反射板3により90°方向に反射して光学系4に導入される。光学系4に導入された光はレンズ42により結像され、スクリーン6に映像が投射される。
スクリーン6に投射され、該スクリーン6で表示されたP偏光の光の一部は光学系4、及び偏光反射板3を経由して図1の矢印Y3の方向からLCOS素子1に戻る。更に、その一部のP偏光の光は図2に示した4個の位相差センサ17に導入される。各位相差センサ17では、2つのフォトダイオードPD1、PD2のそれぞれで検出される光量の差分値を、焦点のずれ量のデータとして画素アレイ位置制御部35に送信する。
画素アレイ位置制御部35は、焦点のずれ量のデータを取得しこのデータに基づいて焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように、画素アレイ移動機構18を光軸方向(図1の矢印Y5の方向)に移動させ、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように制御する。即ち、オートフォーカス処理を実施する。こうして、スクリーン6に投射する映像の焦点を自動で合わせることができる。
[第4実施形態の効果の説明]
このようにして、第4実施形態に係る反射型液晶表示装置101では、画素アレイ12Aの4つの辺の近傍に位相差センサ17を設置し、各位相差センサ17で検出される焦点のずれ量に基づいて、このずれ量がゼロまたは最小となるように、LCOS装置10の光軸方向(矢印Y5方向)の位置を制御している。
この際、位相差センサ17は、画素アレイ12Aの近傍に設ける構成としているので、前述した第1実施形態と同様に、装置構成を簡素化することが可能となる。また、位相差センサを、画素アレイ12Aの4つの辺の中央部に配置しているので、画素アレイ12Aの全体の焦点を合わせることが可能となる。
また、LCOS装置10の位置を上下に移動させるというシンプルな制御で、映像の焦点を合わせる構成であるので、前述した第1実施形態と対比して構成を簡素化することができる。
第4実施形態においても、図3に示したように、ガラス基板14の表面にマイクロレンズ32を設けることや、図4に示したように、P偏光フィルム31の表面にマイクロレンズ32を設けることにより、位相差センサ17による焦点合わせの制度を向上させることができる。
また、図5に示したように、画素アレイ12Aの4つの角部に位相差センサ17を設けることや、図6に示したように、画素アレイ12Aの周囲に沿って複数の位相差センサ17を設ける構成とすることも可能である。
なお、上述した第1〜第4実施形態では、位相差センサを複数個(図2、図5では4個)設ける例について説明したが、少なくとも一つの位相差センサ17を備える構成とすることも可能である。
[第5実施形態の説明]
図8は、本発明の第5実施形態に係る反射型液晶表示装置102の構成を示す説明図である。図8に示す反射型液晶表示装置102は、図1に示した第1実施形態と同様に、LCOS装置10と、光源2と、偏光反射板3と、光学系4を備えている。また、第5実施形態では、前述した第1実施形態と対比して、図1に示した光学系制御部5を備えていない点で相違し、画素アレイ搭載部20、及び画素アレイ位置制御部35aを備えている点で相違している。従って、図2に示したように、画素アレイ12Aの周囲には、4つの位相差センサ17(17a〜17d)が設けられている。以下では画素アレイ搭載部20、及び画素アレイ位置制御部35aについて説明する。
画素アレイ搭載部20は、LCOS装置10の下方に設けられて該LCOS装置10を搭載する。画素アレイ搭載部20は、画素アレイ移動機構28と、第1の回転機構29Aと、第2の回転機構29Bを備えている。
画素アレイ移動機構28は、例えば、電動モータとピニオン・ラックの機構により、画素アレイ搭載部20全体を光軸方向(図1に示す矢印Y5の方向)に移動させる機能を備えている。
第1の回転機構29A、及び第2の回転機構29Bは、画素アレイ搭載部20の平面上に設定される互いに直交する軸を中心として回転して、画素アレイ搭載部20の平面を傾斜させる。以下、図9を参照して詳細に説明する。
図9は、第1の回転機構29A、及び第2の回転機構29Bの作動を模式的に示す説明である。第1、第2の回転機構29A、29Bの平面の法線方向(入射光の光軸方向)をZ軸(図8のY5に対応)とし、平面上に設定した互いに直交する軸をそれぞれX軸、Y軸とする。第1の回転機構29A、及び第2の回転機構29Bは、一例として、それぞれ回転軸の方向が直交している2つのゴニオステージで構成することができる。
第1の回転機構29Aは、図9に示すY軸を中心として回転動が可能とされている。従って、第1の回転機構29Aを駆動することにより、画素アレイ搭載部20のLCOS装置搭載面を、Y軸を中心とした回転により傾斜させることができる。
第2の回転機構29Bは、図9に示すX軸を中心として回転動が可能とされている。従って、第2の回転機構29Bを駆動することにより、画素アレイ搭載部20のLCOS装置搭載面を、X軸を中心とした回転により傾斜させることができる。
即ち、画素アレイ移動機構28、及び第1、第2の回転機構29A、29Bを駆動させることにより、LCOS装置10、ひいては画素アレイ12Aの面を、X軸方向及びY軸方向に傾斜させることができ、更には、Z軸方向(図8に示すY5の方向)に移動させることができる。
図8に戻って、画素アレイ位置制御部35aは、位相差センサ17にて検出された焦点のずれ量のデータを受信し、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、画素アレイ移動機構28、第1の回転機構29A、第2の回転機構29Bに制御信号を出力し、画素アレイ12Aを光軸方向(Z軸方向)に移動させる制御、及び、画素アレイ12AをX軸、Y軸を中心として傾斜させる制御を行う。
即ち、画素アレイ位置制御部35aは、位相差センサ17で検出された焦点のずれ量に基づいて、スクリーン6に投射される映像の焦点が合うように、画素アレイ搭載部20の、入射光の光軸方向(Z軸方向)の位置、X軸(第1の回転軸)を中心とした回転角度、Y軸(第2の回転軸)を中心とした回転角度の少なくとも一つを制御する制御部としての機能を備えている。
[第5実施形態の作用の説明]
次に、第5実施形態に係る反射型液晶表示装置102の作用について説明する。図8に示す光源2よりS偏光の光が射出されると、このS偏光の光は偏光反射板3を透過してLCOS素子1に照射される。
LCOS素子1に搭載される各画素反射電極12には画像信号となる電圧が印可されるので液晶層16の配向が変化し、S偏光の光は配向が変化した液晶分子により回転し、P偏光となってLCOS素子1より射出される。LCOS素子1より射出したP偏光の光は、偏光反射板3により90°方向に反射して光学系4に導入される。光学系4に導入された光はレンズ42により結像され、スクリーン6に映像が投射される。
スクリーン6に投射され、該スクリーン6で表示されたP偏光の光の一部は光学系4、及び偏光反射板3を経由して図8の矢印Y3の方向からLCOS素子1に戻る。更に、その一部のP偏光の光は図2に示した4個の位相差センサ17に導入される。各位相差センサ17では、2つのフォトダイオードPD1、PD2のそれぞれで検出される光量の差分値を、焦点のずれ量のデータとして画素アレイ位置制御部35に送信する。
前述したように、焦点のずれ量は、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出される光量の差分値である。例えば、差分値がゼロまたは最小のときにはスクリーン6に投影している映像の焦点は合っているものと判定し、差分値が大きいほど焦点のずれ量が大きいものと判定する。画素アレイ位置制御部35aは、上述した差分値がゼロまたは最小となるように、画素アレイ移動機構28の光軸方向の位置、及び、X軸、Y軸方向の回転角度を制御する。
例えば、2つのフォトダイオードPD1、PD2で検出される光量に差分値が生じている場合には、画素アレイ移動機構28を光軸方向の一方の方向、例えば図8に示す矢印Y5の上の方向に移動させる。その結果、差分値が大きくなった場合には、画素アレイ移動機構28の移動方向を変更する。例えば図8に示す矢印Y5の下の方向に移動させる。そして、差分値がゼロまたは最小となった位置を焦点が合った位置として設定する。
更に、例えば図2に示した画素アレイ12Aを挟んで対向配置される2つの位相差センサ17aと17cで光量の差分値が異なる場合、即ち、各位相差センサ17aと17cで焦点のずれ量が異なる場合には、第2の回転機構29Bを駆動させて、画素アレイ12AをX軸(図9参照)を中心として所望の角度だけ回転させ、画素アレイ12Aの面を傾斜させて、各位相差センサ17aと17cでの焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように制御する。
同様に、各位相差センサ17bと17dで焦点のずれ量が異なる場合には、第1の回転機構29Aを駆動させて、画素アレイ12AをY軸を中心として所望の角度だけ回転させ、画素アレイ12Aの面を傾斜させて、各位相差センサ17bと17dでの焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように制御する。
即ち、画素アレイ12Aを光軸方向への移動のみならず、X−Y平面上での傾斜角度を変化させることにより、画素アレイ12A全体の焦点を合わせることが可能となる。こうして、スクリーン6に投射する映像の焦点を自動で合わせることができる。
[第5実施形態の効果の説明]
このようにして、第5実施形態に係る反射型液晶表示装置102では、画素アレイ12Aの4つの辺の近傍に位相差センサ17を設置し、各位相差センサ17で検出される焦点のずれ量に基づいて、このずれ量がゼロまたは最小となるように、画素アレイ搭載部20の光軸方向(図1に示すY5の方向)の位置を制御している。
更に、各位相差センサ17で検出される焦点のずれ量に基づいて、画素アレイ12AにおけるX−Y平面上での傾斜角度を制御している。従って、画素アレイ12Aの面が入射光の方向に対して直交していない場合でも、X−Y平面上での傾斜角度を制御することにより、入射光の方向を画素アレイ12Aの面に直交させることができ、画素アレイ12Aに含まれる各画素反射電極12の焦点を高精度に合わせることが可能となる。
また、位相差センサ17は、画素アレイ12Aの近傍に設ける構成としているので、従来のように、焦点距離を検出するためのセンサを別途設置する必要がなく、装置構成を簡素化することが可能となる。
更に、位相差センサを、画素アレイ12Aの4つの辺の中央部に配置しているので、図2に示す光学系口径(図2に示す鏡筒41の口径に対応)の範囲に画素アレイ12Aがぎりぎりで収まる場合であっても、各位相差センサ17を設置するスペースを確保することができ、装置全体の小型化を図ることができる。
また、位相差センサ17で焦点のずれ量を検出し、焦点のずれ量がゼロまたは最小となるように、画素アレイ12Aの位置、傾斜角度を調整するので、焦点を合わせる処理を自動、且つ高精度に行うことができる。
第5実施形態においても、図3に示したように、ガラス基板14の表面にマイクロレンズ32を設けることや、図4に示したように、P偏光フィルム31の表面にマイクロレンズ32を設けることにより、位相差センサ17による焦点合わせの制度を向上させることができる。
また、図5に示したように、画素アレイ12Aの4つの角部に位相差センサ17を設けることや、図6に示したように、画素アレイ12Aの周囲に沿って複数の位相差センサ17を設ける構成とすることも可能である。
以上、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、前述した第1〜第5実施形態では、画素アレイ12Aが正方形である例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、長方形でもよい。
また、第1〜第5実施形態で示したS偏光、P偏光を全て入れ替えても同様の効果を得ることが可能である。
また、第1〜第5実施形態では、焦点のずれ量を検出するセンサとして位相差センサ17を用いる例について示したが、本発明は位相差センサ17に限定されるものではなく、焦点のずれ量を検出可能な他のセンサを用いることも可能である。
1、1a、1b LCOS素子
2 光源
3 偏光反射板
4 光学系
5 光学系制御部
6 スクリーン
10、10a、10b LCOS装置
11 シリコン基板
12 画素反射電極
12A 画素アレイ
13 対向電極
14 ガラス基板
15 額縁電極
16 液晶層
17(17a〜17d) 位相差センサ(センサ)
18 画素アレイ移動機構
20 画素アレイ搭載部
21 信号処理回路
22 ボンディングパッド
28 画素アレイ移動機構
29A 第1の回転機構
29B 第2の回転機構
31 P偏光フィルム
32 マイクロレンズ
35 画素アレイ位置制御部
35a 画素アレイ位置制御部
41 鏡筒
42 レンズ
43 光学系移動機構
100、101、102 反射型液晶表示装置

Claims (6)

  1. 液晶層に電圧を加える複数の画素反射電極を有し、前記液晶層に加える電圧を制御することにより、光源より入射する入射光を変調して反射させる画素アレイと、
    前記画素アレイを搭載し、該画素アレイを前記入射光の光軸方向に移動させる画素アレイ移動機構と、
    前記画素アレイで反射した反射光を結像して投影部に映像を投射する光学系と、
    前記画素アレイの近傍に設置され、前記投影部に投射された映像の反射光を取得して前記投影部に投射された映像の焦点のずれ量を検出するセンサと、
    前記センサで検出された焦点のずれ量に基づいて、前記投影部に投射される映像の焦点が合うように、前記画素アレイの前記光軸方向の位置を制御する画素アレイ位置制御部と、
    を備えたことを特徴とする反射型液晶表示装置。
  2. 前記画素アレイは平面視で矩形状をなし、前記センサは、前記画素アレイの4つの辺の中央部の近傍に配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
  3. 前記画素アレイは平面視で矩形状をなし、前記センサは、前記画素アレイの4つの角部に配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
  4. 前記画素アレイは平面視で矩形状をなし、前記センサは、前記画素アレイの4つの辺に沿って複数配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
  5. 前記センサに入射する光の経路に、前記センサに集光する光量を増大するためのマイクロレンズを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の反射型液晶表示装置。
  6. 液晶層に電圧を加える複数の画素反射電極を有し、前記液晶層に加える電圧を制御することにより、入射する入射光を変調して反射させる画素アレイに、光源より射出された光を導入する工程と、
    前記画素アレイで反射した反射光を光学系に導入し、前記反射光を結像して投影部に映像を投射する工程と、
    前記投影部に投射された映像の反射光を前記画素アレイの近傍に設置されたセンサにて検出し、検出の結果に基づいて前記投影部に投射された映像の焦点のずれ量を検出する工程と、
    前記焦点のずれ量に基づき、前記焦点が合うように前記画素アレイにおける前記入射光の光軸方向の位置を制御する工程と、
    を備えたことを特徴とする反射型液晶装置の焦点調整方法。

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