JP2021042649A - 振動分散目地処理テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】 建物において、乾式工法が主流になり、振動でボードとボードの繋ぎ目地部分に、負荷が掛かりパテ割れを起こす原因となる、受ける力を分散、軽減した目地処理材を提供する。【解決手段】本発明の施工方法は、既存では繋ぎ目地部に直接ファイバーテープを貼る。又は、直接目地部にパテ処理を行い固め、平滑にしていたが、下地ボード(1)(2)側に、面ファスナーフック(5)を繋ぎ目地に沿って配設した層と、パテ層側に面ファスナーループ(6)を設ける事で、下地側とパテ層の中間に、直接緩衝しない柔軟性を有した、面ファスナー(5)(6)を係合させ、介存した状態を維持する事を特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、建築材料として加工された規格品を繋ぎ合わせて、天井や壁等を構成している、石膏ボードと石膏ボードや石膏ボードとモルタル、石膏ボードと木質系ボ−ド等の多種多様な建材の組み合わせ、繋ぎ目地部の割れ防止パテ処理に関する。
既存のものは目地上に沿って、割れ防止ファイバーメッシュテープを貼り付け、その上から数回パテを付け、平滑にした後に塗装をする。一方、クロスの場合は、直接ボードに数回パテ処理後にクロスを張って仕上げを行う。この場合、クロス自体がファイバーメッシュテープの役割を果たし割れを防いでいた。その他、割れ対策として、目地溝にシーリング材の打設や誘発目地材取り付け、及び、ハット目地を取り付ける方法がある。
特開平6−287544号公報 特開2006−16831号公報 特開2007−191970号公報
本発明は、建物が受ける外的要因である揺れ等の負荷により、壁や天井を構成している下地材が同時に上下、左右、前後の様々な動きに対し変形するため、繋ぎ目地部に割れやパテの盛り上がり、さらには、クロスの破断や目開き等を生じさせている。また、既存のファイバーメッシュテープは、幅が3〜10cmで主に、5cm幅の縦横網目状のものが、使用されており、左右の引っ張りには強いが、パテ自体が目地の溝に入り込み硬く、柔軟性がなく下地ボードとパテ層が同時に固められているため、変形や動きには追随できない事から、施工中でも早い段階で目地部に、亀裂が入る事や引き渡し後数年は、その都度パテで補修しても、再度割れが生じると言う事が、繰り返し行われ景観が見苦しい、表面仕上げとなっている。しかしながら現状としては、パテの改良とファイバーテープの材質改良等がなされているが、割れや変形を防ぐこと、下地材が受ける振動を軽減する事ができなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
上記目的の達成のため、目地部に沿った下地ボート(1)(2)側に、面ファスナーフック(5)を少なくとも、一箇所又は二箇所に配設し、パテ層(8)(9)側に、面ファスナーループ(6)を設けたパテ層(8)(9)を形成し、面ファスナーフック(5)と面ファスナーループ(6)を、噛み合わせ係合させた状態のまま、パテ層(8)(9)側と下地ボード(1)(2)側との中間に、面ファスナー(5)(6)を介在させる。このことにより、直接緩衝しない状態を維持した係合の一体化接合を有する。次に、面ファスナーループ(6)と下地ボード(1)(2)が接する境界段差を通常のパテ処理及びファイバーメッシュテープ(7)を用いて、段差をなくすよう数回パテ処理を行い、平滑に仕上げ完了する。
したがって、本発明は、以上の構成よりなる面ファスナー(5)(6)の、係合の特性を用いる事で、下地ボード(1)(2)とパテ層(8)(9)が強固に固着したものではなく、直接接しない柔軟性を持たせ、下地ボード(1)(2)とパテ層(8)(9)の中間に面ファスナー(5)(6)を介存させた、振動軽減割れ防止目地バテ処理である。
下地側とパテ層の間に、面ファスナーの係合が設けられる事で、目地部の動きに対して柔軟性を有し、パテ割れ変形、目地開きに対しても分散緩和効果を発揮し、簡単な施工方法と低価格で、下地ボードが受ける外的要因である伝わる力を、分散、吸収、軽減することができる。
本発明の下地ボードを突き合わせた繋ぎ目及び目地部の正面図。 本発明の目地上に、面ファスナーフックを設けた状態ならびに、各種別に形成した積層図。 本発明の左右の下地ボード二箇所に面ファスナーフックを配設し、各種別に形成した積層図。
発明を実施するため形態
以下、本発明を実施するための形態について、摸式図を参照にしながら段階的に各種層の形状を説明する。図1は、別々なボード同士を突き合わせた際にできる繋ぎ目地部であり、図2と3図は、下地ボード中央目地上に一箇所又は、目地部中央から両側の各下地ボードに分配した二箇所に、面ファスナーフック(5)を設けた状態を示すものである。
また、各図に示すように、本発明に係る(1)と(2)は、独立した下地ボードであり、両端部は斜めの角度を付けた、ベベルエッジという溝の繋ぎ目地部に、既存では、この目地上に並行してファイバーメッシュテープ(7)を用いてパテ層を形成していたが、本発明は、ファバーメッシュテープの代わりに、面ファスナーを介存させている。
初めに、下地ボード側(1)と(2)の繋ぎ目地中央を覆い被せるように、特に限定はないが、幅2〜7cm程度が好ましい、面ファスナーフック(5)を目地上に沿って配設し、パテ層側に面ファスナーフック(5)より幅広に形成された、少なくても、幅11cm程度の面ファスナーループ(6)を設け、被覆係合させているが、被覆した端部割れを防ぐために、少なくとも、端部1cm程度は係合していない部分を設け、下地ボード側と接していることが好ましい。
さらに、下地側に設置する面ファスナーフック(5)の貼り付け配設に関しては、少なくとも、目地中心部に一箇所、又は、それ以上に配設してもよい。例えば、目地周辺の下地ボード(1)と(2)の両側に、図3に示すよう二箇所に分設し、目地に並行して配設するような構成としてもよい。
また、図3、下地ボード(1)と(2)の両側に、面ファスナーフック(5)を分配して配設する場合は、特に限定はないが少なくとも、目地中心から2〜3cm程度の係合しない隙間を設ける事が、最も目地部に割れを生じなく、近いほど動いた場合ずれて割れやすくなる。その場合でも、面ファスナーループ(6)の幅は、上記と同じ幅を用いて、面ファスナーループ(6)を被覆し、配設した面ファスナーフック(5)二箇所と係合させる。
続いて、ファイバーメッシュテープ(7)を面ファスナーループ(6)背面に、少なくとも、2〜3cm幅、及び、下地ボード側にも2〜3cm幅の間合いを重ねあわせる。これらの事は、境界にファイバーテープ(7)を設けることで、面ファスナーループ(6)と下地ボード面をより強く、パテ接着させるため設けられ、両方が接する境界部の破断を防ぐと同時に、パテ層を形成し易くするためである。
また、図2や図3の面ファスナーループ(6)を被覆した際に当然のことながら(1)と(2)の下地ボード面境界に、段差ができるが上記のことから、ファイバーメッシュテープ(7)を面ファスナーループ(6)背面に設けているため、多少の不陸があった場合でも、通常通りに平滑になるよう既存の方法で、下塗りパテ(8)層を形成でき、硬化後、下塗りパテ(8)以上の幅を被せ、仕上げ用の上塗りパテ(9)層を形成し、最終工程を完了させる。
以上のことから、段階的に各層の構成を説明したが、作業性やコスト面から、あらかじめ、面ファスナーフック(5)の背面に、接着剤、又は、粘着性の両面テープを設けているものを、面ファスナーループ(6)に係合した状態、ならびに、面ファスナーループ(6)背面にファイバーメッシュテープ(7)などを貼設しておいてもよい。
本発明は、以上のような、各種別に段階的に示したが、最終的には、各種パテ層の下になり、段々に全体を覆い被せる末広状積層をなした構造である。
1左側下地ボード
2右側下地ボード
3ベベルエッチ部
4左右のボードを突き合わせた際にできる溝の目地部
5面ファスナーフック
6/面ファスナーループ
7ファイバーメッシュテープ
8下塗りパテの層
9上塗りパテの層

Claims (1)

  1. すくなくとも、下地ボード(1)と(2)の中心目地上に配置した一箇所、もしくは、下地ボード(1)と(2)の両側に目地と並行して分配した、二箇所に配設した面ファスナーフック(5)を設け、面ファスナーループ(6)をパテ層側に設けることで、面ファスナーフック(5)と面ファスナーループ(6)を噛み合わせ係合させた状態のまま、下地ボードとパテ層の中間に面ファスナーを介存させた、振動分散目地処理テープ。
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