JP2021042563A - 天井装飾構造体 - Google Patents

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英憲 宮田
Hidenori Miyata
英憲 宮田
弘毅 森
Koki Mori
弘毅 森
広祐 加藤
Kosuke Kato
広祐 加藤
亙 新田
Wataru Nitta
亙 新田
堤 康祐
Kosuke Tsutsumi
康祐 堤
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Abstract

【課題】従前とは異なる態様からなり、優れたデザイン性を実現できる天井装飾構造体を提供する。【解決手段】天井装飾構造体は、水平方向で延在する第一延在部110と、前記第一延在部110の下方に位置し、前記第一延在部110に直交するようにして延在する第二延在部120と、前記第二延在部120を前記第一延在部110に取り付けるための連結部50と、を有してもよい。前記連結部50は、前記第一延在部110に固定される連結固定部51と、前記第二延在部120を通過させる受入部55と、を有してもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、天井を装飾するために用いられる天井装飾構造体に関する。
従来から天井装飾部材が知られている。一例として、特許文献1ではパチンコ店の天井から吊り下げて使用する天井吊り下げ型装飾が提案されている。この天井吊り下げ型装飾は、上部フレームと、上部フレームよりも小さなサイズの下部フレームと、を備え、上部フレームの一辺と下部フレームの一辺とを連結する連結表示部が設けられ、連結表示部を完全に光を遮断せずに一定程度光を透過する素材で構成する態様となっている。
特開2014−23800号公報
特許文献1では光の透過による装飾を実現する態様となっているが、本発明は、特許文献1で示されたような態様とは異なる観点から、優れたデザイン性を実現できる天井装飾構造体を提供する。
本発明による天井装飾構造体は、
水平方向で延在する第一延在部と、
前記第一延在部の下方に位置し、前記第一延在部に直交するようにして延在する第二延在部と、
前記第二延在部を前記第一延在部に取り付けるための連結部と、
を備え、
前記連結部は、前記第一延在部に固定される連結固定部と、前記第二延在部を通過させる受入部と、を有してもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第一延在部は天井から吊り下げられた吊り下げ部に連結されてもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第一延在部及び前記第二延在部の一方は側壁に固定され、他方は側壁から離間して設けられてもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第一延在部は側壁に固定され、
前記第二延在部は側壁から離間して設けられてもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第二延在部の横断面積は前記第一延在部の横断面積よりも大きくてもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第二延在部の横断面は略矩形状又は略正方形状からなり、
前記受入部は横断面が略矩形状又は略正方形状からなってもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記受入部は、上下方向に延在する一対の第一受入延在部と、前記一対の第一受入延在部の間で延在する第二受入延在部と、を有し、
前記連結固定部は、前記第一受入延在部の側面から周縁外方に延びた一対の固定延在部を有し、
前記固定延在部は、上下方向に延在する第一固定延在部と、前記第二延在部が延在する方向に延在する第二固定延在部と、前記第一固定延在部と前記第二固定延在部との間に設けられた屈曲部と、を有してもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第一延在部は、上下方向に延在する第一延在面を有し、
前記第一固定延在部と前記第一延在面とが面で当接してもよい。
本発明による天井装飾構造体において、
前記第一延在部の横断面は凹部を有するコの字形状からなり、
前記連結固定部は前記第一延在部の前記凹部内に一部が曲げ込まれてもよい。
本発明によれば、従前とは異なる態様からなり、優れたデザイン性を実現できる天井装飾構造体を提供できる。
図1は本発明の実施の形態で用いられ得る天井吊り下げ型装飾構造体の斜視図である。 図2は本発明の実施の形態で用いられ得る第一延在部、第二延在部及び連結部を拡大して示した斜視図である。なお、図1とは異なる態様の第二延在部が示されている。 図3(a)は本発明の実施の形態で用いられ得る連結部の平面図であり、図3(b)はその正面図であり、図3(c)はその側面図である。 図4は本発明の実施の形態で用いられ得る第二延在部の横断面図である。 図5は本発明の実施の形態で用いられ得る第一延在部の横断面図である。 図6は本発明の実施の形態の変形例で用いられ得る連結部の正面図である。 図7(a)は下方から見た図であって、本発明の実施の形態において第一延在部が側壁に固定されている態様を示した図であり、図7(b)は下方から見た図であって、本発明の実施の形態において第二延在部が側壁から離間している態様を示した図である。 図8は本発明の実施の形態の変形例で用いられ得る第一延在部の横断面図である。 図9は本発明の実施の形態の変形例で用いられ得る第二延在部の横断面図である。
実施の形態
《構成》
本実施の形態の天井吊り下げ型装飾構造体は、天井から吊り下げられて用いられる装飾部材であり、例えば天井吊り下げ型ルーバーである。装飾部材であることから、少なくともその一部は観察者が視認できるものとなっており、外部に露出している。図1に示すように、本実施の形態の天井吊り下げ型装飾構造体は、水平方向で延在し、天井から吊り下げられた複数の吊り下げ部10と、吊り下げ部10に連結された複数の第一延在部110と、第一延在部110に直交するようにして延在する複数の第二延在部120と、第二延在部120を第一延在部110に取り付けるための複数の連結部50と、を有してもよい。なお、本実施の形態では、天井吊り下げ型の態様を用いて説明するが、これに限られることはなく、第一延在部110が天井に固定される態様を採用してもよい。
第一延在部110及び第二延在部120については二次元曲面又は三次元曲面を表現するために、湾曲させてもよい。「第一延在部110に直交するようにして延在する」というのは、第一延在部110に直交する方向で延在していれば足り、上方から見た平面視において第二延在部120は第一延在部110に対して傾斜して延在してもよい。なお、角ばった印象を与えるという観点からは、上方から見た平面視において、第二延在部120が第一延在部110に対して90度の角度で延在することが有益である。
図1に示すように、吊り下げ部10は、ボルトとナットとを有する吊り下げ部材11と、吊り下げ部材11のボルトが挿入される挿入部13を有するとともに、第一延在部110に固定されるクリップ等からなる吊り下げ固定部材12を有してもよい。この態様を採用した場合には、吊り下げ部材11によって高さ位置を適宜調整することができる。吊り下げ固定部材12はネジ等の締結部材によって第一延在部110に固定されてもよい。吊り下げ部材11が一対のナットを有し、当該一対のナットで挿入部13を挟むようにしてもよい。
図2に示すように、連結部50は、第一延在部110に固定される連結固定部51と、第二延在部120を通過させる受入部55と、を有してもよい。図3に示すように、受入部55は上方が開放した受入凹部56を有してもよいし、図6に示すように、第二延在部120が挿入されて通過する開口部59を有してもよい。
第一延在部110及び第二延在部120の一方は側壁200に固定され、他方は側壁200から離間して設けられてもよい。本実施の形態では、図7(a)に示すように第一延在部110が側壁200に固定され、図7(b)に示すように第二延在部120が側壁200から離間して設けられる(間隙Gが存在する)態様を用いて説明するが、これに限られることはなく、第二延在部120が側壁200に固定され、第一延在部110が側壁200から離間して設けられる態様を用いてもよい。なお、図7(a)では、第一延在部110がL字形状のアングル等の連結部材160とネジ等の締結部材161とを用いて側壁200に固定されている。
第二延在部120の横断面は略矩形状又は略正方形状からなる構成を採用してもよい。この場合には、受入部55の横断面が略矩形状又は略正方形状からなる態様を採用してもよい。ただし、このような態様に限られることはなく、第二延在部120の横断面は円形状、楕円形状、三角形状等の様々な形状からなる態様を採用してもよい。本願において略矩形状というのは、対向する2つの辺が存在し、かつ4つの角を有することを意味し、対向する辺の一部が凹んでいてもよいし、角が丸まった形状となってもよい。略正方形状についても同様であり、略正方形状とは、対向する2つの長さの等しい辺が存在し、かつ4つの角を有することを意味し、対向する辺の一部が凹んでいてもよいし、角が丸まった形状となってもよい。一例で言えば、図4に示すように、第二延在部120の横断面は略長方形状となってもよく、長手方向の中央部に第二凹部121が設けられてもよい。また、図9で示すように、第二延在部120としては上方が開口している態様を採用してもよい。ただし、強度の強さや変形しにくいという観点からすると、第二延在部120には図9のような開口が設けられず、略矩形状又は略正方形状のような形状からなる態様の方が有益である。
図5に示すように、第一延在部110の横断面は第二凹部111を有するコの字形状からなってもよい。ただし、このような態様に限られることはなく、第一延在部110の横断面は略矩形状、略正方形状、円形状、楕円形状、三角形状等の様々な形状からなる態様を採用してもよい。本実施の形態の「コの字形状」には図8に示すように先端(図8の右側端部)が上下方向に曲がっている態様も含まれている。
図5に示すように第一延在部110の横断面が第一凹部111を有する場合には、連結固定部51の一部が当該第一凹部111内に曲げ込まれるようにしてもよい(図1、図2及び図3(c)の点線で示された符号53参照)。このような態様を採用する場合には、第一凹部111内でより強固に連結固定部51を固定することができる。
第二延在部120の横断面積が第一延在部110の横断面積よりも大きくなる態様を採用してもよい。ただし、これに限られることはなく、第一延在部110の横断面積が第二延在部120の横断面積よりも大きくなる態様を採用してもよい。第二延在部120の横断面積は第一延在部110の横断面積の5倍以上となってもよく、10倍以上となってもよい。なお、第一延在部110の横断面積は第一延在部110で囲まれた領域であり、図4で言えば略矩形状の領域全体である。第二延在部120の横断面積は第二延在部120で取り囲まれた領域の面積であり、図5のように第二延在部120がコの字形状からなる場合には「コの字」によって占められている領域の面積である。
図3に示すように、受入部55は、上下方向に延在する一対の第一受入延在部57と、一対の第一受入延在部57の下端に設けられ、第一受入延在部57の間で水平方向に延在する第二受入延在部58と、を有してもよい。より具体的には、上下方向に平行に延在する一対の第一受入延在部57と、第一受入延在部57の各々と直交し、一対の第一受入延在部57の下端で延在する第二受入延在部58と、を有してもよい。受入部55は、これら第一受入延在部57及び第二受入延在部58の他、一対の第一受入延在部57の上端の間の開口57aも含む概念である(図3(b)の一点鎖線で囲まれた領域参照)。
連結固定部51は、第一受入延在部57の側面から周縁外方に延びた一対の固定延在部51aを有してもよい。固定延在部51aは、上下方向に延在する第一固定延在部52と、第二延在部120が延在する方向に延在する第二固定延在部53と、第一固定延在部52と第二固定延在部53との間に設けられた屈曲部54と、を有してもよい。第二固定延在部53にはネジ等の締結部材が挿入される挿入部53aが設けられてもよい。挿入部53aは長孔形状となってもよい。挿入部53a内にビス等の固定部材53bが挿入されることで、連結部50が第一延在部110に対して固定されてもよい(図3(c)も参照)。挿入部53aが第二延在部120が延在する方向に延在する長孔形状となっている場合には、第一延在部110の幅(第二延在部120が延在する方向の長さ)が異なる場合であっても、適宜位置調整して、連結部50を第一延在部110に対して固定することができる点で有益である。なお、挿入部53a及びビス等の固定部材53bは設けられなくてもよい。この場合には、第二延在部120のピッチをデザインの要求に応じて容易に変更することができる。また、挿入部53aを使用しないことで、別の現場等でリユースすることもできる。
第一延在部110、第二延在部120及び連結部50の各々は同じ色から構成されてもよいし、これらのうちのいずれか2つ以上が異なる色から構成されてもよい。第一延在部110、第二延在部120及び連結部50の各々は黒色や灰色といったダークな色からなってもよい。このような態様を採用した場合にはシックな印象を与えることができる。第一延在部110、第二延在部120及び連結部50の各々を黒色、紺色又は灰色のようなダークの色で統一した場合には、シックな印象をより強く与えることができる。
第一延在部110、第二延在部120及び連結部50の各々は金属から構成されてもよい。またこれらのうちのいずれかは金属以外の樹脂等から構成されてもよい。金属としては鉄、鋼、アルミ、ステンレス鋼等を用いてもよい。耐食性の観点からすると第一延在部110、第二延在部120及び連結部50の各々は耐食性能が高いものを選定することが好ましい。一例としては、第一延在部110、第二延在部120及び連結部50として、例えば日新製鋼株式会社が提供している黒ZAM(登録商標)やZAM(登録商標)を用いてもよい。なお、金属としてアルミを用いた場合には原価が高くなってしまうが、鋼を用いた場合には原価を格段に抑えることができる点で有益である。なお、前述したZAMは亜鉛、アルミ及びマグネシウムを含むメッキ層が鋼板の表面に設けられたものである。
第二延在部120の本数及び/又はピッチを調整することで、天井の真下からではなく、斜めから見ると天井裏が見えなくなるようにすることもできる。
《効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態による効果であって、未だ説明していないものを中心に説明する。なお、「効果」で述べるあらゆる構成は、本実施の形態の構成として利用することができる。
図1に示すように、第一延在部110と、第一延在部110に直交するようにして延在する第二延在部120と、第二延在部120を第一延在部110に取り付けるための連結部50と、を有する態様を採用した場合には、下方から見上げたときに下方に位置する第二延在部120による優れたデザイン性を実現できる。
図3に示すように、受入部55が上方の開放した受入凹部56を有する場合には、連結固定部51によって第一延在部110に固定された連結部50において、第二延在部120を上から嵌め込むだけで第一延在部110に対して第二延在部120を固定することができる。このため施工を容易に行うことができる。他方、図6に示すように、受入部55が第二延在部120の通過する開口部59を有する場合には、第二延在部120を連結部50でより確実に保持することができる。
図7に示すように、第一延在部110及び第二延在部120の一方が側壁200に固定される態様を採用することで、天井吊り下げ型装飾構造体が横に揺れることを防止できる。この観点からすると、第一延在部110及び第二延在部120の両方が側壁200に固定されてもよい。
他方、デザイン性を高める観点からすると、上方側に位置する第一延在部110が側壁200に固定され、下方側に位置する第二延在部120が側壁200から離間して設けられる態様を用いることが有益である(図7参照)。このような態様を採用した場合には、下方側に位置する第二延在部120が宙に浮いたかのような感覚を視認者は受けることとなり、高いデザイン性を実現できる。この態様において、確実に固定するという概念からすると、複数の第一延在部110の各々の両端が側壁200に固定されることが有益である。ただし、これに限られることはなく、複数の第一延在部110の各々の両端が側壁200から離間してもよい。吊り下げタイプにおいて第一延在部110の各々の両端を側壁200から離間させる態様を採用する場合には、例えば吊り下げ部10の天井側(上方側)の根本と第一延在部110との間で上下方向において斜め方向に延在するブレース等の傾斜固定部材を一つ以上設けることで、揺れに対する補強を行ってもよい。
第二延在部120の横断面積が第一延在部110の横断面積よりも大きくなる態様を採用した場合には、下方側に位置してデザイン訴求力の高い第二延在部120によるインパクトを強いものとすることができる。前述したように下方側に位置する第二延在部120が側壁200から離間して設ける場合には、大きさの大きな第二延在部120が宙に浮いているかのような印象を視認者に与えることができる点で有益である。
図1等で示すように第二延在部120を中空構造とすることで、重量が重くなることを防止しつつ横断面積を大きくすることができる点で有益である。他方、第一延在部110については見た目上の大きさを小さくする(占有面積を小さくする)ために、図5で示すような凹部111を有する横断面がコの字形状からなる態様が有益である。
複数の第二延在部120は等間隔で設けられてもよいが、デザイン性を考慮し異なるピッチ(様々なピッチ間隔)で設けられてもよい。第一延在部110が壁への固定部材として機能する場合には、第一延在部110では固定部材としての機能が重視されることから、複数の第一延在部110は等間隔で設けられることが有益である。
図2に示すように、第二延在部120の横断面は略矩形状又は略正方形状からなる構成を採用した場合には、角ばった印象や硬い印象を視認者に与えることができる。またこのような態様を採用した場合には、受入部55の横断面が略矩形状又は略正方形状からなる態様を採用してもよく、この場合には、第二延在部120を受入部55でより確実に保持することができる。他方、第二延在部120の横断面が円形状や楕円形上等かなる態様を採用した場合には、やわらかい印象を視認者に与えることができる。一般には矩形状や正方形状から部材の場合は加工が容易であることから、製造コストを抑えることができる点で有益である。
第一延在部110の横断面が第一凹部111を有するコの字形状からなる場合には、前述したとおり、第一凹部111内でより強固に連結固定部51を固定することができる。また横断面の占有面積を小さくすることができ、第二延在部120に対して第一延在部110をより目立たないようにすることができる。このため、第二延在部120が宙に浮いているかのような印象を視認者により与えることができる。
図3に示すように、第二延在部120の横断面が略矩形状又は略正方形状からなり、受入部55が一対の第一受入延在部57と第一受入延在部57の間で延在する第二受入延在部58とを有する場合には、一対の第一受入延在部57と第二受入延在部58によって第二延在部120を連結部50で支持することができる。
第一延在部110が第一凹部111の設けられた面と逆側において上下方向に延在する第一延在面110a(図2参照)を有し、かつ連結固定部51が第一受入延在部57の側面から周縁外方に延びた一対の固定延在部51aを有する態様において、固定延在部51aが第一固定延在部52及び第二固定延在部53を有する態様を採用した場合には、第一延在面110aに対して第一固定延在部52を面で当接させた状態で、第二固定延在部53によって第一延在部110に対して連結部50を固定することができる。より具体的には、第一固定延在部52と第一延在面110aを面接触させた状態で安定させつつ、第二固定延在部53とネジ等の締結部材によって、連結部50を第一延在部110に対して固定でき、安定した状態での固定を実現できる。
(受入凹部56を有する態様も含む)略矩形状又は略正方形状からなる受入部55内に第二延在部120を載置し、かつ第一固定延在部52と第一延在面110aを面接触させた状態で安定させつつ、第二固定延在部53とネジ等の締結部材によって、連結部50を第一延在部110に対して固定する場合には、本実施の形態の天井吊り下げ型装飾構造体において、図7(b)に示すように第二延在部120が側壁200から離間して設けられる態様を採用した場合であっても、地震等が発生した際に第二延在部120が動いてしまう可能性を大幅に低減できる。
上述した実施の形態の記載及び図面の開示は、特許請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって特許請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。出願当初の特許請求の範囲の記載は本件特許明細書の範囲内で適宜変更することもでき、その範囲を拡張することもできる。
10 吊り下げ部
50 連結部
51 連結固定部
51a 固定延在部
52 第一固定延在部
53 第二固定延在部
54 屈曲部
55 受入部
56 凹部
57 第一受入延在部
58 第二受入延在部
110 第一延在部
120 第二延在部

Claims (9)

  1. 水平方向で延在する第一延在部と、
    前記第一延在部の下方に位置し、前記第一延在部に直交するようにして延在する第二延在部と、
    前記第二延在部を前記第一延在部に取り付けるための連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記第一延在部に固定される連結固定部と、前記第二延在部を通過させる受入部と、を有しする天井装飾構造体。
  2. 前記第一延在部は天井から吊り下げられた吊り下げ部に連結される、請求項1に記載の天井装飾構造体。
  3. 前記第一延在部及び前記第二延在部の一方は側壁に固定され、他方は側壁から離間して設けられる、請求項1又は2のいずれかに記載の天井装飾構造体。
  4. 前記第一延在部は側壁に固定され、
    前記第二延在部は側壁から離間して設けられる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の天井装飾構造体。
  5. 前記第二延在部の横断面積は前記第一延在部の横断面積よりも大きい、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の天井装飾構造体。
  6. 前記第二延在部の横断面は略矩形状又は略正方形状からなり、
    前記受入部は横断面が略矩形状又は略正方形状からなる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の天井装飾構造体。
  7. 前記受入部は、上下方向に延在する一対の第一受入延在部と、前記一対の第一受入延在部の間で延在する第二受入延在部と、を有し、
    前記連結固定部は、前記第一受入延在部の側面から周縁外方に延びた一対の固定延在部を有し、
    前記固定延在部は、上下方向に延在する第一固定延在部と、前記第二延在部が延在する方向に延在する第二固定延在部と、前記第一固定延在部と前記第二固定延在部との間に設けられた屈曲部と、を有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の天井装飾構造体。
  8. 前記第一延在部は、上下方向に延在する第一延在面を有し、
    前記第一固定延在部と前記第一延在面とが面で当接する、請求項7に記載の天井装飾構造体。
  9. 前記第一延在部の横断面は凹部を有するコの字形状からなり、
    前記連結固定部は前記第一延在部の前記凹部内に一部が曲げ込まれる、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の天井装飾構造体。
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