JP2021040666A - 口内撮影補助具、及びその口内撮影補助具を含む医療装置 - Google Patents

口内撮影補助具、及びその口内撮影補助具を含む医療装置 Download PDF

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Abstract

【課題】口内の撮影のために十分な視野を確保する。【解決手段】口内の撮影のために口腔内に挿入される口内撮影補助具3であって、筒状の本体を含み、本体は、撮像デバイスを挿入可能な開口を有する第1端部と、第1端部とは反対側に位置して、本体の内側から外側への視野を与える窓部を有する第2端部と、第1端部から第2端部に向かって延び、撮像デバイス57のスライドを許容する内周面と、を備えることを特徴とする口内撮影補助具3。【選択図】図1

Description

本発明は、人の口内の撮影のために口腔内に挿入される口内撮影補助具、及びその口内撮影補助具を含む医療装置に関する。
非特許文献1は、咽頭の最深部に出現するリンパ濾胞にはインフルエンザに特有のパターンがあることを報告している。かかるパターンを有するリンパ濾胞をインフルエンザ濾胞と呼ぶことにする。インフルエンザ濾胞は、インフルエンザに特徴的なサインであって、発症後2時間程度で出現するとされる。
宮本・渡辺著「咽頭の診察所見(インフルエンザ濾胞)の意味と価値の考察」日大医誌72(1):11-18(2013)
インフルエンザ濾胞の的確な判別は、診断の正確性の飛躍的な向上に繋がると期待される。しかしながら、インフルエンザ濾胞の適切な見定めは、多くの症例を通じた集中的な訓練を必要とし、一般医師にとって決して容易ではない。残念なことに、上記の研究成果は、限られた範囲の医師の間で活用されるに留まっている。
したがって、画像診断や更なる臨床研究のために咽頭後壁の鮮明な画像を収集することは有用である。ただし、咽頭の位置を考慮すると、咽頭後壁の撮影のために十分な視野を確保することは困難である。
ここで、咽頭所見に差が出る疾患は、インフルエンザ以外にも多数存在する。かかる疾患の診断や臨床研究のためにも、咽頭後壁の鮮明な画像を収集する意義がある。
更には、例えば口腔内の所見に差が出る疾患のために画像を取得する場合でも、十分な視野を確保できないことがある。
そこで、本発明は、口内の撮影のために十分な視野を確保することができる口内撮影補助具、及びその口内撮影補助具を含む医療装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決すべく、本発明は、人の口内の撮影のために口腔内に挿入される口内撮影補助具であって、筒状の本体を含み、前記本体は、撮像デバイスを挿入可能な開口を有する第1端部と、前記第1端部とは反対側に位置して、前記本体の内側から前記本体の外側への視野を与える窓部を有する第2端部と、前記第1端部から前記第2端部に向かって延び、前記撮像デバイスのスライドを許容する内周面と、を備えることを特徴とする口内撮影補助具を提供する。
ここで、「口内」は、人はもとより動物全般の口腔内及び咽頭を含むものとする。また、「咽頭」は、咽頭後壁のリンパ濾胞を含む『ワルダイエル咽頭輪』も含むものとする。したがって、本発明における「患者」は人だけでなく動物全般を含む。
上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記第1端部に設けられた鍔部を更に備えてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記本体内の前記撮像デバイスが前記第2端部を超えて移動することを規制する規制部を更に備えてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記規制部が、前記第2端部から前記本体の内側に向かって突出する突起であってもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記本体が、外周面上に前記本体の長手方向に沿って配置された目盛りを有していてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記本体が、前記撮像デバイスが前記本体の長手方向を中心とする周方向の位置を保持した状態で前記本体内をスライド可能とする案内部を有していてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記内周面が、前記案内部として機能するべく、前記撮像デバイスの外形に対応した断面形状を有していてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記本体及び前記鍔部のうち少なくとも一方の外面上に、前記口腔に対する前記本体の位置決めを容易にする指示表示が設けられていてもよい。
また、上記のような構成を有する本発明の口内撮影補助具では、前記本体が、前記本体の内側と外側との間を貫通する少なくとも1個の孔を有していてもよい。
本発明は、撮像デバイスと、上記の口内撮影補助具と、を含む医療装置をも提供する。
本発明によれば、口内の撮影のために十分な視野を確保することができる。
本発明の代表的な実施形態に係る口内撮影装置5及び口内撮影補助具3を含む医療装置1の概略図である。 図1の口内撮影補助具3を示す斜視図である。 図2の口内撮影補助具3の断面図である。 図2の口内撮影補助具3を口腔71内に挿入した状態の一例を示す図である。 変形例1に係る口内撮影補助具13を示す斜視図である。 図5の口内撮影補助具13を示す断面図である。 図5の口内撮影補助具13を口腔71内に挿入した状態の一例を示す図である。 変形例2に係る口内撮影補助具23を示す斜視図である。 図1の口内撮影装置5の外観の一例を示す図である。 図9の口内撮影装置5のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図9の口内撮影装置5の機能構成の一例を示すブロック図である。 図9の口内撮影装置5の動作例1を示すフローチャートである。 図9の口内撮影装置5の動作例2を示すフローチャートである。 判定アルゴリズムの生成手順を示すフローチャートである。 画像抽出手順の一例を示すフローチャートである。 人7の頭部の断面形状の概略図である。 口腔71内の概略図である。
以下、本発明の代表的な実施形態に係る口内撮影装置及び口内撮影補助具を含む医療装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、本発明はかかる実施形態及び図面に限定されるものではない。また、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。
また、以下の開示は、医療装置をインフルエンザの判定のために使用することを想定しているが、本発明はこれに限られない。例えば、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、EBウイルス感染症、マイコプラズマ感染症等のように、咽頭所見に差が出る疾患は多数存在する。また、これら疾患でも、口腔内に重要な所見が現れることがある。更には、これら疾患以外の疾患でも、口腔内に所見が現れることがある。このように咽頭及び口腔内に所見が現れるいずれかの疾患の判定のために医療装置が使用されてもよい。また、口内撮影補助具は、例えばスマートフォン及びタブレット端末のような他の装置との組合せで使用されてもよい。
(医療装置の概要)
図1を参照して、本実施形態の医療装置1の概要を説明する。図示のように、医療装置1は、口内撮影装置5及び口内撮影補助具3を含むものである。口内撮影装置5は、口内撮影補助具3との組合せで使用されることが好適であるが、単独で又は他の補助具との組合せで使用されてもよい。
口内撮影装置5は撮像デバイス57を含み、また、この装置5には予め専用のソフトウェアがインストールされている。ユーザ(例えば医師)は、インフルエンザの疑いのある判定対象者7(例えば患者)に口内撮影補助具3を咥えさせ、撮影のための視野を確保する。その後に、ユーザは、撮像デバイス57を口内撮影補助具3に挿入し、その対象者7の咽頭72を撮影する。また、ユーザは、口内撮影補助具3の挿入深さ及び挿入角度を調節することで、対象者7の口腔内71を撮影することもできる。
撮影された画像は、事前に生成された判定アルゴリズムによって処理される。かかる処理は、口内撮影装置5で行われることを想定しているが、他のコンピュータで行われてもよい。例えば判定がインフルエンザの可能性に関する場合、インフルエンザ濾胞等のインフルエンザ固有の咽頭症状(パターン)を判定アルゴリズムが検出し、インフルエンザらしさを表示する。これにより、例えば経験の浅い医師や研修医でも、正確かつ早期からのインフルエンザ診断が可能となる。また、経験豊かな医師にとっても、有用な判断資料を得ることができる。更には、インフルエンザの正診率が上がることで、患者は一度の受診で通院を終えることができるとともに、正しい治療をより早期から受けることができる。
(口内撮影補助具)
図2−図4を参照して、本実施形態の口内撮影補助具3を詳細に説明する。
口内撮影補助具3は、人7の口内(口腔内71及び咽頭72)の撮影のために使用される補助的な道具である。より具体的には、口内撮影補助具3は、口内の撮影に先立って口腔71内に挿入され、口腔内71又は咽頭72の良好な視野を得るためのものである。本実施形態では、口内撮影補助具3の一例としてマウスピースを想定しているが、これに限られるものではない。
図2に示すように、口内撮影補助具3は、本体31、鍔部34及び規制部35を備えている。ただし、口内撮影補助具3は、本体31を有していれば足り、鍔部34及び規制部35の両方又は一方を有していなくてもよい。本実施形態では、口内撮影補助具3として、一体成型された樹脂製品を想定しているが、口内撮影補助具3は、紙や布、金属などの他の素材で作製されてもよいし、複数の素材で作製されていてもよい。また、口内撮影補助具3は、使い捨てタイプであることを想定しているが、再利用可能なタイプでもよい。
本体31は、全体として筒状を呈している。本体31は、口腔71内に深く挿入されると、例えば図1と図16との比較から分かるように、舌73を下方へ押しやるとともに、軟口蓋74を上方へ押しやる。これにより、例えば図4と図17との比較から分かるように、口内撮影補助具3(本体31)の内側から咽頭72の良好な視野を確保できる。
本実施形態において、本体31は実質的に略直線状に延びている。つまり、本体31の内径及び外径は長手方向にわたって実質的に一定である。ただし、本体31は、その内周面における撮像デバイス57のスライドを妨げない限り、一部又は全体が湾曲していてもよいし、本体31の内径又は外径が変わってもよい。
本体31の断面形状としては、ここでは真円状を想定している。ただし、断面形状は、楕円状でもよいし、四角形のような多角形状の断面でもよいし、例えば略D字状のような非対称な形状でもよい。本体31が楕円状、多角形状又は非対称の断面形状を持つ場合、本体31の形状に対応した撮像デバイス57は、本体31内でのスライドの際、本体31の軸方向を中心とした周方向の移動(回転)を規制されるので、判定に適した、向きの揃った口内画像を得ることができる。本体31が真円状の断面形状の場合でも、図6を用いて後述するように、撮像デバイス57の外面及び本体31の内周面に、スライド方向においてスライドの際に互いに係合する凹部又は凸部(いずれかが略直線状であってもいずれも略直線状であってもよい。)を設け、本体31の軸方向を中心とした周方向の移動(回転)を規制してもよい。
図3に示すように、本体31は、互いに反対側に位置する端部32,33を含む。口内撮影補助具3が口腔71に装着されるとき、端部32は外部に露出し、端部33は口腔71内に位置することになる。したがって、端部32は第1端部に、端部33は第2端部に相当する。
本体31の外周面は滑らかであり、本体31と端部33も接続面36を介して滑らかに連続して一体的になるよう接続されている。つまり、本体31の外面は、口腔71を傷つけないように滑らかに加工されている。
本体31は、外周面上に目盛り37を有する。目盛り37は、本体31の長手方向に沿って配置され、本体31が口腔71内にどれぐらい深く挿入されているかの目安として機能する。目盛り37は、本体31の外周面のいずれかの部分に設ければよいが、図2に示すように、上唇及び上前歯75が接触する側、つまり上側に設けられるとよい。目盛り37は、所定の間隔(例えば1cm刻み)で配置されるとよい。また、図2に示す目盛り37は本体31の周方向において半周近くの長さを有するが、これに限られるものではなく、短くてもよいし長くてもよい。
本実施形態では、目盛り37の一例として、本体31の長手方向に沿って整列する複数の隆起部を想定している。この隆起部の表面は、患者の口腔を傷付けないように滑らかに加工されているとよい。もっとも、目盛り37は、例えば、本体31の外周面の長手方向に延びる略直線状の凸部であってもよく、また、本体31の外周面上に印刷又は表示されてもよい。
図3に示すように、端部32は開口32Aを有する。ここでは、開口32Aには撮像デバイス57を挿入することが可能である。したがって、撮像デバイス57は、開口32Aから本体31内に挿入され、本体31内から開口32Aを介して取出されることになる。
端部32には鍔部34が設けられている。鍔部34は、端部32から本体31の径方向の外側に向かって延びている。鍔部34は、本体31が口腔71の奥深くに入り込むと患者の唇又は前歯に接触し、その患者が口内撮影補助具3を誤飲することを防止する。つまり、鍔部34は、ストッパとしての機能を果たす。本実施形態では、鍔部34は、端部32の全周に亘って設けられているが、例えば、端部32において上唇と下唇に対応する箇所に部分的に形成されてもよい。
鍔部34には、例えば患者が咳き込んだときに、患者の口からの飛沫が当たる。つまり、鍔部34は、医師が患者からの飛沫を回避することにも役立つ。この飛沫回避機能を持たせるためには、例えば、使用年齢や体格等に応じて、鍔部34の形状及び寸法も適宜選択すればよい。
端部33もまた開口し、窓部33Aを形成している。この窓部33Aは、本体31の内側から本体31の外側に視野を与えるためのものであり、ここでは、本体31内の撮像デバイス57のレンズを外部に露出させている。ただし、窓部33Aは、例えば透明な部材で覆われていてもよい。
端部33からは本体31の内側に向かって突起が突出し、規制部35を形成している。規制部35は、本体31内の撮像デバイス57が端部33を通過することを規制するために設けられる。もっとも、規制部35は、端部33に設けられていなくてもよい。例えば、追って図6との関係で述べる案内部141(凹部又は溝)は、その終端部において撮像デバイス57の係合突起57Aと接触し、撮像デバイス57の奥側への移動を規制するから、規制部35としての役割をも果たす。
上述した口内撮影補助具3を使用して咽頭72を撮影する場合、ユーザは、図1に示すように、患者の口腔71内に口内撮影補助具3を挿入する。このとき、本体31は、舌73を下方へ、軟口蓋74を上方へ押しやる。この状態で、ユーザは、撮像デバイス57を本体31内に挿入する。このとき、図4に示すように、撮像デバイス57の視野には舌73も軟口蓋74も入らないか、入るとしても僅かな範囲を占めるに留まる。したがって、咽頭72の良好な視野を得ることができる。
また、鍔部34により、患者による口内撮影補助具3の誤飲を防止することができる。併せて、鍔部34は、患者の口からユーザへの飛沫の飛散を抑制し、ユーザへのインフルエンザの二次感染のリスクを低減することができる。
更に、目盛り37は、口内撮影補助具3を、患者の体格や撮影部位に応じて適切な口腔深さに配置することを可能にする。このことは、意図する部位の鮮明な画像の撮影に寄与するとともに、本体31を必要以上に深く挿入することによる患者の不快感及び噎せ込みを抑制することができる。
− 口内撮影補助具の変形例1
図5−図7を参照して、変形例1に係る口内撮影補助具13を説明する。
口内撮影補助具13は、上述した口内撮影補助具3と同種の構成要素を備え、更に略直線状の凹部からなる案内部141を含む。他方、撮像デバイス57は、本体131内のスライドの際に案内部141に係合する係合突起57Aを含む。案内部141は、撮像デバイス57が係合突起57Aによって本体131に対する周方向の位置を保持した状態で、つまり撮像デバイス57が本体131に対して回転することなく、本体131内をスライド可能とする。図6に示すように、案内部141の一例は、撮像デバイス57の外周面上の係合突起57Aと対応するように端部132から端部133に向かって略直線状に延びる溝である。
選択的に、本体131の断面形状が楕円形状、多角形状、又は例えば略D字状のような非対称形状であり、かつ、撮像デバイス57が本体131の断面形状に対応した外形である場合には、撮像デバイス57が本体131に対して回転することなく本体131内をスライド可能であるから、この場合の本体131の内周面は案内部としても機能することになる。
図5に示すように、本体131及び鍔部134の外面上には、患者の口の周囲に対する本体131の位置決めを容易にするための指示表示142が設けられている。図7に示すように、指示表示142は例えば、患者の上唇の中央部又は上前歯75に対応する位置、つまり上部の中央に配置されるとよい。ユーザが、例えば指示表示142を患者の上唇の中央に揃えた状態で口内撮影補助具3を口腔71に装着することで、撮像デバイス57によって撮影される画像の向きがほぼ同じ向きに揃うことになる。これにより、画像を用いた機械学習及び特定の疾患(例えばインフルエンザ)の判定処理が容易になる。
− 口内撮影補助具の変形例2
図8を参照して、変形例2に係る口内撮影補助具23を説明する。
口内撮影補助具23は、上述した口内撮影補助具3と同種の構成要素を備え、更に、本体231に少なくとも1個の孔243を有する。孔243は、本体231の内側と外側との間を貫通している。かかる孔243により、口内撮影補助具23を咥えた患者が呼吸をすることが容易になり、その患者に安心感をもたらし得る。なお、孔243の数や配置はこれに限定されるものではない。
上述した変形例2の構成要素は、上記実施形態や変形例1に適用することも可能である。
− 口内撮影補助具の他の変形例
本体31は、端部32から端部33に亘って実質的に同じ内径を有している必要はない。例えば、本体31は、端部32に向かうにつれて内径が拡大するように構成されてもよい。かかるラッパ状の本体31により、複数の口内撮影補助具3を重ねることが可能となり、輸送や保管のための空間を削減することができる。
また、撮像デバイス57として、スマートフォン又はタブレット端末に搭載されたカメラが採用されてもよい。このようなカメラと口内撮影補助具3(開口32A)との位置関係を固定するために、本体31又は鍔部34に枠やクリップを設けてもよい。例えば、口内撮影補助具3は、スマートフォンを上縁又は横縁から挟み込むためのクリップや、スマートフォンの角部に押し当てるためのL字状の枠を備えていてもよい。
(口内撮影装置)
図9−図15を参照して、口内撮影装置5を詳細に説明する。
口内撮影装置5は、撮像デバイス、演算装置及び記憶装置を含むコンピュータである。ここでは、口内撮影装置5が1台のコンピュータで構成されていることを想定しているが、複数台のコンピュータで構成されていてもよい。例えば、遠隔画像診断を想定すると、撮影機能と判定機能とが別個のコンピュータにより実行されることが考えられる。口内撮影装置5は、図10に示すように、撮像デバイス57、演算装置の一例としての中央処理装置(CPU)51、記憶装置の一例としてのランダムアクセスメモリ(RAM)52及び読み出し専用メモリ(ROM)53、通信インターフェイス54、入力デバイス55、出力デバイス56及び光源58を備える。
通信インターフェイス54は、有線又は無線の通信モジュールであり、例えばアプリケーションプログラム及び判定アルゴリズムの取得及び更新、並びに、撮影された画像の回収(送信)のために利用される。無線の通信インターフェイスとしては、例えば、Wi−Fiのような無線LAN規格、BLUETOOTH(商標)のような近距離無線通信規格、第3世代・第4世代移動通信規格のいずれかを満たす機器が想定されているが、これに限られない。
入力デバイス55は、ユーザ入力を受け付ける入力装置の一例であり、例えば図9に示すような各種の操作ボタン及び操作キーである。入力デバイス55はタッチパネルやマイクロフォン、操作ダイヤルでもよい。
出力デバイス56は、判定結果を出力する出力装置の一例であり、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンタである。
撮像デバイス57は画像を取得する。ここでは、撮像デバイス57において取得する画像として動画像を想定している。取得される画像サイズは例えば640X480ピクセルで、フレームレートは例えば30fpsで足りる。ただし、画像サイズ及びフレームレートはこれに限られるものではない。
撮像デバイス57は静止画像を撮影可能とされていてもよい。静止画像を撮影する場合、撮像デバイス57は連写機能を有することが望ましいが、これに限られない。
本実施形態では、図9に示すように、撮像デバイス57は、口内撮影装置5の本体(筐体)とは分離し、単独で口内撮影補助具3内に挿入されることが想定されている。撮像デバイス57はまた、口内撮影補助具3の本体31の内周面に対応した外形(例えば円柱形状)を有することが好ましい。
ただし、撮像デバイス57は、例えばスマートフォン又はタブレット端末のように、口内撮影装置5の本体に組み込まれてもよい。
撮像デバイス57は、オートフォーカス機能を有しており、例えば、レンズの正面に焦点が特定部位に合うように設定されていてもよい。撮像デバイス57はまた、自動で特定部位(例えば咽頭後壁)を認識してそこにフォーカスする機能を有していてもよい。撮像デバイス57は更に、ズーム機能を有しており、例えば、咽頭後壁又は濾胞の寸法に応じて適切な倍率で撮影されるように設定されてもよい。
撮像デバイス57の作動中には、光源58から被写体に向かって光が照射されてもよく、これにより良質な画像の確保を図っている。ここで、光源58が照射する光は、可視光でもよいし、例えば近赤外線や赤外線のような非可視光でもよいものとする。また、例えば1つの光源が可視光を照射し、他の光源が近赤外線又は赤外線を照射するように、複数の光源58がそれぞれ特定の範囲の波長の光の照射を担当してもよい。これに対して、撮像デバイス57は、光源58が発する光を適切に受光する受光素子を有しているとよい。例えば、光源58が可視光を発する場合には、撮像デバイス57は、可視光を受光するのに適した受光素子を有し、光源58が非可視光を発する場合には、撮像デバイス57は、非可視光を受光するのに適した受光素子を有していればよい。光源58は、例えば発光ダイオード(LED)又は有機エレクトロルミネッセンス(OEL)でよい。
選択的に、撮像デバイス57の作動中に、出力デバイス56としてのディスプレイに、撮影中の画像と半透明のイラストとが重ねて表示されてもよい。ユーザが、イラストとそれに対応する部位(例えば口蓋垂や口蓋扁桃)の画像とが重なるように撮像デバイス57を動かすと、判定のために適切な画像を得ることが可能となる。
ROM53は、口内撮影装置5における各種処理を実行するためのアプリケーションプログラム、及び、特定の疾患の判定ためのアルゴリズムを記憶している。ROM53はまた、撮像デバイス57において取得した画像、入力デバイス55から入力された各種情報(例えば患者情報)、判定結果を記憶してもよい。ROM53は、内蔵タイプでも、例えばUSBメモリ又はMicroSDカードのような着脱可能なタイプでもよい。
CPU51は、ROM53に記憶されたアプリケーションプログラムをRAM52に読み出し、次の処理(a)〜(c)を含む各種処理を実行することができる。なお、撮像デバイス57が取得した画像が1枚の静止画像である場合には、抽出処理は省略されてもよい。
(a)抽出処理
CPU51は、撮像デバイス57から取得した画像から、所定の条件を満たす少なくとも1枚の静止画像を抽出する。例えば撮像デバイス57が動画像を撮影する場合には、CPU51は、動画像に含まれる複数枚の静止画像の中から少なくとも1枚の静止画像を抽出する。動画像の撮影時には所定のフレームレートで静止画像が記録される。その中には撮影条件が良いものとそうでないものとが含まれるはずである。次の判定処理で用いるための画像として、撮影条件が良いもの数枚を選び出すのである。
例えば、予め多くの同様の画像データを元に、特定の撮影角度、特定のライトの照射具合、特定の視野の広さ、特定部位(例えば咽頭など)の描出位置、特定部位へのフォーカスの程度の全部又は一部を満たすと特定疾患(例えばインフルエンザ)の診断判定の精度が高い、という条件を見出しておき、これを撮影条件の良し悪しの判断基準とする。このような基準が採用される場合には、抽出処理は、例えば図15のように、撮影対象の描出位置に基づいて画像を順位付けし(ステップS31)、特定部位へのフォーカスの程度に基づいて画像を順位付けし(ステップS32)、光の照射状態に基づいて画像を順位付けし(ステップS33)、最後に、総合順位において上位である数枚の画像を選び出す(ステップS34)という手順を経ることになる。追加的に、総合順位の算出前に、視野の広さ又は撮影角度の基準にしたがって画像を順位付けしてもよい。あるいは、抽出処理には、ディープラーニング(深層学習)機能を用いても良い。
(b)判定処理
CPU51は、撮像デバイス57から取得した画像(例えば抽出処理で得た少なくとも1枚の静止画像)及びROM53に記憶された判定アルゴリズムに基づき、特定の疾患の可能性を判定する。特定の疾患は、本実施形態ではインフルエンザである。判定のために、ユーザが入力デバイス55を介して入力した患者情報が併用されてもよい。図9に示すように、患者情報は、例えば、年齢、性別、発症からの経過時間、インフルエンザの諸症状(咳、鼻水、寒気ほか)の有無、及び、他のインフルエンザ患者との接触歴を含む。患者情報は、人種や遺伝子情報、日付や季節、位置情報(受診地の緯度経度)及び気象情報(例えば天気、気温など)の全部又は一部を含んでいてもよい。
ここで、判定アルゴリズムは、例えば図14に示す手順で生成されてもよい。
例えばインフルエンザの場合では、まず、医療機関において患者の咽頭画像と、それに付属する、インフルエンザか否かを示す正解ラベルとを収集する(ステップS21)。正解ラベルは、例えば、患者に、スワブによるインフルエンザ迅速検査、PCR検査、ウイルス分離培養検査を受けてもらい、これらの検査結果に基づいて付与される。PCR検査及びウイルス分離培養検査は、結果の判明までに数週間を要するものの、極めて高い正確性を示す。また、正解ラベルは、画像データだけでなく、上記の患者情報を含んでいてもよい。
次いで、上記のPCR検査またはウイルス分離培養検査の判定結果を正解としてラベル付けした教師データ(画像データ)を生成する(ステップS22)。この教師データに基づいて機械学習を行い、判定アルゴリズムを生成する(ステップS23)。これは、画像を与えるとその画像がインフルエンザらしいか否かを判定するためのアルゴリズムである。これによって、インフルエンザである可能性を数値化して、例えば「98.5%」と示すことができるようになる。
選択的に、例えば「判定:インフルエンザ陽性」及び「判定:インフルエンザ陰性」のように、陽性又は陰性を判定してもよい。この場合、陽性又は陰性の判定に加えて、判定の信頼性を数値化したり、高中低などの段階評価で示したりしてもよい。あるいは、インフルエンザである確証度合いを、高中低などの段階評価で示してもよい。
(c)出力処理
CPU51は、判定処理の結果を出力する。出力方法の一例は、ディスプレイへの表示、他のコンピュータへの送信である。
図11は、口内撮影装置5の機能構成を示す。口内撮影装置5は、撮像部61、抽出部62、判定部63、カメラ制御64、記憶部65、入力部66、出力部67及び通信部68を含んでいる。口内撮影装置5のハードウェア構成との対応関係を示せば、撮像部61は撮像デバイス57に、抽出部62、判定部63及びカメラ制御64はCPU51に、記憶部65はROM53に、入力部66は入力デバイス55に、出力部67は出力デバイス56に、通信部68は通信インターフェイス54に、それぞれ対応する。ここで、カメラ制御64は、撮像デバイス57を制御してオートフォーカス機能及びズーム機能を実現するものである。
その他の機能として、口内撮影装置5は、撮影が行われた時刻を取得する計時機能、撮影が行われた位置情報を取得する位置情報取得機能、当該位置における気象情報を取得する気象情報取得機能を有していてもよい。計時機能は内蔵の時計として実現されてもよいし、外部の時刻サーバにアクセスする通信インターフェイスの一機能であってもよい。位置情報取得機能は例えば全地球測位システム(GPS)として実現されてもよい。気象情報取得機能は、外部の気象サーバにアクセスする通信インターフェイスの一機能であってもよい。
− 口内撮影装置の動作例1
図12を参照して、口内撮影装置5の動作例1を説明する。ここでは口内撮影装置5が動画像を撮影する場合の動作を例として挙げる。ただし、口内撮影装置5は静止画像を撮影してもよく、この場合にも口内撮影装置5は同様に動作する。
電源が投入されると、口内撮影装置5は、ステップS1において、録画ボタン(入力デバイス55の1つ)が押下されたかどうかを判定する。録画ボタンの押下を確認しないときには、口内撮影装置5は、ステップS1を繰り返す。
録画ボタンの押下を確認すると、口内撮影装置5は、ステップS2において、撮像デバイス57を起動し、録画を開始する。併せて、口内撮影装置5は、光源58を点灯させる。ユーザは、患者7の口腔71に口内撮影補助具3を装着し、その後に口内撮影補助具3に撮像デバイス57を挿入する(図1参照)。撮像デバイス57は、口内撮影補助具3内のスライド中に患者7の口内(口腔内71又は咽頭72)を撮影する。
ステップS3において、口内撮影装置5は、取得した動画像に含まれる複数の静止画像の中から、判定のために適切な静止画像を抽出する。このとき、抽出された静止画像が抽出結果としてディスプレイに表示されてもよい。
口内撮影装置5は、ステップS4において、抽出された静止画像及び判定アルゴリズムに基づいて、特定の疾患らしさを判定し、ステップS5において判定結果を例えばディスプレイに出力する。これにより一連の動作が終了する。
このように、機械学習により生成された判定アルゴリズムを用いて特定の疾患の可能性を評価しているので、高精度の判定結果を期待することができる。
撮影条件の良い画像が判定のために選ばれるため、判定の精度が向上する。
口内撮影装置5が口内撮影補助具3と組み合わせて使用されることで、視野が広く、鮮明な画像を得ることができる。このことは、判定精度の向上に寄与する。
− 口内撮影装置の動作例2
図13を参照して、口内撮影装置5の動作例2を説明する。この動作例2は、先に述べた動作例1と同種のステップを含み、更にユーザによる抽出画像の確認ステップ(S14)、患者情報の入力ステップ(S16)、及び総合判定(S17)を含んでいる。
具体的には、口内撮影装置5は、電源が投入されると、録画ボタンの押下を確認し(ステップS11)、録画を開始し(ステップS12)、判定のための画像を抽出する(ステップS13)。そして、口内撮影装置5は、抽出した画像を例えばディスプレイに表示し、ユーザに対して、当該画像を判定のために使用するか否かの確認を求める(ステップS14)。もしユーザが「NO」を選択すると、再度ステップS12,S13を実行し、新たな判定用の画像をユーザに提示する。
ステップS14においてユーザが「YES」を選択すると、口内撮影装置5は、抽出された画像に基づいて特定の疾患らしさを判定する(ステップS15)。
次いで、口内撮影装置5は、ユーザに対して患者情報の入力を求める(ステップS16)。ここで、患者情報は、例えば受診時の体温やワクチン接種の有無といった、定型化されたシンプルな情報である。かかる患者情報は、図9に例示するように、ソフトウェアが一律に処理できる形で入力される。例えば、プルダウンメニューや、半角数字以外を拒否するような入力フォーム設定が利用されてもよい。あるいは、口内撮影装置5は、有線又は無線回線を介して、外部コンピュータ(例えば電子カルテシステム)から患者情報を取得してもよい。なお、ステップS16は、ステップS11に先立って実行されてもよい。
そして、上記の患者情報と、画像に基づく特定の疾患らしさの評価の両方を統合して、全体としてその疾患らしさを計算する(ステップS17)。計算結果は、例えばディスプレイに表示され(ステップS18)、一連の手順が終了する。
このように、口内撮影装置5が、ユーザによる確認済みの画像に基づいて特定の疾病の可能性を評価することで、判定の精度及び信頼性が向上する。
更に患者情報に基づいて判定を行えば、判定の精度及び信頼性が更に向上することが期待される。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、それらも本発明に含まれる。上記のように、例えば、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、EBウイルス感染症、マイコプラズマ感染症等、咽頭又は口腔内の所見に差が出る疾患の判定のために適用することもできる。
1・・・医療装置、
3・・・口内撮影補助具、
5・・・口内撮影装置、
31・・・本体、
34・・・鍔部、
35・・・規制部、
37・・・目盛り、
55・・・入力デバイス、
56・・・出力デバイス、
57・・・撮像デバイス、
58・・・光源。

Claims (10)

  1. 口内の撮影のために口腔内に挿入される口内撮影補助具であって、筒状の本体を含み、前記本体は、
    撮像デバイスを挿入可能な開口を有する第1端部と、
    前記第1端部とは反対側に位置して、前記本体の内側から前記本体の外側への視野を与える窓部を有する第2端部と、
    前記第1端部から前記第2端部に向かって延び、前記撮像デバイスのスライドを許容する内周面と、
    を備えることを特徴とする口内撮影補助具。
  2. 前記第1端部に設けられた鍔部
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の口内撮影補助具。
  3. 前記本体内の前記撮像デバイスが前記第2端部を超えて移動することを規制する規制部
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の口内撮影補助具。
  4. 前記規制部は、前記第2端部から前記本体の内側に向かって突出する突起であること、
    を特徴とする請求項3に記載の口内撮影補助具。
  5. 前記本体は、外周面上に前記本体の長手方向に沿って配置された目盛りを有すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の口内撮影補助具。
  6. 前記本体は、前記撮像デバイスが前記本体の長手方向を中心とする周方向の位置を保持した状態で前記本体内をスライド可能とする案内部を有すること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の口内撮影補助具。
  7. 前記内周面は、前記案内部として機能するべく、前記撮像デバイスの外形に対応した断面形状を有すること、
    を特徴とする請求項6に記載の口内撮影補助具。
  8. 前記本体及び前記鍔部のうち少なくとも一方の外面上に、前記口腔に対する前記本体の位置決めを容易にする指示表示が設けられていること、
    を特徴とする請求項2に記載の口内撮影補助具。
  9. 前記本体は、前記本体の内側と外側との間を貫通する少なくとも1個の孔を有すること、
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の口内撮影補助具。
  10. 撮像デバイスと、請求項1〜9のいずれかに記載の口内撮影補助具と、を含む医療装置。
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