JP2021039891A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】がたつきなくフェライトが保持されて良好なノイズ除去機能を確保することが可能なジョイントコネクタを提供すること。【解決手段】フロントホルダ組立体21は、フロントホルダ22と、フロントホルダ22に保持されるフェライトと、フェライトに形成された貫通孔に端子部51が挿通されてフロントホルダ22に固定されるジョイント端子24と、を有する。ハウジング11の嵌合凹部12には、相手側ハウジング101との嵌合箇所をシールする環状のパッキン71が固定される。フロントホルダ組立体21は、嵌合凹部12内に組付けられることにより、フロントホルダ22がパッキン71に嵌め込まれる。【選択図】図2

Description

本発明は、ジョイントコネクタに関する。
ノイズ除去機能を有するジョイントコネクタとして、第1のハウジングと、第2のハウジングと、複数の端子が連結部により一体に成形された導電部材(ジョイント端子)と、複数のフェライトとから構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このジョイントコネクタでは、導電部材は、第2のハウジングに保持され、フェライトは、第2のハウジングの付勢アームにより四隅が保持されている。そして、第1のハウジングと第2のハウジングは、互いに嵌合された際に、第1のハウジングのロック受け部が第2のハウジングの突起からなるロックを係止することにより組付けられる。
特開2012−69270号公報
ところで、上記のジョイントコネクタにおいて、ロックを係止して第1のハウジングと第2のハウジングとを組立状態とするロック受け部は、第1のハウジングにおける片持ち梁状のアームに設けられ、アームの撓みによってロックを係止する構造とされている。即ち、ロック受け部がロックを乗り越えて係止する構造であるため、係止状態においてロックとロック受け部との間には、クリアランスが存在することとなる。このため、第1のハウジングと第2のハウジングとが、クリアランスの分だけ相対的に前後方向へがたついてしまう。
その結果、例えば、ジョイントコネクタを車両へ搭載した場合、車両の走行時等の振動が加わることにより、第1のハウジングと第2のハウジングが相対的に移動し、フェライトに振動が付与されて応力が加わり、ノイズ除去性能が低下することが懸念される。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、がたつきなくフェライトが保持されて良好なノイズ除去機能を確保することが可能なジョイントコネクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 相手側ハウジングが嵌合される嵌合凹部を有するハウジングと、前記嵌合凹部内に組付けられるフロントホルダ組立体と、を備えたジョイントコネクタであって、
前記フロントホルダ組立体は、
フロントホルダと、
前記フロントホルダに保持されるフェライトと、
前記フェライトに形成された貫通孔に端子部が挿通されて前記フロントホルダに固定されるジョイント端子と、を有し、
前記嵌合凹部には、前記相手側ハウジングとの嵌合箇所をシールする環状のパッキンが固定され、
前記フロントホルダ組立体は、前記嵌合凹部内に組付けられることにより、前記フロントホルダが前記パッキンに嵌め込まれる、ことを特徴とするジョイントコネクタ。
上記(1)の構成のジョイントコネクタによれば、フロントホルダ組立体が嵌合凹部内に組付けられると、相手側ハウジングとの嵌合箇所をシールする環状のパッキンにフロントホルダが嵌め込まれる。これにより、フロントホルダ、フェライト及びジョイント端子からなるフロントホルダ組立体が、ハウジングに対してがたつきを抑えつつ組付けられる。したがって、ジョイントコネクタが車両に搭載されても、車両の走行時の振動等によるフェライトへの応力の付与を抑制でき、フェライトによる良好なノイズ除去性能を維持させることができる。
(2) 前記パッキンには、前記フロントホルダの外周面に周方向へわたって密着するリップが形成されている、ことを特徴とする上記(1)に記載のジョイントコネクタ。
上記(2)の構成のジョイントコネクタによれば、フロントホルダ組立体がハウジングの嵌合凹部内へ組み付けられると、フロントホルダがパッキンに嵌め込まれる。すると、パッキンに形成されたリップが、フロントホルダの外周面に周方向へわたって密着する。これにより、ハウジングに対してフロントホルダ組立体がよりがたつきなく組付けられる。
(3) 前記ハウジングは、前記フロントホルダの一部が嵌合される装着凹部を有し、
前記装着凹部の内面には、係止凹部が形成され、
前記フロントホルダには、前記係止凹部に係合する係止部が形成されている、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載のジョイントコネクタ。
上記(3)の構成のジョイントコネクタによれば、ハウジングの嵌合凹部内にフロントホルダ組立体が組付けられると、フロントホルダの一部がハウジングの装着凹部に嵌合され、フロントホルダの係止部が装着凹部の内面の係止凹部に係合する。これにより、ハウジングに対するフロントホルダ組立体の組付け状態を維持させることができる。
本発明によれば、がたつきなくフェライトが保持されて良好なノイズ除去機能を確保することが可能なジョイントコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るジョイントコネクタを示す図であって、(a)は相手側コネクタと接続した状態の斜視図、(b)は相手側コネクタから離脱した状態の斜視図である。 図1の(a)におけるA−A断面図である。 ハウジング、パッキン及びフロントホルダ組立体の斜視図である。 図1の(b)におけるB−B断面図である。 フロントホルダ組立体の分解斜視図である。 フロントホルダ組立体の裏面図及び一部の拡大図である。 図6におけるC−C断面図である。 フェライトの貫通孔に対するジョイント端子の端子部の挿通状態を示す模式図である。 パッキンの斜視図である。 パッキンが組付けられたハウジングの正面図である。 図10におけるD−D断面図及び一部の拡大図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るジョイントコネクタ10を示す図であって、図1の(a)は相手側コネクタ100と接続した状態の斜視図、図1の(b)は相手側コネクタ100から離脱した状態の斜視図である。図2は、図1の(a)におけるA−A断面図である。
図1の(a)、図1の(b)及び図2に示すように、本実施形態に係るジョイントコネクタ10は、相手側コネクタ100の相手側ハウジング101が嵌合されるハウジング11を有している。ジョイントコネクタ10は、相手側コネクタ100と接続させることにより、車両に配策されるワイヤハーネスのジョイント回路を成形する。
相手側コネクタ100は、電気絶縁性を有する合成樹脂製の相手側ハウジング101を有している。相手側ハウジング101は、複数(最大で8個)のメス端子(図示略)が収容された嵌合部102と、後端において嵌合部102に連設されて嵌合部102の外周側を覆うフード部103とを有している。相手側ハウジング101は、メス端子に接続された電線104(図1では1本の電線104のみ図示している)が後面から引き出されている。相手側ハウジング101を構成するフード部103には、その上部に、ロックアーム105が形成されている。
ジョイントコネクタ10のハウジング11は、電気絶縁性を有する合成樹脂から成形されており、前方側が開放された嵌合凹部12を有している。ハウジング11の嵌合凹部12には、相手側ハウジング101の嵌合部102が嵌合される。また、嵌合凹部12に嵌合部102が嵌合されることにより、ハウジング11の外周が相手側ハウジング101のフード部103によって覆われる。
ハウジング11の上部には、ロック爪13が形成されている。ロック爪13は、ハウジング11に相手側ハウジング101が嵌合された際に、相手側ハウジング101のロックアーム105によって係止される。これにより、ジョイントコネクタ10と相手側コネクタ100とが互いに接続された状態にロックされる。
図3は、ハウジング11、パッキン71及びフロントホルダ組立体21の斜視図である。図4は、図1の(b)におけるB−B断面図である。
図3及び図4に示すように、ジョイントコネクタ10は、ハウジング11と、パッキン71と、フロントホルダ組立体21とを有している。パッキン71及びフロントホルダ組立体21は、ハウジング11に対して、嵌合凹部12に順次嵌め込まれて組付けられる。
図5は、フロントホルダ組立体21の分解斜視図である。図6は、フロントホルダ組立体21の裏面図及び一部の拡大図である。図7は、図6におけるC−C断面図である。図8は、フェライト23の貫通孔45に対するジョイント端子24の端子部51の挿通状態を示す模式図である。
図5〜図7に示すように、フロントホルダ組立体21は、フロントホルダ22と、複数(本例では4個)のフェライト23と、一対のジョイント端子24とを有している。フロントホルダ組立体21は、フロントホルダ22に対してフェライト23及びジョイント端子24を組付けることにより構成される、所謂アッセンブリーである。
フロントホルダ22は、電気絶縁性を有する合成樹脂から成形されたもので、その後部に、フェライト23を収容する複数(本例では4つ)のフェライト収容部30を有している。
フロントホルダ22は、正面視略長方形状の前壁31を有しおり、前壁31の左右両側部が外方へ僅かに膨出するように湾曲されている。この前壁31には、表裏に貫通する複数の圧入孔32が形成されている。前壁31には、その後面側に、一対の側壁33及び3つの隔壁34が一体に形成されている。側壁33は、前壁31の左右両側部に形成されており、隔壁34は、側壁33の間に間隔をあけて形成されている。
そして、フロントホルダ22は、互いに隣接する側壁33と隔壁34との間及び互いに隣接する隔壁34同士の間がフェライト収容部30とされている。側壁33及び隔壁34は、その上下近傍位置に、フェライト収容部30側へ僅かに突出する保持凸部33a,34aを有している。また、隔壁34には、一対のスリット35が上下に間隔をあけて形成されている。スリット35を形成する内面には、互いに対向する位置に、互いに近接する方向へ突出する挟持突起35aが形成されている(図6における拡大図参照)。
フロントホルダ22には、フェライト収容部30の上下位置に、付勢アーム37が形成されている。フロントホルダ22における左右両端のフェライト収容部30に形成された付勢アーム37は、後端側における両側部が側壁33及び隔壁34に連設され、前壁31へ向かって次第にフェライト収容部30側へ張り出している。フロントホルダ22における中央側の2つのフェライト収容部30に形成された付勢アーム37は、後端側における両側部が隔壁34に連設され、前壁31へ向かって次第にフェライト収容部30側へ張り出している。また、フロントホルダ22には、その左右両側面に、係止部41が形成されている。
複数のフェライト23は、磁性材料からなるもので、正面視矩形状に形成されている。このフェライト23には、表裏に貫通する断面円形状の2つの貫通孔45が長手方向に間隔をあけて形成されている。
ジョイント端子24は、複数(本例では4つ)の端子部51と、連結部52とを有している。ジョイント端子24は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等からなる導電性金属板からなるもので、プレス加工等によって形成される。ジョイント端子24の複数の端子部51は、断面視矩形状の棒状に形成されており、帯状に形成された連結部52に一体に形成されている。これらの端子部51は、連結部52から同一方向へ延在されており、互いに間隔をあけて並列に配置されている。
フェライト23は、フロントホルダ22の後方側からフェライト収容部30に装着されて収容される。両側のフェライト収容部30に収容されたフェライト23は、その両側面に側壁33及び隔壁34の保持凸部33a,34aが当接する。また、中央側のフェライト収容部30に収容されたフェライト23は、その両側面に隔壁34の保持凸部34aが当接する。また、各フェライト収容部30に装着されたフェライト23は、フェライト収容部30の上下位置に設けられた付勢アーム37によって上下方向から挟持される。これにより、各フェライト収容部30に収容されたフェライト23は、上下左右方向にがたつきなくフロントホルダ22に保持される。
ジョイント端子24は、各端子部51が、フロントホルダ22に装着されたフェライト23の貫通孔45に挿し込まれ、さらに、前壁31の圧入孔32に圧入される。これにより、ジョイント端子24は、その連結部52が隔壁34のスリット35に挿し込まれ、この連結部52の表面に挟持突起35aが圧接される(図6参照)。これにより、ジョイント端子24は、圧入孔32への端子部51の圧入及びスリット35への連結部52の挿し込みによってフロントホルダ22に対してがたつきなく固定される。そして、図8に示すように、端子部51がフェライト23の貫通孔45の中心位置を貫通して配置される。
このように、フロントホルダ22にフェライト23及びジョイント端子24が組付けられることにより、フロントホルダ組立体21とされる。このフロントホルダ組立体21では、フェライト23が、フロントホルダ22の前壁31の後面とジョイント端子24の連結部52の前縁面とで挟持される。これにより、フロントホルダ22に対してフェライト23が前後方向へがたつきなく保持される。また、連結部52の前縁面がフェライト23の後面に当接するジョイント端子24は、フロントホルダ22の前壁31からの突出寸法が、予め設定された寸法となるように、フロントホルダ22の前壁31の後面と連結部52の前縁面との距離が設定される。したがって、フロントホルダ22の前壁31の後面と連結部52の前縁面との距離は、フェライト23の厚さTと略同一とされている。
そして、フロントホルダ22にフェライト23及びジョイント端子24を組付けることにより、フェライト23及びジョイント端子24は、それぞれフロントホルダ22に対してがたつきなく保持される。そして、フェライト23の貫通孔45とジョイント端子24の端子部51との中心軸が一致される。
図9は、パッキン71の斜視図である。
図9に示すように、パッキン71は、略矩形状の環状に形成されたパッキン本体部72と、このパッキン本体部72の後部に形成された複数(本例では4つ)の取付部73とを有している。このパッキン71は、例えば、エラストマーやゴム等の弾性材料から一体成形されている。パッキン本体部72は、その両側部が外側へ僅かに膨出する円弧状に形成されている。また、このパッキン本体部72は、その内周面に、周方向にわたって2列のリップ74が間隔をあけて形成されている。
取付部73は、パッキン本体部72から後方へ突設する基部75と、この基部75の端面から突設された係止突起76とを有している。係止突起76は、小径に形成されたくびれ部77が根元部分に形成されている。
図10は、パッキン71が組付けられたハウジング11の正面図である。図11は、図10におけるD−D断面図及び一部の拡大図である。
図10に示すように、パッキン71及びフロントホルダ組立体21が組み付けられるハウジング11は、嵌合凹部12の底部に装着凹部61が形成されている。この装着凹部61には、フロントホルダ22における前壁31よりも後方側の部分が嵌め込まれる。この装着凹部61の底面には、ジョイント端子24の連結部52の厚さよりも僅かに広い幅を有する2本の収容溝65が形成されている。これらの収容溝65には、フロントホルダ組立体21を構成するジョイント端子24のフロントホルダ22の後方から突出された連結部52が収容される(図2及び図4参照)。
図11に示すように、装着凹部61には、その左右両側の内面に、係止凹部66が形成されている。また、嵌合凹部12の底部には、装着凹部61の上側及び下側に、パッキン固定孔68が形成されている。これらのパッキン固定孔68は、嵌合凹部12に組付けられるパッキン71の取付部73に形成された係止突起76に対応する位置に形成されている。パッキン固定孔68は、係止突起76よりも小さく、かつ、くびれ部77よりも大きい内径を有している。
次に、ハウジング11へパッキン71及びフロントホルダ組立体21を組付ける場合について説明する。
パッキン71は、取付部73が形成された後方側をハウジング11に向けてハウジング11の嵌合凹部12に嵌め込まれる。すると、取付部73の係止突起76がパッキン固定孔68に挿し込まれ、この係止突起76に形成されたくびれ部77にパッキン固定孔68の内縁部が入り込む。これにより、パッキン71がハウジング11の嵌合凹部12に嵌め込まれた状態に装着される(図11参照)。
次に、フロントホルダ組立体21が、その後方側をパッキン71が装着されたハウジング11に向けてハウジング11の装着凹部61に嵌め込まれる。すると、フロントホルダ組立体21におけるフェライト23及びジョイント端子24が組付けられたフロントホルダ22の前壁31よりも後方側が、ハウジング11の装着凹部61内に収容される。そして、この装着凹部61への収容状態において、フロントホルダ22の両側面に形成された係止部41が装着凹部61の両側の内面に形成された係止凹部66に係合する。これにより、フロントホルダ組立体21がハウジング11に装着される(図4参照)。
この状態において、フロントホルダ組立体21は、フロントホルダ22の前壁31がパッキン71のパッキン本体部72に嵌め込まれ、このパッキン本体部72の内周面に形成されたリップ74がフロントホルダ22の前壁31の外周面に密着する。これにより、フロントホルダ組立体21は、ハウジング11に対してがたつきなく装着されることとなる。
そして、ハウジング11にフロントホルダ組立体21が組付けられたジョイントコネクタ10に相手側コネクタ100が接続される。すると、相手側コネクタ100の相手側ハウジング101の嵌合部102がハウジング11の嵌合凹部12に嵌合される(図1の(a)及び図2参照)。これにより、相手側ハウジング101に収容されたメス端子とジョイントコネクタ10のジョイント端子24の端子部51とが電気的に接続され、車両に配策されるワイヤハーネスのジョイント回路が形成される。
また、ハウジング11の嵌合凹部12に相手側ハウジング101の嵌合部102が嵌合される。すると、ハウジング11の外周が相手側ハウジング101のフード部103によって覆われるとともに、相手側ハウジング101のロックアーム105によってハウジング11のロック爪13が係止される。これにより、ジョイントコネクタ10と相手側コネクタ100とが互いに接続された状態にロックされる。
この接続状態において、嵌合部102の前端部分は、パッキン71のパッキン本体部72に嵌め込まれ、このパッキン本体部72の内周面に形成されたリップ74が嵌合部102の外周面に密着する。これにより、ジョイントコネクタ10のジョイント端子24の端子部51と相手側コネクタ100のメス端子との接続箇所がシールされる。
以上、説明したように、本実施形態に係るジョイントコネクタ10によれば、フロントホルダ組立体21が、嵌合凹部12内に組付けられる。すると、フロントホルダ22が、相手側ハウジング101との嵌合箇所をシールする環状のパッキン71に嵌め込まれる。これにより、フロントホルダ22、フェライト23及びジョイント端子24からなるフロントホルダ組立体21は、ハウジング11に対してがたつきを抑えつつ組付けられる。したがって、ジョイントコネクタ10が車両に搭載されても、車両の走行時の振動等によるフェライト23への応力の付与を抑制でき、フェライト23による良好なノイズ除去性能を維持させることができる。
また、本実施形態に係るジョイントコネクタ10によれば、フロントホルダ組立体21がハウジング11の嵌合凹部12内へ組み付けられると、フロントホルダ22がパッキン71に嵌め込まれる。すると、パッキン71に形成されたリップ74が、フロントホルダ22の前壁31の外周面に周方向へわたって密着する。これにより、ハウジング11に対してフロントホルダ組立体21がよりがたつきなく組付けられる。
また、本実施形態に係るジョイントコネクタ10によれば、ハウジング11の嵌合凹部12内にフロントホルダ組立体21が組付けられる。すると、フロントホルダ22の前壁31よりも後方側がハウジング11の装着凹部61に嵌合され、フロントホルダ22の係止部41が装着凹部61の内面の係止凹部66に係合する。これにより、ハウジング11に対するフロントホルダ組立体21の組付け状態を維持させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るジョイントコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手側ハウジング(101)が嵌合される嵌合凹部(12)を有するハウジング(11)と、前記嵌合凹部(12)内に組付けられるフロントホルダ組立体(21)と、を備えたジョイントコネクタであって、
前記フロントホルダ組立体(21)は、
フロントホルダ(22)と、
前記フロントホルダ(22)に保持されるフェライト(23)と、
前記フェライト(23)に形成された貫通孔(45)に端子部(51)が挿通されて前記フロントホルダ(22)に固定されるジョイント端子(24)と、を有し、
前記嵌合凹部(12)には、前記相手側ハウジング(101)との嵌合箇所をシールする環状のパッキン(71)が固定され、
前記フロントホルダ組立体(21)は、前記嵌合凹部(12)内に組付けられることにより、前記フロントホルダ(22)が前記パッキン(71)に嵌め込まれる、ことを特徴とするジョイントコネクタ(10)。
[2] 前記パッキン(71)には、前記フロントホルダ(22)の外周面に周方向へわたって密着するリップ(74)が形成されている、ことを特徴とする上記[1]に記載のジョイントコネクタ(10)。
[3] 前記ハウジング(11)は、前記フロントホルダ(22)の一部が嵌合される装着凹部(61)を有し、
前記装着凹部(61)の内面には、係止凹部(66)が形成され、
前記フロントホルダ(22)には、前記係止凹部(66)に係合する係止部(41)が形成されている、ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のジョイントコネクタ(10)。
10…ジョイントコネクタ
11…ハウジング
12…嵌合凹部
21…フロントホルダ組立体
22…フロントホルダ
23…フェライト
24…ジョイント端子
41…係止部
45…貫通孔
51…端子部
61…装着凹部
66…係止凹部
71…パッキン
74…リップ
101…相手側ハウジング

Claims (3)

  1. 相手側ハウジングが嵌合される嵌合凹部を有するハウジングと、前記嵌合凹部内に組付けられるフロントホルダ組立体と、を備えたジョイントコネクタであって、
    前記フロントホルダ組立体は、
    フロントホルダと、
    前記フロントホルダに保持されるフェライトと、
    前記フェライトに形成された貫通孔に端子部が挿通されて前記フロントホルダに固定されるジョイント端子と、を有し、
    前記嵌合凹部には、前記相手側ハウジングとの嵌合箇所をシールする環状のパッキンが固定され、
    前記フロントホルダ組立体は、前記嵌合凹部内に組付けられることにより、前記フロントホルダが前記パッキンに嵌め込まれる、
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記パッキンには、前記フロントホルダの外周面に周方向へわたって密着するリップが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記フロントホルダの一部が嵌合される装着凹部を有し、
    前記装着凹部の内面には、係止凹部が形成され、
    前記フロントホルダには、前記係止凹部に係合する係止部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
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