JP2021039830A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクトと配線基板との接続状況の確認を容易に行う。【解決手段】基板に対して実装されるコネクタ1であって、接続対象に設けられた複数の信号伝送部材各々に対応して一方向に配列された導電性の複数のコンタクト120と、複数のコンタクト120を保持する絶縁性のハウジング110と、ハウジングを覆うようにハウジングに取り付けられた導電性のシェル130と、シェル130に対して重なり合うように閉じた状態と、シェル130に対して開いた状態と、を切り替え可能に取り付けられた導電性のカバー部材200と、を備え、シェル130は、複数のコンタクトの基板との接合部分に対応する位置に開口部131dを有し、シェル130に対してカバー部材200が開いた状態において、複数のコンタクト120の基板との接合部分が外部に露出する。【選択図】図12

Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1は、所定の方向において並ぶように複数のコンタクトが内部に配置されているハウジングを部分的に覆う導電性シェルを有することで、外部からの電磁波ノイズを遮蔽可能なコネクタが開示されている。
特開2015−222638号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、複数のコンタクトそれぞれと配線基板との接続部分がシェルによって覆われるため、コンタクトと配線基板との接続状況の確認が困難であると考えられる。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクトと配線基板との接続状況の確認を容易に行うことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一形態に係るコネクタは、基板に対して実装されるコネクタであって、接続対象に設けられた複数の信号伝送部材各々に対応して一方向に配列された導電性の複数のコンタクトと、前記複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、前記ハウジングを覆うように前記ハウジングに取り付けられた導電性のシェルと、前記シェルに対して重なり合うように閉じた状態と、前記シェルに対して開いた状態と、を切り替え可能に取り付けられた導電性のカバー部材と、を備え、前記シェルは、前記複数のコンタクトの前記基板との接合部分に対応する位置に開口部を有し、前記シェルに対して前記カバー部材が開いた状態において、前記複数のコンタクトの前記基板との接合部分が外部に露出する。
本開示に係るコネクタによれば、シェルのうち複数のコンタクトの基板との接合部分に対応する位置に開口部が設けられることで、シェルに対してカバー部材を開けた際に接合部分が外部に露出される。そのため、カバー部材を開けることで、コンタクトと基板との接合部分を外部から確認することが可能となる。一方で、カバー部材を閉じた状態では、シェル及びカバー部材によってハウジングが覆われるため、外部の電磁波ノイズを遮蔽可能とされている。したがって、上記のコネクタによれば、電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクトと配線基板との接続状況の確認を容易に行うことが可能となる。
一形態において、カバー部材は、閉じた状態において、前記シェルに対して押圧可能な弾性部を有する態様とすることができる。
上記のコネクタによれば、カバー部材が閉じた状態では、弾性部がシェルを押圧可能とされる。このような構造を有することで、カバー部材が閉じた状態でカバー部材とシェルとの電気的な接続の信頼性を高めることができるため、電磁波ノイズの遮蔽に係る信頼性を高めることができる。
一形態において、カバー部材は、前記複数のコンタクトの配列方向と同方向に延びる回動軸を軸心として前記シェルに対して回動することで閉じた状態と開いた状態とを切り替え可能とされる態様とすることができる。
上記のコネクタによれば、カバー部材がシェルに対して回動することで閉じた状態と開いた状態とを切り替え可能とされている。このような構成とすることで、カバー部材の移動に必要な空間を小さくすることができ、このコネクタを含む装置の小型化を実現することができる。
一形態において、前記回動軸は、前記開口部よりも、前記ハウジングに設けられて前記接続対象が差し込まれる差込口寄りに設けられている態様とすることができる。
上記のコネクタによれば、開口部よりも差込口寄りに設けられた回動軸を軸心としてカバー部材が回動する。このような構造を有することで、カバー部材を開けて開口部を利用して複数のコンタクトの基板との接合部分を確認する際でもカバー部材の回動を小さくすることができる。
一形態において、前記カバー部材は、前記シェルに対して回動して開いた際に、前記シェルと当接することで更なる回動が規制される規制部を有する態様とすることができる。
上記のコネクタによれば、カバー部材が回動した際に規制部がシェルと当接することでさらなる回動が規制される。このような構成を有することで、カバー部材が回動し過ぎることによるカバー部材またはシェルの破損等を防ぐことができる。
本開示によれば、電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクトと配線基板との接続状況の確認を容易に行うことが可能なコネクタが提供される。
図1は、コネクタの一例を示す斜視図である。 図2は、コネクタの一例を示す上面図である。 図3は、シェルの一例を示す斜視図である。 図4は、シェルの一例を示す斜視図である。 図5は、シェルの一例を示す側面図である。 図6は、カバー部材の一例を示す斜視図である。 図7は、カバー部材の一例を示す斜視図である。 図8は、カバー部材の一例を示す斜視図である。 図9は、図2のIX−IX線断面図である。 図10は、図2のX−X線断面図である。 図11は、本体のカバー部材を取り付けた状態を説明する断面図である。 図12は、カバー部材が本体に対して開いた状態を説明する上面図である。 図13は、カバー部材が本体に対して開いた状態を説明する図であり、図9に対応する断面図である。
以下、添付図面を参照して、本開示を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。X軸、Y軸及びZ軸により規定される直交座標系が図面に示されている場合、Z軸正方向を「上」、Z軸負方向を「下」という場合がある。
[コネクタの構成]
図1及び図2を参照して、コネクタ1の概要について説明する。コネクタ1は、本体100と、カバー部材200とを含む。コネクタ1は、図1及び図2に示されるように、回路基板2に実装されていてもよい。コネクタ1は、信号伝送媒体3(接続対象)が挿抜可能に構成されていてもよい。信号伝送媒体3がコネクタ1に取り付けられた状態において、コネクタ1を介して信号伝送媒体3と回路基板2との間で電気信号が伝送される。
回路基板2は、電子回路を搭載可能に構成されている。回路基板2は、例えば、プリント配線基板、フレキシブルプリント基板などであってもよい。回路基板2は、その主面上にコネクタ1をハンダ接続などにより実装している。なお、回路基板2の配置場所は限定されない。
信号伝送媒体3は、図1及び図2に示されるように、電気信号を伝送可能に構成されており、平板状を呈している。信号伝送媒体3は、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブルプリント基板(FPC)などであってもよい。信号伝送媒体3は、絶縁基材3aと、複数の信号線3b(信号伝送部材)とを含む。絶縁基材3aの先端寄りの各側縁にはそれぞれ、一対の切欠部3cが設けられている。複数の信号線3bは、絶縁基材3aの幅方向(Y軸方向)において隣り合い且つ絶縁基材3aの長さ方向(X軸方向)に延びるように、絶縁基材3aの上面に配置されている。
[本体の構成]
続いて、図1〜図9を参照して、本体100の構成についてより詳しく説明する。本体100は、ハウジング110と、複数のコンタクト120と、シェル130とを含む。
図9に示すように、ハウジング110は、絶縁性を有する部材であり、直方体形状を呈している。ハウジング110は、例えば樹脂成形により構成されていてもよい。ハウジング110内には、信号伝送媒体3を受け入れ可能な収容空間111が設けられている。そのため、ハウジング110の前部には、信号伝送媒体3の差込口112が収容空間111と連通するように設けられている。
差込口112は、ハウジング110の底壁部113、天壁部114、後壁部115及び一対の側壁部116によって囲まれた、スリット状を呈する開口である。差込口112は、ハウジング110の幅方向(Y軸方向)に沿って延びている。天壁部114は、差込口112と後壁部115との間を延びている。天壁部114には、外部と収容空間111とを連通するように天壁部114を貫通して延びる一対の貫通孔117が設けられている。
複数のコンタクト120は、導電性を有しており、信号伝送媒体3と回路基板2との間で電気信号を伝送する信号伝送線路を構成している。複数のコンタクト120は、例えば、折り曲げ加工によって形成された金属部材であってもよい。複数のコンタクト120は、ハウジング110によって保持されている。
複数のコンタクト120は、例えば、ハウジング110に圧入されていてもよいし、ハウジング110と一体成形(インサート成形)されていてもよい。複数のコンタクト120は、ハウジング110の幅方向(Y軸方向)において隣り合うように配置されている。そのため、複数のコンタクト120はそれぞれ、信号伝送媒体3の複数の信号線3b各々に対応するように一方向に配列されている。
特に図9に示されるように、コンタクト120の先端部121は、ハウジング110の収容空間111内に位置している。収容空間111内に信号伝送媒体3が差し込まれたときに、先端部121は、信号伝送媒体3の信号線3bと物理的且つ電気的に接続される。コンタクト120の基端部122は、差込口112とは反対側に位置する後壁部115を貫通して後壁部115の外方まで延びている。コネクタ1が回路基板2に搭載された状態において、基端部122は、例えばハンダ付けによって、回路基板2の信号電極(図示せず)と電気的且つ物理的に接続されている。すなわち、コンタクト120の基端部122及びその近傍が、コンタクト120と回路基板2との接合部分に相当する。
シェル130は、導電性を有しており、コンタクト120からコネクタ1の外部への電磁波の漏洩を抑制すると共に、コネクタ1の外部からの電磁波によって、コンタクト120が伝送する電気信号にノイズが混入することを抑制するように構成されている。すなわち、シェル130は、ノイズ遮蔽部材として機能する。シェル130は、例えば、折り曲げ加工によって形成された金属部材であってもよい。
シェル130は、特に図9に示されるように、ハウジング110を覆うようにハウジング110に取り付けられている。シェル130は、図1〜図9に示されるように、天板131と、底板132と、後板133と、一対の側板134(側壁部)とを含む。
天板131は、ハウジング110の天壁部114を覆っている。天板131の前縁部には、図3〜図5等に示されるように、一対の屈曲部131aと、複数のグランド端子131bと、一対の貫通孔131cと、開口部131dと、が設けられている。
一対の屈曲部131aはそれぞれ、特に図3及び図4に示されるように、天板131の幅方向(Y軸方向)における両端近傍から屈曲しつつ底板132に向けて延びている。一対の屈曲部131aは、ハウジング110の差込口112と重なり合わない程度に、ハウジング110の前縁部を覆っている。
複数のグランド端子131bは、天板131の幅方向(Y軸方向)において隣り合うように、一対の屈曲部131aの間に配置されている。複数のグランド端子131bは、特に図9及び図10に示されるように、差込口112内に至るまでハウジング110の前縁部に沿って屈曲している。収容空間111内に信号伝送媒体3が差し込まれたときに、複数のグランド端子131bは、信号伝送媒体3のグランド伝送路(図示せず)と物理的且つ電気的に接続される。
一対の貫通孔131cは、図1、図3等に示されるように、天板131の幅方向(Y軸方向)において並んでいる。一対の貫通孔131cはそれぞれ、ハウジング110の天壁部114に設けられている貫通孔117と対応している。そのため、特に図9に示されるように、一対の貫通孔131cはそれぞれ、対応する貫通孔117と連通している。
開口部131dは、図3及び図4に示されるように、天板131の幅方向(Y軸方向)に沿って延びる1つの貫通孔である。開口部131dは、コネクタ1を組み立てた際に平面視においてコンタクト120の基端部122に対応する位置に設けられる(図10参照)。開口部131dは、複数の基端部122の全てと重なるように形成されている。
底板132は、図9及び図10に示されるように、本体100の高さ方向(Z軸方向)において、天板131と向かい合うように配置されている。底板132は、一対の連結部135を介して天板131と一体的に接続されている。
底板132の主部132aは、特に図4に示されるように、ハウジング110の底壁部113に沿って延びるように収容空間111内に位置している。収容空間111内に信号伝送媒体3が差し込まれたときに、底板132の主部132aは、信号伝送媒体3のグランド伝送路(図示せず)と物理的且つ電気的に接続される。図4に示すように、主部132aには、主部132aの表面から上方に傾斜して突出したバネ部132cが複数設けられている。バネ部132cが設けられていることで、収容空間111内に信号伝送媒体3が差し込まれたときの主部132aとグランド伝送路との接続信頼性を高めることができる。
主部132aの先端縁には、複数の屈曲片132bが設けられている。複数の屈曲片132bは、本体100の奥行き方向(X方向)に沿って外方に向けて突出しつつ、天板131から離れる側に向けて屈曲している。コネクタ1が回路基板2に搭載された状態において、複数の屈曲片132bはそれぞれ、例えばハンダ付けによって、回路基板2のグランド電極(図示せず)と電気的且つ物理的に接続されている。
後板133は、図9及び図10に示されるように、ハウジング110の後壁部115から離れた位置において後壁部115を覆っている。そのため、コンタクト120の基端部122は、後板133と後壁部115との間の空間に位置している。後板133の下端縁には、複数の屈曲片133aが設けられている。複数の屈曲片133aは、本体100の奥行き方向(X方向)に沿って外方に向けて突出するように、後板133から屈曲している。
一対の側板134は、それぞれハウジング110の側壁部116を覆っている。一対の側板134は互いに略鏡面対称の関係にあるので、以下では、一方の側板134の構成についてのみ説明し、他方の側板134の説明は省略する。
側板134には、特に図3〜図5に示されるように、貫通孔134aが設けられている。貫通孔134aは、本体100の高さ方向(Z軸方向)に延びる矩形状を呈していてもよい。貫通孔134aは、本体100の奥行き方向(X軸方向)における側板134の中央よりも差込口112寄りに位置していてもよい。
側板134の下端縁には、複数の屈曲片134bが設けられている。複数の屈曲片134bは、本体100の幅方向(Y方向)に沿って外方に向けて突出するように、側板134から屈曲している。
側板134の中央付近には、貫通孔134aとは別の貫通孔134cが設けられている。貫通孔134cは、本体100の奥行き方向(X軸方向)における側板134の中央よりも後端寄り(差込口112から遠い側)に位置していてもよい。なお、貫通孔134cに代えて、内側に向けて窪む凹部が設けられていてもよい。
側板134の下端縁には、当該下端縁から屈曲して延びる補助板134dが設けられている。すなわち、補助板134dは、屈曲部134eを介して側板134と一体的に接続されている。補助板134dは、本体100の幅方向(Y軸方向)において側板134と向かい合っている。コネクタ1が回路基板2に搭載された状態において、補助板134d及び屈曲部134eは、例えばハンダ付けによって、回路基板2のグランド電極(図示せず)と電気的且つ物理的に接続されていてもよい。すなわち、屈曲部134eは、他の部材である回路基板2に固定される固定部として機能してもよい。
補助板134dの側縁には、回動軸134fが設けられている。回動軸134fは、補助板134dの一部が曲げ加工された屈曲片であり、補助板134dから側板134に向けて本体100の幅方向(Y軸方向)に延びている。回動軸134fの先端は、貫通孔134aに挿通されている。すなわち、回動軸134fの先端は、貫通孔134aと係合している。
特に図5に示されるように、回動軸134fの先端は、ハウジング110に近づくように貫通孔134aを突き抜けていてもよい。そのため、回動軸134fは、貫通孔134aと同様に、本体100の奥行き方向(X軸方向)における側板134の中央部分よりも差込口112寄りに位置していてもよい。
なお、回動軸134fの先端には、徐々に先端に向かうにつれてその幅が小さくなるように傾斜していてもよい。回動軸134fの先端が傾斜を有している場合、回動軸134fの周縁のうち、屈曲部134eは反対側に向かう部分(天板131側に向かう部分)が傾斜する構成としてもよい。
[カバー部材の構成]
続いて、図1,図2,図6〜図10を参照して、カバー部材200の構成についてより詳しく説明する。カバー部材200は、主板210と、一対の側板220と、後板230と、一対の規制部材240とを含む。カバー部材200は、例えば、折り曲げ加工によって形成された金属部材であってもよい。
主板210は、図1及び図2に示されるように、カバー部材200の幅方向(Y軸方向)に延びている。カバー部材200がシェル130の天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)において、主板210は、天板131のうち差込口112寄りの領域を除く大半の領域を覆っている。
一対の側板220はそれぞれ、図1、図6〜図8に示されるように、主板210の両側縁から屈曲しつつ本体100に向けて延びている。側板220の先端部(差込口112側の端部)には、側板220を貫通する貫通孔である軸孔221が設けられている。特に図1及び図3に示されるように、軸孔221には、本体100(シェル130)に設けられた回動軸134fが挿通されている。そのため、カバー部材200は、本体100(シェル130)に対して回動軸134f周りに回動可能に取り付けられている。
側板220の後端部222の近傍には、特に図7に示されるように、側板220の内壁面から内側に向けて突出する突出部222aが設けられている。図1に示されるように、カバー部材200が天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)において、突出部222aは、貫通孔134c内に収容されることにより、貫通孔134cと係合する。突出部222aは、例えば、側板220がエンボス加工されたものであってもよい。突出部222aの突出高さは、側板220の板厚の1/2以下であってもよい。
後板230は、特に図7及び図8に示されるように、主板210における後端側の幅方向(Y軸方向)に延びる端部から屈曲しつつ本体100に向けて延びている。また、後板230は、図9及び図10に示されるように、シェル130の後板133を覆っている。
後板230には、後板230の表面から主板210側に傾斜して突出した押圧部231が複数設けられている。押圧部231は、例えば後板230の一部を切り曲げ加工することで形成することができる。押圧部231は、小さく切り曲げ加工されていることで、弾性を有している。カバー部材200が天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)において、押圧部231は、シェル130と当接しシェル130を押圧する。すなわち、カバー部材200に押圧部231が設けられていることで、カバー部材200が天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)でのカバー部材200とシェル130との接続信頼性を高めることができる。
一対の規制部材240は、図6〜図9に示されるように、例えば主板210の一部が切り曲げ加工された金属片である。一対の規制部材240は、信号伝送媒体3のハウジング110からの抜去を規制するように、差込口112に差し込まれた状態の信号伝送媒体3を係止可能に構成されている(詳しくは後述する)。
一対の規制部材240は、主板210の幅方向(Y軸方向)において並んでいる。特に図1、図2及び図9に示されるように、カバー部材200が天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)において、一対の規制部材240はそれぞれ、対応する貫通孔117,131cに挿入される。すなわち、この状態において、一対の規制部材240はそれぞれ、対応する貫通孔117,131cに係止されている。このとき、規制部材240の先端部は、収容空間111内に位置する。
規制部材240は、差込口112側に傾斜部240aを有する。傾斜部240aは、差込口112側から後端寄り(差込口112から遠い側)へ向かうにつれて、規制部材240の幅(X軸方向の長さ)が徐々に小さくなるように形成されている。これによって、規制部材240は所謂先細り形状となっている。また、傾斜部240aが設けられていることにより、規制部材240の主板210からの突出長(Z軸方向の長さ)は、差込口112側から後端寄り(差込口112から遠い側)へ向かうにつれて徐々に大きくなっている。また、規制部材240の先端のうち、傾斜部240aが設けられている差込口112側とは逆側の端部も先細り形状となるように切欠部240bが設けられていてもよい。この切欠部240bは、信号伝送媒体3をコネクタ1に取り付けた際の信号伝送媒体3の移動(特に取り外し)を規制する機能を有する。
[カバー部材の本体への取付方法]
次に、カバー部材200を本体100に対して取り付ける方法について説明する。上述のように、カバー部材200の側板220に設けられた軸孔221に対して本体100のシェル130に設けられた回動軸134fが挿入される。したがって、まず、補助板134dの先端に向かうにつれて補助板134dが側板134から離れるように補助板134dが屈曲部134eに対して傾斜した状態とする。これにより、回動軸134fは、貫通孔134aの外側に位置することになる。
その後、天板131周辺からカバー部材200を本体100に近付けていくことにより、側板220は、回動軸134fと当接しながら補助板134dを外方に押しのける。カバー部材200を本体100にさらに近付けることで、回動軸134fの先端が側板220の軸孔221と重なると、補助板134dのバネ性により、補助板134d及び回動軸134fが元の位置に戻ろうとする。この結果、回動軸134fの先端が自然と軸孔221内に挿入される。
その後、図5に示されるように、回動軸134fを貫通孔134a内に押し込むことにより、回動軸134fが軸孔221に挿通され且つ貫通孔134aと係合された状態となる。これにより、カバー部材200は、回動軸134f周りに回動可能となるように、本体100に対して取り付けられる。こうして、コネクタ1が完成する。
なお、カバー部材200を本体100に取り付ける際に、カバー部材200の側板220の後端部222がわずかに変形しながらカバー部材200が本体100に近づいていき、突出部222aは、貫通孔134cと重なり合ったときに貫通孔134c内に入り込み、貫通孔134cに係止される。これにより、カバー部材200に多少の外力が作用したとしても、貫通孔134c及び突出部222aによって、カバー部材200が本体100に対して重なり合うように閉じた状態を維持することができる。
なお、上記の取付方法は一例であって、上記の方法に限定されるものではない。
[電気コネクタへの信号伝送媒体の取付方法]
次に、図10及び図11を参照しながら、信号伝送媒体3をコネクタ1に取り付ける方法について説明する。図10は、信号伝送媒体3をコネクタ1に取り付ける前の状態を示し、図11は、取り付け後の状態を示している。
図11に示されるように、信号伝送媒体3を差込口112から収容空間111内に差し込むと、信号伝送媒体3の複数の信号線3bは、それぞれ対応するコンタクト120と物理的且つ電気的に接続される。また、信号伝送媒体3のグランド伝送路(図示せず)は、グランド端子131b及び底板132の主部132aと物理的且つ電気的に接続される。
信号伝送媒体3を挿入する途中の状態では、信号伝送媒体3の端面が規制部材240の傾斜部240aと当接する。この状態でさらに信号伝送媒体3を収容空間111内へ向けて移動させると、信号伝送媒体3の先端が傾斜部240aに沿って規制部材240下方にもぐりこむように弾性変位する。
信号伝送媒体3をさらに差し込むと、信号伝送媒体3の先端が規制部材240を通り過ぎて、信号伝送媒体3の先端の弾性変位が解除され元の形状に戻ることで、規制部材240の先端が信号伝送媒体3の切欠部3cに入り込む。
このように、規制部材240の先端が信号伝送媒体3の切欠部3c内に位置するため、規制部材240の先端によって、コネクタ1からの信号伝送媒体3の抜去が規制される。特に、規制部材240に切欠部240bが設けられている場合、信号伝送媒体3の切欠部3cに入り込んだ規制部材240が、コネクタ1から信号伝送媒体3を抜去する方向(X軸負方向)への移動を規制することができる。したがって、コネクタ1からの信号伝送媒体3の抜去を確実に規制することができる。
なお、信号伝送媒体3をコネクタ1から取り外す際には、規制部材240の先端を信号伝送媒体3の切欠部3cから移動させる必要がある。したがって、カバー部材200を回動させることによって規制部材240を移動させた後に、信号伝送媒体3を抜去する。
[カバー部材の回動によるコンタクトの接合状況の確認]
次に、図12及び図13を参照しながら、本体100に対してカバー部材200を回動させた状態について説明する。カバー部材200の回動は、上記のように信号伝送媒体3をコネクタ1から取り外す際の規制部材240の移動のためのほか、回路基板2に対するコネクタ1、特にコンタクト120の接合状況の確認のために行われる。
図12及び図13に示すように、カバー部材200は、主板210の差込口112側の端部210aがシェル130の天板131の表面と当接するまで回動軸134f周りを回動可能とされている。換言すると、カバー部材200の回動は、主板210の端部210aとシェル130の天板131との当接によって規制される。主板210の端部210aはカバー部材200の所定角度以上の回動を規制する規制部として機能する。
本体100に対してカバー部材200をある程度回動させると、図12に示すように、平面視においてシェル130の天板131に設けられた開口部131dを外部から確認することができる。開口部131dの下方には、コンタクト120の基端部122が配置している。したがって、カバー部材200を回動させると、コネクタ1を回路基板2上に搭載した状態で、開口部131dを介してシェル130の下部に配置するコンタクト120の基端部122を外部に露出させることができる。
なお、本体100に対するカバー部材200の回動位置を図12及び図13に示す状態で維持するための構成を設けてもよい。一例としては、カバー部材200を本体100に対して取り付けた際に、カバー部材200の一対の側板220の下端(回路基板2側の端部)と、シェル130の一対の側板134とが干渉するように、側板220の屈曲角度を調整することが挙げられる。このような構成とした場合、カバー部材200が天板131と重なり合った状態(本体100に対して閉じた状態)からカバー部材200を回動させると、側板220の下端220aが側板134と干渉することで、カバー部材200の移動を妨げる方向に摩擦力が発生する。これを利用して、カバー部材200が重力によって回動する(特に閉じる方向に回動する)ことを規制するような構成としてもよい。
[作用]
上記実施形態で説明したコネクタ1では、シェル130のうち、複数のコンタクト120の回路基板2との接合部分に対応する位置に開口部131dが設けられる。このため、シェル130(本体100)に対してカバー部材200を開けた際に、コンタクト120の基端部122に形成される回路基板2との接合部分が外部に露出される。そのため、カバー部材200を開けることで、コンタクト120と回路基板2との接合部分を外部から確認することが可能となる。一方で、カバー部材200を閉じた状態では、シェル130及びカバー部材200によってハウジング110が覆われるため、外部の電磁波ノイズを遮蔽可能とされている。したがって、上記のコネクタ1によれば、電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクト120と回路基板2との接続状況の確認を容易に行うことが可能となる。
また、上記のコネクタ1のカバー部材200は、閉じた状態において、シェル130に対して押圧可能な弾性部、具体的には後板230の表面から主板210側に傾斜して突出した押圧部231を有する。このような構成とすることで、カバー部材200が閉じた状態では、押圧部231がシェル130を押圧するため、カバー部材200とシェル130との電気的な接続の信頼性を高めることができるため、電磁波ノイズの遮蔽に係る信頼性を高めることができる。
また、コネクタ1のカバー部材200は、複数のコンタクト120の配列方向と同方向に延びる回動軸134fを軸心としてシェル130に対して回動することによって、閉じた状態と開いた状態とを切り替え可能とされる。このような構成とすることで、カバー部材200の移動に必要な空間を小さくすることができ、このコネクタ1を含む装置の小型化を実現することができる。
また、カバー部材200の回動に係る回動軸134fは、開口部131dよりも、ハウジング110の差込口112寄りに設けられる。すなわち、開口部131dよりも差込口112寄りに設けられた回動軸134fを軸心としてカバー部材200が回動する。このような構造を有することで、カバー部材200を開けて開口部131dを介して複数のコンタクト120と回路基板2との接合部分を確認する際でも、カバー部材200の回動を小さくすることができる。
また、カバー部材200は、シェル130に対して回動して開いた際に、シェル130と当接することで更なる回動が規制される規制部を有する。具体的には、主板210の端部210aがシェル130と当接することで更なる回動が規制される。そのため、カバー部材200が回動し過ぎることによるカバー部材200またはシェル130の破損等を防ぐことができる。
[その他]
以上、本開示に係る実施形態について説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。
例えば、コネクタ1の形状は上記実施形態で説明したものに限定されない。コネクタ1に設けられるコンタクト120の数等についても適宜変更することができる。
また、カバー部材200の形状は適宜変更することができる。例えば、カバー部材200が本体100に対して回動する構成である場合、回動軸134fの位置は適宜変更することができる。カバー部材200が閉じた状態において電磁波ノイズの遮蔽を十分に行うことができ、且つ、カバー部材200が開いた状態において、開口部131dを利用してコンタクト120と回路基板2との接合部分が外部から確認可能な状態であれば、カバー部材200の形状及び回動軸134fの位置を適宜変更することができる。
また、カバー部材200は、本体100(シェル130)に対して回動軸134fを軸心として回動する構成である必要はない。例えば、本体100に対してカバー部材200がスライドすることで、上記の閉じた状態(電磁波ノイズを遮蔽する状態)と開いた状態(コンタクト120と回路基板2との接合部分が外部から確認可能な状態)とを切り替える構成としてもよい。このような構成であっても、上記実施形態で説明したコネクタ1と同様に、電磁波ノイズを遮蔽可能でありながらコンタクトと配線基板との接続状況の確認を容易に行うことを実現することができる。
また、開口部131dの形状は上記コネクタ1の形状に限定されない。上述したように、カバー部材200が開いた状態において、開口部131dを利用してコンタクト120と回路基板2との接合部分が外部から確認可能な状態であればよい。したがって、開口部131dは1つの開口のみによって形成されていなくてもよく、例えば、複数の開口を組み合わせることで、コンタクト120と回路基板2との接合部分が外部から確認可能な開口部131dが形成されていればよく、その形状は適宜変更することができる。
また、押圧部231の構成についても適宜変更することができる。例えば、押圧部231を設ける位置は後板230とは異なる位置であってもよい。また、押圧部231の数等についても適宜変更することができる。さらに押圧部231を設けない構成であってもよい。また、開口部131dがシェル130に形成される領域は、複数のコンタクト120と回路基板2との接合部分の全てが外部から視認可能になる範囲であってもよいし、接合部分の一部が外部から視認可能になる範囲であってもよい。
1…コネクタ、2…回路基板、3…信号伝送媒体(接続対象)、3b…信号線(信号伝送部材)、120…コンタクト、110…ハウジング、112…差込口、130…シェル(本体100)、131d…開口部、134f…回動軸、200…カバー部材。

Claims (5)

  1. 基板に対して実装されるコネクタであって、
    接続対象に設けられた複数の信号伝送部材各々に対応して一方向に配列された導電性の複数のコンタクトと、
    前記複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングを覆うように前記ハウジングに取り付けられた導電性のシェルと、
    前記シェルに対して重なり合うように閉じた状態と、前記シェルに対して開いた状態と、を切り替え可能に取り付けられた導電性のカバー部材と、
    を備え、
    前記シェルは、前記複数のコンタクトの前記基板との接合部分に対応する位置に開口部を有し、前記シェルに対して前記カバー部材が開いた状態において、前記複数のコンタクトの前記基板との接合部分が外部に露出する、コネクタ。
  2. 前記カバー部材は、閉じた状態において、前記シェルに対して押圧可能な弾性部を有する、請求項1に記載のコネクタ。
  3. カバー部材は、前記複数のコンタクトの配列方向と同方向に延びる回動軸を軸心として前記シェルに対して回動することで閉じた状態と開いた状態とを切り替え可能とされる、請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記回動軸は、前記開口部よりも、前記ハウジングに設けられて前記接続対象が差し込まれる差込口寄りに設けられている、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記カバー部材は、前記シェルに対して回動して開いた際に、前記シェルと当接することで更なる回動が規制される規制部を有する、請求項3または4に記載のコネクタ。
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