JP2021034703A - 配線基板およびそれを用いた実装構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線基板に光ファイバーを容易に挿入しやすくし、垂直方向において容易に固定する。【解決手段】配線基板2は、複数の絶縁層221、上面および下面を含む絶縁基板20と、絶縁基板の上面に位置する実装領域Xと、各々の絶縁層の上面および下面に位置しており、実装領域に位置する複数のパッド222aを含む配線導体222とを備える。絶縁基板は、下面から上面に貫通する貫通孔24を有する。貫通孔は、下面に第1開口241を有する第1部位24aと、上面における実装領域に第2開口242を有する第2部位24bと、第1部位および第2部位の間に位置する第3部位24cとを有する。第2部位の平均径は第1部位の平均径よりも小さい。第3部位は、第1部位から第2部位に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板およびそれを用いた実装構造体に関する。
近年、大容量のデータを高速で通信可能な光通信網が拡大しており、このような光通信網を利用した種々の光通信機器が存在する。このような光通信機器として、例えば特許文献1には光送信モジュールが記載されている。この特許文献1に記載の光送信モジュールは、基板にLD素子(半導体素子)が搭載され、LD素子に備えられた発光部と対向するように、光ファイバーが基板に挿入された構造を有している。
特開2009−47937号公報
本開示に係る配線基板は、複数の絶縁層、上面および下面を含む絶縁基板と、絶縁基板の上面に位置する実装領域と、各々の前記絶縁層の上面および下面に位置しており、実装領域に位置する複数のパッドを含む配線導体とを備える。絶縁基板は、下面から上面に貫通する貫通孔を有する。貫通孔は、下面に第1開口を有する第1部位と、上面における実装領域に第2開口を有する第2部位と、第1部位および第2部位の間に位置する第3部位とを有する。第2部位の平均径は第1部位の平均径よりも小さく、第3部位は第1部位から第2部位に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいる。
本開示に係る実装構造体は、上記の配線基板と、実装領域に位置している光素子と、貫通孔に位置している光ファイバーとを有する。
さらに、本開示に係る配線基板の製造方法は、絶縁層および配線導体が交互に積層されて上面に実装領域を有しており、実装領域に複数のパッド、および実装領域または領域外に位置決めマークを有する絶縁基板を準備する工程と;絶縁基板の下面から絶縁基板の厚さ方向の途中まで第1部位を形成する工程と;第1部位から絶縁基板の厚さ方向に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいる第3部位を形成する工程と;絶縁基板の上面から第3部位に連通するように、第1部位の平均径よりも小さい平均径の第2部位を形成する工程と;を含む。
本開示の一実施形態に係る配線基板に光素子が実装された実装構造体を示す説明図である。 (A)〜(C)は、図1に記載された配線基板の製造工程を示す説明図である。 本開示の他の実施形態に係る配線基板に光素子が実装された実装構造体を示す説明図である。 (A)〜(C)は、図3に記載された配線基板の製造工程を示す説明図である。
配線基板に光素子や光ファイバーを実装する際、光学的な信頼性を損なわないようにするために、光素子の受光部または発光部と光ファイバーとを、ズレることなく対向させる必要がある。例えば、配線基板に光ファイバーが挿入しにくかったり、挿入された光ファイバーの固定が不十分であったりすると、光素子の受光部または発光部と光ファイバーとが、精度よく対向させることができずに、光学的な信頼性を損なうことがある。
本開示に係る配線基板において、光ファイバーを挿入する貫通孔は、絶縁基板の下面に第1開口を有する第1部位と、配線基板の上面における実装領域に第2開口を有する第2部位と、第1部位および第2部位の間に位置する第3部位とを有する。第2部位の平均径は第1部位の平均径よりも小さく、第3部位は第1部位から第2部位に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいる。その結果、第1部位から第2部位に向かう方向に径が小さくなっている第3部位を有することによって、配線基板に光ファイバーを容易に挿入しやすくなる。さらに、第2部位が光ファイバーの直径よりもわずかに大きい直径を有していることによって、挿入される光ファイバーを、垂直方向において容易に固定することができる。
本開示の一実施形態に係る配線基板を、図1に基づいて説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る配線基板2に、光素子3および光ファイバー4が実装された実装構造体1を示す説明図である。
一実施形態に係る配線基板2は、コア基板21と、コア基板21の両面に積層されたビルドアップ層22とを含む。配線基板2において、絶縁基板20に含まれる絶縁層は、コア基板21に含まれる絶縁層211およびビルドアップ層22に含まれる絶縁層221である。
絶縁層211は、絶縁性を有する素材で形成されていれば特に限定されない。絶縁性を有する素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などの樹脂が挙げられる。これらの樹脂は2種以上を混合して用いてもよい。絶縁層211の厚みは特に限定されず、例えば100μm以上1000μm以下である。
絶縁層211には、補強材が含まれていてもよい。補強材としては、例えば、ガラス繊維、ガラス不織布、アラミド不織布、アラミド繊維、ポリエステル繊維などの絶縁性布材が挙げられる。補強材は2種以上を併用してもよい。さらに、絶縁層211には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機絶縁性フィラーが分散されていてもよい。
コア基板21の両面には、ビルドアップ層22が積層されている。ビルドアップ層22は、絶縁層221と配線導体222とが交互に積層された構造を有している。
ビルドアップ層22に含まれる絶縁層221は、コア基板21と同様、絶縁性を有する素材で形成されていれば特に限定されない。絶縁性を有する素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などの樹脂が挙げられる。これらの樹脂は2種以上を混合して用いてもよい。ビルドアップ層22に絶縁層221が2層以上存在する場合、それぞれの絶縁層221は、同じ樹脂で形成されていてもよく、異なる樹脂で形成されていてもよい。ビルドアップ層22に含まれる絶縁層221とコア基板21とは、同じ樹脂で形成されていてもよく、異なる樹脂で形成されていてもよい。
さらに、ビルドアップ層22に含まれる絶縁層221には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機絶縁性フィラーが、分散されていてもよい。ビルドアップ層22に含まれる絶縁層221の厚みは特に限定されず、例えば10μm以上100μm以下である。ビルドアップ層22に絶縁層221が2層以上存在する場合、それぞれの絶縁層221は同じ厚みを有していてもよく、異なる厚みを有していてもよい。
配線導体222は、例えば銅箔や銅めっきから成る導体で形成されている。配線導体222の厚みは特に限定されず、例えば5μm以上50μm以下である。光素子3が実装される実装領域Xの最表層に存在する配線導体222の一部は、光素子3を接続するためのパッド222aとして機能する。
一実施形態に係る配線基板2の両表面には、ソルダーレジスト23が形成されている。ソルダーレジスト23は、例えば、アクリル変性エポキシ樹脂で形成されている。光素子3が実装される実装領域Xにおいて、ソルダーレジスト23には、上記のパッド222aを露出させるための開口(パッド用開口)および後述する第2開口242の直上に第2開口242と略同じ径を有する第3開口が形成されている。一実施形態に係る配線基板2のように、ソルダーレジスト23を形成することによって、第2開口242付近の絶縁層221に欠損が生じにくくなる。
一実施形態に係る配線基板2には、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と対向する位置に、光ファイバー4を挿入するための貫通孔24が形成されている。貫通孔24は、実装領域Xが区画されている絶縁基板20の表面(上面2a)と反対の表面(下面2b)から上面2aにかけて、第1部位24a、第3部位24cおよび第2部位24bの並びで構成されている。貫通孔24は、挿入される光ファイバー4の直径よりも大きな内径を有していればよい。なお、配線基板2の両表面にはソルダーレジスト23が形成されているが、貫通孔24が形成されている部分においては、ソルダーレジスト23は開口している。
貫通孔24を構成している第1部位24aは、絶縁基板20の下面2bに第1開口241を有している。第1部位24aは、第1開口241から少なくともコア基板21を貫通するように形成されている。第1部位24aは、光ファイバー4を絶縁基板20に容易に挿入する機能を有している。第1部位24aは、光ファイバー4の直径よりも、例えば0.025〜0.1mm程度大きく、0.15mm以上1.0mm以下程度の平均径を有する。
貫通孔24を構成している第3部位24cは、第1部位24aから第2部位24bに向かう方向に径が小さくなっている部分である。第3部位24cは、光ファイバー4を第1部位24aから第2部位24bに向けて挿入する際に、光ファイバー4の先端を第2部位24bに導くことで容易に挿入する機能を有している。断面視で、第3部位24cの傾斜壁面と絶縁基板20の厚さ方向に垂直な方向となす角度が120°以上の場合、挿入がより容易になる。
貫通孔24を構成している第2部位24bは、第1部位24aの平均径よりも小さい平均径を有しており、実装領域Xに第2開口242を有している。第2部位24bは、光ファイバー4を光素子3の受光部(または発光部)に対して位置精度良く保持する機能を有している。第2部位24bの平均径は、第1部位24aの平均径よりも小さければ限定されない。例えば、第2部位24bは、挿入される光ファイバー4の直径よりも5〜10μm程度大きい平均径を有する。第2部位24bの平均径が上記の範囲である場合、光ファイバー4がより挿入しやすくなり、光素子3の受光部(または発光部)に対する位置精度がより向上する。
一実施形態に係る配線基板2の製造方法は特に限定されない。配線基板2の製造方法の一実施形態を、図2に基づいて説明する。図2(A)に示すように、絶縁基板20を準備する。絶縁基板20は、コア基板21とコア基板21の両面に形成されたビルドアップ層22とを含んでおり、絶縁層と配線導体とが交互に積層された構造を有している。絶縁基板20の上面2aには、配線導体222の一部により形成される複数のパッド222aが形成されている。さらに、絶縁基板20の上面2aには、位置決めマーク222Mが形成されている。絶縁基板20の両表面にはソルダーレジスト23が形成されている。貫通孔24を形成する位置には、配線導体222が形成されていない。
次いで、図2(B)に示すように、絶縁基板20の下面2bから厚さ方向に(矢印で示す方向に)第1部位24aおよび第3部位24cを形成する。第1部位24aおよび第3部位24cは、絶縁基板20を貫通していない。第1部位24aおよび第3部位24cは、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と対向する位置に形成される。第1部位24aおよび第3部位24cの形成方法は限定されず、例えば、ドリル加工、レーザ加工、ブラスト加工などが挙げられる。ドリル加工を採用して第1部位24aを形成すると、進行方向の先端部が第3部位24cとなる。第1部位24aおよび第3部位24cについては上述の通りであり、詳細な説明については省略する。
次いで、図2(C)に示すように、絶縁基板20の上面2aから第3部位24cに連通するように(矢印で示す方向に)第2部位24bを形成する。配線基板2の製造方法の一実施形態においては、第2部位24bを形成する際に、パッド222aをソルダーレジスト23から露出させるための開口も同時に形成する。
具体的には、絶縁基板20の上面2aに形成された位置決めマーク222Mを基準として、レーザ加工、ブラスト加工、プラズマ加工などの加工方法によって、第2部位24bおよびパッド222aを露出させるための開口を同時に形成する。パッド222aを露出させるための開口は、パッド222aの表面全体を露出させる形状を有している必要はなく、パッド222aの表面の中央付近を露出させる形状を有していればよい。このように共通の位置決めマーク222Mを基準にして同時に形成することによって、第2部位24bとパッド222aの露出している部分との相対的な位置精度を向上させることができる。第2部位24bについては上述の通りであり、詳細な説明については省略する。
このような製造方法によって、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と光ファイバー4とを精度よく実装することができる配線基板2が得られる。配線基板2は、第1部位24aから第2部位24bに向かう方向に径が小さくなる第3部位24cを有することによって、配線基板2に光ファイバー4を容易に挿入しやすくなる。さらに、第2部位24bが光ファイバー4の直径よりもわずかに大きい平均径を有していることによって、挿入される光ファイバー4を、垂直方向において容易に固定することができる。
本開示の一実施形態に係る実装構造体1は、本開示の一実施形態に係る配線基板2と光素子3とが電気的に接続された構造を有している。一実施形態に係る実装構造体1は、一実施形態に係る配線基板2に形成された貫通孔24に、光ファイバー4が挿入されている。光ファイバー4の一方の端部は、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と対向している。
一実施形態に係る実装構造体1に含まれる光素子3としては限定されず、例えば、シリコンフォトニクス、フォトダイオード、レーザーダイオードなどが挙げられる。シリコンフォトニクスは、光ファイバー4との間で光信号の授受を行う部材である。光素子3は、配線基板2に形成されたパッド222aに半田を介して接続されている。配線基板2と光素子3との隙間には、例えば透明樹脂(図示せず)が充填され、光素子3が配線基板2に固定されている。一実施形態に係る実装構造体1に含まれる光ファイバー4としては限定されず、一つのコアを有するもの、あるいは複数のコアを有する光ファイバーを使用し得る。
本開示の実装構造体は、上述の一実施形態に係る実装構造体1に限定されない。図3に示す本開示の他の実施形態に係る実装構造体1’は、本開示の他の実施形態に係る配線基板2’に、光素子3および光ファイバー4が実装された構造を有している。
他の実施形態に係る配線基板2’では、実装領域Xにソルダーレジスト23は形成されておらず、第2開口242の直上に第2開口242と略同じ径のガイド用開口を有するガイド導体222bが形成されている。すなわち、ガイド導体222bは、光素子3を実装するパッド222aと同一層に配線導体222の一部で形成されている。ガイド導体222bを備えることによって、第2開口242周縁部の機械的強度が向上する。その結果、第2開口242周縁部の絶縁層221に欠損がより生じにくくなる。
他の実施形態に係る実装構造体1’において、上述の一実施形態に係る実装構造体1と同じ部材については同じ符号を付しており、詳細な説明については省略する。
他の実施形態に係る配線基板2’の製造方法は特に限定されない。配線基板2’の製造方法の一実施形態を、図4に基づいて説明する。図4(A)に示すように、絶縁基板20を準備する。絶縁基板20は、コア基板21とコア基板21の両面に形成されたビルドアップ層22とを含んでおり、絶縁層と配線導体とが交互に積層された構造を有している。
絶縁基板20の上面2aには、配線導体222の一部により形成される複数のパッド222aが形成されている。ガイド導体222bもこの配線導体222の一部で形成されている。ガイド導体222bは、実装される光素子3に備えられる受光部(または発光部)31に対応する位置にガイド用開口を有している。配線導体222の一部であるパッド222aとガイド導体222bとが同時に形成されると、パッド222aとガイド用開口に形成される第2部位24bとの相対的な位置精度をより向上させることができる。
絶縁基板20の両表面にはソルダーレジスト23が形成されている。貫通孔24を形成する位置には、配線導体222が形成されていない。さらに、実装領域Xにはソルダーレジスト23が存在せず、パッド222aおよびガイド導体222bが露出している。
次いで、図4(B)に示すように、絶縁基板20の下面2bから厚さ方向に(矢印で示す方向に)第1部位24aおよび第3部位24cを形成する。第1部位24aおよび第3部位24cは、絶縁基板20を貫通していない。第1部位24aおよび第3部位24cは、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と対向する位置、すなわちガイド導体222bの位置に向けて形成される。第1部位24aおよび第3部位24cの形成方法、ならびに第1部位24aおよび第3部位24cについては上述の通りであり、詳細な説明については省略する。
次いで、図4(C)に示すように、絶縁基板20の上面2aから第3部位24cに連通するように(矢印で示す方向に)第2部位24bを形成する。具体的には、ガイド導体222bで囲まれたガイド用開口内に露出している絶縁層221を、レーザ加工、ブラスト加工、プラズマ加工などの加工方法によって掘削し、第3部位24cと連通するように第2部位24bを形成する。第2部位24bの平均径は上述の通りであり、詳細な説明については省略する。この製造方法では、ガイド導体222bを基準にして第2部位24bを形成するため、位置決めマークを設ける必要がない。
このような製造方法によっても、光素子3に備えられる受光部(または発光部)31と光ファイバー4とを精度よく実装することができる配線基板2’が得られる。配線基板2’は、第1部位24aから第2部位24bに向かう方向に径が小さくなる第3部位24cを有することによって、配線基板2に光ファイバー4を容易に挿入しやすくなる。さらに、第2部位24bが光ファイバー4の直径よりもわずかに大きい平均径を有していることによって、挿入される光ファイバー4を、垂直方向において容易に固定することができる。
本開示の配線基板は、上述の一実施形態に係る配線基板2および他の実施形態に係る配線基板2’に限定されない。上述の配線基板2および2’には、コア基板21の上下面を電気的に接続するためのスルーホール導体は形成されていない。しかし、本開示の配線基板には、コア基板の上下面を電気的に接続するためのスルーホール導体が形成されていてもよい。スルーホール導体は、コア基板に含まれる絶縁層の上下面を貫通するスルーホール内に形成される。スルーホール導体は、例えば、銅めっきなどの金属めっきからなる導体で形成される。スルーホール導体は、コア基板に含まれる絶縁層の両面に形成された配線導体に接続される。スルーホール導体は、スルーホールの内壁面のみに形成されていてもよく、スルーホール内に充填されていてもよい。
上述の配線基板2および2’には、ビルドアップ層22に含まれる絶縁層221には、層間を電気的に接続するためのビアホール導体は形成されていない。しかし、本開示の配線基板には、層間を電気的に接続するためのビアホール導体が形成されていてもよい。ビアホール導体は、ビルドアップ層に含まれる絶縁層の上下面を貫通するビアホール内に形成されている。ビアホール導体は、例えば、銅めっきなどの金属めっきからなる導体で形成される。ビアホール導体は、ビルドアップ層に含まれる絶縁層の両面に位置する配線導体に接続される。ビアホール導体は、ビアホールの内壁面のみに形成されていてもよく、ビアホール内に充填されていてもよい。
1、1’ 実装構造体
2、2’ 配線基板
20 絶縁基板
21 コア基板
211 絶縁層
22 ビルドアップ層
221 絶縁層
222 配線導体
222a パッド
222b ガイド導体
222M 位置決めマーク
23 ソルダーレジスト
24 貫通孔
241 第1開口
242 第2開口
24a 第1部位
24b 第2部位
24c 第3部位
3 光素子
31 受光部(または発光部)
4 光ファイバー
X 実装領域

Claims (9)

  1. 複数の絶縁層、上面および下面を含む絶縁基板と、
    該絶縁基板の前記上面に位置する実装領域と、
    各々の前記絶縁層の上面および下面に位置しており、前記実装領域に位置する複数のパッドを含む配線導体と、
    を備えており、
    前記絶縁基板は、前記下面から前記上面に貫通する貫通孔を有し、
    該貫通孔は、前記下面に第1開口を有する第1部位と、前記上面における前記実装領域に第2開口を有する第2部位と、前記第1部位および前記第2部位の間に位置する第3部位とを有しており、
    前記第2部位の平均径は、前記第1部位の平均径よりも小さく、
    前記第3部位は、前記第1部位から前記第2部位に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいることを特徴とする配線基板。
  2. 前記実装領域上に位置するソルダーレジストを更に備えており、
    前記ソルダーレジストは、各々の前記パッドの上に位置するパッド用開口と、前記第2開口の上に位置する第3開口と、を有している請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記第2開口と前記第3開口とは、略同じ径である請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記絶縁基板は、前記実装領域上に位置するガイド導体を更に備えており、
    前記ガイド導体は、前記第2開口の上に位置するガイド用開口を有している請求項1に記載の配線基板。
  5. 前記ガイド用導体は、前記配線導体の一部から成り、前記第2開口と前記ガイド用開口とは、略同じ径である請求項4に記載の配線基板。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の配線基板と、
    前記実装領域に位置している光素子と、
    前記貫通孔に位置している光ファイバーと、
    を有していることを特徴とする実装構造体。
  7. 絶縁層および配線導体が交互に積層されて上面に実装領域を有しており、該実装領域に複数のパッド、および前記実装領域または領域外に位置決めマークを有する絶縁基板を準備する工程と、
    前記絶縁基板の下面から該絶縁基板の厚さ方向の途中まで第1部位を形成する工程と、
    前記第1部位から前記絶縁基板の厚さ方向に向かう方向に径が小さくなっている部分を含んでいる第3部位を形成する工程と、
    前記絶縁基板の上面から前記第3部位に連通するように、前記第1部位の平均径よりも小さい平均径の第2部位を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする配線基板の製造方法。
  8. 前記絶縁基板の上面に前記実装領域を被覆するソルダーレジストを形成する工程と、
    前記位置決めマークを基準にして、前記ソルダーレジストの上面から前記第3部位に連通する前記第2部位、および前記パッドを露出させるパッド用開口を同時に形成する工程と、
    をさらに含んでいる請求項7に記載の配線基板の製造方法。
  9. 前記実装領域に、前記配線導体の一部として前記パッドと同時に形成され、ガイド用開口を備えたガイド導体をさらに有する絶縁基板を準備する工程と、
    前記ガイド用開口から前記第3部位に連通する第2部位を形成する工程と、
    を含んでいる請求項7に記載の配線基板の製造方法。
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