JP2021034137A - バスバー及び電池モジュール - Google Patents

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渉 新田
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Abstract

【課題】ジュール熱による温度の上昇が低減されるとともに、端子への接合部分に作用する熱膨張による応力が緩和されるバスバーを提供すること。
【解決手段】実施形態では、第1の方向に離れる2つの端子の間を接続するバスバーが提供される。バスバーは、第1の折返し部、第2の折返し部、中継部、第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部を備える。第2の折返し部は、第1の方向に対して交差する第2の方向について、第1の折返し部から離れる。中継部は、第1の折返し部と第2の折返し部との間を中継する。第1のコネクタ部は、一方の端子に接合され、第1の折返し部から第2の折返し部が位置する側へ延設される。第2のコネクタ部は、他方の端子に接合され、第2の折返し部から第1の折返し部が位置する側へ延設される。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、バスバー及び電池モジュールに関する。
複数の電池を備える電池モジュール等では、ある1つの電池の端子と別のある1つの電池の端子との間が、バスバーを介して電気的に接続される。この場合、バスバーは、2つの端子(第1の端子及び第2の端子)のそれぞれに、レーザー溶接等によって接合される。前述のようなバスバーでは、電流が流れている状態において、ジュール熱による温度の上昇が低減されることが、求められている。また、バスバーでは、温度上昇に起因して熱膨張した場合でも、端子への接合部分に作用する応力が緩和されることが、求められている。
特開2015−107046号公報 特開2018−125158号公報 特開2017−16856号公報 特開2018−106806号公報
本発明が解決しようとする課題は、ジュール熱による温度の上昇が低減されるとともに、端子への接合部分に作用する熱膨張による応力が緩和されるバスバー、及び、そのバスバーを備える電池モジュールを提供することにある。
実施形態では、第1の方向に互いに対して離れて配置される第1の端子と第2の端子との間を電気的に接続するバスバーが提供される。バスバーは、第1の折返し部、第2の折返し部、中継部、第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部を備える。第2の折返し部は、第1の方向に対して交差する第2の方向について第1の折返し部から離れて形成される。中継部は、第1の折返し部と第2の折返し部との間を中継する。第1のコネクタ部は、第1の端子に接合され、第1の折返し部で中継部に対して折返される。第1のコネクタ部は、第1の折返し部から第2の方向について第2の折返し部が位置する側へ向かって延設される。第2のコネクタ部は、第2の端子に接合され、第2の折返し部で中継部に対して折返される。第2のコネクタ部は、第2の折返し部から第2の方向について第1の折返し部が位置する側へ向かって延設される。
実施形態では、前述のバスバーを備える電池モジュールが提供される。電池モジュールは、第1の電池及び第2の電池を備える。第1の電池は、バスバーの第1のコネクタ部が接合される前述の第1の端子を備える。第2の電池は、バスバーの第2のコネクタ部が接合される前述の第2の端子を備え、第2の端子は、バスバーを介して第1の端子に電気的に接続される。
図1は、実施形態に係る電池モジュールに用いられる電池の一例を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1の電池等に用いられる電極群の一例を概略的に示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る電池モジュールの一例を示す概略図である。 図4は、第1の実施形態に係るバスバーを概略的に示す斜視図である。 図5は、図4のバスバーを図4とは異なる方向から視た状態を概略的に示す斜視図である。 図6は、図4のバスバーを第3の方向の一方側から視た状態で示す概略図である。 図7は、図4のバスバーを第1の方向の一方側から視た状態で示す概略図である。 図8は、電池モジュールにおいて2つの端子の間が図4のバスバーによって電気的に接続された状態を、第2の方向に垂直又は略垂直な断面で概略的に示す断面図である。 図9は、図4のバスバーを展開された状態で示す概略図である。 図10は、第1の変形例に係るバスバーを概略的に示す斜視図である。 図11は、第2の変形例に係るバスバーを第3の方向の一方側から視た状態で示す概略図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。実施形態に係る電池モジュールは、複数の電池を備える。複数の電池は、第1の電池及び第2の電池を備える。そして、第1の電池は、第1の端子を備え、第2の電池は、第2の端子を備える。電池モジュールでは、第1の電池の第1の端子と第2の電池の第2の端子との間が、バスバーによって電気的に接続される。バスバーは、第1の端子及び第2の端子のそれぞれに、レーザー溶接等によって接合される。
[電池]
まず、電池モジュールに設けられる電池単体について説明する。電池としては、例えば非水電解質二次電池等の二次電池が用いられる。図1は電池1の一例を示す。図1の一例の電池1は、外装容器3を備える。外装容器3は、例えば金属等の導電材料から形成される。外装容器3は、容器本体5及び蓋部材6を備える。容器本体5は、底壁7及び周壁8を備える。容器本体5では、底壁7及び周壁8によって内部空洞が規定される。
また、図1の一例の電池1及び外装容器3では、縦方向(矢印X1及び矢印X2で示す方向)、縦方向に対して交差する(垂直又は略垂直な)横方向(矢印Y1及び矢印Y2で示す方向)、及び、縦方向及び横方向の両方に対して交差する(垂直又は略垂直な)高さ方向(矢印Z1及び矢印Z2で示す方向)が、規定される。そして、図1の一例の電池1及び外装容器3のそれぞれでは、縦方向についての寸法が、横方向についての寸法及び高さ方向についての寸法のそれぞれに比べて、小さい。容器本体5の内部空洞は、高さ方向について底壁7が位置する側とは反対側へ向かって、開口する。また、蓋部材6は、内部空洞の開口の開口縁において、容器本体5に取付けられる。そして、内部空洞の開口は、蓋部材6によって塞がれる。蓋部材6が容器本体5に溶接等によって取付けられることにより、内部空洞は、封止及び密閉される。
また、容器本体5の内部空洞には、電極群が収納される。図2は、電極群10の一例を示す。図2の一例では、電極群10は、例えば、扁平形状に形成され、正極11及び負極12を備える。また、電極群10では、正極11と負極12との間にセパレータ(図示しない)が介在する。セパレータは、電気的絶縁性を有する材料から形成され、正極を負極に対して電気的に絶縁する。
正極11は、正極集電箔等の正極集電体11Aと、正極集電体11Aの表面に担持される正極活物質含有層(図示しない)と、を備える。正極活物質含有層は、正極活物質を備える。正極集電体11Aは、正極活物質含有層が未担持の部分として、正極集電タブ11Bを備える。負極12は、負極集電箔等の負極集電体12Aと、負極集電体12Aの表面に担持される負極活物質含有層(図示しない)と、を備える。負極活物質含有層は、負極活物質を備える。負極集電体12Aは、負極活物質含有層が未担持の部分として、負極集電タブ12Bを備える。図2の一例の電極群10では、正極集電タブ11Bは、負極12に対して突出する。そして、負極集電タブ12Bは、正極11に対して、正極集電タブ11Bの突出方向とは反対側へ突出する。
また、図1の一例の電池1では、蓋部材6の外表面に一対の端子(電極端子)15,16が取付けられる。ここで、端子15,16の一方が電池1の正極端子となり、端子15,16の他方が電池1の負極端子となる。このため、端子15,16は、電気的極性が互いに対して反対になる。正極集電タブ11Bは、容器本体5の内部空洞に配置される1つ以上の正極リード(図示しない)を介して、端子15,16の対応する一方である正極端子に、電気的に接続される。負極集電タブ12Bは、容器本体5の内部空洞に配置される1つ以上の負極リード(図示しない)を介して、端子15,16の対応する一方である負極端子に、電気的に接続される。
蓋部材6の外表面では、端子15と蓋部材6との間に絶縁部材17が介在し、絶縁部材17によって、端子15が外装容器3に対して電気的に絶縁される。同様に、蓋部材6の外表面では、端子16と蓋部材6との間に絶縁部材18が介在し、絶縁部材18によって、端子16が外装容器3に対して電気的に絶縁される。また、容器本体5の内部空洞では、正極集電タブ11B及び正極リードは、絶縁部材(図示しない)によって、外装容器3に対して電気的に絶縁される。同様に、容器本体5の内部空洞では、負極集電タブ12B及び負極リードは、絶縁部材(図示しない)によって、外装容器3に対して電気的に絶縁される。
また、内部空洞では、電極群10に、電解液(図示しない)が保持(含浸)される。電解液は、電解質を有機溶媒に溶解した非水電解液であってもよく、水溶液等の水系電解液であってもよい。また、電解液の代わりに、ゲル状電解質が用いられてもよく、固体電解質が用いられてもよい。固体電解質が電解質として用いられる場合、電極群において、固体電解質が、セパレータの代わりに、正極と負極との間に介在する。そして、固体電解質によって、正極が負極に対して電気的に絶縁される。
なお、実施形態等の電池及び電極群の構成は、前述の構成に限るものではない。電池モジュールに搭載される電池は、正極端子及び負極端子として一対の端子を備え、後述するバスバーに介して他の電池に電気的に接続されればよい。
[電池モジュール]
次に、前述したような電池を複数備える電池モジュールについて説明する。図3は、電池モジュール20の一例を示す。電池モジュール20は、電池1A,1Bを備える。電池1A,1Bは、図1の一例の電池1と同様の構成である。電池モジュール20では、電池(第1の電池)1Aの端子(第1の端子)15Aと電池(第2の電池)1Bの端子(第2の端子)16Bとの間が、バスバー21によって電気的に接続される。このため、バスバー21は、端子15A,16Bのそれぞれに、レーザー溶接等によって接合される。
ここで、電池1Aでは、端子15Aが正極端子となり、電池1Bでは、端子16Bが負極端子となる。このため、図3の一例では、バスバー21によって、電池1A,1Bが電気的に直列に接続される。なお、別のある一例では、バスバー21と同様のバスバーを2つ用いて、2つの電池が電気的に並列に接続されてもよい。この場合、2つのバスバーの一方によって、2つの電池の正極端子同士が電気的に接続される。そして、2つのバスバーの一方によって、2つの電池の負極端子同士が電気的に接続される。
[バスバー]
以下、実施形態に係るバスバーについて説明する。バスバーは、前述のように、2つの端子の間を電気的に接続する。バスバーは、例えば、第1の電池及び第2の電池を備える電池モジュールにおいて、第1の電池の第1の端子と第2の電池の第2の端子との間を電気的に接続する。バスバーは、金属等の導電材料から形成される。ある一例では、バスバーとして、アルミニウムにニッケルメッキを施した部材が、用いられる。
(第1の実施形態)
図4乃至図7は、第1の実施形態に係るバスバー21を示し、図8は、2つの端子15A,16Bの間がバスバー21によって電気的に接続されている状態を示す。ここで、図4乃至図8等に示すように、バスバー21では、第1の方向(矢印X3及び矢印X4で示す方向)、第1の方向に対して交差する(垂直又は略垂直な)第2の方向(矢印Y3及び矢印Y4で示す方向)、及び、第1の方向及び第2の方向の両方に対して交差する(垂直又は略垂直な)第3の方向(矢印Z3及び矢印Z4で示す方向)が規定される。図4及び図5は、バスバー21を互いに対して異なる方向から視た斜視図である。図6では、バスバー21を第3の方向の一方側(矢印Z3側)から視た状態で示し、図7では、バスバー21を第1の方向の一方側(矢印X3側)から視た状態で示す。図8では、バスバー21を第2の方向に垂直又は略垂直な断面で示し、電池1Aの端子15A以外の構成要素、及び、電池1Bの端子16B以外の構成要素を省略して示す。
図4乃至図8に示すように、バスバー21は、縁(第1の縁)E1、及び、縁E1とは反対側の縁(第2の縁)E2を有する。また、バスバー21は、縁(第3の縁)E3、及び、縁E3とは反対側の縁(第4の縁)E4を有する。縁E3,E4のそれぞれは、縁E1から縁E2まで連続して延設される。
バスバー21は、端子(第1の端子)15Aに接合されるコネクタ部(第1のコネクタ部)25、及び、端子(第2の端子)16Bに接合されるコネクタ部(第2のコネクタ部)26を備える。また、バスバー21では、コネクタ部25,26の間に、中継部27が延設される。コネクタ部25と中継部27との境界部分には、折返し部(第1の折返し部)31が形成される。折返し部31において、コネクタ部25は、中継部27に対して折り返される。すなわち、コネクタ部25は、中継部27に対して180°又は略180°の角度で折曲げられる。また、コネクタ部26と中継部27との境界部分には、折返し部(第2の折返し部)32が形成される。折返し部32において、コネクタ部26は、中継部27に対して折り返される。すなわち、コネクタ部26は、中継部27に対して180°又は略180°の角度で折曲げられる。
折返し部31,32は、第2の方向について、互いに対して離れて配置される。中継部27は、折返し部31,32の間を中継するとともに、折返し部31から折返し部32まで第2の方向に沿って連続して延設される。折返し部(第1の折返し部)31では、中継部27に対するコネクタ部25の折返し線(第1の折返し線)B1が形成される。折返し線B1は、縁E3から縁E4まで、第1の方向に沿って形成される。また、折返し部(第2の折返し部)32では、中継部27に対するコネクタ部26の折返し線(第2の折返し線)B2が形成される。折返し線B2は、縁E3から縁E4まで、第1の方向に沿って形成される。
バスバー21では、縁E1の全体がコネクタ部(第1のコネクタ部)25から形成される。そして、縁E1は、コネクタ部25において、折返し部31とは反対側の端を形成する。コネクタ部25は、折返し部31から縁E1まで、第2の方向に沿って連続して延設される。そして、コネクタ部25は、折返し部31から縁E1まで、第2の方向について折返し部32が位置する側へ向かって、延設される。すなわち、コネクタ部25は、第2の方向について内側へ向かって、折返し部31から延設される。
また、バスバー21では、縁E2の全体がコネクタ部(第2のコネクタ部)26から形成される。そして、縁E2は、コネクタ部26において、折返し部32とは反対側の端を形成する。コネクタ部26は、折返し部32から縁E2まで、第2の方向に沿って連続して延設される。そして、コネクタ部26は、折返し部32から縁E2まで、第2の方向について折返し部31が位置する側へ向かって、延設される。すなわち、コネクタ部26は、第2の方向について内側へ向かって、折返し部32から延設される。
バスバー21では、縁E1,E2のそれぞれは、第2の方向について、折返し部32に対して、折返し部31に近い側に配置される。そして、縁E1,E2のそれぞれは、第2の方向について、折返し部31に対して折返し部32に近い側に、配置される。このため、縁E1,E2は、第2の方向について、折返し部31,32に対して、内側に配置される。
バスバー21では、縁(第1の縁)E1は、縁(第2の縁)E2と対向する。ただし、縁E1は、縁E2との間に隙間を有し、縁E2と接触しない。このため、縁E1から縁E2まで、バスバー21は、コネクタ部(第1のコネクタ部)25、折返し部(第1の折返し部)31、中継部27、折返し部(第2の折返し部)32及びコネクタ部(第2のコネクタ部)26を順に通って、連続する。すなわち、縁E1,E2の間は、コネクタ部(第1のコネクタ部)25、折返し部(第1の折返し部)31、中継部27、折返し部(第2の折返し部)32及びコネクタ部(第2のコネクタ部)26によって、連続する。また、バスバー21では、縁E1は、第2の方向について、縁E2に対して、折返し部31に近い側に配置される。したがって、縁E1は、第2の方向について折返し部31が位置する側から、縁E2に対向する。
また、縁E1,E2は、互いに対して平行又は略平行に延設される。縁E1,E2のそれぞれの延設方向は、第3の方向に対して垂直又は略垂直であるとともに、第1の方向及び第2の方向に対して傾斜する。本実施形態では、縁E1,E2のそれぞれは、縁E4に近づくほど折返し部31に近づく状態に、延設される。
前述のように、バスバー21は、縁E1,E2の間において、折返し部31,32のそれぞれで折返される。このため、バスバー21は、縁E1,E2の間において、2回(偶数回)折返される。前述のような構成であるため、本実施形態では、中継部27に折返し部は形成されない。そして、中継部27は、折返し部31から折返し部32まで連続して延設される延設部33によって、形成される。
また、前述のように折返し部31,32が形成されるため、バスバー21は、第1の方向の両側のそれぞれから視た状態において、縁E1,E2の間に隙間が形成されるループ形状になる。また、前述のように折返し部31,32が形成されるため、バスバー21では、第3の方向についての寸法は、第1の方向についての寸法、及び、第2の方向についての寸法のそれぞれに比べて小さい。
コネクタ部25が端子15Aに接合され、かつ、コネクタ部26が端子16Bに接続された状態では、端子(第1の端子)15Aは、第3の方向について、コネクタ部25,26に対して、端子(第2の端子)16Bが位置する側に配置される。また、コネクタ部25が端子15Aに接合された状態では、中継部27は、第3の方向について、コネクタ部25に対して、端子15A位置する側とは反対側に位置する。このため、コネクタ部25は、第3の方向について端子15Aと中継部27との間に位置する状態で、端子15Aに接合される。
コネクタ部26が端子16Bに接合された状態では、中継部27は、第3の方向について、コネクタ部26に対して、端子16Bが位置する側とは反対側に位置する。このため、コネクタ部26は、第3の方向について端子16Bと中継部27との間に位置する状態で、端子16Bに接合される。また、コネクタ部25,26は、第3の方向について、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。また、コネクタ部25,26のそれぞれは、第3の方向について中継部27との間に微小の隙間を有し、中継部27と接触しない。換言すると、第3の方向において、コネクタ部25,26のそれぞれは、中継部27に対して端子(第1の端子)15A及び端子(第2の端子)16Bの位置する側に位置する。そして、中継部27は、コネクタ部25,26のそれぞれに対して端子(第1の端子)15A及び端子(第2の端子)16Bの位置する側とは反対側に位置する。
コネクタ部25には、貫通孔35が形成される。貫通孔35は、第3の方向に沿って延設される。そして、貫通孔35は、中継部27が位置する側を向く表面から中継部27が位置する側とは反対側を向く表面まで、コネクタ部25を貫通する。このため、コネクタ部25では、中継部27が位置する側とは反対側を向く表面に、貫通孔35の開口35Aが形成される。コネクタ部25は、開口35Aの開口縁及びその近傍で、端子15Aに接合される。このため、コネクタ部25において中継部27が位置する側とは反対側を向く表面には、開口35Aの開口縁及びその近傍に、端子(第1の端子)15Aに接合される接合部(第1の接合部)36が、形成される。
また、コネクタ部26には、貫通孔37が形成される。貫通孔37は、第3の方向に沿って延設される。そして、貫通孔37は、中継部27が位置する側を向く表面から中継部27が位置する側とは反対側を向く表面まで、コネクタ部26を貫通する。このため、コネクタ部26では、中継部27が位置する側とは反対側を向く表面に、貫通孔37の開口37Aが形成される。コネクタ部26は、開口37Aの開口縁及びその近傍で、端子16Bに接合される。このため、コネクタ部26において中継部27が位置する側とは反対側を向く表面には、開口37Aの開口縁及びその近傍に、端子(第2の端子)16Bに接合される接合部(第2の接合部)38が、形成される。
バスバー21では、貫通孔35,37は、第1の方向について、互いに対して離れる。このため、バスバー21では、接合部36,38は、第1の方向について、互いに対して離れて形成される。また、コネクタ部25が端子15Aに接合され、かつ、コネクタ部26が端子16Bに接続された状態では、端子15A,16Bは、バスバー21の第1の方向について、互いに対して離れて配置される。
また、前述のように、コネクタ部25,26は、第3の方向について、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。このため、貫通孔35,37は、第3の方向について、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。そして、接合部36,38は、第3の方向について、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。また、貫通孔35,37は、第2の方向についても、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。このため、接合部36,38は、第2の方向についても、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。
前述のような貫通孔35,37及び接合部36,38が形成されるため、バスバー21では、貫通孔35,37の間を結ぶ仮想線βは、第1の方向に沿う。そして、接合部36,38の間を結ぶ仮想線も、第1の方向に沿う。このため、コネクタ部25の接合部36が端子15Aに接合され、かつ、コネクタ部26の接合部38が端子16Bに接続された状態では、端子(第1の端子)15Aと端子(第2の端子)16Bとの間を結ぶ仮想線は、バスバー21の第1の方向に沿う。したがって、端子15A,16Bの間を結ぶ仮想線の延設方向は、バスバー21の第2の方向に対して、交差する(垂直又は略垂直になる)。
中継部27には、貫通孔41,42が形成される。貫通孔41,42のそれぞれは、第3の方向に沿って延設される。そして、貫通孔41,42のそれぞれは、コネクタ部25,26が位置する側を向く表面からコネクタ部25,26が位置する側とは反対側を向く表面まで、中継部27を貫通する。
貫通孔41は、第1の方向及び第2の方向のそれぞれについて、コネクタ部25の貫通孔35に対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。このため、貫通孔41は、貫通孔35に対して、同軸又は略同軸に形成される。コネクタ部25の接合部36を端子15Aに接合する作業では、貫通孔41,35を通して、レーザー溶接等による接合が行われる。
また、貫通孔42は、第1の方向及び第2の方向のそれぞれについて、コネクタ部26の貫通孔37に対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。このため、貫通孔42は、貫通孔37に対して、同軸又は略同軸に形成される。コネクタ部26の接合部38を端子16Bに接合する作業では、貫通孔42,37を通して、レーザー溶接等による接合が行われる。
前述のように、貫通孔41は、貫通孔35に対して同軸又は略同軸となり、貫通孔42は、貫通孔37に対して同軸又は略同軸となる。このため、貫通孔41,42は、第2の方向について、互いに対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。したがって、貫通孔41,42の間を結ぶ仮想線(図示しない)は、第1の方向に沿う。
図9は、折返し部31,32のそれぞれで折返されていない状態、すなわち、展開された状態で、バスバー21を示す。バスバー21を形成する際には、折返し線(第1の折返し線)B1において、部分25Aを部分27Aに対して折返す。そして、折返し線(第2の折返し線)B2において、部分26Aを部分27Aに対して折返す。これにより、折返し線B1と縁E1との間の部分25Aによって、コネクタ部(第1のコネクタ部)25が形成され、折返し線B2と縁E2との間の部分26Aによって、コネクタ部(第2のコネクタ部)26が形成される。そして、折返し線B1,B2の間の部分27Aによって、中継部27が形成される。
また、折返し線B1での折返しによって、貫通孔35は、貫通孔41と重なる状態になり、貫通孔41に対して同軸又は略同軸になる。そして、折返し線B2での折返しによって、貫通孔37は、貫通孔42と重なる状態になり、貫通孔42に対して同軸又は略同軸になる。また、バスバー21における接合部36,38の間の電気経路、すなわち、端子15A,16Bの間の電気経路は、図9の状態(展開された状態)において貫通孔35,37の間を結ぶ仮想直線αに沿う。
図9の状態から折返し部31,32を形成した状態では、図9の仮想直線αは、中心軸Pを中心とする螺旋状に延設される。このため、バスバー21では、端子15A,16Bの間の電気経路が、中心軸Pを中心とする螺旋状に形成される。端子15A,16Bの間の電気経路は、コネクタ部(第1のコネクタ部)25、中継部27及びコネクタ部(第2のコネクタ部)26を通って、形成される。なお、中心軸Pは、第3の方向おいて、コネクタ部(第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部)25,26と中継部27との間(好ましくは、コネクタ部25,26と中継部27との中間位置)に位置する。また、中心軸Pは、第2の方向において、折返し部31,32の間(好ましくは、折返し部31,32の中間位置)に位置する。そして、中心軸Pは、第1の方向に沿う仮想線であり、図4及び図5に示されるバスバー21全体の中心軸を構成する。ここで、貫通孔35,37の間を結ぶ仮想線βは、中心軸Pに平行であることが好ましく、中心軸Pから第3の方向に離間する。そして、仮想線βは、第2の方向について中心軸Pに対してずれていない又はほとんどずれていない位置に配置される直線となる。
ここで、バスバー21に形成される電気経路の電気抵抗は、電気経路の長さが大きいほど、大きくなる。そして、電気経路の電気抵抗は、電気経路の延設方向に対して垂直な断面積が大きいほど、小さくなる。本実施形態では、バスバー21が前述のような構成であるため、バスバー21において、端子15A,16Bの間の電気経路が、第1の方向に沿う中心軸Pを中心とする螺旋状に、形成される。電気経路が前述のように形成されるため、バスバー21の電気経路では、延設方向に対して垂直な断面積が大きくなる。電気経路の延設方向に対して垂直な断面積が大きくなることにより、バスバー21の電気経路の電気抵抗は、小さくなる。これにより、バスバー21においてジュール熱の発熱量が小さくなり、ジュール熱によるバスバー21の温度の上昇が低減される。
また、バスバー21において、電気経路が中心軸Pを中心とする螺旋状に形成されるため、バスバー21の肉厚を薄くしても、電気経路の延設方向に垂直な断面積が、ある程度大きく確保される。このため、バスバー21の肉厚を薄くしても、バスバー21におけるジュール熱の発熱量が小さく抑えられ、バスバー21の温度が低減される。バスバー21の肉厚(板厚)を薄くすることにより、コネクタ部25,26のそれぞれを端子15A,16Bの対応する一方へ、レーザー溶接等によって接合させ易くなる。
また、本実施形態では、バスバー21が前述のような構成であるため、バスバー21は、縁E1,E2の間に隙間が形成されるループ形状になる。バスバー21が前述のような形状に形成されることにより、バスバー21の表面積が大きくなる。バスバー21の表面積が大きくなることにより、ジュール熱が発生した場合等において、バスバー21は、空気などによって冷却され易くなる。これにより、ジュール熱によるバスバー21の温度の上昇が、さらに低減される。
また、バスバー21が前述のような形状に形成されるため、温度上昇に起因してバスバー21が熱膨張した場合、コネクタ部25,26は、縁E1,E2に沿う方向及び第3の方向のそれぞれに、互いに対して移動する。このため、バスバー21が熱膨張しても、コネクタ部25において、端子15Aとの接合部36へ作用する応力が緩和される。同様に、バスバー21が熱膨張しても、コネクタ部26において、端子16Bとの接合部38へ作用する応力が緩和される。
前述のように、本実施形態のバスバー21では、ジュール熱による温度の上昇が低減されるとともに、温度上昇に起因して熱膨張した場合でも、接合部36,38に作用する応力が緩和される。したがって、バスバー21に電流が流れ、ジュール熱が発生している状態において、端子15A,16Bの対応する一方へのコネクタ部25,26のそれぞれの接合が適切に確保される。
また、本実施形態では、バスバー21が前述のような形状に形成されるため、バスバー21の第3の方向についての寸法が小さくなる。このため、電池1A,1B及びバスバー21を備える電池モジュール20において、電池1A,1Bからのバスバー21の外側への突出量が小さくなる。これにより、電池モジュール20の体積が小さくなり、電池モジュール20のエネルギー密度が高くなる。
(変形例)
図10に示す第1の変形例のバスバー21には、検出片(検出線)45が設けられる。本変形例では、検出片45の一端は、中継部27に接続される。そして、検出片45の他端には、接続板46が形成される。接続板46は、第3の方向について、中継部27に対してコネクタ部25,26が位置する側とは反対側に、配置される。また、接続板46には、貫通孔47が形成される。
本変形例では、前述の電池1A,1B及びバスバー21を備える電池モジュール20が、電池パック(図示しない)に搭載される。電池モジュール20が搭載される電池パックには、電流及び電圧を検出する検出回路(図示しない)、及び、温度を検出するサーミスタ等の検出器(図示しない)が、設けられる。検出片45の接続板46は、前述の検出回路又は検出器に設けられる端子に接続される。接続板46は、貫通孔47の近傍の部位で、検出回路又は検出器の端子に、レーザー溶接等によって接合される。
ここで、電池パック等では、検出回路及び検出器は、バスバー21に対して、電池1A,1Bが位置する側とは反対側に、配置される。このため、本変形例のように検出片45を中継部27に接続する構成にすることにより、検出片45によって形成される電池モジュール20から検出回路等までの経路が、短くなる。電池モジュール20から検出回路等までの経路が短くなることにより、電流及び温度等の検出精度が向上する。
また、バスバー21では、コネクタ部25,26等の端子15A,16Bへの接続部分(接合部36,38)及びその近傍において、局所的に電流が大きくなったり、局所的に温度が高くなったりすることがある。これに対し、端子15A,16Bへの接続部分から離れた中継部27では、前述のような現象は起こり難い。したがって、本変形例のように検出片45を中継部27に接続する構成にすることにより、電流及び温度等の検出精度がさらに向上する。
また、縁E1,E2の間に隙間が形成されるループ形状のバスバー21では、温度上昇に起因して熱膨張した場合、中継部27は、コネクタ部25,26に比べて、変形し難い。このため、本変形例のように検出片45を中継部27に接続する構成にすることにより、バスバー21が熱膨張した場合でも、検出片45の検出回路又は検出器の端子への接合が、適切に確保される。
また、前述の実施形態等では、折返し部31,32の間の中継部27(延設部33)に折返し部は形成されないが、これに限るものではない。図11に示す第2の変形例では、前述の折返し部31,32が形成されるとともに、折返し部31,32の間の中継部27に、2つの折返し部51,52が形成される。そして、中継部27は、延設部33A〜33Cを備える。中継部27では、折返し部31から折返し部51まで連続して、延設部33Aが第2の方向に沿って延設される。そして、折返し部51から折返し部52まで連続して、延設部33Bが第2の方向に沿って延設される。そして、折返し部52から折返し部32まで、延設部33Cが第2の方向に沿って延設される。
本変形例でも、折返し部31,32は、第2の方向について、互いに対して離れて配置される。また、本変形例では、折返し部51は、第2の方向について、折返し部31に対して折返し部32が位置する側に離れて配置される。そして、折返し部52は、第2の方向について、折返し部32に対して折返し部31が位置する側に離れて配置される。
本変形例では、折返し部31において、コネクタ部25は、中継部27の延設部33Aに対して折返される。そして、折返し部31には、第1の方向に沿う折返し線B1が形成される。本変形例でも、コネクタ部25は、折返し部31から縁E1まで、第2の方向について折返し部32(折返し部51)が位置する側へ向かって、延設される。また、本変形例では、折返し部32において、コネクタ部26は、中継部27の延設部33Cに対して折返される。そして、折返し部32には、第1の方向に沿う折返し線B2が形成される。本変形例でも、コネクタ部26は、折返し部32から縁E2まで、第2の方向について折返し部31(折返し部52)が位置する側へ向かって、延設される。
また、本変形例では、折返し部51において、延設部33Aが延設部33Bに対して折り返され、折返し部51に、第1の方向に沿う折返し線B3が形成される。また、折返し部52において、延設部33Cが延設部33Bに対して折返される、折返し部52に、第1の方向に沿う折返し線B4が形成される。本変形例では、バスバー21は、折返し部31,32のそれぞれで折返されるとともに、折返し部51,52のそれぞれでも、折返される。このため、バスバー21は、縁E1,E2の間において、4回(偶数回)折返される。
本変形例でも、コネクタ部25に端子(第1の端子)15Aへの接合部36が形成され、コネクタ部26に端子(第2の端子)16Bへの接合部38が形成される。そして、接合部36,38の間を結ぶ仮想線、すなわち、貫通孔35,37の間を結ぶ仮想線βは、第1の方向に沿う。このため、本変形例でも、コネクタ部25(接合部36)が端子15Aに接合され、かつ、コネクタ部26(接合部38)が端子16Bに接続された状態では、端子15A,16Bは、バスバー21の第1の方向について、互いに対して離れて配置される。
本変形例では、コネクタ部25は、第3の方向について端子15Aと中継部27の延設部33Aとの間に位置する状態で、端子15Aに接合される。そして、コネクタ部26は、第3の方向について端子16Bと中継部27の延設部33Cとの間に位置する状態で、端子16Bに接合される。また、延設部33Bは、第3の方向について、延設部33A,33Cに対してコネクタ部25,26が配置される側に、位置する。すなわち、延設部33Bは、第3の方向について、延設部33A,33Cに対して端子15A,16Bが配置される側に、位置する。そして、延設部33Bは、第3の方向について、コネクタ部25,26に対してずれていない、又は、ほとんどずれていない。
また、本変形例でも、端子15A,16Bの間の電気経路は、第1の方向に沿う中心軸Pを中心とする螺旋状に形成される。前述のような構成であるため、本変形例でも、前述の実施形態等と同様の作用及び効果を奏する。
なお、バスバー21が縁E1,E2の間において偶数回折返され、かつ、コネクタ部25,26が前述の実施形態等と同様の構成であれば、バスバー21が縁E1,E2の間において6回以上折返されてもよい。この場合、折返し部31,32の間の中継部27において、4箇所以上に折返し部が形成される。
また、前述の実施形態等では、電池モジュール等において、第1の電池の端子と第1の電池とは別の第2の電池の端子との間が、バスバー21によって電気的に接続される。ただし、バスバー21によって電気的に接続される2つの端子は、電池に設けられる必要はなく、各実施形態のバスバー21は、その他の電気機器に設けられている端子間の接続にも用いることができる。
これらの少なくとも一つの実施形態又は実施例では、第1の方向に離れる2つの端子の間がバスバーによって接続される。バスバーでは、第1の折返し部及び第2の折返し部は、第1の方向に対して交差する第2の方向について、互いに対して離れる。また、バスバーでは、中継部は、第1の折返し部と第2の折返し部との間を中継する。そして、バスバーでは、第1のコネクタ部は、一方の端子に接合され、第1の折返し部から第2の折返し部が位置する側へ延設される。そして、バスバーでは、第2のコネクタ部は、他方の端子に接合され、第2の折返し部から第1の折返し部が位置する側へ延設される。これにより、ジュール熱による温度の上昇が低減されるとともに、端子への接合部分に作用する熱膨張による応力が緩和されるバスバーを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A,1B…電池、3…外装容器、10…電極群、15,15A,15B,16,16A,16B…端子、20…電池モジュール、21…バスバー、25…コネクタ部(第1のコネクタ部)、26…コネクタ部(第2のコネクタ部)、27…中継部、31…折返し部(第1の折返し部)、32…折返し部(第2の折返し部)、E1…縁(第1の縁)、E2…縁(第2の縁)。

Claims (7)

  1. 第1の方向に互いに対して離れて配置される第1の端子と第2の端子との間を電気的に接続するバスバーであって、
    第1の折返し部と、
    前記第1の方向に対して交差する第2の方向について前記第1の折返し部から離れて形成される第2の折返し部と、
    前記第1の折返し部と前記第2の折返し部との間を中継する中継部と、
    前記第1の端子に接合される第1のコネクタ部であって、前記第1の折返し部で前記中継部に対して折返されるとともに、前記第1の折返し部から前記第2の方向について前記第2の折返し部が位置する側へ向かって延設される第1のコネクタ部と、
    前記第2の端子に接合される第2のコネクタ部であって、前記第2の折返し部で前記中継部に対して折返されるとともに、前記第2の折返し部から前記第2の方向について前記第1の折返し部が位置する側へ向かって延設される第2のコネクタ部と、
    を具備するバスバー。
  2. 前記第1のコネクタ部は、第1の縁を形成するとともに、前記第1の縁まで前記第2の方向について前記第2の折返し部が位置する側へ向かって延設され、
    前記第2のコネクタ部は、前記第1の縁とは反対側の第2の縁を形成するとともに、前記第2の縁まで前記第2の方向について前記第1の折返し部が位置する側へ向かって延設され、
    前記第1の縁と前記第2の縁との間は、前記第1のコネクタ部、前記第1の折返し部、前記中継部、前記第2の折返し部及び前記第2のコネクタ部によって、連続する、
    請求項1のバスバー。
  3. 前記第1の縁は、前記第2の縁と対向し、前記第2の方向について前記第2の縁との間に隙間を有する、
    請求項2のバスバー。
  4. 前記第1の端子は、前記第1の方向及び前記第2の方向の両方に対して交差する第3の方向について、前記第1のコネクタ部及び前記第2のコネクタ部に対して、前記第2の端子が位置する側に配置され、
    前記第1のコネクタ部は、前記第3の方向について前記中継部と前記第1の端子との間に位置し、
    前記第2のコネクタ部は、前記第3の方向について前記中継部と前記第2の端子との間に位置する、
    請求項1乃至3のいずれか1項のバスバー。
  5. 前記第1の折返し部では、前記第1のコネクタ部の前記中継部に対する第1の折返し線が前記第1の方向に沿って形成され、
    前記第2の折返し部では、前記第2のコネクタ部の前記中継部に対する第2の折返し線が前記第1の方向に沿って形成される、
    請求項1乃至4のいずれか1項のバスバー。
  6. 前記第1の端子と前記第2の端子との間の電気経路が、前記第1の方向に沿う中心軸を中心とする螺旋状に、前記第1のコネクタ部、前記中継部及び前記第2のコネクタ部を通って形成される、請求項1乃至5のいずれか1項のバスバー。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項のバスバーと、
    前記バスバーの前記第1のコネクタ部が接合される前記第1の端子を備える第1の電池と、
    前記バスバーの前記第2のコネクタ部が接合される前記第2の端子を備え、前記第2の端子が前記バスバーを介して前記第1の端子に電気的に接続される第2の電池と、
    を具備する電池モジュール。
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