JP2021033880A - 交通通信システム、基地局、及び交通管理方法 - Google Patents

交通通信システム、基地局、及び交通管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】共用自動運転車両の交通事故の危険を抑制しつつ、共用自動運転車両の道路交通を円滑化する。【解決手段】交通通信システムは、第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する受信部を有する基地局と、前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与する制御部とを備える。前記第1車両は、共用自動運転車両である。前記制御部は、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与する。【選択図】図7

Description

本発明は、交通通信システム、基地局、及び交通管理方法に関する。
近年、交通事故の危険を抑制可能な技術として、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport System)が注目されている。
非特許文献1には、目的地の最寄り駅まで到着した利用者が最寄り駅から目的地まで移動するための交通手段として、複数の乗客が共用可能な(すなわち、乗り合いの)自動運転車両を提供することが記載されている。このような共用自動運転車両は、例えば小型カート又は小型バスとして構成され、ラストマイル自動運転車両と呼ばれることがある。
経済産業省、国土交通省、「自動走行に関する取組について」第3頁、平成28年12月、[online]、[令和1年8月23日検索]、インターネット<URL:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/4th_sangyokakumei_dai3/sankou4.pdf>
上述したような共用自動運転車両を実現及び普及させるためには、他の車両との接触による交通事故の危険を抑制しつつ、当該自動運転車両の道路交通を円滑化する必要がある。
そこで、本発明は、共用自動運転車両の交通事故の危険を抑制しつつ、共用自動運転車両の道路交通を円滑化する交通通信システム、基地局、及び交通管理方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る交通通信システムは、第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する受信部を有する基地局と、前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与する制御部とを備える。前記第1車両は、共用自動運転車両である。前記制御部は、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与する。
第2の態様に係る基地局は、交通通信システムに用いる基地局であって、第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する受信部と、前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与する制御部とを備える。前記第1車両は、共用自動運転車両である。前記制御部は、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与する。
第3の態様に係る交通管理方法は、交通通信システムに用いる交通管理方法であって、第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを基地局が受信することと、前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与することとを有する。前記第1車両は、共用自動運転車両である。前記優先権を付与することは、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与することを含む。
本発明の一態様によれば、共用自動運転車両の交通事故の危険を抑制しつつ、共用自動運転車両の道路交通を円滑化する交通通信システム、基地局、及び交通管理方法を提供できる。
一実施形態に係る交通通信システムの構成を示す図である。 一実施形態に係る路側機の構成を示す図である。 一実施形態に係る車両の構成を示す図である。 一実施形態に係る交通通信システムの適用シナリオの一例を示す図である。 一実施形態に係る交通通信システムの適用シナリオの他の例を示す図である。 一実施形態に係る通知メッセージを示す図である。 一実施形態に係る路側機における優先制御を示す図である。 一実施形態に係る交通通信システムの動作シーケンス例を示す図である。 一実施形態に係る路側機における優先制御の変更例を示す図である。
一実施形態に係る交通通信システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
(交通通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る交通通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る交通通信システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、交通通信システム1は、道路Rを通行する車両100と、道路Rの路側に設置される基地局である路側機200とを有する。「車両100が通行する」とは、車両100が進行(走行)している状態及び一時的に停止している状態を含む。
図1において、車両100として車両100A及び100Bを例示し、路側機200として路側機200A及び200Bを例示している。なお、車両100としては普通自動車や軽自動車等の自動車を例示しているが、道路Rを通る車両であればよく、例えば自動二輪車(オートバイ)等であってもよい。
一実施形態において、車両100は、複数の乗客が共用可能な共用自動運転車両である。共用自動運転車両には、運転手が存在しない完全自動運転が適用される。共用自動運転車両は、例えば小型カート又は小型バスとして構成される。車両100は、共用自動運転車両とは異なる一般車両であってもよい。一般車両とは、運転手が必要とされる車両をいう。一般車両には、半自動運転が適用されてもよい。
各車両100には、無線通信を行う移動局である車載機150が搭載されている。車載機150は、路側機200との路車間通信を行う。図1において、車載機150A及び路側機200Aが路車間通信を行うとともに、車載機150B及び路側機200Bが路車間通信を行う一例を示している。
路側機200は、道路R周辺に設置されている。路側機200は、2以上の道路が交差する交差点に設置されてもよい。路側機200は、他の路側機200との路路間通信を行ってもよい。図1において、路側機200A及び路側機200Bが無線通信により路路間通信を行う一例を示しているが、路路間通信が有線通信であってもよい。
図1に示す例おいて、路側機200Aは、交通信号機(交通信号灯器)300又はその支柱に設置されており、交通信号機300と連携して動作する。例えば、路側機200Aは、交通信号機300に関する信号情報を含む無線信号を車両100(車載機150)に送信する。このような路車間通信には、不特定多数を宛先とするブロードキャストによる無線通信が用いられてもよい。或いは、路車間通信には、特定多数を宛先とするマルチキャストによる無線通信が用いられてもよいし、特定単数を宛先とするユニキャストによる無線通信が用いられてもよい。
各路側機200は、通信回線を介してサーバ400に接続される。この通信回線は、有線回線であってもよいし、無線回線であってもよい。サーバ400には、路側に設置される車両感知器が通信回線を介して接続されてもよい。サーバ400は、各路側機200から、当該路側機200が車載機150から受信した車両100の位置や車速等の情報を受信する。サーバ400は、道路Rに設置された路側センサから車両感知情報をさらに受信してもよい。サーバ400は、受信した情報に基づいて各種の交通情報を収集及び処理し、道路交通を管理する。
(路側機の構成)
次に、一実施形態に係る路側機200の構成について説明する。図2は、一実施形態に係る路側機200の構成を示す図である。
図2に示すように、路側機200は、通信部21と、制御部22と、インターフェイス23とを有する。
通信部21は、車両100に設けられる車載機150との無線通信(すなわち、路車間通信)を行う。具体的には、通信部21は、アンテナ21aと、受信部21bと、送信部21cとを有し、アンテナ21aを介して無線通信を行う。アンテナ21aは、無指向性アンテナであってもよいし、指向性を有する指向性アンテナであってもよい。アンテナ21aは、指向性を動的に変更可能なアダプティブアレイアンテナであってもよい。通信部21は、他の路側機200との路路間通信を行ってもよい。
通信部21は、アンテナ21aが受信する無線信号を受信データに変換して制御部22に出力する受信部21bを有する。また、通信部21は、制御部22が出力する送信データを無線信号に変換してアンテナ21aから送信する送信部21cを有する。
通信部21の無線通信方式は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)のT109規格に準拠した方式であってもよいし、3GPP(Third Generation Partnership Project)のV2X(Vehicle−to−everything)規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ等の無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した方式であってもよい。通信部21は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
制御部22は、路側機200における各種の機能を制御する。制御部22は、少なくとも1つのメモリ22bと、メモリ22bと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサ22aとを有する。メモリ22bは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含み、プロセッサ22aにおける処理に用いる情報と、プロセッサ22aにより実行されるプログラムとを記憶する。メモリ22bは、記憶部に相当する。プロセッサ22aは、メモリ22bに記憶されたプログラムを実行することにより各種の処理を行う。
インターフェイス23は、有線又は無線で交通信号機300と接続される。また、インターフェイス23は、有線回線及び/又は無線回線を介してサーバ400と接続される。インターフェイス23は、有線又は無線で他の路側機200と接続され、路路間通信に用いられてもよい。インターフェイス23は、有線回線及び/又は無線回線を介して、少なくとも1つの路側カメラと接続されてもよい。路側カメラは、道路Rを撮影して得た撮影画像を出力する。インターフェイス23は、路側センサ、例えば、超音波センサ又は赤外線センサとさらに接続されてもよい。
(車両の構成)
次に、一実施形態に係る車両100の構成について説明する。図3は、一実施形態に係る車両100の構成を示す図である。
図3に示すように、車両100は、通信部11と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機12と、通知部13と、駆動制御部14と、制御部15とを有する。通信部11、GNSS受信機12、及び制御部15は、車載機150を構成する。車載機150は移動局の一例である。
通信部11は、路側機200との無線通信(すなわち、路車間通信)を行う。具体的には、通信部11は、アンテナ11aと、受信部11bと、送信部11cとを有し、アンテナ11aを介して無線通信を行う。通信部11は、アンテナ11aが受信する無線信号を受信データに変換して制御部15に出力する受信部11bを有する。また、通信部11は、制御部15が出力する送信データを無線信号に変換してアンテナ11aから送信する送信部11cを有する。
通信部11の無線通信方式は、ARIBのT109規格に準拠した方式であってもよいし、3GPPのV2X規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE802.11シリーズ等の無線LAN規格に準拠した方式であってもよい。通信部11は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
GNSS受信機12は、GNSS衛星からGNSS信号を受信し、現在位置を示す位置情報を出力する。GNSS受信機12は、例えば、GPS、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)、COMPASS、Galileo、及びQZSS(Quasi−Zenith Satellite System)のうち少なくとも1つのGNSSの受信機を含んで構成される。
通知部13は、制御部15の制御下で、車両100の運転者に対する情報の通知を行う。通知部13は、情報を表示するディスプレイ13aと、情報を音声出力するスピーカ13bとを有する。車両100が共用自動運転車両である場合、車両100は、通知部13を有していなくてもよい。
駆動制御部14は、動力源としてのエンジン又はモータ、動力伝達機構、及びブレーキ等を制御する。車両100が自動運転車両である場合、駆動制御部14は、制御部15と連携して車両100の自動運転制御を行ってもよい。
制御部15は、車両100(車載機150)における各種の機能を制御する。制御部15は、少なくとも1つのメモリ15bと、メモリ15bと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサ15aとを有する。メモリ15bは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含み、プロセッサ15aにおける処理に用いる情報及びプロセッサ15aにより実行されるプログラムを記憶する。プロセッサ15aは、メモリ15bに記憶されたプログラムを実行することにより各種の処理を行う。
(適用シナリオ)
次に、一実施形態に係る交通通信システム1の適用シナリオについて説明する。図4は、一実施形態に係る交通通信システム1の適用シナリオの一例を示す図である。
図4に示すように、交通通信システム1は、第1車両100a及び第2車両100bと、路側機200とを有する。第1車両100aは共用自動運転車両であって、第2車両100bは一般車両又は共用自動運転車両である。
道路Rは、対面通行可能な2車線を有する。第1車両100aは、道路Rの一方の車線を第1の方向に沿って進行している。第2車両100bは、道路Rの他方の車線を第1の方向とは逆の第2の方向に進行している。
道路Rには閉塞区間が存在している。閉塞区間とは、道路Rの一部区間であって同時に2以上の車両が通行不能な区間をいう。例えば、道路等の工事や交通事故の発生時において、道路Rの一部区間における一方の車線が通行不能になり、他方の車線のみが通行可能になるような場合、この一部区間が閉塞区間になる。閉塞区間は、所定の道路領域の一例である。
道路Rには、閉塞区間への車両100の進入を許可又は禁止するための交通信号機300が設けられていてもよい。交通信号機300は、道路Rに設けられる交通安全設備の一例である。図4において、閉塞区間の両端に一対の交通信号機300a及び300bが設けられる一例を示している。交通信号機300に加えて、又は交通信号機300に代えて、ゲートの開閉を行うゲート装置が設けられてもよい。ゲート装置は、道路Rに設けられる交通安全設備の他の例である。路側機200(制御部22)は、交通信号機300と有線又は無線で通信することにより、交通信号機300を制御する。
路側機200(制御部22)は、第1車両100a及び第2車両100bのそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する。路側機200(制御部22)は、第1車両100a及び第2車両100b間で閉塞区間における通行が競合すると判定した場合、通知メッセージに基づいて、閉塞区間を通行する優先権を第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方に付与する。「閉塞区間における通行が競合する」とは、第1車両100a及び第2車両100bが同時に閉塞区間に進入すること、又は、第1車両100a及び第2車両100bの一方が先に閉塞区間に進入し、この一方の車両が閉塞区間を通過する前に、他方の車両が閉塞区間に進入することをいう。
例えば、路側機200(制御部22)は、通知メッセージに基づいて、第1車両100aが共用自動運転車両であって、第2車両100bが一般車両であると判定したとする。この場合、路側機200(制御部22)は、基本的には、第1車両100aに優先権を付与する。これにより、第1車両100a(共用自動運転車両)と第2車両100b(一般車両)との接触による交通事故の危険を抑制しつつ、第1車両100a(共用自動運転車両)の道路交通を円滑化することができる。
路側機200(制御部22)は、優先権が付与された車両が閉塞区間を優先的に通行するように、交通信号機300を制御する。例えば、路側機200(制御部22)は、第1車両100a(共用自動運転車両)に優先権を付与した場合、第1車両100a(共用自動運転車両)側の交通信号機300aに通行許可信号を表示させるとともに、第2車両100b(一般車両)側の交通信号機300bに通行禁止信号を表示させる。
路側機200(制御部22)は、優先権が付与された車両が閉塞区間を優先的に通行するように、第1車両100a及び第2車両100bの少なくとも1つに対して送信部21cからコマンドを送信してもよい。例えば、路側機200(制御部22)は、第1車両100a(共用自動運転車両)に優先権を付与した場合、第1車両100a(共用自動運転車両)に対して通行許可コマンドを送信するとともに、第2車両100b(一般車両)に対して通行禁止コマンドを送信する。
図5は、一実施形態に係る交通通信システム1の適用シナリオの他の例を示す図である。図5において、車両100の進行方向を矢印で示している。
図5(a)乃至(c)に示すように、閉塞区間は、2つの道路R1及びR2が交差する交差点(図5(a))又はその一部領域(図5(b))であってもよい。図5(a)において、道路R1及びR2は、いずれも一車線道路である。図5(b)において、道路R1は2車線道路であって、道路R2は一車線道路である。例えば、第1車両100aが道路R1を通行し、第2車両100bが道路R2を通行する。
路側機200(制御部22)は、第1車両100a及び第2車両100bのそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する。路側機200(制御部22)は、第1車両100a及び第2車両100b間で閉塞区間における通行が競合すると判定した場合、通知メッセージに基づいて、閉塞区間を通行する優先権を第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方に付与する。
なお、交差点は、十字路に限らず、図5(c)に示すようなT字路(三叉路或いは丁字路ともいう)であってもよい。また、2以上の道路が交わる角度は限定されない。
(通知メッセージ)
次に、一実施形態に係る通知メッセージについて説明する。図6は、一実施形態に係る通知メッセージを示す図である。例えば、各車両100(制御部15)は、路側機200に対して送信部11cから通知メッセージを周期的に送信する。路側機200(受信部21b)は、各車両100から通知メッセージを周期的に受信する。
図6に示すように、通知メッセージは、送信元IDと、位置情報と、速度情報と、方向情報と、車両種別情報と、乗客有無情報と、乗客属性情報と、車両属性情報とを含む。乗客有無情報、乗客属性情報、及び車両属性情報は、通知メッセージの送信元が共用自動運転車両である場合に通知メッセージに含まれる。言い換えると、乗客有無情報、乗客属性情報、及び車両属性情報は、通知メッセージの送信元が一般車両である場合には、通知メッセージに含まれていなくてもよい。
送信元IDは、通知メッセージの送信元の車両100のIDである。
位置情報は、通知メッセージの送信元の車両100の現在の位置(緯度、経度)を示す情報である。位置情報は、GNSSを用いて得られるGNSS位置情報であってもよい。
速度情報は、通知メッセージの送信元の車両100の現在の速度を示す情報である。なお、路側機200(通信部21)が各車両100から周期的に通知メッセージを受信する場合、制御部22は、同一の車両の2以上の通知メッセージに含まれる2地点以上の位置情報と、通知メッセージの送信周期とに基づいて、この車両の速度を算出可能である。このため、そのような前提下において速度情報は必須の情報要素ではない。
方向情報は、通知メッセージの送信元の車両100の現在の進行方向を示す情報である。進行方向は、方位により表現されてもよいし、上り・下りにより表現されてもよい。なお、通信部21が各車両100から周期的に通知メッセージを受信する前提下において、制御部22は、同一の車両の2以上の通知メッセージに含まれる2地点以上の位置情報に基づいて、この車両の進行方向を算出可能である。このため、そのような前提下において方向情報は必須の情報要素ではない。
車両種別情報は、通知メッセージの送信元の車両100の種別を示す情報である。具体的には、車両種別情報は、通知メッセージの送信元の車両100が共用自動運転車両であるか又は一般車両であるかを示す情報である。
乗客有無情報は、通知メッセージの送信元の車両100が共用自動運転車両である場合、この共用自動運転車両に乗客が存在するか否かを示す情報である。例えば、駅から目的地までの経路において共用自動運転車両に乗客が存在するが、目的地から駅まで戻る経路においては共用自動運転車両に乗客が存在しない。車両100(制御部15)は、このような乗客の乗車経路(乗車スケジュール)に基づいて乗客の有無を判定し、乗客有無情報を生成する。或いは、共用自動運転車両の乗車時及び降車時に乗客がICカード等で共用自動運転車両との近接無線通信を行う場合、車両100(制御部15)は、近接無線通信に基づいて乗客の有無を判定し、乗客有無情報を生成してもよい。
乗客属性情報は、通知メッセージの送信元の車両100が共用自動運転車両である場合、この共用自動運転車両に乗車中の乗客の属性を示す情報である。乗客属性情報は、乗客人数(乗客が何人存在するか)、乗客種別、及び支払額の少なくとも1つを含む。乗客種別とは、乗客の年齢に応じて定められる種別(例えば、老人)であってもよいし、乗客の職種に応じて定められる種別(例えば、会社員)であってもよいし、身体障害者などであってもよい。支払額とは、各乗客の支払額の総額をいい、特急券又はグリーン券のような特別料金が反映されたものであってもよい。
車両属性情報は、通知メッセージの送信元の車両100が共用自動運転車両である場合、この共用自動運転車両の属性を示す情報である。車両属性情報は、共用自動運転車両の最大乗客数(乗客が最大何人乗車できるか)、配達物の有無の少なくとも1つを含む。配達物の有無とは、共用自動運転車両が配達サービスにも利用される場合に、共用自動運転車両が配達物を配送中であるか否かを示す情報である。
なお、通知メッセージは、通知メッセージの送信元の車両100が緊急走行中であるか否かを示す情報をさらに含んでもよい。この情報は、人命救助や火災対応など、何らかの理由で急を要する業務に利用される緊急車両(例えば、救急車、消防車、警察車両等)が緊急走行中であるか否かを示す。緊急走行中とは、サイレンを鳴らしながら走行している状態や、回転灯を点灯させながら走行している状態をいう。路側機200(制御部22)は、緊急走行中の車両については、共用自動運転車両よりも高い優先度を設定し、緊急走行中の車両に最優先で閉塞区間を通行させてもよい。
(優先制御)
次に、一実施形態に係る路側機200における優先制御について説明する。
第1に、制御部22は、各車両100(第1車両100a、第2車両100b)から受信部21bが受信する通知メッセージに基づいて、第1車両100a及び第2車両100b間で閉塞区間における通行が競合するか否かを判定する。
具体的には、制御部22は、事前に登録された閉塞区間及びその位置を特定し、この閉塞区間に同時期に移動する車両100を特定することにより、これらの車両100の通行が競合するか否かを判定する。例えば、制御部22は、受信部21bが受信した通知メッセージに含まれる位置情報及び方向情報に基づいて、閉塞区間に向けて移動する車両100を特定してもよい。制御部22は、速度情報にさらに基づいて、閉塞区間に向けて移動する車両100を特定してもよい。
第2に、制御部22は、閉塞区間を通行する優先権を第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方に付与する。図7は、一実施形態に係る路側機200における優先制御を示す図である。ここで、第1車両100aは共用自動運転車両であるものとする。
図7に示すように、制御部22は、第2車両100bが一般車両であり、且つ第1車両100aに乗客が存在する場合、第1車両100a(すなわち、乗客有りの共用自動運転車両)に優先権を付与する。
一方、制御部22は、第2車両100bが一般車両である場合であっても、第1車両100aに乗客が存在しない場合には、第2車両100bに優先権を付与する。第1車両100aに乗客が存在しないが、一般車両である第2車両100bには乗客が存在するため、第2車両100bに優先権を付与することが公平性を担保するために好ましい。このため、第2車両100bが一般車両である場合であっても、第1車両100aに乗客が存在しない場合には、第2車両100bに優先権を付与することとしている。
第1車両100a及び第2車両100bのいずれも共用自動運転車両である場合、制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方の車両に乗客が存在し、且つ他方の車両に乗客が存在しない場合、一方の車両に優先権を付与する。これにより、共用自動運転車両間での競合を解消できる。
第1車両100a及び第2車両100bのいずれも共用自動運転車両である場合、制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのいずれにも乗客が存在する場合には、乗客属性情報に基づいて、第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方に優先権を付与する。上述したように、乗客属性情報は、乗客人数、乗客種別、及び支払額の少なくとも1つを含む。例えば、制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのうち乗客人数が相対的に多い方に優先権を付与してもよい。制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのうち急を要する種別の乗客を有する方に優先権を付与してもよい。制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのうち支払額が相対的に多い方に優先権を付与してもよい。
第1車両100a及び第2車両100bのいずれも共用自動運転車両である場合、制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのいずれにも乗客が存在しない場合には、車両属性情報に基づいて、第1車両100a及び第2車両100bのいずれか一方に優先権を付与する。上述したように、車両属性情報は、共用自動運転車両の最大乗客数、配達物の有無の少なくとも1つを含む。例えば、制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのうち最大乗客数が相対的に多い方に優先権を付与してもよい。制御部22は、第1車両100a及び第2車両100bのうち配達物を有する方に優先権を付与してもよい。
(動作シーケンス例)
図8は、一実施形態に係る交通通信システム1の動作シーケンス例を示す図である。
図8に示すように、ステップS1において、第1車両100aは、通知メッセージを路側機200に送信する。
ステップS2において、第2車両100bは、通知メッセージを路側機200に送信する。
ステップS3において、路側機200は、ステップS1及びS2で受信した各通知メッセージに基づいて、上述した動作により、第1車両100a及び100bのいずれか一方に優先権を付与する。
ステップS4において、路側機200は、優先権が付与された車両が閉塞区間を優先的に通行するように交通信号機300を制御する。ステップS4が実行される場合、ステップS5及びS6は実行されなくてもよい。ステップS5及びS6が実行される場合、ステップS4は実行されなくてもよい。
ステップS5及びS6において、路側機200は、ステップS3で決定した優先車両に対して通行許可を示すコマンドを含むメッセージを送信し、優先車両以外の車両に対して停止指示を示すコマンドを含むメッセージを送信する。通行許可を示すコマンドを受信した優先車両は、閉塞区間を通行するように運転制御を行うとともに、通行許可を示す情報をその運転者に通知してもよい。一方、停止指示を示すコマンドを受信した車両は、閉塞区間に進入しない(停止する)ように運転制御を行うとともに、停止指示を示す情報をその運転者に通知してもよい。
路側機200は、優先車両から周期的に受信する通知メッセージに基づいて、優先車両が閉塞区間を通過したことを確認すると、優先車両以外の車両に閉塞区間を通行させように制御する。例えば、路側機200は、優先車両以外の車両に対して通行許可を示すコマンドを含むメッセージを送信する。路側機200は、優先車両以外の車両側の交通信号機300に対して通行許可信号を表示させてもよい。
(変更例)
上述した実施形態において、所定の道路領域が閉塞区間である一例について説明した。しかしながら、所定の道路領域は、共用自動運転車両に乗客を乗車させるために利用可能な停車領域であってもよい。このような停車領域は、例えば駅の周辺に設けられてもよい。
停車領域の通行が競合する場合、第1車両100a(共用自動運転車両)に乗客が存在しない場合でも、共用自動運転車両が優先的に停車領域を通行(停車)することが好ましい。このため、図9に示すように、路側機200(制御部22)は、第2車両100bが一般車両であり、且つ第1車両100aに乗客が存在しない場合、第2車両100bではなく、第1車両100aに優先権を付与する。
(その他の実施形態)
路側機200又はサーバ400は、第1車両100a(共用自動運転車両)の運行経路を決定する経路決定部を有し、経路決定部は、決定した運行経路を第1車両100aに設定してもよい。例えば、路側機200又はサーバ400(経路決定部)は、第1車両100aの乗客のそれぞれの目的地の情報及びプライバシー設定の有無の情報を取得する。そして、路側機200又はサーバ400(経路決定部)は、第1車両100aの乗客のうちプライバシー保護設定を選択した乗客の目的地を最後の目的地とするように、第1車両100aの運行経路を決定する。これにより、目的地(例えば自宅の住所)を他の乗客に知られたくない乗客のプライバシーを保護することができる。
また、路側機200又はサーバ400(経路決定部)は、第1車両100a(共用自動運転車両)の乗客の乗客属性情報に基づいて運行経路上の最初または最後の目的地を決定してもよい。例えば、路側機200又はサーバ400(経路決定部)は、乗客属性情報の乗客種別に身体障害者がある場合、身体障害者を優先して運行経路上の最初の目的地を身体障害者の降車地点に設定する。
路側機200又はサーバ400は、第1車両100a(共用自動運転車両)に乗車する乗客の候補の中から、第1車両100aに乗車する乗客を決定し、決定した乗客の端末に対してその旨を通知してもよい。例えば、路側機200又はサーバ400は、第1車両100aの乗客の候補のそれぞれの目的地の情報を取得し、目的地が互いに近い複数の乗客を第1車両100aに乗車させる乗客として決定する。これにより、第1車両100aの移動距離を削減し、効率的な輸送が可能となる。
路側機200又はサーバ400は、第1車両100a(共用自動運転車両)に乗車する予定を有する特定の乗客宛ての配達物がある場合、特定の乗客が第1車両100aに乗車する時間に合わせて配達物を第1車両100aに載せることを決定してもよい。例えば、駅に配達物の集配所が設けられ、第1車両100aがこの駅を出発地としている場合、第1車両100aに乗客と荷物とを同時に輸送させることで、効率的な輸送が可能となる。
上述した実施形態において路側機200の制御部22が行っていた動作を、路側機200に代えてサーバ400が行ってもよい。ここで、サーバ400は、路側機200の近くに配置されるエッジサーバであってもよい。このようなエッジサーバを路側機200の一部とみなしてもよい。エッジサーバは、路側機200とインターネットとの間に設けられ、所定範囲に限定されたエリア内の道路Rを管轄する。エッジサーバは、WAN(Wide Area Network)を介さずに、LAN(Local Area Network)を介して路側機200と接続されてもよい。
車両100(車載機150)又は路側機200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
また、車載機150又は路側機200が行う各処理を実行する回路を集積化し、車載機150又は路側機200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :交通通信システム
11 :通信部
11a :アンテナ
11b :受信部
11c :送信部
12 :GNSS受信機
13 :通知部
13a :ディスプレイ
13b :スピーカ
14 :駆動制御部
15 :制御部
15a :プロセッサ
15b :メモリ
21 :通信部
21a :アンテナ
21b :受信部
21c :送信部
22 :制御部
22a :プロセッサ
22b :メモリ
23 :インターフェイス
100 :車両
150 :車載機
200 :路側機
300 :交通信号機
400 :サーバ

Claims (15)

  1. 第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する受信部を有する基地局と、
    前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与する制御部と、を備え、
    前記第1車両は、複数の乗客が共用可能な自動運転車両であり、
    前記制御部は、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与する
    交通通信システム。
  2. 前記受信部は、乗客の有無に関する情報をさらに含む前記通知メッセージを前記第1車両から受信し、
    前記制御部は、前記第2車両が前記一般車両であり、且つ前記第1車両に乗客が存在する場合、前記第1車両に前記優先権を付与する
    請求項1に記載の交通通信システム。
  3. 前記所定の道路領域は、道路の一部区間であって同時に2以上の車両が通行不能な閉塞区間であり、
    前記制御部は、前記第2車両が前記一般車両である場合であっても、前記第1車両に乗客が存在しない場合には、前記第2車両に前記優先権を付与する
    請求項2に記載の交通通信システム。
  4. 前記所定の道路領域は、前記自動運転車両に乗客を乗車させるために利用可能な停車領域であり、
    前記制御部は、前記第2車両が前記一般車両であり、且つ前記第1車両に乗客が存在しない場合、前記第1車両に前記優先権を付与する
    請求項2に記載の交通通信システム。
  5. 前記第1車両及び前記第2車両のいずれも前記自動運転車両であって、前記受信部は、乗客の有無に関する情報をさらに含む前記通知メッセージを前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれから受信し、
    前記制御部は、前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方の車両に乗客が存在し、且つ他方の車両に乗客が存在しない場合、前記一方の車両に前記優先権を付与する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  6. 前記第1車両及び前記第2車両のいずれも前記自動運転車両であって、前記受信部は、乗客属性に関する情報をさらに含む前記通知メッセージを前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれから受信し、
    前記制御部は、前記第1車両及び前記第2車両のいずれにも乗客が存在する場合、前記乗客属性に関する情報に基づいて、前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に前記優先権を付与する
    請求項5に記載の交通通信システム。
  7. 前記第1車両及び前記第2車両のいずれも前記自動運転車両であって、前記受信部は、車両属性に関する情報をさらに含む前記通知メッセージを前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれから受信し、
    前記制御部は、前記第1車両及び前記第2車両のいずれにも乗客が存在しない場合、前記車両属性に関する情報に基づいて、前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に前記優先権を付与する
    請求項5に記載の交通通信システム。
  8. 道路に設けられた交通安全設備と有線又は無線で接続されるインターフェイスをさらに備え、
    前記制御部は、前記優先権が付与された車両が前記所定の道路領域を優先的に通行するように、前記交通安全設備を制御する
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  9. 前記基地局は、前記制御部が付与した前記優先権に基づいて、前記第1車両及び前記第2車両の少なくとも1つに対してコマンドを送信する送信部をさらに有し、
    前記制御部は、前記優先権が付与された車両が前記所定の道路領域を優先的に通行するように、前記コマンドの送信を制御する
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  10. 前記基地局は、前記制御部を有する
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  11. サーバをさらに備え、
    前記サーバは、前記制御部を有する
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  12. 前記第1車両の乗客のそれぞれの目的地に基づいて、前記第1車両の経路を決定する経路決定部をさらに備え、
    前記経路決定部は、前記第1車両の乗客のうちプライバシー保護設定を選択した乗客の目的地を最後の目的地とするように、前記経路を決定する
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  13. 前記第1車両の乗客のそれぞれの目的地に基づいて、前記第1車両の経路を決定する経路決定部をさらに備え、
    前記経路決定部は、前記第1車両の乗客の乗客属性情報に基づいて前記経路上の最初または最後の目的地を決定する
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の交通通信システム。
  14. 交通通信システムに用いる基地局であって、
    第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを受信する受信部と、
    前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与する制御部と、を備え、
    前記第1車両は、複数の乗客が共用可能な自動運転車両であり、
    前記制御部は、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与する
    基地局。
  15. 交通通信システムに用いる交通管理方法であって、
    第1車両及び第2車両のそれぞれから、車両種別に関する情報を含む通知メッセージを基地局が受信することと、
    前記第1車両及び前記第2車両間で所定の道路領域における通行が競合すると判定した場合、前記通知メッセージに基づいて、前記所定の道路領域を通行する優先権を前記第1車両及び前記第2車両のいずれか一方に付与することと、を有し、
    前記第1車両は、複数の乗客が共用可能な自動運転車両であり、
    前記優先権を付与することは、前記第2車両が前記自動運転車両とは異なる一般車両である場合、前記第1車両に前記優先権を付与することを含む
    交通管理方法。
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