JP2021033870A - 管理装置、管理方法、およびプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両提供サービスで提供される車両をより有効に活用することができる管理装置、管理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】シェアカー利用システムにおいて、管理サーバ100(管理装置)は、車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理する利用状況管理部150と、飲食施設からの車両の利用要求を取得する取得部155と、取得部155により利用要求が取得された場合に、利用状況管理部150により管理される利用状況に基づいて、一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出する抽出部160と、抽出部160により抽出された車両に関する情報を飲食施設に提供する提供部170と、を備えるサーバ側制御部140を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
従来では、車両内に設置された車載モニタにより車内状況を監視し、監視結果に基づいて、車内温度を遠隔で制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−112129号公報
しかしながら、カーシェアリングサービス等の車両提供サービスで提供される車両の空き状況等に基づいて、車両を有効に活用する仕組みについては考慮されていなかった。
本発明の一態様は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両提供サービスで提供される車両をより有効に活用することができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理する管理部と、飲食施設からの前記車両の利用要求を取得する取得部と、前記取得部により前記利用要求が取得された場合に、前記管理部により管理される利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された車両に関する情報を前記飲食施設に提供する提供部と、を備える管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記一以上の車両は、カーシェアリングサービスで提供される車両を含むものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記抽出部により抽出された車両を利用する利用者情報に基づいて、前記車両の利用者に対する利用内容を調整する調整部を更に備えるものである。
(4):上記(3)の態様において、前記調整部は、前記利用者情報に、前記利用者が前記車両を運転することが可能であることを示す情報が含まれる場合に、前記利用者に対する前記車両の利用許可情報に前記車両の運転を含めるものである。
(5):上記(3)の態様において、前記調整部は、前記利用者が前記車両をシェアカーとして利用することに関する登録が行われていない場合に、前記利用者に対する前記車両の利用許可情報に前記車両の運転を含めないものである。
(6):上記(1)から(5)のうち何れか一つの態様において、前記管理部は、前記車両の利用の予約を管理し、前記提供部は、前記管理部により管理された前記車両の予約状況に基づいて、前記飲食スペースとして利用する第1利用者の利用時間を制限するものである。
(7):上記(3)の態様において、前記調整部は、前記飲食スペースとして利用している第1利用者から利用時間の延長要求があった場合に、前記車両の利用の予約を行っている第2利用者に、前記車両の利用時間に関する問い合わせを行うものである。
(8):上記(1)から(7)のうち何れか一つの態様において、前記抽出部は、前記飲食施設に設けられる座席が満席状態である場合に、前記飲食スペースとして提供可能な車両を抽出するものである。
(9):この発明の一態様に係る管理方法は、コンピュータが、車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理し、飲食施設からの前記車両の利用要求を取得し、前記利用要求が取得された場合に、前記利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出し、抽出された前記車両に関する情報を前記飲食施設に提供する、管理方法である。
(10):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理させ、飲食施設からの前記車両の利用要求を取得させ、前記利用要求が取得された場合に、前記利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出させ、抽出された前記車両に関する情報を前記飲食施設に提供させる、プログラムである。
上記(1)〜(10)によれば、車両提供サービスで提供される車両をより有効に活用することができる。
実施形態の管理装置を含むシェアカー利用システム1の構成図である。 実施形態の管理サーバ100の構成図である。 利用者DB182の内容の一例を示す図である。 施設関係DB184の内容の一例を示す図である。 利用状況DB186の内容の一例を示す図である。 実施形態の携帯端末200の構成図である。 実施形態の飲食施設管理端末300の構成図である。 実施形態のカーシェアリング管理端末400の構成図である。 実施形態の車両500の構成図である。 実施形態のシェアカー利用システム1における登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 利用者登録画面として表示される画像IM1の一例を示す図である。 シェアカー利用処理の一例を示すシーケンス図である。 車両選択画面として表示される画像IM2の一例を示す図である。 請求金額に関する情報を含む画像IM3の一例を示す図である。 利用車両情報および利用許可情報を含む画像IM4の一例を示す図である。 シェアカー利用の延長処理の一例を示すシーケンス図である。 終了通知情報を含む画像IM5の一例を示す図である。 問い合わせ情報を含む画像IM6の一例を示す図である。 車両の利用の延長を許可することを示す情報を含む画像IM7の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。以下では、管理装置の一例として、車両提供サービスや商業施設を管理する管理サーバを用いるものとする。また、以下では、車両提供サービスの一例として、カーシェアリングサービスを用いるものとする。カーシェアリングサービスとは、例えば、登録を行った複数の利用者が利用料金を支払うことで、特定の車両(シェアカー)を共同で利用するサービスである。また、車両提供サービスには、カーシェアリングサービスに代えて(または加えて)、例えば、レンタカーサービスやライドシェアサービスが含まれてもよい。ライドシェアサービスとは、例えば、車両の現在位置や目的地に応じて複数の利用者を相乗りさせて、それぞれの目的地に運搬するサービスである。商業施設とは、例えば、利用者に有料で物品の販売やサービスを提供する施設である。また、商業施設には、例えば、利用者に飲食物や飲食スペース等を提供する飲食施設(例えば、カフェやレストラン)が含まれる。飲食施設には、例えば、カフェ、レストラン、ファーストフード、カラオケボックス、漫画喫茶等が含まれる。以下では、商業施設の一例として飲食施設を用いて説明する。カーシェアリングサービスおよび飲食施設を提供する提供者(事業者)は、同一の提供者でもよく、関連性のある異なる提供者(例えば、関連企業や、提携関係にある企業等)であってもよい。
[全体構成]
図1は、実施形態の管理装置を含むシェアカー利用システム1の構成図である。シェアカー利用システム1は、例えば、管理サーバ100と、一以上の携帯端末200と、飲食施設EFを管理する飲食施設管理端末300と、カーシェアリングサービスCSを管理するカーシェアリング管理端末400とを備える。携帯端末200は、例えば、シェアカー利用システム1を利用する利用者ごとに所持される。以下では、利用者U−1が携帯端末200−1を利用し、利用者U−2が携帯端末200−2を利用するものとして説明する。また、以下では、カーシェアリングサービスCSが利用者に提供する車両(シェアカー)として、車両500−1〜500−5が存在するものとする。以下、いずれの利用者、携帯端末、車両500であるか区別しない場合、ハイフン以下の符号を省略する。また、シェアカー利用システム1において、飲食施設EFとカーシェアリングサービスCSとは、同一施設内に設けられていてもよく、異なる施設内に設けられていてもよい。また、シェアカー利用システム1には、複数の飲食施設EFやカーシェアリングサービスCSが設けられていてもよい。また、一つの飲食施設EFには、複数の飲食施設管理端末300が設けられていてもよく、一つのカーシェアリングサービスCSには、複数のカーシェアリング管理端末400が設けられていてもよい。
シェアカー利用システム1において、管理サーバ100と、携帯端末200と、飲食施設管理端末300と、カーシェアリング管理端末400と、車両500とは、例えば、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、例えば、セルラー網や、Wi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局等を含む。
管理サーバ100は、飲食施設管理端末300と通信を行い、飲食施設管理端末300により管理される飲食施設EFの利用状況を管理する。また、カーシェアリング管理端末400と通信を行い、カーシェアリング管理端末400により管理されるカーシェアリングサービスCSで提供可能な車両500の利用状況を管理する。また、管理サーバ100は、携帯端末200と通信を行い、携帯端末200を利用する利用者のシェアカー利用システム1の利用状況を管理してもよい。
携帯端末200は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型の端末装置である。携帯端末200は、例えば、管理サーバ100等の外部装置と通信を行い、シェアカー利用システム1の利用に関する処理を行う。
飲食施設管理端末300は、飲食施設EF内に設置されたカメラCAMにより撮像された施設内の画像を取得し、施設内に存在する座席の空席状況等を取得する。また、飲食施設管理端末300は、飲食施設EF内で販売する物品の精算を行う機能を備えていてもよい。また、飲食施設管理端末300は、施設内に設置された外部スピーカSPK等から音声等の情報を出力する機能を備えていてもよい。
カーシェアリング管理端末400は、カーシェアリングサービスCSで提供される車両500の利用状況を管理する。利用状況には、利用者が車両500を移動手段として利用する場合の利用状況の他、飲食スペースとして利用する場合の利用状況が含まれてもよい。
以下、管理サーバ100、携帯端末200、飲食施設管理端末300、カーシェアリング管理端末400、および車両500のそれぞれの機能について説明する。
[管理サーバ]
図2は、実施形態の管理サーバ100の構成図である。管理サーバ100は、例えば、サーバ側通信部110と、入力部120と、出力部130と、サーバ側制御部140と、サーバ側記憶部180とを備える。管理サーバ100は、例えば、ネットワークNWを介して外部装置と通信し、各種データを送受信するクラウドサーバとして機能してもよい。
サーバ側通信部110は、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースを含む。サーバ側通信部110は、ネットワークNWを介して、携帯端末200、飲食施設管理端末300、カーシェアリング管理端末400、車両500、およびその他の外部装置と通信する。
入力部120は、例えば、ボタン、キーボードやマウス等のユーザインターフェースである。入力部120は、サーバ管理者等の操作を受け付ける。入力部120は、出力部130の表示部と一体として構成されるタッチパネルであってもよい。
出力部130は、サーバ管理者等に情報を出力する。出力部130は、例えば、画像を表示する表示部と、音声を出力する音声出力部とを備える。表示部は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ等の表示装置を含む。表示部は、サーバ側制御部140により出力される情報の画像を表示する。音声出力部は、例えば、スピーカである。音声出力部は、サーバ側制御部140により出力される情報の音声を出力する。
サーバ側制御部140は、例えば、登録部145と、利用状況管理部150と、取得部155と、抽出部160と、調整部165と、提供部170とを備える。サーバ側制御部140の各構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め管理サーバ100のHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで管理サーバ100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。利用状況管理部150は、「管理部」の一例である。
サーバ側記憶部180は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現されてもよい。サーバ側記憶部180には、例えば、利用者DB(Database)182、施設関係DB184、利用状況DB186、プログラム、その他各種情報等が格納される。
登録部145は、シェアカー利用システム1を利用する利用者Uが利用する携帯端末200からの登録要求を受け付け、受け付けた登録要求に含まれる利用者ID等を利用者DB182に登録する。図3は、利用者DB182の内容の一例を示す図である。利用者DB182には、例えば、利用者を識別する識別情報としての利用者IDに、利用フラグ、免許種別、氏名、性別、年齢、およびアドレス情報が対応付けられている。利用フラグは、利用者Uが登録するサービスを識別するための情報である。例えば、シェアカー利用システム1で提供される車両の利用態様には、飲食スペースとして利用と、シェアカー(移動手段)としての利用とが含まれる。図3の例では、それぞれの態様において利用登録がされた場合に「1」が設定され、利用登録されていない場合に「0」が設定されているが、登録の有無を識別する情報については、これに限定されない。免許種別には、例えば、利用者Uが車両500を運転することが可能であるか否かを示す情報や、利用者Uが取得している運転免許証で許可された運転可能な車両500の種別に関する情報が含まれる。また、利用者DB182は、免許種別に代えて(または加えて)、利用者Uの運転免許証の画像情報で記憶してもよい。アドレス情報には、例えば、携帯端末200と通信を行うためのメールアドレスや電話番号、その他の識別情報が含まれる。
また、登録部145は、サーバ管理者等の操作内容に基づいて飲食施設EFとカーシェアリングサービスCSとの関係を示す情報を施設関係DB184に登録する。また、登録部145は、飲食施設管理端末300やカーシェアリング管理端末400から受け付けた情報を施設関係DB184に登録してもよい。
図4は、施設関係DB184の内容の一例を示す図である。施設関係DB184は、例えば、飲食施設EFを識別する識別情報である飲食施設IDに、飲食スペースとして車両を提供することが可能なカーシェアリングサービスCSを識別する識別情報としてのカーシェアサービスID、および関係情報とが対応付けられている。関係情報とは、例えば、飲食施設EFおよびカーシェアリングサービスCSの位置関係や、利用関係等の情報が含まれる。位置関係とは、例えば、飲食施設EFからカーシェアリングサービスCSまでの距離や方向、行き方等の情報である。また、利用関係とは、例えば、飲食施設EFが車両500を飲食スペースとして利用できる期間や時間帯等の情報である。
利用状況管理部150は、カーシェアリング管理端末400からカーシェアリングサービスCSの利用状況を取得する。例えば、利用状況管理部150は、利用状況管理部150は、所定周期でカーシェアリング管理端末400から利用状況を取得してもよく、カーシェアリング管理端末400に利用状況の問い合わせを行うことで利用状況を取得してもよい。利用状況管理部150は、取得した利用状況を利用状況DB186としてサーバ側記憶部180に記憶させる。
図5は、利用状況DB186の内容の一例を示す図である。利用状況DB186には、例えば、車両500を識別する識別情報である車両IDに、位置情報、車両情報、利用状況、利用者ID、予約情報、および予約者IDが対応付けられている。位置情報は、車両500の位置を示す情報である。位置を示す情報とは、例えば、緯度、経度を用いた情報でもよく、カーシェアリングサービスCSの施設内の位置に関する情報でもよい。車両情報は、利用者Uが車両500を識別するための情報である。車両情報には、例えば、車両ナンバー、車種、色等の情報が含まれる。車両ナンバーとは、例えば、車両500の外部に取り付けられたナンバープレートに描画された情報である。車種とは、例えば、車両500の大きさや構造、機能、用途等によって区別される車両の種類に関する情報である。色とは、例えば、車体の外装の色に関する情報である。
利用状況には、例えば、現在利用者が利用しているか否か(空いているか否か)を示す情報や、利用態様(飲食スペース、移動手段)を示す情報等が含まれる。利用者IDは、車両500を利用している利用者を識別する識別情報である。予約情報は、例えば、カーシェアリングサービスCSによって、将来において車両500を利用する利用者の予約に関する情報である。予約情報には、例えば、利用開始時刻、利用終了時刻、および利用態様等が含まれる。予約者IDは、車両500の予約を行った利用者を識別する識別情報である。
利用状況管理部150は、カーシェアリングサービスCS(つまり、カーシェアサービスID)ごとに利用状況を利用状況DB186に記憶して管理する。また、利用状況管理部150は、携帯端末200、飲食施設管理端末300、またはカーシェアリング管理端末400により車両500の利用要求があった場合に、要求内容(例えば、利用時間、利用者情報、予約時間、予約者情報)に基づいて、利用状況DB186の内容を更新する。また、利用状況管理部150は、車両500を利用中の利用者Uの利用時間(例えば、利用可能な残り時間)を管理し、利用終了時刻等に基づいて利用者Uに通知等を行ってもよい。
取得部155は、ネットワークNWを介して接続される飲食施設管理端末300または携帯端末200から、利用者の車両の利用要求や利用者情報等を取得する。
抽出部160は、取得部155により利用要求が取得された場合に、利用状況管理部150により管理される利用状況に基づいて、カーシェアリングサービスCSで提供可能な一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両または車両の候補を抽出する。例えば、抽出部160は、飲食施設EFに設けられる座席が満席状態である場合に、飲食スペースとして提供可能な車両を抽出してもよい。また、抽出部160は、飲食施設EFに設けられる座席が満席状態であるか否かにかかわらず、利用者が車両500での飲食を希望する場合に、飲食スペースとして提供可能な車両を抽出してもよい。
調整部165は、抽出部160により抽出された車両500を利用する利用者に対応する利用者情報に基づいて、車両500の利用者Uに対する利用内容を調整する。利用内容とは、例えば、車両500に搭載された車載機器の使用制限や、車両500の移動手段としての利用を許可するか否かに関する情報(以下、利用許可情報と称する)である。例えば、調整部165は、利用者情報に、利用者Uが車両500を運転することが可能であることを示す情報が含まれる場合に、利用者Uに対する車両500の利用許可情報に車両の運転を許可することを含める。車両500を運転することが可能であることを示す情報とは、例えば、車両500が普通自動車である場合に、利用者DB182に含まれる免許種別の情報が、普通免許、中型免許、大型免許である場合等である。
また、調整部165は、利用者Uに対応する利用者DB182の利用フラグに基づいて、車両500をシェアカーとして利用することに関する登録が行われていない場合(シェアカーの利用フラグが「0」である場合)に、利用者Uに対する車両500の利用許可情報に車両500の運転を許可することを含めないようにしてもよい。これにより、シェアカー利用者の契約をしていない利用者に、車両500を移動手段として利用させることを抑制することができる。
また、調整部165は、例えば、車両500を飲食スペースとして利用している利用者(第1利用者)が、利用時間を延長したい場合であって、且つ利用中の車両500に予約が入っている場合に、現在利用中の利用者と車両500を将来利用するために予約した利用者(第2利用者)との間で調整を行う。この場合、調整部165は、第1利用者の携帯端末200または第1利用者が利用している車両500に搭載された表示装置等に利用できる残り時間が少なくなっていることや、時間を延長するか否かを問い合わせる情報を出力したり、第2利用者の携帯端末200に車両500の利用時間に関する問い合わせ情報を出力する。利用時間に関する問い合わせとは、例えば、予約した利用開始時間を遅らせることができるか否かの問い合わせである。
提供部170は、抽出部160により抽出された車両に関する情報を利用要求のあった飲食施設管理端末300または携帯端末200に提供する。また、提供部170は、利用者Uが利用する車両に関する利用車両情報や利用許可情報を飲食施設管理端末300または携帯端末200に提供してもよい。利用車両情報とは、例えば、利用者Uが外部から車両500を探すための車両特徴情報や利用可能時間(例えば、利用終了時刻)等である。また、提供部170は、利用者Uに飲食スペースとして提供する車両500に対して、利用者Uの利用許可情報に基づいて、車載機器の制御情報を車両500に出力してもよい。また、提供部170は、飲食施設EF内に提供されている所定の音声や所定の画像に関する情報(以下、施設内情報と称する)を車両500に提供してもよい。所定の音声とは、例えば、飲食施設EFに出力されるBGM(Background Music)やアナウンスの音声である。また、所定の画像とは、例えば、飲食施設EFに表示装置(不図示)が設置されている場合には、表示装置に表示される画像(動画像)である。また、施設内情報には、飲食施設EFの空調(例えば、室温)が含まれてよい。
また、提供部170は、利用状況管理部150により管理された車両500の予約状況に基づいて、飲食スペースとして利用している利用者の利用時間を制限する。例えば、提供部170は、利用状況DB186の予約情報に含まれる他のユーザの利用開始時間を超えないように、または利用開始時間から所定時間前に飲食スペースとしての利用が終了するように、利用時間を制限する。上述した管理サーバ100の各構成要素の詳細については、後述する。
[携帯端末]
図6は、実施形態の携帯端末200の構成図である。携帯端末200は、例えば、端末側通信部210と、入力部220と、ディスプレイ230と、スピーカ240と、位置取得部250と、アプリ実行部260と、出力制御部270と、端末側記憶部280とを備える。位置取得部250と、アプリ実行部260と、出力制御部270とは、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予め携帯端末200のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることで携帯端末200の記憶装置にインストールされてもよい。
端末側記憶部280は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。端末側記憶部280には、例えば、シェアカー利用アプリ282、利用者情報、プログラム、その他各種情報等が格納される。
端末側通信部210は、例えば、ネットワークNWを利用して、車両500や管理サーバ100等の外部装置と通信を行う。
入力部220は、例えば、各種キーやボタン等の操作による利用者Uの入力を受け付ける。ディスプレイ230は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等である。入力部220は、タッチパネルとしてディスプレイ230と一体に構成されていてもよい。ディスプレイ230は、出力制御部270の制御により、実施形態のシェアカー利用処理における各種情報を表示する。スピーカ240は、例えば、出力制御部270の制御により、所定の音声を出力する。
位置取得部250は、携帯端末200に内蔵されたGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機(不図示)により携帯端末200の位置情報を取得し、取得した位置情報を管理サーバ100に送信する。GNSS受信機は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、携帯端末200の位置を特定する。
アプリ実行部260は、端末側記憶部280に記憶されたシェアカー利用アプリ282が実行されることで実現される。シェアカー利用アプリ282は、例えば、ネットワークNWを介して管理サーバ100と通信を行い、管理サーバ100から飲食スペースや移動手段として利用可能な車両500に関する情報を取得するためのアプリケーションプログラムである。また、シェアカー利用アプリ282は、管理サーバ100に利用者を登録させる登録画面や管理サーバ100から取得した情報を含む画像をディスプレイ230に表示させる。また、シェアカー利用アプリ282は、例えば、利用者Uからの操作入力(要求)等を受け付ける。また、シェアカー利用アプリ282は、受け付けた要求を、管理サーバ100に送信し、要求に対応する画像を取得して、ディスプレイ230に表示させる。また、シェアカー利用アプリ282は、例えば、管理サーバ100からの問い合わせ情報を取得し、取得した問い合わせ情報をディスプレイ230に表示させる。
出力制御部270は、アプリ実行部260の指示により、ディスプレイ230に表示させる画像の内容や表示態様、スピーカ240に出力させる音声の内容や出力態様を制御する。
[飲食施設管理端末]
図7は、実施形態の飲食施設管理端末300の構成図である。飲食施設管理端末300は、例えば、端末側通信部310と、入力部320と、ディスプレイ330と、スピーカ340と、コードリーダ350と、精算部355と、空席状況認識部360と、シェアカー利用制御部370と、出力制御部380と、端末側記憶部390とを備える。精算部355と、空席状況認識部360と、シェアカー利用制御部370と、出力制御部380とは、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予め飲食施設管理端末300のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることで飲食施設管理端末300の記憶装置にインストールされてもよい。
端末側記憶部390は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。端末側記憶部390には、例えば、プログラム、その他各種情報等が格納される。
端末側通信部310は、例えば、ネットワークNWを利用して、管理サーバ100等の外部装置と通信を行う。また、端末側通信部310は、飲食施設EF内に設置されたカメラCAMと通信を行い、カメラCAMによって撮像された撮像画像を受信する。なお、飲食施設EFには、施設内に存在する全ての座席が撮像できるように一以上のカメラCAMが設置されている。また、端末側通信部310は、飲食施設EF内に設置された外部スピーカSPKと通信を行い、出力制御部380の制御により所定の音声を外部スピーカSPKに出力する。また、飲食施設EFに表示装置が設置されている場合、端末側通信部310は、表示装置と通信を行い、出力制御部380の制御によって、所定の画像を表示装置に出力する。
入力部320は、例えば、各種キーやボタン等の操作による管理者(例えば、従業員や施設管理者等)の入力を受け付ける。ディスプレイ330は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等である。入力部320は、タッチパネルとしてディスプレイ330と一体に構成されていてもよい。ディスプレイ330は、出力制御部380の制御により、実施形態におけるシェアカー利用処理等における各種情報を表示する。スピーカ340は、例えば、出力制御部380の制御により、所定の音声を出力する。
コードリーダ350は、例えば、携帯端末200のディスプレイ230に表示されたバーコードやQRコード(登録商標)等のコード情報の画像を読み取る読取部である。コード情報には、例えば、利用者情報等が含まれてよい。また、コードリーダ350は、飲食施設EFが提供する各種サービスに対応付けられたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報に含まれる価格情報を取得してもよい。
精算部355は、例えば、飲食施設EFにおける利用者Uの利用状況に基づいて、利用者Uへ利用料金の請求を行う。例えば、精算部355は、利用者Uが飲食施設EFで利用した車両の車種、走行距離、利用時間等に応じた請求金額を算出し、算出した請求金額をディスプレイ330に出力する。また、精算部355は、コードリーダ350により読み取られた価格情報に基づいて、請求金額を算出してもよい。なお、精算部355は、金銭の出し入れが可能な機構(例えば、キャッシュレジスター)を備え、請求金額と入力した金銭とに基づく精算処理を実行してもよい。また、精算部355は、利用者Uの電子マネー(例えば、クレジットカード、仮想通貨)等を用いた精算処理を実行してもよい。また、精算部355は、精算終了後に、利用者Uによる飲食施設EFの利用状況に関する情報を端末側記憶部390に記憶してもよく、管理サーバ100に送信してもよい。
空席状況認識部360は、端末側通信部310により取得したカメラCAMの撮像画像に基づいて、飲食施設EF内の座席の空席状況を認識する。例えば、図1に示すような飲食施設EFにおいて、空席状況認識部360は、撮像画像の画像解析を行い、解析結果として得られる画像の特徴情報と、予め設定された座席に対応するテーブルTBLや椅子CHRの特徴情報(形状、大きさ、色)とを比較して類似性が高い特徴情報を含む領域をテーブルTBLや椅子CHRが存在する領域として認識する。また、空席状況認識部360は、撮像画像の解析結果として得られる画像の特徴情報と、予め設定された人物の特徴情報(例えば、体型や顔の各部位に関する形状、色、大きさ等の特徴情報)とを比較して類似性が高い特徴情報を含む領域を人物Pが存在する領域として認識する。
また、空席状況認識部360は、撮像画像の解析結果に基づいて、画像領域内に存在する他の物体OBを認識してもよい。そして、空席状況認識部360は、画像の解析結果から椅子CHRに人物Pが着座していたり、テーブルの上に荷物や飲食物等の物体OBが置かれている場合に、そのテーブルTBLや椅子CHRが利用中である(空席ではない)と認識する。また、空席状況認識部360は、椅子CHRに人物Pが着座してなく、且つテーブルTBLの上に物体OBが置かれていない場合に、その座席が空席であると認識する。空席状況認識部360は、撮像画像に含まれる座席の全て、または所定数以上の座席が利用中である場合に、飲食施設EFが満席状態であると認識する。
また、空席状況認識部360は、カメラCAMの撮像画像に含まれる人物Pの挙動に基づいて、飲食施設EFに空席があるか否かを判定してもよい。この場合、空席状況認識部360は、所定数の人物Pが座席を探しているような挙動を行っている場合に、空席がない(満席状態である)と認識する。座席を探しているような挙動には、例えば、飲食物を持ちながら飲食施設EF内を所定時間以上移動している場合や、立ち止まった状態で視線を動かしながら座席の状況を確認している場合等が含まれる。
シェアカー利用制御部370は、所定条件を満たす場合に、飲食施設EFを利用する利用者(第1利用者)に飲食スペースを提供するため、管理サーバ100にシェアカーの利用状況の問い合わせを行う。所定条件とは、例えば、空席状況認識部360により飲食施設EF内に空席がない(満席状態である)と認識された場合である。また、所定条件には、満席状態であるか否かにかかわらず、利用者により車両500を飲食スペースとして利用したい旨の要求を受け付けた場合が含まれてもよい。
シェアカー利用制御部370は、管理サーバ100に飲食スペースとして提供可能な車両500の候補の情報を取得し、取得した情報を出力制御部380によりディスプレイ330に表示させる。また、利用者Uの指示により車両500が特定された場合に、特定された車両500および利用時間に関する情報を管理サーバ100に送信する。
出力制御部380は、ディスプレイ330に表示させる画像の内容や表示態様、スピーカ340や外部スピーカSPKに出力させる音声の内容や出力態様を制御する。また、出力制御部380は、カメラCAMにより撮像された画像や飲食施設EFに出力される所定の音声や所定の画像に関する情報を管理サーバ100に送信してもよい。
[カーシェアリング管理端末]
図8は、実施形態のカーシェアリング管理端末400の構成図である。カーシェアリング管理端末400は、例えば、端末側通信部410と、入力部420と、ディスプレイ430と、スピーカ440と、コードリーダ450と、精算部460と、利用状況認識部470と、出力制御部480と、端末側記憶部490とを備える。精算部460と、利用状況認識部470と、出力制御部480とは、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予めカーシェアリング管理端末400のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることでカーシェアリング管理端末400の記憶装置にインストールされてもよい。
端末側記憶部490は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。端末側記憶部490には、例えば、プログラム、その他各種情報等が格納される。
端末側通信部410は、例えば、ネットワークNWを利用して、管理サーバ100や車両500等の外部装置と通信を行う。
入力部420は、例えば、各種キーやボタン等の操作による管理者(例えば、従業員やカーシェアリングサービス管理者等)の入力を受け付ける。ディスプレイ430は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等である。入力部420は、タッチパネルとしてディスプレイ430と一体に構成されていてもよい。ディスプレイ430は、出力制御部480の制御により、実施形態におけるシェアカー利用処理における各種情報を表示する。スピーカ440は、例えば、出力制御部480の制御により、所定の音声を出力する。
コードリーダ450は、例えば、携帯端末200のディスプレイ430に表示されたバーコードやQRコード等のコード情報の画像を読み取る読取部である。コード情報には、例えば、利用者情報等が含まれてよい。また、コードリーダ450は、カーシェアリングサービスCSが提供する物品やサービスに対応付けられたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報に含まれる価格情報を取得してもよい。
精算部460は、例えば、カーシェアリングサービスCSにおける利用者Uの利用状況に基づいて、利用者Uへ利用料金の請求を行う。例えば、精算部355は、利用者UがカーシェアリングサービスCSで利用した物品やサービスの種類や利用時間等に応じた請求金額を算出し、算出した請求金額をディスプレイ430に出力する。また、精算部460は、コードリーダ450により読み取られた価格情報に基づいて、請求金額を算出してもよい。なお、精算部460は、金銭の出し入れが可能な機構を備え、請求金額と入力した金銭とに基づく精算処理や、利用者Uの電子マネーを用いた精算処理を実行してもよい。また、精算部460は、精算終了後に、利用者UによるカーシェアリングサービスCSの利用状況(予約情報も含む)に関する情報を端末側記憶部490に記憶してもよく、管理サーバ100に送信してもよい。
利用状況認識部470は、車両500ごとのカーシェアとしての利用状況を認識する。利用状況には、現在利用中の車両500の状況だけでなく、車両500の将来の予約状況も含まれる。また、利用状況認識部470は、車両500ごとに利用状況の統計処理を行い、人気車種や空いている時間の多い車両、混雑する時間帯等の利用に関する各種情報を認識してもよい。また、利用状況認識部470は、認識した結果を、端末側記憶部490に記憶してもよく、管理サーバ100に送信してもよい。
出力制御部480は、ディスプレイ430に表示させる画像の内容や表示態様、スピーカ440に出力させる音声の内容や出力態様を制御する。
[車両]
図9は、実施形態の車両500の構成図である。車両500は、例えば、通信装置510と、操作装置515と、車室内カメラ520と、位置取得装置525と、空調装置530と、音響装置535と、ドア開閉装置540と、窓開閉装置545と、表示装置550と、シート駆動装置555と、走行装置560と、車両制御装置580とを備える。
通信装置510は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth、DSRC(Dedicated Short Range Communication)等を利用して、管理サーバ100や携帯端末200、飲食施設管理端末300、カーシェアリング管理端末400等の外部装置と通信する。
操作装置515は、車両500に搭載された機器を操作する装置である。操作装置515は、例えば、ボタンやスイッチ、ダイヤル、レバー等である。また、操作装置515は、表示装置550のタッチパネルに表示されるユーザインターフェースにより各種機器の操作を行うものであってもよい。また、操作装置515には、車両500の走行時に利用者Uが操作するアクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール等が含まれてもよい。
車室内カメラ520は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。車室内カメラ520は、車両500の車室内の任意の箇所に取り付けられる。車室内カメラ520は、例えば、車両制御装置580の制御によって、車室内に存在する車両500の利用者Uを、周期的に繰り返し撮像する。車室内カメラ520は、ステレオカメラであってもよい。車室内カメラ520で撮像された画像は、車両制御装置580に出力される。
位置取得装置525は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機(不図示)により車両500の位置情報を取得し、取得した位置情報を車両制御装置580に出力したり、通信装置510を介して管理サーバ100に送信する。GNSS受信機は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、車両500の位置を特定する。
空調装置530は、車両500の車室内の温度や湿度の調節を行う。空調装置530は、例えば、遠隔制御部582や操作制御部584による制御内容に基づいて、空調装置530の電源のオンオフ(ON/OFF)を行ったり、風量や風向の制御や、車室内の温度の制御等を行う。
音響装置535は、CDやDVDに記憶された音声データを再生する再生装置や再生された音を出力するスピーカを含む。また、音響装置535は、通信装置510により受信した音データ(例えば、管理サーバ100や飲食施設管理端末300、カーシェアリング管理端末400により送信された音データ、放送局から発信される電波に含まれるラジオ音声データ)をスピーカから出力する。また、音響装置535は、遠隔制御部582や操作制御部584による制御内容に基づいて、音響装置535の電源のオンオフや、出力する音の内容や出力態様(音量等)を制御する。
ドア開閉装置540は、遠隔制御部582や操作制御部584による制御内容に基づいて、車両500に設けられたドアの開閉や鍵の施錠または解錠等を行う。なお、ドア開閉装置540は、利用者Uを乗降させる位置または利用者Uが乗車した位置に対応したドアの開閉や施錠、解錠を行ってもよく、全てのドアの開閉や施錠、解錠を行ってもよい。窓開閉装置545は、操作装置515や遠隔制御部582による制御内容に基づいて、車両500に設けられた窓の開閉等を行う。
表示装置550は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置等である。表示装置550は、車室内に存在する利用者(乗員)から視認可能な位置に設置される。表示装置550には、DVDに記憶された音声データや映像データ等のコンテンツを再生する再生装置が含まれてもよい。表示装置550は、例えば、遠隔制御部582や操作制御部584、表示制御部586による制御内容に基づいて、電源のオンオフや、コンテンツの内容、表示態様等を制御する。
シート駆動装置555は、遠隔制御部582や操作制御部584による制御内容に基づいて、モータ等を駆動させて車室内のシートのリクライニング角度、前後上下方向の位置、水平方向における回転角度等のシートの姿勢を変更する。
走行装置560は、例えば、走行駆動力出力装置と、ブレーキ装置と、ステアリング装置とを備える。走行駆動力出力装置は、車両500が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機等の組み合わせと、これらを制御するECU(Electronic Control Unit)とを備える。ECUは、遠隔制御部582や操作制御部584から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。ブレーキ装置は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、遠隔制御部582や操作制御部584から入力される情報に従って、電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ステアリング装置は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、遠隔制御部582や操作制御部584から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
車両制御装置580は、例えば、遠隔制御部582と、操作制御部584と、表示制御部586と、車両側記憶部588とを備える。車両側記憶部588を除く各構成要素は、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予め車両制御装置580のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることで車両制御装置580の記憶装置にインストールされてもよい。
車両側記憶部588は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。車両側記憶部588には、例えば、プログラム、その他各種情報等が格納される。
遠隔制御部582は、管理サーバ100からの制御内容に基づいて、車載機器(例えば、空調装置530、音響装置535、ドア開閉装置540、窓開閉装置545、表示装置550、シート駆動装置555、走行装置560)に関する各種制御を行う。管理サーバ100からの制御内容には、例えば、利用者Uに対する車両500の利用許可情報に基づく制御内容が含まれる。また、制御内容には、利用者を乗降者させるためのドアの開閉に関する制御や、飲食施設EFと同じ音声等を車室内に出力させたり、飲食施設EFと同じ室温に調整する制御が含まれる。また、遠隔制御部582は、走行装置560を制御して、利用者Uによる操作装置515の操作に依らずに車両500の操舵または速度のうち一方または双方を制御して車両500の運転制御(遠隔自動運転)を行ってもよい。
操作制御部584は、操作装置515からの操作内容に基づいて、空調装置530、音響装置535、ドア開閉装置540、窓開閉装置545、表示装置550、シート駆動装置555、走行装置560に関する各種制御を行う。また、操作制御部584は、遠隔制御部582の制御内容に基づいて、利用者が操作装置515により指示された操作内容により実施を抑制するように制御してもよい。例えば、操作制御部584は、操作装置515により走行装置560を作動させる操作を受け付けた場合であっても、遠隔制御部582により得られる利用許可情報により利用者Uの車両500の運転が許可されていない場合には、操作内容に対する制御内容の走行装置560への出力を抑制する。
表示制御部586は、実施形態のシェアカー利用システム1に関する各種画像を表示装置550に表示させる。
[カーシェア利用システムにおける処理の流れ]
以下、実施形態のシェアカー利用システム1における処理の流れについて具体的に説明する。以下では、シェアカー利用システム1における処理全体を幾つかの処理に分けて説明するものとする。また、以下の処理において、携帯端末200−1を利用する利用者U−1は、未だ管理サーバ100に利用者登録を行っておらず、携帯端末200−2を利用する利用者U−2は、既に管理サーバ100に利用者登録を行っているものとする。また、利用者U−1は、車両500を飲食スペースとして利用する利用者(第1利用者の一例)であり、利用者U−2は、車両500をシェアカー(移動手段)として利用する利用者(第2利用者の一例)であるものとする。
<登録処理>
図10は、実施形態のシェアカー利用システム1における登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図10の例では、携帯端末200−1と、管理サーバ100と、カーシェアリング管理端末400と、携帯端末200−2とを用いて説明する。
まず、携帯端末200−1は、シェアカー利用アプリ282の実行後、利用者U−1からシェアカー利用システム1の登録要求を受け付けると、ディスプレイ230に利用者U−1の登録を行う登録画面を表示させて利用者登録を実行する(ステップS100)。図11は、利用者登録画面として表示される画像IM1の一例を示す図である。なお、画像IM1のレイアウトや表示される内容等の表示態様については、以下の例に限定されるものではない。以降の画像の説明においても同様とする。
画像IM1には、例えば、利用者情報入力領域A11と、GUI(Graphical User Interface)スイッチ表示領域A12とが含まれる。利用者情報入力領域A11には、例えば、シェアカー利用システム1に利用者U−1に関する各種情報を入力するための入力エリアが表示される。図11の例において、利用者情報入力領域A11には、氏名、年令、性別、アドレス情報、免許情報、および利用形態を入力する領域(例えば、テキストボックスまたはコンボボックス)が表示されている。利用者登録では、上述した情報の登録に加えて、利用者U−1の運転免許証の画像データの登録を行ってもよい。
GUIスイッチ表示領域A12には、例えば、利用者U−1からの指示を受け付けるアイコンが表示される。図11の例では、「OK」の文字が描画されたアイコンIC11と、「CANCEL」の文字が描画されたアイコンIC12とが示されている。利用者U−1によりアイコンIC11が選択された場合、出力制御部270は、利用者情報入力領域A11に入力された情報を利用者情報として管理サーバ100に送信する(ステップS102)。また、利用者U−1によりアイコンIC12が選択された場合、出力制御部270は、利用者情報入力領域A11に入力された情報を管理サーバ100に送信せずに、画像IM1の表示を終了する。
管理サーバ100の登録部145は、携帯端末200−1から送信された情報を受信して利用者DB182に登録する(ステップS104)。利用者情報の登録が完了した場合、登録部145は、利用者登録が完了したことを示す情報を携帯端末200−1に送信する(ステップS106)。携帯端末200−1の出力制御部270は、登録が完了したことを示す情報をディスプレイ230に表示させる(ステップS108)。なお、ステップS108の処理において、携帯端末200−1は、登録が完了した利用者情報を端末側記憶部280に記憶させてもよい。また、ステップS100〜S108の処理は、一度登録を行えば繰り返し行う必要はない。また、ステップS100〜S108の処理は、例えば、利用者情報の更新を行う場合にも適用される。
また、管理サーバ100は、飲食施設EFとカーシェアリングサービスCSとの施設関係情報(例えば、どのカーシェアリングサービスCSの車両がどの飲食施設EFの飲食スペースとして提供可能か否かを示す情報)を施設関係DB184に登録する(ステップS110)。ステップS110の処理は、管理サーバ100の管理者が所定のタイミングで行う。所定のタイミングとは、例えば、飲食施設管理端末300またはカーシェアリング管理端末400から施設関係情報の登録要求を受け付けたタイミングである。また、上述した施設関係情報の登録は、飲食施設管理端末300またはカーシェアリング管理端末400からの指示によって行われてもよい。
携帯端末200−2は、利用者U−2の操作内容に基づいてシェアカー利用アプリ282を起動し、カーシェアリング管理端末400に移動手段として利用する車両500の予約を行う(ステップS112)。携帯端末200−2は、予約に関する情報をカーシェアリング管理端末400に送信する(ステップS114)。カーシェアリング管理端末400は、カーシェアリングサービスCSで提供される車両500の利用状況を取得し(ステップS116)、取得した利用状況を管理サーバ100に送信する(ステップS118)。車両500の利用状況には、現時点での利用状況だけでなく、将来利用する車両500の予約情報も含まれる。管理サーバ100は、カーシェアリング管理端末400により送信された利用状況を利用状況DB186としてサーバ側記憶部180に記憶させる(ステップS120)。これにより、本シーケンス処理は、終了する。
<シェアカー利用処理>
次に、実施形態のシェアカー利用処理のうち、主に車両500を飲食スペースとして利用する場合の処理を中心として説明する。図12は、シェアカー利用処理の一例を示すシーケンス図である。図12の例では、車両500と、携帯端末200−1と、管理サーバ100と、飲食施設管理端末300とを用いて説明する。
利用者U−1が飲食施設EFで飲食を行う場面において、飲食施設管理端末300の精算部355は、利用者U−1が購入する飲食物の精算処理を行う(ステップS200)。また、飲食施設管理端末300の空席状況認識部360は、所定のタイミングで施設内の座席の空き状況を認識する(ステップS202)。所定のタイミングとは、精算処理が行われたタイミングでもよく、所定周期でもよい。座席が空いていない(満席状態である)と認識された場合、飲食施設管理端末300のシェアカー利用制御部370は、コードリーダ350に翳された携帯端末200−1から利用者U−1の利用者情報を読み取り(ステップS204)、読み取った利用者情報、および飲食施設IDと共に、飲食スペースとして提供可能な車両500の問い合わせ情報を送信する(ステップS206)。なお、ステップS204の処理において、シェアカー利用制御部370は、例えば、利用者U−1に利用者情報に関する情報(例えば、コード情報)をディスプレイ230に表示させ、コードリーダ350が読み取れるように携帯端末200−1を翳す動作を行わせるための情報を含む画像をディスプレイ330に表示させたり、スピーカ340から音声出力させることで、利用者情報を取得する。また、ステップS206の処理において、問い合わせ情報には、例えば、飲食施設EFが満席状態であることを示す情報が含まれていてもよい。
管理サーバ100の抽出部160は、問い合わせ情報に含まれる飲食施設IDに基づいて、施設関係DB184の飲食施設IDを参照し、対応するIDに対応付けられたカーシェアリングサービスCSを抽出し、抽出したカーシェアリングサービスCSで提供される車両のうち、飲食スペースとして利用可能な車両の候補を抽出する(ステップS208)。この場合、抽出部160は、問い合わせ情報に含まれる利用者情報に基づいて、利用者DB182を参照し、利用者の免許種別に合致する車両(例えば、利用者が運転可能な車種の車両)の候補を抽出してもよい。また、抽出部160は、飲食施設EFが満席状態である場合に、飲食スペースとして利用可能な車両の候補を抽出してもよい。
次に、管理サーバ100は、抽出した車両の候補を飲食施設管理端末300に送信する(ステップS210)。飲食施設管理端末300は、受信した車両の候補のうち何れかの車両を利用者U−1に特定させる画像を生成し、生成した画像をディスプレイ330に表示させる(ステップS212)。
図13は、車両選択画面として表示される画像IM2の一例を示す図である。画像IM2には、例えば、車両選択領域A21と、GUIスイッチ表示領域A22とが含まれる。車両選択領域A21には、飲食スペースとして利用可能な車両500の数や、その種類に関する情報、および車両500を選択するためのGUIスイッチが表示される。図13の例において、車両選択領域A21には、飲食スペースとして利用可能な車両が3台あること、およびそれぞれの車両に関する情報(例えば、ミニバン、セダン、軽自動車)が描画されたGUIスイッチIC21〜IC23が表示されている。
GUIスイッチ表示領域A22には、例えば、利用者U−1からの指示を受け付けるアイコンが表示される。図13の例では、「CANCEL」の文字が描画されたアイコンIC24が示されている。車両選択領域A21に表示されたGUIスイッチの選択を受け付けずに、アイコンIC24が選択された場合、出力制御部380は、画像IM2の表示を終了する。ここで、利用者U−1により、車両選択領域A21に表示されたGUIスイッチIC21〜IC23のうち、何れかのGUIスイッチが選択された場合、飲食施設管理端末300のシェアカー利用制御部370は、車両500の特定を受け付け(ステップS214)、受け付けた車両500の利用料金および飲食物の購入料金を含む請求金額に関する情報を含む画像を生成し、生成した画像をディスプレイ330に表示させる(ステップS216)。
図14は、請求金額に関する情報を含む画像IM3の一例を示す図である。画像IM3には、例えば、請求金額表示領域A31が含まれる。請求金額表示領域A31には、利用者U−1に請求する飲食料金、飲食スペースとして提供する車両500の利用料金、およびその合計金額が表示される。なお、図14の例では、車両500の利用料金を1時間あたりの固定単価として算出した値が表示されているが、これに限定されるものではなく、例えば、車両ごとに値段が変動してもよい。この場合、精算部355は、例えば、車両が新しいほど、車両の人気があるほど、または車室内空間が広いほど、料金が高くなるように設定される。また、車両利用料金は、利用者U−1が設定した時間に応じて加算されてもよい。これらの価格情報については、例えば、サーバ側記憶部180に記憶されており、精算部355は、特定された車両に対する価格の問い合わせを行うことで、該当する価格情報を取得することができる。
図12に戻り、請求が完了した後、シェアカー利用制御部370は、特定された車両500に関する情報を管理サーバ100に送信する(ステップS218)。管理サーバ100の提供部170は、利用者情報と特定された車両500に基づいて、利用車両情報および利用許可情報を生成する(ステップSS220)。
管理サーバ100は、生成した利用車両情報および利用許可情報を携帯端末200−1に送信する(ステップS222)。携帯端末200−1は、管理サーバ100により送信された利用車両情報および利用許可情報を含む画像を生成し、生成した画像をディスプレイ230に表示させる(ステップS224)。
図15は、利用車両情報および利用許可情報を含む画像IM4の一例を示す図である。画像IM4には、例えば、利用車両表示領域A41と、利用許可情報表示領域A42と、GUIスイッチ表示領域A43とが含まれる。利用車両表示領域A41には、利用者U1が利用する車両を特定するための情報、および利用時間に関する情報が表示される。図15の例において、利用車両表示領域A41には、車両ナンバーと、車両の色と、利用時間が表示されている。これにより、画像IM4を参照しながら、利用者U−1に、利用対象の車両を見つけ易くさせることができる。
利用許可情報表示領域A42には、利用者U−1が利用可能な車載機器に関する情報や、使用が制限されている情報等が含まれる。図15の例において、利用許可情報表示領域A42には、利用可能な車両の機能として、空調、窓開閉、ドア開閉、音響、およびシート駆動が表示されている。また、利用許可情報表示領域A42には、利用者が車両500の運転を許可されていないことを示す情報が表示されている。これにより、車両500で利用可能な機能等をより明確に利用者U−1に把握させることができる。
GUIスイッチ表示領域A43には、例えば、利用者U−1からの指示を受け付けるアイコンが表示される。図15の例では、例えば、「OK」の文字が描画されたアイコンIC41が示されている。利用者U−1によりアイコンIC41が選択された場合、出力制御部380は、画像IM2の表示を終了する。
図12に戻り、管理サーバ100の提供部170は、利用者U−1が飲食スペースとして利用すること、および利用許可情報に関する情報を車両500に送信する(ステップS226)。車両500の遠隔制御部582または操作制御部584は、管理サーバ100からの利用許可情報等に基づいて、対象機器の制御を行う(ステップS228)。ステップS228の処理では、例えば、利用者U−1が車両500に乗車し易いように、車両500のドア開閉装置540によりドアの鍵を解錠させたり、ドアを開ける等の制御を行ってもよい。また、ステップS228の処理では、利用者U−1の利用前に、車室内の前方の座席を180度回転させて、後方座席と向かい合わせになるようにシート駆動装置555を駆動させたり、利用者U−1が乗車する前に空調装置530を作動させてもよい。また、ステップS228の処理において、車両制御装置580は、利用者U1の制限内での機器の制御を行う。したがって、例えば、操作装置515により利用者U−1から利用権限のない機器の操作を受け付けた場合に、操作制御部584は、受け付けた操作内容の対象機器への出力を抑制する。また、対象機器への出力を抑制した場合、表示制御部586は、操作内容が抑制されたことを示す情報を表示装置550に表示させて利用者U−1に通知してもよい。
また、飲食施設管理端末300の出力制御部380は、飲食施設EFの施設内情報を生成し(ステップS230)、生成した施設内情報を管理サーバ100に送信する(ステップS232)。管理サーバ100の提供部170は、取得した施設内情報を車両500に送信する(ステップS234)。なお、飲食施設管理端末300の出力制御部380は、施設内情報を直接車両500に送信してもよい。車両500の遠隔制御部582は、取得した施設内情報に基づく音声を音響装置535から車室内に出力する(ステップS236)。また、ステップS236の処理では、遠隔制御部582は、施設内情報に基づいて、飲食施設EFと同じ空調(室温)となるように空調装置530を制御してもよい。これにより、本シーケンス処理は、終了する。
ステップS236の処理により、飲食スペースとして利用する車室内を、飲食施設EF内と同じような環境となるように演出することができる。これにより、利用者U−1は、車室内にいても、飲食施設EFにいるような感覚を得ることができる。また、利用者U−1は、利用許可情報に基づいて、操作装置515による操作により、音響装置535による音声出力を抑制したり、空調装置530を制御することで、自分の過ごしやすい空間と作ることができる。
<利用延長処理>
次に、実施形態のシェアカー利用処理において、主に飲食スペースとして車両500を利用中の利用者U−1が、利用時間を延長する場合の処理を中心として説明する。図16は、シェアカー利用の延長処理の一例を示すシーケンス図である。図16の例では、飲食スペースとして車両500を利用している利用者U1の携帯端末200−1と、管理サーバ100と、利用者U−1が利用中に車両500の予約を行った利用者U−2の携帯端末200−2とを用いて説明する。
図16の例において、まず、管理サーバ100の利用状況管理部150は、利用状況DB186に基づいて、利用者U−1の利用時間の管理を行う(ステップS300)。また、管理サーバ100は、利用可能時間が所定時間以内となった場合(例えば、利用終了時刻の約10分前)に、利用時間の終了を知らせる終了通知情報を生成し(ステップS302)、生成した終了通知情報を、車両500を利用中の携帯端末200−1に通知する(ステップS304)。携帯端末200−1は、管理サーバ100から受信した終了通知情報を含む画像を生成し、生成した画像をディスプレイに表示させる(ステップS306)。
図17は、終了通知情報を含む画像IM5の一例を示す図である。画像IM5には、例えば、終了内容表示領域A51と、GUIスイッチ表示領域A52とが含まれる。終了内容通知領域A51には、終了時間となったことを示す情報および利用時間を延長するか否かを問い合わせるための情報が表示される。図17の例において、終了内容表示領域A51には、「利用終了時間となりました。」、「ご利用を延長しますか?」といった文字情報が表示されている。
GUIスイッチ表示領域A52には、例えば、「30分延長」の文字が描画されたアイコンIC51と、「1時間延長」の文字が描画されたアイコンIC52と、「利用を終了する」の文字が描画されたアイコンIC53とが示されている。携帯端末200−1は、例えば、利用者U−1により、GUIスイッチ表示領域A52に表示されたGUIスイッチIC51〜IC53のうち何れかのGUIスイッチが選択を受け付けると(ステップS308)、受け付けた情報を管理サーバ100に送信する(ステップS310)。
管理サーバ100の利用状況管理部150は、携帯端末200−1により選択された内容を取得し、取得した選択内容が「利用を終了する」である場合、車室内カメラ520により撮像された画像を解析し、利用者U−1が車両500を降車したか否かを判定し、降車した場合に、利用状況DB186を参照し、該当する車両500の利用状況を更新(空き状態)する。なお、利用状況管理部150は、利用終了時刻を経過しても利用者U−1が車両500を降車していない場合に、音響装置535により警告音を出力させたり、ドア開閉装置540により車両500のドアを強制的に開けて、降車を促すような制御を行うための制御情報を生成し、生成した制御情報を車両500に送信してもよい。
また、GUIスイッチ表示領域A52において、利用者U−1が選択した内容が、「30分延長」または「1時間延長」のGUIスイッチであり、延長後の時刻が、利用者U−2の予約情報の利用開始時刻を越える場合、または延長後の終了時刻から利用開始時刻までの空き時間が所定時間以内(例えば、30分以内)である場合、管理サーバ100の調整部165は、利用者U−2の携帯端末200−2に利用開始時刻の調整が可能であるか否かを問い合わせる問い合わせ情報を生成し(ステップS312)、生成した問い合わせ情報を利用者U−2の携帯端末200−2に送信する(ステップS314)。
携帯端末200−2の出力制御部270は、管理サーバ100から受信した問い合わせ情報を含む画像を生成し、生成した画像をディスプレイ230に表示させる(ステップS316)。図18は、問い合わせ情報を含む画像IM6の一例を示す図である。画像IM6には、例えば、問い合わせ情報表示領域A61と、GUIスイッチ表示領域A62とが含まれる。問い合わせ情報表示領域A61には、例えば、予約した車両500を先に利用している利用者U−1から利用延長の要求があったこと、および利用開始時刻の変更を問い合わせるための情報が表示される。問い合わせ情報表示領域A61には、変更した場合に、利用者U−2に付与される特典情報に関する情報が表示されてもよい。特典情報とは、例えば、カーシェアリングサービスCSや飲食施設EF等の各施設の利用に対する特別の待遇や恩典、経済的価値を有する情報である。特典情報には、例えば、サービスポイントや電子クーポン(金券、割引券、優待券)、その他の各種優遇処置が含まれてよい。
図18の例において、問い合わせ情報表示領域A61には、「ご予約された車両を使用中の利用者から延長要求がありました。」、「利用開始時刻を1時間遅らせてもよいですか?」、および「*変更して頂いた場合、○○〇ポイントを付与いたします。」といった文字情報が表示されている。これにより、利用者U−2に、利用開始時刻を変更する理由や具体的な変更時間をより明確に把握させることができる。また、付与される特典情報に関する情報を表示することで、乗員U−2に、時間を変更しようとする意欲を高めさせることができる。なお、図18の例では、利用開始時刻を1時間遅らせてもよいか否かの問い合わせを行っているが、遅らせる時間については、例えば、利用者U−1が要求した延長時間および利用者U−2が予約した利用開始時刻に基づいて、延長後の時刻が利用開始時刻を越えない時間または所定時間以上の空き時間を有するように調整部165により調整される。
GUIスイッチ表示領域A62には、例えば、利用者U−2からの指示を受け付けるアイコンが表示される。図18の例では、例えば、「YES」の文字が描画されたアイコンIC61と、「NO」の文字が描画されたアイコンIC62とが示されている。アイコンIC61は、1時間遅らせることを許可するアイコンである。アイコンIC62は、1時間遅らせることを許可しない(予約通りに使用する)ことを示すアイコンである。入力部220は、GUIスイッチ表示領域A62に表示されたアイコンのうち何れかの選択を回答として受け付ける(ステップS318)。携帯端末200−2の出力制御部270は、受け付けた回答を管理サーバ100に送信する(ステップS320)。
管理サーバ100の利用状況管理部150は、携帯端末200−2により得られる回答に基づいて、利用状況の更新等を行う(ステップS322)。例えば、1時間遅らせることを許可する回答を取得した場合、利用状況管理部150は、利用状況DB186に対する利用者U−1の利用終了時刻を1時間延長すると共に、利用者U−2の予約情報の利用開始時刻を1時間遅らせる。また、利用状況管理部150は、利用開始時刻に加えて利用終了時刻を1時間遅らせてもよい。また、利用状況管理部150は、更新した内容を携帯端末200−1に送信する(ステップS324)。なお、ステップS322〜S324の処理において、利用状況管理部150は、携帯端末200−2から1時間遅らせることを許可しない回答を取得した場合に、直ちに降車させるための情報を生成し、生成した情報を携帯端末200−1に送信してもよい。
携帯端末200−1の出力制御部270は、管理サーバ100から送信された情報を含む画像をディスプレイ230に表示させる(ステップS326)。図19は、車両の利用の延長を許可することを示す情報を含む画像IM7の一例を示す図である。画像IM7には、例えば、車両利用延長通知領域A71と、GUIスイッチ表示領域A72とが含まれる。車両利用延長通知領域A71には、車両利用の延長が許可された時刻および延長により発生した追加料金に関する情報が表示される。図19の例において、車両利用延長通知領域A71には、「ご利用時間を14:15まで延長します。」、「追加料金は、○○○円です。」といった情報が表示されている。これにより、利用者U−1は、利用時間が延長されたことを容易に把握することができる。なお、追加料金は、携帯端末200−1に格納された電子マネーにより精算されてもよく、利用者U−1が降車後に飲食施設管理端末300まで移動して精算してもよい。
GUIスイッチ表示領域A72には、例えば、利用者U−1からの指示を受け付けるアイコンが表示される。図19の例では、例えば、「OK」の文字が描画されたアイコンIC71が示されている。アイコンIC71が選択された場合、出力制御部270は、画像IM7の表示を終了する。なお、携帯端末200−1は、延長が許可されず、直ちに降車させるための情報を管理サーバ100から受信した場合、利用者U−1を降車させるための情報を含む画像をディスプレイ230に表示させる。降車させるための情報とは、例えば「次の利用者がお待ちです。直ちに降車してください。」等のメッセージを含む情報である。これにより、本シーケンスの処理は、終了する。
以上説明した実施形態によれば、管理サーバ100は、カーシェアリングサービスCS(車両提供サービスの一例)で提供される一以上の車両500の利用状況を管理する利用状況管理部150と、飲食施設EFからの車両500の利用要求を取得する取得部155と、取得部155により利用要求が取得された場合に、利用状況管理部150により管理される利用状況に基づいて、一以上の車両500のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出する抽出部160と、抽出部160により抽出された車両に関する情報を飲食施設EFに提供する提供部170とを備えることにより、カーシェアリングサービスCSで提供される車両をより有効に活用することができる。
また、実施形態によれば、例えば、飲食施設内が混雑していて空席がない場合に、飲食施設を利用しようとして来店した利用者に対して、車両を飲食スペースとして提供することで、車両に興味がない利用者にも車両に触れるきっかけを作ることができる。また、管理サーバ100は、飲食施設EFが混雑している場合だけでなく、利用者が静かな空間でゆっくり食事をしたい場合や、子供等がいるため他人に迷惑をかけたくない場合等に、利用者の要求に応じて、飲食スペースとして車両を提供することができる。また、管理サーバ100は、運転ができない利用者にも飲食スペースとして車両を提供することができ、運転ができない場合には、車両500の走行装置560が作動しないように制御されるため、より安全に利用者に車両500を提供することができる。
また、本実施形態によれば、飲食スペースとして利用した利用者であっても、その車両を運転することが可能な免許を有している場合には、飲食後または飲食中に車両500を運転してドライブを楽しむことができる。この場合、シェアカーとしての料金は、ドライブ後に精算してもよく、精算後に走行を可能にしてもよい。
[変形例]
実施形態において、飲食施設管理端末300およびカーシェアリング管理端末400の機能のうち少なくとも一部は、管理サーバ100に設けられていてもよく、管理サーバ100の機能のうち少なくとも一部は、飲食施設管理端末300およびカーシェアリング管理端末400に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態におけるシェアカー利用の延長処理において、管理サーバ100は、飲食スペースとして利用中の利用者U−1の携帯端末200−1に終了通知情報等を送信したが、これに代えて利用者U−1が利用している車両500に終了通知情報等を送信し、車両500の表示装置550等から利用者U−1に通知を行ってもよい。
また、上述の実施形態では、商業施設の一例として飲食施設を用いて説明したが、飲食施設に加えて(または代えて)、飲食を行わないマッサージや整体等の美容サービスを提供する施設等が含まれてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…シェアカー利用システム、100…管理サーバ、110…サーバ側通信部、120、220、320、420…入力部、130…出力部、140…サーバ側制御部、145…登録部、150…利用状況管理部、155…取得部、160…抽出部、165…調整部、170…提供部、180…サーバ側記憶部、200…携帯端末、210、310、410…端末側通信部、230、330、430…ディスプレイ、240、340、440…スピーカ、250…位置取得部、260…アプリ実行部、270、380、480…出力制御部、280、390、490…端末側記憶部、300…飲食施設管理端末、350、450…コードリーダ、355、460…精算部、360…空席状況認識部、370…シェアカー利用制御部、400…カーシェアリング管理端末、500…車両、510…通信装置、515…操作装置、580…車両制御装置、CS…カーシェアリングサービス、EF…飲食施設、U…利用者

Claims (10)

  1. 車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理する管理部と、
    飲食施設からの前記車両の利用要求を取得する取得部と、
    前記取得部により前記利用要求が取得された場合に、前記管理部により管理される利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された車両に関する情報を前記飲食施設に提供する提供部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記一以上の車両は、カーシェアリングサービスで提供される車両を含む、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記抽出部により抽出された車両を利用する利用者情報に基づいて、前記車両の利用者に対する利用内容を調整する調整部を更に備える、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記調整部は、前記利用者情報に、前記利用者が前記車両を運転することが可能であることを示す情報が含まれる場合に、前記利用者に対する前記車両の利用許可情報に前記車両の運転を含める、
    請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記調整部は、前記利用者が前記車両をシェアカーとして利用することに関する登録が行われていない場合に、前記利用者に対する前記車両の利用許可情報に前記車両の運転を含めない、
    請求項3に記載の管理装置。
  6. 前記管理部は、前記車両の利用の予約を管理し、
    前記提供部は、前記管理部により管理された前記車両の予約状況に基づいて、前記飲食スペースとして利用する第1利用者の利用時間を制限する、
    請求項1から5のうち何れか1項に記載の管理装置。
  7. 前記調整部は、前記飲食スペースとして利用している第1利用者から利用時間の延長要求があった場合に、前記車両の利用の予約を行っている第2利用者に、前記車両の利用時間に関する問い合わせを行う、
    請求項3に記載の管理装置。
  8. 前記抽出部は、前記飲食施設に設けられる座席が満席状態である場合に、前記飲食スペースとして提供可能な車両を抽出する、
    請求項1から7のうち何れか1項に記載の管理装置。
  9. コンピュータが、
    車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理し、
    飲食施設からの前記車両の利用要求を取得し、
    前記利用要求が取得された場合に、前記利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出し、
    抽出された前記車両に関する情報を前記飲食施設に提供する、
    管理方法。
  10. コンピュータに、
    車両提供サービスで提供される一以上の車両の利用状況を管理させ、
    飲食施設からの前記車両の利用要求を取得させ、
    前記利用要求が取得された場合に、前記利用状況に基づいて、前記一以上の車両のうち飲食スペースとして提供可能な車両を抽出させ、
    抽出された前記車両に関する情報を前記飲食施設に提供させる、
    プログラム。
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