JP2021033191A - プロジェクタ - Google Patents

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Hiroyuki Ominato
寛之 大湊
和也 神川
Kazuya Kamikawa
和也 神川
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Abstract

【課題】プロジェクタの持ち運びの際にアームやカメラが損傷するのを抑えることができるプロジェクタを提供することを目的とする。【解決手段】プロジェクタ1は、本体筐体10と、被写体を撮影して映像信号を出力するカメラ21と、本体筐体10の前面11に配置され、映像信号に基づく画像を投映する投映部40と、カメラ21を支持するアーム30であって、本体筐体10に回動可能に接続されるアーム30を備える。本体筐体10は、カメラ21およびアーム30を収容する凹部13Aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を投映するプロジェクタに関する。
従来、プロジェクタとして、被写体を撮影するカメラを備えたものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、プロジェクタは、矩形の本体筐体と、カメラを支持するアームと、を備え、アームが本体筐体に回動可能に支持されている。
特開2002−262250号公報
しかしながら、従来技術では、アームを本体筐体に密着させるように折り畳んでもアームおよびカメラが本体筐体の外面から突出した状態となるので、例えば、プロジェクタを持ち運ぶ際に、本体筐体の外面から突出したアームまたはカメラを机や壁などにぶつけてしまい、アームまたはカメラが損傷するおそれがある。
そこで、本発明は、プロジェクタの持ち運びの際にアームやカメラが損傷するのを抑えることができるプロジェクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、本体筐体と、被写体を撮影して映像信号を出力するカメラと、前記本体筐体の前面に配置され、前記映像信号に基づく画像を投映する投映部と、前記カメラを支持するアームであって、前記本体筐体に回動可能に接続されるアームと、を備える。
前記本体筐体は、前記カメラおよび前記アームを収容する凹部を有する。
この構成によれば、アームとカメラを凹部内に収容することができるので、プロジェクタを持ち運ぶ際に、アーム等が机などにぶつかって損傷するのを抑えることができる。
また、前記凹部は、2つの側面と、前記2つの側面を繋ぐ底面とを有していてもよい。
これによれば、凹部内に収容したアーム等が2つの側面で保護されるので、例えば凹部が1つの側面と1つの底面とからなる場合に比べ、アーム等が机などにぶつかって損傷するのをより抑えることができる。
また、前記カメラが前記凹部に収容された状態において、前記カメラのレンズが前記凹部の前記底面と対面可能であってもよい。
これによれば、カメラが凹部に収容された状態において、カメラのレンズを保護することができる。
また、前記アームは、本体筐体の上部に回動可能に接続されていてもよい。
また、前記アームと前記本体筐体の接続箇所は、前記本体筐体の左右方向において前記本体筐体の中央に位置し、前記本体筐体の前後方向において、前記本体筐体の後面までの距離が、前記本体筐体の前面までの距離よりも小さくてもよい。
また、前記カメラは、前記本体筐体の後面よりも後方に移動可能であってもよい。
これによれば、本体筐体の後方にある被写体をカメラで撮影することができる。
また、前記アームは、前記本体筐体の左右方向に沿った第1回動軸を中心にして前記本体筐体に回動可能に接続される基礎アームと、前記カメラを支持する先端アームと、前記基礎アームと前記先端アームとを連結する中間アームと、を有していてもよい。
また、前記中間アームは、前記左右方向に沿った第2回動軸を中心にして前記基礎アームに回動可能に接続されるとともに、前記左右方向に沿った第3回動軸を中心にして前記先端アームに回動可能に接続されていてもよい。
また、前記先端アームは、前記中間アームにスライド移動可能に接続されていてもよい。
また、前記アームは、前記左右方向と直交する軸を中心に前記カメラの向きを変更可能なジョイントを有していてもよい。
また、前記プロジェクタは、前記投映部で投映する画像に対応した画像データを入力するための外部入力端子をさらに備え、前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に設けられていてもよい。
これによれば、本体筐体に対して左右方向の一方側(外部入力端子がある側)の席に着座したユーザが自身の端末を外部入力端子に接続させやすいので、例えば外部入力端子が本体筐体の前面または後面に配置される構造に比べ、端末をプロジェクタに接続する作業を容易に行うことができる。
また、前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に複数設けられていてもよい。
これによれば、本体筐体に対して左右方向の一方側(外部入力端子がある側)の複数の席に着座した各ユーザが自身の端末を外部入力端子に接続させやすいので、例えば外部入力端子が本体筐体の前面または後面に配置される構造に比べ、各ユーザの端末をプロジェクタに接続する作業を容易に行うことができる。
また、前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の両方に設けられていてもよい。
これによれば、本体筐体に対して左右方向の一方側および他方側の各席に着座した各ユーザが自身の端末を外部入力端子に接続させやすいので、例えば外部入力端子が本体筐体の前面または後面に配置される構造に比べ、各ユーザの端末をプロジェクタに接続する作業を容易に行うことができる。
また、前記プロジェクタは、複数の前記外部入力端子と前記投映部との接続状態を切り替える外部入力切替スイッチを複数備え、複数の前記外部入力切替スイッチは、前記本体筐体の上面に設けられていてもよい。
これによれば、外部入力切替スイッチが本体筐体の上面に設けられているので、例えばプロジェクタを挟んで対座するすべてのユーザが、外部入力端子の使用状況を容易に知ることができる。
また、前記凹部は、前記本体筐体の上面に形成され、複数の前記外部入力切替スイッチは、前記凹部に対して前記本体筐体の左右方向の一方側と他方側に配置されていてもよい。
また、前記プロジェクタは、複数の前記外部入力端子と前記投映部との接続状態を切り替える外部入力切替スイッチを複数備え、複数の前記外部入力切替スイッチは、前記本体筐体の左右の側面の両方に設けられ、前記本体筐体の上面には、複数の前記外部入力切替スイッチのON・OFF状態を表示する表示部が複数設けられていてもよい。
これによれば、外部入力切替スイッチのON・OFF状態を表示する表示部が本体筐体の上面に設けられているので、プロジェクタを挟んで対座するすべてのユーザが、外部入力端子の使用状況を容易に知ることができる。また、外部入力切替スイッチと外部入力端子が同じ側面に配置されるので、ユーザが、パソコン等から延びるケーブルを外部入力端子に接続した後、即座に外部入力切替スイッチを操作することができるので、利便性を向上させることができる。
また、前記凹部は、前記本体筐体の上面に形成され、複数の前記表示部は、前記凹部に対して前記本体筐体の左右方向の一方側と他方側に配置されていてもよい。
また、前記本体筐体の左右の側面のいずれかに電源端子が設けられていてもよい。
また、前記プロジェクタは、前記被写体に向けて光を照射する照明をさらに備えていてもよい。
これによれば、照明によって被写体に光を照射することができるので、例えばプロジェクタで投映した画像を見やすくするために部屋を暗くした場合であっても、被写体をカメラで良好に撮影することができる。
また、前記本体筐体の左右方向において、前記投映部の中心が前記凹部の範囲外に位置していてもよい。
これによれば、凹部の底面から本体筐体の下面までの距離を、投影部の上下方向の最大寸法よりも小さくすることができるので、プロジェクタの厚みを小さくすることができる。
本発明によれば、プロジェクタの持ち運びの際にアームやカメラが損傷するのを抑えることができる。
第1の実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図である。 凹部にアーム等を収容した状態を示す斜視図(a)と、プロジェクタを前方から見た正面図(b)である。 ヘッドおよびアームを分解して示す斜視図である。 第2の実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図(a)と、中間アームを示す拡大斜視図(b)である。 第2の実施形態において凹部にアーム等を収容した状態を示す斜視図である。 第3の実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図である。 第3の実施形態において凹部にアーム等を収容した状態を示す斜視図である。 第4の実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図であり、凹部からアーム等を出した状態を示す図(a)と、凹部にアーム等を収容した状態を示す図(b)である。
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、プロジェクタ1は、本体筐体10と、ヘッド20と、アーム30と、投映部40と、電源端子50と、4つの外部入力端子61〜64と、4つの外部入力切替スイッチ71〜74とを備えている。ヘッド20は、カメラ21と、照明22と、筐体23とを備えている。カメラ21は、被写体SBを撮影して映像信号を出力する機能を有している。照明22は、被写体SBに向けて光を照射する機能を有している。
照明22は、カメラ21のレンズ21Aを囲うリング状に構成されている。照明22は、カメラ21のレンズ21A周りに円状に並べられた複数のLEDと、複数のLEDを保護する透明なリング状のカバーなどで構成されている。
筐体23は、樹脂などからなる。筐体23は、直方体状に形成されている。筐体23は、カメラ21および照明22を支持している。
本体筐体10は、樹脂などからなる直方体状の筐体である。本体筐体10は、前面11と、後面12と、上面13と、下面14と、右側面15と、左側面16とを有している。
投映部40は、プロジェクタ1の前方に配置されるスクリーンに対して、カメラ21や外部入力端子61〜64から出力される映像信号に基づく画像を投映する機能を有している。投映部40は、本体筐体10の前面11に配置されている。詳しくは、投映部40は、画像を投映する投映レンズ41と、図示せぬDLPチップ、光源、DLPチップおよび光源を制御する制御部などからなる。そして、投映部40のうち投映レンズ41が、本体筐体10の前面11に配置されている。
本体筐体10の上面13には、凹部13Aが形成されている。図2(a)に示すように、凹部13Aは、ヘッド20およびアーム30を収容するための凹部である。図2(b)に示すように、凹部13Aは、2つの側面F1,F2と、2つの側面F1,F2を繋ぐ底面F3とを有している。
2つの側面F1,F2は、左右方向に直交している。底面F3は、各側面F1,F2の下端に接続されている。
凹部13Aは、上面13の左右方向の中央に配置されている。凹部13Aの左右方向の寸法は、上面132の左右方向の寸法の1/3以下となっている。凹部13Aは、上面13の後端近傍から前端にわたって形成されている。凹部13Aは、上方および前方に向けて開口している。
本体筐体10の左右方向において、投映部40の中心は、凹部13Aの範囲外に位置している。詳しくは、投映レンズ41の中心は、凹部13Aの右側に配置されている。また、投映レンズ41の一部(詳しくは上部)は、上下方向において、凹部13Aの範囲内に位置している。
なお、本実施形態では、投影レンズ41全体が、左右方向において、凹部13Aの範囲外に位置しているが、本発明はこれに限定されず、投影レンズ41の中心が凹部13Aの範囲外に位置していれば、投影レンズ41の一部が左右方向において凹部13Aの範囲内に位置していてもよい。
図2(a)に示すように、本体筐体10の右側面15には、電源端子50と、2つの外部入力端子61,62とが設けられている。本体筐体10の左側面16には、2つの外部入力端子63,64が設けられている。
電源端子50は、プロジェクタ1に電力を供給するための端子である。電源端子50には、プロジェクタ1と商用電源とを繋ぐ電源ケーブルが接続される。
外部入力端子61〜64は、投映部40で投映する画像に対応した画像データを入力するための端子である。外部入力端子61〜64には、プロジェクタ1とパソコン等の端末とを繋ぐケーブルが接続可能となっている。なお、以下の説明では、外部入力端子61〜64を、符号の小さいものから順に、第1の外部入力端子61、第2の外部入力端子62、第3の外部入力端子63、第4の外部入力端子64とも称する。また、後述する4つの外部入力切替スイッチ71〜74なども同様に、符号の小さいものから順に、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」を名称の前に付する場合もある。
本体筐体10の上面13には、4つの外部入力切替スイッチ71〜74が設けられている。外部入力切替スイッチ71〜74は、各外部入力端子61〜64と投映部40との接続状態を切り替えるためのスイッチである。詳しくは、第1の外部入力切替スイッチ71は、ON状態において第1の外部入力端子61と投映部40とを接続し、OFF状態において第1の外部入力端子61と投映部40との接続を切るように構成されている。同様に、その他の外部入力切替スイッチ72〜74も、それぞれ対応する外部入力端子62〜64と投映部40との接続状態を切り替えるように構成されている。
外部入力切替スイッチ71〜74は、プッシュボタン式のスイッチであり、ON状態においてスイッチ自体が発光するように構成されている。また、所定の外部入力切替スイッチ(例えば71)がON状態のときに、他の外部入力切替スイッチ(例えば73)がONになると、所定の外部入力切替スイッチがOFFとなるように、各外部入力切替スイッチ71〜74が構成されている。つまり、2つ以上の外部入力切替スイッチが同時にON状態とならないように、各外部入力切替スイッチ71〜74が連動して作動するようになっている。
第1の外部入力切替スイッチ71および第2の外部入力切替スイッチ72は、凹部13Aに対して右側に配置されている。第3の外部入力切替スイッチ73および第4の外部入力切替スイッチ74は、凹部13Aに対して左側に配置されている。右側の2つの外部入力切替スイッチ71,72は、右側面15に配置される外部入力端子61,62に対応した位置に配置されている。左側の2つの外部入力切替スイッチ73,74は、左側面16に配置される外部入力端子63,64に対応した位置に配置されている。
詳しくは、第1の外部入力切替スイッチ71は、前後方向において、第1の外部入力端子61の範囲内に位置する。同様に、その他の外部入力切替スイッチ72〜74も、前後方向において、それぞれ対応する外部入力端子62〜64の範囲内に位置する。
図1に示すように、アーム30は、ヘッド20を支持するアームであって、本体筐体10の上部に回動可能に接続されている。アーム30は、基礎アーム31と、先端アーム32と、中間アーム33とを有している。基礎アーム31、先端アーム32および中間アーム33は、樹脂などからなる。
基礎アーム31は、本体筐体10の左右方向に沿った第1回動軸X1を中心にして本体筐体10に回動可能に接続されている。中間アーム33は、基礎アーム31と先端アーム32とを連結している。中間アーム33は、左右方向に沿った第2回動軸X2を中心にして基礎アーム31に回動可能に接続されている。先端アーム32は、左右方向に沿った第3回動軸X3を中心にして中間アーム33に回動可能に接続されている。ヘッド20は、左右方向と直交する軸X4を中心にして先端アーム32に回動可能に接続されている。
基礎アーム31は、ベース部31Aと、突出部31Bと、2つの延出部31Cとを有している。
ベース部31Aは、矩形の板状の部位である。突出部31Bは、ベース部31Aから第1回動軸X1に向けて突出している。突出部31Bは、ベース部31Aの左右方向の中央に配置されている。
本体筐体10は、突出部31Bを回動可能に支持する2つの支持部17を有している。2つの支持部17は、凹部13Aの底面F3(図2(b)参照)の後端に配置され、底面F3から上に突出している。突出部31Bは、左右方向において2つの支持部17に挟まれている。
突出部31Bは、アーム30と本体筐体10の接続箇所となっている。突出部31Bは、本体筐体10の左右方向において本体筐体10の中央に位置し、本体筐体10の前後方向において、本体筐体10の後面12までの距離が、本体筐体10の前面11までの距離よりも小さい。
2つの延出部31Cは、ベース部31Aから突出部31Bとは反対側に向けて延びている。2つの延出部31Cは、左右方向に間隔を空けて配置されている。2つの延出部31Cの左右方向の間隔は、中間アーム33の左右方向の寸法よりも大きい。2つの延出部31Cのベース部31Aからの延出量は、中間アーム33の長手方向の寸法よりも大きい。これにより、基礎アーム31に対して中間アーム33を折り畳んだときに、2つの延出部31Cの間に中間アーム33を収容することが可能となっている。
図3に示すように、2つの延出部31Cの各先端には、穴部31Dが1つずつ形成されている。各穴部31Dは、後述する中間アーム33の軸部33Cを回動可能に支持している。
中間アーム33は、ベース部33Aと、2つの延出部33Bとを有している。ベース部33Aは、左右方向に長い直方体状に形成されている。ベース部33Aの左右方向の各端面には、左右方向に延びる軸部33Cが1つずつ形成されている。各軸部33Cは、基礎アーム31の穴部31Dに嵌合し、この穴部31Dによって回動可能に支持される。
2つの延出部33Bは、第2回動軸X2から遠ざかる方向に、ベース部33Aの左右方向の両端から延びている。2つの延出部33Bは、左右方向に間隔を空けて配置されている。2つの延出部33Bの左右方向の間隔は、先端アーム32の左右方向の寸法よりも大きい。2つの延出部33Bのベース部33Aからの延出量は、組み合わされた状態での先端アーム32およびヘッド20の軸X4に沿う方向における寸法よりも大きい。これにより、中間アーム33に対して先端アーム32を折り畳んだときに、2つの延出部33Bの間に先端アーム32およびヘッド20を収容することが可能となっている。
2つの延出部33Bの各先端には、穴部33Dが1つずつ形成されている。各穴部33Dは、後述する先端アーム32の軸部32Aを回動可能に支持している。
先端アーム32は、直方体状に形成されている。先端アーム32は、ヘッド20の筐体23を介してカメラ21を支持している。詳しくは、先端アーム32は、ジョイントJを介してヘッド20を回動可能に支持している。
ジョイントJは、左右方向と直交する軸X4を中心にカメラ21の向きを変更可能なジョイントである。ジョイントJは、軸部J1と、穴部J2とを有している。軸部J1は、ヘッド20の筐体23から先端アーム32に向けて突出している。穴部J2は、先端アーム32のヘッド20側の面に形成されている。そして、穴部J2は、軸部J1を回動可能に支持している。
先端アーム32は、ヘッド20とは反対側の端部に左右方向に突出する2つの軸部32Aを有している。各軸部32Aは、中間アーム33の穴部33Dに嵌合し、この穴部33Dによって回動可能に支持される。
なお、図示は省略するが、2つの部材を回動可能に接続させる軸部および穴部は、基礎アーム31の突出部31Bおよび支持部17にも形成されている。また、それぞれの軸部および穴部は、各部材を任意の角度で維持できるように、適度な嵌め合い公差で形成されている。なお、各部材を任意の角度でロックするためのロック機構を設けた場合には、軸部の径を穴部の径よりも小さくしてもよい。
以上のようにアーム30が構成されることで、カメラ21は、本体筐体10の後面よりも後方に移動可能となっている。言い換えると、カメラ21は、凹部13Aに収容された収容位置(図2(a)の位置)と、本体筐体10の後方(詳しくは本体筐体10の設置面FS)に配置された被写体SBを撮影可能な撮影位置(例えば図1の位置)との間で移動可能となっている。また、図2(b)に示すように、カメラ21が凹部13Aに収容された状態において、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3と対面させることが可能となっている。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ1の使用方法について詳細に説明する。
図2(a),(b)に示すように、プロジェクタ1を持ち運ぶ際には、基礎アーム31、先端アーム32および中間アーム33をそれぞれ折り畳んだ状態にして凹部13A内に収容する。この際、カメラ21のレンズ21Aは、凹部13Aの底面F3を向いた状態にしておく。これにより、プロジェクタ1を持ち運ぶ際に、アーム30やカメラ21が机などにぶつかって損傷するのを抑えることができる。
プロジェクタ1を会議で使用する際には、投映レンズ41がスクリーンと対面するように、プロジェクタ1を机上に置く。会議に参加する参加者が4人の場合、4人の参加者は、例えば、プロジェクタ1の右側と左側に2人ずつ分かれて着座する。
右側に着座した参加者が、電源ケーブルを電源端子50に接続し、図示せぬ電源をONにすると、プロジェクタ1に電力が供給される。この際、電源端子50が本体筐体10の右側面15に配置されているので、例えば電源端子が本体筐体の前面または後面に配置されている場合と比べ、右側の着座者が電源ケーブルを電源端子50に接続する作業を容易にすることができる。
右側の参加者が、自身の端末を第1の外部入力端子61にケーブルを介して接続し、第1の外部入力切替スイッチ71を押すと、右側の参加者の端末と投映部40とが接続され、第1の外部入力切替スイッチ71が点灯する。この際、第1の外部入力切替スイッチ71が本体筐体10の上面13に配置されているので、参加者の全員が現在使用している外部入力端子を容易に認識することができる。
その後、右側の参加者の端末から出力される画像データに基づいた画像が、投映部40によってスクリーンに投映される。右側の参加者は、スクリーンに映し出された画像を用いてプレゼンテーションを行う。
次に、左側の参加者が自身の端末を用いてプレゼンテーションを行う場合には、左側の参加者が、自身の端末を第3の外部入力端子63にケーブルを介して接続し、第3の外部入力切替スイッチ73を押すと、左側の参加者の端末と投映部40とが接続され、第3の外部入力切替スイッチ73が点灯する。この際、右側の参加者の端末と投映部40との接続が切れるとともに、第1の外部入力切替スイッチ71が消灯する。これにより、参加者の全員が、現在使用している外部入力端子が第3の外部入力端子63に切り替わったことを認識することができる。
その後、左側の参加者の端末から出力される画像データに基づいた画像が、投映部40によってスクリーンに投映される。左側の参加者は、スクリーンに映し出された画像を用いてプレゼンテーションを行う。
また、参加者が紙などの資料を用いてプレゼンテーションを行う場合には、参加者は、プロジェクタ1の後方に資料を置く。その後、参加者は、凹部13Aから基礎アーム31を引き起こす。次いで、参加者は、基礎アーム31の2つの延出部31Cの間から中間アーム33を引き起こす。
その後、参加者は、中間アーム33の2つの延出部33Bの間から先端アーム32を引き起こす。そして、参加者は、各アーム31〜33の角度を微調整することで、資料に対してヘッド20を適正な位置に配置する。
なお、この際、カメラ21のレンズ21Aの向きは、凹部13A内において凹部13Aの底面F3を向いていたので、上向きとなっている。そのため、参加者は、ヘッド20を軸X4回りに回動することで、カメラ21のレンズ21Aを下向きにして、カメラ21のレンズ21Aを資料に向ける。
その後、参加者は、図示せぬカメラ用の入力切替スイッチを押す。これにより、投映部40に接続される対象物が、左側の参加者の端末からカメラ21に切り替わるので、参加者は、カメラ21で撮影された画像をスクリーン上に映し出して、プレゼンテーションを行うことができる。
会議の終了後、参加者は、まず、プロジェクタ1の電源をOFFにする。その後、参加者は、ヘッド20の向きを下向きから上向きに戻す。次いで、参加者は、順次、各アーム31〜33を折り畳んでいき、折り畳まれたアーム30を凹部13A内に収容する。このようにしてアーム30を折り畳むことで、図2(b)に示すように、カメラ21のレンズ21Aが凹部13Aの底面F3と対面するので、レンズ21Aがヘッド20の筐体23や本体筐体10によって保護される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
アーム30とカメラ21を凹部13A内に収容することができるので、プロジェクタ1を持ち運ぶ際に、アーム30等が机などにぶつかって損傷するのを抑えることができる。
凹部13A内に収容したアーム30等が凹部13Aの2つの側面F1,F2で保護されるので、例えば凹部が1つの側面と1つの底面とからなる場合に比べ、アーム30等が机などにぶつかって損傷するのをより抑えることができる。
カメラ21が凹部13Aに収容された状態において、カメラ21のレンズ21Aが凹部13Aの底面F3と対面するので、カメラ21が凹部13Aに収容された状態において、カメラ21のレンズ21Aを保護することができる。
カメラ21が本体筐体10の後面12よりも後方に移動可能であるので、本体筐体10の後方にある被写体SBをカメラ21で撮影することができる。
本体筐体10の右側面15に2つの外部入力端子61,62が設けられているので、プロジェクタ1に対して右側に座った2人の参加者が、それぞれ自身の端末を外部入力端子61,62に接続させやすい。そのため、例えば外部入力端子が本体筐体の前面または後面に配置される構造に比べ、各参加者の端末をプロジェクタ1に接続する作業を容易に行うことができる。また、本体筐体10の左側面16にも2つの外部入力端子63,64が設けられているので、左側の参加者についても同様の効果を得ることができる。
本体筐体10の右側面15および左側面16の両方に外部入力端子61〜64が設けられているので、例えば外部入力端子が本体筐体の前面または後面に配置される構造に比べ、プロジェクタ1の右側および左側に着座した各参加者の端末をプロジェクタに接続する作業を容易に行うことができる。
外部入力切替スイッチ71〜74が本体筐体10の上面13に設けられているので、プロジェクタ1を挟んで左右方向の一方側にいる参加者が、他方側にいる参加者の外部入力端子の使用状況を容易に知ることができる。
照明22によって被写体SBに光を照射することができるので、例えばプロジェクタ1で投映した画像を見やすくするために部屋を暗くした場合であっても、被写体SBをカメラ21で良好に撮影することができる。
本体筐体10の左右方向において、投映部40の中心が凹部13Aの範囲外に位置しているので、凹部13Aの底面F3から本体筐体10の下面14までの距離を、投影部40の上下方向の最大寸法よりも小さくすることができ、プロジェクタの厚みを小さくすることができる。特に、本実施形態では、投影部40の全体が凹部13Aの範囲外に位置しているので、投映部40を構成するための部品を、凹部13Aの底面F3から本体筐体10の下面14までのスペースに配置する必要がない。そのため、凹部13Aの底面F3から本体筐体10の下面14までの距離をより小さくして、プロジェクタ1の厚みを小さくすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係るプロジェクタ1の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
図4(a)に示すように、第2の実施形態に係るプロジェクタ2は、第1の実施形態とは異なるアーム130および外部入力切替スイッチ171〜174と、第1の実施形態にはない表示部81〜84とを備えている。
4つのうち2つの外部入力切替スイッチ171,172は、本体筐体10の右側面15に設けられ、残りの2つの外部入力切替スイッチ173,174は、本体筐体10の左側面16に設けられている。第1の外部入力切替スイッチ171は、第1の外部入力端子61の近傍に配置されている。その他の外部入力切替スイッチ172〜174も同様に、それぞれ対応する外部入力端子62〜64の近傍に配置されている。
4つの外部入力端子61〜64は、第1の実施形態と同様にプッシュボタン式のスイッチであるが、ON状態においてスイッチ自体が発光しない点で第1の実施形態とは異なっている。なお、2つ以上の外部入力切替スイッチが同時にON状態とならないように、各外部入力切替スイッチ171〜174が連動して作動する点は、第1の実施形態と同様である。
表示部81〜84は、4つの外部入力切替スイッチ171〜174のON・OFF状態を表示する機能を有している。詳しくは、第1の外部入力切替スイッチ171がON状態になると、第1の表示部81が点灯する。また、第1の外部入力切替スイッチ171がOFF状態になると、第1の表示部81が消灯する。同様に、その他の外部入力切替スイッチ172〜174がON・OFF状態になると、対応する表示部82〜84が点灯・消灯する。
表示部81〜84は、本体筐体10の上面13に設けられている。詳しくは、第1の表示部81および第2の表示部82は、凹部13Aに対して右側に配置されている。第3の表示部83および第4の表示部84は、凹部13Aに対して左側に配置されている。
アーム130は、第1の実施形態と略同様の先端アーム32と、第1の実施形態とは多少異なる基礎アーム131および中間アーム133とを有している。基礎アーム131は、第1の実施形態の基礎アーム31に対して2つの延出部31Cを有さない点で異なっている。言い換えると、基礎アーム131は、第1の実施形態と同様のベース部31Aおよび突出部31Bを有している。
中間アーム33は、左右方向と直交する軸X5を中心にして基礎アーム31に回動可能に接続されている。詳しくは、中間アーム133は、図示せぬジョイントを介して基礎アーム131のベース部31Aに回動可能に接続されている。ここで、ジョイントとしては、例えば図3に示すようなジョイントJを用いればよい。
図4(b)に示すように、中間アーム133は、第1の実施形態と同様のベース部33Aおよび2つの延出部33Bを有している。各延出部33Bは、先端アーム32の各軸部32Aをスライド移動可能に支持する溝33Eを有している。各溝33Eは、各延出部33Bの長手方向に沿って延びている。これにより、先端アーム32は、延出部33Bの長手方向において、中間アーム133にスライド移動可能に接続されている。
ここで、本実施形態では、先端アーム32の各軸部32Aが円柱状であるため、先端アーム32は、溝33Eの長手方向に沿ってスライド移動可能であるとともに、各軸部32Aを中心にして中間アーム133に対して回動可能となっている。なお、先端アーム32の各軸部を、矩形などにすることで、先端アーム32が中間アーム133に対して回動しないように構成してもよい。
ヘッド20は、図示せぬヒンジを介して、先端アーム32に接続されている。これにより、ヘッド20は、カメラ21のレンズ21Aが配置される面の下端と平行な軸を中心にして、先端アーム32に対して回動可能となっている。
以上のような第2の実施形態でも、図5に示すように、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム130およびヘッド20を凹部13A内に収容できるので、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。詳しくは、図5の状態からプロジェクタ2の後方の被写体SBをカメラ21で撮影する場合には、まず、基礎アーム131を引き起こす。具体的には、例えば図4に示すように、凹部13Aの底面F3に対して垂直となるように、基礎アーム131を引き起こす。この状態において、カメラ21のレンズ21Aは、前方を向いている。
その後、ユーザは、中間アーム133を、軸X5を中心として略180度回動させる。これにより、カメラ21のレンズ21Aが後方を向く。次いで、中間アーム133に対して先端アーム32をスライド移動させて、カメラ21の高さ位置を調整する。
その後、ユーザは、ヘッド20を先端アーム32に対して傾けることで、カメラ21のレンズ21Aを後ろ斜め下向きにする。これにより、プロジェクタ2の後方の被写体SBをカメラ21で撮影することができる。なお、プロジェクタ2の使用後は、前述した手順と逆の手順で、アーム130を折り畳んでいくことで、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム130およびヘッド20を凹部13A内に収容することができる。
また、第2の実施形態では、外部入力切替スイッチ171〜174のON・OFF状態を表示する表示部81〜84が本体筐体10の上面13に設けられているので、プロジェクタ2を挟んで左右方向の一方側にいるユーザが、他方側にいるユーザの外部入力端子の使用状況を容易に知ることができる。また、第1の外部入力切替スイッチ171と第1の外部入力端子61が同じ面である右側面15に配置されるので、ユーザが、パソコン等から延びるケーブルを第1の外部入力端子61に接続した後、即座に第1の外部入力切替スイッチ171を操作することができるので、利便性を向上させることができる。なお、その他の外部入力切替スイッチ172〜174も、同様に、対応する外部入力端子62〜64と同じ面に配置されるので、同様の効果を得ることができる。
なお、第1の実施形態に係る基礎アーム31に対して、第2の実施形態に係る先端アーム32がスライド可能な構成であってもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第2の実施形態に係るプロジェクタ2の一部の構造を変更したものであるため、第2の実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
図6に示すように、第3の実施形態に係るプロジェクタ3は、第2の実施形態とは異なるアーム230を備えている。アーム230は、第2の実施形態と略同様の基礎アーム131と、第2の実施形態とは異なる先端アーム232とを有している。
先端アーム232は、平板状に形成されている。先端アーム232は、左右方向と直交する軸X5を中心にして基礎アーム31に回動可能に接続されている。詳しくは、先端アーム232は、前述したジョイントを介して基礎アーム131のベース部31Aに回動可能に接続されている。また、ヘッド20は、前述したヒンジを介して先端アーム32に回動可能に接続されている。
以上のような第3の実施形態でも、図7に示すように、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム230およびヘッド20を凹部13A内に収容できるので、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。詳しくは、図7の状態からプロジェクタ3の後方の被写体SBをカメラ21で撮影する場合には、まず、基礎アーム131を引き起こす。具体的には、例えば図6に示すように、凹部13Aの底面F3に対して略垂直となるように、基礎アーム131を引き起こす。この状態において、カメラ21のレンズ21Aは、前方を向いている。
その後、ユーザは、先端アーム232を、軸X5を中心として略180度回動させる。これにより、カメラ21のレンズ21Aが後方を向く。次いで、ユーザは、ヘッド20を先端アーム232に対して傾けることで、カメラ21のレンズ21Aを後ろ斜め下向きにする。これにより、プロジェクタ3の後方の被写体SBをカメラ21で撮影することができる。なお、プロジェクタ3の使用後は、前述した手順と逆の手順で、アーム230を折り畳んでいくことで、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム230およびヘッド20を凹部13A内に収容することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係るプロジェクタ1の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
図8(a),(b)に示すように、第4の実施形態に係るプロジェクタ4は、第1の実施形態とは異なるアーム330を備えている。アーム330は、基礎アーム331と、先端アーム332とを有している。
基礎アーム331、先端アーム332およびヘッド20は、平板状に形成されている。基礎アーム331は、本体筐体10の後側上部に、左右方向に沿った軸回りに回動可能に連結されている。基礎アーム331は、凹部13Aに収容された状態において、左右の寸法が凹部13Aの左右の寸法と略同じとなり、前後の寸法が凹部13Aの前後の寸法と略同じとなっている。基礎アーム331の厚みは、凹部13Aの深さよりも小さい。
先端アーム332は、基礎アーム331の先端に、左右方向に沿った軸回りに回動可能に連結されており、基礎アーム331に対して折り畳み可能となっている。先端アーム332は、凹部13Aに収容された状態において、左右の寸法が凹部13Aの左右の寸法と略同じとなり、前後の寸法が基礎アーム331の前後の寸法よりも小さくなっている。先端アーム332の厚みと基礎アーム331の厚みを足した値は、凹部13Aの深さよりも小さい。これにより、折り畳まれた状態の先端アーム332および基礎アーム331が凹部13Aに収容された状態において、先端アーム332が凹部13Aから上方に突出しないようになっている。
ヘッド20は、先端アーム332および基礎アーム331が折り畳まれた状態において、カメラ21のレンズ21Aが基礎アーム331と対面するように、先端アーム332の先端に固定されている。ヘッド20は、凹部13Aに収容された状態において、左右の寸法が凹部13Aの左右の寸法と略同じとなり、前後の寸法が基礎アーム331の前後の寸法よりも小さくなっている。詳しくは、ヘッド20の前後の寸法と先端アーム332の前後の寸法を足した値は、基礎アーム331の前後の寸法と略同じとなっている。
以上のような第4の実施形態でも、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム330およびヘッド20を凹部13A内に収容できるので、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。詳しくは、図8(b)の状態からプロジェクタ4の後方の被写体SBをカメラ21で撮影する場合には、図8(a)に示すように、基礎アーム331を引き起こすとともに、先端アーム332を引き起こすことで、後方の被写体SBに向けてカメラ21のレンズ21Aを向けることができる。なお、プロジェクタ4の使用後は、前述した手順と逆の手順で、アーム330を折り畳んでいくことで、カメラ21のレンズ21Aを凹部13Aの底面F3に向けた状態で、アーム330およびヘッド20を凹部13A内に収容することができる。
なお、本発明は前述した各実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
第1の実施形態では、外部入力端子61〜64を、本体筐体10の右側面15と左側面16の両方に設けたが、本発明はこれに限定されず、外部入力端子は、本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に設けられていればよい。なお、本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に設ける外部入力端子の数は、3つ以上であってもよいし、1つであってもよい。
第1の実施形態では、電源端子50を本体筐体10の右側面15に設けたが、本発明はこれに限定されず、電源端子は、例えば本体筐体の左側面に設けられていてもよい。
前記各実施形態では、アームを、複数の部材(基礎アーム、先端アーム等)で構成したが、本発明はこれに限定されず、アームは1つの部材から構成されていてもよい。
前記各実施形態では、アームを収容する凹部を本体筐体の上面に配置したが、本発明はこれに限定されず、凹部は、本体筐体の左右の側面または後面に配置されていてもよい。
前記各実施形態では、照明として、リング状に構成される照明22を例示したが、本発明はこれに限定されず、照明の形状や光源などは任意に設定することができる。
前記各実施形態における軸部と穴部(例えば軸部J1と穴部J2や軸部32Aと穴部33Dなど)は、任意に入れ替えてもよい。具体的には、例えば、ヘッド20に穴部J2を設け、先端アーム32に軸部J1を設けてもよい。また、先端アーム32に2つの穴部33Dを設け、中間アーム33に2つの軸部32Aを設けてもよい。さらに、先端アーム32に1つの軸部32Aと1つの穴部33Dを設け、中間アーム33に1つの穴部33Dと1つの軸部32Aを設けてもよい。
前記各実施形態では、2つ以上の外部入力切替スイッチやカメラ用の入力切替スイッチが同時にON状態とならないように、各外部入力切替スイッチが連動して作動するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の外部入力端子から入力された画像や、外部入力端子からの画像とカメラの撮影画像とをスクリーンに同時に出力するために、2つ以上の外部入力切替スイッチやカメラ用の入力切替スイッチが同時にON状態となるように構成されていてもよい。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 プロジェクタ
10 本体筐体
11 前面
13A 凹部
21 カメラ
30 アーム
40 投映部
SB 被写体

Claims (20)

  1. 本体筐体と、
    被写体を撮影して映像信号を出力するカメラと、
    前記本体筐体の前面に配置され、前記映像信号に基づく画像を投映する投映部と、
    前記カメラを支持するアームであって、前記本体筐体に回動可能に接続されるアームと、を備え、
    前記本体筐体は、前記カメラおよび前記アームを収容する凹部を有することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記凹部は、2つの側面と、前記2つの側面を繋ぐ底面とを有することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記カメラが前記凹部に収容された状態において、前記カメラのレンズが前記凹部の前記底面と対面可能であることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記アームは、本体筐体の上部に回動可能に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記アームと前記本体筐体の接続箇所は、
    前記本体筐体の左右方向において前記本体筐体の中央に位置し、
    前記本体筐体の前後方向において、前記本体筐体の後面までの距離が、前記本体筐体の前面までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記カメラは、前記本体筐体の後面よりも後方に移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記アームは、
    前記本体筐体の左右方向に沿った第1回動軸を中心にして前記本体筐体に回動可能に接続される基礎アームと、
    前記カメラを支持する先端アームと、
    前記基礎アームと前記先端アームとを連結する中間アームと、を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  8. 前記中間アームは、前記左右方向に沿った第2回動軸を中心にして前記基礎アームに回動可能に接続されるとともに、前記左右方向に沿った第3回動軸を中心にして前記先端アームに回動可能に接続されることを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタ。
  9. 前記先端アームは、前記中間アームにスライド移動可能に接続されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のプロジェクタ。
  10. 前記アームは、前記左右方向と直交する軸を中心に前記カメラの向きを変更可能なジョイントを有することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  11. 前記投映部で投映する画像に対応した画像データを入力するための外部入力端子をさらに備え、
    前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  12. 前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の少なくとも一方に複数設けられていることを特徴とする請求項11に記載のプロジェクタ。
  13. 前記外部入力端子は、前記本体筐体の左右の側面の両方に設けられていることを特徴とする請求項11または請求項12に記載のプロジェクタ。
  14. 複数の前記外部入力端子と前記投映部との接続状態を切り替える外部入力切替スイッチを複数備え、
    複数の前記外部入力切替スイッチは、前記本体筐体の上面に設けられていることを特徴とする請求項13に記載のプロジェクタ。
  15. 前記凹部は、前記本体筐体の上面に形成され、
    複数の前記外部入力切替スイッチは、前記凹部に対して前記本体筐体の左右方向の一方側と他方側に配置されていることを特徴とする請求項14に記載のプロジェクタ。
  16. 複数の前記外部入力端子と前記投映部との接続状態を切り替える外部入力切替スイッチを複数備え、
    複数の前記外部入力切替スイッチは、前記本体筐体の左右の側面の両方に設けられ、
    前記本体筐体の上面には、複数の前記外部入力切替スイッチのON・OFF状態を表示する表示部が複数設けられていることを特徴とする請求項13に記載のプロジェクタ。
  17. 前記凹部は、前記本体筐体の上面に形成され、
    複数の前記表示部は、前記凹部に対して前記本体筐体の左右方向の一方側と他方側に配置されていることを特徴とする請求項16に記載のプロジェクタ。
  18. 前記本体筐体の左右の側面のいずれかに電源端子が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  19. 前記被写体に向けて光を照射する照明をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  20. 前記本体筐体の左右方向において、前記投映部の中心が前記凹部の範囲外に位置することを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
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