JP2021032285A - 板材の位置決め方法、及び組立板物 - Google Patents
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Abstract
【課題】重ねた状態の板材の平面方向の位置決めにおいて、簡単な加工方法又は構造によって板材同士を位置決めする。【解決手段】板材の位置決め方法は、第1板材31と第2板材33を、互いの面で重ねて平面方向に互いに位置決めする方法である。この方法は、第1板材31をレーザ加工することによって、第1板材31の母材に対し長手状の片部43を形成するように切り込みを入れるステップと、片部43の基端43a側をレーザ加工することによって加熱し、片部43の先端43bを立ち上がらせることで、母材に対して立ち上がる凸片45を形成するステップと、第2板材33を第1板材31に重ねた状態で、第2板材33を凸片45の長手断面に当接させることで、第1板材31と第2板材33を位置決めするステップと、を備えている。【選択図】図4
Description
本発明は、板材の位置決め方法、及び組立板物に関する。
従来、溶接・組み付け作業における板金同士の位置決めは、例えば、ケガキ線に目視で合わせる方法や、ハーフシャーなど成形加工部へ突き当てる方法が一般的であった。
上記の方法を比較すると、突き当て方法は、意匠面や他部品の組み付けの関係で使用できないこともあるが、位置決めをしやすい。
上記の方法を比較すると、突き当て方法は、意匠面や他部品の組み付けの関係で使用できないこともあるが、位置決めをしやすい。
突き当て方法として、特許文献1では、金属部材の接合部に互いに嵌合する切欠2と突起1を設けると共に、切欠2と突起1を嵌合させている。
板金同士の位置決めの他の方法として、特許文献2では、第1板材1の曲げ片1bをさらに鋭角に曲げ、この第1板材1の曲げ片1bのスプリングバックを利用して第1及び第2板材1、2を接合している。
板金同士の位置決めの他の方法として、特許文献2では、第1板材1の曲げ片1bをさらに鋭角に曲げ、この第1板材1の曲げ片1bのスプリングバックを利用して第1及び第2板材1、2を接合している。
特許文献1に記載の突き当て方法は、金属部材の切欠と突起とを嵌合させる技術であって、金属部材の面同士を重ねた状態で互いに位置決めするものでない。
一方、金属部材の面同士を重ねた状態で互いに位置決めする技術において、ケガキ線に目視で合わせる方法を採用すれば、目標とするケガキ線を加工できる加工機によって、部品を加工する必要がある。そのような加工には、タレットパンチプレス等のプレス機械及びレーザ加工機の両方が使用可能である。
また、金属部材の面同士を重ねた状態で互いに位置決めする技術において、突き当て方法を採用すれば、部品を突き当てるための成形を加工することができる加工機によって、部品を加工する必要がある。そのような加工には、タレットパンチプレス等のプレス機が必要であり、金型の交換等のために加工方法が煩雑になる。
一方、金属部材の面同士を重ねた状態で互いに位置決めする技術において、ケガキ線に目視で合わせる方法を採用すれば、目標とするケガキ線を加工できる加工機によって、部品を加工する必要がある。そのような加工には、タレットパンチプレス等のプレス機械及びレーザ加工機の両方が使用可能である。
また、金属部材の面同士を重ねた状態で互いに位置決めする技術において、突き当て方法を採用すれば、部品を突き当てるための成形を加工することができる加工機によって、部品を加工する必要がある。そのような加工には、タレットパンチプレス等のプレス機が必要であり、金型の交換等のために加工方法が煩雑になる。
本発明の目的は、重ねた状態の板材の平面方向の位置決めにおいて、簡単な加工方法又は構造によって板材同士を位置決めすることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る板材位置決め方法は、第1板材と第2板材を、互いの面で重ねて平面方向に互いに位置決めする方法である。この方法は以下のステップを備えている。
◎第1板材をレーザ加工することによって、第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップ。
◎片部の基端側をレーザ加工することによって加熱し、片部の先端を立ち上がらせることで、母材に対して立ち上がる凸片を形成するステップ。
◎第2板材を第1板材に重ねた状態で、第2板材を凸片の断面に当接させることで、第1板材と第2板材を位置決めするステップ。
この方法では、レーザ加工で第1板材に凸片を形成し、次に第1板材と第2板材を重ねることで、第1板材と第2板材を平面方向に位置決めできる。
ここで「平面方向に位置決め」とは、一方の板材が他方の板材に対して平面方向の少なくとも一方側に移動不能であることをいう(以下、同じ)。
◎第1板材をレーザ加工することによって、第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップ。
◎片部の基端側をレーザ加工することによって加熱し、片部の先端を立ち上がらせることで、母材に対して立ち上がる凸片を形成するステップ。
◎第2板材を第1板材に重ねた状態で、第2板材を凸片の断面に当接させることで、第1板材と第2板材を位置決めするステップ。
この方法では、レーザ加工で第1板材に凸片を形成し、次に第1板材と第2板材を重ねることで、第1板材と第2板材を平面方向に位置決めできる。
ここで「平面方向に位置決め」とは、一方の板材が他方の板材に対して平面方向の少なくとも一方側に移動不能であることをいう(以下、同じ)。
この方法は、第2板材に、平面形状として凸片に対応した長手孔を形成するステップをさらに備えていてもよい。
位置決めステップでは、凸片が長手孔に嵌まるように第1板材と第2板材を重ねてもよい。
この方法では、第1板材と第2板材を重ねるときに第2板材の長手孔に第1板材の凸片を嵌めることで、第1板材と第2板材を位置決めできる。
位置決めステップでは、凸片が長手孔に嵌まるように第1板材と第2板材を重ねてもよい。
この方法では、第1板材と第2板材を重ねるときに第2板材の長手孔に第1板材の凸片を嵌めることで、第1板材と第2板材を位置決めできる。
本発明の他の見地に係る板材位置決め方法は、平板部を有する第1板材と断面コの字部分を有する第2板材を、互いの面で重ねて平面方向に互いに位置決めする方法である。この方法は、下記のステップを備えている。
◎第1板材をレーザ加工することで、第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップ。
◎片部の基端側をレーザ加工して加熱することで、片部の先端を立ち上がらせて母材に対して立ち上がる凸片を形成するステップ。凸片の立ち上がり長さは、第2板材の断面コの字部分の上下間隔より長い。
◎凸片を第2板材の断面コの字部分内に挿入して第1板材と第2板材を重ね、凸片のスプリングバックによって第1板材と第2板材を位置決めするステップ。
この方法では、レーザ加工で第1板材に凸片を形成し、第1板材の凸片を第2板材のコの字部分に嵌めることで、そのスプリングバックを利用して第1板材と第2板材を平面方向に位置決めできる。
◎第1板材をレーザ加工することで、第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップ。
◎片部の基端側をレーザ加工して加熱することで、片部の先端を立ち上がらせて母材に対して立ち上がる凸片を形成するステップ。凸片の立ち上がり長さは、第2板材の断面コの字部分の上下間隔より長い。
◎凸片を第2板材の断面コの字部分内に挿入して第1板材と第2板材を重ね、凸片のスプリングバックによって第1板材と第2板材を位置決めするステップ。
この方法では、レーザ加工で第1板材に凸片を形成し、第1板材の凸片を第2板材のコの字部分に嵌めることで、そのスプリングバックを利用して第1板材と第2板材を平面方向に位置決めできる。
本発明のさらに他の見地に係る組立板物は、第1板材と、第2板材とを備えている。
第1板材は、母材と、母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有する。
第2板材は、第1板材に重ねられた状態で、凸片の断面に当接させられることで、第1板材に対して平面方向に位置決めされている。
この組立板物では、凸片が形成された第1板材に第2板材を重ねることで、第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
第1板材は、母材と、母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有する。
第2板材は、第1板材に重ねられた状態で、凸片の断面に当接させられることで、第1板材に対して平面方向に位置決めされている。
この組立板物では、凸片が形成された第1板材に第2板材を重ねることで、第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
第2板材には、平面形状として凸片に対応した長手孔が形成されていてもよい。
凸片は長手孔に嵌まっていてもよい。
この組立板物では、第1板材と第2板材を重ねられており、第2板材の長手孔に第1板材の凸片が嵌められことで、第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
凸片は長手孔に嵌まっていてもよい。
この組立板物では、第1板材と第2板材を重ねられており、第2板材の長手孔に第1板材の凸片が嵌められことで、第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
本発明のさらに他の見地に係る組立板物は、第1板材と、第2板材とを備えている。
第1板材は、母材と、母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有している。
第2板材は、凸片が挿入された断面コの字部分を有している。凸片のスプリングバックによって、第1板材と第2板材は平面方向に位置決めされている。
この組立板物では、第1板材の凸片が第2板材の断面コの字部分に嵌められているので、そのスプリングバックを利用して第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
第1板材は、母材と、母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有している。
第2板材は、凸片が挿入された断面コの字部分を有している。凸片のスプリングバックによって、第1板材と第2板材は平面方向に位置決めされている。
この組立板物では、第1板材の凸片が第2板材の断面コの字部分に嵌められているので、そのスプリングバックを利用して第1板材と第2板材が平面方向に位置決めされている。
本発明では、重ねた状態の板材の平面方向の位置決めにおいて、簡単な加工方法又は構造によって板材同士を位置決めできる。
1.第1実施形態
(1)レーザ加工装置
図1を用いて、第1実施形態に係るレーザ加工装置1(以降、「加工装置1」と略す。)を説明する。図1は、第1実施形態に係るレーザ加工装置の基本的な構成を示す図である。
(1)レーザ加工装置
図1を用いて、第1実施形態に係るレーザ加工装置1(以降、「加工装置1」と略す。)を説明する。図1は、第1実施形態に係るレーザ加工装置の基本的な構成を示す図である。
加工装置1は、第1板材31及び第2板材33に対してレーザ光Lを照射し、第1板材31又は第2板材33を切断できる。第1板材31及び第2板材33は、金属製であり、具体的には薄板鋼材である。
加工装置1は、載置台2、加工ヘッド3、レーザ発振部4、ヘッド駆動部5、ヘッド制御部6、レーザ制御部7、及び制御装置8を備える。
載置台2は、その上に第1板材31又は第2板材33を支持する。
加工装置1は、載置台2、加工ヘッド3、レーザ発振部4、ヘッド駆動部5、ヘッド制御部6、レーザ制御部7、及び制御装置8を備える。
載置台2は、その上に第1板材31又は第2板材33を支持する。
加工ヘッド3は、載置台2に載置された第1板材31又は第2板材33の上方に配置されている。加工ヘッド3は、レーザ発振部4からのレーザ光Lを第1板材31又は第2板材33上に集光する光学系(レンズ、ミラー等、図示せず)を内部に有し、光学系を介してレーザ光Lを第1板材31又は第2板材33に向けて照射する。
レーザ発振部4は、例えばファイバレーザなどであり、レーザ光Lを発生する。レーザ発振部4は、発振器(図示せず)を有している。レーザ発振部4からのレーザ光Lは、光ファイバ9を介して加工ヘッド3に導入される。
レーザ発振部4は、例えばファイバレーザなどであり、レーザ光Lを発生する。レーザ発振部4は、発振器(図示せず)を有している。レーザ発振部4からのレーザ光Lは、光ファイバ9を介して加工ヘッド3に導入される。
ヘッド駆動部5は、図示しないが、光学系駆動部、X駆動部、Y駆動部、及びZ駆動部を備える。これら駆動部は、それぞれアクチュエータを含む。X駆動部、Y駆動部及びZ駆動部は、加工ヘッド3を第1板材31又は第2板材33に対して、それぞれX方向、Y方向及びZ方向(図示せず)に移動させる。光学系駆動部は、光学系のフォーカス位置を調整可能である。
ヘッド駆動部5は、X駆動部、Y駆動部及びZ駆動部の一部又は全部によって、加工ヘッド3を第1板材31又は第2板材33に対して位置決め又は移動させる。
ヘッド駆動部5は、X駆動部、Y駆動部及びZ駆動部の一部又は全部によって、加工ヘッド3を第1板材31又は第2板材33に対して位置決め又は移動させる。
ヘッド制御部6は、制御装置8からの指令に基づいて、ヘッド駆動部5を制御する。例えば、ヘッド制御部6は、加工ヘッド3の目標位置及び目標速度をヘッド駆動部5に供給する。ヘッド駆動部5のX駆動部、Y駆動部及びZ駆動部は、加工ヘッドの位置、速度がそれぞれ目標位置、目標速度に近づくように、加工ヘッド3を移動させる。また、ヘッド制御部6は、光学系のフォーカス位置の目標値をヘッド駆動部5に供給する。ヘッド駆動部5の光学系駆動部は、光学系のフォーカス位置が目標値に近づくように、光学系14に含まれるレンズを移動させる。
レーザ制御部7は、レーザ発振部4を制御する。レーザ制御部7は、具体的には、ビームモード指令や発振モード指令をレーザ発振部4に送信する。
レーザ制御部7は、レーザ発振部4を制御する。レーザ制御部7は、具体的には、ビームモード指令や発振モード指令をレーザ発振部4に送信する。
制御装置8は、外部から供給される加工データに基づいて、レーザ加工装置1の各部を包括的に制御する。加工データは、例えば、加工条件を定めたNCデータである。加工条件は、例えば、第1板材31又は第2板材33の材質、板厚、切断線の位置、各工程の内容である。加工データには、各工程の内容(切断線の始点、終点、切断速度)が工程順に並んでいる。
制御装置8は、加工データに基づいて、ヘッド制御部6及びレーザ制御部7のそれぞれに指令を供給する。レーザ制御部7は、制御装置8からの指令に基づいて、レーザ発振部4の発振方式を設定する。
制御装置8は、加工データに基づいて、ヘッド制御部6及びレーザ制御部7のそれぞれに指令を供給する。レーザ制御部7は、制御装置8からの指令に基づいて、レーザ発振部4の発振方式を設定する。
第1板材31又は第2板材33は、他の場所から搬送されて載置台2の上に第2板材33を図1に示す水平状態に載置される。
その後、ヘッド制御部6がヘッド駆動部5を制御して、第1板材31又は第2板材33の一方の面にレーザ光Lを照射しながら、加工ヘッド3を移動させ、第1板材31又は第2板材33の所定の箇所を加熱する。具体的には、制御装置8の指示に従ってレーザ発振部4を駆動し、第1板材31又は第2板材33の上面にレーザ光Lを照射すると共に、ヘッド駆動部5を駆動して、加工ヘッド3を水平方向に一定速度で移動させる。
その後、ヘッド制御部6がヘッド駆動部5を制御して、第1板材31又は第2板材33の一方の面にレーザ光Lを照射しながら、加工ヘッド3を移動させ、第1板材31又は第2板材33の所定の箇所を加熱する。具体的には、制御装置8の指示に従ってレーザ発振部4を駆動し、第1板材31又は第2板材33の上面にレーザ光Lを照射すると共に、ヘッド駆動部5を駆動して、加工ヘッド3を水平方向に一定速度で移動させる。
なお、本実施形態では、第1板材31又は第2板材33を一定の位置に保持し、加工ヘッド3による照射位置を変えることによって、第1板材31又は第2板材33に対するレーザ光Lの相対的な移動を実現しているが、第1板材31又は第2板材33を移動させることによって、第1板材31又は第2板材33に対するレーザ光Lの相対的移動を実現させてもよい。
(2)第1板材の加工
図2〜図4を用いて、第1板材31の加工を説明する。図2及び図3は、第1板材の加工状態を示す平面図である。図4は、第1板材の加工状態を示す斜視図である。
最初に、図2に示すように、第1板材31をレーザ加工することによって、第1板材31の母材(第1板材31の平板な部分)に対し長手状の片部43を形成するように切り込み41を形成する。具体的には、加工装置1がレーザ光Lを第1板材31の一方の面に照射しながら第1板材31に対して相対的に移動させ、レーザ光Lの照射軌跡に沿って切り込み41を形成する。
図2〜図4を用いて、第1板材31の加工を説明する。図2及び図3は、第1板材の加工状態を示す平面図である。図4は、第1板材の加工状態を示す斜視図である。
最初に、図2に示すように、第1板材31をレーザ加工することによって、第1板材31の母材(第1板材31の平板な部分)に対し長手状の片部43を形成するように切り込み41を形成する。具体的には、加工装置1がレーザ光Lを第1板材31の一方の面に照射しながら第1板材31に対して相対的に移動させ、レーザ光Lの照射軌跡に沿って切り込み41を形成する。
次に、片部43の基端43a側の特定部分を複数回レーザ加工することによって加熱し(マーキング加工)、片部43の先端43bを板厚方向に立ち上がらせる。これにより、図3及び図4に示すように、母材に対して先端45bが立ち上がった凸片45が形成される。なお、レーザ加工された特定部分は、加熱されて折れ曲がり、熱変形部46になる。また、特定部分を加熱するときには、切り込みを形成するときに比べて、レーザ光Lの焦点及びパワーを変化させる。
このようにして、凸片45を切断しておいた外形形状で立ち上げることできる。この加工を行うことで、加工装置1によって擬似的に成形加工を行なうことが可能となる。
このようにして、凸片45を切断しておいた外形形状で立ち上げることできる。この加工を行うことで、加工装置1によって擬似的に成形加工を行なうことが可能となる。
凸片45は、図3及び図4に示すように、基端45a及び先端45bを有している。熱変形部46は、基端45aの近傍に形成されている。
凸片45は、図3及び図4に示すように、第1長手断面45c、第2長手断面45d及び先端断面45eを有している。第1長手断面45cと第2長手断面45dは平面視で直線状に延びており、互いに平行である。
凸片45の母材に対する立ち上がり長さHは、例えば、数mmである。この立ち上がり長さHを確保するために、凸片45は長手方向に所定の長さを有していることが好ましい。凸片45の長さが短いと、レーザ光Lの熱量が多く必要になるからである。
凸片45は、図3及び図4に示すように、第1長手断面45c、第2長手断面45d及び先端断面45eを有している。第1長手断面45cと第2長手断面45dは平面視で直線状に延びており、互いに平行である。
凸片45の母材に対する立ち上がり長さHは、例えば、数mmである。この立ち上がり長さHを確保するために、凸片45は長手方向に所定の長さを有していることが好ましい。凸片45の長さが短いと、レーザ光Lの熱量が多く必要になるからである。
熱変形部46の折れ曲がり現象を簡単に説明すれば、ステンレス等の薄板である第1板材31の特定箇所にレーザ光Lを照射し、鋼材を局所的に急速に加熱・冷却することで、熱膨張のバランスが崩れて熱変形を起こすことを利用して鋼材を曲げるものである。
より詳細に説明すれば、第1板材31は加熱される特定部分が熱膨張して、一旦、レーザ光Lの照射方向とは逆方向に曲がる。この際、熱膨張した部位には、レーザ光Lの照射箇所の周辺やレーザ光Lの移動方向の前方側及び裏面側の非加熱部位が伸びないので、材料の降伏点を超える圧縮応力が生じ、当該部分の塑性変形による引張りの残留応力が生じる。その後、当該部分が冷却されることによって熱収縮し、残留応力によりレーザ光Lの照射側に折れ曲がる。
より詳細に説明すれば、第1板材31は加熱される特定部分が熱膨張して、一旦、レーザ光Lの照射方向とは逆方向に曲がる。この際、熱膨張した部位には、レーザ光Lの照射箇所の周辺やレーザ光Lの移動方向の前方側及び裏面側の非加熱部位が伸びないので、材料の降伏点を超える圧縮応力が生じ、当該部分の塑性変形による引張りの残留応力が生じる。その後、当該部分が冷却されることによって熱収縮し、残留応力によりレーザ光Lの照射側に折れ曲がる。
(3)第2板材の加工
図5に示すように、第2板材33をレーザ加工することによって、第2板材33に対して長手孔47を形成する。図5は、第2板材の加工状態を示す平面図である。長手孔47は、平面形状として凸片45に対応している。さらに詳細には、長手孔47は、第1長手断面47a、第2長手断面47b、及び短手断面47cを有している。
図5に示すように、第2板材33をレーザ加工することによって、第2板材33に対して長手孔47を形成する。図5は、第2板材の加工状態を示す平面図である。長手孔47は、平面形状として凸片45に対応している。さらに詳細には、長手孔47は、第1長手断面47a、第2長手断面47b、及び短手断面47cを有している。
(4)組み付け(位置決めステップの一例)
図6に示すように、第1板材31と第2板材33を互いの面で重ねた状態で、平面方向に位置決めする。図6は、第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す平面図である。
具体的には、凸片45が長手孔47に嵌まるように第1板材31と第2板材33が重ねられる。このとき、第2板材33の長手孔47の第1長手断面47a、第2長手断面47bが、第1板材31を凸片45の第1長手断面45c、第2長手断面45dにそれぞれ当接又は近接する。さらに、第2板材33の長手孔47の短手断面47cが、第1板材31を凸片45の先端断面45eに当接又は近接する。このようにして、加工装置1で製作する部品においても突き当てによる位置決め方法が可能となる。この結果、組立板物51が得られる(後述)。
図6に示すように、第1板材31と第2板材33を互いの面で重ねた状態で、平面方向に位置決めする。図6は、第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す平面図である。
具体的には、凸片45が長手孔47に嵌まるように第1板材31と第2板材33が重ねられる。このとき、第2板材33の長手孔47の第1長手断面47a、第2長手断面47bが、第1板材31を凸片45の第1長手断面45c、第2長手断面45dにそれぞれ当接又は近接する。さらに、第2板材33の長手孔47の短手断面47cが、第1板材31を凸片45の先端断面45eに当接又は近接する。このようにして、加工装置1で製作する部品においても突き当てによる位置決め方法が可能となる。この結果、組立板物51が得られる(後述)。
以上をまとめると、レーザ加工で第1板材31に凸片45を形成し、次に、第1板材31と第2板材33を重ねるときに第2板材の長手孔47に第1板材31の凸片45を嵌めることで、第1板材31と第2板材33を位置決めできる。
(5)組立板物
組立板物51は、図6に示すように、第1板材31と、第2板材33とを備えている。第1板材31は、母材(第1板材31の平板な部分)と、母材から立ち上がった長手状の凸片45とを有する。凸片45の基端45a側には熱変形部46が形成されている。
第2板材33には、平面形状として凸片45に対応した長手孔47が形成されている。
組立板物51では、第1板材31の上に第2板材33が重ねられ、凸片45は長手孔47に嵌まっている。これにより、第1板材31と第2板材33が平面方向に位置決めされている。具体的には、第2板材33は第1板材31に対して図上下方向と図右方向に移動不能である。
この後、第1板材31と第2板材33は、例えば、溶接、ボルト・ナットで固定される。
組立板物51は、図6に示すように、第1板材31と、第2板材33とを備えている。第1板材31は、母材(第1板材31の平板な部分)と、母材から立ち上がった長手状の凸片45とを有する。凸片45の基端45a側には熱変形部46が形成されている。
第2板材33には、平面形状として凸片45に対応した長手孔47が形成されている。
組立板物51では、第1板材31の上に第2板材33が重ねられ、凸片45は長手孔47に嵌まっている。これにより、第1板材31と第2板材33が平面方向に位置決めされている。具体的には、第2板材33は第1板材31に対して図上下方向と図右方向に移動不能である。
この後、第1板材31と第2板材33は、例えば、溶接、ボルト・ナットで固定される。
2.第2実施形態
第1実施形態では第1板材の凸片には第2板材の長手孔が当接していたが、第1板材の凸片に当接する部分は第2板材の辺の断面でもよい。
図7を用いて、そのような実施例を第2実施形態として説明する。図7は、第2実施形態の第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す斜視図である。
第1実施形態では第1板材の凸片には第2板材の長手孔が当接していたが、第1板材の凸片に当接する部分は第2板材の辺の断面でもよい。
図7を用いて、そのような実施例を第2実施形態として説明する。図7は、第2実施形態の第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す斜視図である。
第1板材31の加工は第1実施形態と同じである。
第2板材33は、図7に示すように、第1板材31に重ねられた状態で、凸片45の第2長手断面45dに当接させられることで、第1板材31に対して平面方向に位置決めされている。具体的には、第2板材33の一辺の断面33aが凸片45の第2長手断面45dに当接している。その結果、第1板材31は第2板材33に対して図7上側に移動できず、第2板材33は第1板材31に対して図7下側に移動できない。
以上の結果、第1板材31と第2板材33によって、組立板物59が形成されている。
第2板材33は、図7に示すように、第1板材31に重ねられた状態で、凸片45の第2長手断面45dに当接させられることで、第1板材31に対して平面方向に位置決めされている。具体的には、第2板材33の一辺の断面33aが凸片45の第2長手断面45dに当接している。その結果、第1板材31は第2板材33に対して図7上側に移動できず、第2板材33は第1板材31に対して図7下側に移動できない。
以上の結果、第1板材31と第2板材33によって、組立板物59が形成されている。
3.第3実施形態
本発明は、スプリングバックによるテンション付与構造としても利用できる。それにより、板材同士の位置決めとして、板材同士ではめ込みを行なった際のがたつきが防止される。
図8及び図9を用いて、そのような実施例を第3実施形態として説明する。図8は、第3実施形態の第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す平面図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。
本発明は、スプリングバックによるテンション付与構造としても利用できる。それにより、板材同士の位置決めとして、板材同士ではめ込みを行なった際のがたつきが防止される。
図8及び図9を用いて、そのような実施例を第3実施形態として説明する。図8は、第3実施形態の第1板材と第2板材を組み付けた状態を示す平面図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。
(1)位置決め方法
第3実施形態に係る板材位置決め方法は、平板部を有する第1板材53と断面コの字部分63を有する第2板材61を互いの面で重ねて位置決めをする方法である。この方法は、下記のステップを備えている。
第1実施形態と同じく、第1板材53をレーザ加工することで、第1板材53の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れ、次に片部の基端側をレーザ加工して加熱することで、片部の先端を立ち上がらせて母材に対して立ち上がる凸片55を形成する。凸片55は、基端55aと先端55bを有している。また、凸片55の基端55a側には、熱変形部57が形成されている。なお、凸片55の自由状態での立ち上がり長さHは、第2板材61の断面コの字部分63の上下間隔Sより長い。
第3実施形態に係る板材位置決め方法は、平板部を有する第1板材53と断面コの字部分63を有する第2板材61を互いの面で重ねて位置決めをする方法である。この方法は、下記のステップを備えている。
第1実施形態と同じく、第1板材53をレーザ加工することで、第1板材53の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れ、次に片部の基端側をレーザ加工して加熱することで、片部の先端を立ち上がらせて母材に対して立ち上がる凸片55を形成する。凸片55は、基端55aと先端55bを有している。また、凸片55の基端55a側には、熱変形部57が形成されている。なお、凸片55の自由状態での立ち上がり長さHは、第2板材61の断面コの字部分63の上下間隔Sより長い。
次に、図8及び図9に示すように、凸片55を第2板材61の断面コの字部分63の開き口から進入させる。この進入に伴って、凸片55は、断面コの字部分63によって上から押さえ付けられて、自由状態よりもさらに深く曲げられる。それにより、凸片55にスプリングバックが生じる。このスプリングバックにより、凸片55の先端55bが上側部分に押し付けられると共に、凸片55の基端55aが下側に部分に押し付けられて、第1板材53及び第2板材61が摩擦力により接合される。これにより、組立板物71が得られる。
以上をまとめると、レーザ加工で第1板材53に凸片55を形成し、第1板材53の凸片55を第2板材61の断面コの字部分63に嵌めることで、そのスプリングバックを利用して第1板材53と第2板材61を平面方向に位置決めできる。
(2)組立板物
組立板物71は、第1板材53と、第2板材61とを備えている。
第1板材53は、母材と、母材から立ち上がった長手状の凸片55とを有している。
第2板材61は、凸片55が挿入された断面コの字部分63を有している。凸片55のスプリングバックによって、第1板材53と第2板材61はがたつきが防止されている。
この実施形態では、溶接やボルト等を用いた締結によることなく、2枚の金属製板材を互いに接合できる。
組立板物71は、第1板材53と、第2板材61とを備えている。
第1板材53は、母材と、母材から立ち上がった長手状の凸片55とを有している。
第2板材61は、凸片55が挿入された断面コの字部分63を有している。凸片55のスプリングバックによって、第1板材53と第2板材61はがたつきが防止されている。
この実施形態では、溶接やボルト等を用いた締結によることなく、2枚の金属製板材を互いに接合できる。
4.第4実施形態
第1実施形態及び第2実施形態では、凸片の熱変形部(折り曲げ部)は一箇所であったが、複数箇所であってもよい。
図10を用いて、そのような実施形態を第4実施形態として説明する。図10は、第4実施形態の第1板材の加工状態を示す斜視図である。
凸片81は、第1熱変形部83と、第2熱変形部85とを有している。第2熱変形部85が第1熱変形部83より基端側に形成されている。これにより、2段階の立ち上げができ、第1立ち上がり部87及び第2立ち上がり部89が形成されている。その結果、凸片81の立ち上がり長さHが長くなっている。
なお、レーザ光Lによる加熱は、第1熱変形部83、第2熱変形部85の順番で行うことが好ましい。その順番で加工すれば、どちらの箇所でもレーザ光Lを平坦な部分に照射できるからである。
第1実施形態及び第2実施形態では、凸片の熱変形部(折り曲げ部)は一箇所であったが、複数箇所であってもよい。
図10を用いて、そのような実施形態を第4実施形態として説明する。図10は、第4実施形態の第1板材の加工状態を示す斜視図である。
凸片81は、第1熱変形部83と、第2熱変形部85とを有している。第2熱変形部85が第1熱変形部83より基端側に形成されている。これにより、2段階の立ち上げができ、第1立ち上がり部87及び第2立ち上がり部89が形成されている。その結果、凸片81の立ち上がり長さHが長くなっている。
なお、レーザ光Lによる加熱は、第1熱変形部83、第2熱変形部85の順番で行うことが好ましい。その順番で加工すれば、どちらの箇所でもレーザ光Lを平坦な部分に照射できるからである。
5.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
第1実施形態では、凸片及び長手孔の組み合わせは1つだけ示されていたが、実際は複数設けられていてもよい。例えば、上記組み合わせが線対称で2つあれば、第1板材と第2板材はいずれの平面方向にも移動不能になる。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
第1実施形態では、凸片及び長手孔の組み合わせは1つだけ示されていたが、実際は複数設けられていてもよい。例えば、上記組み合わせが線対称で2つあれば、第1板材と第2板材はいずれの平面方向にも移動不能になる。
凸片の平面形状は第1〜第4実施形態のものに限定されない。
本発明は、板材の位置決め方法、及び組立板物に広く適用できる。
1 :レーザ加工装置
31 :第1板材
33 :第2板材
33a :断面
41 :切り込み
43 :片部
43a :基端
43b :先端
45 :凸片
45a :基端
45b :先端
45c :第1長手断面
45d :第2長手断面
45e :先端断面
46 :熱変形部
47 :長手孔
47a :第1長手断面
47b :第2長手断面
51 :組立板物
53 :第1板材
55 :凸片
61 :第2板材
63 :断面コの字部分
71 :組立板物
81 :凸片
83 :第1熱変形部
85 :第2熱変形部
H :立ち上がり長さ
L :レーザ光
S :上下間隔
31 :第1板材
33 :第2板材
33a :断面
41 :切り込み
43 :片部
43a :基端
43b :先端
45 :凸片
45a :基端
45b :先端
45c :第1長手断面
45d :第2長手断面
45e :先端断面
46 :熱変形部
47 :長手孔
47a :第1長手断面
47b :第2長手断面
51 :組立板物
53 :第1板材
55 :凸片
61 :第2板材
63 :断面コの字部分
71 :組立板物
81 :凸片
83 :第1熱変形部
85 :第2熱変形部
H :立ち上がり長さ
L :レーザ光
S :上下間隔
Claims (6)
- 第1板材と第2板材を互いの面で重ねて平面方向に互いに位置決めする方法であって、
前記第1板材をレーザ加工することによって、前記第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップと、
前記片部の基端側をレーザ加工することによって加熱し、前記片部の先端を立ち上がらせることで、前記母材に対して立ち上がる凸片を形成するステップと、
前記第2板材を前記第1板材に重ねた状態で、前記第2板材を前記凸片の断面に当接させることで、前記第1板材と前記第2板材を位置決めするステップと、
を備えた板材の位置決め方法。 - 前記第2板材に、平面形状として前記凸片に対応した長手孔を形成するステップをさらに備え、
前記位置決めステップでは、前記凸片が前記長手孔に嵌まるように前記第1板材と前記第2板材を重ねる、請求項1に記載の板材の位置決め方法。 - 平板部を有する第1板材と断面コの字部分を有する第2板材を、互いの面で重ねて平面方向に互いに位置決めする方法であって、
前記第1板材をレーザ加工することで、前記第1板材の母材に対し長手状の片部を形成するように切り込みを入れるステップと、
前記片部の基端側をレーザ加工して加熱することで、前記片部の先端を立ち上がらせて前記母材に対して立ち上がる凸片を形成し、前記凸片の立ち上がり長さは前記第2板材の前記断面コの字部分の上下間隔より長い、ステップと、
前記凸片を前記第2板材の前記断面コの字部分内に挿入して前記第1板材と前記第2板材を重ね、前記凸片のスプリングバックによって前記第1板材と前記第2板材を位置決めするステップと、
を備えた板材の位置決め方法。 - 組立板物であって、
母材と、前記母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有する第1板材と、
前記第1板材に重ねられた状態で、前記凸片の断面に当接させられることで、前記第1板材に対して平面方向に位置決めされた第2板材と、
を備えた組立板物。 - 前記第2板材には、平面形状として前記凸片に対応した長手孔が形成されており、
前記凸片は、前記長手孔に嵌まっている、請求項4に記載の組立板物。 - 組立板物であって、
母材と、前記母材から立ち上がり、基端に熱変形部を有する長手状の凸片とを有する第1板材と、
前記凸片が挿入された断面コの字部分を有する第2板材とを備え、
前記凸片のスプリングバックによって、前記第1板材と前記第2板材は平面方向に位置決めされている、組立板物。
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JP2019151301A JP2021032285A (ja) | 2019-08-21 | 2019-08-21 | 板材の位置決め方法、及び組立板物 |
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