JP2021031012A - 作業車両 - Google Patents

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洋久 都築
Hirohisa Tsuzuki
洋久 都築
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Abstract

【課題】ブレーキスイッチの調整が容易な作業車両を提供することを目的とする【解決手段】後輪を制動する左右のブレーキ機構17L,17Rを備え、ブレーキペダル23とパーキングレバー31によって制動操作する作業車両において、パーキングレバー31にパーキングレバー31の回動支点である支持軸38と支持軸38を支持する基部31aと操作部31bを備え、基部31a側にパーキングブレーキスイッチ40を設け、パーキングレバー31側にパーキングブレーキスイッチ40の作動部材47,51を取付けた。パーキングブレーキスイッチ40をパーキングレバー31の基部31aに取付位置を調整可能に設ける調整支持プレート44に設けてなる。【選択図】図8

Description

本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特にパーキングブレーキの作動に連動するパーキングブレーキスイッチの配置構成に関する。
パーキングレバーを操作するとケーブルで連結したブレーキディスクを圧接させるレバーが作動して制動力を発生させ、この際ブレーキディスクを圧接させるレバーの状態を検出してメーターディスプレイに表示し、パーキングブレーキの作動を報知する構成が公知である(特許文献1)。
特開2007−145202号公報
特許文献1の構成によると、パーキングブレーキの解除し忘れを報知できるものである。ところが、パーキングレバーの動きとスイッチの作動を合わせるよう調整する場合、パーキングレバーとスイッチの調整だけでなく、連結するケーブルやブレーキディスクを圧接させるレバーの調整も余儀なくされる。また、連結するケーブルやブレーキディスクを圧接させるレバーを調整するとパーキングレバーの動きとスイッチの作動にずれが生じることがあり、調整作業が煩雑となっていた。
この発明は、ブレーキスイッチの調整が容易な作業車両を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、後輪を制動する左右のブレーキ機構17L,17Rを備え、ブレーキペダル23とパーキングレバー31によって制動操作する作業車両において、パーキングレバー31にパーキングレバー31の回動支点である支持軸38と支持軸38を支持する基部31aと操作部31bを備え、基部31a側にパーキングブレーキスイッチ40を設け、パーキングレバー31側にパーキングブレーキスイッチ40の作動部材47,51を取付けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、パーキングブレーキスイッチ40をパーキングレバー31の基部31aに取付位置を調整可能に設ける調整支持プレート44に設けた。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ブレーキスイッチ40とパーキングブレーキスイッチ40の作動部材47,51を、操縦席10を支持するシート支持パネル39よりも上方に設けた。
請求項1及び請求項2に記載の発明によると、パーキングレバー31の基部31aにパーキングブレーキスイッチ40を設けることによりパーキングレバー31の操作に合わせたパーキングブレーキスイッチ40の調整を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によると、請求項1及び請求項2に記載の効果に加え、ブレーキスイッチ40とパーキングブレーキスイッチ40の作動部材47,51を、操縦席10を支持するシート支持パネル39よりも上方に設けるものであるから、これらの調整を容易に行うことができる。
本発明における実施の形態の農用トラクタの側面図である。 本発明における実施の形態の農用トラクタの平面図である。 本発明における実施の形態のミッションケース及び周辺構造を示す側面図である。 本発明における実施の形態の左右ブレーキ連動機構を示す底面図である。 本発明における実施の形態の第1支持筒の背面図である。 (A)本発明における実施の形態のブレーキペダルによる連動機構を示す正面図、及び(B)本発明における実施の形態のパーキングレバーによる連動機構を示す背面図である。 本発明における実施の形態の左側配置のパーキングレバーの斜視図である。 本発明における実施の形態の左側配置のパーキングレバーの側面図である。 (A)本発明における実施の形態の調整ボルトの斜視図、(B)本発明における実施の形態のピン部材の斜視図である。 本発明における実施の形態の右側配置のパーキングレバーの斜視図である。 本発明における実施の形態の右側配置のパーキングレバーの拡大斜視図である。 本発明における実施の形態の右側配置のパーキングレバーの側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
作業車両としての農用トラクタは、動力によって自走しながら圃場等で作業を行う。農用トラクタは、機体1前側にあって駆動可能でかつ操舵可能な左右の前輪2L,2Rと、機体1後側に装着される左右の後輪3L,3Rと、動力源としてのエンジン4と、変速装置を内装するトランスミッションケース5を備える。なお、左右一対に設けられる部材において、図中符号Lは左側を示し、符合Rは右側を示す。
また、機体1後部に、ロータリ等の作業機6を装着可能な連結装置7が配設されている。連結装置7は、中央上部のトップリンク7aと下部左右のロアリンク7b,7bからなる3点リンクとされ、リフトアーム8を油圧で回動することで、リフトロッド9,9を介してロアリンク7bを回動し該作業機6を昇降連動する構成である。
トラクタ1は、機体上の操縦席10の前側のダッシュボード12からステアリングハンドル13が立設されると共に、操縦席10の周りにクラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダル等の各種操作ペダルや前後進レバー、変速レバー等の各種操作レバーが配置されている。
前記ミッションケース5内には伝動機構を配置している。伝動機構について、エンジン4からの動力は、公知の前後進切替機構、主変速機構、副変速機構を介して後輪デフ機構15に伝達され、左右デフ出力軸16L,16Rの各端部に左右のブレーキ機構17L,17Rを備えている。左右デフ出力軸16L,16Rと前記左右の後輪3L,3Rを支持する後車軸18L,18Rとの間に、平ギヤの組合せによる最終減速機構(図示せず)を構成している。
前記左右のブレーキ機構17L,17Rの構成及び連動構成について説明する。左右のブレーキ機構17L,17Rは共通の構成であるから、適宜に左側を意味する符号L及び右側を意味する符号Rを省略して説明する。ブレーキ機構17は、デフ出力軸16に嵌合し軸方向に摺動自在なブレーキディスク、一対のブレーキカムディスク、回転カム板とボールからなるカム機構等を備える公知の構成である。そして、カム機構によって押し広げられる状態でブレーキディスクを固定壁部に押し付けることによりデフ出力軸16を制動できる構成である。
前記デフ出力軸16及び後車軸18を支持するとともにこれらを覆う車軸ケース20L,20Rを前記ミッションケース5に連結している。左右車軸ケース20L,20Rには、前記ブレーキ機構17L,17Rのそれぞれに、カム機構を連動するブレーキ作動軸21L,21Rを水平軸芯回りに回動自在に設け、それらの外側端に、ブレーキアーム22L,22Rを連結している。
前記ブレーキ機構17L,17Rを作動するブレーキペダル23は水平軸芯回りに回動自在に設けられる。詳細には、操縦席10のステップ24の下方において、ミッションケース5の下面に、第1支持筒25を、この第1支持筒25の長手方向2か所に設ける平板ブラケット25a,25aを介して装着する。該第1支持筒25を貫通してペダル連動軸26を設ける。ペダル連動軸26の右側突出部に、ブレーキペダル23の基部側ボス23aを貫通し、連結ピン27をもってブレーキペダル23、基部側ボス23a及びペダル連動軸26は一体的にこのペダル連動軸26軸心回りに回動できる構成としている。
前記ペダル連動軸26の左側突出端部に左ペダルアーム28Lを、ブレーキペダル23の基部側ボス23aの端部に右ペダルアーム28Rを設けている。そして、左ペダルアーム28Lと左側のブレーキアーム22Lを第1の左ブレーキロッド29Lで連結し、右ペダルアーム28Rと右側のブレーキアーム22Rを第1の右ブレーキロッド29Rで連結構成している。これら第1の左右ブレーキロッド29L,29Rは、ミッションケース5の左右側それぞれに傾斜姿勢に設けられる(図3)。
前記第1支持筒25の後方に、この第1支持筒25と平行に第2支持筒30を設けている。具体的には、第1支持筒25のブラケット25a,25aを補強すべく第1支持筒25外周部に嵌合しながら前記ブラケット25a,25aとに渡って溶接固定する保持板25b,25bに嵌合状態に溶接固定される構成である。
前記第2支持筒30には、パーキングレバー31の操作力を前記左右ブレーキアーム22L,22Rに伝達する中継連動機構を構成するもので、第2支持筒30にレバー連動軸32を貫通して設け、このレバー連動軸32の左側突出部に、パーキング連動アーム33のボス33aを貫通し、連結ピン34をもってパーキング連動アーム33、ボス33a及びレバー連動軸32は一体的に該レバー連動軸32軸心回りに回動できる構成としている。
前記レバー連動軸32の右側突出端部に右レバーアーム35Rを、パーキング連動アーム33のボス33aの端部に左レバーアーム35Lを設けている。そして、左レバーアーム35Lと前記左側のブレーキアーム22Lを第2の左ブレーキロッド36Lで連結し、右レバーアーム35Rと前記右側のブレーキアーム22Rを第2の右ブレーキロッド36Rで連結する。
前記第1の左右ブレーキロッド29L,29Rと左右側のブレーキアーム22L,22Rとの連結点C1に対し、第2の左右ブレーキロッド36L,36Rと左右側のブレーキアーム22L,22Rとの連結点C2は、ブレーキ作動軸21L,21R側に近い位置に設定されていて、第1のブレーキロッド29と第2のブレーキロッド36とは略平行状態に配置されるものとなる。
なお、前記パーキング連動アーム33は前後方向に配置されその後端に前記パーキングレバー31に上端を連結したパーキング連動ロッド37の下端を連結して、パーキングレバー31を支持軸38回りに上方回動操作すると、第2の左右ブレーキロッド36L,36Rを同時に制動側に作動し、復帰回動操作すると制動解除する構成である。このパーキング連動ロッド37は略上下に向く姿勢となっている。パーキングレバー31は、操縦席10の左側に設けられ、パーキング連動ロッド35はミッションケース5の左側に配置される。なお、操縦席10を支持するシート支持パネル39を備え、このシート支持パネル39を利用してパーキングレバー31が支持される。なお、シート支持パネル39は前記ステップ24から延長する状態に段差状に設けられ左右のフェンダを接続するとともに、操縦席10を前後スライド調整自在に支持している。
次いで、図7〜図9に基づいて、パーキングレバー31の支持構成及び付設するパーキングブレーキスイッチ40(以下、ブレーキスイッチ)の支持構成について詳細に説明する。パーキングレバー31は、基部31aと操作部31b等を備え、基部31aが前記シート支持パネル39に設ける支持ブラケット41に支持軸38を介して連結され、操作部31bを把持して上下回動可能に設けられる。パーキング連動ロッド37はレバー本体の前後中央下部にピン部材42を介して連結されている。すなわち、シート支持パネル39の適所に穿設したレバー通過孔39aにて該パネル39上方にのぞむパーキング連動ロッド37の上端扁平部37aに、一側をパーキングレバー31の連結孔に挿通して螺合締結されるピン部材42の他側に連結しスナップピン43で抜け止めしている。なお、ピン部材42は中央の六角部を挟んで一方を螺子加工し他方を丸棒状に形成してなる。
前記パーキングレバー31の基部31aの内側(操縦席10側)において、ブレーキスイッチ40を構成する。ブレーキスイッチ40は、リミットスイッチ形態とされ本体40aを調整支持プレート44に着脱自在に固定し、調整支持プレート44をシート支持パネル39に起立姿勢に設ける前記支持ブラケット41に前後2か所の調整ボルト46によって着脱自在に取り付けられる。なお、調整支持プレート44の調整ボルト46挿通孔44a,44aを長孔に形成し、該長孔に沿って調整支持プレート44の上下取付角度乃至若干の前後位置を調整できるよう構成している。長孔は2か所共に設けてもよく、いずれか一方でもよい。ブレーキスイッチ40の本体40aから延出するアクチュエータ40bを、押圧または退避することによってスイッチOFF又はONに切り換える構成である。アクチュエータ40bに当接してOFF又はONに切り換える作動部材47を備え、パーキングレバー31の上下動に追従して動きながら押圧し又は退避する構成としている。作動部材47はプレート部材からなり、アクチュエータ40bに当接可能な当接部47aとパーキングレバー31の基部31aに装着される本体部47bとからなる。このうち、本体部47bは、前記ピン部材42で共締めされる孔部と、パーキングレバー31の基部31aにリベット48止めされる孔部とを設けて位置決めされている。パーキングレバー31が下方にあって制動解除の状態時にはブレーキスイッチ40はアクチュエータ40bが押圧されていてOFFとなり、上方回動された制動状態時には押圧が解除されてONとなるよう構成している。
前記のように、ブレーキスイッチ40本体40aをパーキングレバー31の支持軸38を支持する支持ブラケット41に設け、アクチュエータ40bを当接して押圧する当接部47aを形成した作動部材47をパーキングレバー31に固定して設ける構成としたから、ブレーキスイッチ40と作動部材47との位置関係にズレが生じ難く、安定したスイッチ操作を行うことができる。また、ブレーキスイッチ40本体40aを、支持ブラケット41に対して取付位置を調整可能に構成した調整支持プレート44に固定装着するものであるから、調整が容易である。
なお、前記支持ブラケット41は、シート支持パネル39に装着する基板部41aと支持軸38をサポートするブラケット部41bを別体としても良く、一体的に設ける構成としてもよい。なお、図例では別体としている。
次いで、図10〜図12において、パーキング連動ロッド37とパーキングレバー31との連結部にロッド長調整手段50を備え、パーキングレバー31を操縦席10に右側に配置する構成について説明する。パーキング連動ロッド37は、前記レバー連動軸32の右側突出部に中継部材を介して連結されるものである。パーキングレバー31は支持ブラケット41によって上下回動自在に設けられ、支持ブラケット41(ブラケット部41a)の内側には、調整支持プレート44を介してブレーキスイッチ40本体部40aを調整自在に支持している。
パーキングレバー31の基部31a及び操作部31b、ブレーキスイッチ40の本体40a及びアクチュエータ40b、支持ブラケット41の基板部41a及びブラケット部41b、並びに調整支持プレート44は、前記左側配置のパーキングレバー31及び周辺部材と共用である。ところで、アクチュエータ40aに押圧する作動部材51は専用に構成する。すなわち、当接部51aを形成した左半部51bとこれを形成しない右半部51cをパーキングレバー31の基部31aの左右側に対向して配置させ、中間のリベット52及び前後の締結部材(図例ではボルト・ナット)53、53をもってパーキングレバー31と一体的に設けている。当接部51aは、パーキングレバー31が下方に位置するときはアクチュエータ40bに当接して押圧し、パーキングレバー31が上方に回動するときはアクチュエータ40bから退避して押圧解除する。これによってブレーキスイッチ40はOFF又はONする構成である。
上記のように構成すると、左側配置のパーキングレバー31と同様に、ブレーキスイッチ40本体40aをパーキングレバー31の支持軸38を支持する支持ブラケット41に設け、アクチュエータ40bを当接して押圧する当接部51aを形成した作動部材51をパーキングレバー31に固定して設ける構成としたから、ブレーキスイッチ40と作動部材47との位置関係にズレが生じ難く、安定したスイッチ操作を行うことができる。また、ブレーキスイッチ40本体40aを、支持ブラケット41に対して取付位置を調整可能に構成した調整支持プレート44に固定装着するものであるから、調整が容易である。
前記ロッド長調整手段50について、パーキングレバー31を貫通するピン部材54に、パーキング連動ロッド37の上端側螺子部を螺合し、長さ調整可能に設けている。なお、上下のナット部材でロックできる構成である。
前記のブレーキスイッチ40は、シート支持パネル39の上方に構成するものであるから、ブレーキスイッチ40の調整が容易である。
さらに、本実施例におけるブレーキ連動構成においては、ブレーキペダル23による操作力を伝達する第1の左右ブレーキロッド29L,29Rと、パーキングレバー31による操作力を伝達する第2の左右ブレーキロッド36L,36Rは共にブレーキアーム22L,22Rに連結される構成であるから、ブレーキペダル23とパーキングレバー31の2系統で左右のブレーキ機構17L,17Rを制動側に作動できる。そして、第1の左右ブレーキロッド29L,29Rと第2の左右ブレーキロッド36L,36Rとは略平行に配置され、そしてミッションケース5の側面に配置される際に、2本のブレーキロッド29,36が平行状態に配置されるものであるから、これらの設置スペースを小に設定できる。即ち、従来のように左右ブレーキロッドをそれぞれ単一とし、パーキングレバーの連動機構を既存ブレーキロッドに連携する場合は、その連携機構の設置スペースが必要となるが、上記実施例のように、左右にそれぞれ2本のブレーキロッドを平行配置する場合は、かような設置スペースを要しない。
ブレーキペダル23によるブレーキ作動を第1の左右のブレーキロッド29L,29Rに伝達するためのペダル連動軸26を支持する第1支持筒25は、ミッションケース5下面に装着され、パーキングレバー31によるブレーキ作動を第2の左右ブレーキロッド36L,36Rに伝達するためのレバー連動軸32を支持する第2支持筒30は前記第1支持筒25に平行に配置されるものであるから、構成を簡単化でき、パーキングレバー1による連携手段を容易に後付け構成することができる。
前記第2支持筒30は第1支持筒25に連結されて構成され、ミッションケース5下面への取り付け構成を共通とするものであるから、ミッションケース5下面の取り付けのための特別な付加構成を必要とせず構成を簡単化する。
前記第1のブレーキロッド29L,29Rにはそれぞれターンバックル形態の第1長さ調整手段29aL,29aRを構成する。また、第2のブレーキロッド36L,36Rにもそれぞれターンバックル形態の第2長さ調整手段36aL,36aRを構成するが、第1長さ調整手段29aL,29aRと第2長さ調整手段36aL,36aRとは接近する位置に配置されることとなり、調整作業を所定の定位置にて行うことができ、調整作業を効率化する。
本実施例では、単一のブレーキレバーの構成として説明したが、農業用トラクタに使用される左右独立ブレーキペダル形態としてもよい。左ブレーキペダルを単独に操作すると、ペダル連動軸26を経て左ペダルアーム28Lを連動し、右ブレーキペダルを操作すると、この右ブレーキペダルのボス部に連結された右ペダルアーム28Rを連動するよう構成するものである。
10 操縦席
17L 左ブレーキ機構
17R 右ブレーキ機構
23 ブレーキペダル
31 パーキングレバー
31a 基部
31b 操作部
38 支持軸
39 シート支持パネル
40 パーキングブレーキスイッチ
40a 本体
47 作動部材
51 作動部材

Claims (3)

  1. 後輪を制動する左右のブレーキ機構(17L,17R)を備え、ブレーキペダル(23)とパーキングレバー(31)によって制動操作する作業車両において、前記パーキングレバー(31)に該パーキングレバー(31)の回動支点となる支持軸(38)と前記支持軸(38)を支持する基部(31a)と操作部(31b)を備え、前記基部(31a)側にパーキングブレーキスイッチ(40)を設け、前記パーキングレバー(31)側に前記パーキングブレーキスイッチ(40)の作動部材(47,51)を取付けたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記パーキングブレーキスイッチ(40)を前記パーキングレバー(31)の前記基部(31a)に取付位置を調整可能に設ける調整支持プレート(44)に設けてなる請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記パーキングブレーキスイッチ(40)と前記パーキングブレーキスイッチ(40)の前記作動部材(47,51)を、操縦席(10)を支持するシート支持パネル(39)よりも上方に設けてなる請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
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