JP2021028421A - ウエスト部の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周長が大きく伸縮性に富んだウエスト部を提供する。【解決手段】下衣1の環状のウエスト部20を製造するウエスト部の製造方法は、短手方向の伸縮度合いが長手方向の伸縮度合いよりも大きく、かつ短手方向の長さがウエスト部20の周長よりも小さい矩形状の裁断用生地100を準備するステップS102と、短手方向に沿って裁断用生地100を帯状に裁断することにより、帯状パーツ131及び帯状パーツ132をそれぞれ裁断用生地100から取得するステップS104と、取得された帯状パーツ131の長手方向の端部と帯状パーツ132の長手方向の端部とを縫い合わせて、ウエスト部20を形成するステップS106、S108と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、下衣のウエスト部を製造するウエスト部の製造方法に関する。
近年、伸縮可能で履き心地が良好なジーンズが提案されている。このようなジーンズの製造方法として、下記の特許文献1には、短手方向の伸縮率が大きい生地からジーンズの各パーツとなる部分を裁断して縫製することで製造する方法が開示されている。
特開2007−314898号公報
ところで、裁断用の生地においては、通常、短手方向の用尺が決まっている。このため、ジーンズのサイズが生地の用尺に比べて相対的に大きい場合(具体的には、ウエスト部の周長が生地の短手方向の長さよりも大きい場合)には、生地の長手方向に沿って裁断してウエスト部を製造している。しかし、生地の長手方向の伸縮率が小さいため、製造したウエスト部の履き心地が悪いものとなってしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、周長が大きく伸縮性に富んだウエスト部を提供することを目的とする。
本発明の一の態様においては、下衣の環状のウエスト部を製造するウエスト部の製造方法であって、短手方向の伸縮度合いが長手方向の伸縮度合いよりも大きく、かつ前記短手方向の長さが前記ウエスト部の周長よりも小さい矩形状の生地を準備する準備ステップと、前記短手方向に沿って前記生地を帯状に裁断することにより、第1帯状パーツ及び第2帯状パーツをそれぞれ前記生地から取得する裁断ステップと、取得された前記第1帯状パーツの長手方向の端部と前記第2帯状パーツの長手方向の端部とを縫い合わせて、前記ウエスト部を形成する形成ステップと、を有する、ウエスト部の製造方法を提供する。
また、前記裁断ステップにおいて、前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツが前記生地の短手方向の端側の生地端部を含むように、前記生地から前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツを取得することとしてもよい。
また、前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツにおける前記生地端部と前記第2帯状パーツにおける前記生地端部とが露出するように、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツを縫い合わせることとしてもよい。
また、前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツを縫い合わせた後に、短手方向に半分に折って、前記ウエスト部を形成することとしてもよい。
また、前記裁断ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツの縫い合わせ部が前記ウエスト部の中央部に位置するように、前記生地を帯状に裁断することとしてもよい。
また、前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツの前記縫い合わせ部にベルト用のループを取り付けることとしてもよい。
また、前記裁断ステップにおいて、前記生地の長手方向の端部側を前記短手方向に沿って帯状に裁断することにより、前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツを取得することとしてもよい。
また、前記裁断ステップにおいて、前記下衣のサイズに応じて、前記生地における前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツの裁断位置が異なることとしてもよい。
本発明によれば、周長が大きく伸縮性に富んだウエスト部を提供できるという効果を奏する。
下衣1の前面側を見た際の構成を示す模式図である。 下衣1の背面側を見た際の構成を示す模式図である。 ウエスト部20を展開した模式図である。 裁断用生地100における裁断パターンの一例を示す模式図である。 裁断部分121、122を裁断して得られた帯状パーツ131、132を示す模式図である。 帯状パーツ131、132からウエスト部20を形成する流れを説明するための図である。 裁断用生地100の裁断パターンの変形例を示す模式図である。 ウエスト部20の製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。
<下衣の構成>
本発明の一の実施形態に係るウエスト部を含む下衣の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、下衣1の前面側を見た際の構成を示す模式図である。図2は、下衣1の背面側を見た際の構成を示す模式図である。下衣1は、着用者の下半身を覆う衣服であり、ここではジーンズである。下衣1は、伸縮可能な構成となっており、履き心地に優れている。下衣1は、図1に示すように、身頃部10と、ウエスト部20とを含む。
身頃部10は、着用者の下半身を覆う本体部分である。身頃部10は、裁断用生地から裁断した複数のパーツを縫製することで、形成されている。また、身頃部10は、図1及び図2に示す矢印方向に伸縮可能となっている。詳細は後述するが、裁断用生地からの裁断方向を調整することで、身頃部10の良好な伸縮性を実現している。
ウエスト部20は、身頃部10の上部に連結しており、着用者のウエストを覆う環状の部分である。ウエスト部20も、身頃部10と同様に、裁断用生地から裁断した複数のパーツを縫製することで、形成されている。本実施形態のウエスト部20は、例えば短手方向の長さが限定された裁断用生地に適しており、ウエスト部20の周長は裁断用生地の短手方向の長さよりも大きくなっている。
図3は、ウエスト部20を展開した模式図である。本実施形態では、ウエスト部20も身頃部10と同様に伸縮可能に形成されており、具体的には図3の矢印方向に伸縮可能となっている。ウエスト部20の伸縮方向は、身頃部10の伸縮方向と同じ方向である。これにより、下衣1は、例えば着用者が座る際にも履き心地が優れたものとなる。
ウエスト部20の中央部には、図1及び図2に示すように、模様部22が形成されている。例えば、模様部22は、着用者が下衣1を身に付けた際に着用者の背中(背骨)に対向する位置に形成されている。模様部22は、ウエスト部20の内側と外側の両方に露出するように形成されており、着用者が下衣1を身に付けていない場合及び身に付けている場合の両方の際に視認できる。なお、模様部22は、裁断用生地の耳部を用いて形成されている。
ウエスト部20には、図1及び図2に示すように、ベルトを通すループ24が所定間隔で複数設けられている。複数のループ24の中の一つのループ24は、図2に示すように模様部22に取り付けられている。ループ24も、裁断用生地から裁断したパーツを用いて製造される。また、ループ24も、ウエスト部20と同じ方向に伸縮可能である。
なお、上記では、下衣1がジーンズであるものとして説明するが、これに限定されず、ウエスト部を有すれば他の形態の下衣であってもよい。
<裁断用生地について>
下衣1の裁断用生地について、図4〜図7を参照しながら説明する。
図4は、裁断用生地100における裁断パターンの一例を示す模式図である。下衣1は、裁断用生地100から裁断した複数のパーツを縫製することで、製造される。裁断用生地100は、図4に示すように矩形状になっている。裁断用生地100の短手方向の長さは、裁断用生地100の製造上の理由から、所定の大きさ(例えば80cm)となっている。また、裁断用生地100の短手方向の両端部は、いわゆる耳部であり、例えば模様(不図示)が付されている。
裁断用生地100は、互いに直交する縦糸と横糸を織って製造される。縦糸は裁断用生地100の長手方向に沿っており、横糸は裁断用生地100の短手方向に沿っている。裁断用生地100においては、横糸が縦糸よりも伸縮率が大きい材料から成るため、裁断用生地100が短手方向に伸縮しやすい性質を有する。例えば、裁断用生地100の短手方向の伸縮度合いは、長手方向の伸縮度合いの約5倍程度である。
図4に示すように、裁断用生地100は、下衣1の身頃部10及びウエスト部20を製造するための複数の裁断部分を含んでいる。例えば、身頃部10は、複数の裁断部分110を裁断することで取得されたパーツを縫製することで製造される。また、ウエスト部20は、裁断部分121、122を裁断することで取得された帯状パーツを縫製することで製造される。
裁断部分121、122を縫製して製造されるウエスト部20も伸縮可能となるように、裁断部分121、122は、裁断用生地100の短手方向に沿って帯状に裁断される。裁断部分121、122は、裁断用生地100の長手方向において隣接している。裁断部分121、122は、裁断しやすいように、裁断用生地100の長手方向の端部に位置している。また、帯状の裁断部分121、122の長手方向の一端部は、裁断用生地100の短手方向の一端側の耳部105を含んでいる。
図5は、裁断部分121、122を裁断して得られた帯状パーツ131、132を示す模式図である。帯状パーツ131、132は、同じような形状を成している。帯状パーツ131、132の長手方向の一端側は、それぞれ裁断用生地100の耳部105である模様部131a、132aを含んでいる。そして、2つの帯状パーツ131、132の長手方向の一端側を縫製することで、図3に示すウエスト部20を形成している。
図6は、帯状パーツ131、132からウエスト部20を形成する流れを説明するための図である。
まず、図6(a)に示すように、模様部131a、132aが互いに近接するように、帯状パーツ131、132を向かい合わせる。そして、図6(a)に示す折り目となる位置131b、132bにて帯状パーツ131、132を折ることで、図6(b)に示すように模様部131a、132aが、折り曲げ後の帯状パーツ131、132の端部である折り目131b、132bから若干離れた位置となる。
次に、帯状パーツ131、132の折り目131b、132b同士を縫い合わせることで、図6(c)に示すように帯状パーツ131、132が縫い合わさった剛性の高い縫い合わせ部140が形成される。模様部131a、132aは、縫い合わせ部140の両側に位置する。
次に、縫い合わせた状態の帯状パーツ131、132を図6(d)に示す破線の位置で半分に折ることで、図3に示すウエスト部20が形成される。その後、剛性が高い縫い合わせ部140に、ループ24を取り付ける。
上記のように2つの帯状パーツ131、132の長手方向の一端側を縫製してウエスト部20を形成することで、周長が大きく伸縮性に富んだウエスト部20を形成できる。特に、ウエスト部20の周長が裁断用生地100の短手方向の長さよりも大きい場合に、2つの帯状パーツ131、132を用いることで周長が大きいウエスト部20を形成できる。
また、2つの帯状パーツ131、132の縫い合わせ部の周囲に模様部131a、132aが位置することで、ウエスト部20の意匠性が優れたものとなる。なお、模様部131a、132aは、裁断用生地100の耳部105から成っており、模様部131a、132a以外とは色彩が異なる。また、模様部131a、132aにおいて縫い合わせ部140に近い領域に付された第1色彩と、縫い合わせ部140から離れた領域に付された第2色彩(第2色彩は、第1色彩よりも濃い)が異なる。図6(b)において、ウエスト部20を形成後の模様部131a、132aは、帯状パーツ131、132に縫い付けられていてもよいし、縫い付けられていなくてもよい。模様部131a、132aを帯状パーツ131、132に縫い付けない場合でも、同部分にアイロンによる熱処理等を施すことにより、模様部131a、132aが帯状パーツ131、132から剥がれることを抑制し、意匠性を保つことができる。
図4に示す裁断パターンにおける裁断部分の位置は、例えば下衣1のサイズによって調整される。
図7は、裁断用生地100の裁断パターンの変形例を示す模式図である。図7の裁断パターンは、図4の裁断パターンに比べて下衣1のサイズが大きい場合のパターンである。図4と図7を比較すると分かるように、裁断部分の位置が異なる。例えば、図4と図7では、裁断部分121、122の位置が異なる。
なお、上記では、裁断部分121、122が隣接することとしたが、これに限定されない。例えば、裁断用生地100における裁断部分の配置によって、裁断部分121、122を離してもよい。
また、上記では、裁断部分121、122が裁断用生地100の長手方向の端部に位置することとしたが、これに限定されない。例えば、裁断部分121、122は、裁断用生地100の長手方向の中央側に位置してもよい。
<ウエスト部の製造方法>
伸縮性に優れ周長の大きいウエスト部20を製造する製造方法について、図8を参照しながら説明する。なお、ウエスト部20の製造は、下衣1の製造の一工程を成すものであり、製造したウエスト部20及び身頃部10を縫製することで下衣1が製造される。
図8は、ウエスト部20の製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、裁断用生地100を準備する(ステップS102)。準備する裁断用生地100は、例えば図4に示す矩形状の生地であり、短手方向の伸縮度合いが長手方向の伸縮度合いよりも大きい。また、裁断用生地100の短手方向の長さは、製造するウエスト部20の周長よりも小さい。
次に、裁断用生地100からウエスト部20に対応する裁断部分を裁断する(ステップS104)。具体的には、裁断用生地100の短手方向に沿って帯状に裁断部分121、122を裁断することにより、帯状パーツ131、132が取得される。
この際、裁断用生地100の短手方向の端側の耳部105(生地端部)を含むように、裁断部分121、122を裁断する。これにより、帯状パーツ131、132には、耳部105に付されていた模様部が存在する。また、裁断作業の効率化のために、裁断用生地100の長手方向の端部に位置する裁断部分121、122を裁断する。なお、下衣1のサイズに応じて、裁断用生地100における裁断部分121、122の裁断位置が異なってもよい。
また、帯状パーツ131と帯状パーツ132の縫い合わせ部140がウエスト部20の中央部に位置するように、裁断部分121、122を裁断する。具体的には、裁断部分121、122の長手方向の長さがほぼ同じになる(合わせ目を設けるために、片方の裁断部分の長さが若干長くなる)ように、裁断部分121、122を裁断する。
次に、2つの帯状パーツ131、132を縫い合わせる(ステップS106)。具体的には、帯状パーツ131の長手方向の端部(模様部131aがある側)と、帯状パーツ132の長手方向の端部(模様部132aがある側)とを縫い合わせる。この際、帯状パーツ131の模様部131aと帯状パーツ132の模様部132aとが露出するように、帯状パーツ131、132を縫い合わせる。具体的には、縫い合わせ部140の両側に模様部131a、132aが位置するように、帯状パーツ131、132を縫い合わせる。そして、帯状パーツ131、132を縫い合わせた後に、短手方向に半分に折って、ウエスト部20を形成する。
次に、ベルト用のループを取り付ける(ステップS108)。具体的には、帯状パーツ131と帯状パーツ132の縫い合わせ部に、ベルト用のループ24を取り付ける。これにより、剛性の高い縫い合わせ部にループ24を取り付けることになり、ループ24を強固に保持できる。
なお、上記では、裁断用生地100から短手方向に沿って帯状に裁断することで取得した2つの帯状パーツ131、132の端部を縫い合わせて、ウエスト部20を形成することとしたが、これに限定されない。例えば、ウエスト部20を形成する帯状パーツの数は、3つ以上であってもよい。
また、上記では、裁断部分121、122が裁断用生地100の耳部105を含むこととしたが、これに限定されない。例えば、裁断部分121、122が耳部105を含まないこととしてもよい。すなわち、帯状パーツ131、132は、裁断用生地100の端から取らなくてもよい。
また、上記では、帯状パーツ131、132の縫い合わせ部140にベルト用のループ24を取り付けることとしたが、これに限定されない。例えば、ベルト用のループ24は、帯状パーツ131、132の縫い合わせ部140以外の部分に取り付けられてもよい。
<本実施形態における効果>
上述した下衣1のウエスト部20の製造方法によれば、裁断用生地100の伸縮度合いが大きい短手方向に沿って帯状に裁断部分121、122を裁断して、2つの帯状パーツ131、132を取得する。そして、帯状パーツ131、132の長手方向の端部同士を縫い合わせて、ウエスト部20を形成する。
帯状パーツ131、132の長手方向は、裁断用生地100の伸縮度合いが大きい短手方向であるので、伸縮性が高い。このため、帯状パーツ131、132の長手方向の端部同士を縫い合わせて形成したウエスト部20も、長手方向において伸縮性が高いものとなる。また、2つの帯状パーツ131、132を縫い合わせることで、下衣1のサイズが生地の用尺に比べて相対的に大きい(ウエスト部20の周長が裁断用生地100の短手方向の長さよりも大きい)場合でも、伸縮性が高いウエスト部20を実現できる。そして、ウエスト部20の伸縮方向が身頃部10の伸縮方向と同一方向であるので、下衣1全体としてより履き心地が優れたものとなる。
また、2つの帯状パーツ131、132の縫い合わせ部に裁断用生地100の耳部を用いて外部に露出するように模様部22を形成することで、縫い合わせ部140を含めた模様部22が美感を有するものとなる。これにより、2つの帯状パーツ131、132を縫い合わせたウエスト部20が意匠性の高いものとなる。また、ウエスト部20の中央部の両側に模様部22が形成されることで、模様部22が目立ちやすくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 下衣
20 ウエスト部
22 模様部
24 ループ
100 裁断用生地
105 耳部
121、122 裁断部分
131、132 帯状パーツ
131a、132a 模様部
131b、132b 折り目
140 縫い合わせ部

Claims (8)

  1. 下衣の環状のウエスト部を製造するウエスト部の製造方法であって、
    短手方向の伸縮度合いが長手方向の伸縮度合いよりも大きく、かつ前記短手方向の長さが前記ウエスト部の周長よりも小さい矩形状の生地を準備する準備ステップと、
    前記短手方向に沿って前記生地を帯状に裁断することにより、第1帯状パーツ及び第2帯状パーツをそれぞれ前記生地から取得する裁断ステップと、
    取得された前記第1帯状パーツの長手方向の端部と前記第2帯状パーツの長手方向の端部とを縫い合わせて、前記ウエスト部を形成する形成ステップと、
    を有する、ウエスト部の製造方法。
  2. 前記裁断ステップにおいて、前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツが前記生地の短手方向の端側の生地端部を含むように、前記生地から前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツを取得する、
    請求項1に記載のウエスト部の製造方法。
  3. 前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツにおける前記生地端部と前記第2帯状パーツにおける前記生地端部とが露出するように、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツを縫い合わせる、
    請求項2に記載のウエスト部の製造方法。
  4. 前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツを縫い合わせた後に、短手方向に半分に折って、前記ウエスト部を形成する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のウエスト部の製造方法。
  5. 前記裁断ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツの縫い合わせ部が前記ウエスト部の中央部に位置するように、前記生地を帯状に裁断する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のウエスト部の製造方法。
  6. 前記形成ステップにおいて、前記第1帯状パーツと前記第2帯状パーツの前記縫い合わせ部にベルト用のループを取り付ける、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のウエスト部の製造方法。
  7. 前記裁断ステップにおいて、前記生地の長手方向の端部側を前記短手方向に沿って帯状に裁断することにより、前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツを取得する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のウエスト部の製造方法。
  8. 前記裁断ステップにおいて、前記下衣のサイズに応じて、前記生地における前記第1帯状パーツ及び前記第2帯状パーツの裁断位置が異なる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のウエスト部の製造方法。
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