JP2021028063A - 散水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、散水装置のノズルを、簡易な構造で所定の範囲で移動させて、破砕機の破砕作業によって生じる粉塵の発生範囲に放水することができる散水装置を提供する。【解決手段】 本発明に係る散水装置1は、所定の速度で所定の範囲を駆動軸4を回動させる駆動手段と、該駆動軸4と所定の遊びを有する第1の連結機構9を介して一端が連結され、他端に所定の遊びを有する第2の連結機構11が設けられ、前記駆動手段の駆動軸4の回動に伴って前記第1の連結機構9を回動支点として所定の範囲回動する駆動アーム10と、給水ホース15と連結される基端部及び放水口を有する先端部とを有し、前記基端部と先端部の略中央を支点として旋回自在に保持される放水ノズル12と、前記第2の連結機構11を介して放水ノズル12と前記駆動アーム10とを連結する連結アーム13とによって構成されることにある。【選択図】 図1

Description

本発明は、ビルの解体作業やコンクリートの破砕作業を行う場合に、粉塵の発生を防止するために散水を行う散水装置に関する。
特許文献1(実開平2−30458号公報)は、破砕機によりビルの解体やコンクリートの破砕をする場合に散水して、粉塵の発生を防止できるようにした粉砕機の散水装置に関するもので、破砕機の作業台上に水タンクと送水ポンプを設けて、水タンクに送水ポンプの流入口を連通史、送水ポンプの流出口を作業台上の操縦席に設けたコントロールバルブの流入口に連通し、コントロールバルブの流出口を、破砕機の作動腕に沿って設けた送水ホースを介して、作動腕先端の破砕作動部近くに設けた散水ノズルに連通した破砕機用散水装置を開示する。
同様に特許文献2(特開2018−145689号公報)は、建設機械を使用して粉砕作業を行う際に発生する粉塵の拡散をより確実に抑制することができる防塵用散水装置を開示する。この防塵用散水装置は、建設機械のアームの先端部に装着されたアタッチメントまたはその近傍に第1散水手段を設け、アームの長手方向に対して第1散水手段よりも後端の位置に第2散水手段を設けるもので、第1散水手段による散水によって第1拡散防止空間が形成され、第2散水手段による散水によって第2拡散防止空間が形成され、第1拡散防止空間を第2拡散防止空間によって覆った状態にするものである。
特許文献3(特開2009−165967号公報)は、散水パターンを容易に変化でき、目的に応じて散水できる回動式散水ノズルを提供するもので、駅逓供給手段に接続した基部と、この基部に対して回動可能であり且つ基部の接続により液体供給手段に連通するノズル本体とを備えるもので、このノズル本体は、液体供給手段から供給した液体を放出して散水する散水用ノズルを有し、この散水用ノズルの上部には、ノズル本体を回動する回動機構を設け、散水用ノズルの下部には、散水用ノズルの散水状体を制御する制御用ノズルを設け、この制御用ノズルに、液体供給手段から制御用ノズルへの液体の供給をノズル本体の回動位置に応じて制御する弁帯を設けたものである。
特許文献4(特開2017−221478号公報)は、放水ノズルの仰角を調整することで設置位置等に対応して所定の最大放水距離が得られるようにした放水銃装置を開示するもので、この放水中装置が、水平周りに旋回自在な基台側となる水平旋回部に放水ノズルが所定の仰角に固定設定されており、水平旋回部側に対し、回転継手により放水ノズルが垂直回りに回転自在に装着され、水平旋回部側と放水ノズルの間には角度調整機構が設けられ、角度調整機構を操作して軸方向に伸ばすと、放水ノズルの仰角が増加するように調整され、角度調整機構を逆方向に操作して軸方向に縮めると、放水ノズルの仰角が減少するように調整されることを開示する。
特許文献5(特開2018−175732号公報)は、送水時のウォーターハンマーを生じることを極力抑制した放水機を開示し、さらにこの放水機が、車両上に設置した基台上に、ホースリールを垂直方向に延びる回転軸の周りに回転自在に設置し、前記ホースリールに保形性を有するホースを、前記回転軸の周りに螺旋状に巻回し、前記ホースリールの下端を前記車両の後方に設置した放水ポンプに接続し、前記ホースの上端を前記ホースリールの回転軸を経て、前記車両の上位位置に設置した放水ノズルに接続したものであることを開示する。
実開平2−30458号公報 特開2018−145689号公報 特開2009−165967号公報 特開2017−221478号公報 特開2018−175732号公報
従来、破砕機によるビル解体作業やコンクリート粉砕作業を行う場合、非常の多くの粉塵が発生して粉塵公害となるため、破砕機の作業者とは別に粉塵の発生を防止するための散水用作業員が必要であった。このため、特許文献1及び2では、破砕機自体に放水/散水装置を設けることが提案された。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示される散水装置は、破砕機の破砕作動部の周辺に散水装置の散水ノズルを設ける構造であることから、破砕作動部またはアタッチメントを支持している作動アームに沿って送水ホースを配するものであり、送水ホース内の水圧により、作動アームの動作が制限されるという不具合が生じる。また、破砕機と散水装置とが一体となるため、破砕機自体の構造が複雑となるという不具合も生じる。
また、粉塵の発生場所は、必ずしも破砕機による破砕箇所だけでなく、粉砕箇所の周辺、いわゆる破砕されたコンクリート片が落下する場所、破砕機が移動する場所においても粉塵が発生することが想定される。このため、放水/散水装置自体は、前記破砕機とは別装置として、所望の場所に任意に放水/散水することが効率的にもコスト的にも望ましい。
さらに、特許文献3乃至5に記載されている放水ノズルは、放水/散水方向を垂直方向及び/もしくは水平方向に手動又は自動により変化させることができるものであるが、基本的にこれらの放水ノズルは消化を目的としたものであることから、放水時は所望の位置に固定されることが望ましいものである。
以上のことから、本発明は、散水装置のノズルを、簡易な構造で所定の範囲で移動させて、破砕機の破砕作業によって生じる粉塵の発生範囲に放水することができる散水装置を提供することにある。
したがって、本発明に係る散水装置は、所定の速度で所定の範囲を駆動軸を回動させる駆動手段と、該駆動軸と所定の遊びを有する第1の連結機構を介して一端が連結され、他端に所定の遊びを有する第2の連結機構が設けられ、前記駆動手段の駆動軸の回動に伴って前記第1の連結機構を回動支点として所定の範囲回動する駆動アームと、給水ホースと連結される基端部及び放水口を有する先端部とを有し、前記基端部と先端部の略中央を支点として旋回自在に保持される放水ノズルと、前記放水ノズルの基端部近傍に固定され、前記第2の連結機構を介して放水ノズルと前記駆動アームとを連結する連結アームとによって構成されることにある。尚、駆動手段としては、コントロールユニットによって回転速度が制御される低回転モータであることが望ましく、また、低回転モータと駆動軸の間に変速機を設ける構造であってもよい。
これによって、散水を開始する場合、駆動軸を回動させると、前記第1の連結機構を中心として前記駆動アームが所定の範囲、たとえば最下点を中心として−120°〜+120°の範囲内、少なくとも−100°〜+100°の範囲内で回動し、これに伴って放水ノズルが所定の範囲、たとえば最上点を中心として−120°〜+120°の範囲内、少なくとも−100°〜+100°の範囲内で回動する。さらに、第1の連結機構及び第2の連結機構が所定の遊びを有することから、放水ノズルの回動方向の両端部及び最上点において所定の時間移動が停止するものである。
前記第1の連結機構は、前記駆動軸の先端に固定され、内部に所定の径の内孔を有する第1の駆動リングと、該第1の駆動リングの内孔よりも所定値小さい径を有し、前記内孔を貫通して前記駆動アームの一端に固定される第1の駆動ロッドとによって構成され、前記第2の連結機構は、前記駆動アームの他端に固定される所定の径の第2の駆動ロッドと、前記第2の駆動ロッドよりも所定値大きい径の内孔を有する第2の駆動リングとによって構成されることが望ましい。
これによって、第1の連結機構の遊びは、所定の径の内孔を有する第1の駆動リングと、この第1の駆動リングの内孔を貫通し、前記第1の駆動リングの内孔よりも小さい径を有する第1の駆動ロッドとによって構成することができる。この場合、第1の駆動リングがその内孔を貫通する第1の駆動ロッドに接触する左右の傾斜の間が遊びとなるもので、その間は駆動軸の回転は前記駆動アームには伝達されないことから、放水ノズルはその位置で所定時間、たとえば数秒間停止することになる。
同様に、第2の連結機構の遊びは、所定の径の内孔を有する第2の駆動リングと、この第2の駆動リングの内孔を貫通し、前記第2の駆動リングの内孔よりも小さい径を有する第2の駆動ロッドとによって構成することができる。この場合、第2の駆動リングがその内孔を貫通する第2の駆動ロッドに接触する左右の傾斜の間が遊びとなるもので、その間は駆動アームは移動しないので、放水ノズルはその位置で所定時間停止することになる。
さらに、前記連結アームは、前記放水ノズルの基端部近傍と前記第2の連結機構との間を連結する第1のアーム部と、前記前記放水ノズルの基端部近傍と前記駆動アームの前記第1の連結機構及び第2の連結機構の間の所定の位置を連結する第2のアームとによって略V字形に構成されることが望ましい。
これによって、前記放水ノズルは、前記駆動アームとの間を第1及び第2のアームの2点によって連結固定されるので、駆動アームの回動に伴う放水ノズルの回動を安定して行うことができるものである。
尚、本発明にかかる放水装置は、高さ調整可能な放水台上に設置されることが望ましい。
以上のように、本発明によれば、駆動軸を所定の範囲で回動させることで駆動アームを所定の範囲で回動させ、駆動アームに固定された放水ノズルの放水口を所定の範囲の円弧状に回動させることができるので、所望の範囲の放水を行うことができる。さらに、放水口の円弧状の回動において、最上死点、左右の最下死点では、第1及び第2の連結機構に形成された遊びによって所定の時間、たとえば数秒間停止することから、きめの細かい放水作業が可能となるものである。
本発明に係る放水装置の概略構成図である。 本発明に係る放水装置の駆動制御装置の概略構成図である。 本発明に係る放水装置の移動状態の説明図である。 本発明に係る放水装置の第1の連結機構の動作を説明するための説明図である。 本発明に係る放水装置の第2の連結機構の動作を説明するための説明図である。 本発明に係る放水装置の放水ノズルの移動範囲を説明した説明図である。 本発明に係る放水装置が着脱自在に装着される高圧散水機の説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面により説明する。
本発明に係る放水装置1は、図1に示すように、高さ調整機構3を有する放水台2上に設置される。前記高さ調整機構3は、たとえば入れ子状に伸縮する複数の支持柱3a,3b,3cが、ワイヤ駆動によりもしくは空圧、油圧シリンダなどにより、伸縮自在に構成されるものである。
前記放水台2上に設置される放水装置1は、駆動軸4を回動させる駆動手段として、図2に示すように、電動モータ5、たとえば低回転電動モータ5及び/もしくは変速機6を具備する。また、前記駆動軸4の中間部分には、駆動軸4の回転を制限するためのカム7及びこのカム7によって作動するリミットスイッチ8(8a,8b)が設けられる。これによって、図示しないスイッチが投入され、コントロールユニット20を介して電動モータ5に通電されると電動モータ5の駆動力によって駆動軸4が回転する。この駆動軸4に固着されたカム7が所定の角度回転すると、一方のリミットスイッチ8aが入り、信号がコントロールユニット20に送信されて電動モータ5が逆回転し、駆動軸4が逆回転する。前記駆動軸4が所定の角度回転すると、他方のリミットスイッチ8bが入り、また電動モータ5が逆回転し、駆動軸4が逆回転する。これによって、駆動軸4は、所定の角度、たとえば−120°〜+120°の範囲内、好ましくは−110°〜+110°の範囲内、さらには−100°〜+100°の範囲内で、往復回転運動を行うものである。
さらに前記駆動軸4の一端には、第1の連結機構9が設けられ、この第1の連結機構9を介して前記駆動軸4は駆動アーム10と連結される。この駆動アーム10は、前記第1の連結機構9から所定の角度で傾斜して延出するものである。
また前記駆動アーム10の他端には、第2の連結機構11が設けられる。この第2の連結機構11は、下記する放水ノズル12を固定支持するための略V字形の連結アーム13の第1のアーム部13Aと前記駆動アーム10とを連結するもので、さらに前記第1のアーム部13Aは前記第2の連結機構11と前記放水ノズル12とを連結する。前記連結アーム13の第2のアーム部13Bは、前記第12のアーム部13Aと放水ノズル12を支持固定するもので、前記放水ノズル12と前記駆動アーム10の途上の所定の位置に設けられた支持部14とを連結する。
前記放水ノズル12は、前記略V字形の連結アーム13の基点部13cに固定されるノズル本体部12aと、ノズル本体部12aの一方の端部12bには給水ホース15が装着され、ノズル本体部12aの他方の端部12cにはノズル部16が設けられる。また、この放水ノズル12の中央部12dは、3次元ベアリング30を介して放水台2上に立設する放水ノズル支持柱2aに3次元ベアリング30を回動支点として回動自在に固定される。
第1の連結機構9は、たとえば図3(a)乃至(h)に示すように、駆動アーム10の一端に構成されるもので、前記駆動軸4の先端に固着され、内部に所定の径の内孔を有する第1の駆動リング17と、前記駆動アーム10の一端側先端に延出して固定される保持プレート10a,10aと、前記保持プレート10a,10aにその両端が固定され、前記第1の駆動リング17の内孔を貫通して配置される第1の駆動ロッド18と、さらに、前記第1の駆動リング17の両側に所定の間隔を空けて配置される第1の隙間調整プレート19,19とによって構成される。前記第1の連結機構9の遊びは、前記第1の駆動リング17と第1の駆動ロッド18との径の差によって形成することもできるが、さらに前記隙間プレート19,19によって前記第1の駆動リング17の傾斜を制限することによってその遊び量を規定することが可能となる。
これによって、第1の駆動リング17が時計回りに回転すると、前記第1の駆動リング17は、時計回りに傾斜していき、図3(b)で示される位置から、前記前記第1の駆動ロッド18もしくは前記第1の隙間調整プレート19に当接することから、前記駆動アーム10は、図3(c)に示す状態、時計回り最終点まで回動させられる。そしてこの位置まで回動させられると前記リミットスイッチ8aが作動して前記第1の駆動リング17は時計回りから反時計回りに回動が反転し、図3(d)で示す位置から前記駆動アーム10が反時計回りに回動を開始する。
これによって、前記第1の駆動リング17が回動し、前記駆動アーム10は図3(e)で示すような中央の最下死点を通過して図3(f)で示す反時計回り最終点まで回動し、前記リミットスイッチ8bが作動して第1の駆動リング17の回転が反時計回りから時計回りへ回転が反転する。これによって、前記駆動アーム10は反時計回り最終点(一方の最上点)から時計回り最終点(他方の最上点)まで、さらに時計回り最終点(他方の最上点)から反時計回り最終点(一方の最上点)まで、中央最下点を通過する円弧状往復運動を行うものである。
これに対応して、前記放水ノズル12は、図6に示すように、時計回り最終点(一方の最下点)Zから反時計回り最終点(他方の最下点)Xまで、さらに反時計回り最終点(他方の最下点)Xから時計回り最終点(一方の最下点)Zまで、中央最上点Yを通過する円弧状往復運動を行うものである。
前記放水ノズル12の往復運動において、上記第1の連結機構9の遊びによって、一方の最下点及び他方の最下点において所定時間、たとえば数秒間、放水ノズル12は停止することができる。尚、図4は、駆動アーム10が時計回り最終点で停止し、ノズル部16が時計回り下死点Zで停止した状態を示したものである。
前記第2の連結機構11は、前記駆動アーム10の他端に固定される所定の径の第2の駆動ロッド22と、前記第2の駆動ロッド22よりも所定値大きい径の内孔を有する第2の駆動リング21とによって構成される。さらに、前記第2の駆動リング21の両側には第2の駆動リング21を遊びを規定する第2の隙間調整プレート23,23を設けても良いものである。前記第2の連結機構11の遊びは、前記第2の駆動リング21と第1の駆動ロッド22との径の差によって形成することもできるが、さらに第2の前記隙間プレート23,23によって前記第2の駆動リング21の傾斜を制限することによってその遊び量を規定することが可能となる。
これによって、前記駆動アーム10が一方の最上点から中央最下点を経て他方の最上点に移動し、さらに他方の最上点から中央最下点を経て一方の最上点に移動する往復運動において、戦記駆動アーム10が中央最下点を通過する時点において、たとえば図5の(a)〜(c)に移動する間は、第2の連結機構12の遊びによって前記駆動アーム10が前記第2の駆動リング21を付勢しないことから、第2の駆動リング21は中央最下点において所定時間、たとえば数秒間その移動を停止する。これによって放水ノズル16は、中央最上点において第2の連結機構11の遊びによって所定の時間、たとえば数秒間停止するものである。
以上の構造の散水装置1において、放水ノズル12を目標散水箇所の周囲に円弧状に往復運動させて放水することができ、さらに中央上方、両側の下方に所定時間停止させることができるため、きめの細かい散水が可能となるものである。
尚、本願発明に係る散水装置1は、たとえば図7で示すように、高圧散水機100に着脱機構40を介して着脱自在に装着される。この高圧散水機100は、本体フレーム101を有する。この本体フレーム101は、可動輪102と固定台103とによって支えられ、移動時は取っ手104を持ち上げて固定台103を浮かせることによって移動可能な状態となり、また取っ手104を牽引することによって高圧散水機100を移動させることができるものである。尚、図中15で示すものは、給水タンク120に水を供給するための吸水口を示すものである。
前記高圧散水機100において、前記本体フレーム101には貯水タンク120及びポンプ機構110が設けられ、またコントロールユニット20を備えたスイッチボックス130が設けられる。さらに前記貯水タンク120の内部には、水量オーバーフロー防止機構121と、水圧ポンプ水最下位検出機構122とが配置され、さらには貯水タンク120の床面には水抜きドレーン124側に向けて傾斜する排出傾斜床がゴム等によって形成される。
また、前記ポンプ機構110は、前記貯水タンク120から水を吸引し、所定の圧力を付与して、着脱自在に接続された給水ホース15に送水するものである。これによって、本願発明に係る散水装置1が駆動し、所定の範囲に放水ノズル12のノズル部16から放水することが可能となるものである。
1 散水装置
2 放水台
3 高さ調整機構
4 駆動軸
5 電動モータ
6 変速機
7 カム
8 リミットスイッチ
9 第1の連結機構
10 駆動アーム
11 第2の連結機構
12 放水ノズル
13 連結アーム
14 支持部
15 給水ホース
16 ノズル部
17 第1の駆動リング
18 第1の駆動ロッド
19 隙間調整プレート
20 コントロールユニット
21 第2の駆動リング
22 第2の駆動ロッド
23 隙間調整プレート
30 三次元ベアリング
100 高圧散水機
110 ポンプ機構
120 貯水タンク

Claims (3)

  1. 所定の速度で所定の範囲を駆動軸を回動させる駆動手段と、
    該駆動軸と所定の遊びを有する第1の連結機構を介して一端が連結され、他端に所定の遊びを有する第2の連結機構が設けられ、前記駆動手段の駆動軸の回動に伴って前記第1の連結機構を回動支点として所定の範囲回動する駆動アームと、
    給水ホースと連結される基端部及び放水口を有する先端部とを有し、前記基端部と先端部の略中央を支点として旋回自在に保持される放水ノズルと、
    前記放水ノズルの基端部近傍に固定され、前記第2の連結機構を介して放水ノズルと前記駆動アームとを連結する連結アームとによって構成されることを特徴とする散水装置。
  2. 前記第1の連結機構は、前記駆動軸の先端に固定され、内部に所定の径の内孔を有する第1の駆動リングと、該第1の駆動リングの内孔よりも所定値小さい径を有し、前記内孔を貫通して前記駆動アームの一端に固定される第1の駆動ロッドとによって構成され、前記第2の連結機構は、前記駆動アームの他端に固定される所定の径の第2の駆動ロッドと、前記第2の駆動ロッドよりも所定値大きい径の内孔を有する第2の駆動リングとによって構成されることを特徴とする請求項1記載の散水装置。
  3. 前記連結アームは、前記放水ノズルの基端部近傍と前記第2の連結機構との間を連結する第1のアーム部と、前記前記放水ノズルの基端部近傍と前記駆動アームの前記第1の連結機構及び第2の連結機構の間の所定の位置を連結する第2のアームとによって略V字形に構成されることを特徴とする請求項2記載の散水装置。

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