JP2021028051A - 分散装置及び分散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散にかかる時間を短縮できる分散装置及び分散方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る分散装置は、液体を循環させながら粉体を供給することで液体に粉体を分散させる分散装置であって、液体を溜める液体貯留部と、粉体を溜める粉体貯留部と、分散補助剤を溜める分散補助剤貯留部と、前記液体に前記粉体及び前記分散補助剤を供給して前記液体に前記粉体を分散させる分散加工部と、を備えている。前記分散加工部は、中空のケースと、前記ケースの内部において回転する回転部と、前記液体貯留部から前記ケースの内部に前記液体を供給する液体供給部と、前記粉体貯留部から前記ケースの内部に前記粉体を供給する粉体供給部と、前記分散補助剤貯留部から前記ケースの内部に前記分散補助剤を供給する分散補助剤供給部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、分散装置及び分散方法に関する。
液体を循環させながら粉体を供給することで、液体に粉体を分散させる分散装置が知られている(特許文献1)。このような分散装置を用いて液体に粉体を分散させる際に、液体と粉体との組み合わせによっては分散に時間がかかり、分散液の生産効率が低下するという問題がある。このことから、分散装置において、分散にかかる時間を短縮することが求められている。
特開2006−281017号公報
本発明が解決しようとする課題は、分散にかかる時間を短縮できる分散装置及び分散方法を提供することである。
実施形態に係る分散装置は、液体を循環させながら粉体を供給することで液体に粉体を分散させる分散装置であって、液体を溜める液体貯留部と、粉体を溜める粉体貯留部と、分散補助剤を溜める分散補助剤貯留部と、前記液体に前記粉体及び前記分散補助剤を供給して前記液体に前記粉体を分散させる分散加工部と、を備えている。前記分散加工部は、中空のケースと、前記ケースの内部において回転する回転部と、前記液体貯留部から前記ケースの内部に前記液体を供給する液体供給部と、前記粉体貯留部から前記ケースの内部に前記粉体を供給する粉体供給部と、前記分散補助剤貯留部から前記ケースの内部に前記分散補助剤を供給する分散補助剤供給部と、を有する。
実施形態に係る分散装置を模式的に表す概略図である。 実施形態に係る分散装置の分散加工部を模式的に表す概略図である。 実施形態に係る分散方法の一例を表すフローチャートである。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る分散装置を模式的に表す概略図である。
図1に表したように、実施形態に係る分散装置100は、液体貯留部10と、粉体貯留部20と、分散補助剤貯留部30と、分散加工部40と、管路50と、ポンプ60と、を備えている。分散装置100は、液体貯留部10と分散加工部40との間で液体1を循環させながら粉体2を供給することで、液体1に粉体2を分散させる。
液体貯留部10は、液体1を溜めるタンクである。液体1は、粉体2を分散させる分散媒である。液体1は、水であってもよいし、有機溶媒であってもよい。また、液体1は、水以外の無機溶媒であってもよい。液体貯留部10の容積は、特に限定されないが、例えば、50L程度である。
この例では、液体貯留部10の内部に攪拌部12が設けられている。攪拌部12は、液体貯留部10の内部の液体1を攪拌する。攪拌部12は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
粉体貯留部20は、粉体2を溜めるタンクである。粉体2は、液体1に分散させる分散質である。粉体2は、常温で固体である。粉体2は、例えば、2次粒子径が30μm以下の微粒子である。粉体2は、例えば、無機化合物である。粉体2は、例えば、金属酸化物や炭素系導電剤などを含む。粉体貯留部20の容積は、特に限定されないが、例えば、20L程度である。
分散補助剤貯留部30は、分散補助剤3を溜めるタンクである。分散補助剤3は、粉体2の液体1への分散を促進する。分散補助剤3は、例えば、界面活性剤及び分散剤の少なくともいずれかを含む。界面活性剤は、液体1の表面張力を低下させることで、粉体2の液体1への分散を促進する。界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどである。分散剤は、粉体2の粒子同士の凝集を抑制することで、粉体2の液体1への分散を促進する。分散剤は、例えば、ポリカルボン酸系、ポリエチレングリコール、ポリエーテル系などである。分散補助剤3は、例えば、液状である。分散補助剤貯留部30の容積は、特に限定されないが、例えば、数mL程度である。
分散加工部40は、液体1に粉体2及び分散補助剤3を供給して、液体1に粉体2を分散させる。分散加工部40については、後述する。
管路50は、各貯留部と分散加工部40とを接続する。管路50は、第1管路51と、第2管路52と、第3管路53と、第4管路54と、を有する。第1管路51は、液体貯留部10の下流側と分散加工部40の上流側とを接続する。第2管路52は、分散加工部40の下流側と液体貯留部10の上流側とを接続する。第3管路53は、粉体貯留部20と分散加工部40の上流側とを接続する。第4管路54は、分散補助剤貯留部30と分散加工部40の上流側とを接続する。
ポンプ60は、液体1を循環させる。ポンプ60は、第1管路51及び第2管路52の少なくともいずれかに設けられる。この例では、ポンプ60は、第1管路51に設けられている。ポンプ60は、第2管路52に設けられていてもよい。
液体貯留部10に溜められた液体1は、第1管路51を介して分散加工部40に流入する。分散加工部40から流出した液体1は、第2管路52を介して液体貯留部10に流入する。これを繰り返すことで、液体1は、液体貯留部10と分散加工部40との間で循環する。
図2は、実施形態に係る分散装置の分散加工部を模式的に表す概略図である。
図2に表したように、分散加工部40は、ケース410と、回転部420と、モータ430と、センサ440と、制御部450と、を有する。
ケース410は、中空状である。ケース410は、例えば、円筒形である。ケース410の容積は、例えば、液体貯留部10の容積よりも小さい。ケース410の内部の空間には、回転部420が収納されている。回転部420は、ケース410の内面との間に隙間418ができるように設けられている。隙間418は、例えば、1mm以上4mm以下である。回転部420は、ケース410の内部において回転する。回転部420は、シャフト431を介してモータ430と接続されている。
ケース410には、液体供給部411と、粉体供給部412と、分散補助剤供給部413と、排出部414と、が設けられている。
液体供給部411は、液体貯留部10からケース410の内部に液体1を供給する。液体供給部411は、第1管路51と分散加工部40(ケース410)とを連通させる開口411aを有する。液体貯留部10に貯留された液体1は、第1管路51及び液体供給部411を介して、ケース410の内部に流入する。この例では、液体供給部411は、回転部420の回転軸AXと重なる位置に設けられている。
粉体供給部412は、粉体貯留部20からケース41の内部に粉体2を供給する。粉体供給部412は、第3管路53と分散加工部40(ケース410)とを連通させる開口412aを有する。粉体貯留部20に貯留された粉体2は、第3管路53及び粉体供給部412を介して、ケース410の内部に流入する。この例では、粉体供給部412は、回転部420の回転軸AXと重ならない位置に設けられている。
粉体供給部412は、例えば、ケース410の内部に粉体2を供給する開状態とケース410の内部に粉体2を供給しない閉状態とを切り替え可能な弁機構412bを有する。粉体供給部412の弁機構412bは、制御部450と電気的に接続されている。
分散補助剤供給部413は、分散補助剤貯留部30からケース410の内部に分散補助剤3を供給する。分散補助剤供給部413は、例えば、第4管路54と分散加工部40(ケース410)とを連通させる開口413aを有する。分散補助剤貯留部30に貯留された分散補助剤3は、第4管路54及び分散補助剤供給部413を介して、ケース410の内部に流入する。この例では、分散補助剤供給部413は、回転部420の回転軸AXと重ならない位置に設けられている。
分散補助剤供給部413は、例えば、ケース410の内部に分散補助剤3を供給する開状態とケース410の内部に分散補助剤3を供給しない閉状態とを切り替え可能な弁機構413bを有する。分散補助剤供給部413の弁機構413bは、制御部450と電気的に接続されている。
なお、分散補助剤供給部413は、例えば、分散補助剤貯留部30及び第4管路54と一体に構成され、貯留された分散補助剤3をケース410の内部に供給可能なシリンジ状の機構を有していてもよい。
粉体供給部412の開口412aの口径は、例えば、液体供給部411の開口411aの口径よりも大きい。また、液体供給部411の開口411aの口径は、例えば、分散補助剤供給部413の開口413aの口径よりも大きい。粉体供給部412の開口412aの口径を、液体供給部411の開口411aの口径よりも大きくすることで、粉体供給部412において粉体2が詰まることを抑制できる。
この例では、液体供給部411の開口411a、粉体供給部412の開口412a、及び分散補助剤供給部413の開口413aは、それぞれ、ケース410のシャフト431とは反対側の面に設けられている。液体供給部411の開口411a、粉体供給部412の開口412a、及び分散補助剤供給部413の開口413aは、それぞれ、ケース410のどこに設けられていてもよい。また、液体供給部411の開口411a、粉体供給部412の開口412a、及び分散補助剤供給部413の開口413aは、それぞれ、ケース410の異なる面に設けられていてもよい。
排出部414は、ケース410の内部から液体貯留部10に液体1を排出する。排出部414は、分散加工部40(ケース410)と第2管路52とを連通させる開口414aを有する。
モータ430は、回転部420を回転させる。より具体的には、モータ430は、回転の駆動力をシャフト431を介して回転部420に伝えることで、回転部420を回転させる。モータ430は、例えば、2400rpm以上3600rpm以下の回転数で回転部420を回転させる。モータ430は、制御部450と電気的に接続されている。
センサ440は、モータ430の負荷電流値を測定する。センサ440は、制御部450と電気的に接続されている。センサ440は、測定した負荷電流値を制御部450に送信する。
制御部450は、粉体供給部412、分散補助剤供給部413、及びモータ430の動作を制御する。制御部450は、例えば、モータ430の負荷に応じて、分散補助剤3の供給量を制御する。より具体的には、制御部450は、例えば、センサ440により測定された負荷電流値に応じて、分散補助剤供給部413の動作を制御し、分散補助剤3の供給量を制御する。制御部450は、例えば、ポンプ60の動作を制御してもよい。
分散加工部40は、ケース410の内部を負圧にするポンプをさらに有していてもよい。ケース410の内部を負圧(例えば、−0.1MPa程度)にすることで、粉体供給部412からケース410の内部に粉体2が供給されやすい。また、ケース410の内部を負圧にすることで、ケース410の内部の液体1が粉体供給部412(第3管路53)や分散補助剤供給部413(第4管路54)に逆流することを抑制できる。
ケース410の内部に流入した液体1及び粉体2は、例えば、図2に示した矢印の向きに流れる。粉体2は、ケース410とその内部で回転する回転部420との間の隙間418において発生するせん断応力、及び、減圧沸騰により発生するキャビテーションにより、液体1に分散される。このとき、ケース410の内部に分散補助剤供給部413を供給することで、粉体2の液体1への分散を促進させることができる。
以下、実施形態に係る分散方法について説明する。
図3は、実施形態に係る分散方法の一例を表すフローチャートである。
実施形態に係る分散方法では、例えば、各貯留部に材料が貯留された状態で分散が開始される。より具体的には、液体貯留部10に液体1が貯留され、粉体貯留部20に粉体2が貯留され、分散補助剤貯留部30に分散補助剤3が貯留された状態で、分散が開始される。なお、粉体貯留部20への粉体2の貯留は、複数回に分けて行われてもよい。つまり、粉体2の一部は、分散を開始してから粉体貯留部20に貯留されてもよい。
図3に表したように、まず、制御部450は、ポンプ60の作動を開始させるとともに、モータ430の回転を開始させる(ステップS101)。これにより、液体1の循環が開始されるとともに、回転部420の回転が開始される。制御部450は、ポンプ60の作動開始とモータ430の回転開始とを同時に行ってもよいし、いずれかを先に行ってもよい。また、センサ440は、モータ430の回転開始に伴い、モータ430の負荷電流値の測定を開始する。
次に、制御部450は、粉体供給部412からの粉体2の供給を開始させる(ステップS102)。より具体的には、制御部450は、粉体供給部412の弁機構412bを開状態にして、粉体貯留部20からケース410の内部に粉体2を供給する。粉体2は、ケース410の内部を流れる液体1に引っ張られてケース410の内部に流入し、液体1に分散される。
次に、制御部450は、センサ440により測定されたモータ430の負荷電流値が第1閾値以上であるかを判定する(ステップS103)。負荷電流値が第1閾値以上になると(ステップS103:Yes)、制御部450は、分散補助剤供給部413からの分散補助剤3の供給を開始させる(ステップS104)。第1閾値は、例えば、モータ430の負荷電流値の定格値以下である。
分散補助剤3は、例えば、液体1に少量ずつ滴下することで供給される。分散補助剤3を少量ずつ滴下することで、モータ430の負荷電流値を緩やかに変化させることができる。これにより、分散補助剤3の使用量を必要最低限の量にすることができる。
制御部450は、モータ430の負荷電流値が第2閾値以下になるまで、分散補助剤供給部413からの分散補助剤3の供給を続ける(ステップS105:No)。モータ430の負荷電流値が第2閾値以下になると(ステップS105:Yes)、制御部450は、分散補助剤供給部413からの分散補助剤3の供給を停止させる(ステップS106)。第2閾値は、第1閾値と同じ値、または、第1閾値よりも小さい値である。
次に、制御部450は、粉体供給部412からの粉体2の供給量が所定量に達したかを判定する(ステップS107)。粉体供給部412からの粉体2の供給量が所定量に達すると(ステップS107:Yes)、制御部450は、粉体供給部412からの粉体2の供給を停止させる(ステップS108)。より具体的には、制御部450は、粉体供給部412の弁機構412bを閉状態にする。
制御部450は、所定時間(例えば、30分間)が経過するまで、ポンプ60の作動及びモータ430の回転を続けて、液体1、粉体2、及び分散補助剤3を循環させる(ステップS109:No)。所定時間が経過すると、制御部450は、ポンプ60の作動を停止させるとともに、モータ430の回転を停止させる(ステップS110)。これにより、液体1の循環が停止されるとともに、回転部420の回転が停止される。制御部450は、ポンプ60の作動停止とモータ430の回転停止とを同時に行ってもよいし、いずれかを先に行ってもよい。以上により、分散を終了する。
ステップS107において、粉体供給部412からの粉体2の供給量が所定量に達しない場合(ステップS107:No)、制御部450は、ステップS103に戻る。
また、ステップS103において、負荷電流値が第1閾値未満の場合(ステップS103:No)、制御部450は、ステップS104〜S106を行わずに、ステップS107を行う。
以下、実施形態に係る分散装置100及び実施形態に係る分散方法の作用効果について説明する。
分散装置では、液体を循環させながら粉体を供給することで、液体に粉体を分散させる。液体に粉体を供給すると、粘度が上昇し、分散加工部のモータの負荷が大きくなる。そこで、液体に粉体を供給する際には、モータの負荷が大きくなりすぎないように、粉体を徐々に投入する。このとき、液体と粉体との組み合わせによっては、濡れ性が悪く、粉体の供給に長時間を要する場合がある。例えば、水に炭素系材料を分散させる場合などには、濡れ性が悪いために、粉体の供給に長時間を要する。粉体の供給にかかる時間が長くなると、分散にかかる時間が長くなり、分散液の生産効率が低下するという問題がある。
そこで、実施形態においては、分散補助剤3を溜める分散補助剤貯留部30を設け、さらに、分散加工部40において、分散補助剤貯留部30からケース410の内部に分散補助剤3を供給する分散補助剤供給部413を設ける。そして、分散加工部40において液体1に粉体2を供給する際に、液体1に分散補助剤3を供給する。
これにより、濡れ性が悪い液体1と粉体2の組み合わせであっても、分散補助剤3を添加することで濡れ性を改善し、粉体2の供給に要する時間を短縮することができる。したがって、分散にかかる時間を短縮することができ、分散液の生産効率を向上させることができる。
また、実施形態において、制御部450は、モータ430の負荷に応じて、分散補助剤3の供給量を制御する。より具体的には、制御部450は、モータ430の負荷電流値が第1閾値以上になると、分散補助剤供給部413からの分散補助剤3の供給を開始させ、モータ430の負荷電流値が第2閾値以下になると、分散補助剤供給部413からの分散補助剤3の供給を停止させる。
これにより、分散加工部40のモータ430の負荷が大きくなりすぎないようにしつつ、粉体2の供給に要する時間を短縮することができる。また、モータ430の負荷電流値が大きいときにのみ分散補助剤3を供給することで、分散補助剤3の使用量を必要最低限の量にすることができる。また、制御部450により分散補助剤供給部413を制御することで、分散補助剤3の供給開始及び供給停止を自動化することができる。
以上、説明したように、実施形態によれば、分散にかかる時間を短縮できる分散装置及び分散方法が提供される。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1…液体、 2…粉体、 3…分散補助剤、 10…液体貯留部、 12…攪拌部、 20…粉体貯留部、 30…分散補助剤貯留部、 40…分散加工部、 50…管路、 51〜54…第1〜第4管路、 60…ポンプ、 100…分散装置、 410…ケース、 411…液体供給部、 411a…開口、 412…粉体供給部、 412a …開口、 412b…弁機構、 413…分散補助剤供給部、 413a…開口、 413b…弁機構、 414…排出部、 414a…開口、 418…隙間、 420…回転部、 430…モータ、 431…シャフト、 440…センサ、 450…制御部、 AX…回転軸

Claims (4)

  1. 液体を循環させながら粉体を供給することで液体に粉体を分散させる分散装置であって、
    液体を溜める液体貯留部と、
    粉体を溜める粉体貯留部と、
    分散補助剤を溜める分散補助剤貯留部と、
    前記液体に前記粉体及び前記分散補助剤を供給して前記液体に前記粉体を分散させる分散加工部と、
    を備え、
    前記分散加工部は、
    中空のケースと、
    前記ケースの内部において回転する回転部と、
    前記液体貯留部から前記ケースの内部に前記液体を供給する液体供給部と、
    前記粉体貯留部から前記ケースの内部に前記粉体を供給する粉体供給部と、
    前記分散補助剤貯留部から前記ケースの内部に前記分散補助剤を供給する分散補助剤供給部と、
    を有する、分散装置。
  2. 前記分散加工部は、
    前記回転部を回転させるモータと、
    前記分散補助剤供給部の動作を制御する制御部と、
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記モータの負荷に応じて、前記分散補助剤の供給量を制御する、請求項1記載の分散装置。
  3. 前記分散加工部は、前記モータの負荷電流値を測定するセンサをさらに有し、
    前記制御部は、
    前記負荷電流値が第1閾値以上になると、前記分散補助剤供給部からの前記分散補助剤の供給を開始させ、
    前記負荷電流値が第2閾値以下になると、前記分散補助剤供給部からの前記分散補助剤の供給を停止させる、請求項2記載の分散装置。
  4. 液体を循環させながら粉体を供給することで液体に粉体を分散させる分散方法において、
    液体貯留部と分散加工部との間で液体を循環させながら、前記分散加工部において前記液体に粉体を供給し、
    前記液体に前記粉体を供給する際に、前記分散加工部において前記液体に分散補助剤を供給する、分散方法。
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