JP2021027425A - 制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信を介して複数の機器を制御する際の柔軟性を高める。【解決手段】無線通信回線を介して複数の機器と通信可能な制御装置1において、同期指示部30は、複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する。制御信号生成部31は、複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する。制御信号送信部32は、タイムスタンプ付き制御信号を2以上の機器それぞれに送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、複数の機器と無線通信を行うことで複数の機器それぞれを制御する技術が知られている。例えば特許文献1には、複数の照明機器との間で無線通信を行うことで、複数の照明機器の点灯等を制御する制御装置が開示されている。
具体的には、特許文献1に開示されている技術では、複数の照明機器を一斉点灯させるために、各照明機器は制御装置と通信するためのキャリアセンスを行う。制御装置は各照明機器のキャリアセンスの応答時間から通信待ち時間を算出し、各照明機器に一斉点灯させるためのタイミングを通知する。
特開2016−58197号公報
上記の技術では、制御装置が最後のACK応答を特定するために照明機器の数をあらかじめ登録しておく必要がある。このため、制御対象とする照明機器の数を制御中に変更することが難しい等、制御の柔軟性の点で改良の余地があると考えられる。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、無線通信を介して複数の機器を制御する際の柔軟性を高める技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、無線通信回線を介して複数の機器と通信可能な制御装置である。この装置は、前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する同期指示部と、前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する制御信号生成部と、前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信する制御信号送信部と、を備える。
前記制御装置は、前記複数の機器それぞれとの間の通信に関する遅延時間のうち最長の遅延時間を取得する最長遅延時間取得部をさらに備えてもよく、前記制御信号生成部は、前記2以上の機器の動作開始の時刻が前記最長の遅延時間経過よりも後となるように、前記制御信号に前記タイムスタンプを付与して前記タイムスタンプ付き制御信号を生成してもよい。
前記制御信号は、シリアル通信用データをパケット化して生成されたデータであってもよい。
前記複数の機器はそれぞれ各機器を一意に特定するための電話番号があらかじめ割り当てられていてもよく、前記制御信号送信部は、携帯電話通信回線を介して、前記電話番号に基づいて特定した前記2以上の機器に前記タイムスタンプ付き制御信号を送信してもよい。
前記同期指示部は、前記複数の機器それぞれに、同一の時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信してもよい。
前記複数の機器は、それぞれ前記タイムスタンプ付き制御信号による制御の下に発光又は消灯する照明機器であってもよい。
本発明の第2の態様は、制御方法である。この方法において、無線通信回線を介して複数の機器と通信可能な制御装置のプロセッサが、前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信するステップと、前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成するステップと、前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信するステップと、を実行する。
本発明の第3の態様は、プログラムである。このプログラムは、無線通信回線を介して複数の機器と通信可能なコンピュータに、前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する機能と、前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する機能と、前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信する機能と、を実行させる。
このプログラムを提供するため、あるいはプログラムの一部をアップデートするために、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供されてもよく、また、このプログラムが通信回線で伝送されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線通信を介して複数の機器を制御する際の柔軟性を高めることができる。
実施の形態に係る同期制御システムの概要を説明するための図である。 実施の形態に係る制御装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る制御装置が実行する制御処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る制御装置の利用シーンの一例を模式的に示す図である。 実施の形態に係る電話番号データベースのデータ構造を模式的に示す図である。
<実施の形態の概要>
実施の形態の概要を述べる。実施の形態に係る制御装置は、時刻同期サーバを用いて制御対象である各機器を時刻同期させた後に、動作開始のタイミングを示すタイムスタンプ付きの制御信号を各機器に送信する。各機器は互いに時刻が同期しているため、制御装置から受信した制御信号に含まれるタイムスタンプにしたがって動作すれば、各機器の動作は自然に同期される。
図1は、実施の形態に係る同期制御システムSの概要を説明するための図である。実施の形態に係る同期制御システムSは、制御装置1、時刻同期サーバT、及び制御装置1の制御対象となる複数の機器Dを含む。制御装置1、時刻同期サーバT、及び各機器Dは、無線通信ネットワークNを介して互いに通信可能な態様で接続されている。無線通信ネットワークNは、例えば携帯電話通信回線及びインターネットを含む通信回線である。
図1は、制御装置1の制御対象が2つの照明機器である場合の例を示している。しかしながら、制御装置1の制御対象は照明機器に限られず、他の機器であってもよい。また、制御装置1が制御対象とする機器Dの数は2に限られず、3以上であってもよい。
以下、実施の形態に係る同期制御システムSにおける処理の流れの概要を(1)から(7)の順に述べるが、その番号は図1における(1)から(7)と対応する。
(1)制御装置1は、無線通信ネットワークNを介して各機器Dに同一の時刻同期サーバTにより時刻同期との時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する。
(2)各機器Dは、時刻同期指示信号を受信することを契機として、それぞれ同一の時刻同期サーバTを用いて時刻を合わせる。
(3)各機器Dは同一の時刻同期サーバTから時刻情報を受信し、各機器Dがそれぞれ備える内部時計(不図示)の時刻を調整する。これにより、各機器Dの時刻は同期される。
(4)各機器Dは、時刻調整が済んだことを示す情報を制御装置1に送信する。
(5)制御装置1は、各機器Dそれぞれの動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する。
(6)制御装置1は、タイムスタンプ付き制御信号を各機器Dに送信する。
(7)各機器Dは、タイムスタンプ付き制御信号に含まれるタイムスタンプにしたがって動作する。各機器Dの時刻は同期しているため、各機器Dは同期して動作することができる。ひとたび各機器Dが時刻同期を済ませれば、制御装置1は各機器Dにタイムスタンプ付き制御信号を送信するだけで、各機器Dを同期して動作させることができる。このため、制御装置1は、タイムスタンプ付き制御信号を送信する機器Dを変更することができ、また、各機器Dの動作のタイミングも変更することができる。したがって、制御装置1は、無線通信ネットワークNを介して複数の機器Dを制御する際の柔軟性を高めることができる。
<実施の形態に係る制御装置1の機能構成>
図2は、実施の形態に係る制御装置1の機能構成を模式的に示す図である。制御装置1は、記憶部2と制御部3とを備える。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示していないデータの流れがあってもよい。図2において、各機能ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示す機能ブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。機能ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
記憶部2は、制御装置1を実現するコンピュータのBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)や制御装置1の作業領域となるRAM(Random Access Memory)、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、当該アプリケーションプログラムの実行時に参照される種々の情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。
制御部3は、制御装置1のCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部2に記憶されたプログラムを実行することによって同期指示部30、制御信号生成部31、制御信号送信部32、及び最長遅延時間取得部33として機能する。
なお、図2は、制御装置1が単一の装置で構成されている場合の例を示している。しかしながら、制御装置1は、例えばクラウドコンピューティングシステムのように複数のプロセッサやメモリ等の計算リソースによって実現されてもよい。この場合、制御部3を構成する各部は、複数の異なるプロセッサの中の少なくともいずれかのプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。
上述したように、制御装置1は、無線通信ネットワークNを介して複数の機器Dと通信可能である。同期指示部30は、無線通信ネットワークNを介して接続する複数の機器Dそれぞれに、時刻同期サーバTとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する。なお、時刻同期サーバTは、既知のNTP(Network Time Protocol)サーバを用いて実現できる。あるいは、時刻同期サーバTは、既知のPTP(Precision Time Protocol)を用いて各機器Dの時刻同期を実現してもよい。
制御信号生成部31は、複数の機器Dのうちの2以上の機器Dを制御するための制御信号に、各機器Dの動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する。制御信号送信部32は、制御信号生成部31が生成したタイムスタンプ付き制御信号を制御対象とする2以上の機器Dそれぞれに送信する。
ここで、制御信号生成部31は、記憶部2にあらかじめ格納された情報を読み出すことで制御対象とする機器Dを選択してもよいし、タイムスタンプ付き制御信号を生成するタイミングで制御対象とする機器Dを都度選択してもよい。
制御装置1からタイムスタンプ付き制御信号を受信した各Dは、それぞれあらかじめ時刻同期サーバTと時刻同期している。このため、制御装置1から受信したタイムスタンプ付き制御信号に含まれるタイムスタンプにしたがって動作することにより、各機器Dは協調して動作することができる。また、制御装置1は、タイムスタンプ付き制御信号を送信する各機器Dを都度選択することにより、制御対象とする機器Dを柔軟に変更できる。このように、実施の形態に係る制御装置1は、無線通信ネットワークNを介して複数の機器Dを柔軟に制御することができる。
ここで、制御装置1と各機器Dとの間で通信するためには一定の時間を要する。そのため、制御信号生成部31は、制御装置1と機器Dとの間の通信に要する時間を考慮して制御信号にタイムスタンプを付与する。このとき、制御装置1と機器Dとの間の通信に要する時間を正確に測れれば、制御信号生成部31は、動作開始の時刻をより精密に設定することができる。
そこで、最長遅延時間取得部33は、複数の機器Dそれぞれとの間の通信に関する遅延時間のうち最長の遅延時間を取得する。具体的には、最長遅延時間取得部33は、制御対象とする各機器Dそれぞれの往復遅延時間(round-trip time)を複数回計測し、その平均値を2分することで各機器Dとの間の通信遅延時間を推定する。その後、最長遅延時間取得部33は、各機器Dそれぞれの通信遅延時間のうち最大の長さの時間を最長遅延時間として取得する。
制御信号生成部31は、制御対象とする2以上の機器Dの動作開始の時刻が最長遅延時間経過よりも後となるように、制御信号にタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する。これにより、制御信号生成部31は、通信遅延時間が最長となる機器Dであっても他の機器Dと同期して動作させることができる。
一般に、無線通信ネットワークN上には複数の異なる時刻同期サーバTが存在しうる。各時刻同期サーバTの時刻の正確性は高いと考えられるが、各機器Dがそれぞれ同じ時刻同期サーバTにより時刻調整する方が時刻同期の観点から好ましい。そこで、同期指示部30は、複数の機器Dそれぞれに、同一の時刻同期サーバTとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信してもよい。
具体的には、同期指示部30は、単一の時刻同期サーバTに関連付けられたURL(Uniform Resource Locator)を時刻同期指示信号に含めて各機器Dに送信する。機器Dは、制御装置1から受信した時刻同期指示信号に含まれるURLにしたがって時刻同期サーバTと接続し、時刻調整を実行する。これにより、制御装置1は、各機器Dの時刻同期の精度をより向上させることができる。
<制御装置1が実行する制御方法の処理フロー>
図3は、実施の形態に係る制御装置1が実行する制御処理の流れを説明するためのフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば制御装置1が起動したときに開始する。
同期指示部30は、制御対象とする複数の機器Dそれぞれに、時刻同期サーバTとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する(S2)。最長遅延時間取得部33は、各機器Dとの間の通信の遅延時間を取得する(S4)。最長遅延時間取得部33が通信の遅延時間を全ての機器Dから取得するまでの間(S6のNo)、最長遅延時間取得部33は遅延時間の取得を継続する。
通信の遅延時間を全ての機器Dから取得すると(S6のYes)、最長遅延時間取得部33は、取得した遅延時間のうち最長の遅延時間である最長遅延時間を取得する(S8)。制御信号生成部31は、制御対象とする2以上の機器Dの動作開始の時刻が最長遅延時間経過よりも後となるように、制御信号にタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する(S10)。制御信号送信部32は、制御信号生成部31が生成したタイムスタンプ付き制御信号を制御対象とする2以上の機器Dそれぞれに送信する(S12)。
制御信号送信部32が2以上の機器Dそれぞれにタイムスタンプ付き制御信号を送信すると、本フローチャートにおける処理は終了する。制御装置1は上記の処理を継続することにより、機器Dの制御を継続する。
<実施の形態に係る制御装置1の利用シーン>
続いて、実施の形態に係る制御装置1の利用シーンを説明する。
実施の形態に係る制御装置1は、例えばRS232(Recommended Standard 232)等のシリアル通信用のデータの送信に用いられる。従来のシリアル通信では、例えばプリンタとPC(Personal Computer)とのように、ケーブル等で接続された送信元と送信先とが1対1で通信する。これに対し、実施の形態に係る制御装置1は、従来のシリアル通信用のデータをパケット化し、無線通信ネットワークNを介して制御対象とする機器Dに送信する。
図4は、実施の形態に係る制御装置1の利用シーンの一例を模式的に示す図である。図4は、制御装置1と機器Dとが無線通信ネットワークNを介して接続している。ここで、制御装置1は計算機Cと通信端末Iとを含み、機器Dは照明機器Lと通信端末Iとを含む。通信端末Iは無線通信機能を備える機器であり、携帯通信端末用の既知のOSを実行することで動作が制御されている。
通信端末Iはシリアル通信回線用のインタフェースを備えている。このため、計算機Cと通信端末Iとの間、及び照明機器Lと通信端末Iとの間はシリアル通信用のプロトコルを用いて通信することができる。ここで、複数の機器Dは、それぞれタイムスタンプ付き制御信号による制御の下に発光又は消灯する照明機器Lを含んでいる。
図4に示す例では、計算機Cと通信端末Iとは異なる機器である。しかしながら、計算機Cと通信端末Iとは一体となっていてもよい。同様に、図4に示す例では照明機器Lと通信端末Iとは異なる機器であるが、照明機器Lに通信端末Iの機能を含めて照明機器Lが単体で機器Dとして機能してもよい。
制御信号生成部31は、照明機器Lの点灯を制御するためのシリアル通信用データをパケット化して制御信号を生成する。制御信号送信部32は、パケット化された制御信号を無線通信ネットワークNを介して各機器Dに送信する。機器Dに含まれる通信端末Iは、受信した制御信号に基づいてシリアル通信用データを再現する。通信端末Iは、シリアル通信回線を介してシリアル通信用データを照明機器Lに送信する。照明機器Lは、受信したシリアル通信用データに基づいて点灯又は消灯の動作を実行することができる。
このように、制御装置1は、従来型のシリアル通信用データをパケット化して機器Dに送信することにより、従来であれば1対1でしか通信できなかった複数の照明機器Lのそれぞれに制御信号を送信することができる。これにより、制御装置1は、従来型の照明機器Lを利用しつつ、複数の照明機器Lを同期して動作させることができる。機器Dをテレビやコンサート、演劇やテーマパークのイルミネーション等に採用して制御装置1で制御すれば、例えば音楽等にあわせて複数の照明機器Lの点灯を同期させることができる。
図4において、通信端末IがSIM(Subscriber Identity Module)カードを読み込むための機能とSIMカードとを含んでいる場合、制御信号生成部31は、各SIMカードに割り当てられている電話番号に基づいて各通信端末Iを特定してもよい。この場合、複数の機器Dはそれぞれ各機器Dを一意に特定するための電話番号があらかじめ割り当てられていることになる。
図5は、実施の形態に係る電話番号データベースのデータ構造を模式的に示す図である。電話番号データベースは記憶部2に格納されており、制御信号生成部31によって管理されている。
図5に示すように、各機器Dには、各機器Dそれぞれを一意に特定するための機器識別子の他、電話番号も割り当てられている。例えば、図5において、機器識別子がDID00001である機器Dには、電話番号として080−aaaa−bbbbが割り当てられている。制御信号送信部32は、携帯電話通信回線を介して、電話番号に基づいて特定した2以上の機器Dにタイムスタンプ付き制御信号を送信する。これにより、制御装置1は、既存の携帯電話通信回線の設備を流用して、複数の機器Dにタイムスタンプ付き制御信号を送信することができる。
<実施の形態に係る制御装置1が奏する効果>
以上説明したように、実施の形態に係る制御装置1によれば、無線通信ネットワークNを介して複数の機器Dを制御する際の柔軟性を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果をあわせ持つ。
<変形例>
上記では、制御装置1が送信した時刻同期指示信号を受信することを契機として、機器Dは時刻同期サーバTと時刻同期をする場合について説明した。これに替えて、あるいはこれに加えて、機器Dは例えば起動時や1日のうちの所定の時刻等に自発的に時刻同期サーバTと接続して時刻調整してもよい。これにより、制御装置1が機器Dに時刻同期指示信号を送信することを省略しても、複数の機器Dが時刻同期していることを保証できる。
1・・・制御装置
2・・・記憶部
3・・・制御部
30・・・同期指示部
31・・・制御信号生成部
32・・・制御信号送信部
33・・・最長遅延時間取得部
C・・・計算機
D・・・機器
I・・・通信端末
L・・・照明機器
N・・・無線通信ネットワーク
S・・・同期制御システム
T・・・時刻同期サーバ

Claims (8)

  1. 無線通信回線を介して複数の機器と通信可能な制御装置であって、
    前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する同期指示部と、
    前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信する制御信号送信部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記複数の機器それぞれとの間の通信に関する遅延時間のうち最長の遅延時間を取得する最長遅延時間取得部をさらに備え、
    前記制御信号生成部は、前記2以上の機器の動作開始の時刻が前記最長の遅延時間経過よりも後となるように、前記制御信号に前記タイムスタンプを付与して前記タイムスタンプ付き制御信号を生成する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御信号は、シリアル通信用データをパケット化して生成されたデータである、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記複数の機器はそれぞれ各機器を一意に特定するための電話番号があらかじめ割り当てられており、
    前記制御信号送信部は、携帯電話通信回線を介して、前記電話番号に基づいて特定した前記2以上の機器に前記タイムスタンプ付き制御信号を送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記同期指示部は、前記複数の機器それぞれに、同一の時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記複数の機器は、それぞれ前記タイムスタンプ付き制御信号による制御の下に発光又は消灯する照明機器である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 無線通信回線を介して複数の機器と通信可能な制御装置のプロセッサが、
    前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信するステップと、
    前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成するステップと、
    前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信するステップと、
    を実行する制御方法。
  8. 無線通信回線を介して複数の機器と通信可能なコンピュータに、
    前記複数の機器それぞれに、時刻同期サーバとの時刻同期を指示する時刻同期指示信号を送信する機能と、
    前記複数の機器のうちの2以上の機器を制御するための制御信号に、動作開始の時刻を示すタイムスタンプを付与してタイムスタンプ付き制御信号を生成する機能と、
    前記タイムスタンプ付き制御信号を前記2以上の機器それぞれに送信する機能と、
    を実行させるプログラム。
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