JP6922241B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムに関し、特に、サーバなどの情報処理装置間の一括設定を行う情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムに関する。
ネットワークに接続された複数の装置に対する設定を一度に行うための技術が知られている。
例えば、特許文献1には、識別情報と機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付手段と、一括設定情報に基づいて、複数の対象機器に一括設定する機器設定手段と、を有する機器設定装置が記載されている。特許文献1によると、上記構成により、各対象機器からの機種名等の情報の取得を要することなく、複数の対象機器に対して、各対象機器に応じた設定情報を容易に設定することが出来る。
また、例えば、特許文献2には、定義情報の差分を生成して差分ファイルを各サブシステムに通知する差分生成部を有するシステム定義管理部が記載されている。特許文献2によると、各サブシステムは、通知された差分について定義更新の変更可否判定手段を備え、更新が可の場合定義情報を更新する一方で、更新が付加の場合システム定義管理部へエラーを出力する。このような構成により、システム定義の新世代への更新や以前の世代への戻しにおいてシステム状態と整合性を保つことが出来る。
特開2005−197935号公報 特開平8−101763号公報
特許文献1、2に記載されている技術の場合、一括設定を行うためには、設定対象となる装置の他に、機器設定装置やシステム定義管理部などの管理装置が必要となる。そのため、特許文献1、2に記載されている技術の場合、設定対象となる装置や当該装置に附随するコントローラなどのデバイス単独では、ネットワークを介して接続された複数の装置に対する一括設定を行うことが出来ない、という問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、設定対象の装置の他に管理装置を設けることなく、複数の設定対象の装置に対して一括設定を行うことが難しい、という問題を解決する情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である情報処理装置は、
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段と、
を有する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置に、
前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置が、
前記記憶手段から前記グループ設定情報を取得し、取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である情報処理装置は、
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、
前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
を有する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自設定情報を受信する送受信手段と、
前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
情報処理装置が、
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自設定情報を受信し、
前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である情報処理システムは、
第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、当該第1の情報処理装置が設定可能な設定項目と前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記第2の情報処理装置に対して指示する指示手段と、を有し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置が有する指示手段から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置の設定を変更する
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、設定対象の装置の他に管理装置を設けることなく、複数の設定対象の装置に対して一括設定を行うことが難しい、という問題を解決する情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの全体の構成の一例を示すブロック図である。 図1で示す装置設定デバイスの構成の一例を示すブロック図である。 グループ設定情報を生成する処理の一例を説明するための図である。 グループ設定情報を生成する処理の一例を説明するための図である。 グループ設定情報に従って設定値を適用する処理の一例を説明するための図である。 グループ設定情報を生成する処理の一例を示すフローチャートである。 グループ設定情報の同期処理の一例を示すフローチャートである。 グループ設定情報に含まれる設定項目の設定値を変更する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略ブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。図1は、情報処理システム100の全体の構成の一例を示すブロック図である。図2は、情報処理装置1が有する装置設定デバイス10の構成の一例を示すブロック図である。図3、図4は、自装置設定情報121に基づいてグループ設定情報122を生成する処理の一例を説明するための図である。図5は、グループ設定情報122に従って設定値を適用する処理の一例を説明するための図である。図6は、グループ設定情報122を生成する処理の一例を示すフローチャートである。図7は、グループ設定情報122の同期処理の一例を示すフローチャートである。図8は、グループ設定情報122に含まれる設定項目の設定値を変更する処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、情報処理システム100内の複数の情報処理装置1に共通する設定項目に対して一括して設定を行うことが可能な情報処理システム100について説明する。本実施形態における各情報処理装置1は、自装置の設定などを管理する装置設定デバイス10をそれぞれ有している。後述するように、装置設定デバイス10は、情報処理システム100内の他の情報処理装置1が有する装置設定デバイス10と情報の送受信を行うことで、各情報処理装置1が有する自装置に設定可能な設定項目を示す情報を収集する。そして、装置設定デバイス10は、収集した情報に基づいて、情報処理システム100内の各情報処理装置1に共通して設定可能な設定項目を示すグループ設定情報122を生成する。これにより、装置設定デバイス10は、グループ設定情報122に含まれる設定項目の設定値を変更しようとする場合、情報処理システム100内の他の情報処理装置1に対して、当該設定項目の設定を変更するよう指示することが出来る。その結果、別途管理装置などを設けることなく、情報処理システム100内の複数の情報処理装置1に共通する設定項目に対して一括して設定を行うことが可能となる。
図1を参照すると、本実施形態における情報処理システム100は、複数の情報処理装置1(第1の情報処理装置、第2の情報処理装置)を有している(情報処理装置1−A、1−B、1−C、……。以下、特に区別しない場合は、情報処理装置1と表記する)。情報処理装置1は、互いに通信可能なよう、例えばネットワーク101を介して接続されている。
なお、図1では、情報処理システム100が情報処理装置1−A、情報処理装置1−B、情報処理装置1−Cを有している場合について例示している。しかしながら、情報処理システム100が有する情報処理装置1の数は、3つに限定されない。例えば、情報処理システム100は、2つの情報処理装置1から構成されても構わないし、4つ以上の情報処理装置1から構成されても構わない。
情報処理装置1は、サーバ装置などの情報処理装置である。図1で示すように、情報処理システム100に含まれる各情報処理装置1は、自装置の設定などを管理する装置設定デバイス10をそれぞれ有している。例えば、情報処理装置1−Aは装置設定デバイス10−Aを有している。同様に、情報処理装置1−Bが装置設定デバイス10−Bを有しており、情報処理装置1−Cが装置設定デバイス10−Cを有している。なお、本実施形態において、特に区別しない場合は、装置設定デバイス10と表記する。
装置設定デバイス10は、例えばBMC(Baseboard Management Controller)などの装置附随デバイス(コントローラ、プログラム)である。装置設定デバイス10は、当該装置設定デバイス10を有する情報処理装置1に対して、監視、制御や設定操作(設定項目の設定)などの処理を行う。また、装置設定デバイス10は、送受信手段14を介してネットワーク101上の他の情報処理装置1が有する装置設定デバイス10と接続されており、装置設定デバイス10間で相互に通信を行うことが出来る。後述するように、装置設定デバイス10は、他装置と通信を行うことで、他装置と共通する設定項目の設定値を一括変更することが出来る。装置設定デバイス10による設定値の一括変更を行う機能は、使用の可否を選択可能なよう構成しても構わない。図2を参照すると、装置設定デバイス10は、設定格納領域11と、記憶装置12(記憶手段)と、グループ設定手段13と、送受信手段14と、を有している。
なお、上記各手段は、例えば、情報処理装置1が有する図示しない演算装置が、図示しない記憶装置に格納されたプログラムを実行することで実現される。
設定格納領域11は、メモリやハードディスクなどの記憶装置である。設定格納領域11には、情報処理装置1に設定する複数の設定値から構成される設定値群111が格納される。設定値群111には、例えば、バッテリ設定や電力制御設定、DAC(Disk Array Controller)制御設定、ユーザ設定、ログ採取設定などの情報処理装置1が用いる設定項目と設定値とが含まれている(例示した以外の設定項目が含まれていても構わない)。情報処理装置1は、設定格納領域11に格納された設定値群111を使用して動作することになる。
記憶装置12は、メモリなどの記憶装置である。記憶装置12には、自装置設定情報121と、グループ設定情報122と、が格納される。
自装置設定情報121は、自装置(情報処理装置1)が設定可能な設定項目を示す情報である。自装置設定情報121には、例えば、バッテリ設定や電力制御設定、DAC(Disk Array Controller)制御設定、ユーザ設定、ログ採取設定などの設定項目を示す情報が含まれている(例示した以外の設定項目を示す情報が含まれていても構わない)。自装置設定情報121は、後述するテーブル生成手段131により生成されて、記憶装置12に格納される。
グループ設定情報122は、情報処理システム100に含まれる各情報処理装置1が有する自装置設定情報121に共通する設定項目を示す情報である。後述するように、グループ設定情報122は、テーブル同期手段132、テーブル統合・管理手段133により生成されて、記憶装置12に格納される。なお、グループ設定情報122を生成する処理の詳細は、後述する。
グループ設定手段13は、情報処理システム100内の複数の情報処理装置1に共通する設定項目に対する一括設定や、一括設定を行うための処理を行う。図2を参照すると、グループ設定手段13は、テーブル生成手段131と、テーブル同期手段132(送受信手段)と、テーブル統合・管理手段133(生成手段)と、設定値反映手段134(指示手段)と、を有している。
テーブル生成手段131は、自装置設定情報121を生成する。例えば、テーブル生成手段131は、設定格納領域11に格納された設定値群111を参照する。そして、テーブル生成手段131は、設定項目であるユーザ名やパスワードなどのサポート情報を判別して、情報処理装置1に設定可能な設定項目を示す自装置設定情報121を生成する。その後、テーブル生成手段131は、生成した自装置設定情報121を記憶装置12に格納する。
なお、テーブル生成手段131による自装置設定情報121の生成は、例えば、装置設定デバイス10による設定値の一括変更を行う機能が有効になった際などに行われる。テーブル生成手段131は、設定格納領域11に格納される設定値群111に含まれる設定項目が変更された場合に、自装置設定情報121を修正する、又は、再度生成する、よう構成しても構わない。
テーブル同期手段132は、ネットワーク101を通じて接続された他の情報処理装置1と自装置設定情報121の送受信を行う。例えば、テーブル同期手段132は、他の情報処理装置1に対して自装置設定情報121をブロードキャスト(送信)する。また、テーブル同期手段132は、他の情報処理装置1が送信した自装置設定情報121を受信する。すると、テーブル同期手段132は、受信した自装置設定情報121の判別を行う。例えば、テーブル同期手段132は、受信した他装置の自装置設定情報121が、自装置が送信した自装置の自装置設定情報121に対する返信であるか否かを判別する。そして、受信した他装置の自装置設定情報121が返信でなかった場合(つまり、他の情報処理装置1が能動的に送信していた場合)、テーブル同期手段132は、当該他装置の自装置設定情報121の送信元へ返信データとして自装置の自装置設定情報121を返信する。このように、テーブル同期手段132は、ネットワーク101内の他の情報処理装置1との間で自装置設定情報121の送受信を行う。
なお、テーブル同期手段132は、受信したデータに対する返信を返信データとしてブロードキャストするよう構成しても構わない。
また、テーブル同期手段132は、返信データとして自装置設定情報121を送信する場合、当該自装置設定情報121を返信データとして送信していることが判別可能なように自装置設定情報121を送信することが出来る。換言すると、テーブル同期手段132は、能動的に自装置設定情報121を送信する場合と、返信データとして自装置設定情報121を送信する場合と、の2つの異なる種類の情報を送信することが出来る。
また、テーブル同期手段132は、任意のタイミングで他の情報処理装置1との同期処理を開始するよう構成して構わない。例えば、テーブル同期手段132は、テーブル生成手段131が自装置設定情報121を生成、又は、修正した際に、自装置設定情報121をブロードキャストする。また、テーブル同期手段132は、例えば、所定時間(任意の間隔で構わない)他の情報処理装置1から他装置の自装置設定情報121を受信しない場合に、自装置の自装置設定情報121をブロードキャストする。
テーブル統合・管理手段133は、テーブル同期手段132により送受信される自装置設定情報121を統合してグループ設定情報122を生成する。例えば、テーブル統合・管理手段133は、受信した全ての自装置設定情報121及び自装置の自装置設定情報121に共通する設定項目を示すグループ設定情報122を生成する。そして、テーブル統合・管理手段133は、生成したグループ設定情報122を記憶装置12に格納する。
ここで、テーブル同期手段132、テーブル統合・管理手段133により行われるテーブルの同期、統合処理(つまり、グループ設定情報122の生成処理)の一例について、図3、図4を参照して説明する。
例えば、図3で示すような自装置設定情報121を装置設定デバイス10−A、10−B、10−Cがそれぞれ有しているとする。具体的には、例えば、装置設定デバイス10−Aは、情報処理装置1−Aに設定可能な設定項目が「設定A」「設定B」「設定C」「設定D」である旨を示す自装置設定情報121を有している。また、装置設定デバイス10−Bは、情報処理装置1−Bに設定可能な設定項目が「設定A」「設定C」「設定D」である旨を示す自装置設定情報121を有している。また、装置設定デバイス10−Cは、情報処理装置1−Cに設定可能な設定項目が「設定A」「設定B」「設定D」「設定E」である旨を示す自装置設定情報121を有している。
このような状態において、テーブル同期手段132は、他の情報処理装置1と自装置設定情報121の送受信を行う。
具体的には、例えば、情報処理装置1−Aの装置設定デバイス10−Aは、ネットワーク101内の他の装置(図3の場合、情報処理装置1−B、1−C)に対して自装置設定情報121をブロードキャストする。装置設定デバイス10−Aによる他の装置に対する自装置設定情報121のブロードキャストは、例えば、初めてネットワーク101に接続された場合や他の装置から一定時間自装置設定情報121を受信しなかった場合などに行われる。
情報処理装置1−B、1−Cは、受信した自装置設定情報121に応じて、当該情報の送信元である情報処理装置1−Aに対して、自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報121を返信する(ブロードキャストしても構わない)。換言すると、情報処理装置1は、他の情報処理装置1から自装置設定情報121を受信すると、自装置の設定値群111に基づいて生成された自装置設定情報121を返信する。その結果、情報処理装置1−Aは、情報処理装置1−B、1−Cから送信された自装置設定情報121を受信することになる。これにより、情報処理装置1−Aは、図3で示す各自装置設定情報121を全て有している状態となる。
この状態において、情報処理装置1−Aのテーブル統合・管理手段133は、各自装置設定情報121のANDをとる。つまり、テーブル統合・管理手段133は、情報処理装置1−Aの自装置設定情報121と、情報処理装置1−Bの自装置設定情報121と、情報処理装置1−Cの自装置設定情報121と、において共通する設定項目を判別する。例えば、図3の場合、装置設定デバイス10−A、10−B、10−C、のそれぞれが有する自装置設定情報121に共通する設定項目は、「設定A」「設定D」である。そこで、テーブル統合・管理手段133は、図4で示すように、自装置設定情報121を統合して各装置に共通する設定項目である共通設定項目が「設定A」「設定D」であることを示すグループ設定情報122を生成する。その後、テーブル統合・管理手段133は、生成したグループ設定情報122を記憶装置12に格納する。
例えば、このような処理により、テーブル同期手段132、テーブル統合・管理手段133はグループ設定情報122を生成する。なお、情報処理装置1−B、1−Cは、例えば、情報処理装置1−Aと同様に自装置の自装置設定情報121をブロードキャストすることで、同様にグループ設定情報122を生成することが出来る。
設定値反映手段134は、設定変更リクエストに応じて、設定変更と設定変更時の実行時フラグ管理を行う。設定値反映手段134は、グループ設定情報122を取得・参照することで、情報処理システム100の各情報処理装置1に共通する設定項目に対して、一括した設定変更を行うことが出来る。
例えば、情報処理装置1がある設定項目に対して設定値の設定変更リクエストを受けたとする。すると、情報処理装置1は、グループ設定情報122を取得して、設定変更リクエストを受けた設定項目がグループ設定情報122に含まれるか否か判別する。設定変更リクエストを受けた設定項目がグループ設定情報122に含まれる場合、設定値反映手段134は、ネットワーク101内の他の情報処理装置1に対して、設定変更フラグを設定するよう指示する。設定変更フラグを設定することで、他の情報処理装置1は、例えば、新たな同期処理を抑制したり設定変更の操作要求を禁止したりすることになる。また、設定変更フラグの設定の後、設定値反映手段134は、ネットワーク101内の他の情報処理装置1に対して、変更する設定値のパラメータを送信する。これにより、変更する設定値のパラメータを受信した他の情報処理装置1は、当該他の情報処理装置1が有する設定値群111を変更することになる。また、この際、情報処理装置1は、自装置に対する設定値の変更も行う。例えば、このような処理により、ネットワーク101内の各情報処理装置1に共通する設定項目に対する一括した設定変更を行うことが可能となる。その後、他の情報処理装置1は設定変更フラグを解除する。例えば、このような処理により、情報処理システム100内の各情報処理装置1に共通する設定項目に対する一括した設定変更を行う。
ここで、上記設定変更処理の具体的な位置について図5を参照して説明する。例えば、図5を参照すると、装置設定デバイス10−Aは、情報処理装置1−Aに設定可能な設定項目が「バッテリ設定」「ユーザ設定サポート」「ログ採取設定サポート」である旨を示す自装置設定情報121を有している。また、装置設定デバイス10−Bは、情報処理装置1−Bに設定可能な設定項目が「電力制御設定」「ユーザ設定サポート」「ログ採取設定サポート」である旨を示す自装置設定情報121を有している。また、装置設定デバイス10−Cは、情報処理装置1−Cに設定可能な設定項目が「DAC制御設定」「ユーザ設定サポート」「ログ採取設定サポート」である旨を示す自装置設定情報121を有している。
また、上記状態において、装置設定デバイス10−Aと装置設定デバイス10−Bとが同期してグループ設定情報122を生成すると、共通する設定項目として「ユーザ設定サポート」「ログ採取設定サポート」を有するグループ設定情報122が生成される。なお、装置設定デバイス10−Cは、装置起動直後やネットワーク通信不可などの状態であり、同期が完了せずグループ設定情報122が生成されていないものとする。
このような状態において、例えば、装置設定デバイス10−Aが、グループ設定情報122に含まれる設定項目「ユーザ設定サポート」内のある設定値に対して、設定値の設定変更リクエストを受けたとする。すると、装置設定デバイス10−Aは、自装置の設定値群111のうち対象となる設定値の変更を行う。また、装置設定デバイス10−Aの設定値反映手段134は、設定を変更する設定項目「ユーザ設定サポート」がグループ設定情報122に含まれる設定項目であるため、対象となる設定値を変更する旨をネットワーク101内の情報処理装置1に対して通知する。具体的には、装置設定デバイス10−Aの設定値反映手段134は、ネットワーク101内の情報処理装置1に対して設定変更フラグを設定するよう指示する。その後、装置設定デバイス10−Aの設定値反映手段134は、ネットワーク101内の情報処理装置1に対して、変更する設定値を送信する。これにより、装置設定デバイス10−Bの設定値群111も設定値の変更が行われることになる。一方、装置設定デバイス10−Cは、グループ設定情報122を有していない。そのため、情報処理装置1−Cにおいては、設定値の変更は行わないことになる。
送受信手段14は、LAN I/F(LANインターフェース)などである。装置設定デバイス10は、送受信手段14を介して、ネットワーク101内の他の情報処理装置1が有する他の装置設定デバイス10と通信を行う。送受信手段14を介して送受信される情報としては、例えば、自装置設定情報121などがある。
以上が、情報処理システム100の構成の一例についての説明である。続いて、図6乃至8を参照して、情報処理システム100において行われる処理の一例について説明する。まず、図6を参照して、装置設定デバイス10の起動時の処理の一例について説明する。
図6を参照すると、装置設定デバイス10は、グループ設定機能(一括設定機能)が有効であるか否か判断する(ステップS101)。グループ設定機能が無効であった場合(ステップS101、無効)、装置設定デバイス10は以降の処理を行わない。一方、グループ設定機能が有効であった場合(ステップS101、有効)、装置設定デバイス10のテーブル生成手段131は、設定格納領域11内の設定値群111に基づいて、自装置設定情報121を生成する(ステップS102)。
また、装置設定デバイス10は、ネットワーク101を介して接続された他の情報処理装置1と通信を行うことが可能であるか否か確認する(ステップS103)。他の情報処理装置1と通信を行うことが出来ない場合(ステップS103、不可)、装置設定デバイス10は、例えば所定の間隔(任意で構わない)を空けて再度確認を繰り返す。一方、他の情報処理装置1と通信を行うことが出来る場合(ステップS103、可能)、装置設定デバイス10のテーブル同期手段132は、自装置設定情報121をネットワーク101内にブロードキャストする(ステップS104)。その後、装置設定デバイス10のテーブル同期手段132は、応答を確認する(ステップS105)。
ネットワーク101内の他の情報処理装置1から応答を確認できなかった場合(ステップS105、なし)、テーブル同期手段132は所定の間隔(任意で構わない)を空けて再度自装置設定情報121をブロードキャストする。一方、ネットワーク101内の他の情報処理装置1からの応答を確認できた場合(ステップS105、あり)、装置設定デバイス10のテーブル統合・管理手段133は、自装置の自装置設定情報121と受信した自装置設定情報121とを統合して、グループ設定情報122を生成する(ステップS106)。その後、装置設定デバイス10は、グループ設定情報122を同期可能な状態に遷移することになる(ステップS107)。
続いて、グループ設定情報122の同期処理の一例について、図7を参照して説明する。
図7を参照すると、装置設定デバイス10のテーブル同期手段132は、他の情報処理装置1から他装置の自装置設定情報121を受信したか否か確認する(ステップS201)。
他の情報処理装置1から自装置設定情報121を受信せず一定時間が経過した場合(経過する時間は任意で構わない)(ステップS201、一定時間経過)、テーブル同期手段132は、例えば、自装置の自装置設定情報121をネットワーク101内の他の情報処理装置1へブロードキャストする(ステップS202)。一方で、他の情報処理装置1から自装置設定情報121を受信した場合(ステップS201、受信)、テーブル同期手段132は、受信した自装置設定情報121が送信データであるか返信データであるかを判別する(ステップS203)。
受信した自装置設定情報121が送信データである場合には(ステップS203、ブロードキャスト送信データ)、テーブル同期手段132は、送信元に対して自装置設定情報121を返信する(ステップS204)。また、テーブル同期手段132は、受信した自装置設定情報121の確認を行う(ステップS205)。一方で、受信した自装置設定情報121が返信データである場合(つまり、自装置が送信した自装置設定情報121に対する返信として他装置の自装置設定情報121を受信していた場合)には、テーブル同期手段132は、自装置設定情報121の返信を行わずに受信した情報の確認を行う(ステップS205)。
テーブル統合・管理手段133は、受信した他装置の自装置設定情報121と、記憶装置12に格納されたグループ設定情報122との差分を確認する(ステップS206)。そして、差分がある場合(ステップS206、あり)、テーブル統合・管理手段133は、グループ設定情報122を再構成する(ステップS207)。例えば、テーブル統合・管理手段133は、グループ設定情報122に含まれている設定項目の中に受信した自装置設定情報121に含まれていない設定項目が存在する場合、当該設定項目を削除したグループ設定情報122を生成する。一方、差分が無かった場合(ステップS206、なし)、テーブル統合・管理手段133は、ステップS201の処理に戻って、再度受信した情報の確認を行う。
続いて、グループ設定情報122に含まれる設定項目の設定値を一括変更する際の処理の一例について図8を参照して説明する。
図8を参照すると、例えば、情報処理装置1がグループ設定情報122に含まれる設定項目に対して設定値の設定変更リクエストを受けることで、設定値反映手段134は、設定の変更処理を開始する(ステップS301)。この時、設定変更を開始した装置設定デバイス10が動作上のマスタとなる。また、ネットワーク101上のそれ以外の装置設定デバイス10は、スレーブとなる。
マスタ側の装置設定デバイス10の設定値反映手段134は、ネットワーク101内の他の情報処理装置1に対して、設定変更フラグを設定するよう指示する(ステップS302)。
上記指示を受けたスレーブ側の情報処理装置1のうち、グループ設定情報122を有していない装置設定デバイス10は、以下の処理を行わない(ステップS401)。つまり、未同期の状態においては、設定値の一括変更の要求は無視されることになる。一方、グループ設定情報122を有しているスレーブ側の装置設定デバイス10(設定値反映手段134)は、指示に応じて、設定変更フラグをセットする(ステップS402)。そして、設定変更フラグのセットが完了した旨をマスタ側に通知する。なお、設定変更フラグを設定することで、スレーブ側の情報処理装置1は、例えば、新たな同期処理を抑制するとともに新たな設定変更の操作要求を禁止する。
マスタ側の設定値反映手段134は、変更する設定項目の設定値を含む設定一括変更リクエストをスレーブ側に送信する(ステップS304)。この際、マスタ側の装置設定デバイス10は、自装置の設定格納領域11に格納された設定値群111も変更する設定値に変更する。なお、設定一括変更リクエストには、グループ設定情報121に含まれる設定項目のみを含むことが出来る。
スレーブ側の設定値反映手段134は、受信した設置値に基づいて、対応する設定項目の設定値を変更する(ステップS403)。つまり、スレーブ側の設定値反映手段134は、受信した設定値の設定値群111に対する反映処理を実行する。その後、スレーブ側の設定値反映手段134は、設定変更フラグを解除するとともに、設定反映の完了をマスタ側に通知する(ステップS404)。
マスタ側の設定値反映手段134は、上記通知を受けることで、スレーブ側の設定値反映手段134の設定変更フラグの解除を確認する(ステップS305)。そして、マスタ側の設定値反映手段134は、設定変更を完了する(ステップS306)。
このように、本実施形態における装置設定デバイス10は、テーブル生成手段131とテーブル同期手段132とテーブル統合・管理手段133と設定値反映手段134とを有するグループ設定手段13を有している。このような構成により、装置設定デバイス10は、テーブル生成手段131が生成した自装置設定情報121をテーブル同期手段132によりネットワーク101内で送受信する。そして、テーブル同期手段132により情報を送受信することで収集した自装置設定情報121をテーブル統合・管理手段133により統合してグループ設定情報122を生成する。これにより、設定値反映手段134は、グループ設定情報122に含まれる設定項目の設定値を変更しようとする場合、情報処理システム100内の他の情報処理装置1に対して、当該設定項目の設定を変更するよう指示することが出来る。その結果、別途管理装置などを設けることなく、情報処理システム100内の複数の情報処理装置1に共通する設定項目に対して一括して設定を行うことが可能となる。
なお、本実施形態においては、装置設定デバイス10は設定格納領域11と記憶装置12とを有するとした。しかしながら、設定格納領域11と記憶装置12とは、一つの記憶装置として構成されても構わない。例えば、設定格納領域11に自装置設定情報121やグループ設定情報122が格納されても構わない。また、設定値群111や自装置設定情報121、グループ設定情報122は、必ずしも装置設定デバイス10上に存在していなくても構わない。つまり、設定値群111などは外部装置に格納するよう構成しても構わない。
また、本実施形態においては、テーブル統合・管理手段133は、受信した全ての自装置設定情報121及び自装置の自装置設定情報121に共通する設定項目を示すグループ設定情報122を生成するとした。しかしながら、テーブル統合・管理手段133が生成するグループ設定情報122は、本実施形態で例示した場合に限定されない。例えば、テーブル統合・管理手段133は、収集したネットワーク101内の各自装置設定情報121からそれぞれの設定項目が含まれている割合や数を算出し、算出した割合や数に基づいてグループ設定情報122を生成しても構わない。例えば、テーブル統合・管理手段133は、算出した割合が所定以上(具体的な数値は任意に設定して構わない)の設定項目をネットワーク101に共通する設定項目であると判断してグループ設定情報122を生成することが出来る。また、テーブル統合・管理手段133は、所定数以上の数が含まれる設定項目をネットワーク101に共通する設定項目であると判断してグループ設定情報122を生成することが出来る。この場合、設定値反映手段134は、ネットワーク101内の他の情報処理装置1すべてに対して、グループ設定情報122に含まれる設定項目の変更を行うよう指示しても構わない。設定値反映手段134は、グループ設定情報122を参照して、ネットワーク101内の情報処理装置1のうち変更しようとしている設定項目を設定可能な情報処理装置1に対してのみ、グループ設定情報122に含まれる設定項目の変更を行うよう指示しても構わない。
また、テーブル統合・管理手段133は、設定項目ごとに重み付けを行った上でグループ設定情報122を生成しても構わない。例えば、テーブル統合・管理手段133は、設定項目ごとに、グループ設定情報122に含めるための基準(例えば、含まれる割合など)を分けても構わない。このように、テーブル統合・管理手段133は、自装置及びネットワーク101内の他装置に共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報122を生成することが出来る。なお、数や割合、重み付けなどの情報は、グループ設定情報122に含まれていても構わない。
また、テーブル統合・管理手段133が生成するグループ設定情報122の数は一つに限定されない。テーブル統合・管理手段133は、例えば、種類の異なる複数のグループ設定情報122を生成しても構わない。
また、テーブル生成手段131が生成する自装置設定情報121に含まれる情報も本実施形態で例示した場合に限定されない。例えば、テーブル生成手段131は、自装置が設定可能であるものの設定変更を望まない(設定変更を行わない)旨を示す情報を含む自装置設定情報121を生成することが出来る。
また、本実施形態においては、装置設定デバイス10がネットワーク101内の他の情報処理装置1の全てと自装置設定情報121の送受信を行って、ネットワーク101内の全ての情報処理装置1に共通する設定項目を有するグループ設定情報122を生成するとした。しかしながら、例えば、ネットワーク101内を複数のグループに分割し、自身の属するグループ内でグループ設定情報122を生成するよう構成しても構わない。ネットワーク101を分割するグループは、例えば、情報処理装置1間の関連性(例えば、同一シリーズのサーバであるか否かなど)や自装置設定情報121に含まれる設定可能な設定項目の重複割合などに基づいて分割することが考えられる。なお、自身がどのグループに属するかは、例えば、最初にネットワーク101に接続されて他の情報処理装置1と通信を開始するタイミングで決定することが考えられる。また、一度ネットワーク101内の全ての情報処理装置1へ自装置設定情報121をブロードキャストした後、受信した他装置の自装置設定情報121に基づいて、自身の属するグループを決定しても構わない。このように構成する場合、例えば、返信データとしての自装置設定情報121に自身が属するグループを示す情報を付与することも考えられる。
また、装置設定デバイス10は、例えば、図6で示す処理を終了して同期可能状態に遷移した際に、他の情報処理装置1と通信を行ってグループ設定情報122に含まれる設定値に差異があるか否か確認するよう構成することが出来る。そして、グループ設定情報122に含まれる設定値に差異がある場合、装置設定デバイス10は設定値を変更するよう構成することが出来る。このように、装置設定デバイス10は、グループ設定情報122の同期を行うとともに、グループ設定情報122に含まれる設定項目の各設定値を同期するよう構成しても構わない。
[第2の実施形態]
次に、図9乃至図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、情報処理装置2、情報処理装置3、情報処理システム4の構成の概要について説明する。
まず、図9を参照して情報処理装置2の構成について説明する。
図9を参照すると、情報処理装置2は、記憶手段21と、指示手段22と、を有している。例えば、情報処理装置2は、図示しない演算装置と記憶装置とを有しており、記憶装置に格納されたプログラムを演算装置が実行することで、指示手段22を実現する。
記憶手段21は、メモリやハードディスクなどの記憶装置である。記憶手段21には、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報が、例えば予め作成されて格納されている。指示手段22は、記憶手段21からグループ設定情報を取得する。そして、指示手段22は、取得したグループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更するよう他装置に対して指示する。
このように、情報処理装置2は、記憶手段21と、指示手段22と、を有している。これにより、指示手段22は、記憶手段21から取得したグループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更するよう他装置に対して指示することが出来る。その結果、別途管理装置などを設けることなく、他装置に対する一括設定を行うことが可能となる。
また、上述した情報処理装置2は、当該情報処理装置2に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段21を有する情報処理装置2に、記憶手段21から取得したグループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更するよう他装置に対して指示する指示手段22を実現させるためのプログラムである。
また、上述した情報処理装置2により実行される情報処理方法は、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段21を有する情報処理装置2が、記憶手段からグループ設定情報を取得し、取得したグループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更するよう他装置に対して指示する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、情報処理方法の発明であっても、上記情報処理装置2と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
続いて、図10を参照して情報処理装置3の構成について説明する。
図10を参照すると、情報処理装置3は、送受信手段31と、生成手段32と、を有している。例えば、情報処理装置3は、図示しない演算装置と記憶装置とを有しており、記憶装置に格納されたプログラムを演算装置が実行することで、上記各手段を実現する。
送受信手段31は、自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す他装置の自装置設定情報を受信する。生成手段32は、自装置設定情報と、送受信手段31が受信した他装置の自装置設定情報と、に基づいて、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する。
このように、情報処理装置3は、送受信手段31と生成手段32とを有している。これにより、生成手段32は、自装置設定情報と、送受信手段31が受信した他装置の自装置設定情報と、に基づいて、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成することが出来る。その結果、生成したグループ設定情報に基づいて他装置に対する一括設定の指示を行うことが出来るようになる。換言すると、別途管理装置などを設けることなく、他装置に対する一括設定の指示を行うことが出来るようになる。
また、上述した情報処理装置3は、当該情報処理装置3に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、情報処理装置3に、自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段31と、自装置設定情報と、送受信手段31が受信した他装置の自装置設定情報と、に基づいて、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段32と、を実現させるためのプログラムである。
また、上述した情報処理装置3により実行される情報処理方法は、情報処理装置3が、自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す他装置の自装置設定情報を受信し、自装置設定情報と、受信した他装置の自装置設定情報と、に基づいて、自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、情報処理方法、の発明であっても、上記情報処理装置3と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
続いて、図11を参照して情報処理システム4の構成について説明する。
図11を参照すると、情報処理システム4は、第1の情報処理装置5と、第2の情報処理装置6と、を有している。また、第1の情報処理装置5は、記憶手段51と、指示手段52と、を有している。例えば、第1の情報処理装置5は、図示しない演算装置と記憶装置とを有しており、記憶装置に格納されたプログラムを演算装置が実行することで、指示手段52を実現する。また、第2の情報処理装置6は、図示しない演算装置と記憶装置とを有しており、記憶装置に格納されたプログラムを演算装置が実行することで、第2の情報処理装置6の機能が実現される。
記憶手段51は、メモリやハードディスクなどの記憶装置である。記憶手段51には、自装置(第1の情報処理装置5)が設定可能な設定項目と第2の情報処理装置6が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報が、例えば予め作成されて格納されている。指示手段52は、記憶手段51からグループ設定情報を取得する。そして、指示手段52は、取得したグループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更するよう第2の情報処理装置6に対して指示する。
第2の情報処理装置6は、第1の情報処理装置5が有する指示手段52から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置6の設定を変更する。
このように、情報処理システム4は、第1の情報処理装置5と第2の情報処理装置6とを有している。また、第1の情報処理装置5は、記憶手段51と、指示手段52と、を有している。そして、第2の情報処理装置6は、第1の情報処理装置5が有する指示手段52から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置6の設定を変更するよう構成されている。このような構成によっても、上述した情報処理装置2の場合と同様に、本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における情報処理装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記指示手段は、自装置に対する前記設定項目の設定変更指示に応じて、前記グループ設定情報に含まれる当該設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する
情報処理装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記グループ設定情報は、前記設定項目ごとに当該設定項目を前記自装置及び前記他装置が設定可能か否かを示しており、
前記指示手段は、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう当該設定項目を設定可能な旨を示す前記他装置に対して送信する
情報処理装置。
(付記4)
付記1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記グループ設定情報は、前記設定項目ごとに当該設定項目を前記自装置及び前記他装置が設定可能か否かを示しており、
前記指示手段は、前記設定項目を設定可能か否かにかかわらず、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記グループ設定情報に含まれる全ての前記他装置に対して指示する
情報処理装置。
(付記5)
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置に、
前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段
を実現させるためのプログラム。
(付記6)
自装置が設定可能な設定項目と他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置が、
前記記憶手段から前記グループ設定情報を取得し、取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する情報処理方法。
(付記7)
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、
前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
を有する情報処理装置。
(付記8)
付記7に記載の情報処理装置であって、
前記生成手段は、前記設定項目を設定可能な装置の数に基づいて、前記グループ設定情報に当該設定項目を含めるか否か判断する
情報処理装置。
(付記9)
付記7又は8に記載の情報処理装置であって、
前記生成手段は、前記自装置及び前記他装置の数に対する前記設定項目を設定可能な装置の数の割合に基づいて、前記グループ設定情報に前記設定項目を含めるか否か判断する
情報処理装置。
(付記10)
付記7乃至9のいずれかに記載の情報処理装置であって、
送受信手段は、自装置が設定可能であるものの設定の変更を行わない旨の情報を含む前記自装置設定情報を送信する
情報処理装置。
(付記11)
付記7乃至10のいずれかに記載の情報処理装置であって、
送受信手段は、前記他装置から前記他装置の自装置設定情報を受信すると、当該他装置に対して自装置の前記自装置設定情報を送信する
情報処理装置。
(付記12)
付記7乃至11のいずれかに記載の情報処理装置であって、
生成した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段を有する
情報処理装置。
(付記13)
付記12に記載の情報処理装置であって、
前記送受信手段は、前記他装置から当該他装置が有する前記指示手段からの指示を受信し、
受信した前記他装置の前記指示手段からの指示に基づいて、前記設定項目の設定を変更する
情報処理装置。
(付記14)
情報処理装置に、
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、
前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記15)
情報処理装置が、
自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続された他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信し、
前記自装置設定情報と、受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する、
情報処理方法。
(付記16)
第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、当該第1の情報処理装置が設定可能な設定項目と前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から取得した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記第2の情報処理装置に対して指示する指示手段と、を有し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置が有する指示手段から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置の設定を変更する
情報処理システム。
(付記17)
付記16に記載の情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置の前記指示手段は、当該第1の情報処理装置の設定を変更する際に、変更する設定項目が前記グループ設定情報に含まれる設定項目である場合、前記第2の情報処理装置に対して当該設定項目の設定を変更するよう指示し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置の設定を変更する
情報処理システム。
(付記18)
付記16又は17に記載の情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、当該第1の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を前記第2の情報処理装置に送信するとともに、前記第2の情報処理装置が送信した前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す前記第2の情報処理装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、自装置の前記自装置設定情報と前記送受信手段が受信した前記第2の情報処理装置の自装置設定情報とに基づいて、自装置が設定可能な設定項目と前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、有し、
前記生成手段は、生成した前記グループ設定情報を前記記憶手段に格納する
情報処理システム。
(付記19)
付記18に記載の情報処理システムであって、
前記第2の情報処理装置は、当該第2の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を前記第1の情報処理装置に送信するとともに、前記第1の情報処理装置が送信した前記第1の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、自装置の前記自装置設定情報と前記送受信手段が受信した前記第1の情報処理装置の自装置設定情報とに基づいて、自装置が設定可能な設定項目と前記第1の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、有し、
前記第1の情報処理装置の前記送受信手段は、前記第2の情報処理装置に対して前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を送信し、
前記第2の情報処理装置の前記送受信手段は、前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を受信すると、前記第1の情報処理装置に対して前記第2の情報処理装置の自装置設定情報を送信する
情報処理システム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1 情報処理装置
10 装置設定デバイス
100情報処理システム
101 ネットワーク
11 設定格納領域
111 設定値群
12 記憶装置
121 自装置設定情報
122 グループ設定情報
13 グループ設定手段
131 テーブル生成手段
132 テーブル同期手段
133 テーブル統合・管理手段
134 設定値反映手段
14 送受信手段
2 情報処理装置
21 記憶手段
22 指示手段
3 情報処理装置
31 送受信手段
32 生成手段
4 情報処理システム
5 第1の情報処理装置
51 記憶手段
52 指示手段
6 第2の情報処理装置

Claims (19)

  1. 自装置が設定可能な設定項目と、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更する際、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段と、
    を有する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記指示手段は、自装置に対する前記設定項目の設定変更指示に応じて、前記グループ設定情報に含まれる当該設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記グループ設定情報は、前記設定項目ごとに当該設定項目を前記自装置及び前記他装置が設定可能か否かを示しており、
    前記指示手段は、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう当該設定項目を設定可能な旨を示す前記他装置に対して送信する
    情報処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記グループ設定情報は、前記設定項目ごとに当該設定項目を前記自装置及び前記他装置が設定可能か否かを示しており、
    前記指示手段は、前記設定項目を設定可能か否かにかかわらず、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記グループ設定情報に含まれる全ての前記他装置に対して指示する
    情報処理装置。
  5. 自装置が設定可能な設定項目と、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置に、
    前記グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更する際、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段
    を実現させるためのプログラム。
  6. 自装置が設定可能な設定項目と、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段を有する情報処理装置が、
    前記記憶手段から前記グループ設定情報を取得し、前記グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更する際、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する
    情報処理方法。
  7. 自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続され、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、
    前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
    を有する情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置であって、
    前記生成手段は、前記設定項目を設定可能な装置の数に基づいて、前記グループ設定情報に当該設定項目を含めるか否か判断する
    情報処理装置。
  9. 請求項7又は8に記載の情報処理装置であって、
    前記生成手段は、前記自装置及び前記他装置の数に対する前記設定項目を設定可能な装置の数の割合に基づいて、前記グループ設定情報に前記設定項目を含めるか否か判断する
    情報処理装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    送受信手段は、自装置が設定可能であるものの設定の変更を行わない旨の情報を含む前記自装置設定情報を送信する
    情報処理装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    送受信手段は、前記他装置から前記他装置の自装置設定情報を受信すると、当該他装置に対して自装置の前記自装置設定情報を送信する
    情報処理装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    生成した前記グループ設定情報に基づいて、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記他装置に対して指示する指示手段を有する
    情報処理装置。
  13. 請求項12に記載の情報処理装置であって、
    前記送受信手段は、前記他装置から当該他装置が有する前記指示手段からの指示を受信し、
    受信した前記他装置の前記指示手段からの指示に基づいて、前記設定項目の設定を変更する
    情報処理装置。
  14. 情報処理装置に、
    自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続され、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、
    前記自装置設定情報と、前記送受信手段が受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. 情報処理装置が、
    自装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を当該自装置と接続され、当該自装置が属するシステムに含まれる他装置に送信するとともに、前記他装置が送信した当該他装置が設定可能な設定項目を示す前記他装置の自装置設定情報を受信し、
    前記自装置設定情報と、受信した前記他装置の自装置設定情報と、に基づいて、前記自装置が設定可能な設定項目と前記他装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する、
    情報処理方法。
  16. 第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、当該第1の情報処理装置が設定可能な設定項目と、当該第1の情報処理装置が属するシステムに含まれる前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を記憶する記憶手段と、前記グループ設定情報に含まれる設定項目の設定を変更する際、当該グループ設定情報に含まれる前記設定項目の設定を変更するよう前記第2の情報処理装置に対して指示する指示手段と、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置が有する指示手段から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置の設定を変更する
    情報処理システム。
  17. 請求項16に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置の前記指示手段は、当該第1の情報処理装置の設定を変更する際に、変更する設定項目が前記グループ設定情報に含まれる設定項目である場合、前記第2の情報処理装置に対して当該設定項目の設定を変更するよう指示し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から受信した指示に基づいて、当該第2の情報処理装置の設定を変更する
    情報処理システム。
  18. 請求項16又は17に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、当該第1の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を前記第2の情報処理装置に送信するとともに、前記第2の情報処理装置が送信した前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す前記第2の情報処理装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、自装置の前記自装置設定情報と前記送受信手段が受信した前記第2の情報処理装置の自装置設定情報とに基づいて、自装置が設定可能な設定項目と前記第2の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、有し、
    前記生成手段は、生成した前記グループ設定情報を前記記憶手段に格納する
    情報処理システム。
  19. 請求項18に記載の情報処理システムであって、
    前記第2の情報処理装置は、当該第2の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す自装置設定情報を前記第1の情報処理装置に送信するとともに、前記第1の情報処理装置が送信した前記第1の情報処理装置が設定可能な設定項目を示す前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を受信する送受信手段と、自装置の前記自装置設定情報と前記送受信手段が受信した前記第1の情報処理装置の自装置設定情報とに基づいて、自装置が設定可能な設定項目と前記第1の情報処理装置が設定可能な設定項目とに共通する設定項目である共通項目を少なくとも一部に含むグループ設定情報を生成する生成手段と、有し、
    前記第1の情報処理装置の前記送受信手段は、前記第2の情報処理装置に対して前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を送信し、
    前記第2の情報処理装置の前記送受信手段は、前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の自装置設定情報を受信すると、前記第1の情報処理装置に対して前記第2の情報処理装置の自装置設定情報を送信する
    情報処理システム。
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