JP2021024327A - センターベアリング支持構造 - Google Patents

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好久 濱中
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壮 加藤
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Koji Ogawa
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Abstract

【課題】金属環を用いなくても吸振ブッシュとブラケットとの接触摩擦を抑制できるセンターベアリング支持構造を提供する。【解決手段】センターベアリング支持構造は、センターベアリング1と、センターベアリング1を支持するブラケット2と、ブラケット2の挿通孔7に挿通される筒状の吸振ブッシュ9と、吸振ブッシュ9を介してブラケット2を車体4に締結する締結具11とを備え、吸振ブッシュ9の外周面9a、9bには、挿通孔7に挿通されたときブラケット2を嵌め込むための嵌め込み溝13が形成され、嵌め込み溝13の隅部には、ブラケット2の隅部8から逃げるための逃げ溝17、18が、吸振ブッシュ9の径方向内方及び軸方向に窪むように形成される。【選択図】図4

Description

本開示はセンターベアリングを弾性的に支持するセンターベアリング支持構造に関する。
車両のプロペラシャフトには、その中間部をセンターベアリングで回転自在に支持されるものがある。また、センターベアリングには、車体にブラケット及び吸振ブッシュを介して弾性的に支持されるものがある。
吸振ブッシュは、ブラケットに形成されたボルト締結用の孔に上側から嵌入されるアッパーブッシュと、ボルト締結用の孔に下側から嵌入されるロアーブッシュとを備える。
また、アッパーブッシュ及びロアーブッシュには、直接ブラケットに当たることを避けるための金属環が設けられる。金属環は、ゴムで構成されるアッパーブッシュ及びロアーブッシュに加硫接着される。
実開平3−25045号公報 特許第4737898号公報
ところで、上述したようにブッシュは多数の部品を組み合わせて構成されるため、製造及び管理にかかるコストが高いという課題がある。
また、かかる課題を解決するためにアッパーブッシュ及びロアーブッシュで構成される吸振ブッシュを上下一体型にすることや、金属環を省略することが考えられる。しかし、金属環を省略した場合、ブラケットの角部が直接吸振ブッシュのゴム部分に当たり、吸振ブッシュとブラケットとの接触摩擦によって吸振ブッシュが傷む可能性がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、金属環を用いなくても吸振ブッシュとブラケットとの接触摩擦を抑制できるセンターベアリング支持構造を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
センターベアリングと、
前記センターベアリングを支持するブラケットと、
前記ブラケットの挿通孔に挿通される筒状の吸振ブッシュと、
前記吸振ブッシュを介して前記ブラケットを車体に締結する締結具とを備え、
前記吸振ブッシュの外周面には、前記挿通孔に挿通されたとき前記ブラケットを嵌め込むための嵌め込み溝が形成され、
前記嵌め込み溝の隅部には、前記ブラケットの隅部から逃げるための逃げ溝が、前記吸振ブッシュの径方向内方及び軸方向に窪むように形成された
ことを特徴とするセンターベアリング支持構造が提供される。
好ましくは、前記逃げ溝の内周面は、複数の曲面を連続的に接続して形成される。
好ましくは、前記吸振ブッシュの外周面と、前記嵌め込み溝の溝壁面とが曲面で連続的に接続される。
好ましくは、前記ブラケットの隅部は、断面円弧状に形成される。
上記の態様によれば、金属環を用いなくても吸振ブッシュとブラケットとの接触摩擦を抑制できる。
本開示の一実施の形態に係るセンターベアリングの背面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 吸振ブッシュの断面図である。 図4のB部拡大図である。 ブラケットの要部拡大断面図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右上下の各方向は、車両の各方向をいうものとする。ただし、本実施の形態における各方向は、説明の便宜のために用いるものであり、後述する部材間の相対的な位置関係を表す。
図1はセンターベアリング1及びブラケット2を車両の後方から視た背面図である。図1に示すように、センターベアリング1は、前後方向に延びるプロペラシャフト3の中間部を回転自在に支持するためのものであり、プロペラシャフト3を中心とする円盤状に形成される。また、センターベアリング1は、径方向に弾性的に変形可能に形成される。
ブラケット2は、センターベアリング1を支持するためのものであり、左右方向に延びて形成される。ブラケット2は、プレス成型等によって金属板を屈曲させて形成される。
また、ブラケット2は、左右方向の中央部に形成されセンターベアリング1を保持する保持部5と、左右方向の両端部に形成され車体4に締結されるフランジ部6とを備える。
保持部5は、センターベアリング1の下部外周面に沿う円弧状に形成される。具体的には、保持部5は、概ね半円状に形成され、センターベアリング1の下半部に当接される。
図2、図3及び図6に示すように、フランジ部6の側面断面形状は、逆U字状、すなわちU字を上下反転させた形状に形成される。フランジ部6は、前後方向及び左右方向に延びる概ね水平な被締結部6aと、被締結部6aの前後方向の両端から下方に屈曲して形成される補強リブ6bとを備える。
被締結部6aには、挿通孔7が上下方向に貫通して形成される。挿通孔7は、平面視円形に形成される。
また、挿通孔7を区画する被締結部6aの隅部8は、コイニング加工等により断面円弧状に形成される。これにより、挿通孔7の上下両端を区画する部分の被締結部6aに鋭角な角が残ることが防止され、後述する吸振ブッシュ9への攻撃性が低減される。
図1及び図2に示すように、被締結部6aには、吸振ブッシュ9が挿通孔7内に上下方向に挿通された状態で取り付けられる。吸振ブッシュ9は、ゴムで構成され、概ね円筒状に形成される。また、吸振ブッシュ9内には、上端にフランジ10aを有するスリーブ10が挿入される。スリーブ10は、金属等の強固な材料で構成される。スリーブ10内には締結具たるボルト11が上方から挿通される。ボルト11の下部は車体4を構成する部品に設けられた雌ねじ(図示せず)に螺合される。これにより、ブラケット2は、スリーブ10及び吸振ブッシュ9を介して車体4にボルト締結される。
図2及び図4に示すように、吸振ブッシュ9の外周面には、挿通孔7と隣接するブラケット2の部分を嵌め込むための嵌め込み溝13が形成される。嵌め込み溝13は、吸振ブッシュ9の全周に亘って環状に形成される。また、嵌め込み溝13の断面形状は、全周に亘って同じに形成される。
図4及び図5に示すように、嵌め込み溝13は、溝形状の上面を構成する上側溝壁面14と、下面を構成する下側溝壁面15と、上側溝壁面14及び下側溝壁面15間に形成される溝底面16とを備える。上側溝壁面14及び下側溝壁面15は、吸振ブッシュ9の径方向に延びると共に周方向に延びる平面状に形成される。上側溝壁面14及び下側溝壁面15は、上下方向に対向して、かつ、平行に形成される。
また、嵌め込み溝13の各隅部には、ブラケット2の隅部8(図6参照)から逃げるための第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18が形成される。第1逃げ溝17は、嵌め込み溝13の上側の隅部に形成される。第1逃げ溝17は、吸振ブッシュ9の径方向内方及び軸方向(上方向)に窪むように形成される。
また、第1逃げ溝17の内周面は、複数の曲面を連続的に接続して形成される。なお、本実施の形態において「連続的に接続」とは、途中に角が形成されず、あたかも連続した曲面のように接続される事をいう。
第1逃げ溝17の形状を詳細に説明する。
説明の便宜上、図5に示すような断面において、上側溝壁面14が径方向内方に延長すると仮想したときの仮想線を仮想延長線L1と定める。また、溝底面16が上方に延長すると仮想したときの仮想線を仮想延長線L2と定める。そして、仮想延長線L1及び仮想延長線L2が交わる点を仮想交点O1と定める。
第1逃げ溝17は、断面凹状かつ仮想交点O1を中心とする断面円弧状に形成される第1中央曲面部17aと、第1中央曲面部17a及び上側溝壁面14間に形成される第1臨壁曲面部17bと、第1中央曲面部17a及び溝底面16間に形成される第1臨底曲面部17cとを備える。
第1中央曲面部17aは、概ね断面半円状に形成される。第1中央曲面部17aの第1臨壁曲面部17b側の端は、仮想交点O1から斜め上方、かつ、吸振ブッシュ9の径方向外方の位置に配置される。また、第1中央曲面部17aの第1臨底曲面部17c側の端は、仮想交点O1から斜め下方、かつ、吸振ブッシュ9の径方向内方の位置に配置される。
第1臨壁曲面部17bは、曲率半径が極めて大きい断面凸状の断面円弧状に形成される。第1臨壁曲面部17bは、第1中央曲面部17a及び上側溝壁面14に連続的に接続される。
第1臨底曲面部17cは、断面凸状の断面円弧状に形成される。第1臨底曲面部17cは、第1中央曲面部17a及び溝底面16に連続的に接続される。
第2逃げ溝18は、嵌め込み溝13の下側の隅部に形成される。第2逃げ溝18は、第1逃げ溝17と上下対称に形成される。このため、第2逃げ溝18の形状については説明を省略する。なお、第2逃げ溝18に付された符号18aは第2中央曲面部である。第2中央曲面部18aは、第1中央曲面部17aと上下対称に形成される。符号18bは第2臨壁曲面部である。第2臨壁曲面部18bは、第1臨壁曲面部17bと上下対称に形成される。符号18cは第2臨底曲面部である。第2臨底曲面部18cは、第1臨底曲面部17cと上下対称に形成される。
また、嵌め込み溝13より上方の吸振ブッシュ9の外周面9aと上側溝壁面14との間には、これらを曲面で連続的に接続する第1溝口曲面19が形成される。第1溝口曲面19は、断面円弧状に形成される。
また、嵌め込み溝13より下方の吸振ブッシュ9の外周面9bと下側溝壁面15との間には、これらを曲面で連続的に接続する第2溝口曲面20が形成される。第2溝口曲面20は、第1溝口曲面19と上下対称に形成される。
また、嵌め込み溝13より上方の外周面9aは、上端から下方に向かうにつれて拡経される。そして、外周面9aの上端(上端面9cと隣接する外周面9a)の直径aは、挿通孔7の上下方向の中間における直径c(図6参照)より小さく設定される。また、外周面9aの下端(第1溝口曲面19と隣接する外周面9a)の直径bは、挿通孔7の直径c(図6参照)より大きく設定される。
嵌め込み溝13より下方の吸振ブッシュ9は、嵌め込み溝13より上方の吸振ブッシュ9と上下対称に形成される。すなわち、吸振ブッシュ9は、上下方向の中心位置を境として上下対称に形成される。
次に本実施の形態の作用について述べる。
車体4にセンターベアリング1を取り付ける場合、まず、挿通孔7内に吸振ブッシュ9を上方又は下方から挿入する。このとき、嵌め込み溝13より上方の外周面9aの上端は、挿通孔7より小径に形成され、外周面9aの下端は、挿通孔7より大径に形成されている。このため、例えば、挿通孔7内に吸振ブッシュ9を下方から挿入する場合、吸振ブッシュ9の上端部は挿通孔7内に容易に挿入される。そして、挿通孔7内に吸振ブッシュ9の上端部より大径の部分が挿入されることにより吸振ブッシュ9は径方向内方に潰されながら挿通孔7内に挿入される。
この後、吸振ブッシュ9の嵌め込み溝13が挿通孔7の高さに至ると、吸振ブッシュ9は自身の弾性力によって元の形状に戻りつつ、嵌め込み溝13と、挿通孔7を区画する被締結部6aの部分とが嵌合される。これにより、吸振ブッシュ9は被締結部6aに取り付けられる。吸振ブッシュ9が上下対称に形成されるため、挿通孔7に挿入するとき上下を気にする必要はなく、被締結部6aに吸振ブッシュ9を効率よく取り付けることができる。また、被締結部6aの隅部8は断面円弧状に形成される。このため、挿通孔7内に吸振ブッシュ9を挿入するとき、吸振ブッシュ9の外周面9aが挿通孔7を区画する被締結部6aの部分に当て擦られて傷むことは抑制される。また、嵌め込み溝13の隅部には、第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18が形成される。このため、嵌め込み溝13と、挿通孔7を区画する被締結部6aの部分とを嵌合させた後に、嵌め込み溝13の隅部に被締結部6aの隅部8が当たることは抑制される。
この後、吸振ブッシュ9内にスリーブ10を上方から挿入する。これにより、フランジ10aが吸振ブッシュ9の上端面9c上に着座した状態となる。この後、車体4に対してブラケット2を位置合わせし、スリーブ10内にボルト11を上方から挿入する。そして、車体4に設けられた雌ねじにボルト11を螺合させ、ボルト11を締め付ける。これにより、車体4にブラケット2が締結される。またこのとき、吸振ブッシュ9は、上下方向に若干押し潰され、ブラケット2を噛み込んで固定する。
このとき、仮に、第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18が特許文献2に記載されたもののように、吸振ブッシュ9の上側溝壁部14及び下側溝壁面15から軸方向に窪むが、溝底面16から径方向内方に窪まないものであった場合、吸振ブッシュ9が上下方向に潰れることで挿通孔7内の吸振ブッシュ9が被締結部6aに押し付けられる可能性があり、挿通孔7内の吸振ブッシュ9が傷む可能性がある。
しかし、本実施の形態に係る第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18は、吸振ブッシュ9の径方向内方及び軸方向に窪むように形成される。このため、吸振ブッシュ9が上下方向に潰れた場合に、挿通孔7内の吸振ブッシュ9が被締結部6aに押し付けられる可能性を低減でき、吸振ブッシュ9とブラケット2との接触摩擦によって挿通孔7内の吸振ブッシュ9が傷むことを抑制できる。
またさらに、センターベアリング1がプロペラシャフト3からの力を受けて径方向に変形した場合、その力は吸振ブッシュ9にも伝わり、吸振ブッシュ9が様々な方向に変形する可能性もある。
しかし、本実施の形態に係る第1逃げ溝17の内周面は、複数の曲面(第1中央曲面部17a、第1臨壁曲面部17b及び第1臨底曲面部17c)を連続的に接続して形成され、第2逃げ溝18の内周面も同様に形成される。このため、第1逃げ溝17及び第2逃げ溝18を区画する吸振ブッシュ9の特定の位置に応力が集中することを抑制でき、吸振ブッシュ9が傷むことを抑制できる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)吸振ブッシュはゴムで構成されるものとしたが、これに限られない。吸振ブッシュは、振動を吸収可能な材料で構成されればよく、例えば軟質の樹脂で構成されてもよい。
(2)挿通孔7は平面視円形に形成されるものとしたが、これに限られない。例えば、挿通孔7は平面視楕円形に形成されてもよい。
(3)ブラケット2が車体4を構成する部品の上方に配置される例について説明したが、これに限られない。例えば、ブラケット2は、車体4を構成する部品の下方に配置されてもよい。
(4)スリーブ10内にボルト11が上方から挿通される例について説明したが、これに限られない。例えば、ボルト11は車体4を構成する部品にネジ部を上方に突出させるように設けられたスタットボルト(図示せず)で構成されてもよい。この場合、ボルト11はスリーブ10内に下方から挿通される。またこの場合、スリーブ10より上方に延びるボルト11には、ナット(図示せず)等が螺合されて設けられるとよい。
1 :センターベアリング
2 :ブラケット
4 :車体
7 :挿通孔
8 :隅部
9 :吸振ブッシュ
9a :外周面
9b :外周面
11 :ボルト(締結具)
13 :嵌め込み溝
17 :第1逃げ溝
18 :第2逃げ溝

Claims (4)

  1. センターベアリングと、
    前記センターベアリングを支持するブラケットと、
    前記ブラケットの挿通孔に挿通される筒状の吸振ブッシュと、
    前記吸振ブッシュを介して前記ブラケットを車体に締結する締結具とを備え、
    前記吸振ブッシュの外周面には、前記挿通孔に挿通されたとき前記ブラケットを嵌め込むための嵌め込み溝が形成され、
    前記嵌め込み溝の隅部には、前記ブラケットの隅部から逃げるための逃げ溝が、前記吸振ブッシュの径方向内方及び軸方向に窪むように形成された
    ことを特徴とするセンターベアリング支持構造。
  2. 前記逃げ溝の内周面は、複数の曲面を連続的に接続して形成された
    請求項1に記載のセンターベアリング支持構造。
  3. 前記吸振ブッシュの外周面と、前記嵌め込み溝の溝壁面とが曲面で連続的に接続された
    請求項1又は2に記載のセンターベアリング支持構造。
  4. 前記ブラケットの隅部は、断面円弧状に形成された
    請求項1から3のいずれか一項に記載のセンターベアリング支持構造。
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