JP2021024267A

JP2021024267A - プラスチックパッケージ用の回収型展開機

Info

Publication number: JP2021024267A
Application number: JP2019204166A
Authority: JP
Inventors: 高美善; Meishan Gao
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-08-01
Filing date: 2019-11-11
Publication date: 2021-02-22
Also published as: CN110386311B; CN110386311A

Abstract

【課題】本発明はプラスチックパッケージ用の回収型展開機を開示した。【解決手段】ベースを含み、前記ベースの中には上方かつ前方に開口した運び空間が設置され、前記ベースの頂面には本体が固定的に設置され、前記本体の中には下方かつ左方に開口した作動空間が設置され、前記本体の左端面にはレザーセンサが固定的に設置され、前記運び空間の底壁の中には第一伝動空間が設置され、前記第一伝動空間と前記運び空間との間にはプラスチックパッケージを運ぶ運び機構が設置され、前記運び機構は前記運び空間を含み、前記運び空間の後側端壁の中には第二伝動空間が設置され、前記第二伝動空間の左端壁の中には第三伝動空間が設置され、前記第三伝動空間と前記運び空間との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記運び空間の中の前記第一回転軸には第一プーリが固定的に設置される。【選択図】図１

Description

本願発明はプラスチック回収分野に関し、具体的にはプラスチックパッケージ用の回収型展開機に関する。

周知のように、プラスチックパッケージとはプラスチック材料から作られ、製品を包む箱又は袋のことを指し、プラスチックパッケージはパッケージ業界で四大材料の一つである。現代パッケージ産業の迅速な発展につれて、プラスチックパッケージの量は年にだんだんと増加し、便利を与えてくれると同時に環境問題、例えばプラスチック汚染などを起こす。従い、プラスチックパッケージの回収はすでに社会発展において避けられない一環となっている。伝統的なやり方として、手動で解体しツールで切断して回収枠に置くなど、複雑で手間を取る。なお、プラスチックパッケージにサイズや硬度の差があるため、回収枠に置いた後に膨らんでかなりスペースを取ったりすると、回収率が下がってしまう。従い、プラスチックパッケージ用の回収型展開機を提供する必要がある。

中国特許出願公開第１０５１７３２７６号明細書

本願発明はプラスチックパッケージ用の回収型展開機を提供し、プラスチックパッケージを切断回収すると同時に、回収したプラスチックパッケージの占用空間が小さい。本願発明は反応が素早く、自動化程度が高い。

プラスチックパッケージ用の回収型展開機であって、ベースを含み、前記ベースの中には上方かつ前方に開口した運び空間が設置され、前記ベースの頂面には本体が固定的に設置され、前記本体の中には下方かつ左方に開口した作動空間が設置され、前記本体の左端面にはレザーセンサが固定的に設置され、
前記運び空間の底壁の中には第一伝動空間が設置され、前記第一伝動空間と前記運び空間との間にはプラスチックパッケージを運ぶ運び機構が設置され、前記運び機構は前記運び空間を含み、前記運び空間の後側端壁の中には第二伝動空間が設置され、前記第二伝動空間の左端壁の中には第三伝動空間が設置され、前記第三伝動空間と前記運び空間との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記運び空間の中の前記第一回転軸には第一プーリが固定的に設置され、前記第二伝動空間の後側端壁の中には前記レザーセンサと通電可能に連結された第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの前端には前記運び空間の中に延びた第一固定ブロックが伝動可能に連結され、前記運び空間の中の前記第一固定ブロックには第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記第一ベルトの外表面には第一固定ブロックが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの中には上方に開口した装着溝が形成され、プラスチックパッケージはきちんと前記装着溝の中に挿入されることができ、
前記第一伝動空間の左側端壁の中には液体溝が形成され、前記液体溝の中には膠があり、前記第三伝動空間と前記運び空間との間には前記第一回転軸の下方に位置する第二回転軸が回転可能に設置され、前記運び空間の中の前記第二回転軸にはローリング輪が固定的に設置され、前記ローリング輪と前記液体溝との間には回収機構が設置され、前記回収機構は前記ローリング輪に膠を塗ったあと、膠の付いたローリング輪に切断後のプラスチックパケージを回収させ、
前記切断機構は、前記作動空間を含み、前記作動空間の頂壁には第一スライド空間が連通するように設置され、前記作動空間の後側端壁には第二スライド空間が連通するように設置され、前記第二スライド空間と前記第一スライド空間との間にはプラスチックパッケージを開いて左右に延びたプラスチック薄膜に切断する切断機構が設置され、前記第二スライド空間の中には挟持棒が設置され、前記挟持棒には粘着膜が設置され、前記第一スライド空間の中には第一スライドブロックがスライド可能に設置され、前記第一スライドブロックの底面には第二固定ブロックが固定的に設置され、前記第二固定ブロックの中にはブレードが設置され、前記切断機構が作動する時、前記挟持棒が互いに近づいてから互いに離れ、すなわち前記挟持棒における粘着膜でプラスチックパッケージをくっつけた後にプラスチックパッケージを上方に開いた開口に左右へ引っ張り、そして前記第二固定ブロックがプラスチックパッケージの内部に伸びると同時に、前記ブレードが旋転してプラスチックパッケージを左右に延びたプラスチック薄膜になるように切断する。

有益的に、前記運び機構は、前記第一伝動空間を含み、前記第一伝動空間の右端壁の中には第四伝動空間が設置され、前記液体溝の底壁には上下に貫通したスライド溝が形成され、前記スライド溝と前記第四伝動空間との間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第一伝動空間の中の前記第三回転軸には第一傘歯車が固定的に設置され、前記第一伝動空間と前記運び空間との間には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第一伝動空間の中の前記第四回転軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記運び空間の中の前記第四回転軸にはファンが固定的に設置されている。

有益的に、前記第四伝動空間と前記第二伝動空間との間には第五回転軸が回転可能に設置され、前記第四伝動空間の中の前記第五回転軸には第三傘歯車が固定的に設置され、前記第四伝動空間の中の前記第三回転軸には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動空間の中の前記第五回転軸には第三プーリが固定的に設置され、前記第二伝動空間の中の第一固定ブロックには第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリと前記第三プーリとの間には第二ベルトが伝動可能に連結され。

有益的に、前記回収機構は、前記第三伝動空間を含み、前記第三伝動空間の中の前記第一回転軸には第一円形歯車が固定的に設置され、前記第三伝動空間の中の前記第二回転軸には前記第一円形歯車と噛み合った第二円形歯車が固定的に設置されている。

有益的に、前記スライド溝の中には前記液体溝の中に延びたスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の頂端には前記ローリング輪と接触したブラシが固定的に設置され、前記スライド溝の中の前記第三回転軸には前記スライド棒の底面と当接したカムが固定的に設置されている。

有益的に、前記切断機構は、前記第一スライド空間を含み、前記第一スライド空間の頂壁の中には第五伝動空間が設置され、前記第五伝動空間と前記第一スライド空間との間にはボルトが回転可能に設置され、前記第一スライドブロックの中には前記ボルトと噛み合った雌ネジが設置され、前記雌ネジの前後端壁の中には外部に開口した第六伝動空間が設置され、前記第六伝動空間の中には左右に延びた第六回転軸が回転可能に設置され、前記第六回転軸には、前記第一スライド空間の前後端壁と摩擦接触する摩擦輪と、前記摩擦輪の前側に位置する第五プーリとが固定的に設置され、前記第二固定ブロックには外部に開口した第七伝動空間が前後対称に設置され、前記第七伝動空間の中には左右に延びた第七回転軸が回転可能に設置され、前記第七回転軸には第六プーリと、前記第六プーリの前側に位置する前記ブレードとが固定的に設置され、前記第六プーリと前記第五プーリとの間には第三ベルトが伝動可能に連結され、前記第五伝動空間の中の前記ボルトには第五傘歯車が固定的に設置されている。

前記第二スライド空間の頂壁の中には第八伝動空間が設置され、前記第八伝動空間と前記第五伝動空間との間の端壁の中には前記レザーセンサと通電可能に連結された第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの前端には前記第五伝動空間の中に延びた第二主動軸が伝動可能に連結され、前記第二主動軸には前記第五傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定的に設置され、前記第二モータの後端には前記第八伝動空間の中に延びた第三主動軸が伝動可能に連結され、前記第三主動軸には第七傘歯車が固定的に設置され、前記第八伝動空間と前記第二スライド空間との間には第八回転軸が回転可能に設置され、前記第八伝動空間の中の前記第八回転軸には前記第七傘歯車と噛み合った第八傘歯車が固定的に設置され、前記第二スライド空間の中の前記第八回転軸には円盤が固定的に設置され、前記円盤の底面には固定棒が固定的に設置され、前記第二スライド空間の中には前後にスライドできる第二スライドブロックが設置され、前記第二スライドブロックの中には後方に開口した第一凹み溝が形成され、前記第一凹み溝の中には上下に延びた第九回転軸が回転可能に設置され、前記第九回転軸と前記固定棒との間にはヒンジ連結棒がヒンジで連結され、前記第一凹み溝の前側端壁の中には前方に開口した第二凹み溝が形成され、前記第二凹み溝の中には上下に延びた第十回転軸が回転可能に設置され、前記第十回転軸には前記挟持棒が上下対称に回転可能に設置され、前記挟持棒と前記第二凹み溝の端壁との間にはねじりばねが連結されている。

本願発明の有益効果は：本願発明の装置はプラスチックパッケージをまずプラスチック薄膜に切断した後、プラスチック薄膜を回収してプラスチック円筒に形成し、本願発明は反応が素早く、自動化程度が高い上に、操作が簡単で、連続に切断でき、生産効率が高い。なお、プラスチックパッケージは気流の作用により鉛直状を保持して後続の切断に便利であり、本願発明により形成したプラスチック薄膜はしわが少なく、回収時に重なるのも少なく、プラスチックから形成したプラスチック円筒がぴったりとなり、占用空間が小さく、外観が完結できれいである。

下記に図１〜５をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図１と同じ向きに装置を見た際の方向である。

図１は本願発明の機械構成図図２は図１におけるＣ―Ｃの構成図図３は図２におけるＤの拡大構成図図４は図１におけるＢ―Ｂの構成図図５は図１におけるＡ―Ａの構成図

図１〜５の示したように、プラスチックパッケージ用の回収型展開機であって、ベース１９を含み、前記ベース１９の中には上方かつ前方に開口した運び空間２０が設置され、前記ベース１９の頂面には本体１０が固定的に設置され、前記本体１０の中には下方かつ左方に開口した作動空間４２が設置され、前記本体１０の左端面にはレザーセンサ１５が固定的に設置され、
前記運び空間２０の底壁の中には第一伝動空間３２が設置され、前記第一伝動空間３２と前記運び空間２０との間にはプラスチックパッケージを運ぶ運び機構９８が設置され、前記運び機構９８は前記運び空間２０を含み、前記運び空間２０の後側端壁の中には第二伝動空間８４が設置され、前記第二伝動空間８４の左端壁の中には第三伝動空間９１が設置され、前記第三伝動空間９１と前記運び空間２０との間には第一回転軸２３が回転可能に設置され、前記運び空間２０の中の前記第一回転軸２３には第一プーリ２２が固定的に設置され、前記第二伝動空間８４の後側端壁の中には前記レザーセンサ１５と通電可能に連結された第一モータ８６が固定的に設置され、前記第一モータ８６の前端には前記運び空間２０の中に延びた第一固定ブロック４０が伝動可能に連結され、前記運び空間２０の中の前記第一固定ブロック４０には第二プーリ３９が固定的に設置され、前記第二プーリ３９と前記第一プーリ２２との間には第一ベルト２１が伝動可能に連結され、前記第一ベルト２１の外表面には第一固定ブロック４０が固定的に設置され、前記第一固定ブロック４０の中には上方に開口した装着溝４１が形成され、プラスチックパッケージはきちんと前記装着溝４１の中に挿入されることができ、
前記第一伝動空間３２の左側端壁の中には液体溝２６が形成され、前記液体溝２６の中には膠があり、前記第三伝動空間９１と前記運び空間２０との間には前記第一回転軸２３の下方に位置する第二回転軸２５が回転可能に設置され、前記運び空間２０の中の前記第二回転軸２５にはローリング輪２４が固定的に設置され、前記ローリング輪２４と前記液体溝２６との間には回収機構９７が設置され、前記回収機構９７は前記ローリング輪２４に膠を塗ったあと、膠の付いたローリング輪２４に切断後のプラスチックパケージを回収させ、
前記切断機構９９は、前記作動空間４２を含み、前記作動空間４２の頂壁には第一スライド空間１４が連通するように設置され、前記作動空間４２の後側端壁には第二スライド空間６２が連通するように設置され、前記第二スライド空間６２と前記第一スライド空間１４との間にはプラスチックパッケージを開いて左右に延びたプラスチック薄膜に切断する切断機構９９が設置され、前記第二スライド空間６２の中には挟持棒６７が設置され、前記挟持棒６７には粘着膜が設置され、前記第一スライド空間１４の中には第一スライドブロック１６がスライド可能に設置され、前記第一スライドブロック１６の底面には第二固定ブロック１８が固定的に設置され、前記第二固定ブロック１８の中にはブレード８１が設置され、前記切断機構９９が作動する時、前記挟持棒６７が互いに近づいてから互いに離れ、すなわち前記挟持棒６７における粘着膜でプラスチックパッケージをくっつけた後にプラスチックパッケージを上方に開いた開口に左右へ引っ張り、そして前記第二固定ブロック１８がプラスチックパッケージの内部に伸びると同時に、前記ブレード８１が旋転してプラスチックパッケージを左右に延びたプラスチック薄膜になるように切断する。

有益的には、前記運び機構９８は、前記第一伝動空間３２を含み、前記第一伝動空間３２の右端壁の中には第四伝動空間３８が設置され、前記液体溝２６の底壁には上下に貫通したスライド溝３０が形成され、前記スライド溝３０と前記第四伝動空間３８との間には第三回転軸３１が回転可能に設置され、前記第一伝動空間３２の中の前記第三回転軸３１には第一傘歯車３６が固定的に設置され、前記第一伝動空間３２と前記運び空間２０との間には第四回転軸３４が回転可能に設置され、前記第一伝動空間３２の中の前記第四回転軸３４には前記第一傘歯車３６と噛み合った第二傘歯車３５が固定的に設置され、前記運び空間２０の中の前記第四回転軸３４にはファン３３が固定的に設置されている。

有益的には、前記第四伝動空間３８と前記第二伝動空間８４との間には第五回転軸８９が回転可能に設置され、前記第四伝動空間３８の中の前記第五回転軸８９には第三傘歯車９０が固定的に設置され、前記第四伝動空間３８の中の前記第三回転軸３１には前記第三傘歯車９０と噛み合った第四傘歯車３７が固定的に設置され、前記第二伝動空間８４の中の前記第五回転軸８９には第三プーリ８８が固定的に設置され、前記第二伝動空間８４の中の第一固定ブロック４０には第四プーリ８５が固定的に設置され、前記第四プーリ８５と前記第三プーリ８８との間には第二ベルト８７が伝動可能に連結され、前記第一モータ８６が起動すると、前記第一モータ８６が前記第一固定ブロック４０を回転連動させ、前記第一固定ブロック４０が前記第四プーリ８５と前記第二プーリ３９を回転連動させ、前記第二プーリ３９が前記第一ベルト２１により前記第一固定ブロック４０を運動連動させてプラスチックパッケージを運ぶと同時に、前記第四プーリ８５が前記第二ベルト８７により前記第三プーリ８８を回転連動させ、前記第三プーリ８８が前記第三傘歯車９０を回転連動させ、前記第三傘歯車９０が前記第一傘歯車３６を回転連動させ、前記第一傘歯車３６が前記第二傘歯車３５と前記ファン３３とを回転連動させ、前記ファン３３が回転した後に前記運び空間２０の中で上昇気流を生じ、前記装着溝４１の中のプラスチックパッケージが気流の作用により鉛直状態を保持し、後続の切断に便利を与える。

有益的に、前記回収機構９７は、前記第三伝動空間９１を含み、前記第三伝動空間９１の中の前記第一回転軸２３には第一円形歯車９２が固定的に設置され、前記第三伝動空間９１の中の前記第二回転軸２５には前記第一円形歯車９２と噛み合った第二円形歯車９３が固定的に設置されている。

有益的には、前記スライド溝３０の中には前記液体溝２６の中に延びたスライド棒２８がスライド可能に設置され、前記スライド棒２８の頂端には前記ローリング輪２４と接触したブラシ２７が固定的に設置され、前記スライド溝３０の中の前記第三回転軸３１には前記スライド棒２８の底面と当接したカム２９が固定的に設置され、前記第四傘歯車３７が回転すると、前記カム２９が前記第四傘歯車３７に連動して回転することで、前記スライド棒２８が上下にスライドするに従い、前記ブラシ２７が上下にスライドし、前記ブラシ２７が上方にスライドする時、前記ブラシ２７が前記ローリング輪２４と接触しかつ前記ローリング輪２４の外表面に膠を塗り、前記ブラシ２７が下方にスライドする時、前記ブラシ２７が膠の中に浸って次の膠の塗装を待つ。

有益的には、前記切断機構９９は、前記第一スライド空間１４を含み、前記第一スライド空間１４の頂壁の中には第五伝動空間１１が設置され、前記第五伝動空間１１と前記第一スライド空間１４との間にはボルト１３が回転可能に設置され、前記第一スライドブロック１６の中には前記ボルト１３と噛み合った雌ネジ１７が設置され、前記雌ネジ１７の前後端壁の中には外部に開口した第六伝動空間７８が設置され、前記第六伝動空間７８の中には左右に延びた第六回転軸７５が回転可能に設置され、前記第六回転軸７５には、前記第一スライド空間１４の前後端壁と摩擦接触する摩擦輪７４と、前記摩擦輪７４の前側に位置する第五プーリ７６とが固定的に設置され、前記第二固定ブロック１８には外部に開口した第七伝動空間７９が前後対称に設置され、前記第七伝動空間７９の中には左右に延びた第七回転軸８２が回転可能に設置され、前記第七回転軸８２には第六プーリ８０と、前記第六プーリ８０の前側に位置する前記ブレード８１とが固定的に設置され、前記第六プーリ８０と前記第五プーリ７６との間には第三ベルト７７が伝動可能に連結され、前記第五伝動空間１１の中の前記ボルト１３には第五傘歯車１２が固定的に設置されている。

前記第二スライド空間６２の頂壁の中には第八伝動空間５５が設置され、前記第八伝動空間５５と前記第五伝動空間１１との間の端壁の中には前記レザーセンサ１５と通電可能に連結された第二モータ５９が固定的に設置され、前記第二モータ５９の前端には前記第五伝動空間１１の中に延びた第二主動軸７２が伝動可能に連結され、前記第二主動軸７２には前記第五傘歯車１２と噛み合った第六傘歯車７３が固定的に設置され、前記第二モータ５９の後端には前記第八伝動空間５５の中に延びた第三主動軸５８が伝動可能に連結され、前記第三主動軸５８には第七傘歯車５６が固定的に設置され、前記第八伝動空間５５と前記第二スライド空間６２との間には第八回転軸６０が回転可能に設置され、前記第八伝動空間５５の中の前記第八回転軸６０には前記第七傘歯車５６と噛み合った第八傘歯車５７が固定的に設置され、前記第二スライド空間６２の中の前記第八回転軸６０には円盤６１が固定的に設置され、前記円盤６１の底面には固定棒６３が固定的に設置され、前記第二スライド空間６２の中には前後にスライドできる第二スライドブロック７１が設置され、前記第二スライドブロック７１の中には後方に開口した第一凹み溝６４が形成され、前記第一凹み溝６４の中には上下に延びた第九回転軸６６が回転可能に設置され、前記第九回転軸６６と前記固定棒６３との間にはヒンジ連結棒６５がヒンジで連結され、前記第一凹み溝６４の前側端壁の中には前方に開口した第二凹み溝６８が形成され、前記第二凹み溝６８の中には上下に延びた第十回転軸６９が回転可能に設置され、前記第十回転軸６９には前記挟持棒６７が上下対称に回転可能に設置され、前記挟持棒６７と前記第二凹み溝６８の端壁との間にはねじりばね７０が連結され、前記レザーセンサ１５は前記第一固定ブロック４０が前記作動空間４２の中に入ったと検測すると、前記レザーセンサ１５が前記第一モータ８６を停電させて第二モータ５９に通電させて起動させ、この時前記第一固定ブロック４０が前記第一ベルト２１の移動の慣性により前記第一スライド空間１４の真下に位置し、その後前記第二モータ５９が起動して前記第二主動軸７２と前記第三主動軸５８とを連動させて正反転させ、前記第二主動軸７２と前記第三主動軸５８が正転する時、前記第三主動軸５８が前記第七傘歯車５６を回転連動させることで、前記第八傘歯車５７と前記円盤６１が回転し、前記円盤６１はまた前記ヒンジ連結棒６５により前記第九回転軸６６を動かし、すなわち前記円盤６１が前記ヒンジ連結棒６５により前記第二スライドブロック７１を前後に一回スライドさせ、前記第二スライドブロック７１が後方にスライドすると、前記挟持棒６７が前記第二スライド空間６２の中に入り、この時二つの前記挟持棒６７が互いに近付き、前記挟持棒６７における粘着膜がプラスチックパッケージの外表面と接触した後、前記第二スライドブロック７１が前方にスライドし、前記挟持棒６７が前記ねじりばね７０のトーションにより初期位置に戻り、この時二つの前記挟持棒６７が互いに離れ、粘着膜がプラスチックパッケージの両側端面にくっついて左右に引っ張ることで、プラスチックパッケージが上方に開いた開口になると同時に、前記第二主動軸７２が前記第六傘歯車７３を回転連動させ、前記第六傘歯車７３が前記第五傘歯車１２と前記ボルト１３とを回転連動させ、前記ボルト１３が前記雌ネジ１７により前記第一スライドブロック１６を下方にスライド連動させ、前記第一スライドブロック１６が下方にスライドした後、前記第二固定ブロック１８がプラスチックパッケージの内部に延び込むと同時に、前記摩擦輪７４が前記第一スライド空間１４の前後端壁と摩擦し、前記摩擦輪７４が前記第五プーリ７６を回転連動させ、前記第五プーリ７６が前記第三ベルト７７により前記第六プーリ８０と前記ブレード８１とを回転連動させ、前記ブレード８１が回転して前後方向でプラスチックパッケージを切断でき、この時プラスチックパッケージが切断されて左右に延びたプラスチック薄膜になり、そして前記第二モータ５９が前記第三主動軸５８と前記第二主動軸７５とを反転連動させ、前記切断機構９９が初期状態に戻って次の切断を行う。

設備全体の機械動作の順番：
１．まず使用者は手動でプラスチックパッケージをきちんと前記装着溝４１の中に挿入し、この時プラスチックパッケージが前記第一固定ブロック４０の中に固定され、そして本願発明が通電し、前記レザーセンサ１５と前記第一モータ８６とが通電して起動する。
２．前記第一モータ８６が通電して起動した後、前記第一モータ８６が前記第一固定ブロック４０を回転連動させ、前記第一固定ブロック４０が前記第四プーリ８５と前記第二プーリ３９を回転連動させ、前記第二プーリ３９が前記第一ベルト２１により前記第一固定ブロック４０を運動連動させてプラスチックパッケージを運ぶ。
３．前記第二プーリ３９が前記第一ベルト２１により前記第一固定ブロック４０を運動連動させてプラスチックパッケージを運ぶ同時に、前記第四プーリ８５が前記第二ベルト８７により前記第三プーリ８８を回転連動させ、前記第三プーリ８８が前記第三傘歯車９０を回転連動させ、前記第三傘歯車９０が前記第一傘歯車３６を回転連動させ、前記第一傘歯車３６が前記第二傘歯車３５と前記ファン３３とを回転連動させ、前記ファン３３が回転した後に前記運び空間２０の中で上昇気流を生じ、前記装着溝４１の中のプラスチックパッケージが気流の作用により鉛直状態を保持し、後続の切断に便利を与え、本願発明により形成したプラスチック薄膜はしわが少なく、回収時に重なるのも少なく、プラスチックから形成したプラスチック円筒がぴったりとなり、占用空間が小さい。
４．そして、前記レザーセンサ１５は前記第一固定ブロック４０が前記作動空間４２の中に入ったと検測すると、前記レザーセンサ１５が前記第一モータ８６を停電させて第二モータ５９に通電させて起動させ、前記第一モータ８６が停電した後、前記回収機構９７作動を停止すると同時に前記運び機構９８が作動し始める。
５．前記運び機構９８が作動し始めると同時に、前記第一固定ブロック４０が前記第一ベルト２１の移動の慣性により前記第一スライド空間１４の真っ下に位置し、その後前記第二モータ５９が起動して前記第二主動軸７２と前記第三主動軸５８とを連動させて正反転させ、前記第二主動軸７２と前記第三主動軸５８が正転する時、前記第三主動軸５８が前記第七傘歯車５６を回転連動させることで、前記第八傘歯車５７と前記円盤６１が回転し、前記円盤６１はまた前記ヒンジ連結棒６５により前記第九回転軸６６を動かし、すなわち前記円盤６１が前記ヒンジ連結棒６５により前記第二スライドブロック７１を前後に一回スライドさせ、前記第二スライドブロック７１が後方にスライドすると、前記挟持棒６７が前記第二スライド空間６２の中に入り、この時二つの前記挟持棒６７が互いに近付き、前記挟持棒６７における粘着膜がプラスチックパッケージの外表面と接触した後、前記第二スライドブロック７１が前方にスライドし、前記挟持棒６７が前記ねじりばね７０のトーションにより初期位置に戻り、この時二つの前記挟持棒６７が互いに離れ、粘着膜がプラスチックパッケージの両側端面にくっついて左右に引っ張ることで、プラスチックパッケージが上方に開いた開口になる。
６．プラスチックパッケージが上方に開いた開口になると同時に、前記第二主動軸７２が前記第六傘歯車７３を回転連動させ、前記第六傘歯車７３が前記第五傘歯車１２と前記ボルト１３とを回転連動させ、前記ボルト１３が前記雌ネジ１７により前記第一スライドブロック１６を下方にスライド連動させ、前記第一スライドブロック１６が下方にスライドした後、前記第二固定ブロック１８がプラスチックパッケージの内部に延び込むと同時に、前記摩擦輪７４が前記第一スライド空間１４の前後端壁と摩擦し、前記摩擦輪７４が前記第五プーリ７６を回転連動させ、前記第五プーリ７６が前記第三ベルト７７により前記第六プーリ８０と前記ブレード８１とを回転連動させ、前記ブレード８１が回転して前後方向でプラスチックパッケージを切断でき、この時プラスチックパッケージが切断されて左右に延びたプラスチック薄膜になり、そして前記第二モータ５９が前記第三主動軸５８と前記第二主動軸７５とを反転連動させ、前記切断機構９９が初期状態に戻って次の切断を行い、本願発明は反応が素早く、自動化程度が高い上に、操作が簡単で、連続に切断でき、生産効率が高い。
７．前記切断機構９９は切断を終えた後、前記第一モータ８６が再び通電し、前記第二モータ５９が停電し、この時前記切断機構９９が作動を止め、前記運び機構９８と前記回収機構９７とが再び作動すると、前記運び機構９８が次のプラスチックパッケージを装着した前記第一固定ブロック４０を運ぶと同時に、前記運び機構９８の作動により前記第一プーリ２２が前記第一円形歯車９２の回転を連動させ、前記第一円形歯車９２が前記第二円形歯車９３を回転連動させ、前記第二円形歯車９３が前記ローリング輪２４を回転連動させる。
８．前記第二円形歯車９３が前記ローリング輪２４を回転連動させると同時に、前記カム２９が前記第四傘歯車３７に連動して回転することで、前記スライド棒２８が上下にスライドするに従い、前記ブラシ２７が上下にスライドし、前記ブラシ２７が上方にスライドする時、前記ブラシ２７が前記ローリング輪２４と接触しかつ前記ローリング輪２４の外表面に膠を塗り、前記ブラシ２７が下方にスライドする時、前記ブラシ２７が膠の中に浸って次の膠の塗装を待ち、膠を塗った前記ローリング輪２４が回転してプラスチック薄膜と接触し、すなわちプラスチック薄膜が前記ローリング輪２４で転んでプラスチック円筒になればプラスチックパッケージの回収が完了し、前記ローリング輪２４に巻き付いたプラスチックが多くなると、前記ローリング輪２４で形成したプラスチック円筒を取外すればいい。本願発明装置は操作が簡単で理解しやすく、回収効率が高い。

以上に述べたのはただ本実用新型のより良い実施例で、本実用新型を限定することに使わないである。本実用新型の意義と原則のもとで行う全ての修正、同等の入れ替えと改善などは本実用新型の保護範囲に含まれる。

Claims

プラスチックパッケージ用の回収型展開機であって、ベースを含み、前記ベースの中には上方かつ前方に開口した運び空間が設置され、前記ベースの頂面には本体が固定的に設置され、前記本体の中には下方かつ左方に開口した作動空間が設置され、前記本体の左端面にはレザーセンサが固定的に設置され、
前記運び空間の底壁の中には第一伝動空間が設置され、前記第一伝動空間と前記運び空間との間にはプラスチックパッケージを運ぶ運び機構が設置され、前記運び機構は前記運び空間を含み、前記運び空間の後側端壁の中には第二伝動空間が設置され、前記第二伝動空間の左端壁の中には第三伝動空間が設置され、前記第三伝動空間と前記運び空間との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記運び空間の中の前記第一回転軸には第一プーリが固定的に設置され、前記第二伝動空間の後側端壁の中には前記レザーセンサと通電可能に連結された第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの前端には前記運び空間の中に延びた第一固定ブロックが伝動可能に連結され、前記運び空間の中の前記第一固定ブロックには第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記第一ベルトの外表面には第一固定ブロックが固定的に設置され、前記第一固定ブロックの中には上方に開口した装着溝が形成され、プラスチックパッケージはきちんと前記装着溝の中に挿入されることができ、
前記第一伝動空間の左側端壁の中には液体溝が形成され、前記液体溝の中には膠があり、前記第三伝動空間と前記運び空間との間には前記第一回転軸の下方に位置する第二回転軸が回転可能に設置され、前記運び空間の中の前記第二回転軸にはローリング輪が固定的に設置され、前記ローリング輪と前記液体溝との間には回収機構が設置され、前記回収機構は前記ローリング輪に膠を塗ったあと、膠の付いたローリング輪に切断後のプラスチックパケージを回収させ、
前記切断機構は、前記作動空間を含み、前記作動空間の頂壁には第一スライド空間が連通するように設置され、前記作動空間の後側端壁には第二スライド空間が連通するように設置され、前記第二スライド空間と前記第一スライド空間との間にはプラスチックパッケージを開いて左右に延びたプラスチック薄膜に切断する切断機構が設置され、前記第二スライド空間の中には挟持棒が設置され、前記挟持棒には粘着膜が設置され、前記第一スライド空間の中には第一スライドブロックがスライド可能に設置され、前記第一スライドブロックの底面には第二固定ブロックが固定的に設置され、前記第二固定ブロックの中にはブレードが設置され、前記切断機構が作動する時、前記挟持棒が互いに近づいてから互いに離れ、すなわち前記挟持棒における粘着膜でプラスチックパッケージをくっつけた後にプラスチックパッケージを上方に開いた開口に左右へ引っ張り、そして前記第二固定ブロックがプラスチックパッケージの内部に伸びると同時に、前記ブレードが旋転してプラスチックパッケージを左右に延びたプラスチック薄膜になるように切断することを特徴とするプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記運び機構は、前記第一伝動空間を含み、前記第一伝動空間の右端壁の中には第四伝動空間が設置され、前記液体溝の底壁には上下に貫通したスライド溝が形成され、前記スライド溝と前記第四伝動空間との間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第一伝動空間の中の前記第三回転軸には第一傘歯車が固定的に設置され、前記第一伝動空間と前記運び空間との間には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第一伝動空間の中の前記第四回転軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記運び空間の中の前記第四回転軸にはファンが固定的に設置されていることを特徴とする請求項１に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記第四伝動空間と前記第二伝動空間との間には第五回転軸が回転可能に設置され、前記第四伝動空間の中の前記第五回転軸には第三傘歯車が固定的に設置され、前記第四伝動空間の中の前記第三回転軸には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記第二伝動空間の中の前記第五回転軸には第三プーリが固定的に設置され、前記第二伝動空間の中の第一固定ブロックには第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリと前記第三プーリとの間には第二ベルトが伝動可能に連結されていることを特徴とする請求項２に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記回収機構は、前記第三伝動空間を含み、前記第三伝動空間の中の前記第一回転軸には第一円形歯車が固定的に設置され、前記第三伝動空間の中の前記第二回転軸には前記第一円形歯車と噛み合った第二円形歯車が固定的に設置されていることを特徴とする請求項１に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記スライド溝の中には前記液体溝の中に延びたスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の頂端には前記ローリング輪と接触したブラシが固定的に設置され、前記スライド溝の中の前記第三回転軸には前記スライド棒の底面と当接したカムが固定的に設置されていることを特徴とする請求項４に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記切断機構は、前記第一スライド空間を含み、前記第一スライド空間の頂壁の中には第五伝動空間が設置され、前記第五伝動空間と前記第一スライド空間との間にはボルトが回転可能に設置され、前記第一スライドブロックの中には前記ボルトと噛み合った雌ネジが設置され、前記雌ネジの前後端壁の中には外部に開口した第六伝動空間が設置され、前記第六伝動空間の中には左右に延びた第六回転軸が回転可能に設置され、前記第六回転軸には、前記第一スライド空間の前後端壁と摩擦接触する摩擦輪と、前記摩擦輪の前側に位置する第五プーリとが固定的に設置され、前記第二固定ブロックには外部に開口した第七伝動空間が前後対称に設置され、前記第七伝動空間の中には左右に延びた第七回転軸が回転可能に設置され、前記第七回転軸には第六プーリと、前記第六プーリの前側に位置する前記ブレードとが固定的に設置され、前記第六プーリと前記第五プーリとの間には第三ベルトが伝動可能に連結され、前記第五伝動空間の中の前記ボルトには第五傘歯車が固定的に設置されていることを特徴とする請求項１に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。
前記第二スライド空間の頂壁の中には第八伝動空間が設置され、前記第八伝動空間と前記第五伝動空間との間の端壁の中には前記レザーセンサと通電可能に連結された第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの前端には前記第五伝動空間の中に延びた第二主動軸が伝動可能に連結され、前記第二主動軸には前記第五傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定的に設置され、前記第二モータの後端には前記第八伝動空間の中に延びた第三主動軸が伝動可能に連結され、前記第三主動軸には第七傘歯車が固定的に設置され、前記第八伝動空間と前記第二スライド空間との間には第八回転軸が回転可能に設置され、前記第八伝動空間の中の前記第八回転軸には前記第七傘歯車と噛み合った第八傘歯車が固定的に設置され、前記第二スライド空間の中の前記第八回転軸には円盤が固定的に設置され、前記円盤の底面には固定棒が固定的に設置され、前記第二スライド空間の中には前後にスライドできる第二スライドブロックが設置され、前記第二スライドブロックの中には後方に開口した第一凹み溝が形成され、前記第一凹み溝の中には上下に延びた第九回転軸が回転可能に設置され、前記第九回転軸と前記固定棒との間にはヒンジ連結棒がヒンジで連結され、前記第一凹み溝の前側端壁の中には前方に開口した第二凹み溝が形成され、前記第二凹み溝の中には上下に延びた第十回転軸が回転可能に設置され、前記第十回転軸には前記挟持棒が上下対称に回転可能に設置され、前記挟持棒と前記第二凹み溝の端壁との間にはねじりばねが連結されていることを特徴とする請求項６に記載のプラスチックパッケージ用の回収型展開機。