JP2021022810A - 符号化装置、再生装置、作成装置、再生システム、符号化方法、再生方法、作成方法、および、プログラム - Google Patents

符号化装置、再生装置、作成装置、再生システム、符号化方法、再生方法、作成方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な動画の処理を可能にする符号化装置などを提供する。【解決手段】符号化装置10は、動画を構成する複数のフレームを順次に取得する取得部11と、取得部11が取得した複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームをフレーム内符号化し、取得部11が取得した複数のフレームのうちの第一フレーム以外の第二フレームをフレーム間符号化する符号化部12と、処理装置と通信する通信IF13と、所定間隔を示す間隔情報を処理装置に送信するとともに、符号化部12が符号化した複数のフレームを処理装置に順次に送信する制御部14とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、符号化装置、再生装置、作成装置、再生システム、符号化方法、再生方法、作成方法、および、プログラムに関する。
コンピュータによる動画の配信または蓄積をするシステムが利用されている。
このようなシステムでは、動画のデータ量を削減するためにMPEG−1、MPEG−2、MPEG−4、H.264等の画像符号化技術が用いられている。これらの画像符号化技術では、画質の維持とデータ量の削減との両立のため、フレーム内符号化及びフレーム間符号化を利用して符号化フレームを生成する。
特許文献1は、フレーム内符号化及びフレーム間符号化を利用した符号化方法において、フレーム内符号化されたフレームが記録された、記憶装置上の位置を利用して、フレーム内符号化フレームの探索を行う技術を開示している。
特許第2773594号公報
フレーム内符号化及びフレーム間符号化を利用して動画を配信する場合、動画を受信して処理する装置において、動画を構成する各フレームがフレーム内符号化されたフレームであるのか、又は、フレーム間符号化されたフレームであるのかが不明であると、適切な処理がなされないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、適切な動画の処理を可能にする符号化装置などを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る符号化装置は、動画を構成する複数のフレームを順次に取得する取得部と、前記取得部が取得した前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームをフレーム内符号化し、前記取得部が取得した前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームをフレーム間符号化する符号化部と、処理装置と通信する通信インタフェースと、前記所定間隔を示す間隔情報を前記処理装置に送信するとともに、前記符号化部が符号化した前記複数のフレームを前記処理装置に順次に送信する制御部とを備える。
これによれば、符号化装置は、複数のフレームとともに、フレーム内符号化フレームの間隔情報を処理装置に提供する。間隔情報を受信した処理装置は、受信した間隔情報を利用して、符号化装置から受信する複数のフレームのうちのどのフレームがフレーム内符号化フレームであるのかを特定し、その特定したフレーム内符号化フレームを利用した当該動画の処理(具体的には、再生処理又はファイル作成処理など)を実行することができる。このように、符号化装置は、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、前記制御部は、前記通信インタフェースが前記処理装置と行う通信の品質を示す品質情報を取得し、取得した前記品質情報が示す前記品質に応じて、前記符号化部が前記第一フレームをフレーム内符号化するフレーム間隔を変更してもよい。
これによれば、符号化装置は、符号化装置と処理装置との間の通信の品質に応じて、異なるフレーム間隔でフレーム内符号化フレームが挿入された複数のフレームを送信する。一般にフレーム内符号化フレームのフレーム間隔が小さいほど、ロスに対する耐性が高いメリットがある一方、通信データ量が大きくなるデメリットがある。また、帯域がより大きな通信路では、フレーム内符号化フレームを多くして通信データ量を大きくすることが許容され得る。また、動画の種別によって、ロスがある程度許容され得る。そこで、通信品質に応じてフレーム内符号化するフレーム間隔を変更することによって、通信データ量を適切に維持しながら、生じ得るロスの影響を抑制することができる。よって、符号化装置は、通信品質を考慮し通信データ量を適切な量に維持しながら、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、前記制御部は、取得した前記品質情報が示す前記品質が高いほど、前記フレーム間隔をより大きな値に変更してもよい。
これによれば、符号化装置は、符号化装置と処理装置との間の通信の品質が高いほど、より大きなフレーム間隔でフレーム内符号化フレームが挿入された複数のフレームを送信する。通信品質が比較的低い場合、比較的高い確率でフレームのロスが生じ得る。よって、符号化装置は、通信品質を考慮し通信データ量を適切な量に維持しながら、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、本発明の一態様に係る再生装置は、表示部と、動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームを、符号化装置から受信し、受信した前記複数のフレームを復号して前記動画を前記表示部に再生させる復号部と、前記複数のフレームのうち前記第一フレームの間隔を示す間隔情報を前記符号化装置から受信し、受信した前記間隔情報に基づく画像を、再生中の前記動画とともに前記表示部に表示させる制御部とを備える。
これによれば、再生装置は、符号化装置から受信した複数のフレームに基づく動画と、その動画におけるフレーム内符号化フレームの間隔に基づく画像とを表示する。このような表示を視認したユーザは、動画だけでなく、フレーム内符号化フレームの間隔を知ることができるので、動画の再生開始位置を決めるときに、その再生に比較的長い時間を要するケースを回避できる。よって、処理装置としての再生装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、前記制御部は、再生中の前記動画とともに、前記動画内における再生時間位置を示すバーを前記表示部に表示させ、前記バーにおける、前記動画に含まれる前記第一フレームの時間位置を前記間隔情報を用いて特定し、特定した、前記バーにおける前記第一フレームの時間位置を示す図形を、前記表示部に表示させてもよい。
これによれば、再生装置は、フレーム内符号化フレームの間隔に基づいて、動画内の再生時間位置を示すバー(いわゆるシークバー)上にフレーム内符号化フレームの動画における位置を表示する。ユーザは、シークバー上におけるフレーム内符号化フレームの位置を知ることができる。ここで、フレーム内符号化フレームでないフレーム(つまりフレーム間符号化フレーム)から再生を開始するときには、そのフレームより前の最新のフレーム内符号化フレームから当該フレームまでのフレームの復号処理をしなければならないので、その復号処理のための時間を要する。一方、フレーム内符号化フレームから再生を開始するときには、当該フレームの復号処理をするだけで済むので、その復号処理に要する時間は比較的短い。よって、ユーザがフレーム内符号化フレームから再生開始するよう操作を促すことによって、処理装置としての再生装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、前記制御部は、前記複数のフレームのうち第二フレームのロスを検出した場合には、前記間隔情報を用いて、前記ロスが検出された前記第二フレームより後の最初の第一フレームを受信するタイミングを特定し、前記ロスを検出してから前記タイミングが到来するまでの間、前記復号部による復号を禁止させてもよい。
これによれば、再生装置は、フレーム間符号化フレームのロスが検出された場合に、このロスによって復号が不可能になるフレーム間符号化フレームの復号処理を禁止する。よって、処理装置としての再生装置は、フレームの復号処理に係る処理量を削減することによって、適切な動画の処理を行い得る。
また、本発明の一態様に係る作成装置は、(a)動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームと、前記複数のフレームのうちフレーム内符号化されたフレームの間隔を示す間隔情報とを、符号化装置から受信し、(b)受信した前記間隔情報を用いて、受信した前記複数のフレームのうちフレーム間符号化されたフレームを特定する、特定部と、前記複数のフレームのうち、前記特定部が特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて動画ファイルを作成する作成部とを備える。
これによれば、作成装置は、符号化装置から受信した複数のフレームのうちの一部を用いて動画ファイルを作成するので、上記一部を用いる場合と比較して、作成する動画ファイルのサイズを削減することができる。また、上記のファイルの作成の際に、仮にフレーム内符号化フレームを含めずに動画ファイルを作成すると、上記フレーム内符号化を参照して符号化されたフレーム間符号化フレームの復号が不可能になる。そこで、上記複数のフレームに含まれるすべてのフレーム内符号化フレームを用いて動画ファイルを作成することで、上記のように復号が不可能になるフレームの発生を回避できる。よって、処理装置としての作成装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、前記作成部は、前記複数のフレームのうち、前記特定部が特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて、所定の上限値以下のフレームレートを有する前記動画ファイルを作成してもよい。
これによれば、作成装置は、作成される動画ファイルのフレームレートが上限値を超えないように、動画ファイルに追加するフレームを決定する。これにより、作成する動画ファイルのサイズを削減することができる。よって、処理装置としての作成装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、本発明の一態様に係る再生システムは、上記の符号化装置と、前記符号化装置から前記間隔情報と前記複数のフレームとを受信する、上記の再生装置とを備える。
これによれば、上記再生装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る符号化方法は、動画を構成する複数のフレームを順次に取得する取得ステップと、取得ステップで取得した前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームをフレーム内符号化し、前記取得ステップで取得した前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームをフレーム間符号化する符号化ステップと、前記所定間隔を示す間隔情報を処理装置に送信するとともに、前記符号化ステップで符号化した前記複数のフレームを前記処理装置に送信する制御ステップとを含む。
これによれば、上記符号化装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る再生方法は、動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームを、符号化装置から受信し、受信した前記複数のフレームを復号して前記動画を表示部に再生させる復号ステップと、前記複数のフレームのうち前記第一フレームの間隔を示す間隔情報を前記符号化装置から受信し、受信した前記間隔情報に基づく画像を、再生中の前記動画とともに前記表示部に表示させる制御ステップとを含む。
これによれば、上記再生装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、上記の再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これによれば、上記再生装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る作成方法は、動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームと、前記複数のフレームのうちフレーム内符号化されたフレームの間隔を示す間隔情報とを、符号化装置から受信する受信ステップと、受信した前記間隔情報を用いて、受信した前記複数のフレームのうちフレーム間符号化されたフレームを特定する特定ステップと、前記複数のフレームのうち、前記特定ステップで特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて動画ファイルを作成する作成ステップとを含む。
これによれば、上記作成装置と同様の効果を奏する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラムは、上記の処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これによれば、上記通信端末と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明により、符号化装置は、適切な動画の処理を可能にする。
図1は、実施の形態に係るシステム全体の構成と、符号化装置の機能ブロックとを模式的に示す説明図である。 図2は、実施の形態に係る再生装置の構成を示す説明図である。 図3は、実施の形態に係る、表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。 図4は、実施の形態に係る符号化装置の処理を示すフロー図である。 図5は、実施の形態に係る表示装置の処理を示すフロー図である。 図6は、実施の形態の制御部が復号部による復号処理の実行可否を制御する処理を示すフロー図である。 図7は、実施の形態の制御部が復号部による復号処理を制御する処理を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態の変形例に係る作成装置の構成を示す説明図である。 図9は、実施の形態の変形例に係る特定部及び作成部がフレーム対して行う処理を示す説明図である。 図10は、実施の形態の変形例に係る作成装置の処理を示すフロー図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
本実施の形態において、適切な動画の処理を可能にする符号化装置などについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る再生システム1の全体の構成と、符号化装置10の機能ブロックとを模式的に示す説明図である。
図1に示されるように、再生システム1は、カメラ5と、符号化装置10と、再生装置20とを備える。符号化装置10と再生装置20とは、ネットワークNを介して接続されている。
カメラ5は、周囲を撮影し、画像データであるフレームを生成する撮像装置である。カメラ5は、撮影によって生成したフレームを符号化装置10に提供する。カメラ5が撮影及びフレームの生成を行う速度は、例えば、30fps(frame per second)であり、この場合を例として説明するが、これに限定されない。
符号化装置10は、カメラ5が生成したフレームを取得し、取得したフレームを符号化し、ネットワークNを介して再生装置20に送信する符号化装置である。符号化装置10は、ネットワークNを介した通信の通信量を抑制すべく、フレーム内符号化及びフレーム間符号化を用いてフレームを符号化する。また、符号化装置10は、フレーム内符号化フレームの間隔を示す間隔情報を再生装置20に送信する。符号化装置10の処理については、後でさらに詳しく説明する。
再生装置20は、符号化装置10から符号化されたフレームを受信し、受信したフレームを復号して動画を再生する再生装置である。再生装置20は、受信したフレームを復号することで動画を再生する。また、再生装置20は、符号化装置10が送信する間隔情報を受信し、フレームの再生に利用する。なお、再生装置20は、動画を処理する処理装置の一例である。
符号化装置10についてより詳しく説明する。
図1に示されるように、符号化装置10は、取得部11と、符号化部12と、通信IF(インタフェース)13と、制御部14とを備える。符号化装置10が備える上記の機能部は、プロセッサが所定のプログラムを実行することで実現され得る。
取得部11は、動画を構成する複数のフレームを順次に取得する処理部である。取得部11は、カメラ5に接続されており、その接続を通じてカメラ5から複数のフレームを順次に取得する。なお、取得部11とカメラ5との接続は、有線(つまりケーブル)であってもよいし無線であってもよい。
符号化部12は、取得部11が取得したフレームを符号化する処理部である。符号化部12は、取得部11が取得した複数のフレームのうち所定間隔のフレーム(第一フレームに相当)をフレーム内符号化し、取得部11が取得した複数のフレームのうちの第一フレーム以外のフレーム(第二フレームに相当)をフレーム間符号化する。なお、上記所定間隔は、例えば、30フレームであり、この値を間隔値ともいう。また、フレーム内符号化とは、当該フレーム内の情報のみを用いる符号化である。フレーム間符号化とは、当該フレームより前のフレームを参照し、その参照しているフレームと符号化対象フレームとの差分を含む情報を用いる符号化である。符号化部12によってフレーム内符号化されたフレームをフレーム内符号化フレーム(MPEG−1などの規格におけるIフレーム又はキーフレームに相当)ともいい、フレーム間符号化されたフレームをフレーム間符号化フレーム(MPEG−1などの規格におけるPフレーム又はBフレーム)ともいう。
通信IF13は、処理装置の一例である再生装置20と通信する通信インタフェース装置である。通信IF13は、所定の通信規格でネットワークNを介して再生装置20と通信可能に接続されている。通信規格は、IEEE802.11a、b、g、nなどの無線通信の通信規格であってもよいし、IEEE802.3などの有線通信の通信規格であってもよい。また、ネットワークNは、企業又は工場内のLAN(Local Area Network)、携帯電話のキャリアネットワーク、インターネットなどを含み得る。
制御部14は、再生装置20への情報又はデータの送信を制御する処理部である。制御部14は、通信IF13によって再生装置20から動画の取得要求(単に要求ともいう)を受信した場合に、間隔情報を再生装置20に送信する。ここで、間隔情報は、符号化部12がフレーム内符号化するフレームの間隔を示す情報である間隔値である。また、制御部14は、要求を受信した場合、符号化部12が符号化した複数のフレームを順次に再生装置20に送信する。
ここで、制御部14は、通信IF13が行う通信の品質を示す品質情報を取得し、取得した品質情報が示す品質に応じて、符号化部12がフレームをフレーム内符号化するフレーム間隔を変更することもできる。ここで、通信の品質を示す品質情報とは、例えば、通信におけるロス率が低いほど品質が高いことを示す情報、又は、通信における遅延が小さいほど品質が高いことを示す情報などを採用し得る。なお、通信IF13が行う通信の品質が時間とともに変化する場合、取得される品質情報も変化するので、その品質の変化に応じて、符号化部12がフレームをフレーム内符号化するフレーム間隔を動的に変更することもできる。なお、上記のように符号化部12がフレームをフレーム内符号化するフレーム間隔を変更した場合、その後に、変更後のフレーム間隔を示す間隔情報(つまり間隔値)を再生装置20に送信してもよい。
さらに、制御部14は、取得した品質情報が示す品質が高いほど、上記フレーム間隔をより長い値に変更してもよい。品質が比較的高い場合、フレーム内符号化フレームの間隔を長く、つまり、フレーム内符号化フレームの個数を少なくしても、再生される動画の品質を高く維持できるので、フレーム間隔をより長くすることによって通信量を少なく抑えるためである。
図2は、本実施の形態に係る再生装置20の構成を示す説明図である。
図2に示されるように、再生装置20は、通信IF21と、復号部22と、表示部23と、制御部24とを備える。再生装置20が備える上記の機能部は、プロセッサが所定のプログラムを実行することで実現され得る。
通信IF21は、符号化装置10と通信する通信インタフェース装置である。通信IF21は、所定の通信規格でネットワークNを介して符号化装置10と通信可能に接続されている。通信規格については、通信IF13の説明と同様である。
復号部22は、通信IF21を介して符号化装置10から受信するフレームを復号し、動画を表示部23に再生させる処理部である。復号部22は、動画を構成する複数のフレームであって、複数のフレームのうち所定間隔のフレーム(第一フレームに相当)がフレーム内符号化されていて、複数のフレームのうちの第一フレーム以外のフレーム(第二フレームに相当)がフレーム間符号化されている複数のフレームを、符号化装置10から受信し、受信した複数のフレームを復号して動画を表示部23に再生させる。また、復号部22が再生を開始する位置は、制御部24によって制御される。
復号部22によるフレームの復号において、フレーム内符号化フレームは、当該フレーム単体での復号が可能である。一方、フレーム間符号化フレームは、当該フレームより前の最新のフレーム内符号化フレームまでさかのぼり、そのフレーム内符号化フレームから当該フレームまでのフレーム間符号化フレームを順に復号することにより、復号可能である。そのため、フレーム内符号化フレームから再生を開始する場合には比較的短時間での再生開始が可能である一方、フレーム間符号化フレームから再生を開始する場合には再生開始までに要する時間が比較的長い。そして、再生開始の対象のフレーム間符号化フレームとそれより前の最新のフレーム内符号化フレームとの時間差が大きいほど、その再生開始までに要する時間が長い。
なお、復号部22は、フレーム間符号化フレームのロスを検出した場合には、制御部24による制御の下で一定期間、フレームの復号を禁止してもよい。具体的には、制御部24は、複数のフレームのうちフレーム間符号化フレームのロスを検出した場合には、間隔情報を用いて、ロスが検出されたフレーム間符号化フレームより後の最初のフレーム内符号化フレームを受信するタイミングを特定する。そして、制御部24は、上記ロスを検出してから上記タイミングが到来するまでの間、復号部22による復号を禁止させる。このようにすることで、再生装置20は、ロスが検出されたフレーム間符号化フレームより後の1以上のフレーム間符号化フレームであって、特定したフレーム内符号化フレームより前の1以上のフレーム間符号化フレームの、復号部22による復号を禁止することができる。
表示部23は、画像を表示する表示装置である。表示部23による画像の表示は、制御部24により制御される。表示部23は、例えば、液晶ディスプレイパネル又は有機EL(Electroluminescence)パネルなどである。
制御部24は、復号部22による復号と、表示部23による表示とを制御する処理部である。制御部24は、複数のフレームのうち第一フレームの間隔を示す間隔情報を符号化装置10から受信し、受信した間隔情報に基づく画像を、再生中の動画とともに表示部23に表示させる。制御部24は、再生中の動画とともに、この動画内における再生位置を示すバー、いわゆるシークバーを表示部23に表示させる。シークバーは、動画の再生位置を示している。なお、シークバーについては、図3で詳細に説明する。また、再生位置を、再生時間位置ともいう。
また、制御部24は、動画の再生位置を変更するための、シークバーに対する操作をユーザインタフェース(具体的にはタッチパネル又はマウス等)を介してユーザから受ける。制御部24は、上記操作を受けると、その操作を受けたシークバー上の位置に相当する再生位置から動画の再生を開始する。
制御部24は、シークバーにおける、動画に含まれるフレーム内符号化フレームの位置(時間位置ともいう)を間隔情報を用いて特定し、その特定した位置を示す図形を表示部23に表示させる。表示された図形を視認したユーザは、シークバーに対する操作によって、動画内の所望の位置から動画の再生を開始させようとするとき、上記図形の位置から再生を開始させれば比較的短時間で動画の表示がなされる、ということを認識することができる。
なお、制御部24は、予め符号化装置10に動画の要求を送信してもよい。その場合、符号化装置10が要求を受信したことに応じて送信する複数のフレームと間隔情報とを、それぞれ、復号部22と制御部24とが受信する。
図3は、本実施の形態に係る表示部23に表示される画像の一例を示す説明図である。
図3に示される表示部23に表示される画像は、コンテンツ30と、シークバー35と、図形36とを含む。
コンテンツ30は、符号化装置10から受信した複数のフレームによって構成される動画のコンテンツである。
シークバー35は、動画内における再生位置を示すバーである。シークバー35の左端は、動画の最初の位置に対応付けられており、シークバー35の右端は、動画の最後の位置に対応付けられている。そして、シークバー35の左端と右端との間の各位置は、右に進むほど動画内における再生時刻が遅い再生位置に対応付けられている。なお、シークバー35は、一般に、図3のような直線状の形状をしているが、形状はこれに限定されず、曲線状などであってもよい。また動画内の再生位置は、右に進むほど再生時刻が遅い位置を示しているが、これに限られない。
図形36は、シークバー35上においてフレーム内符号化フレームの位置を示す図形である。具体的には、図形36のうちの図形36Aは、動画の最初の位置を示している。動画の最初には必ずフレーム内符号化フレームが位置しているからである。
また、図形36Bは、動画の最初の位置から、間隔情報により示されるフレーム内符号化フレームの間隔を進めた位置を示している。図形36Cは、図形36Bが示す位置から、さらに上記間隔を進めた位置を示している。その後も同様である。なお、図形36の形状が長方形である場合を図示しているが、その形状は、三角形、円形、矢印又はその他の形状であってもよい。
図4は、本実施の形態に係る符号化装置10の処理を示すフロー図である。
図4に示されるように、ステップS101において、取得部11は、再生装置20から動画の要求を受信したか否かを判定する。要求を受信した場合(ステップS101でYes)にはステップS102に進み、そうでない場合(ステップS101でNo)には、ステップS101を再び実行する。つまり、取得部11は、要求を受信するまでステップS101で待機する。
ステップS102において、制御部14は、ステップS101で受信した要求に応じて、間隔情報を再生装置20に送信する。
ステップS103において、符号化部12は、フレームカウントを初期化し、例えばゼロとする。フレームカウントとは、フレーム1つずつに符号化処理順に対応付けられる連番である。
ステップS104において、符号化部12は、取得部11がカメラ5から取得したフレームを取得する。
ステップS105において、符号化部12は、フレームカウントの、間隔値による剰余(モジュロ)がゼロであるか否かを判定する。剰余がゼロである場合(ステップS105でYes)には、ステップS106に進み、そうでない場合(ステップS105でNo)には、ステップS107に進む。
ステップS106において、符号化部12は、ステップS104で取得したフレームをフレーム内符号化する。
ステップS107において、符号化部12は、ステップS104で取得したフレームをフレーム間符号化する。
ステップS108において、符号化部12は、ステップS106でフレーム内符号化したフレーム、又は、ステップS107でフレーム間符号化したフレームを再生装置20に送信する。
ステップS109において、符号化部12は、フレームカウントを1増加させて、ステップS104に処理を進める。
これにより、符号化装置10は、動画を構成する複数のフレームを、所定間隔でフレーム内符号化するとともに、その他のフレームをフレーム間符号化して、処理装置に順次に送信する。
図5は、本実施の形態に係る再生装置20の処理を示すフロー図である。
図5に示されるように、ステップS201において、制御部24は、通信IF21を介して符号化装置10に動画の要求を送信する。
ステップS202において、制御部24は、符号化装置10から間隔情報を受信したか否かを判定する。間隔情報を受信したと判定した場合(ステップS202でYes)には、ステップS203に進み、そうでない場合(ステップS202でNo)には、再びステップS202を実行する。つまり、制御部24は、間隔情報を受信するまでステップS202で待機する。
ステップS203において、制御部24は、ステップS202で受信した間隔情報に基づいて、フレーム内符号化フレームの再生が動画全体のうちのどの位置になるか、つまり動画全体のうちでのフレーム内符号化フレームの再生位置を特定し、その特定した位置をシークバー上に表示する。
ステップS204において、復号部22は、符号化装置10からフレームを受信したか否かを判定する。フレームを受信した場合には、ステップS205に進み、そうでない場合には、ステップS204を再び実行する。つまり、復号部22は、フレームを受信するまでステップS204で待機する。なお、所定時間待機してもフレームを受信しない場合には、フレームの受信についてタイムアウトが発生したと判定し、再びステップS204を実行してもよい。タイムアウトが発生した場合、そのことを示すエラーメッセージを出力するなどの所定のエラー処理を実行してもよい。
ステップS205において、復号部22は、ステップS205で受信したフレームを復号して、表示部23に動画を再生する。ステップS205を終えたら、ステップS204を実行する。
これにより、再生装置20は、符号化装置10から受信する複数のフレームに基づく動作を表示するとともに、その動画内におけるフレーム内符号化フレームの位置を表示する。
次に、復号部22がフレーム間符号化フレームのロスを検出した場合に、フレームの復号を禁止する処理について詳しく説明する。
図6は、本実施の形態の制御部24が復号部22による復号処理の実行可否を制御する処理を示すフロー図である。
図6に示されるように、ステップS221において、制御部24は、フレーム間符号化フレームのロスを検出したか否かを判定する。ロスを検出した場合には、ステップS222に進み、そうでない場合は、ステップS221を再び実行する。つまり、制御部24は、フレーム間符号化フレームのロスを検出するまで、ステップS221で待機する。
なお、ステップS221でフレーム間符号化フレームのロスを検出することは、次に受信すべきフレームがフレーム間符号化フレームであるときに、フレームの受信についてタイムアウトが発生した(図5のステップS204)ときに、なされ得る。
ステップS222において、制御部24は、復号部22による復号処理を停止させる。復号処理を停止させてから開始させる(後述するステップS225)までの間は、仮にフレームを通信IF21が受信した場合でも、復号部22は復号処理を行わない。
ステップS223において、制御部24は、次に受信するフレーム内符号化フレームと、その復号タイミングを特定する。具体的には、制御部24は、ロスが検出されたフレーム間符号化フレームより前のフレーム内符号化フレームの復号タイミングから、フレーム内符号化フレームのフレーム間隔に相当する時間を進めたタイミングを、次のフレーム内符号化フレームの復号タイミングとして特定する。
ステップS224において、制御部24は、ステップS223で特定したフレーム内符号化フレームの復号タイミングが到来したか否かを判定する。フレーム内符号化フレームの復号タイミングが到来したと判定した場合には、ステップS225に進み、そうでない場合には、ステップS224を再び実行する。つまり、制御部24は、フレーム内符号化フレームの復号タイミングが到来するまで、ステップS224で待機する。
ステップS225において、制御部24は、復号部22による復号処理を開始(つまり再開)させる。これにより、復号部22は、ステップS223で特定したフレーム内符号化フレームを復号し、その後のフレーム間符号化フレームを順次に復号する。その後、ステップS221の処理を実行する。
このようにして、制御部24は、復号部22による復号処理を停止させ、又は開始させる制御をする。
図7は、本実施の形態の制御部24が復号部22による復号処理を制御する処理を示すシーケンス図である。
図7に示されるように、再生装置20が符号化装置10に要求を送信し、その要求に応じて符号化装置10が、間隔情報とフレーム#1とを送信する。再生装置20は、送信されたフレーム#1に対して復号処理を行い、フレーム#1を再生する。
その後、符号化装置10は、複数のフレーム#2、#3、・・・、#10を順次に送信する。再生装置20は、上記複数のフレームを順次に受信し、復号処理を施して再生する。
ここで、符号化装置10が送信したフレーム#11が通信路において失われたとする。
再生装置20は、フレーム#11を受信してから所定のタイムアウト時間の間、フレーム#11の受信を待ち、その間にフレーム#11を受信できなかったことから、フレーム#11がロスしたことを検出し、言い換えれば、フレーム#11についてロスを検出する。このようなロスの検出を契機として、再生装置20の制御部24は、復号部22によるフレームの復号を停止させる(ステップS221、S222)。なお、所定のタイムアウト時間は、通信規格又は動画転送規格によって定められる値が採用されてもよいし、その他の任意の条件によって定められる値であってもよい。
次に、制御部24は、次のフレーム内符号化フレームをフレーム#31と特定する(ステップS223)。最初のフレーム内符号化フレーム(フレーム#1)から、フレーム内符号化フレームのフレーム間隔である30フレームを進めることで、上記のフレーム#31を特定できる。また、制御部24は、フレーム#1の受信タイミングから1秒後の時点を、フレーム#31の受信タイミングとして特定する。
その後、符号化装置10は、フレーム#12、#13、・・・、#30を順次に送信する。再生装置20は、復号処理を停止しているので、これらのフレームを受信したとしても復号処理を施さず、その結果、これらのフレームを再生しない。
フレーム#31の受信タイミングが到来すると、制御部24は、復号部22による復号処理を開始(つまり再開)させる。この後に再生装置20がフレーム#31を受信すると、フレーム#31に対して復号処理を行い、フレーム#31を再生する。
その後、符号化装置10は、複数のフレーム#32、#33、・・・を順次に送信する。再生装置20は、上記複数のフレームを順次に受信し、復号処理を施して再生する。
このようにすることで、フレーム間符号化フレームがロスしたことによって復号が不可能になるフレーム間符号化フレームの復号処理を行わない、つまり禁止することで、再生装置20の処理量の削減を図り、これにより適切な動画の処理を図ることができる。
(実施の形態の変形例)
本変形例において、上記実施の形態に示した再生システム1における再生装置20の代わりに、作成装置40が用いられる構成を説明する。なお、作成装置40は、処理装置の一例である。
本変形例に係る再生システム1の全体的な構成は、図1における再生装置20を作成装置40としたものに相当する(不図示)。
図8は、本変形例に係る作成装置40の構成を示す説明図である。
図8に示されるように、作成装置40は、通信IF41と、特定部42と、作成部43とを備える。作成装置40が備える上記の機能部は、プロセッサが所定のプログラムを実行することで実現され得る。
通信IF41は、符号化装置10と通信する通信インタフェース装置である。通信IF41は、所定の通信規格でネットワークNを介して符号化装置10と通信可能に接続されている。通信規格については、通信IF13の説明と同様である。
特定部42は、符号化装置10から受信した複数のフレームが、それぞれフレーム内符号化されたフレームであるか、又は、フレーム間符号化されたフレームであるかを特定する。
具体的には、特定部42は、動画を構成する複数のフレームであって、当該複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、当該複数のフレームのうちの第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームと、複数のフレームのうちフレーム内符号化されたフレームの間隔を示す間隔情報とを、符号化装置10から受信する。そして、特定部42は、受信した間隔情報を用いて、受信した複数のフレームのうちフレーム間符号化されたフレームを特定する。
作成部43は、上記複数のフレームのうち、特定部42が特定したフレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて動画ファイルを作成する。作成部43は、動画ファイルの作成の際には、符号化装置10から受信した複数のフレームを順次に動画ファイルに追加していく。このとき、作成部43は、複数のフレームのうち、特定部42が特定したフレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて、所定の上限値以下のフレームレートを有する上記動画ファイルを作成する。所定の上限値は、例えば15fps又は20fps等である。所定の上限値が15fpsである場合、作成部43は、符号化装置10が送信したフレームレートが30fpsである動画ファイルを構成する複数のフレームのうちの1以上のフレームを用いて、15fpsである上記動画ファイルを作成する。
なお、上記上限値は、符号化装置10が作成装置40に送信する場合を例として説明するが、作成装置40に予め設定されているものでもよい。
図9は、本変形例に係る特定部42及び作成部43がフレームに対して行う処理を示す説明図である。ここでは、受信した間隔情報(つまり間隔値)が30フレームであり、作成される動画ファイルのフレームレートの上限が20fpsである場合を例として説明する。
図9の(a)は、特定部42が符号化装置10から受信するフレームを示している。ここでは、特定部42が符号化装置10に要求を送信した後に最初に受信したフレームに#1の番号を付し、その後に受信するフレームに順次に、#2、#3、・・・という連番を付している。
図9の(b)は、特定部42によるフレームの特定処理の結果を示している。特定部42は、符号化装置10に要求を送信した後に最初に受信したフレーム#1を、フレーム内符号化フレームであると特定する。また、特定部42は、フレーム#1から、間隔情報に示される30フレーム進んだ位置にあるフレーム#31をフレーム内符号化フレームであると特定する。その後も、特定部42は、フレーム内符号化されたフレームであると特定されたフレームから30フレーム進んだ位置にあるフレームをフレーム内符号化フレームであると特定する。
また、特定部42は、受信したフレームのうち、フレーム内符号化フレームであると特定されなかったフレーム、例えばフレーム#2、#3、・・・、#30を、フレーム間符号化フレームであると特定する。
次に、特定部42は、フレーム間符号化フレームのうち、作成部43が作成する動画ファイルに追加すると所定のフレームレートを超えると判断するフレームを、動画ファイルに追加しないフレームとして特定する。また、特定部42は、特定部42が受信した複数のフレームのうち、動画ファイルに追加しないフレームを除くすべてのフレームを、動画ファイルに追加するフレームとして特定する。図9において、「動画ファイルに追加するフレーム」を符号Mで示し、「動画ファイルに追加しないフレーム」を符号Nで示している。
図9の(c)は、作成部43による作成される動画ファイルに含まれるフレームを示している。作成部43による作成される動画ファイルに追加されるフレームは、特定部42が受信したフレームのうち、「動画ファイルに追加するフレーム」として特定されたフレームである。言い換えれば、特定部42が受信したフレームのうち、「動画ファイルに追加しないフレーム」として特定されたフレーム(具体的には、図9のフレーム#3、#6、・・・、#30)は、作成部43が作成する動画ファイルに含まれない。
このようにすることで、作成部43は、受信するフレームのフレームレートが、作成予定である動画ファイルのフレームレートの上限値(つまり20fps)を超える場合には、フレーム内符号化フレームが動画ファイルに含まれるようにしながら、その上限値以下であるフレームレートを有する動画ファイルを作成することができる。
図10は、本変形例に係る作成装置40の処理を示すフロー図である。図10に示される処理は、間隔情報とフレームレートの上限値とを用いて、動画ファイルのフレームレートを下げる処理を示すフロー図である。
図10に示されるように、ステップS301において、特定部42は、通信IF41を介して符号化装置10に要求を送信する。
ステップS302において、特定部42は、符号化装置10から間隔情報と上限値とを受信したか否かを判定する。間隔情報と上限値とを受信したと判定した場合(ステップS302でYes)には、ステップS303に進み、そうでない場合(ステップS302でNo)には、再びステップS302を実行する。つまり、特定部42は、間隔情報と上限値とを受信するまでステップS302で待機する。
ステップS303において、特定部42は、間引きフレームレートを算出する。間引きフレームレートは、符号化装置10から受信する動画を構成する複数のフレームから間引くフレームの単位時間当たりの数であり、以下の(式1)により算出される。
間引きフレームレート = 動画のフレームレート − 上限値 (式1)
ステップS304において、特定部42は、間引き間隔値を算出する。間引き間隔値は、符号化装置10から受信する動画を構成する複数のフレームのうちから間引くフレームの間隔を示す数値であり、以下の(式2)により算出される。
間引き間隔値 = 動画のフレームレート ÷ 間引きフレームレート (式2)
ステップS305において、特定部42は、符号化装置10からフレームを受信したか否かを判定する。フレームを受信したと判定した場合(ステップS305でYes)には、ステップS306に進み、そうでない場合(ステップS305でNo)には、再びステップS305を実行する。つまり、特定部42は、フレームを受信するまでステップS305で待機する。
ステップS306において、特定部42は、フレームカウントを1増加させて、ステップS307に処理を進める。
ステップS307において、特定部42は、フレームカウントの、間引き間隔値による剰余(モジュロ)がゼロであるか否か、(言い換えれば、フレームカウントが間引き間隔値の整数倍であるか否か)を判定する。剰余がゼロである場合(ステップS307でYes)には、ステップS308に進み、そうでない場合(ステップS307でNo)には、ステップS309に進む。
ステップS308において、作成部43は、ステップS305で受信したフレーム間符号化フレームを動画ファイルに追加しない、言い換えれば、上記フレームを動画ファイルに追加することを禁止する。ステップS308を終えたらステップS305に進む。
ステップS309において、作成部43は、ステップS305で受信したフレーム間符号化フレームを動画ファイルに追加する。ステップS309を終えたらステップS305に進む。
これにより、作成装置40は、フレーム内符号化フレームのすべてと、フレーム間符号化フレームの少なくとも一部とを含む動画ファイルを作成する。仮にフレーム内符号化フレームが欠落してしまうと、当該フレーム内符号化フレームを参照して復号すべきフレーム間符号化フレームの復号が不可能となる。作成装置40が作成する動画ファイルには、フレーム間符号化フレームがすべて含まれているので、作成装置40は、上記のようにフレーム間符号化フレームの復号が不可能となることを回避しながら、所定の上限値以下の動画ファイルを作成できる。
以上のように本実施の形態に係る符号化装置は、符号化装置は、複数のフレームとともに、フレーム内符号化フレームの間隔情報を処理装置に提供する。間隔情報を受信した処理装置は、受信した間隔情報を利用して、符号化装置から受信する複数のフレームのうちのどのフレームがフレーム内符号化フレームであるのかを特定し、その特定したフレーム内符号化フレームを利用した当該動画の処理(具体的には、再生処理又はファイル作成処理など)を実行することができる。このように、符号化装置は、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、符号化装置は、符号化装置と処理装置との間の通信の品質に応じて、異なるフレーム間隔でフレーム内符号化フレームが挿入された複数のフレームを送信する。一般にフレーム内符号化フレームのフレーム間隔が小さいほど、ロスに対する耐性が高いメリットがある一方、通信データ量が大きくなるデメリットがある。また、帯域がより大きな通信路では、フレーム内符号化フレームを多くして通信データ量を大きくすることが許容され得る。また、動画の種別によって、ロスがある程度許容され得る。そこで、通信品質に応じてフレーム内符号化するフレーム間隔を変更することによって、通信データ量を適切に維持しながら、生じ得るロスの影響を抑制することができる。よって、符号化装置は、通信品質を考慮し通信データ量を適切な量に維持しながら、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、符号化装置は、符号化装置と処理装置との間の通信の品質が高いほど、より大きなフレーム間隔でフレーム内符号化フレームが挿入された複数のフレームを送信する。通信品質が比較的低い場合、比較的高い確率でフレームのロスが生じ得る。よって、符号化装置は、通信品質を考慮し通信データ量を適切な量に維持しながら、処理装置における適切な動画の処理を可能にする。
また、本実施の形態に係る再生装置は、符号化装置から受信した複数のフレームに基づく動画と、その動画におけるフレーム内符号化フレームの間隔に基づく画像とを表示する。このような表示を視認したユーザは、動画だけでなく、フレーム内符号化フレームの間隔を知ることができるので、動画の再生開始位置を決めるときに、その再生に比較的長い時間を要するケースを回避できる。よって、処理装置としての再生装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、再生装置は、フレーム内符号化フレームの間隔に基づいて、動画内の再生時間位置を示すバー(いわゆるシークバー)上にフレーム内符号化フレームの動画における位置を表示する。ユーザは、シークバー上におけるフレーム内符号化フレームの位置を知ることができる。ここで、フレーム内符号化フレームでないフレーム(つまりフレーム間符号化フレーム)から再生を開始するときには、そのフレームより前の最新のフレーム内符号化フレームから当該フレームまでのフレームの復号処理をしなければならないので、その復号処理のための時間を要する。一方、フレーム内符号化フレームから再生を開始するときには、当該フレームの復号処理をするだけで済むので、その復号処理に要する時間は比較的短い。よって、ユーザがフレーム内符号化フレームから再生開始するよう操作を促すことによって、処理装置としての再生装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、再生装置は、フレーム間符号化フレームのロスが検出された場合に、このロスによって復号が不可能になるフレーム間符号化フレームの復号処理を禁止する。よって、処理装置としての再生装置は、フレームの復号処理に係る処理量を削減することによって、適切な動画の処理を行い得る。
また、本実施の形態に係る作成装置は、符号化装置から受信した複数のフレームのうちの一部を用いて動画ファイルを作成するので、上記一部を用いる場合と比較して、作成する動画ファイルのサイズを削減することができる。また、上記のファイルの作成の際に、仮にフレーム内符号化フレームを含めずに動画ファイルを作成すると、上記フレーム内符号化を参照して符号化されたフレーム間符号化フレームの復号が不可能になる。そこで、上記複数のフレームに含まれるすべてのフレーム内符号化フレームを用いて動画ファイルを作成することで、上記のように復号が不可能になるフレームの発生を回避できる。よって、処理装置としての作成装置は、適切な動画の処理を行い得る。
また、作成装置は、作成される動画ファイルのフレームレートが上限値を超えないように、動画ファイルに追加するフレームを決定する。これにより、作成する動画ファイルのサイズを削減することができる。よって、処理装置としての作成装置は、適切な動画の処理を行い得る。
なお、本発明は、装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
以上、本発明の通信端末等について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、適切な動画の処理を可能にする符号化装置、再生装置又は作成装置に利用可能である。
1 再生システム
5 カメラ
10 符号化装置
11 取得部
12 符号化部
13、21、41 通信IF
14、24 制御部
20 再生装置
22 復号部
23 表示部
30 コンテンツ
35 シークバー
36、36A、36B、36C 図形
40 作成装置
42 特定部
43 作成部
N ネットワーク

Claims (13)

  1. 動画を構成する複数のフレームを順次に取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームをフレーム内符号化し、前記取得部が取得した前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームをフレーム間符号化する符号化部と、
    処理装置と通信する通信インタフェースと、
    前記所定間隔を示す間隔情報を前記処理装置に送信するとともに、前記符号化部が符号化した前記複数のフレームを前記処理装置に順次に送信する制御部とを備える
    符号化装置。
  2. 前記制御部は、前記通信インタフェースが前記処理装置と行う通信の品質を示す品質情報を取得し、取得した前記品質情報が示す前記品質に応じて、前記符号化部が前記第一フレームをフレーム内符号化するフレーム間隔を変更する
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記制御部は、取得した前記品質情報が示す前記品質が高いほど、前記フレーム間隔をより大きな値に変更する
    請求項2に記載の符号化装置。
  4. 表示部と、
    動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームを、符号化装置から受信し、受信した前記複数のフレームを復号して前記動画を前記表示部に再生させる復号部と、
    前記複数のフレームのうち前記第一フレームの間隔を示す間隔情報を前記符号化装置から受信し、受信した前記間隔情報に基づく画像を、再生中の前記動画とともに前記表示部に表示させる制御部とを備える
    再生装置。
  5. 前記制御部は、
    再生中の前記動画とともに、前記動画内における再生時間位置を示すバーを前記表示部に表示させ、
    前記バーにおける、前記動画に含まれる前記第一フレームの時間位置を前記間隔情報を用いて特定し、
    特定した、前記バーにおける前記第一フレームの時間位置を示す図形を、前記表示部に表示させる
    請求項4に記載の再生装置。
  6. 前記制御部は、
    前記複数のフレームのうち第二フレームのロスを検出した場合には、前記間隔情報を用いて、前記ロスが検出された前記第二フレームより後の最初の第一フレームを受信するタイミングを特定し、
    前記ロスを検出してから前記タイミングが到来するまでの間、前記復号部による復号を禁止させる
    請求項4又は5に記載の再生装置。
  7. (a)動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームと、前記複数のフレームのうちフレーム内符号化されたフレームの間隔を示す間隔情報とを、符号化装置から受信し、
    (b)受信した前記間隔情報を用いて、受信した前記複数のフレームのうちフレーム間符号化されたフレームを特定する、特定部と、
    前記複数のフレームのうち、前記特定部が特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて動画ファイルを作成する作成部とを備える
    作成装置。
  8. 前記作成部は、前記複数のフレームのうち、前記特定部が特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて、所定の上限値以下のフレームレートを有する前記動画ファイルを作成する
    請求項7に記載の作成装置。
  9. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の符号化装置と、
    前記符号化装置から前記間隔情報と前記複数のフレームとを受信する、請求項4〜6のいずれか1項に記載の再生装置とを備える
    再生システム。
  10. 動画を構成する複数のフレームを順次に取得する取得ステップと、
    取得ステップで取得した前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームをフレーム内符号化し、前記取得ステップで取得した前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームをフレーム間符号化する符号化ステップと、
    前記所定間隔を示す間隔情報を処理装置に送信するとともに、前記符号化ステップで符号化した前記複数のフレームを前記処理装置に送信する制御ステップとを含む
    符号化方法。
  11. 動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームを、符号化装置から受信し、受信した前記複数のフレームを復号して前記動画を表示部に再生させる復号ステップと、
    前記複数のフレームのうち前記第一フレームの間隔を示す間隔情報を前記符号化装置から受信し、受信した前記間隔情報に基づく画像を、再生中の前記動画とともに前記表示部に表示させる制御ステップとを含む
    再生方法。
  12. 請求項11に記載の再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 動画を構成する複数のフレームであって、前記複数のフレームのうち所定間隔の第一フレームがフレーム内符号化されていて、前記複数のフレームのうちの前記第一フレーム以外の第二フレームがフレーム間符号化されている複数のフレームと、前記複数のフレームのうちフレーム内符号化されたフレームの間隔を示す間隔情報とを、符号化装置から受信する受信ステップと、
    受信した前記間隔情報を用いて、受信した前記複数のフレームのうちフレーム間符号化されたフレームを特定する特定ステップと、
    前記複数のフレームのうち、前記特定ステップで特定した前記フレームの少なくとも一部を除く1以上のフレームを用いて動画ファイルを作成する作成ステップとを含む
    作成方法。
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