JP5264526B2 - 画像送信装置、画像送信方法及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態の画像送信装置の構成について、図1及び図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ301を用いたシステムの一例を示す図である。
図3において、301は動画像データを撮影するデジタルカメラであり、デジタルカメラ301はネットワーク302を介して蓄積サーバ303に接続されている。蓄積サーバ303は大容量のサーバメモリ304を備える。
図1において、101は動画像データを撮像する撮像部であり、102は撮像された動画像データを符号化し、動画像符号化データを出力する符号化部である。本実施形態のデジタルカメラ301では、符号化方式としてMPEG−2を想定しているが、他の符号化方式を用いてもよく、例えば、Motion-JPEGやH.264といった符号化方式で符号化してもよい。さらに、符号化を行わず、動画像データをそのまま出力してもかまわない。
符号化部102は、ユーザが指定した撮影モード、画質によって定められる、ビットレートの動画像符号化データを出力する。ここで、ビットレートとは、動画像データの所定時間あたりのデータ量のことである。
まず、転送部107は、記憶可能時間の値を計算する(ステップS201)。記憶可能時間は次のような式により求められる。
記憶可能時間=残り記憶容量÷(ビットレート−通信帯域)
図12において、まず、再生制御部109は、ユーザによって選択されたシーケンスの再生を指示されると、対応するシーケンスを構成するGOPを再生順にメモリ104から読み出し、復号化部110へ出力する(ステップS1201)。
本実施形態の画像送信装置の構成について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、本実施形態におけるデジタルカメラ401を用いたシステムの一例を示す図である。
図4において、401は動画像を撮影するデジタルカメラであり、406は動画像データを蓄積及び表示する機能を持つローカル蓄積サーバである。デジタルカメラ401はネットワーク402を介してローカル蓄積サーバ406へ接続されており、ローカル蓄積サーバ406はネットワーク402を介して、蓄積サーバ403へ接続されている。また、蓄積サーバ403は大容量のサーバメモリ404を備える。
図5において、505は、デジタルカメラ401を制御し、ネットワーク402を介して動画像符号化データを送受信するパーソナルコンピュータ(PC)である。PC505はさらに、HDD(Hard Disk Drive)507に符号化データを記憶し、動画像符号化データを復号化してモニタ506に表示する。なお、本実施形態では、メモリとしてHDD507を用いているが、例えばフラッシュメモリなどを用いてもよい。
記憶可能時間=残り記憶容量÷(ビットレート−通信帯域)
PC505は、ユーザが選択したシーケンスに対する再生開始の操作を受け付けると、選択されたシーケンスの先頭のGOPから順番に、HDD507から動画像符号化データを読み出す。さらに、PC505はHDD507から読み出した動画像符号化データに対する復号化処理を行い、復号化された動画像をモニタ506に出力する。
本実施形態の画像送信装置の構成について、図7及び図9を参照しながら説明する。図7は、本実施形態のレコーダ801を含むシステムの一例を示す図である。
図7において、801は、放送局806から送信される動画像データを蓄積するレコーダであり、805は、放送局806から送信される動画像データまたはレコーダ801に蓄積されている動画像データを表示するディスプレイである。レコーダ801はネットワーク802を介して、蓄積サーバ803へ接続されており、蓄積サーバ803は大容量のサーバメモリ804を備える。
図9において、901は放送局から送信される動画像データを受信する受信部であり、902は、受信部901で受信された動画像データをユーザにより設定されたビットレートにより符号化する符号化部である。なお、予め符号化された動画像データが放送局806から送信される場合は、符号化処理は行われない。
送信部903は、ユーザから指示を受けると、符号化部902または受信部901から出力された動画像符号化データをHDD904に記憶する。送信部903は、図13に示すように、シーケンスを構成する各々のGOP(Group Of Picture)の符号化データの先頭位置情報もHDD904に記憶する。送信部903は、記憶容量検出部905から得られる検出結果(HDD904の残りデータ量)と通信帯域908の検出する通信帯域とにより、次の式により記憶可能時間の値を計算する。
記憶可能時間=残り記憶容量÷(ビットレート−通信帯域)
再生制御部906は、ユーザが選択したシーケンスに対する再生を開始すると、対応するシーケンスをHDD904から読み出し、復号化部907へ出力する。HDD904に記憶されているシーケンスの後方が蓄積サーバ803へ転送されており、且つHDD904から読み出しを終えていないGOPが少なくなると、再生制御部906は、蓄積サーバ803に対して当該シーケンスの送信要求を出力する。
前述した本発明の実施形態における画像送信装置を構成する各手段、並びに画像送信方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録(記憶)したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)は本発明に含まれる。
102 符号化部
103 記憶制御部
104 メモリ
105 記憶容量検出部
106 通信帯域検出部
107 転送部
108 受信部
109 再生制御部
110 復号化部
111 表示部
301 デジタルカメラ
302 ネットワーク
303 蓄積サーバ
304 サーバメモリ
Claims (12)
- 出力手段が出力する動画像データをメモリに記憶させる記憶制御手段と、
前記メモリの残り記憶容量を検出する検出手段と、
前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量がネットワークの通信帯域より大きい場合に減少していく前記メモリの残り記憶可能時間が所定値以下になった場合に前記動画像データを前記ネットワークを介して蓄積装置に送信する送信手段とを有し、
前記メモリの残り記憶可能時間は、前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量と前記ネットワークの通信帯域との差で、前記検出手段が検出した前記残り記憶容量を除算した結果に対応することを特徴とする画像送信装置。 - 前記送信手段は、前記残り記憶可能時間が前記所定値より大きい場合は、前記蓄積装置への動画像データの送信を終了することを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
- 前記出力手段が出力する動画像データを記憶するための前記メモリを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
- 前記送信手段によって前記蓄積装置へ送信された動画像データを前記蓄積装置から受信する受信手段と、
前記メモリに記憶された動画像データを再生した後、前記受信手段が受信した動画像データを再生する再生手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。 - 前記送信手段は、前記出力手段が出力した動画像データのシーケンスを構成する映像単位ごとに転送を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
- 前記送信手段は、最後に前記メモリに記憶された前記映像単位の動画像データから順に前記蓄積装置へ送信することを特徴とする請求項5に記載の画像送信装置。
- 前記映像単位はピクチャであることを特徴とする請求項5に記載の画像送信装置。
- 前記映像単位はグループ・オブ・ピクチャであることを特徴とする請求項5に記載の画像送信装置。
- 出力手段が出力する動画像データをメモリに記憶させる記憶制御ステップと、
前記メモリの残り記憶容量を検出する検出ステップと、
前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量がネットワークの通信帯域より大きい場合に減少していく前記メモリの残り記憶可能時間が所定値以下になった場合に前記動画像データを前記ネットワークを介して蓄積装置に送信する送信ステップとを有し、
前記メモリの残り記憶可能時間は、前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量と前記ネットワークの通信帯域との差で、前記検出ステップにおいて検出した前記残り記憶容量を除算した結果に対応することを特徴とする画像送信方法。 - 前記送信ステップにおいて、前記残り記憶可能時間が前記所定値より大きい場合は、前記蓄積装置への動画像データの送信を終了することを特徴とする請求項9に記載の画像送信方法。
- コンピュータに、
出力手段が出力する動画像データをメモリに記憶させる記憶制御手順と、
前記メモリの残り記憶容量を検出する検出手順と、
前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量がネットワークの通信帯域より大きい場合に減少していく前記メモリの残り記憶可能時間が所定値以下になった場合に前記動画像データを前記ネットワークを介して蓄積装置に送信する送信手順とを実行させ、
前記メモリの残り記憶可能時間は、前記出力手段が出力する動画像データの所定時間あたりのデータ量と前記ネットワークの通信帯域との差で、前記検出手順において検出した前記残り記憶容量を除算した結果に対応することを特徴とするプログラム。 - 前記送信手順において、前記残り記憶可能時間が前記所定値より大きい場合は、前記蓄積装置への動画像データの送信を終了する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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