JP2021021261A - 金属サイディング - Google Patents

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Nobuhiro Tai
信博 田井
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【課題】表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる金属サイディングを提供する。【解決手段】発泡材からなる芯材1400と芯材1400を覆う金属製の表面材1010とを含む金属サイディング100であって、表面材1010は、表面材1010の一端から他端に亘って直線状に延びる屈曲部が形成された平面部1100を含み、この平面部1100は、隣り合う一対の傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)を含み、これらの一対の傾斜面の稜線1130により屈曲部が形成されている。表面材1010は、直線状に延びる屈曲部と平行な方向に、屈曲部よりも表面から離隔する方向に出っ張った凸部1600を含む。表面材1010には、直線状に延びる屈曲部と垂直な方向において、屈曲部を含む平面部1100と凸部1600とが交互に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、建築物の外壁等に用いられる金属サイディングに関し、特に、表面に模様等が施されていないフラットな外壁材として用いられても表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる金属サイディングに関する。なお、本発明に係る金属サイディングは、正面視で長方形板状をなしその長手方向が水平方向に一致する「横張り」で施工される金属サイディングにも、その長手方向が鉛直(垂直と記載する場合がある)方向に一致する「縦張り」で施工される金属サイディングにも限定されるものではない。
従来、正面視で長方形板状をなしその長手方向を水平方向に一致させた場合における上下方向の各端部に互いに嵌合可能に構成された嵌合部を有する外壁材としての金属サイディングが知られている。このような外壁材を用いると、建築物の外面に、上下方向に隣り合う外壁材どうしを互いに上下方向に嵌合させて順次設置する方法によって、外壁を形成することができる。この金属サイディングは、金属製の表面材と、シート状の裏打ち材と、表面材および裏打ち材のあいだに充填された発泡断熱材からなる充填材と、を有する(特許文献1、特許文献2)。
特開2016−3465号公報 特開平9−111915号公報
ところで、近年、シンプルなデザインの外壁が求められており、たとえば表面に模様等が施されていないフラットな外壁材としての金属サイディングが求められている。
しかしながら、このようなフラットな金属サイディングを外壁材に用いた場合、厚み0.35mm程度の金属製薄板材(塗装鋼板等)を成形することより製造されており厚みが非常に薄いために、たとえば屋外から物が外壁に衝突し、金属サイディングの表面が変形するおそれがあったり、充填材が発泡断熱材からなりその膨張圧で表面材が変形するおそれがあったりする。フラットな表面材であるために、このような変形が生じると、その変形が目立ち易い。そのため、フラットな表面材を備えた金属サイディングの場合、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することが難しい。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる金属サイディングを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る金属サイディングは以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係る金属サイディングは、発泡材からなる芯材と前記芯材を覆う金属製の表面材とを含む金属サイディングであって、前記表面材は、前記表面材の一端から他端に亘って直線状に延びる屈曲部が形成された平面部を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記平面部は、隣り合う一対の傾斜面を含み、前記一対の傾斜面の稜線により前記屈曲部が形成されているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記表面材は、前記直線状に延びる屈曲部と平行な方向に、前記屈曲部よりも表面から離隔する方向に出っ張った凸部を含むように構成することができる。
さらに好ましくは、前記表面材には、前記直線状に延びる屈曲部と垂直な方向において、前記屈曲部と前記凸部とが交互に設けられるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記平面部には、前記屈曲部と直交する方向に延びる突条が形成されているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記金属サイディングの全体形状は、略矩形状であって、その長手方向の寸法を4000として、短手方向(働き幅)が360〜580で厚みが14〜23であって、前記屈曲部が形成する前記一対の傾斜面の稜線の高さが0.18〜7.3であるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記金属サイディングの全体形状は、略矩形状であって、その長手方向の寸法を4000として、短手方向(働き幅)が360〜580で厚みが14〜23であって、前記凸部が前記表面から離隔する方向に出っ張った寸法が1.8〜22であるように構成することができる。
本発明によると、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる金属サイディングを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る金属サイディング100を横張りで施工した外壁10の全体を示す斜視図である。 1つの金属サイディング100を示す斜視図である。 金属サイディング100の(A)裏面図、(B)正面図(表面図)、(C)側面図である。 金属サイディング100の(A)側面図(図2(C)と同じ)、(B)長手方向に垂直な面で切断した断面図、(C)図3(B)における上側嵌合部の拡大図、(D)図3(B)における下側嵌合部の拡大図、(E)図4(A)における上半分の側面図である。 金属サイディング100の模式的な(A)正面図(表面図)、(B)側面図、(C)図5(B)における雨水の流れを示す図である。 図5と比較される本発明の実施の形態の第1の変形例に係る金属サイディング110の模式的な(A)正面図(表面図)、(B)側面図、(C)図6(B)における雨水の流れを示す図、(D)図6(B)における太陽光等の照射状態を示す図である。 本発明の実施の形態の第2の変形例に係る金属サイディング200の模式的な(A)正面図(表面図)、(B)側面図である。 本発明の実施の形態の第3の変形例に係る金属サイディング300の模式的な(A)正面図(表面図)、(B)側面図である。 (A)金属サイディング100どうしをそれらの表面部を対向させて積み重ねた側面図(その1)、(B)金属サイディング100どうしをそれらの表面部を対向させて積み重ねた側面図(その2)、(C)本発明の実施の形態の第4の変形例に係る金属サイディング400どうしをそれらの表面部を対向させて積み重ねた側面図である。 (A)金属サイディング100、(B)金属サイディング110、(C)本発明の実施の形態の第5の変形例に係る金属サイディング500、(D)本発明の実施の形態の第6の変形例に係る金属サイディング600、(E)本発明の実施の形態の第7の変形例に係る金属サイディング700、(F)本発明の実施の形態の第8の変形例に係る金属サイディング800、(G)本発明の実施の形態の第9の変形例に係る金属サイディング810、(H)本発明の実施の形態の第10の変形例に係る金属サイディング820についての上側嵌合部および下側嵌合部を除いた模式的な側面図である。 本発明の実施の形態(変形例を含む)に係る金属サイディングの製造方法を説明するための図である。
以下、本発明に係る金属サイディング(外壁材)を本発明の実施の形態に係る金属サイディング100として、図面に基づき詳しく説明する。
図1および図2に示すように、この金属サイディング100は、建築物に用いる外壁10を構成する建築材であって、その全体形状は、正面視で略長方形形状(略矩形形状)であって、その長手方向の寸法Lを4000(相対値であって絶対値ではない)とすると、短手方向(働き幅)Hが360〜580で厚みtが14〜23の形状を備え、たとえばその絶対値としては長手方向L4000mmまたはL3030mmで(以下においてはL3030mmとする)短手方向H430mm(上側嵌合部1200および下側嵌合部1300を除く働き幅400mm)で厚みt16mmである。このような形状を備えるとともに、長手方向が水平方向に一致させた場合に上下端部にオスメス連結構造(オス側の上側嵌合部1200およびメス側の下側嵌合部1300)を有して連結構造が安定する等の特徴を備えた外壁材である。
なお、この金属サイディング100は、長手方向が水平方向に一致する「横張り」または長手方向が鉛直方向に一致する「縦張り」で施工される。以下においては、横張り状態を基準として、図1に示すように、短手方向に平行な方向を「上下方向」とし、長手方向に平行な方向を「左右方向」とし、上下方向および左右方向に直交する方向を「前後方向」(表裏方向となる)とする。また、金属サイディング100において前後方向に直交する平面を主面と記載する場合がある。
図1〜図4に示すように、この金属サイディング100は、たとえばポリイソシアヌレートフォームやポリウレタンなどの発泡断熱材で構成される芯材1400を有し、この芯材1400の表面と上下端面を金属板で構成される表面材1010が覆っており、さらに、芯材1400の裏面をアルミニウム箔などで構成される裏面材1500が覆っている。なお、裏面材1500は、発泡断熱材を膨張させて芯材1400を形成した後に芯材1400の裏面を覆うように設けられる。
この金属サイディング100の上端および下端は、複数の金属サイディング100を上下方向に並べて互いに嵌合するような形状をなしており、下端には、下方に開口する溝1310が形成された下側嵌合部1300が設けられ、上端には、下側嵌合部1300の溝1310に嵌る嵌合突条1210とこの嵌合突条1210の裏側に設けられた板状の固定片1220とを有する上側嵌合部1200が設けられている。そして、金属サイディング100が上下に並べられた状態で、下側の金属サイディング100の固定片1220が釘等の固定具(図示せず)で壁下地に固定され、この下側の金属サイディング100の嵌合突条1210が上側の金属サイディング100の下側嵌合部1300の溝1310に嵌まることで施工される。
表面材1010は、たとえば厚さ0.35mm程度の金属製薄板材(塗装鋼板等)で構成され、金属サイディング100の外観を形成している。この表面材1010は、ロールフォーミング等で成形され、表面には、上記の上側嵌合部1200と下側嵌合部1300との間に上から順に、上側半分を占める平面部1100(より詳しくは上側平面部1100U)と、中央の凸部1600(より詳しくは中央凸部1600U)と、下側半分を占める平面部1100(より詳しくは下側平面部1100D)と、下端の凸部1600(より詳しくは下側凸部1600D)とが形成され、平面部1100と凸部1600とが上下方向に交互に設けられている。
上記の上下両側の平面部1100は、互いに略同一形状であるため、ここでは、上側平面部1100Uの形状等について説明して、下側平面部1100Dについての説明は繰り返さない。また、中央の凸部1600(中央凸部1600U)および下端の凸部1600(下側凸部1600D)は、互いに略同一形状であるため、ここでは、中央凸部1600Uの形状等について説明して、下側凸部1600Dについての説明は繰り返さない。なお、これらの互いに略同一な構成において、上側(中央側を含む)の構成についての符号には添え字Uを、下側の構成についての符号には添え字Dを、それぞれ付している場合がある。添え字Uも添え字Dも付されていない場合は、上側(中央側を含む)の構成と下側の構成とで区別する必要がないためにこのような添え字を付していない。また、一部の図においては、発明をより容易に理解するために、屈曲部が目立つように(後述する第1傾斜面1110(上側傾斜面1110と記載する場合がある)および第2傾斜面1120(下側傾斜面1120と記載する場合がある)の勾配が大きくなるように)記載して、屈曲部(より詳しくは後述する稜線高さh(1))が凸部1600の高さh(2)よりも表面から離隔する方向に出っ張って表されている場合がある。
上側平面部1100Uは、正面視でたとえば170mm(上下寸法)×3030mm(左右寸法)の長方形状であって左右方向から見て断面が山形形状を形成しており、上下方向中央部に屈曲部が形成されている。なお、上下寸法としては150mm〜195mm程度であるように設定することも好ましい。
すなわち、表面材1010は、表面材1010の一端から他端に亘って(ここでは左右方向に亘って)直線状に延びる屈曲部が形成された平面部1100を含んで構成されている。
この平面部1100は、隣り合う一対の傾斜面(より詳しくは第1傾斜面1110と第1傾斜面1110に隣り合う第2傾斜面1120)を含み、これらの一対の傾斜面の稜線1130により屈曲部が形成されている。この稜線1130が金属サイディング100の左端から右端に亘って直線状に延びている。そして、この稜線1130から上側に第1傾斜面1110が下側に第2傾斜面1120が、それぞれ延びている。上下両側の傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)は、互いに同一勾配で、かつ、それぞれ上下方向全体に亘って一定の勾配で延びている。傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)には、凹凸模様は設けられておらず、全体に亘って平坦面である。稜線1130は、上側傾斜面1110の上端と下側傾斜面1120の下端とを通る仮想鉛直面(図4(E)の一点鎖線により示される)からの高さh(1)(稜線高さh(1)と記載する場合がある)が、たとえば0.2mm以上5mm以下である。これは、金属サイディング100の長手方向の寸法Lを4000とした場合に、屈曲部が形成する一対の傾斜面の稜線1130の高さh(1)が0.18〜7.3を満足するものであって、この範囲内にあることが好ましい。このように、平面部1100の屈曲度合が比較的小さいため、金属サイディング100を施工した状態で、屈曲部が目立ちにくい。
表面材1010は、直線状に延びる屈曲部と平行な方向に、屈曲部よりも表面から離隔する方向に出っ張った凸部1600を含む。そして、表面材1010には、直線状に延びる屈曲部と垂直な方向において、屈曲部(より詳しくは稜線1130ならびにこの稜線1130から上側に延びた第1傾斜面1110およびこの稜線1130から下側に延びた第2傾斜面1120)と凸部1600とが交互に設けられている。
この凸部1600は、正面視でたとえば30mm(上下寸法)×3030mm(左右寸法)の長方形状であって左右方向から見た断面が台形形状をなしている。なお、上下寸法としては5mm〜50mm程度であるように設定することも好ましい。この凸部1600は、平坦な左右に細長い長方形状の上面1600Aと上面1600Aの上下両端から上下方向外側に向かって平面部1100側に傾斜する側面1600Sとを有し、側面1600Sの上下外側端が平面部1100に連続している。すなわち、凸部1600の断面が(前側(表側)の上辺が後側(裏側)の下辺よりも短い)略等脚台形形状を形成していることを意味する。図4(E)に示すこの凸部1600の高さh(2)は、たとえば2mm以上15mm以下である。これは、金属サイディング100の長手方向の寸法Lを4000とした場合に、凸部1600が表面から離隔する方向に出っ張った寸法h(2)が1.8〜22を満足するものであって、この範囲内にあることが好ましい。このように、凸部1600を形成することにより、後述するような金属サイディング100を補強する等の作用効果を発現することができる。
中央凸部1600Uは、表面材1010の上下方向中央において左右方向全体に亘って設けられているため、この表面材1010の補強リブとして作用し、表面材1010の変形を抑制することができる。
一方、下側凸部1600Dは、下側嵌合部1300の左右方向全体に亘って形成されているため、この下側嵌合部1300を補強するリブとして作用し、下側嵌合部1300の変形を抑制することができる。また、たとえば、金属サイディング100を手持ちする際、この下側嵌合部1300を保持する場合があるが、その際に下側嵌合部1300が変形するのを抑えることができる。さらに、このように金属サイディング100を手持ちする際には、下側嵌合部1300および下側凸部1600Dとを合わせた厚みとなる金属サイディング100の最も厚い部分を手指を用いて手で把持するために、把持する部分が分厚いために握りやすくハンドリング性が好ましい。
また、下側凸部1600Dが下側嵌合部1300に設けられていることにより、金属サイディング100を施工した状態で、金属サイディング100の間の目地が目立ちにくくなり、壁全体に統一感を与えることができる。
また、図5(A)〜図5(C)に示すように、表面材1010の上下に間隔をあけて凸部1600が形成されているため、雨水がこの凸部1600で縁切りされて雨だれを抑制することができる。
以上のような構造を備えた、本実施の形態に係る金属サイディング100によると、以下の作用効果を発現する。
屈曲部が平面部1100の左右両端に亘って補強リブとして作用するため、平面部1100の変形を抑制し、シンプルな平面形状を維持することができる。
また、平面部1100が一対の傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)とその境界の稜線1130というシンプルな形状であるため、平面部1100のフラット感を演出することができる。
さらに、平面部1100には、その屈曲部(の稜線高さh(1))よりも高さh(2)が高い凸部1600が形成されているため、この凸部1600が補強リブとして作用し、金属サイディング100の表面の変形を抑制することができる。また、この凸部1600によって平面部1100に応力が作用しやすくなるが、平面部1100に屈曲部が形成されているため、この平面部1100の変形が抑えられる。
特に、金属サイディング100の全体形状を略矩形形状として、その長手方向の寸法を4000として、短手方向(働き幅)が360〜580で厚みが14〜23であって、屈曲部が形成する一対の傾斜面の稜線1130の高さh(1)が0.18〜7.3であるように構成したり、凸部1600が表面から離隔する方向に出っ張った寸法h(2)が1.8〜22であるように構成したりしているので、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る金属サイディング100によると、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。なお、上述したような屈曲部があることにより、平面部の変形だけでなく、ねじれも抑制する。特に、以下の変形例を含む本実施の形態のような細長い矩形板状の金属サイディングの場合に有効である。
<第1の変形例>
図6を参照して、第1の変形例に係る金属サイディング110について説明する。
上述した実施の形態に係る金属サイディング100においては、凸部1600の断面が略等脚台形形状であったが、本発明に係る金属サイディングが備える凸部はこれに限定されるものではなく、たとえば、図6に示す第1の変形例に係る金属サイディング110のように、凸部1601の断面が前側に向かって下方に傾斜した略平行四辺形形状であっても構わない。
図5に示す金属サイディング100によると、上述したように雨水がこの凸部1600で縁切りされて雨だれを抑制することができるという作用効果が発現する点では非常に好ましいものの、図5(C)の円形で示す部分において平面部1100に付着した雨だれが乾くと汚れが付きやすいという問題が発生する可能性がある。これに対して、図6(C)に示すように、本変形例に係る金属サイディング110によると、図6(C)の円形で示す部分において平面部1100へ近付こうとする水の流れが途切れさせることができるので雨だれが平面部1100に付着することを抑制できるので乾いても雨だれによる汚れが付きやすいという問題が発生しにくくさらに好ましい。
また、図6(D)に示すように、金属サイディング110が横張り施工された状態で太陽光等の光が金属サイディング110に照射されると、金属サイディング110における上側の側面1601SUが強く反射してハイライトとなる一方、下側の側面1601SDによる影が強くなり、凸部1601のコントラストが強調されて好ましい。
この第1の変形例に係る金属サイディング110によっても、金属サイディング100と同様にして、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
<第2の変形例・第3の変形例>
図7および図8を参照して、第2の変形例に係る金属サイディング200および第3の変形例に係る金属サイディング300について説明する。
本発明に係る金属サイディングにおける平面部1100には、屈曲部の方向(ここでは左右方向)と直交する方向(ここでは上下方向)に延びる突条が形成されていることも好ましい。
図7を参照して、第2の変形例に係る金属サイディング200は、表面材1010に平面部1100に加えて凸部1600を備える金属サイディング100において、その平面部1100に屈曲部の方向(ここでは左右方向)と直交する方向(ここでは上下方向)に延びる突条が形成されている。この突条は、実線で示す山折りと点線で示す谷折りとを交互に左右方向に繰り返すことにより複数の上下方向に沿った突条(より詳しくは谷折りと谷折りとの間の山折りにより実現される突条)が形成されている。
図8を参照して、第3の変形例に係る金属サイディング300は、表面材1010に凸部1600を備えず平面部1100を備える金属サイディングにおいて(本発明に係る金属サイディングがこのような凸部を備えず平面部のみを備えるものを含むことを意味する)、その平面部1100に屈曲部の方向(ここでは左右方向)と直交する方向(ここでは上下方向)に延びる突条が形成されている。この突条も、実線で示す山折りと点線で示す谷折りとを交互に左右方向に繰り返すことにより複数の上下方向に沿った突条(より詳しくは谷折りと谷折りとの間の山折り)が形成されている。
これらの突条は、上下方向から見た断面は山形形状であって、その高さは、たとえば1mm以上5mm以下である。
このような第2の変形例に係る金属サイディング200および第3の変形例に係る金属サイディング300によると、平面部1100に屈曲部と直交するように複数の突条(より詳しくは谷折りと谷折りとの間の山折りにより実現される突条)が平面部1100の全体に亘って形成されているため、この複数の突条により屈曲部以外の部分の変形も抑制することができる。
このように、これらの第2の変形例に係る金属サイディング200および第3の変形例に係る金属サイディング300によっても、金属サイディング100と同様にして、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
<第4の変形例>
図9を参照して、第4の変形例に係る金属サイディング400について説明する。ここで、図9(A)〜図9(C)は金属サイディングの短手方向が互いに逆になるように積み重ねた側面図である。図9(A)は、金属サイディング100どうしをそれらの表面材1010を対向させて凸部1600の水平位置を合致させて積み重ねた側面図であって、図9(B)は金属サイディング100どうしをそれらの表面材1010を対向させて凸部1600の水平位置をずらせて一方の凸部1600の下側の側面1600Sと他方の凸部1600の下側の側面1600Sとが接するように積み重ねた側面図であって、図9(C)は第4の変形例に係る金属サイディング400どうしをそれらの表面部を対向させて凸部1604の水平位置をずらせて一方の凸部1604の下側の側面1604Sと他方の凸部1604の下側の側面1604Sとが接するように積み重ねた側面図である。このような積み重ねは金属サイディングの施工前に行われる。
図9(A)に示すように金属サイディング100をその凸部1600の位置を合わせて積み重ねた場合には、矢示で示すようにシーソーのように不安定になり互いの平面部1100が接触と離反とを繰り返すことにより、平面部1100を施工前に疵付ける可能性があり好ましくない。
図9(B)に示すように金属サイディング100をその凸部1600の位置をずらして積み重ねた場合には、図9(A)に示すような不安定にならないとしても、積み重ねた時の短手方向の長さが長くなり積載効率が劣るために好ましくない。
図9(C)に示す第4の変形例に係る金属サイディング400は、凸部1604の短手方向の位置を、凸部1604の短手方向長さD(この長さDは凸部1600も同じ)の半分だけ上側または下側へずらしている。上下方向のいずれにずらしても構わないが全て同じ方向にずらす必要がある。上下方向を全て同じ方向にずらさないと、横張りの場合には左右方向に隣接する金属サイディングの凸部に上下方向のずれが発生する。ここでは、凸部1604を凸部1600に対してD/2だけ上方向にずらしている。
このような第4の変形例に係る金属サイディング400によると、金属サイディングの短手方向が互いに逆になるように積み重ねても、不安定になることなく平面部1100を施工前に疵付ける可能性が低く、積み重ねた時の短手方向の長さが長くならず積載効率が劣らないために好ましい。
なお、この第4の変形例に係る金属サイディング400によっても、金属サイディング100と同様にして、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
<第4の変形例〜第8の変形例>
図10(C)を参照して第5の変形例に係る金属サイディング500について、図10(D)を参照して第6の変形例に係る金属サイディング600について、図10(E)を参照して第7の変形例に係る金属サイディング700について、図10(F)を参照して第8の変形例に係る金属サイディング800について、図10(G)を参照して第9の変形例に係る金属サイディング810について、図10(H)を参照して第10の変形例に係る金属サイディング800について、説明する。ここで、図10(A)は実施の形態に係る金属サイディング100を示し図10(B)は第1の変形例に係る金属サイディング110を示しており、これらの図10(A)および図10(B)は第2の変形例〜第10の変形例との比較のために示すものである。なお、これらの図10(A)〜図10(H)は、上側嵌合部1200および下側嵌合部1300を除いた模式的な側面図である。
図10(A)に示すように金属サイディング100の凸部の断面は略等脚台形形状であり、また、図10(B)に示すように金属サイディング110の凸部の断面は前側に向かって下方に傾斜した略平行四辺形形状であった。
これに対して、図10(C)に示す金属サイディング500の凸部の断面は略半円形形状であり、図10(D)に示す金属サイディング600の凸部の断面は図10(A)に示す金属サイディング100の凸部1600の台形形状の上面1600Aに凹みを設けた断面形状であって、いずれも金属サイディング100および金属サイディング110と異なる意匠性を発現することができるとともに、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
また、図10(A)に示すように金属サイディング100の屈曲部は、隣り合う一対の傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)の稜線1130により形成され、上下両側の傾斜面(第1傾斜面1110および第2傾斜面1120)は、互いに同一勾配で、かつ、それぞれ上下方向全体に亘って一定の勾配で延びていた。
これに対して、図10(E)に示す金属サイディング700の屈曲部を形成する上下両側の傾斜面(上側の第1傾斜面および下側の第2傾斜面)は、上下方向全体に亘って一定の勾配で延びているものの上下の傾斜面の勾配は同一ではなく、上側の第1傾斜面の勾配が下側の第2傾斜面の勾配よりもかなり緩く、下側の第2傾斜面の勾配が上側の第1傾斜面の勾配よりもかなりきつい。
また、図10(F)に示す金属サイディング800の屈曲部を形成する上下両側の傾斜面(上側の第1傾斜面および下側の第2傾斜面)は、上側の第1傾斜面は金属サイディング700と同様の形状であるが、上側の第1傾斜面から下側の第2傾斜面へは、下側の第2傾斜面が折り返されて形成されている。この下側の第2傾斜面が折り返された形状は、図6(B)に示す凸部1601の下側の側面1601SDの形状に類似しており、図10(E)に示す金属サイディング700に比較して、平面部へ近付こうとする水の流れが途切れさせることができるので雨だれが平面部に付着することを抑制できるので乾いても雨だれによる汚れが付きやすいという問題が発生しにくい。
また、図10(G)に示す金属サイディング810は、第3の変形例に係る金属サイディング300において、表面に突条を備えないものである。さらに、図10(H)に示す金属サイディング820は、第7の変形例に係る金属サイディング700の一番下の一対の隣り合う一対の傾斜面(第1傾斜面および第2傾斜面)の稜線により屈曲部が形成されている。
なお、これらの第5の変形例に係る金属サイディング500〜第10の変形例に係る金属サイディング820によっても、金属サイディング100と同様にして、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる。
<製造方法>
以下において、図11を参照して、変形例を含む本実施の形態に係る金属サイディングの製造方法について説明する。上述したように、金属サイディングの表面材1010はロールフォーミング等で成形されている。ロールフォーミング等に代表される表面材1010の製造方法は、平面状の金属製薄板材をロール成形、プレス成形、押出成形、切り欠き加工等によって所望の形状(図1〜図10に示される形状)に成形する方法である。このような成形を含む製造方法の中の一部の製造方法について説明する。
図11に示す白抜き矢示は時系列を、黒塗り矢示は荷重方向を、それぞれ示す。
図11(A)に示すように、抜ける方向への傾斜を備えた断面が略等脚台形(ここでは略等脚台形の短い方の上辺を平面状の金属製薄板材に当接する側として抜ける方向への傾斜を実現)の治具900を3つ組み合わせて平面状の金属製薄板材に当接させた状態で荷重を黒矢示の方向へ加えることにより金属サイディング100の凸部1600を形成したり、治具910を凸部1600の側面に当接させて適切な荷重を加えることにより金属サイディング110の凸部1601を形成することができる。
図11(B)に示すように、治具900を2つ組み合わせて平面状の金属製薄板材に当接させた状態で荷重を黒矢示の方向へ加えることにより段差を形成した後に、黒塗り矢示で示されるような適切な荷重を加えることにより金属サイディング800の平面部を形成することができる。また、この金属サイディング800の平面部は、図11(C)に示すように、治具920を段差の側面に当接させて適切な荷重を加えることにより形成することができる。
さらに、図11(C)および図11(D)に示すように、変形例を含む本実施の形態に係る金属サイディングにはその適用例がないものの、従来の金属サイディングの製造方法の途中工程にかしめ処理を施すことにより、端部のみならず中央側(端部に対する中側)にも折り返し部930または折り返し部940を形成することができて、金属サイディングの強度をさらに向上させたり、厚みを感じさせる壁面の意匠を実現することができる。
このような製造方法を一例として、建築物に用いる外壁材の一種である金属サイディングであって、表面の変形を抑制してフラットな外観を維持することができる金属サイディングを製造することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
たとえば、上述した横張り施工ではなく、これに限定されず、縦張り施工であっても構わない。さらに、平面部1100の断面形状が前側に向かって凸となる(後側から見るとへこんでいる)山形形状を形成しているが、これに限定されず、たとえば、平面部1100の断面形状が後側に向かって凸となる(後側から見ると後側へ出っ張っている)山形形状を形成していても構わない。
本発明は、建築物に用いる外装材に好ましく、外装面の端部にオスメス連結構造を有する矩形状の外装材の連結構造を安定させる等の点で特に好ましい。
10 外壁
100 金属サイディング
110 第1の変形例に係る金属サイディング
200〜800 第2の変形例〜第8の変形例に係る金属サイディング
1010 表面材
1100 平面部
1200 上側嵌合部
1300 下側嵌合部
1400 芯材
1500 裏面材
1600 凸部

Claims (5)

  1. 発泡材からなる芯材と前記芯材を覆う金属製の表面材とを含む金属サイディングであって、
    前記表面材は、前記表面材の一端から他端に亘って直線状に延びる屈曲部が形成された平面部を含むことを特徴とする、金属サイディング。
  2. 前記平面部は、隣り合う一対の傾斜面を含み、
    前記一対の傾斜面の稜線により前記屈曲部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の金属サイディング。
  3. 前記表面材は、前記直線状に延びる屈曲部と平行な方向に、前記屈曲部よりも表面から離隔する方向に出っ張った凸部を含むことを特徴とする、請求項1また請求項2に記載の金属サイディング。
  4. 前記表面材には、前記直線状に延びる屈曲部と垂直な方向において、前記屈曲部と前記凸部とが交互に設けられることを特徴とする、請求項3に記載の金属サイディング。
  5. 前記平面部には、前記屈曲部と直交する方向に延びる突条が形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の金属サイディング。
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