JP2021021235A - 基礎杭と基礎杭を打ち込む方法 - Google Patents

基礎杭と基礎杭を打ち込む方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 建築物の荷重に耐え、建築物の沈下を抑制する基礎杭と基礎杭を打ち込む方法を提供する。【解決手段】 本願発明の基礎杭11は、管状の杭本体2と、杭本体2の一端に固定され、杭本体2の直径の0.5〜5倍の軸線方向厚さD1と杭本体2の軸線方向に垂直な断面積の2〜50倍の断面積とを備える拡大部3と、を有し回転しながら地盤に貫入し、地盤中に埋設される。また、本願発明の基礎杭を地盤中に打ち込む方法は、基礎杭11を地盤表面に配置し、基礎杭を回転しながら地盤に打ち込むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の基礎杭と基礎杭の打ち込む方法に関する。
地中に埋設される部材である基礎杭として、例えば特許文献1〜3に記載の基礎杭がある。特許文献1には、貫入する際に大きな回転力を必要とせず、貫入した後に短冊状プレートが外方に突出するため、支持力や引抜耐力が増加する基礎杭(地中埋没部材)が記載されている。特許文献2には、軸部の先端に螺旋状に設けられた回転刃と、その上に水平耐力カラーとを備えており、打込み操作が容易な基礎杭(アンカー杭)が記載されている。また、特許文献3には、中空の基礎筒の外周より内部に仕舞われたL字型の腕部が、基礎筒が地中に打ち込まれた後に拡開させることができる基礎杭とその施工方法が記載されている。
上記の特許文献1〜3の基礎杭は、地中に貫入しやすい形状を備えている。そして、特許文献1及び3の基礎杭は、貫入後に引抜耐力を増加させるように突出する部材を備えている。そして、特許文献2の基礎杭は、引抜耐力及び水平方向の力(水平耐力)の強度を考慮したとする構造である。
しかしながら、特許文献1〜3の基礎杭は、何れも地中に貫入しやすい構成であるため、基礎杭が支える建築物の沈下を抑制する効果が低減する。一般的に、建築物の荷重に対する地盤の支持力は、基礎杭の水平方向の面積(軸線方向に垂直な断面積)の大きさに左右される。そして、特許文献3の基礎杭のように、大きな螺旋状の回転刃を備えている構成では、建築物の荷重に対する地盤の支持力が基礎杭の水平方向の面積の約8割の効果となる。
特開2004−183339号公報 実用新案登録第3135921号 特開2016−153551号公報
本発明は、上記課題(状況)に鑑みてなされたもので、建築物の荷重に耐え、建築物の沈下を抑制する基礎杭と基礎杭を打ち込む方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するための基礎杭の構成上の特徴は、ロッド状又は管状の杭本体と、
前記杭本体の一端に固定され、前記杭本体の直径の0.5〜5倍の軸線方向厚さと前記杭本体の軸線方向に垂直な断面積の2〜50倍の断面積とを備える拡大部と、
を有し回転しながら地盤中に埋設されることである。
さらに、前記拡大部は、軸線方向に垂直な断面形状が円形、多角形、又は正多角形であることが望ましい。
また、前記拡大部は、軸線方向において前記杭本体と固定される固定部の反対側に、略円錐形又は略角錐形の先端部若しく前記拡大部の側面から突出するように配置される刃を有することができる。
さらに、前記先端部は回転方向に垂直な面を備える突出部を有する構成を採用することができる。
そして、上記課題を解決するための基礎杭を打ち込む方法の特徴は、前記基礎杭を地盤表面に配置し、前記基礎杭を回転しながら地盤に打ち込むことである。
また、上記基礎杭を打ち込む方法は、前記基礎杭の周りに砂利を配置し、前記基礎杭を回転しながら地盤に打ち込む際に前記砂利を埋めていくことである。
上記した発明は、基礎杭の拡大部が杭本体の軸線方向に垂直な断面積の2〜50倍の断面積を備えるため、水平方向の面積を大きくすることができ、杭本体の直径の0.5〜5倍の軸線方向厚さを有するため、拡大部よりも上に土が上がりにくい。したがって、本願発明の基礎杭を打ち込む方法で打ち込まれた基礎杭によれば、建築物の荷重に耐え、建築物の沈下を抑制することができる。
実施形態1の基礎杭11の側面図である。 実施形態1の基礎杭11の斜視図である。 実施形態1の基礎杭11を先端部32側から見た説明図である。 実施形態2の基礎杭11を地盤9に打ち込む方法の準備工程を示す説明図である。 実施形態2の基礎杭11が地盤9に埋設された状態を示す説明図である。 実施形態3の基礎杭12の斜視図である。 実施形態3の基礎杭12を先端部42側から見た説明図である。 実施形態4の基礎杭13の一部断面を示す側面図である。 実施形態4の基礎杭13を先端部52側から見た説明図である。 実施形態5の基礎杭14の一部断面を示す側面図である。 実施形態5の基礎杭14を先端部62側から見た説明図である。 実施形態6の基礎杭15の側面図である。 実施形態6の基礎杭15の斜視図である。 実施形態7の基礎杭16の斜視図である。
本発明の代表的な実施形態を図1〜図14を参照して説明する。本実施形態の基礎杭は、アースオーガ等の杭打ち機により回転されながら地盤中に貫入される。なお、アースオーガとは、建設機械の一つで、モーター等を利用して基礎杭を回転させ、地盤中に当該基礎杭をねじ込んで行く機械である。
(実施形態1)
本実施形態1の基礎杭11は、図1に示すように、杭本体2と拡大部3とを有する。杭本体2は、中空鋼製の管状である。杭本体2の軸線方向長さL、直径R1、及び管壁の厚さ等は、地盤の種類や状態、基礎杭11を打ち込む地形により適宜選択され、一般的な規格製品を用いることができる。例えば、L=5500mm、R1=114.3mm、管壁の厚さは4.5mmとする。
拡大部3は、杭本体2の一端に固定部29で溶接によって固定され、本体部31と先端部32とを備える中実の部材である。本体部31は、図1及び2に示すように、杭本体2の直径R1の約1.5倍の軸線方向厚さD1、杭本体2の水平方向断面積S1(=π・(R1/2))より約20倍大きな水平方向断面積S2を備えた円柱の部材である。先端部32は、拡大部3が軸線方向において固定部29で固定されるのとは反対側に位置し、本体部31から軸線方向に先細る円錐形状の部材である。先端部32の底面321と側面322との間の角度θ1は、10度〜45度が好ましい。先端部32は、図1〜3に示すように、底面は本体部31の底面とほぼ同じであり、本体部31と先端部32とは一体の部材である。
次に、実施形態1の基礎杭11を地盤中に打ち込む方法について説明する。基礎杭11を打ち込む方法は、基礎杭11の先端部32が地盤表面91に接するように配置する準備工程を有する。
そして、基礎杭11を打ち込む方法は、アースオーガ等の杭打ち機(図示略)により、準備工程で配置された基礎杭11を回転させながら地盤9に打ち込む貫入工程を有する。貫入工程は、基礎杭11の拡大部3(先端部32)が所定深度に到達するまで、基礎杭11を地盤9に貫入する。
本実施形態1の基礎杭11は、拡大部3が杭本体2の水平方向断面積S1より約20倍大きな水平方向断面積S2を備えるため、水平方向の面積を大きくすることができ、杭本体2の直径R1の1.5倍の軸線方向厚さD1を有するため、拡大部3よりも上に土が上がりにくい。したがって、本実施形態1の基礎杭11によれば、建築物の荷重に耐え、建築物の沈下を抑制することができる。また、水平方向断面積S2が大きく、厚さD1も厚い拡大部3は丈夫であり、大きな力で地盤に打ち込むように貫入した場合にも十分耐えられるため、基礎杭11の下の土を固めながら打ち込むことができる。そのため、本実施形態1の基礎杭11が埋設される地盤、特に軟弱地盤を強固に固める効果が高く、基礎杭11の沈下を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態2の基礎杭11を打ち込む方法は、実施形態1の基礎杭11を地盤中に打ち込む方法が異なる。以下では、基礎杭11を地盤中に打ち込む方法について説明する。
まず、図4に示すように、実施形態2の基礎杭11を打ち込む方法は、基礎杭11の先端部32が地盤表面91に接するように配置し、基礎杭11の周りに砂利92を配置する準備工程を有する。
そして、実施形態2の基礎杭11を打ち込む方法は、アースオーガ等の杭打ち機(図示略)により、準備工程で配置された基礎杭11を回転させながら地盤9に打ち込む貫入工程を有する。貫入工程は、基礎杭11の拡大部3(先端部32)が所定深度に到達するまで、基礎杭11を地盤9に貫入する。貫入工程の際、準備工程で基礎杭11の周りに配置されていた砂利92は、貫入される拡大部3の上側、杭本体2の周辺部に流れ込む。基礎杭を打ち込む方法は、拡大部3(先端部32)が所定深度に到達し、基礎杭11が地盤9に埋設された状態で、図5に示すように、基礎杭11の周辺部に砂利92も埋められている。
なお、基礎杭11の周りに配置する砂利92は、石や小石だけでなく砂も混ざっていても良いが、その場合、砂の割合が低い方が好ましい。また、石の直径としては10〜50mm程度が好ましい。また、準備工程で積み上げられる砂利92の量は、基礎杭11が地盤中に埋め込まれた状態で、杭本体2の周辺部で、基礎杭11の拡大部3の上方から基礎杭11の上部に配置される建築物の基礎21の下方に配置される程度が望ましい。砂利92の量は拡大部3の上方から基礎21の下方を埋めるのが望ましいが少ないより多く配置するのが好ましい。基礎杭11を埋設後に、埋め込まれなかった余分な砂利92は適宜取り除くことができる。
実施形態2の基礎杭11を打ち込む方法によって打ち込まれた基礎杭11は、拡大部3より上方で基礎杭11の周辺部に砂利が埋め込まれるため、基礎杭11の周辺部に水が留まりにくく、地震などによる液状化が発生しにくい。液状化が発生した場合も液状化から脱しやすいため、液状化による建築物の不等沈下を抑制することができる。
(実施形態3)
本実施形態3の基礎杭12は、基本的な構成は実施形態1の基礎杭11と同じ構成及び作用効果を有する。以下では、異なる構成を中心に説明していく。
本実施形態3の基礎杭12は、図6及び7に示されるように、正四角柱形状の本体部41と本体部41の底面と同形状、同じ大きさの底面を有する正四角錐の先端部42とを備える拡大部4を有する。
本実施形態3の基礎杭12を用いれば、実施形態1又は実施形態2の基礎杭を打ち込む方法の貫入工程の際、拡大部4の本体部41の側面から地盤中の土が上に上がりやすい。そのため、貫入工程の短縮あるいは貫入力が低減できる。
(実施形態4)
本実施形態4の基礎杭13は、基本的な構成は実施形態1の基礎杭11と同じ構成及び作用効果を有する。以下では、図8及び図9を参照して異なる構成を中心に説明していく。
本実施形態4の基礎杭13は、円柱形状の本体部51と本体部51の底面と同形状、同じ大きさの底面を有する円錐形状の先端部52とを備える拡大部5を有する。そして、先端部52にはさらに回転方向に対して垂直な面529を備えるように側面に沿って突出した4条の突出部521〜524が形成されている。突出部521〜524は、それぞれ垂直な面529が円錐の頂点に向かうほど拡大する。また、4条の突出部521〜524は、互いに均等に配置されている。突出部521〜524は4条に限られず、2条以上が回転方向で均等に配置されているのが望ましいが、不均等でも良い。また、線対称の配置でも良い。なお、図8は先端部52部分を断面で示している。
本実施形態4の基礎杭13を用いれば、基礎杭を打ち込む方法の貫入工程の際、基礎杭13が打ち込まれて固くなる土を削ることができるため、地盤をしっかりと固めつつ且つ地盤へ貫入しやすくなる。また、貫入工程の際、回転が停止または抑制される場合、回転を逆回転させることで、突出部521〜524がひっかかっていた場合は、回転の停止又は抑制状態から脱却することができる。
(実施形態5)
本実施形態5の基礎杭14は、基本的な構成は実施形態3の基礎杭12と同じ構成及び作用効果を有する。以下では、図10及び11を参照して異なる構成を中心に説明していく。
本実施形態5の基礎杭14は、回転方向に対して垂直な面629を備えるように突出する側辺に沿った4条の突出部621〜624が先端部62に形成されている。突出部621〜624はそれぞれ、垂直な面529が底面側で拡大する。
本実施形態5の基礎杭14を用いれば、実施形態1又は実施形態2の基礎杭を打ち込む方法の貫入工程の際、地盤中の土を削ることで、より地盤へ貫入しやすくなる。また、貫入工程の際、回転が停止または抑制される場合、回転を逆回転させることで、突出部621〜624がひっかかっていた場合は、回転の停止又は抑制状態から脱却することができる。なお、図10は先端部62部分を断面で示している。
(実施形態6)
本実施形態6の基礎杭15は、図12及び13に示すように、杭本体2と拡大部7とを有する。杭本体2は、中空鋼製の管状である。杭本体2の軸線方向長さL2、直径R3、及び管壁の厚さ等は、地盤の種類や状態、基礎杭15を打ち込む地形により適宜選択される。
拡大部7は、杭本体2の一端に固定部29で固定され、本体部71と複数の刃73とを備える鋼製の部材である。本体部71は、図12に示すように、杭本体2の直径R3の約1.5倍の軸線方向厚さD2、杭本体2の水平方向断面積S3(=π・(R3/2))より約30倍大きな水平方向断面積S4を備えた円柱の部材である。複数の刃73は、本体部71の側面に、回転方向に突出し、さらに軸線方向において固定部29で固定されるのとは反対側にも突出するように、本体部71の側面に、設けられている。各刃73は本体部71に一体的に設けられるだけでなく、各刃73が別体で作られたものを本体部71に一体的に固定されるものを採用することもできる。そして、各刃73は1つ〜4つ以上配置され、複数の場合は回転方向で均等に配置されるのが望ましいが、不均等に配置されたり、線対称に配置されたり、と様々構成を採用することができる。
本実施形態6の基礎杭15を地盤中に打ち込む方法は、基本的に実施形態1又は実施形態2と同様であるため、詳細な説明は省略する。本実施形態6の基礎杭15は準備工程で、地盤表面に刃73が接するように配置される。
本実施形態6の基礎杭15は、基礎杭15の拡大部7が杭本体2の水平方向断面積S3より約30倍大きな水平方向断面積S4を備えるため、水平方向の面積が大きく、杭本体2の直径R3の約1.5倍の軸線方向厚さD2を有するため、拡大部7よりも上に土が上がりにくい。したがって、本実施形態5の基礎杭15によれば、建築物の荷重に耐え、建築物の不等沈下を抑制することができる。
そして、地盤中に打ち込む際、刃73で土を削り取ることによって基礎杭15の打ち込みを補助することができる。また、螺旋状の刃とは異なり、拡大部7で得られる建築物の荷重に対する効果が8割減にならない。
(実施形態7)
本実施形態7の基礎杭16は、基本的な構成は実施形態6の基礎杭15と同じ構成及び作用効果を有する。以下では、異なる構成を中心に説明していく。
本実施形態7の基礎杭16は、図14に示されるように、正四角柱形状の本体部81と複数の刃83とを備える拡大部8を有する。各刃83は、軸線方向に平行な4辺のそれぞれに沿って、回転方向に突出するように形成されており、さらに底面より下方に突出する。
本実施形態7の基礎杭16を用いれば、実施形態1又は実施形態2の基礎杭を打ち込む方法の貫入工程の際、拡大部8の本体部81の側面から地盤中の土が上に上がりやすい。そのため、貫入工程の短縮あるいは貫入力が低減できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、杭本体2は中空の管状に限られず、ロッド状部材でも良い。また、拡大部は円柱、正四角柱に限定されず、角柱を採用することもできる。角柱を用いる場合は先端部の形状も本体部の角柱の形状に合わせるのが望ましい。
また、実施形態4及び5の突出部は、全突出部の垂直な面が頂点側だけあるいは底面側だけ大きくなる形状に限定されず、回転方向で隣接する突出部で、拡大する側が交互に形成される形状を採用することができる。例えば、垂直な面が頂点側で拡大した突出部の隣の突出部の垂直な面は底面側が拡大している。
そのほかに、拡大部は固定部29で杭本体2に溶接によって固定されることに限定されず、ピン止め、ネジ式、ボルト締めなどによって杭本体2に固定される。
さらに、拡大部は中実の中身の詰まった非常に頑丈な部材が望ましいが、中空を採用することもできる。その場合、外壁は非常に頑丈であることが好ましく、内部に補強する構造あるいは補強する部材が詰め込まれていることが望ましい。
11〜16:基礎杭、
2:杭本体、 29:固定部、
3〜8:拡大部、 31,41,51,71,81:本体部、
32,42,52,62:先端部、 322:側面、
521〜524,621〜624:突出部、 73,83:刃、
9:地盤、 91:地盤表面、 92:砂利。
上記課題を解決するための基礎杭の構成上の特徴は、ロッド状又は管状の杭本体と、
前記杭本体の一端に固定される固定部と、前記固定部の先端に一体に設けられ、先細の略円錐形状又は略角錐形状をなす先端部と、を備える拡大部と、
有し、
前記固定部は、前記先端部の略錐形状の底面が前記杭本体の軸線方向に沿って伸びてなる外周形状をもつとともに、前記軸線方向での長さが前記杭本体の直径の0.5〜5倍、及び前記軸線方向に垂直な面での断面積が前記杭本体の断面積の2〜50倍であり、
前記先端部が、略錐形状の前記底面と外周面との間の角度θが、10度〜45度で形成されている、
回転しながら地盤に貫入し、地盤中に埋設されることである。
また、前記拡大部は、側面から突出するように配置される刃を有することができる。
さらに、前記拡大部は、中実体であることができる。

Claims (6)

  1. ロッド状又は管状の杭本体と、
    前記杭本体の一端に固定され、前記杭本体の直径の0.5〜5倍の軸線方向厚さと前記杭本体の軸線方向に垂直な断面積の2〜50倍の断面積とを備える拡大部と、
    を有し回転しながら地盤に貫入し、地盤中に埋設される基礎杭。
  2. 前記拡大部は、軸線方向に垂直な断面形状が円形、多角形、又は正多角形である、請求項1に記載の基礎杭。
  3. 前記拡大部は、軸線方向において前記杭本体と固定される固定部の反対側に、略円錐形又は略角錐形の先端部若しく前記拡大部の側面から突出するように配置される刃を有する、請求項1又は2に記載の基礎杭。
  4. 前記先端部は回転方向に垂直な面を備える側辺から突出した突出部を有する、請求項3に記載の基礎杭。
  5. 前記請求項1〜4の何れか1項に記載の基礎杭を地盤中に打ち込む方法であって、
    前記基礎杭を地盤表面に配置し、前記基礎杭を回転しながら地盤に打ち込む、基礎杭を打ち込む方法。
  6. 前記基礎杭の周りに砂利を配置し、前記基礎杭を回転しながら地盤に打ち込む際に前記砂利を埋めていく、請求項5に記載の基礎杭を打ち込む方法。
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