JP2021020034A - いびきの発生軽減用寝具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ふとんやベッド等での就寝中いびきの発生を軽減する為、横向き寝を保持する寝具に関するものである。【解決手段】ふとんやベッド等での就寝中に横向き寝を保持する為に、寝具体1を寝具移動防止カバーの筒状のポケット部に入れ、寝具体1を入れた筒状のポケット部を、横向き寝就寝時における肩から腰部にあたる背面の位置に置き、平たく延ばした筒状のポケット部から続く一体型固定部3の上に、横向き寝に成り使用する。【選択図】図1
Description
本発明は、就寝者がふとんやベッド等で寝る時に、横向き寝姿勢を保持するために肩から腰を背面から支える、いびきの発生軽減用寝具に関するものである。
家庭や旅先で就寝した時に、同室内の家族または第三者に対し寝不足等の迷惑を与え、自身も気兼ね等で睡眠不足によるストレス増加のいびきの発生問題があった。
仰向きで寝るといびきの発生は顕著であるが、横向きで寝るといびきの発生を軽減できることに着目した。
人は横向きに寝ると、概ね片足を伸ばして片膝を曲げた姿勢あるいは、両膝を曲げた楽な体制をとるようです。
ただし楽な体制であっても長時間保つのは困難であり、時々行う寝がえり等でも背面から背を支える背もたれがあれば、完全に仰向き姿勢に成らずとも身体は寝がえり感を得、その繰り返しを行い横向き姿勢を保持できる。
例えて言うならば和室における胡座と座椅子の関係で、楽な胡座も長時間では疲れるものですが、時々座椅子の背もたれに背を押し当てると不思議なもので、苦痛が和らぎ胡座の姿勢を続けることができます。
そこで以前より、いびきの発生を防止する目的で数々提案された寝具があります。
特開2005−34418号公報(A) 特開2011−240098号公報(U) 実用新案登録第3164462号公報 特開2002−336112号公報 しかしながら、文献1の発明「背当て寝具」は、呼吸通路を確保するために三角柱形状の弾性ブロック材を背中に当てる仕様ですが、被覆した布被カバーの滑り止め加工では、就寝中に背当て寝具が移動してしまう恐れがある。また、文献2の発明「いびき、睡眠時無呼吸症候群防止用改善寝具」は、無呼吸改善策として額用と胸用に分けた枕の間に顔を置いて使用するうつぶせ寝具を提供しているが、うつぶせ姿勢で就寝するには苦痛が伴う。
そして文献3の考案「いびき防止横向き寝寝具」は、胸面の抱きかかえ枕と背面のエアークッション部をヒモ状で連結し、その狭間に横向きでの就寝を推奨しているが、図面で見る限り仕様が大きく掛け布団を使用するには問題があり、コンパクト的にも欠けている。また文献4の発明「寝具並びにその使用方法」は、文献3同様に連結した胸部側と背部側の枕に挟まれて横向きに寝るらしいが、連結材が身体に異物感を与え軽い寝がえりもしづらく、長時間の横向き寝は困難である。コンパクトで最適な形の枕を試した、かまぼこ形、長方形、台形、楕円形等は良いとしても、ベルトや背負い帯に依って横向き就寝を続けるのはやや難がある。
就寝者の寝返り等によるいびきの発生軽減用寝具の移動を防ぎ、就寝中の体勢に無理なく簡単な仕様で横向き寝姿勢が保持できるような、いびきの発生軽減用寝具を提供するのが本発明の目的である。
本発明は、就寝中に肩から腰を背面から支える寝具体と、寝具体を入れる筒状のポケット部を有し、筒状のポケット部から続く一体型固定部を備えた寝具移動防止カバーからなる、横向き寝姿勢を保持する寝具を開発したのである。
寝具移動防止カバーの筒状のポケット部から続く一体型固定部を、就寝者の身体の下に敷いて用いることで、使用者の体重によりいびきの発生軽減用寝具が就寝中に移動することを防ぎ本来の目的を達成できる。
寝具体(四角柱型、円柱型、楕円柱型)及びカバーを作り試した結果、使用者の体長や体型等に容易に対応でき効果も期待できる三角柱型とした。
また寝具移動防止カバーの素材は、多少の摩擦効果があり加工も楽で肌触りの良い木綿布とし、また寝具体の充填材は、調製が簡単で適度な重量感もある安価な蕎麦殻とした。
なお、寝具体をビニール等の空気栓付きクッションにすれば、家庭に限らず携帯用として旅行先等でも使用でき、保管も場所を取らずに便利である。
それに移動防止カバーは寝具体と分離できることで衛生面にも適し、寝具体の形や充填材及び寝具移動防止カバーの材質等を変更すれば、本来の目的外の介護用や医療用にも応用できる。
実施例本発明のいびきの発生軽減用寝具は、図1に示すように三角柱型寝具体1と、その寝具体1を入れる筒状のポケット部2を有し、筒状のポケット部2から続く一体型固定部3を備えた寝具移動防止カバーから構成されている。
使用時には図2に示すように、図1で示す寝具移動防止カバーの筒状のポケット部2から続く一体型固定部3を使用者の上半身の下に敷くことで、使用者の体重によりいびきの発生軽減用寝具が移動しないよう固定でき、この状態で寝具体1が肩から腰を背面から支えるので就寝中は身体が横向き姿勢に保持され、いびきの発生を軽減できる。
1 寝具体
2 寝具体を入れる筒状のポケット部
3 筒状のポケット部から続く一体型固定部
2 寝具体を入れる筒状のポケット部
3 筒状のポケット部から続く一体型固定部
Claims (3)
- 就寝中に横向き状態を保持する寝具体と、寝具体の移動を防止するカバーを備えることを特徴とするいびきの発生軽減用寝具。
- 請求項1に記載の寝具体の移動を防止するカバーは、寝具体を入れる筒状のポケット部と寝具体を入れる筒状のポケット部から続く一体型固定部とを備えることを特徴とするいびきの発生軽減用寝具。
- 請求項1または請求項2に記載のいびきの発生軽減用寝具であって、寝具体を入れる筒状のポケット部から続く一体型固定部は、就寝者の身体の下に敷いて用いることを特徴とするいびきの発生軽減用寝具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019149205A JP2021020034A (ja) | 2019-07-29 | 2019-07-29 | いびきの発生軽減用寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019149205A JP2021020034A (ja) | 2019-07-29 | 2019-07-29 | いびきの発生軽減用寝具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021020034A true JP2021020034A (ja) | 2021-02-18 |
Family
ID=74572977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019149205A Pending JP2021020034A (ja) | 2019-07-29 | 2019-07-29 | いびきの発生軽減用寝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021020034A (ja) |
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2019
- 2019-07-29 JP JP2019149205A patent/JP2021020034A/ja active Pending
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