JP3105323U - 敷き布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】横になって楽な姿勢をとる際、無意識に多くの人が脚を高い位置にもっていく。例えば座布団を重ねた上に脚を置いたりすることが多い。これは多くの人が、脚を高い位置に置いた姿勢が楽であると体感しており、また、潜在的に体が脚を高くする事を要求しているからでもある。本考案は、これらの要求を満たし、より楽な姿勢で睡眠又は休息できるような敷き布団を提供することにある。
【解決手段】従来、敷き布団の形状は、厚さがほぼ均一で、平坦であることが絶対的な基本であり、全く進化していない。課題を解決する具体的手段として、睡眠又は休息する際の脚の位置が、上半身の位置に対して、20mm〜120mm高くなる様に段差や傾斜を設けた形状の敷き布団とすることで解決した。
【選択図】図3



Description

本考案は、より快適な睡眠又は休息が得られる敷き布団の形状に関するものである。
敷き布団の構造と素材は、様々な工夫が施され、より快適な睡眠又は休息が可能な布団に進化している。一方敷き布団の形状は、厚さがほぼ均一で、平坦であることが現在までの絶対的な基本形状であり、全く進化していない。脚を上半身より高い位置で使用する事を目的とした寝具としては、脱着が自在な足枕、マット、パット等(例えば特許文献1参照)があり、補助器具として敷き布団に装着して使用される。これらは使用する人の疲労度、目的等にあわせて、敷き布団と併用できる利便性はあるが、生活習慣化することは困難である。これら補助器具は、脱着が自在で使い易さを主目的としており、脚を上半身より高い位置に置いて寝ることを生活習慣化する観点からは満足し得るものではない。
実用新案登録第3070106号公報
健康は人類の最大で永遠の課題である。健康にとって睡眠や休息は重要な要素であり,従って,寝具は健康と密接に関係している。横になって楽な姿勢をとる際、無意識に多くの人が脚を高い位置にもっていく。例えば座布団を重ねた上に脚を置いたりすることが多い。これは多くの人が、脚を高い位置に置いた姿勢が楽であると体感しており、また、潜在的に体が脚を高くする事を要求しているからでもある。本考案は、これらの要求を満たし、より楽な姿勢で快適な睡眠又は休息ができるような敷き布団を提供することにある。
従来、敷き布団の形状は、厚さがほぼ均一で、平坦であることが絶対的な基本であり、全く進化していない。課題を解決する具体的手段として、睡眠又は休息する際の脚の位置が、上半身の位置に対して、20mm〜120mm高くなる様に段差や傾斜を設けた形状の敷き布団とすることで解決した。
本考案敷き布団を仰向けで使用した場合、膝関節と股関節を十分に曲げる事ができることから腰の痛みをやわらげ、またうつ伏せで使用した場合は、背骨と背筋を反らすことから快適感が得られ、かつ血行を良くする等の効果がある。尚、寝返りや横向きまた脚をくの字に曲げて使用した場合も、腰には負担がかからず、膝関節と股関節を十分曲げることが可能である。脚が疲れているときには血液やリンパ液の流れが滞り、浮腫みを起こすことがある。その時の対処法として、仰向けになり脚を高くする事が効果的であることがよく知られている。脚の疲れは腰に、また腰の疲れは脚に影響するとされる事から、腰、膝、脚に痛みを持ち悩んでいる人には、本考案敷き布団を使用する事が、改善策の一つとして極めて有効であると言える。
心臓病の際、救急隊到着までの応急処置として、足側高位が体位確保の一つとされている。脚を高くし、仰向けになる事で脳、肺、心臓、肝臓、腎臓及びその他重要な臓器の血流を増やす効果がある。多くの人が、通常毎日平均七時間程度寝具を使用しているが、本考案敷き布団を使用することにより、必然的に楽な姿勢での快適な睡眠を生活習慣化することになる。また、より快適な睡眠又は休息と血流を良くすることの相乗効果により、健康増進の効果も有することになる。
図1に請求項1記載の本考案敷き布団の斜視図を、図2に請求項1記載の本考案敷き布団の断面図を、図3に請求項1記載の本考案敷き布団の使用状態を示す。請求項1記載の本考案敷き布団は下腿を置く部分2の高さが上半身を置く部分3の高さに対して段差Δh1を設けている。段差Δh1は20mm〜120mmであればよい。段差Δh1が概20mm以下での使用も可能であるが、効果は小さくなる。また段差Δh1を120mm以上とすると効果が大きくなることから、医療、マッサージ等の特殊な用途の敷き布団としては適している場合もあるが、長期的に使う寝具としては好ましくない。使用する人の身体能力や使用目的によって段差Δh1を変えたものを使用するのが理想的であり、下腿を置く部分2と上半身を置く部分3の段差Δh1の大きさは特定するものではない。
大腿を置く為に設けた傾斜部4を設ける事で、段差部分の連続性が滑らかになる。その為、敷き布団が体に馴染み、段差がある事の違和感が生じない。また外観は安眠できる敷き布団の重要な要素であり、敷き布団としての美しさを失ってはならないが、本考案はこの要素についても満足し得るものである。
図3に示すように使用方法は従来の布団と同様である。上半身を置く部分3に上半身をおき、下腿を置く部分2に下腿を置いて使用し、枕などは従来の布団と同様に該敷き布団を使用する人に合ったものを使用すればよい。寝返りをうつことやうつ伏せで使用する場合も、大腿を置く為に設けた傾斜4がそれに沿う傾斜になり、従来の布団と同様にいかなる体位にも対応することができる。
図4に請求項2記載の本考案敷き布団の斜視図を、図5に請求項2記載の本考案敷き布団の断面図を示す。請求項2記載の本考案は頭側の最端5から脚側の最端6にかけて徐々に高くなる傾斜部7を設ける形状である。頭側の最端と足側の最端の高さの傾斜差Δh2は、段差Δh1と同様20mm〜120mmであればよい。傾斜は脚を上半身より高い位置で使用することが目的であり、各自の身体能力、感じ方が様々であることから傾斜差Δh2の大きさは段差Δh1同様特定するものではない。
図6に請求項3記載の本考案敷き布団の斜視図を、図7に請求項3記載の本考案敷き布団の断面図を示す。請求項3記載の本考案は大腿を置く為設けた傾斜4と下腿を置く部分2に山型となるような傾斜部を設ける形状である。上半身を置く部分3と膝部を置く部分8の高さの差Δh3は、Δh1と同様20mm〜120mmであればよい。傾斜は脚の膝部を置く部分を上半身より高い位置で使用することが目的であり、各自の身体能力、感じ方が様々であることから傾斜差Δh3の大きさは段差Δh1、Δh2同様特定するものではない。
本考案敷き布団の面積は使用者の身体能力、目的に適い寸法を変えるのが安眠できる寝具の重要な要素であることから特定するものではない。さらに、側素材及び詰め物素材は、本考案敷き布団の目的に適うものであれば、化学製品、植物製品、動物製品、水、空気等いずれであってもよい。すなわち、仕立て方法による構造、素材等の構成要素についても特定するものではない。
図1に示す本考案の敷き布団を20歳代から80歳代までの男性4名と女性4名に2週間使用してもらった。その内の50歳代男性1名が腰痛、ヘルニアで悩みを抱えている人であり、普段は敷き布団上に座布団2〜3枚を足枕がわりに敷いて寝ているとのことであった。座布団だと毎回準備する必要があり、また就寝中に位置ズレの修正を行なわなければならないこと等問題が多い。本考案敷き布団の試用では、敷き布団そのものに段差がついていることに満足し、安眠できたとの結果を得た。また、女性1名は立ち仕事の多い職業に就いており、よく起床後に脚の脹脛が浮腫んでいるとのことであったが、試用した2週間は脚の脹脛が浮腫まず、安眠できた。そして、8名全員が何の違和感もなく快適な睡眠をとる事ができた。
請求項1記載の本考案敷き布団の斜視図である。 請求項1記載の本考案敷き布団の断面図である。 請求項1記載の本考案敷き布団の使用状態を示す図である。 請求項2記載の本考案敷き布団の斜視図である。 請求項2記載の本考案敷き布団の断面図である。 請求項3記載の本考案敷き布団の斜視図である。 請求項3記載の本考案敷き布団の断面図である。
符号の説明
1 敷き布団底面
2 下腿を置く部分
3 上半身を置く部分
4 大腿を置くため設けた傾斜部
5 頭側の最端
6 脚側の最端
7 頭側の最端と脚側の最端を結ぶ傾斜部
8 膝部を置く部分
Δh1 下腿を置く部分と上半身を置く部分の段差
Δh2 頭側の最端と脚側の最端の傾斜差
Δh3 上半身を置く部分と膝部を置く部分の高さの差

Claims (3)

  1. 脚を上半身より高い位置において使用することを目的とし、脚を置く部分と上半身を置く部分に段差及びこの段差をつなぐ傾斜部を設けた敷き布団。
  2. 脚を上半身より高い位置において使用することを目的とし、布団の長手方向全体を傾斜させた敷き布団。
  3. 脚を上半身より高い位置において使用することを目的とし、脚を置く部分が膝部を頂点とした山型となるように、傾斜部を設けた敷き布団。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600222Y2 (ja) 1993-12-30 1999-10-04 アイリスオーヤマ株式会社 スーツケース
JP2022065584A (ja) * 2020-10-15 2022-04-27 香川県 側臥位手術用マット装置

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JP2600222Y2 (ja) 1993-12-30 1999-10-04 アイリスオーヤマ株式会社 スーツケース
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