JP2021019109A - 閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置 - Google Patents

閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 主放電を行う前にミス発光を確認することができる閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置を提供する。【解決手段】 閃光を発生させる閃光放電ランプの制御方法であって、前記閃光放電ランプの始動制御を開始する工程(A)と、前記工程(A)の実行後、前記閃光放電ランプの放電回路が通電状態と非通電状態を繰り返すように制御する工程(B)と、前記工程(B)において、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電を検出する工程(C)とを含む。【選択図】 図2

Description

本発明は、閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置に関する。
従来、半導体基板の熱処理やプリンタブルエレクトロニクス等の製造プロセスにおける熱処理として、閃光加熱装置が用いられている。特に近年では、半導体プロセスの微細化に伴って、注入した不純物が長時間の加熱により拡散することを抑えつつ活性化させる方法として、閃光加熱装置による瞬時の熱処理方法が注目されている。
そこで、本出願人は、半導体ウェハの加熱処理装置に適した閃光放電ランプ(「フラッシュランプ」とも称される。)の開発を行っており、例えば、下記特許文献1において、半導体ウェハの変形や割れを抑制しながら加熱処理するための装置を開示している。
特開2009−164201号公報
本発明者は、閃光加熱装置のさらなる性能や利便性の向上を検討していたところ、以下のような課題があることを見出した。以下、図面を参照しながら説明する。
図1は、従来の閃光加熱装置100の構成を模式的に示す図面である。図1に示すように、最も単純な閃光加熱装置100は、光源となる管体内に放電ガスが封入された閃光放電ランプ10、電荷蓄積用のコンデンサ11、電流パルス整形用のコイル12、コンデンサ11に蓄えた電荷を閃光放電ランプ10に供給する放電回路の通電状態を切り替えるスイッチング素子13及びトリガ電極14で構成され、さらに、スイッチング素子13やトリガ電極14の制御を行う制御部15を備える。
制御部15によって、コンデンサ11に蓄えられた電荷は、スイッチング素子13がオン状態において、トリガ電極14からトリガ電圧が印加されると閃光放電ランプ10の管体内の放電ガスが絶縁破壊を起こし、コンデンサ11に蓄えられた電荷は閃光放電ランプ10内を流れて発光する。この時、コンデンサ11に蓄えられた電荷は、数十μs〜数百msの時間で消費され、閃光放電ランプ10は、数十μs〜数百ms程度発光する。閃光放電ランプ10の発光動作の詳細は、「発明を実施するための形態」の項目において後述する。
図1に示す閃光加熱装置100は、単体の閃光放電ランプ10を点灯させる構成を示しているが、半導体ウェハ(以下、その他の加熱対象となるものも含めて「加熱対象物」と称する。)を加熱する場合等は、加熱対象物の加熱対象面全体を瞬時に加熱させるために、複数の閃光放電ランプ10を配置して同時に閃光を発生させることで加熱処理が行われる。
ところが、閃光放電ランプ10は、トリガ電極に電圧を印加しているにも関わらず点灯しないということが稀にある。
以下、本明細書においては、加熱対象物を加熱するためコンデンサ11の電荷を放電させる動作を「主放電」と称し、放電回路が通電状態においてトリガ電圧を入力したにも関わらず放電が起こらない現象を「ミス発光」と称する。
特に、複数の閃光放電ランプ10を備える閃光加熱装置100によって、一つの加熱対象物に対して閃光を照射して加熱処理を行う場合、一部の閃光放電ランプ10でミス発光が発生すると当該閃光放電ランプが点灯できず、加熱処理が不十分となり、加熱対象物が不良品となってしまう。そのため、不良品を発生させないためにも、ミス発光が発生するかどうかは、主放電を行う前に確認できることが好ましい。
しかし、上述のように、閃光放電ランプ10はトリガ電極14からトリガ電圧が印加された時から主放電が開始される。従って、従来の閃光放電ランプ10の実施形態によれば、ミス発光は、主放電のみによって確認することができ、主放電を行う前には確認することができない。
本発明は、上記課題に鑑み、主放電を行う前にミス発光の有無を確認することができる閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の閃光放電ランプの制御方法は、
主放電によって閃光を発生させる閃光放電ランプの制御方法であって、
前記閃光放電ランプの放電経路を通電状態に制御し、前記閃光放電ランプの始動制御を開始する工程(A)と、
前記工程(A)の実行後、前記閃光放電ランプの放電経路が通電状態と非通電状態を繰り返すように制御する工程(B)と、
前記工程(B)において、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電を検出する工程(C)とを含むことを特徴とする。
閃光放電ランプは、放電回路を通電状態に制御して、閃光放電ランプの電極間に電圧を印加させるだけでは、電極間に放電を発生させることは難しく、放電を開始するための始動制御により、閃光放電ランプの管体内で放電ガスが絶縁破壊を起こすことが必要となる。放電を開始するための始動制御の方法としては、例えば、閃光放電ランプに近接して配置された導体(トリガ電極)にトリガ電圧を印加する方法や、陰陽極間に直接トリガ電圧を印加する方法や、放電ランプに向かって閃光を照射する光アシストと称される方法等がある。
放電回路が通電状態に制御され、閃光放電ランプの始動制御を開始する工程(A)の後、従来のように、放電回路を通電状態で維持すると、閃光放電ランプの電極間で主放電が起こり、閃光が発生する。
一方、本発明では閃光放電ランプの放電回路が通電状態と非通電状態を繰り返するように制御する工程(B)を行う。
工程(B)は、閃光放電ランプの放電経路が通電状態と非通電状態を繰り返すことで、主放電の発生を抑制し、放電による電荷の消費を抑える。
また、閃光放電ランプの放電回路が通電状態と非通電状態を繰り返し継続させる間に、工程(C)によって、閃光放電ランプの放電経路に電流が生じているか、若しくは閃光放電ランプが僅かでも発光しているかを検知することで、発光管内で放電が生じているかを判断でき、ミス発光の有無を確認することができる。
上記制御方法を行うことで、主放電を行う前に、閃光放電ランプでミス発光が発生しているか否かを確認することができる。
上記制御方法の前記工程(C)によって、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電が検出された場合に、前記閃光放電ランプに対して主放電を行う工程(D)を行うものであっても構わない。
上記制御方法の前記工程(C)によって、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電が検出されなかった場合に、再び前記工程(A)を実施するものであっても構わない。
工程(C)において、閃光放電ランプの発光又は閃光放電ランプに対する放電が検出された場合、すなわち、ミス発光が確認されなかった場合は、閃光放電ランプに対して主放電を行うことができる。当該制御方法によれば、ミス発光が起こらないことを確認した上で、主放電を開始することができ、確実に加熱処理することができる。従って、閃光放電ランプの不点灯(主放電の発光不良)によって発生する不良品を減らすことができる。
また、他用途であっても、ミス発光が発生していることが検出された場合に、主放電を行わないように制御されることで、閃光放電ランプが適切に動作していないことを事前に確認することができる。
また、閃光放電ランプの発光又は閃光放電ランプに対する放電が検出されなかった場合、すなわち、ミス発光が確認された場合は、再び工程(A)を行う。当該制御方法によれば、コンデンサに蓄積された電荷を保持しつつ閃光放電ランプの不点灯を回避し、再度、閃光放電ランプの始動を試みることができる。
上記制御方法の前記工程(B)の期間は、0.1ms以上100ms以下であっても構わない。
工程(A)によって始動制御が開始された後、工程(C)において閃光放電ランプの発光又は閃光放電ランプに対する放電を検出するための時間が短いと、正確に発光や放電を検出することができない、若しくは検出する前に主放電が行われてしまう可能性がある。従って、上記制御方法とすることで、工程(C)によって、発光又は放電を検出する時間を十分に確保し、ミス発光の有無を検出する精度を向上させることができる。
上記制御方法の前記工程(B)は、前記放電回路が継続して通電状態である時間が0.01ms以上0.5ms以下で、かつ、通電状態と非通電状態の周期に対する通電状態の時間の比であるデューティ比が40%以下となるように制御されても構わない。
閃光加熱装置は、多くの場合コンデンサに蓄えられた電力によって閃光放電ランプを発光させる。つまり、始動制御の開始から主放電までに消費される電力は、コンデンサに蓄えられた電荷で賄わなければならない。従って、工程(B)によって、多くの電荷を消費させてしまうと、主放電に用いることができる電荷が大幅に減少し、閃光放電ランプの主放電による閃光の光強度が低下してしまう。
そこで、上記制御方法とすることで、閃光放電ランプの放電回路が通電状態となる時間を発光検出に必要な時間だけに制限することで無駄な消費電力を抑え、閃光放電ランプの光強度の低下を抑えることができる。
本発明の閃光加熱装置は、
主放電によって閃光を発生させる閃光放電ランプと、
前記閃光放電ランプの動作を制御する制御部と、
前記閃光放電ランプと直列に接続され、放電回路の通電/非通電を切り替えるスイッチング素子と、
前記閃光放電ランプに流れる電流を検出するための電流検出素子、又は前記閃光放電ランプの発光を検出するための発光検出素子の少なくともいずれかで構成された検出部とを備え、
前記制御部は、前記閃光放電ランプの始動制御を開始する始動制御部と、前記スイッチング素子のオン状態とオフ状態を制御する導通制御部とを備えており、
前記始動制御部の動作後に前記スイッチング素子のオン状態とオフ状態を繰り返し制御するよう構成され、
前記制御部は、前記検出部からの信号に基づいて主放電の制御を決める判定部を備えることを特徴とする。
上記構成において、スイッチング素子は、例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)素子、MOSFET等を用いることができる。また、電流検出素子は、例えば、スイッチング素子に流れる電流を測定するために、流れる電流量に応じて電圧が変化する素子や信号を出力する装置であり、抵抗素子、電流計等を用いることができる。発光検出素子は、閃光放電ランプの発光を受光すると、受光光量に応じた電気信号を発する素子であり、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ等を用いることができる。
本発明によれば、主放電を行う前にミス発光を確認することができる閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置が実現される。
従来の閃光加熱装置の構成を模式的に示す図面である。 閃光加熱装置の一実施形態の構成を模式的に示す図面である。 閃光加熱装置の動作順序を示したフローチャートである。 コンデンサを充電した状態から、主放電までが完了するまでの光出力、電流及び制御信号の変化を示したグラフである。 スイッチング素子に入力されている制御信号の波形の拡大図である。 オン状態とオフ状態を繰り返して加熱対象物を加熱する動作と、その後にオン状態を継続することで加熱対象物を加熱する動作を行う場合の光出力及び電流の変化を示したグラフである。 閃光加熱装置の別実施形態の構成を模式的に示す図面である。
以下、本発明の閃光放電ランプの制御方法及び閃光加熱装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図面は、いずれも模式的に図示されたものであり、図面上の寸法比や個数は、実際の寸法比や個数と必ずしも一致していない。
まず、閃光加熱装置1の構成について説明する。図2は、閃光加熱装置1の一実施形態の構成を模式的に示す図面であり、図1に示した従来の閃光加熱装置100との共通の構成要素に対しては共通の符号を付している。図2に示すように、本実施形態の閃光加熱装置1は、図1に示す閃光加熱装置100と同様の、光源となる発光管内に放電ガスが封入された閃光放電ランプ10、電荷蓄積用のコンデンサ11、電流パルス整形用のコイル12、放電回路を切り替えるスイッチング素子13、トリガ電極14及びスイッチング素子13やトリガ電極14の制御を行う制御部15を備えている。なお、閃光加熱装置1は、閃光加熱装置100と比較して、さらに検出部として発光検出素子16を有する点が異なる。
閃光放電ランプ10は、例えばキセノン等の放電ガスが封入された発光管20と、発光管20内に離間して配置された陽極21及び陰極22を備える。陽極21と陰極22の間に、発光に必要な電圧が印加されると、電極(21,22)間に放電が起こり発光する。
コンデンサ11は、電源等から供給される閃光放電ランプ10を発光させるための電荷を蓄え、閃光放電ランプ10に対して放電するように動作する。
閃光放電ランプ10との間に接続されたコイル12は、閃光放電ランプ10に供給される電流の時定数を調整する。すなわち、コンデンサ11から閃光放電ランプ10に供給される電流の立ち上がり速度と立下り速度を調整する。
スイッチング素子13は、コンデンサ11に蓄えた電荷を閃光放電ランプ10に供給する放電回路を通電状態と非通電状態に切り替える素子である。本実施形態におけるスイッチング素子13は、制御部15が制御端子に印加する電圧を制御することでオン状態とオフ状態が切り替わる。なお、制御部15の詳細については、制御方法の説明において後述される。
トリガ電極14は、閃光放電ランプ10に近接して配置された外部電極であり、トリガ電圧が印加されることによって放電を開始するための始動制御として機能する。スイッチング素子13がオン状態に切り替えられ、トリガ電極14にトリガ電圧が印加されると、発光管20内のガスが電離状態となり絶縁破壊を起こし、閃光放電ランプ10が発光する。
発光検出素子16は、光電変換素子であり、閃光放電ランプ10が発光すると、閃光放電ランプ10から出射される光を受光し、受光量に応じた電気信号を制御部15に対して出力する。
次に、制御部15による制御方法について説明する。制御部15は、上述のとおり、スイッチング素子13のゲート端子に接続されており、スイッチング素子13のオン状態とオフ状態を制御する導通制御部15bを備える。
また、制御部15には、閃光放電ランプ10の始動制御を開始する始動制御部15aが設けられており、閃光放電ランプ10の点灯を制御する。
図3は、閃光加熱装置1の動作順序を示したフローチャートである。なお、図3に示すS1〜S6の符号は各ステップを示す番号であり、以下ではこの符号が適宜参照される。図3に示すように、最初はコンデンサ11の充電を行う(S1)。
コンデンサ11の充電が完了すると、始動制御部15aがトリガ電極14から閃光放電ランプ10に対してトリガ電圧を印加する(S2)。トリガ電極14からトリガ電圧が印加されると、陽極21と陰極22の間で放電が開始される。
スイッチング素子13がオン状態である限り、コンデンサ11に蓄積された電荷を消費するまで電流を流す。このまま、コンデンサ11に蓄積された電荷を一気に放出させて、閃光放電ランプ10を閃光させる態様で行われる放電が、いわゆる「主放電」である。
図3に示すように、トリガ電極14からトリガ電圧を印加して始動制御を開始した後、導通制御部15bがスイッチング素子13を所定の時間間隔でオン状態とオフ状態を繰り返すように制御する(S3)。
ここで、スイッチング素子13のオン状態が長すぎると、コンデンサ11に蓄積された電荷を消費してしまい、主放電に用いる電荷が低減されてしまう。これは主放電の光強度を低下させることに繋がる。また主放電を行う前に、加熱対象物に対して光を照射してしまい、不所望に加熱処理を進行させてしまうおそれがあり、加熱処理を進行させない程度にオン状態を短く制御することが望ましい。
また、スイッチング素子13のオフ状態が長すぎると、発光管20内の放電ガスが電離状態ではなくなってしまい、発光管内の放電を消失させてしまい、主放電に至ることができなくなる。そのため、始動制御により発生した放電を維持できる程度に、オフ状態を短く制御することが望ましい。
上記の事情に鑑み、閃光加熱装置1が備える制御部15は、所定の時間間隔でスイッチング素子13のオン状態とオフ状態を繰り返す制御を行う。これにより、必要最小限の電荷を消費して(ミス発光の生じない)閃光放電ランプ10の発光を維持させると共に、発光管20内の放電ガスの電離状態が維持される。
ミス発光が発生しない閃光放電ランプ10であった場合は、主放電と比較して非常に小さいものの、電極(21,22)間に電流が流れることによって閃光放電ランプ10は発光を継続する。しかし、ミス発光が発生する閃光放電ランプ10である場合は、電極(21,22)間には電流が流れないため閃光放電ランプ10は発光しない。
そこで、制御部15がスイッチング素子13のオン状態とオフ状態の切り替えを繰り返している間に、閃光放電ランプ10が発光しているかどうかを、発光検出素子16によって検出する(S4)。発光検出素子16が閃光放電ランプ10の発光を検出すると、検出信号を制御部15に対して送信する。制御部15が当該検出信号を受信すると、そのまま主放電を行っても閃光放電ランプ10はミス発光が発生していないと判定し、制御部15は、一定の検出時間が経過したところで主放電を行うようにスイッチング素子13を制御して(S5)、動作は終了する。ここで制御部15は、前記ミス発光の発生有無を判断する判定部15cを備えている。
さらに、制御部15がスイッチング素子13に入力している信号と、それに基づいて、閃光放電ランプ10の光出力と電流がどのように変化するかついても確認する。図4は、コンデンサ11を充電した状態から始動制御を行い、主放電までが完了するまでの光出力、電流及び制御信号の変化を示したグラフである。図4に示す、制御電圧の波形は、電圧が高い状態がスイッチング素子13をオン状態にする制御、電圧が低い状態がスイッチング素子13をオフ状態にする制御であることを示す。
図4に示すように、トリガ電極14からトリガ電圧が印加(S2)によって、電極(21,22)間で放電が開始される。
始動制御により放電が開始された後、制御部15はスイッチング素子13を一度オフ状態に切り替え、その後オン状態とオフ状態を繰り返すように制御する(S3,S4)。図4(c)に示すように、スイッチング素子13がオン状態とオフ状態を繰り返すように制御されることで、閃光放電ランプ10には図4(b)に示すような急峻なパルス状の電流が繰り返し発生する。
なお、図4(b)は、スイッチング素子13がオン状態とオフ状態を繰り返して制御されるなかで、最初の一波目の電流が二波目以降に比べて高いのは、絶縁破壊直後の放電を成長させるためにオン時間を長めにすることが望ましいためである。
制御部15がスイッチング素子13のオン状態とオフ状態の切り替えを繰り返している時間(図4に示すステップS3の時間)は、発光検出素子16が、閃光放電ランプ10の発光を検出して制御部15に対して信号を出力できる時間(ステップS4)を確保しなければならない。
しかし、主放電を実施する前に、必要以上にスイッチング素子13のオン状態とオフ状態を繰り返す制御(ステップS3)を行うと、コンデンサ11に蓄えられた電荷が徐々に放出されてしまい、主放電に用いる電荷が低減されてしまう。そのため、図4に示すステップS3の時間は、1ms以上50ms以下とすることが好ましい。
図5は、スイッチング素子13に入力されている制御信号の波形の拡大図であり、図4に示す領域A1の拡大図である。図5に示す波形は、図4の制御電圧の波形と同様に、電圧が高い状態がスイッチング素子13をオン状態にする制御、電圧が低い状態がスイッチング素子13をオフ状態にする制御であることを示す。
図5に示す、オン状態に制御する時間であるオン時間t1は0.01ms〜0.5ms、オフ状態に制御する時間であるオフ時間t2は0.01ms〜1msの範囲であることが好ましく、オン時間t1は0.1ms〜0.3ms、オフ時間t2は0.1ms〜0.5msの範囲であることがより好ましい。また、オン時間t1はオフ時間t2より短く設定することが好ましい。また、オン状態とオフ状態の周期t3(=t1+t2)に対するオン時間t1の比(t1/t3)であるデューティ比は40%以下であることが好ましい。
なお、図4において、主放電は、オン状態を継続することで、加熱対象物を加熱するためにコンデンサ11に残された電荷を放電させる動作として説明しているが、オン状態とオフ状態を繰り返して、加熱対象物を加熱するためにコンデンサ11に残された電荷を放電させる動作を含むものであっても構わない。
図6は、主放電として、オン状態とオフ状態を繰り返して加熱対象物を加熱する動作と、その後にオン状態を継続することで加熱対象物を加熱する動作を行う場合の光出力(a)及び電流(b)の変化を示したグラフである。
図6では、主放電を実施する前に、スイッチング素子13のオン状態とオフ状態を繰り返す制御を行い(S3)、その間に、閃光放電ランプ10が発光しているかどうかを、発光検出素子16によって検出する(S4)ことで、ミス発光の発生有無を判断する。ここでステップS3の工程では、加熱処理を進行させない程度にオン状態を短く制御することが望ましい。その後、主放電として、オン状態とオフ状態を繰り返して加熱対象物を加熱する動作と、その後にオン状態を継続することで加熱対象物を加熱する動作を行う(S5)。
ここで、主放電としてオン状態とオフ状態を繰り返して加熱対象物を加熱する場合、その通電状態と非通電状態の周期に対する通電状態の時間の比であるデューティ比は、ステップS3におけるデューティ比よりも大きくなるよう制御する必要がある。
なお、本発明における主放電は、必ずしもオン状態を継続する動作を含む必要はなく、オン状態とオフ状態を繰り返して加熱対象物を加熱する動作のみで構成されていてもよい。
閃光放電ランプ10は、光出力が大きくならないうちに、電流供給が停止している。そして、電流供給が停止し、光出力が弱まっている状態で、スイッチング素子13が再びオン状態に切り替わり、電流が供給される。これが繰り返されるため、閃光放電ランプ10には、パルス状の電流が繰り返し供給されながら、主放電時と比較して非常に小さい光出力で発光し続ける。発光検出素子16は、この時の光を検出して(S4)、制御部15に検出信号を送信する。
制御部15が発光検出素子16からの検出信号を受信する(ミス発光が確認されない)と、(ステップS4においてYES)、主放電が実施される(S5)。主放電は、加熱対象物を加熱するためにコンデンサ11に残された電荷のほぼ全てが閃光放電ランプ10に供給され、閃光放電ランプ10が発光する。主放電が終われば、全ての動作が終了となる。
最後に、発光検出素子16が、閃光放電ランプ10の発光を検出しなかった(ミス発光が確認された)場合を説明する。発光検出素子16が閃光放電ランプ10の発光を検出しない場合、制御部15は、当該閃光放電ランプ10でミス発光が発生したと判定し、主放電を行わない。この判定が一回目であった場合、制御部15は、再度、始動制御を開始する工程からやり直すように制御してもよく、閃光加熱装置1がコンデンサ11の充電からやり直すように制御してもよい。すなわち、ステップS2又はステップS1に戻る。
また、制御部15は、ステップS4において二回目の判定においても閃光放電ランプ10がミス発光を起こすと判定した場合は、例えば、当該閃光加熱装置の動作を終了し、トリガ電極14もしくは閃光放電ランプ10の破損などを確認することができる。なお、判定回数は、任意に設定できるものであり、動作のやり直しは複数回行われるように設定されていても構わない。
上記制御により、閃光加熱装置1は、主放電を行う前にミス発光が発生したと判定された場合には、閃光加熱装置1が主放電を行わないように制御することができる。
また、複数の閃光放電ランプ10によって加熱対象物の加熱処理を行う閃光加熱装置1であれば、一本でもミス発光が発生したと判定された場合には、全ての閃光放電ランプ10の主放電を停止することで、加熱対象物に対して不均一な閃光を照射することがなく、半導体ウェハの不良品の発生を抑制することができる。
[別実施形態]
以下、別実施形態につき説明する。
〈1〉 図7は、閃光加熱装置1の別実施形態の構成を示す模式的な図面である。図7に示すように、閃光加熱装置1の別実施形態では、閃光放電ランプ10がミス発光を起こしたかを、閃光放電ランプ10の発光ではなく、放電回路に流れる電流で検出するための電流検出素子30を検出部として備えている。
本実施形態では、検出部の検出方法が異なるだけで、閃光加熱装置1の他の構成や制御方法は、上述の実施形態と同じである。なお、電流検出素子30は、コンデンサ11から閃光放電ランプ10に対する放電が検出できるものであればよく、放電回路又は、スイッチング素子13のゲート端子の電圧等を検出する素子であっても構わない。
〈2〉 閃光加熱装置1は、ミス発光を起こすと判定された場合、動作を停止させた上で、操作者に主放電を行うことなく動作が終了したことを示すための警報ランプやブザーを備えていてもよく、ミス発光検出信号を出力するように構成されていても構わない。
〈3〉 上述した閃光加熱装置1が備える構成は、あくまで一例であり、本発明は、図示された各構成に限定されない。
1 : 閃光加熱装置
10 : 閃光放電ランプ
11 : コンデンサ
12 : コイル
13 : スイッチング素子
14 : トリガ電極
15 : 制御部
15a : 始動制御部
15b : 導通制御部
15c : 判定部
16 : 発光検出素子
20 : 管体
21 : 陽極
22 : 陰極
30 : 電流検出素子
100 : 閃光加熱装置
t1 : オン時間
t2 : オフ時間
t3 : 周期

Claims (6)

  1. 閃光を発生させる閃光放電ランプの制御方法であって、
    前記閃光放電ランプの始動制御を開始する工程(A)と、
    前記工程(A)の実行後、前記閃光放電ランプの放電回路が通電状態と非通電状態を繰り返すように制御する工程(B)と、
    前記工程(B)において、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電を検出する工程(C)とを含むことを特徴とする閃光放電ランプの制御方法。
  2. 前記工程(C)によって、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電が検出された場合に、前記閃光放電ランプに対して主放電を行う工程(D)を行うことを特徴とする請求項1に記載の閃光放電ランプの制御方法。
  3. 前記工程(C)によって、前記閃光放電ランプの発光又は前記閃光放電ランプに対する放電が検出されなかった場合に、再び前記工程(A)を実施することを特徴とする請求項1に記載の閃光放電ランプの制御方法。
  4. 前記工程(B)の期間は、0.1ms以上100ms以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の閃光放電ランプの制御方法。
  5. 前記工程(B)は、前記放電回路が継続して通電状態である時間が0.01ms以上0.5ms以下で、かつ、通電状態と非通電状態の周期に対する通電状態の時間の比であるデューティ比が40%以下となるように制御されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の閃光放電ランプの制御方法。
  6. 主放電によって閃光を発生させる閃光放電ランプと、
    前記閃光放電ランプの動作を制御する制御部と、
    前記閃光放電ランプと直列に接続され、放電回路の通電/非通電を切り替えるスイッチング素子と、
    前記閃光放電ランプに流れる電流を検出するための電流検出素子、又は前記閃光放電ランプの発光を検出するための発光検出素子の少なくともいずれかで構成された検出部とを備え、
    前記制御部は、前記閃光放電ランプの始動制御を開始する始動制御部と、前記スイッチング素子のオン状態とオフ状態を制御する導通制御部とを備えており、
    前記始動制御部の動作後に前記スイッチング素子のオン状態とオフ状態を繰り返し制御するよう構成され、
    前記制御部は、前記検出部からの信号に基づいて主放電の制御を決める判定部を備えることを特徴とする閃光加熱装置。
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