JP2009541969A - 放電ランプを、前記ランプの動作不良を検出するように動作させるための方法及びシステム - Google Patents

放電ランプを、前記ランプの動作不良を検出するように動作させるための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

放電ランプ7の動作不良を検出するための方法が記載されている。前記方法は、前記ランプのインピーダンスを決定するステップと、前記ランプが正のインピーダンスを持つことが分かった場合には、前記ランプが白熱モードで動作していることをはっきりさせるステップとを有する。前記ランプのインピーダンスを決定するために、前記ランプの電流が変更され、前記ランプの電流の変更に応じた前記ランプの電圧の変動が分析される。特定の実施例においては、第1測定時点tM1においては前記ランプの電流が第1の大きさI(tM1)に設定され、前記第1測定時点において生じる第1ランプ電圧V(tM1)が測定され、第2測定時点tM2においては前記ランプの電流が前記第1の大きさとは異なる第2の大きさI(tM2)に設定され、前記第2測定時点において生じる第2ランプ電圧V(tM2)が測定され、2つの前記ランプ電圧の間の関係が分析される。

Description

本発明は、広くは、高輝度放電(HID)ランプに関し、より詳細には、このようなランプを動作させるための装置に関する。
HIDランプは一般に知られていることから、ここでは、このようなランプの詳細な説明は必要ない。本発明の理解のためには、HIDランプ7(図1参照)は、外側バルブ1内に配設されるバーナ3を有すると言えば十分であろう。外側バルブ1内の空間は、ガスで満たされ得る、又は真空であり得る。便宜上、以下においては、この空間は、真空チャンバ2と示される。バーナ3内の空間は、バーナチャンバ4と示され、ガス放電を点火(ignite)及び維持するのに必要とされる適切な化学物質で満たされる。バーナ3は、ランプ電極(図示せず)を具備する。バーナ3を支え、ランプ電極へ電流を案内し、ランプ電極から電流を案内する機能を持つワイヤ5、6は、真空チャンバ2を通って延在し、ランプ支持部(lamp foot)(図示せず)につながる。もっと厳密に言えば、ワイヤ5、6は、互いから少し距離をおいて真空チャンバ2に入り、ほぼ平行に延在する。
動作のため、電極間に放電アークが生じるように、ランプ電極に電圧が印加される。電力は、特定の動作特性を持つ特定のランプのために設計される電子安定システム又は電子ドライバによって供給される。
HIDランプの問題は、前記HIDランプが、前記HIDランプの寿命末期に達すると、ランプ特性が、正常な動作特性と比較して、激変し得ることにある。このような異常な特性を持つ動作モードは、「寿命末期モード」又はEOLモードと示される。
とりわけ、小型低出力MHランプにおいては、特定のタイプのEOLモードが生じ得る。この故障状態は、バーナの充填物の一部が真空チャンバ2に入ることを可能にするバーナ3の漏れで始まる。ここで、外側バルブ1は、「バーナ」として振舞い得る。即ち、電子ドライバによって点火すると、チャンバ2内のワイヤ5、6間で、即ち、バーナ3の外側で、放電が生じる。この放電は、スパッタでワイヤ5、6から金属粒子を放出させ得る。これらの粒子は、ワイヤ5、6の近傍において、外側バルブ1の内面上に堆積させられ得る。これが起こる場合には、しばらくして、外側バルブ1の内面上に金属膜がもたらされる。前記金属膜は、電流を伝導するように導電性であり得る。このような場合には、電子ドライバは、電流が「正常なランプ電流」である場合と同じようにして動作するであろう。金属膜には抵抗があることから、オーム電力損が生じ、金属膜の温度が上がり、膜が成長するであろう。それ故、この故障モードは、「白熱モード」とも示される。
この白熱モードの特有の問題は、検出するのが困難であることにある。なぜなら、このモードにおいて電子ドライバによってランプに供給される電力は、ランプ7のために規定されている電力の範囲内であり得るからである。
それ故、本発明の目的は、放電ランプが白熱モードで動作していることを確実に検出するための方法及び装置を提供することにある。前記放電ランプが白熱モードで動作していることが検出されると、前記ランプがオフに切り替えられ得る、若しくはユーザに対する警告信号が生成され得る、又はその両方がなされ得る。
本発明の重要な態様によれば、放電ランプのインピーダンス特性が決定され、前記ランプが正のインピーダンス特性を持つことが分かった場合には、前記ランプは白熱モードで動作しているという結論が下される。前記ランプのインピーダンスの決定は、前記ランプの電流を変更し、前記ランプの電流の変更に応じた前記ランプの電圧の変動を分析することによって行われ得る。本発明は、白熱モードで動作している放電ランプは、正のインピーダンス特性を持つのに対して、正常に動作している放電ランプは、負のインピーダンス特性を持つという洞察に基づいている。
故障しているランプの動作を検出するための手段を備える電子ドライバ装置自体は既知であることに注意されたい。例えば、米国特許第US2004/0.183.463号は、ランプの電圧を測定し、前記ランプの電圧と所定の基準電圧を比較する電子ドライバ装置を開示している。前記ランプの電圧が、正常な動作電圧の範囲から逸脱する或る電圧の範囲内にある場合には、前記ランプが漏れを来していることが確かめられる。しかしながら、この既知の装置は、前記放電ランプが白熱モードで動作しているか否かを検出することは出来ない。なぜなら、このような場合には、前記ランプの電圧は依然として前記正常な動作電圧の範囲内にあるからである。
放電ランプのインピーダンス特性の決定は、幾つかの方法で行われ得る。電流周期(current period)(の一部)の間、前記ランプの電流を徐々に増加させる(又は減少させる)ことがあり得る。それに応じて前記ランプの電圧が増加する(又は減少する)場合には、前記ランプは、正のインピーダンス特性を持つ。電流周期の間、前記ランプの電流を階段状に増加させる(又は減少させる)こともあり得る。前記ランプが、第1電流周期の間は、第1電流量で動作させられ、第2電流周期の間は、より多い(又はより少ない)第2電流量で動作させられることもあり得る。
図面に関する以下の記載で、本発明のこれら及び他の態様、特徴及び利点を更に説明する。図面における同じ参照符号は、同じ又は同様の部分を示す。
図2は、本発明に従って設計された、HIDランプ7を駆動するためのドライバ装置100のブロック図を概略的に示している。ドライバ装置100は、電源、例えば壁のコンセントとの接続のための入力端子11、12を持ち、ランプのワイヤ5、6との接続のための出力端子13、14を持つ電子ドライバ10を有する。システムには、一般的に、ランプ支持部に対応するランプ取り付け具(lamp fitting)が備わっているが、これは、この図には示されていない。
電子ドライバ自体は既知である。故に、ここでは、電子ドライバ10の設計及び動作の詳細な説明は省かれ得る。一例として、電子ドライバ10は、電源電圧を整流するための手段と、整流した電源電圧を約400V程度の実質的に直流の中間電圧に昇圧するための、電圧源として振舞う手段と、中間電圧を降圧し、定電流を生成するための、電流源として振舞う手段と、ランプ7に供給される出力電流が、一定の大きさを持つが、定期的に方向を変えるように、約100Hz程度の転流周波数(commutation frequency)で前記定電流を転流するための転流手段とを有し得る。更に、電子ドライバ10は、ランプを点火するための点火手段を有してもよい。
電子ドライバ10は、制御信号Scを受け取るための制御入力部15を持つ制御可能なドライバである。ドライバ装置100は、電子ドライバ10の制御入力部15に結合される制御出力部25を持つ制御器20を更に有し、制御器20は、その制御出力部25において制御信号Scを生成するよう設計される。電子ドライバ10は、制御信号Scの受け取りに応じて、制御信号Scによって伝達されるコマンドに従ってその出力電流の大きさを設定するよう適合される。
ドライバ装置100は、ランプの電圧、即ち、ワイヤ5、6間の電圧を検出するための電圧センサ30を更に有する。図2に図示されている実施例においては、電圧センサ30は、各々、ドライバの出力端子13、14に接続される2つの入力部31、32を持ち、制御器20の入力部23に結合される信号出力部33を持つ。この実施例においては、制御器20は、電圧センサ30から電圧信号Svを受け取る。
電圧センサ30は、制御器20と一体化されてもよいことに注意されたい。電圧センサ30は、ドライバ10と一体化されることも可能である。
更に、制御器20と、ドライバ10とが一体化されることは可能である。
本発明によれば、制御器20は、ランプ7のインピーダンス特性を決定し、ランプのインピーダンス特性が正であることが分かった場合には適切な処置をとるよう設計される。好ましくは、このような場合には、制御器20は、ドライバ10をオフに切り替える。図2にも図示されているように、制御器20が、ランプのインピーダンス特性が正であると分かった場合に警報信号Saを生成するための警報出力部29を持つこともあり得る。このような警報信号は、視覚信号、音響信号などであり得る。ドライバ10をオフに切り替えると共に、警報信号が出されることもあり得る。
ランプ7のインピーダンス特性を決定するために、制御器20は、ランプの電流を変更し、結果として生じるランプの電圧の変動を分析するよう設計される。より高いランプの電流がより高いランプの電圧に対応する場合には、ランプのインピーダンス特性は正である。この点で、ランプのインピーダンス特性は、電圧の変化量割る電流の変化量(δV/δI)と規定されている。
ランプの電流の変更は、幾つかの方法で行われ得る。図3A乃至3Fは、制御器20により、適切に生成される制御信号Scによってもたらされるランプの電流の波形を概略的に図示しているグラフであり、これらのグラフは、対応するランプの電圧も示している。
図3Aは、デューティーサイクル50%の通常の転流電流を図示している。時間tからtまで、ランプの電流は、ほぼ一定の大きさIを持ち、第1方向に流れ、時間tからtまで、ランプの電流は、同じ大きさIを持つが、反対方向に流れ、これは、電流−Iと示されている。tからtまでの間隔は、電流周期と示される。一般的に、転流周波数は、100Hz乃至400Hzの範囲内にあり、故に、電流周期は、一般的に、2.5ms乃至10msの範囲内にある。tからtまでの間隔は、波形周期と示され、電流周期の半分に相当するこの間隔は、一般的に、1.25ms乃至5msの範囲内にある。図3Aは、各波形周期の間、ランプの電圧がほぼ一定であることも示している。図3Aは、後の電流周期における電流量が、電流量Iにほぼ等しいことも示している。
図3Bは、波形周期の間、電流量が徐々に減少する例を図示している。従って、時間tにおける電流量I(0)は、時間tにおける電流量I(1)より多い。正常に動作しているランプにおいては、ランプのインピーダンス特性は負であり、故に、図3Bにも図示されているように、ランプの電圧は、波形周期にわたって徐々に増加し、時間tにおけるランプの電圧は、時間tにおけるランプの電圧より低いであろう。
図3Cは、図3Bのように、波形周期の間、電流量が徐々に減少する例ではあるが、ここでは、白熱モードで動作している、故障しているランプの場合の例を図示している。ランプの電圧は、波形周期にわたって、徐々に増加するどころか、徐々に減少しており、従って、ランプのインピーダンス特性は、正である。
電流減少量は、重要ではないが、多すぎるよう又は少なすぎるよう選ばれるべきではないことに注意されたい。曖昧ではない、明確な測定のためには、減少量はあまり少なくない方が良い。更に、電流の変化量は光出力の変化量に対応するという事実を考慮して、波形周期にわたって平均した電流が、所定の平均値を維持するように、電流量は、好ましくは、所定の平均値より大きい値で始まり、この所定の平均値未満で終わるべきである。
電流減少の代わりに電流増加を用いることも可能であることに注意されたい。
図3Dは、ランプの電流が全波形周期にわたって増加/減少する必要はないことを図示している。図示されている例においては、電流は、波形周期の約30%のところで増加し始め、波形周期の残りの期間の間、増加し続ける。
図3Eは、ランプの電流が徐々に増加/減少する必要はなく、第1の電流量から、異なる(より多い/より少ない)第2の量への階段状変更も可能であることを図示している。
実際には、必要とされるのは、制御器20が、ランプの電流I(tM1)及びI(tM2)が互いに異なる(図においてはtM1及びtM2と示されている)少なくとも2つの測定時点を規定することだけである。ランプの電流を制御する制御器20は、それらのランプの電流I(tM1)及びI(tM2)のどちらがより高いかを知っている。制御器20は、前記2つの測定時点においてランプの電圧V(tM1)及びV(tM2)を測定し、それらのランプの電圧のどちらがより高いかをチェックすることによって、ランプのインピーダンス特性が、正であるか、又は負であるかを決定することが出来る。
2つの測定時点tM1及びtM2に関して、以下のことに注意されたい。全部ではないが、多くの放電ランプにおいては、ランプのインピーダンス特性は、時間に依存する。これは、ステップ応答においてもっともはっきりと表れてくる。電流が階段状に変更される場合、正常な放電ランプは、数マイクロ秒の時間間隔の間、正のランプインピーダンス特性で応答するであろう。正インピーダンス間隔と示されるこの間隔は、1乃至10μsの一般的な持続期間を持ち得る。正常なランプは、次いで、負インピーダンス間隔と示される時間間隔の間、その負のインピーダンス特性を示すであろう。この負インピーダンス間隔は、一般的に、ミリ秒のレンジにまで及ぶ。更に、インピーダンス特性は、ランプのタイプに依存して、ほぼ数秒乃至数分程度の更に大きい時間尺度で、正であるかもしれない。
更に、図面は、電流の階段状変更が、瞬間的であるよう、即ち、極めて急激であるよう示しているが、実際には、増加時間は、ほぼ数マイクロ秒程度であり得ることに注意されたい。更に、電子部品には公差があるかもしれず、故に、タイミングにおいて必要とされる幾らかの公差があるであろうことに注意されたい。更に、サンプルホールド技術などによる電圧測定自体に、幾らかの時間がかかり得る。
従って、2つの測定時点tM1及びtM2は、好ましくは、あまり階段状変更の直後ではないように選択されるべきであり、階段状変更後の或る一定の待ち時間tWAITが考慮に入れられるべきである。この待ち時間の厳密な値は、重要ではない。前記待ち時間は、一方では、正インピーダンス間隔を回避し、負インピーダンス間隔において安定させるのに十分に長くすべきであり、他方では、測定を階段状変更と同じ波形周期内に組み込ませるのに十分に短くすべきである。待ち時間tWAITの適切な値は、ほぼ10乃至100μs程度である。図3D及び3Eは、第1測定時点tM1が、転流時点tと一致せず、tM1≧t+tWAITであることを示している。図3Dは、第2測定時点tM2が、転流時点tと一致しないことを示している。第2測定時点tM2は、転流時点tと非常に近くてもよいが、この図は、第2測定時点tM2と、転流時点tとの間の時間差が、tWAITとほぼ同程度であるよう選択されることを示している。
図3Eは、第2測定時点tM2が、転流時点tと一致せず、電流の階段状変更の時点tとも一致しないことを示している。ここでは、第2測定時点tM2は、式tM2≧t+tWAITに従う。第2測定時点tM2が階段状変更時点tと同じ波形周期内にあることを確実にし、第2測定時点tM2と、転流時点tとの間に十分な時間差があることを確実にするために、階段状変更時点tは、好ましくは、式t≦t−2・tWAITに従う。
図3Gは、実際に測定した電流及び電圧の波形を示している。左側のグラフは、ランプの電流(上方の曲線)及び電圧(下方の曲線)を示しているのに対して、右側のグラフは、負荷抵抗の電流(下方の曲線)及び電圧(下方の曲線)を示している。いずれの場合においても、電流は、波形周期にわたって50%以上徐々に増加する。左側のグラフにおいては、電圧が、ほぼ一定のままである、又は波形周期の終わりに向かってわずかに減少してさえいることが見られ得る。
本発明が、上記の例示的な実施例に限定されず、添付している請求項において規定されているような本発明の保護範囲内で幾つかの変形例及び修正例があり得ることは当業者には明らかであろう。
例えば、上記の例においては、前記測定時点tM1及びtM2が同一波形周期内に規定されている。これは好ましいが、図3Fに図示されているように、これは不可欠ではない。図3Fにおいては、第1波形周期Aの間の電流量は、一定であり、第2波形周期Bの間の電流量は、一定であるが、第1波形周期Aの間の電流量より多い。このようにして、前記測定時点tM1及びtM2は、各々、2つの異なる前記波形周期A及びB内に規定される。示されている例においては、前記測定時点tM1及びtM2には、対応する転流時点間のほぼ中間点が選択されている。
更に、制御器20が、各電流周期において、2回、ランプのインピーダンスをチェックするように、前記2つの測定時点tM1及びtM2が各波形周期内に規定されることは可能である。これは好ましいが、これは不可欠ではない。例えば、ランプのインピーダンスが1秒に1回しかチェックされないことはあり得る。しかしながら、ランプのインピーダンスのチェックは、電流の変更を伴い、電流の変更は、光出力の変動を伴うという事実を考慮して、ランプのインピーダンスのチェックは、好ましくは、目に見えて分かるちらつきを防止するために、100Hzより高い繰り返し率で行われる。
更に、制御器20が、常に、ランプのインピーダンスをチェックするよう機能することはあり得る。しかしながら、制御器20が、選択的に、2つの動作モード、ランプの電流が一定に維持される或る通常モードと、制御器が上記のように動作する或る診断モードとで動作することが可能であることもあり得る。例えば、制御器20は、ユーザコマンドを受け取るのに応じて、又は所定の時間間隔で(例えば1時間に1回)、又は始動後の所定の時間間隔内、その診断モードで動作し得る。
上記においては、本発明は、本発明による装置の機能ブロックを図示するブロック図を参照して説明されている。これらの機能ブロックの1つ以上は、このような機能ブロックの機能が個々のハードウェア・コンポーネントによって実施されるハードウェアで実施されてもよいが、これらの機能ブロックの1つ以上が、ソフトウェアで実施され、故に、このような機能ブロックの機能が、コンピュータプログラムの1つ以上のプログラムライン、又はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル・シグナル・プロセッサなどのようなプログラム可能な装置によって実施されることもあり得ることを理解されたい。
HIDランプを概略的に図示する。 本発明によるドライバ装置を概略的に示すブロック図である。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。 ランプの電流及びランプの電圧の波形を概略的に示すグラフである。

Claims (18)

  1. 放電ランプの動作不良を検出するための方法であって、前記ランプのインピーダンス特性を決定するステップと、前記ランプが正のインピーダンス特性を持つことが分かった場合には前記ランプが白熱モードで動作していると結論を下すステップとを有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記ランプの電流が変更され、前記ランプの電流の変更に応じた前記ランプの電圧の変動が分析される方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記ランプの電流が、第1測定時点で、第1の大きさを持ち、第2測定時点で、前記第1の大きさとは異なる第2の大きさを持つよう設定され、前記第1測定時点に生じる第1ランプ電圧が測定され、前記第2測定時点に生じる第2ランプ電圧が測定され、2つの前記ランプ電圧の間の関係が分析される方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、第1ランプ電圧の第2ランプ電圧に対する比率が、1より大きく、第1のランプの電流の大きさの第2のランプの電流の大きさに対する比率も、1より大きい場合、又は第1ランプ電圧の第2ランプ電圧に対する比率が、1より小さく、第1のランプの電流の大きさの第2のランプの電流の大きさに対する比率も、1より小さい場合には、前記ランプが、白熱モードで動作していることが確かめられる方法。
  5. 請求項3に記載の方法であって、前記ランプの電流が、波形周期の少なくとも一部の間、徐々に増加又は減少させられ、前記第1及び第2測定時点が、同じ波形周期内で選ばれる方法。
  6. 請求項3に記載の方法であって、前記ランプの電流が、波形周期中の階段状変更時間に、階段状に増加又は減少させられ、同じ波形周期内で、前記第1測定時点が、前記階段状変更時間の前で選ばれ、前記第2測定時点が、前記階段状変更時間の後で選ばれる方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記階段状変更時間と、前記第2測定時点との間の時間間隔が、少なくとも、所定の待ち時間に等しい方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記ランプが、階段状の電流の変更に応じて、最初のうちは、マイクロ秒の時間尺度の第1時間間隔の間、正になり、次いで、ミリ秒のレンジに及ぶ第2時間間隔の間、負になるインピーダンス特性を持つタイプのものであり、前記所定の待ち時間が、前記第1時間間隔より実質的に長い方法。
  9. 請求項3に記載の方法であって、第1の波形周期における前記ランプの電流が、第2の波形周期における前記ランプの電流と異なる大きさに設定され、前記第1及び第2測定時点が、各々、前記第1及び第2の異なる波形周期内で選ばれる方法。
  10. 請求項3に記載の方法であって、前記ランプが、転流電流で動作させられ、前記第1測定時点が、転流時点の後で選ばれ、前記転流時点と、前記第1測定時点との間の時間間隔が、少なくとも、所定の待ち時間に等しい方法。
  11. 請求項3に記載の方法であって、前記第1及び第2測定時点が、各波形周期内で選ばれる方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、前記ランプが白熱モードで動作していると結論が下される場合、前記ランプが、自動的にオフに切り替えられる、且つ/又は警告信号が生成される方法。
  13. ランプドライバシステムのための制御器であり、
    制御可能な電子ドライバの制御入力部に結合するための制御出力部であって、前記制御器が、前記制御器の制御出力部において、前記電子ドライバによって生成されるランプ電流の大きさを制御するための制御信号を生成するよう設計される制御出力部と、
    ランプ電圧を示すセンサ信号を受け取るためのセンサ入力部とを有する制御器であって、
    前記ランプのインピーダンス特性を決定し、前記ランプが正のインピーダンス特性を持つことが分かった場合には前記ランプが白熱モードで動作していると結論を下すよう設計される制御器。
  14. 請求項13に記載の制御器であって、前記制御器の制御信号を、効果的に所定のランプ電流の変更をもたらすように生成し、前記ランプ電流の変更に応じたランプ電圧の変動を検出するために前記制御器のセンサ入力部において受け取られる前記センサ信号を分析し、前記分析に基づいて前記ランプのインピーダンス特性を決定し、前記分析の結果が、正のインピーダンス特性に相当する場合には、前記ランプが白熱モードで動作していると結論を下すよう設計される制御器。
  15. 請求項13に記載の制御器であって、請求項3乃至12のいずれか一項に記載の方法を実施するよう設計される制御器。
  16. 放電ランプを駆動するためのドライバシステムであり、
    前記ランプとの接続のための出力端子を持つ電子ドライバであって、前記電子ドライバの出力端子において、転流電流を供給するよう設計される電子ドライバと、
    前記ランプの電圧を検出し、測定した前記ランプの電圧を表す出力信号を供給するための電圧センサと、
    前記電圧センサの前記出力信号を受け取る制御器とを有するドライバシステムであり、
    前記制御器が、不良状態を検出するために前記電圧センサの前記電圧測定出力信号を分析するよう設計されるドライバシステムであって、
    前記電子ドライバが、制御入力部を持つ制御可能なドライバであり、前記電子ドライバが、前記電子ドライバの制御入力部において受け取られる制御信号に従って前記電子ドライバの出力電流の大きさを設定するよう設計され、
    前記制御器が、前記ランプの電流の大きさを制御するために前記電子ドライバの前記制御入力部に結合される制御出力部を持ち、
    前記制御器が、前記ランプのインピーダンス特性を決定し、前記ランプが正のインピーダンス特性を持つことが分かった場合には前記ランプが白熱モードで動作していると結論を下すよう設計されることを特徴とするドライバシステム。
  17. 請求項16に記載のドライバシステムであって、前記制御器が、前記制御器の制御信号を、効果的に所定のランプ電流の変更をもたらすように生成し、前記ランプ電流の変更に応じたランプ電圧の変動を検出するために前記電圧センサからのランプ電圧測定信号を分析し、前記分析に基づいて前記ランプのインピーダンス特性を決定し、前記分析の結果が、正のインピーダンス特性に相当する場合には、前記ランプが白熱モードで動作していると結論を下すよう設計されるドライバシステム。
  18. 請求項16に記載のドライバシステムであって、前記制御器が、請求項3乃至12のいずれか一項に記載の方法を実施するよう設計されるドライバシステム。
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