JP2021018632A - 情報機器、処理方法 - Google Patents

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巌徹 松井
幸 裕弘
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幸  裕弘
村上 和宏
Kazuhiro Murakami
和宏 村上
直紀 杉村
Naoki Sugimura
直紀 杉村
陽一郎 池上
Yoichiro IKEGAMI
陽一郎 池上
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Kentaro Miyazaki
健太郎 宮崎
裕基 宮園
Hiroki Miyazono
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Abstract

【課題】食材に適した保存方法をユーザに通知する仕組みを提供する。【解決手段】情報機器は、食材の識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づいて、食材に適した保存場所を特定し、特定した保存場所をユーザに通知する。特定される保存場所の候補には、冷蔵庫が有する貯蔵室が少なくとも含まれる。【選択図】図3

Description

本発明は、食材に適した保存場所をユーザに通知する情報機器、及び、情報機器によって実行される処理方法に関する。
特許文献1には、携帯端末を使って冷蔵庫に保存されている食材の在庫を管理し、更に消費期限日が近い食材を使った献立をユーザに提案するシステムが開示されている。
特開2008−084102号公報
食材を保存する際には、その食材に適した保存方法でその食材を保存することが望ましい。もし、不適切な保存方法で食材を保存してしまうと、例えば食材が早く傷んでしまうという事態が発生し得る。
そこで本発明は、食材に適した保存方法をユーザに通知する仕組みを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明が提供する情報機器は、食材の識別情報を読み取る読み取り手段と、読み取った識別情報に基づいて、食材に適した保存場所を特定する特定手段と、特定手段で特定した保存場所をユーザに通知する通知手段とを備え、特定手段で特定される保存場所の候補には、冷蔵庫が有する貯蔵室が少なくとも含まれることを特徴とする。
本発明によれば、食材に適した保存方法をユーザに通知する仕組みを提供できる。
携帯端末100の構成を示す図である。 サーバ200の構成を示す図である。 携帯端末100が実行する処理を示すフローチャートである。 サーバ200が実行する処理を示すフローチャートである。 食材データベース500を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態)
本実施形態のシステムは、ユーザが所有する携帯端末100と、インターネット等のネットワーク上のサーバ200とで構成される。ユーザは、携帯端末100のカメラを用いて、食材に付加されているバーコードやQRコード(登録商標)のようなコードを読み取る。携帯端末100は、読み取ったコードから取得した識別情報をサーバ200に送信する。サーバ200は、携帯端末100から取得した識別情報に食材の適切な保存場所を特定し、特定した保存場所を携帯端末100に送信する。携帯端末100は、サーバ200から受信した情報に基づいて、食材の適切な保存場所をユーザに通知する。以下、本実施形態について詳しく説明する。
図1は携帯端末100の構成を示す図である。携帯端末100は、例えばスマートフォンやタブレット端末であり、情報機器の一例である。制御部101は携帯端末100の動作を制御する。制御部101はプロセッサを少なくとも有し、このプロセッサが後述するメモリ102に記憶されている制御プログラムを読みだして実行することで、制御部101が携帯端末100の動作を制御する。メモリ102は制御プログラム等の各種データを記憶する不揮発性の記憶媒体であり、例えばフラッシュメモリである。表示部103はタッチパネルであり、画像や動画等の情報を表示し、また、タッチ操作によってユーザから指示を受け付ける。通信部104は、携帯端末100が外部装置と通信するためのインタフェースである。通信部104は、IEEE802.11a/b/g/n/ac等の無線LAN規格に基づく無線通信、第4世代移動通信システム(通称4G)や第5世代移動通信システム(通称5G)に基づく無線通信を実行する。カメラ105は、撮影機能と、バーコードやQRコードのようなコードを読み取る読み取り機能とを有する。
図2はサーバ200の構成を示す図である。制御部201はサーバ200の動作を制御する。制御部201はプロセッサを少なくとも有し、このプロセッサが後述するメモリ202に記憶されている制御プログラムを読みだして実行することで、制御部201がサーバ200の動作を制御する。メモリ202は制御プログラムや後述する食材データベース500等の各種データを記憶する不揮発性の記憶媒体であり、例えばHDD(ハードディスクドライブ)である。通信部203は、サーバ200が外部装置と通信するためのインタフェースである。通信部203は、IEEE802.11a/b/g/n/ac等の無線LAN規格に基づく無線通信や、イーサネット(登録商標)に基づく有線LAN通信を実行する。
次に図3のフローチャートを用いて、携帯端末100が実行する処理を説明する。図3のフローチャートに示す各ステップは、携帯端末100の制御部101によって実現される処理であり、制御部101のプロセッサがメモリ102に記憶されている制御プログラムを読みだして実行することによって実現される。
まずステップ301において、携帯端末100は、カメラ105によってコードを読み取ったか否かを判定する。本実施形態では、バーコードやQRコードのようなコードが食材に付加されている。このコードには、後述する食材IDのような識別情報が含まれていて、携帯端末100は、カメラ105を用いてコードを読み取り、そして読み取ったコードを解析することで識別情報を取得する。なお、コードが食材に付加されているとは、コードが印刷されたシールが食材自体に貼り付けられている態様や、食材を包装する袋にコードが印刷される態様を示すものである。ステップ301においてコードを読み取ったと携帯端末100が判定すると、処理はステップ302に進む。一方、コードを読み取っていない場合は、携帯端末100はコードを読み取るまで待機する。
次にステップ302において、携帯端末100は、読み取ったコードに基づいて食材を特定できたか否かを判定する。本実施形態では、携帯端末100は、コードから取得した食材IDをサーバ200に送信し、サーバ200からの応答を受信することで食材を特定する。サーバ200が実行する処理については後ほど説明する。食材を特定できたと携帯端末100が判定すると、処理はステップ303に進む。一方、食材を特定できないと携帯端末100が判定すると、処理はステップ305に進む。食材を特定できない場合は、サーバ200からの応答が所定時間(例えば1分)なかった場合や、サーバ200からの応答が「対応レコードなし」であった場合である。
次にステップ303について説明する。ステップ303において、携帯端末100は、特定した食材を携帯端末100が管理する在庫リストに登録する。在庫リストとは、複数の食材それぞれについて、食材名、食材の種類、保存を開始した日時、保存期限日、残量等の情報を記憶するリストである。サーバ200から携帯端末100が受信する応答には、食材名、食材の種類、保存期限、保存場所が含まれていて、これらの情報を使って在庫リストへの登録が実行される。在庫リストの「保存を開始した日時」は、食材を在庫リストに登録した日時が自動的に登録される。また、在庫リストの「保存期限日」は、食材を在庫リストに登録した日時から、サーバ200からの応答に含まれている「保存期限」が経過した日時が自動的に算出されて登録される。なお、サーバ200からの応答に含まれている「保存期限」をそのまま「保存期限日」の算出に使っても良いし、サーバ200からの応答に含まれている「保存期限」よりも短い期間、例えば3分の2の期間を「保存期限日」の算出に使っても良い。ユーザは、この在庫リストを確認することで、どのような食材が自宅にあるのかを確認でき、また、保存期限日が近い食材を容易に把握することもできる。
以降の説明では、在庫リストを携帯端末100が記憶するものとして説明するが、在庫リストはサーバ200が記憶しても良い。この場合、所定のタイミング(例えば在庫リストを表示するための操作が携帯端末100に入力されたタイミング)で、携帯端末100がサーバ200から最新の在庫リストを取得するようにすれば良い。
次にステップ304において、携帯端末100は、特定した食材の保存場所をユーザに通知する。携帯端末100は、サーバ200から受信した応答に含まれている保存場所の情報に基づいて、この保存場所に食材を保存するようにユーザに通知する。後ほど詳しく説明するが、特定した食材が大根であれば、大根を冷蔵庫の冷蔵室に保存することをユーザに促す通知画面を携帯端末100が表示する。なお、通知画面の表示に限らず、他の方法、例えば音声メッセージを使って携帯端末100が食材の保存場所をユーザに通知しても良い。また、通信機能を備えるスマートスピーカーに対して携帯端末100が指示することで、このスマートスピーカーが食材の保存場所を音声メッセージで通知しても良い。また、通信機能を備える冷蔵庫に対して携帯端末100が指示することで、この冷蔵庫が食材の保存場所をユーザに通知する通知画面を表示しても良いし、また、この冷蔵庫が食材の保存場所を音声メッセージで通知しても良い。
次にステップ305について説明する。ステップ305において、携帯端末100は、在庫リストに登録するために必要な情報をユーザに入力させる。具体的には、携帯端末100は、食材名、食材の種類、保存期限日をユーザに入力させるための入力画面を表示する。なお、保存を開始した日時については、自動的に設定した状態でこの入力画面を表示すれば良い。次にステップ306において、携帯端末100は、ユーザが入力した情報を在庫リストに登録する。
図3のフローチャートで説明した携帯端末100が実行する処理は、携帯端末100にアプリケーションをインストールし、このアプリケーションによって実現されるようにしても良い。
次に図4のフローチャートを用いて、サーバ200が実行する処理を説明する。図4のフローチャートに示す各ステップは、サーバ200の制御部201によって実現される処理であり、制御部201のプロセッサがメモリ202に記憶されている制御プログラムを読みだして実行することによって実現される。
まずステップ401において、サーバ200は、食材IDを受信したか否かを判定する。食材IDを受信したとサーバ200が判定すると、処理はステップ402に進む。本実施形態では、サーバ200は携帯端末100から食材IDを受信する。一方、食材IDを受信していない場合、サーバ200は食材IDを受信するまで待機する。
次にステップ402において、サーバ200は、図5に示す食材データベース500の中に、受信した食材IDに対応するレコードがあるか否かを判定する。食材データベース500は、サーバ200のメモリ202に記憶されている情報であり、複数の食材それぞれについて、食材名、食材の種類、保存期限、保存場所を記憶するデータベースである。例えば食材IDが003のレコードに注目すると、食材名が大根、食材の種類が野菜、保存期限が3日、保存場所が冷蔵室と定義されている。受信した食材IDに対応するレコードがあるとサーバ200が判定すると、処理はステップ403に進む。一方、受信した食材IDに対応するレコードがないとサーバ200が判定すると、処理はステップ404に進む。
次にステップ403について説明する。ステップ403において、サーバ200は、食材IDに対応するレコードの情報を携帯端末100に応答する。食材IDに対応するレコードの情報は、具体的には食材名、食材の種類、保存期限、保存場所である。これらの情報に基づいて、図3のステップ303とステップ304で説明した処理が携帯端末100において実行される。例えば、ステップ403で携帯端末100に送信された情報が、食材IDが003のレコードの情報である場合、携帯端末100において大根の情報が在庫リストに登録され、また、大根の保存場所が冷蔵庫の冷蔵室であることがユーザに通知される。また、ステップ403で携帯端末100に送信された情報が、食材IDが005のレコードの情報である場合、携帯端末100においてじゃがいもの情報が在庫リストに登録され、また、じゃがいもの保存場所が冷暗所であることがユーザに通知される。図4のステップ403、及び、図3のステップ304によって、ユーザは食材に適した保存場所を把握し、食材を適切な保存方法で保存できる。なお、図5の冷蔵室、冷凍室、野菜室、パーシャル室は、それぞれ冷蔵庫の貯蔵室に対応し、保存場所の候補として冷蔵庫の貯蔵室が含まれていることがわかる。また、図5の冷暗所は冷蔵庫の庫外を示し、常温と呼ばれることもある。
次にステップ404について説明する。ステップ404において、サーバ200は、「対応レコードなし」を携帯端末100に応答する。この応答を受信した携帯端末100は、図3のステップ305、ステップ306で説明した処理を実行する。
次に、携帯端末100が管理する在庫リストの活用方法について説明する。携帯端末100において献立検索を行う際に、保存期限日が近い食材を使う献立のみを検索しても良いし、保存期限日が近い食材を使う献立を他の献立よりも上位になるように検索結果を表示しても良い。
また、保存期限日に近づいたタイミングで、その食材を使用するように携帯端末100がユーザに促しても良い。また、空きスペースがない等の理由で、提案された保存場所にユーザが食材を保存できない場合がある。この場合、想定されている保存期限日よりも早くその食材を使用することが望ましいため、携帯端末100が提案した保存場所に食材を保存しているケースよりも早いタイミングで、その食材を使用するように携帯端末100がユーザに促すことが望ましい。また、携帯端末100が提案した保存場所に食材を保存しているケースよりも早いタイミングで通知を希望する旨を、ユーザ自身が携帯端末100に登録しても良い。
また、食材を使用する際に携帯端末100のカメラで再度食材に付加されているコードを読み取ることで、在庫リストで管理する食材の残量を自動的に減らしても良い。例えば、ビールの残量が6缶の状態においてビールを1缶飲む際にビールに付加されているコードを読み取ると、ビールの残量が自動的に5缶に減る。
また、献立と連動して在庫リストで管理する食材の残量を自動的に減らしても良い。例えば、牛肉の残量が500gであり、これから調理する献立、もしくは調理済みの献立で使用する牛肉の量が200gであれば、牛肉の残量が自動的に300gに減る。
また、在庫リストで管理している食材の残量が規定数より少なくなる、又は、0になったタイミングで、その食材を購入するように携帯端末100がユーザに促しても良いし、携帯端末100がその食材を店舗に自動発注しても良い。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、携帯端末100は食材に付加されている二次元バーコードから食材の識別情報を読み取り、この読み取った識別情報に基づいて食材に適した保存場所を特定できる。そして、携帯端末100は特定した保存場所をユーザに通知するため、ユーザは食材を適切な保存場所で保存できる。
なお、本実施形態ではサーバ200を1つの装置として説明したが、本実施形態を実現できる態様はこれに限定できない。他の態様として、例えば複数のサーバが協働して本実施形態のサーバ200と同様の処理を実行するシステムを構成し、このシステムと携帯端末100とで本実施形態を実現しても良い。
(変形例1)
食材データベース500が管理する情報は、図5で説明した内容に限定されない。例えば他の情報として、食材の保存に適した温度(あるいは温度帯)、食材の画像、内容量、総重量、サイズ、利用方法、アレルゲン、栄養成分、製造年月日、調理方法、使用方法等、様々な情報を食材データベース500が管理しても良い。これらの情報を用いて、食材の保存場所ではなく食材の保存に適した温度(あるいは温度帯)を携帯端末100がユーザに通知しても良い。また、携帯端末100において献立を検索する際に、栄養成分やアレルゲンを考慮した検索を実行できる。
(変形例2)
変形例を更に説明する。携帯端末100がユーザの用途を特定したうえで、その用途に応じた保存場所を携帯端末100がユーザに通知しても良い。例えば、ユーザの用途が牛肉を冷凍保存することであれば、保存場所として冷凍室を携帯端末100がユーザに通知すれば良い。一方、ユーザの用途が冷凍保存中の牛肉を調理に使うことであれば、保存場所として冷蔵室を通知すれば良い。冷凍されている牛肉を冷蔵室に保存することで、牛肉の解凍を促進できる。
また、食材の温度を検知する温度センサーを冷蔵庫の各貯蔵室に設け、食材の冷却や解凍の完了を食材の温度から冷蔵庫が検知しても良い。この場合、食材の冷却や解凍の完了を検知した旨を冷蔵庫が携帯端末100に通知し、携帯端末100が食材の冷却や解凍が完了したことをユーザに通知する。
(変形例3)
変形例を更に説明する。ユーザに通知した保存方法に対するユーザの評価を受けて、次回以降の通知にその評価を反映しても良い。例えば、ユーザの用途がビールの冷却であり、ビールに適した保存温度として5℃を携帯端末100がユーザに通知したとする。この通知を受けたユーザは、ビールを飲んだ後に携帯端末100に評価を入力する。評価としては、例えばぬるい、ちょうど良い、冷えすぎ、のような官能評価である。ユーザは、携帯端末100が提供する評価画面のチェックボックス、スライドバー等を用いて評価を入力し、携帯端末100はその評価の結果をサーバ200に通知する。サーバ200は、次回以降にビールの保存方法をユーザに通知する際に、ユーザの評価結果を反映する。例えば、ユーザの評価結果が「ぬるい」であれば、サーバ200はユーザに通知する保存温度を若干低い温度に変更し、次のユーザの評価を待つ。一方、ユーザの評価結果が「冷え過ぎ」であれば、サーバ200はユーザに通知する保存温度を若干高い温度に変更し、次のユーザの評価を待つ。一方、ユーザの評価結果が「ちょうど良い」であれば、サーバ200はユーザに通知する保存温度を維持する。このように、ユーザに通知した保存方法に対するユーザの評価を受けて、次回以降の通知にその評価を反映することを繰り返すことで、そのユーザに最適な保存方法を通知できるようになる。
また、変形例3で説明した処理を多くのユーザに行うことで、多くのユーザに最適な食材の保存方法を特定することができる。例えば、サーバ200が管理しているビールの保存温度が5℃である状態において、既定の割合(例えば60%)よりも多くのユーザが「ぬるい」と評価していれば、5℃よりも若干低い温度をビールの保存温度としてユーザに通知すべきだとサーバ200は学習できる。この場合、サーバ200は、新規のユーザに対して最初にビールの保存温度を通知するタイミングで、5℃よりも若干低い温度を通知でき、新規のユーザの満足度を向上させることができる。
(変形例4)
変形例を更に説明する。サーバ200にユーザが所有する冷蔵庫の情報を登録し、この情報を参照したうえでサーバ200が食材の保存方法を特定しても良い。例えば、ユーザが所有する冷蔵庫が冷蔵室と冷凍室を備え、野菜室を備えない冷蔵庫であり、サーバ200が食材IDに基づいて特定した適切な保存場所が野菜室であったとする。この場合、ユーザが所有する冷蔵庫には野菜室がないため、サーバ200は、食材の保存方法として「冷蔵室、かつ、3℃」と特定し、この特定した保存方法を携帯端末100に通知する。これにより、ユーザは、自分が所有する冷蔵庫に適した食材の保存方法の提案を受けることができる。
(変形例5)
変形例を更に説明する。携帯端末100が食材の保存場所をユーザに通知する際に、冷蔵庫が有する機能と連動させても良い。例えば、食材の保存場所として冷蔵庫の貯蔵室のいずれかを携帯端末100がユーザに通知する際に、その貯蔵室のドアに設けられた照明装置を点灯させても良い。ユーザが所有する冷蔵庫の識別情報(例えば機器IDやIPアドレス)を、携帯端末100やサーバ200に登録する。そして携帯端末100は、食材の保存場所として冷蔵庫の貯蔵室のいずれかを通知する際に、その貯蔵室のドアの照明装置を点灯するように冷蔵庫に指示する。これにより、ユーザは、食材に適した保存場所がどこであるかよりわかりやすくなる。
また、他の例として、冷蔵庫のドアの開閉を携帯端末100が検知することで、ユーザが食材の保存場所を間違えた、あるいは、ユーザが食材を保存し忘れていると携帯端末100が判定しても良い。携帯端末100は、食材の保存場所として冷蔵庫の貯蔵室のいずれかをユーザに通知した直後に、冷蔵庫にドアの開閉の有無を問い合わせる。もし、保存場所として通知した貯蔵室と異なる貯蔵室のドアが開閉されていれば、携帯端末100は、ユーザが食材の保存場所を間違えていると判定できる。そして携帯端末100は、ユーザが食材の保存場所を間違えているとユーザに通知する。この通知を受けたユーザは、食材を適切な保存場所に保存し直すことができる。また、携帯端末100がドアの開閉の有無を冷蔵庫に問い合わせた結果、いずれのドアも開閉されていなければ、携帯端末100は、ユーザが食材を保存し忘れていると判定できる。そして携帯端末100は、ユーザが食材を保存し忘れているとユーザに通知する。この通知を受けたユーザは、食材を適切な保存場所に保存できる。
(変形例6)
上述した実施形態、及び、変形例では、食材に付加されているコードを用いて携帯端末100が食材の識別情報を読み取る態様を説明したが、他の態様であっても良い。例えば、食材を購入した際に発行されるレシートに食材IDを示すコードを印刷し、そのコードを携帯端末100が読み取っても良い。あるいは、携帯端末100のカメラ105で食材自体を撮影し、その撮影画像を携帯端末100、あるいは、サーバ200が画像解析することで、携帯端末100が食材の識別情報を読み取っても良い。
(変形例7)
上述した実施形態、及び、変形例では、携帯端末100がカメラ105の読み取り機能を用いてコードを読み取る態様を説明したが、読み取り機能を有する情報機器は携帯端末100に限定されない。例えば、冷蔵庫や、電子レンジや炊飯器等の調理機器に読み取り機能を設け、この読み取り機能を用いてコードを読み取っても良い。この場合、食材に適した保存方法のユーザへの通知は、冷蔵庫や調理機器によって実行される。
100 携帯端末
101 制御部
102 メモリ
103 表示部
104 通信部
105 カメラ
200 サーバ
500 食材データベース

Claims (2)

  1. 食材の識別情報を読み取る読み取り手段と、
    読み取った前記識別情報に基づいて、前記食材に適した保存場所を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定した前記保存場所をユーザに通知する通知手段とを備え、
    前記特定手段で特定される保存場所の候補には、冷蔵庫が有する貯蔵室が少なくとも含まれることを特徴とする情報機器。
  2. 情報機器によって実行される処理方法であって、
    前記情報機器が食材の識別情報を読み取る読み取りステップと、
    読み取った前記識別情報に基づいて、前記食材に適した保存場所を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定した前記保存場所をユーザに通知する通知ステップとを有し、
    前記特定ステップで特定される保存場所の候補には、冷蔵庫が有する貯蔵室が少なくとも含まれることを特徴とする処理方法。
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