JP2021018198A - ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 - Google Patents
ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021018198A JP2021018198A JP2019135187A JP2019135187A JP2021018198A JP 2021018198 A JP2021018198 A JP 2021018198A JP 2019135187 A JP2019135187 A JP 2019135187A JP 2019135187 A JP2019135187 A JP 2019135187A JP 2021018198 A JP2021018198 A JP 2021018198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- line image
- shaking
- sensor
- sensor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 206
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title claims description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title abstract 7
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 22
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 14
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 10
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
Description
本発明の第二の態様によれば、結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法は、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、ことを特徴とする。
本発明の第三の態様によれば、結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置は、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、を有し、前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする。
本発明の第四の態様によれば、結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置は、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、ことを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、結像光学系とラインセンサとが組み込まれた完成品としての光学センサユニットを振動させつつラインチャート画像をラインセンサで読み取り、ラインセンサ出力だけを用いて光学センサユニットの指向揺れ特性を測定することができる。より詳しくは、ラインセンサに対して直交したラインチャートの縦方向ライン画像と、ラインセンサに対して所定角度だけ傾斜したラインチャートの斜めライン画像とを用いて、これらのライン画像の揺れを検出することで2次元的な揺れ方向成分を所望の精度で測定する。したがって、振動特性測定用だけの光学センサを用いることなく、本来の光学センサであるラインセンサの出力だけから揺れ特性を測定できる。完成品としての光学センサユニットを分解する必要もなく、余分な部品も不要となるので、小型軽量化でき、かつ所望の精度で2次元的揺れを測定可能となる。
図1および図2に例示するように、光学センサユニット100は、振動特性の測定対象であり、その内部にラインセンサ101と結像光学系M1とが最終製品として組み込まれている。結像光学系M1は、下方から入射する平行光(矢印)をラインセンサ101の受光面に結像する光学系であればよい。結像光学系M1は、たとえば複数の反射鏡あるいはレンズ等の光学要素を組み合わせて構成されうる。図1では、簡略化のために、複数の光学要素をまとめて結像光学系M1として図示している。
1.1)横方向の揺れの検出
図3に例示するように、所定方向のラインチャート302によって、ラインセンサ101上にラインセンサの長手方向と直交する縦方向ライン画像302xを結像させる。これにより、ラインセンサ101のセンサ出力プロファイル102は、縦方向ライン画像302xのエッジ付近の画素で出力レベルが大きく変化する形状を有する。
図5に例示するように、ラインチャート302を所定角度回転させた状態にすることで、ラインセンサ101上にラインセンサの長手方向とわずかに傾いた傾斜ライン画像302yを結像させる。これにより、ラインセンサ101のセンサ出力プロファイル103は、傾斜ライン画像302yのエッジ付近の画素で出力レベルがプロファイル102より緩慢に変化する形状を有する。傾斜ライン画像302yがラインセンサ101を斜めに横切っているので、ラインセンサ101におけるどこかの画素出力にプロファイル103に示す形状の変化が現れる。
図8に例示するように、本実施形態による指向揺れ測定装置400は、ラインチャート302のライン画像が縦方向ライン画像302xであるか傾斜ライン画像302yであるかに応じて、ラインセンサ101から時系列で入力するセンサ画素出力データをセンサ出力プロファイル102あるいは103として記憶部401に格納する。
図9において、まず、図2に示す横方向の揺れを測定する方向にラインチャート302を設定した後(動作S501)、指向揺れ測定装置400は、加振機201の振動周波数、振動方向等を初期設定する(動作S502)。続いて、指向揺れ測定装置400は、光源301によりラインチャート302を照射するとともに、加振機201を駆動する(動作S503)。これにより、ラインセンサ101上に図2に示すライン画像302xが結像し、光学センサユニット100の振動に伴ってライン画像302xがラインセンサ101に対して横方向に揺動する。
以上述べたように、本発明の第1実施形態によれば、縦方向ライン画像302xの揺れにより横方向の揺れ成分を取得し、ラインセンサに対して微小角度θだけ傾斜させた傾斜ライン画像302yの揺れにより所望の精度で縦方向揺れ成分を取得する。したがって、ラインチャート302を用意し、光学センサユニット100に搭載された光学センサとしてのラインセンサの出力信号だけで、光学センサユニット100の振動特性を測定することが可能となる。すなわち、光学センサユニット100に振動特性測定用のセンサを設ける必要がないために、小型軽量化を達成でき、かつ所望の精度で指向揺れを測定できる。
本発明の第2実施形態による指向揺れ測定装置では、図3および図5に示す2つのライン方向にそれぞれ対応する2本のラインを有するラインチャートを用い、傾斜ライン画像に基づいて検出された揺れを横方向の揺れを用いて補正することで、横方向の揺れおよび縦方向の揺れを同時に、かつ正確に測定する。
図10に例示するように、本発明の第2実施形態で用いるラインチャート302は2本のライン601および602を有し、ライン601とライン602とは直角から所定の角度θだけずれて交差している。このラインチャート302が光学センサユニット100内のラインセンサ101上に結像すると、ライン601に対応する縦方向ライン画像601xと、ライン602に対応する傾斜ライン画像602yとがそれぞれラインセンサ101の異なる画素部分で交差する。
図11に例示するように、本実施形態による指向揺れ測定装置700は、縦方向ライン画像601xの画素部分であるか傾斜ライン画像602yの画素部分であるかに応じて、ラインセンサ101から入力するセンサ画素出力データのそれぞれの画素部分をセンサ出力プロファイル102あるいは103として記憶部701に格納する。
図12において、まず、図10に示すラインチャート302を設定した後(動作S801)、指向揺れ測定装置700は、加振機201の振動周波数、振動方向等を初期設定する(動作S802)。続いて、指向揺れ測定装置700は、光源301によりラインチャート302を照射するとともに、加振機201を駆動する(動作S803)。これにより、ラインセンサ101上に図10に示すライン画像601xおよび602yが結像し、光学センサユニット100の振動に伴ってライン画像601xおよび602yがラインセンサ101に対して揺動する。
以上述べたように、本発明の第2実施形態によれば、縦方向ライン画像601xの揺れにより横方向の揺れ成分を取得し、それと同時に、ラインセンサ101に対して微小角度θだけ傾斜させた傾斜ライン画像602yの揺れを横方向の揺れ成分で補正することにより縦方向揺れ成分を取得する。したがって、ラインチャート302を用意し、光学センサユニット100に搭載された光学センサとしてのラインセンサの出力信号だけで、光学センサユニット100の振動特性を測定することが可能となる。すなわち、光学センサユニット100に振動特性測定用のセンサを設ける必要がないために、小型軽量化を達成でき、かつ所望の精度で指向揺れを測定できる。
上述した実施形態および実施例の一部あるいは全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これらに限定されるものではない。
(付記1)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、
前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする指向揺れ測定方法。
(付記2)
前記第二ライン画像の傾斜角度は6°以下に設定されることを特徴とする付記1に記載の指向揺れ測定方法。
(付記3)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ことを特徴とする指向揺れ測定方法。
(付記4)
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする付記3に記載の指向揺れ測定方法。
(付記5)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、
前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、
を有し、前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする指向揺れ測定装置。
(付記6)
前記第二ライン画像の傾斜角度は6°以下に設定されることを特徴とする付記5に記載の指向揺れ測定装置。
(付記7)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、
前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、
ことを特徴とする指向揺れ測定装置。
(付記8)
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする付記7に記載の指向揺れ測定装置。
(付記9)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
加振手段が、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、
前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ように前記コンピュータを機能させ、
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とするプログラム。
(付記10)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
加振手段が、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ように前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
(付記11)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
少なくとも1本のラインを有するラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
エッジ検出手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のエッジを検出して前記第一ライン画像の揺れを示す第一プロファイルを取得し、前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のエッジを検出して前記第二ライン画像の揺れを示す第二プロファイルを取得し、
測定手段が、前記第一プロファイルから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二プロファイルから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の傾斜角度が、0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されることを特徴とする指向揺れ測定方法。
(付記12)
結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
少なくとも1本のラインを有するラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
エッジ検出手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のエッジを検出して前記第一ライン画像の揺れを示す第一プロファイルを取得し、前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のエッジを検出して前記第二ライン画像の揺れを示す第二プロファイルを取得し、
測定手段が、前記第一プロファイルから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二第二ライン画像のエッジ画素位置を前記第一ラインが図のエッジ画素位置により補正して前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ことを特徴とする指向揺れ測定方法。
101 ラインセンサ
102 センサ出力プロファイル
103 センタ出力プロファイル
200 加振用フレーム
201 加振機
300 防振台
301 光源
302 ラインチャート
302x 縦方向ライン画像
302y 傾斜ライン画像
303 コリメータ
400、700 指向揺れ測定装置
401、701 記憶部
402、702 エッジ検出部
403、404、703、705 記憶部
405、706 指向揺れ評価部
406、707 コントローラ
407、708 プログラムメモリ
601、602 ライン
601x 縦方向ライン画像
602y 傾斜ライン画像
704 縦揺れ算出部
Claims (10)
- 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、
前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする指向揺れ測定方法。 - 前記第二ライン画像の傾斜角度は6°以下に設定されることを特徴とする請求項1に記載の指向揺れ測定方法。
- 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する方法であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、
加振手段が前記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ことを特徴とする指向揺れ測定方法。 - 前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする請求項3に記載の指向揺れ測定方法。
- 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、
前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、
を有し、前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする指向揺れ測定装置。 - 前記第二ライン画像の傾斜角度は6°以下に設定されることを特徴とする請求項5に記載の指向揺れ測定装置。
- 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定する装置であって、
ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、前記光学センサユニットへ振動を与える加振手段と、
前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する測定手段と、
ことを特徴とする指向揺れ測定装置。 - 前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とする請求項7に記載の指向揺れ測定装置。
- 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
加振手段が、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れを検出し、
前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像のセンサ出力値の変化から前記第二ライン画像の揺れを検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ように前記コンピュータを機能させ、
前記第二ライン画像の傾斜角度が0°より大きく前記第二ライン画像が前記画素を前記第一方向に横切る最大角度より小さい角度に設定されたことを特徴とするプログラム。 - 結像光学系と第一方向に画素が配列されたラインセンサとを組み込んだ光学センサユニットの指向揺れを測定装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
加振手段が、ラインチャートのライン画像が前記結像光学系を通して前記ラインセンサ上に結像するように、前記ラインチャートを前記光学センサユニットに対向して配置し、記光学センサユニットを振動させ、
測定手段が、前記ラインセンサに直交する第二方向の第一ライン画像と前記ラインセンサの前記第一方向から所定角度だけ傾斜した第二ライン画像とのセンサ出力値の変化から前記第一ライン画像の揺れと前記第二ライン画像の揺れとを同時に検出し、
前記第一ライン画像の揺れから前記光学センサユニットの前記第一方向の揺れを測定し、
前記第二ライン画像の揺れを前記第一ライン画像の揺れを用いて補正することで前記光学センサユニットの前記第二方向の揺れを測定する、
ように前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019135187A JP7314679B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019135187A JP7314679B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021018198A true JP2021018198A (ja) | 2021-02-15 |
JP7314679B2 JP7314679B2 (ja) | 2023-07-26 |
Family
ID=74563150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019135187A Active JP7314679B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7314679B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113777549A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-12-10 | 中国电力科学研究院有限公司武汉分院 | 基于压电陶瓷原理的光学互感器局部振动试验方法和装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165622A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-06-22 | Canon Inc | 光学装置 |
JP2001350224A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-21 | Noritsu Koki Co Ltd | 焦点調整用治具および同焦点調整用治具を用いた焦点調整方法 |
JP2002368957A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2005341003A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Noritsu Koki Co Ltd | 耐振性能評価チャート及びフィルムスキャナの耐振性能評価方法 |
JP2013025267A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Sony Corp | 評価方法、手振れモデル波形生成方法および情報処理装置 |
-
2019
- 2019-07-23 JP JP2019135187A patent/JP7314679B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165622A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-06-22 | Canon Inc | 光学装置 |
JP2001350224A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-21 | Noritsu Koki Co Ltd | 焦点調整用治具および同焦点調整用治具を用いた焦点調整方法 |
JP2002368957A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
JP2005341003A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Noritsu Koki Co Ltd | 耐振性能評価チャート及びフィルムスキャナの耐振性能評価方法 |
JP2013025267A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Sony Corp | 評価方法、手振れモデル波形生成方法および情報処理装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113777549A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-12-10 | 中国电力科学研究院有限公司武汉分院 | 基于压电陶瓷原理的光学互感器局部振动试验方法和装置 |
CN113777549B (zh) * | 2021-07-29 | 2023-12-01 | 中国电力科学研究院有限公司武汉分院 | 基于压电陶瓷原理的光学互感器局部振动试验方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7314679B2 (ja) | 2023-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100268366B1 (ko) | 디스플레이 방법 및 장치 | |
JP5145013B2 (ja) | 測量機 | |
EP2564156B1 (en) | Profile measuring apparatus | |
KR940003917B1 (ko) | 3차원 곡면형상의 측정장치 | |
JP5401940B2 (ja) | 投写光学系のズーム比測定方法、そのズーム比測定方法を用いた投写画像の補正方法及びその補正方法を実行するプロジェクタ | |
KR20100015475A (ko) | 형상 측정 장치 및 형상 측정 방법 | |
CN108810499B (zh) | 光纤扫描成像设备投影几何变形的校正系统 | |
JP7314679B2 (ja) | ラインチャートを用いた光学センサユニットの指向揺れ測定方法および装置 | |
WO2019198534A1 (ja) | 振動解析装置、振動解析装置の制御方法、振動解析プログラムおよび記録媒体 | |
JP6699019B2 (ja) | 壁面計測装置、飛行ロボットおよび壁面検査システム | |
JP4275661B2 (ja) | 変位測定装置 | |
WO2019097577A1 (ja) | 計測システム、補正処理装置、補正処理方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
CN112345206B (zh) | 振镜测试装置、方法、设备及计算机可读存储介质 | |
WO2010021173A1 (ja) | ワイヤボンディング装置及びキャピラリの振幅測定方法 | |
JP6932039B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学機器の振れ補正特性評価装置 | |
JP7161877B2 (ja) | レンズ特性測定装置及びレンズ特性測定装置の作動方法 | |
JP4098194B2 (ja) | 角度検出装置およびそれを備えたプロジェクタ | |
JP2021015239A (ja) | 測定システムおよび測定方法 | |
JP4074527B2 (ja) | 角度検出装置およびそれを備えたプロジェクタ | |
JPH10311705A (ja) | 画像入力装置 | |
JP2021162739A (ja) | 測定システムおよび測定方法 | |
JP6854986B2 (ja) | 測距補正装置、測距補正システム、測距補正方法、および測距補正プログラム | |
CN117761064A (zh) | 一种光学检测装置和光学检测方法 | |
JP3597986B2 (ja) | 非接触振動検出装置 | |
JP6196769B2 (ja) | レーザ光の透過位置計測方法及びその計測方法を用いた位置計測方法並びに計測システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230626 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7314679 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |