JP2021017327A - 巻芯、巻回ユニット、及び巻回装置 - Google Patents

巻芯、巻回ユニット、及び巻回装置 Download PDF

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Abstract

【課題】巻回体に歪みが生じることなく、巻回体の製造の効率化を図ることができる巻芯、巻回ユニット及び巻回装置を提供する。【解決手段】第一巻回部材30と第二巻回部材34とが離隔したとき、第一巻回部材30の外周面である第一外周面200(1)と、第二巻回部材34の外周面である第二外周面200(2)と、によってセパレーター及び電極を巻回する巻回面を構成し、回転中心Cに対する垂直な断面において、第一巻回部材30の第一外周面200(1)を、2本の第一外側辺202(1)と、2本の第一外側辺202(1)に連続する1本の第一突起辺204(1)と、から構成し、第二巻回部材30の第二外周面200(2)を、2本の第二外側辺202(2)と、2本の第二外側辺202(2)に連続する1本の第二突起辺204(2)と、から構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、電池又はコンデンサを形成するための巻回体を製造するための巻芯、その巻芯を使用した巻回ユニット、及び、その巻回ユニットを使用した巻回装置に関する。
従来から、扁平形状の電池又はコンデンサが製造され使用されている。扁平形状の電池等は、図15に示す巻回装置120によって製造した扁平形状の巻回体109(図16(a)に示す)のセパレーターと正電極及び負電極との間に電解液を浸み込ませて製造されていた。巻回体109は、図16(b)に示すように、帯状の正電極、負電極及びセパレーターを含む帯状物126を、板状の巻芯108に巻き取ることにより製造されていた。
しかし、板状の巻芯108の場合、巻芯108を一定の回転速度Rで回転させた場合、巻取速度V1は、巻芯108が巻取速度V1の方向に対して平行なとき(図16(b)に実線で示す)、略0となり、巻芯108が巻取速度V1の方向に対して垂直なとき(図16(b)に破線で示す)、最大となる。例えば、巻芯108が巻取速度V1の方向に対して平行な状態から垂直な状態に移行する時、巻取速度V1の方向に正の加速度が生じ、巻芯108が巻取速度V1の方向に対して垂直な状態から平行な状態に移行する時、負の加速度が生じる。このため、巻取速度V1が不均一となり、帯状物126に負荷される張力が不均一となる。巻芯108が巻取速度V1の方向に対して垂直な状態から平行な状態に移行する時、巻回する帯状物126に弛みが生じ、巻回体109の帯状物126同士の間に不要な隙間が生じる。また、帯状物126が張力を有しないことにより帯状物126が真っ直ぐに巻き取られずに、歪み(ゆがみ)が生じることとなった。また、巻芯108の回転速度Rを早くすると、巻取速度V1が急激に早くなる時に、帯状物126に急激に過大な張力が負荷され、帯状物126が破損することがあった。このため、回転速度Rを早くすることができず、巻回体109の製造の効率化を図ることができなかった。なお、本願の発明者によって巻芯に関する発明がされて出願されているが(特許文献1及び2参照。)、本願発明に想到するものではない。
特許第6234035号公報 特開2014−133652号公報
本発明の目的は、巻回体に歪みが生じることなく、巻回体の製造の効率化を図ることができる巻芯、巻回ユニット及び巻回装置を提供することである。
本発明の巻芯は、回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
前記帯状物を巻回する巻回面を有し、
前記巻回面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続する1本の第一突起辺と、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続する1本の第二突起辺と、から構成され、
前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、該第一突起辺の頂点と該第二突起辺の頂点とを結ぶ線に対する垂直方向において、前記第一外側辺は該第一突起辺よりも膨出し、前記第二外側辺は該第二突起辺よりも膨出するように構成されたことを特徴とする。
本発明の巻芯は、回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
前記回転治具に固定される固定部材と、
第一外周面を有し、先端及び後端を有し、該後端が前記固定部材に固定される第一巻回部材と、
第二外周面を有し、先端及び後端を有し、前記第一巻回部材に対して該回転中心に対して垂直な方向に離隔又は接近するように構成された第二巻回部材と、
を備え、
前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記第一外周面と前記第二外周面とによって前記セパレーター及び前記電極を巻回する巻回面を形成し、
前記第一巻回部材の前記第一外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続する1本の第一突起辺と、から構成され、
前記第二巻回部材の前記第二外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続する1本の第二突起辺と、から構成され、
前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に対する垂直方向において、第一外側辺は第一突起辺よりも膨出し、第二外側辺は第二突起辺よりも膨出するように構成されたことを特徴とする。
また、本発明の巻芯は、前記巻芯において、前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔して前記巻回面を形成したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一巻回部材の前記第一外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第一円弧であり、前記第二巻回部材の前記第二外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第二円弧であることを特徴とする。
また、本発明の巻芯は、前記巻芯において、前記第一突起辺は前記第一外側辺に対して接線の関係にあり、前記第二突起辺は前記第二外側辺に対して接線の関係にあることを特徴とする。
また、本発明の巻回ユニットは、前記巻芯と、前記巻芯を回転させる回転駆動機構と、前記巻芯を前記回転中心線の方向に移動させることにより、製造した巻回体から該巻芯を抜き出す抜出機構と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の巻回ユニットは、前記巻回ユニットにおいて、前記回転駆動機構は、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記巻芯の前記第一突起辺及び前記第二突起辺が、一定方向に向く状態で、該巻芯の回転を停止させるように構成されたことを特徴とする。
また、本発明の巻回装置は、巻回ユニットを含む巻回装置であり、製造した前記巻回体を、前記巻芯の前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に対して垂直方向に挟み、扁平形状になるように押圧する扁平プレスを備えたことを特徴とする。
本発明の巻芯によれば、第一巻回部材と第二巻回部材との離隔接近方向に対する垂直方向において、第一外側辺は第一突起辺よりも膨出し、第二外側辺は第二突起辺よりも膨出するように構成され、巻芯全体において、当該離隔接近方向の最大長さと、当該離隔接近方向に対して垂直方向の最大長さとの差が小さくなっている。このため、巻取速度V1が不均一とならず、帯状物に負荷される張力が略一定になる。これにより、巻回する帯状物に弛みが生じることがなく、巻回体に不要な隙間や歪み(ゆがみ)が生じることがない。また、巻芯の回転速度を早くしても、巻芯の巻取速度が急激に早くなることがなく、巻回する帯状物に急激に過大な張力が負荷されることがなく、帯状物が破損することがない。このため、回転速度を早くすることができ、巻回体の製造の効率化を図ることができる。また、巻芯の回転速度を変えることなく、帯状物を巻回できるため、巻芯の回転の制御が容易となる。
また、本発明の巻芯によれば、互いに点対称な第一突起辺及び第二突起辺を備えるため、巻回体を扁平形状に変形させるとき、巻回体の中で第一突起辺及び第二突起辺で押圧された部分の近辺に、第一巻回部材と第二巻回部材との離隔接近方向及び当該離隔接近方向に対して垂直方向に、直線状に生じ、折れ曲がりやすくなっている。このため、山折れ線に沿って折り曲げることにより、歪みのない綺麗な扁平形状の巻回体を製造できる。
請求項2に記載する本発明の巻芯によれば、第一巻回部材と第二巻回部材とが離隔して巻回面を形成したとき、回転中心に対する垂直な断面において、第一巻回部材の第一外側辺は、回転中心を中心点とする円の一部を形成する第一円弧であり、第二巻回部材の第二外側辺は、回転中心を中心点とする円の一部を形成する第二円弧であり、全体として略円形状である。このため、回転中心のまわりに回転させるためのトルクやモーメントが略一定であり、回転させるための機構の負荷を低減できる。
請求項3に記載する本発明の巻芯によれば、第一突起辺は第一外側辺に対して接線の関係にあり、第二突起辺は第二外側辺に対して接線の関係にあるため、巻回体の中で、第一突起辺と第一外側辺との境界によって押圧された部分の外周面及び内周面は滑らかであり、不要な折れ線が生じることがない。このため、製造する巻回体の精度及び品質を高めることができる。
本発明に係る巻芯の構成を示す側面図である。 図1の巻芯の構成を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)はA−A線切断部断面図である。 図1の巻芯を使用した本発明の巻回ユニットを示す側面図である。 図1の巻芯において、第一巻回部材と第二巻回部材とが離隔し、第一挟持部材と第二挟持部材とが接近する状態を示す側面図である。 図1の巻芯において、第一巻回部材と第二巻回部材とが離隔し、第一挟持部材と第二挟持部材とが接近する状態を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)はB−B線切断部断面図である。 図1の巻芯を使用した本発明の巻回ユニットにおいて、巻芯をX軸正方向に移動させた状態を示す側面図である。 図1の巻芯を使用した本発明の巻回ユニットを含む巻回装置を示す正面図である。 図1の巻芯の使用状態を示す正面図であり、同図(a)は、第一セパレーター及び第二セパレーターが第一挟持部材と第二挟持部材との隙間内に挿入された状態を示し、同図(b)は、第一挟持部材及び第二挟持部材が、第一セパレーター及び第二セパレーターを挟持する状態を示す。 図1の巻芯の使用状態を示す正面図であり、同図(a)は、巻芯の回転の開始時を示し、同図(b)は、巻回体が製造された状態を示す。 図1の巻芯の使用状態を示す正面図であり、同図(a)は、第二巻回部材及び第二挟持部材が、D1(Z軸逆方向)の向きに摺動する状態を示し、同図(b)は、把持器具が巻回体を僅かに持ち上げた状態を示す。 図1の巻芯を分解した状態を示す正面図であり、同図(a)は、第一巻回部材及び第一挟持部材を示し、同図(b)は、第二巻回部材及び第二挟持部材を示す。 図1の巻芯の形状を説明するための図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は中心線から巻回面角までの距離の変化を示すグラフである。 図1の巻芯を使用して製造した巻回体を扁平形状に変形させた状態を示す斜視図である。 本発明の巻芯の他の実施形態を示す正面図である。 従来の巻回装置を示す正面図である。 同図(a)は図15の巻回装置により製造した巻回体を示す正面図であり、同図(b)は従来の巻芯を示す正面図である。
本発明に係る巻芯及び巻回装置の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図10において、符号10は、本発明に係る巻芯であり、符号12は本発明に係る巻回ユニットである。
(構成)
本発明に係る巻芯10は、図1及び図7に示すように、回転中心Cを有し、図3の巻回ユニット12の回転治具14に取り付けて回転中心Cのまわりに回転させることにより、帯状の正電極16、帯状の第一セパレーター18、帯状の負電極20、及び帯状の第二セパレーター22を巻回して巻回体24を製造する巻芯である。図1、図2、図4、及び図5は、構成を示すため、第一セパレーター18等の原材料又は巻回体24の記載を省略する。
巻芯10は、図1及び図2に示すように、図3の回転治具14に固定される固定部材26と、回転中心Cと平行に延び、先端30(a)及び後端30(b)を有し、後端30(b)が固定部材26に固定され、回転中心Cと平行な第一の溝28を有する第一巻回部材30と、回転中心Cと平行に延び、先端34(a)及び後端34(b)を有し、回転中心Cと平行であり第一の溝28に対向する第二の溝32を有する第二巻回部材34と、回転中心Cと平行に延び、先端36(a)及び後端36(b)を有し、第一の溝28に対向し、第二の溝32に挿入され、後端36(b)が固定部材26に固定された第一挟持部材36と、回転中心Cと平行に延び、先端38(a)及び後端38(b)を有し、第二の溝32に対向し、第一の溝28に挿入された第二挟持部材38と、第二巻回部材34の後端34(b)及び第二挟持部材38の後端38(b)を連結する連結摺動部材40と、を備えている。
図11(a)に示すように、固定部材26、第一巻回部材30及び第一挟持部材36は、互いに固定されている。また、図11(b)に示すように、第二巻回部材34、第二挟持部材38、及び連結摺動部材40は、互いに固定され、固定部材26等に対してZ軸方向に一体的に摺動する。
固定部材26は、図1及び図2に示すように、中空部27を有し、中空部27内には回転中心Cと垂直なZ軸方向(第一巻回部材30と第二巻回部材34との離隔接近方向)の摺動ピン42を有し、連結摺動部材40は、摺動ピン42が挿入された係合孔44を有し、連結摺動部材40は、固定部材26の摺動ピン42に対して、Z軸方向に摺動可能である。連結摺動部材40は、圧縮バネ46によってD1の向き(一の向き、Z軸負の向き)に摺動させる付勢力が付与されている。
第一巻回部材30は、図1及び図2に示すように、後端30(b)に連続する連結部48を有し、連結部48が固定部材26の中空部27に固定されている。また、第一巻回部材30は、図2に示すように、上面の中心付近に第一の溝28を有し、第一の溝28には、第二挟持部材38が挿入されている。
第二巻回部材34は、図1及び図2に示すように、後端34(b)に連続する連結部50を有し、連結部50が連結摺動部材40に固定されている。また、第二巻回部材34は、図2に示すように、下面の中心付近に第二の溝32を有し、第二の溝32には、第一挟持部材36が挿入されている。第一巻回部材30の先端30(a)及び第二巻回部材34の先端34(a)には、図3に示す回転支持具52に支持される凸部54が設けられている。なお、回転支持具52は、図示しないフレームを介して正面パネル13に固定され、巻芯10を回転可能に支持する。
第一挟持部材36は、図1及び図2に示すように、後端36(b)に連続する連結部56を有し、連結部56が固定部材26の中空部27に固定されている。また、第一挟持部材36のZ軸負の向き端部には、X軸方向に延びる溝58が設けられ、第二挟持部材38のZ軸正の向き端部に設けられX軸方向に延びる押さえ棒60とともに、第一セパレーター18及び第二セパレーター22の先端付近を強固に挟持して固定することができる。第一挟持部材36の先端36(a)付近は、巻芯10をX軸方向に移動させて第一セパレーター18及び第二セパレーター22を挿入しやすいように、勾配37を有している。押さえ棒60の材質は、強度の高い超硬合金であることが好ましい。
第二挟持部材38は、図1及び図2に示すように、後端38(a)に連続する連結部62を有し、連結部62が連結摺動部材40に固定されている。すなわち、連結摺動部材40を介して第二巻回部材34と第二挟持部材38とが連結されており、連結摺動部材40を摺動ピン42に対してZ軸方向(回転中心Cと垂直な一の垂直軸方向)に摺動させることにより、第二巻回部材34と第二挟持部材38とがZ軸方向に移動する。これにより、連結摺動部材40を摺動ピン42に対してD1の向き(一の向き、Z軸負の向き)に摺動させることにより、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが接近し、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが離隔し、連結摺動部材40を摺動ピン42に対してD1の向きと逆のD2の向き(一の向きと逆の向き、Z軸正の向き)きに摺動させることにより、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが離隔し、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが接近する。
なお、図1及び図2においては、圧縮バネ46の付勢力によって連結摺動部材40を固定部材26に対してD1の向きに摺動させることにより、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが接近し、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが離隔している。圧縮バネ46の材質は、焼き入れ済みの金属や強度の高い超硬合金であることが好ましい。
連結摺動部材40は、図1に示すように、回転中心Cの方向に延びる係合ピン64をX軸の方向(回転中心Cの方向)に移動させて係合ピン64を係合する被係合部61を有している。被係合部61はテーパ部65を有し、巻芯10は、この係合ピン64の先鋭部67をテーパ部65に係合し、係合ピン64が被係合部61をZ軸正方向に移動させることにより、図4及び図5に示すように、連結摺動部材40が固定部材26に対してZ軸正の向きに摺動し、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが離隔し、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが接近するように構成されている。
巻芯10は、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが図5に示すように離隔したとき、第一巻回部材30の外周面である第一外周面200(1)と、第二巻回部材34の外周面である第二外周面200(2)と、によってセパレーター及び電極を巻回する巻回面を構成する。第一巻回部材30の第一外周面200(1)は、回転中心Cに対する垂直な断面において、2本の第一外側辺202(1)と、2本の第一外側辺202(1)に連続する1本の第一突起辺204(1)と、から構成されている。第二巻回部材34の第二外周面200(2)は、回転中心Cに対する垂直な断面において、2本の第二外側辺202(2)と、2本の第二外側辺202(2)に連続する1本の第二突起辺204(2)と、から構成されている。第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)は、への字又はL字形状から構成されている。巻芯10は、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが離隔したとき、回転中心Cに対する垂直な断面において、第一突起辺204(1)と第二突起辺204(2)とは、回転中心Cを対称の中心とする点対称であるように構成されている。また、巻芯10は、回転中心Cから第一巻回部材30と第二巻回部材34との離隔接近方向に延びる延線(第一突起辺の頂点と第二突起辺の頂点とを結ぶ線)L1を対称の軸として線対称である。また、巻芯10は、延線L1に対して垂直であり回転中心Cを通る垂線L2を対称の軸として線対称である。
第一巻回部材30の2本の第一外側辺202(1)は、図5に示すように、回転中心Cに対する垂直な断面において、回転中心Cを中心点とする円の一部である第一円弧である。第一突起辺204(1)は、直線であり、第一外側辺202(1)の円弧に対して接線の関係にある2本の接線206(1)から構成される。接線206(1)は第一外側辺202(1)の円弧に対して逆向きの円弧であっても良い。第二巻回部材34の2本の第二外側辺202(2)は、回転中心Cに対する垂直な断面において、回転中心Cを中心点とする円の一部である第二円弧である。第二突起辺204(2)は、直線であり、第二外側辺202(2)の円弧に対して接線の関係にある2本の接線206(2)から構成される。接線206(2)は第二外側辺202(2)の円弧に対して半径大きく直線に近い逆向きの円弧(略直線)であっても良い。第一突起辺204(1)の第一頂点TP(1)と第二突起辺204(2)の第二頂点TP(2)とは、回転中心Cに対する垂直な断面において、延線L1の上に位置する。第一頂点TP(1)付近及び第二頂点TP(2)付近は、微小な半径(例えば0.2mm)でフィレット加工(円弧の面取り加工)されている。
以下に、巻芯10の形状の詳細について、図12(a)に従って、一例を示す。図12(a)は、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが離隔して巻回面を形成している状態を示す。以下に、巻芯10の形状の詳細について、図12(a)における巻芯10の左下部分について説明するが、巻芯10は、延線L1を対称の軸として線対称であり、垂線L2を対称の軸として線対称であるため、左上、右下及び右上においても、形状の詳細について同様のことが言えるため、左上等についての説明は省略する。回転中心Cから第一外側辺202(1)までの距離R1、及び、回転中心Cから第一突起辺204(1)までの距離R2を、図12(a)に示す。垂線L2に対する反時計まわりの角度をθ1とする。第一外側辺202(1)と接線206(1)との境界における、垂線L2に対する反時計まわりの角度をθ2とする。例えば、θ2は58°である。なお、第一外側辺202(1)の円弧の最左における垂線L2に対する反時計まわりの角度をθ3とする。θ3は、例えば14°である。R2=R1/cos(θ1−θ2)なる関係があり(第一突起辺204(1)の接線206(1)が第一外側辺202(1)に対する接線であることから、幾何学的にR1=R2*cos(θ1−θ2)が成立することに基づく)、図12(b)に示すように、θ1が90°の付近において、R2は、最大となり、例えばθ2が58°の場合、R1の約1.18倍であり、R1とR2との差は小さい。
巻芯10は、垂線L2の方向(第一巻回部材30と第二巻回部材34との離隔接近方向に対して垂直方向)の幅に関して、巻芯10全体の最大幅W1は、第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)の最大幅W2よりも大きく構成されている。すなわち、垂線L2の方向において、第一外側辺202(1)は第一突起辺204(1)よりも膨出し、第二外側辺202(2)は第二突起辺204(2)よりも膨出するように構成されている。このため、巻芯10全体において、延線L1方向の最大長さLG1と垂線L2方向の最大長さLG2(=W1)との差が小さくなっている。例えば、θ2が58°であり、θ3が14°の場合、LG1/LG2は約1.18である。これにより、巻芯10は、全体として、回転中心Cに対する垂直な断面において、略円形状である。なお、R2/R1が1.0より大きく1.4より小さければ、最大長さLG1と最大長さLG2との差が小さいとみなすことができる。また、θ2が45°より大きく75°より小さければ、最大長さLG1と最大長さLG2との差が小さいとみなすことができる。また、θ3が10°より大きく20°より小さければ、最大長さLG1と最大長さLG2との差が小さいとみなすことができる。
なお、巻芯10の組み立てを行う場合、まず、図11(a)に示す固定部材26から摺動ピン42を取り外し、図11(b)に示す連結摺動部材40から第二巻回部材34及び第二挟持部材38を取り外しておく。次に、連結摺動部材40を中空部27内に配置し、摺動ピン42を固定部材26、圧縮バネ46及び連結摺動ピン42にZ軸方向に挿入し、摺動ピン42を固定部材26に固定する。次に、第二巻回部材34の第二の溝32に第一挟持部材36を挿入して、第二巻回部材34を連結摺動部材40に固定し、第二挟持部材38を第一巻回部材30の第一の溝28に挿入して、第二挟持部材38を連結摺動部材40に固定する。このようにして、図1及び図2に示す巻芯10が組み立てられる。
また、本発明に係る巻回ユニット12は、図3に示すように、巻芯10と、正面パネル13と、係合ピン64(図1に示す)と、巻芯10を回転させる回転駆動機構66と、係合ピン64を回転中心Cの方向に移動させる係合ピン移動機構68と、巻芯10を回転中心Cの方向に移動させることにより、製造した巻回体24から巻芯10を抜き出す抜出機構70を備えて構成される。巻回ユニット12は、巻回ユニット12以外は図15に示す巻回装置120と同様の構成である図7に示す巻回装置71に組み込まれて使用される。
回転駆動機構66は、例えば、サーボモータ又はステッピングモータから構成されている。回転駆動機構66は、巻芯10の第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)が、一定方向に向く状態で、巻芯10の回転を停止させるように構成されている。回転駆動機構66は、例えば、図10(b)に示すように、巻芯10の延線L1が上下方向(Z軸方向)に向いた状態で、巻芯10の回転を停止させるように構成されている。巻回装置71は、巻芯10が停止した状態で、製造した巻回体24を垂線L2の方向に挟み、扁平形状になるように押圧する扁平プレス210を備える。扁平プレス210は、垂線L2の方向に互いに接近する2個の押圧型212から構成される。2個の押圧型212を互いに接近させる機構は、油圧シリンダ、空圧シリンダ、サーボモータ又はステッピングモータ等、特に限定されない。
回転駆動機構66は、図3に示すように、巻芯10を固定し巻芯10と共に回転する回転治具14と、回転治具14を回転駆動させるモーター72とを備えている。回転治具14は、巻芯10が有する継手63を固定する固定部74と、固定部74に連続し中空部を有する第一ロッド76とから構成されている。継手63は、固定部材26と一体的に構成されている。固定部74は継手63を挿入し螺子等の締結具により固定する。第一ロッド76の中空部は、第二ロッド78が第一ロッド76に対してX軸方向に摺動可能なように、第二ロッド78が挿入される。
係合ピン移動機構68は、先端及び後端を有し、先端に係合ピン64の固定部69が固定され、第一ロッド76の中空部に挿入された第二ロッド78と、第二ロッド78の後端を支持するカムフォロワ80と、カムフォロワ80をX軸方向に移動させるシリンダ82とから構成されている。シリンダ82が作動することにより、係合ピン64は、第二ロッド78と共に、第一ロッド76に対してX軸方向に移動する。
抜出機構70は、第一ロッド76を支持し、シリンダ82に固定された軸受84と、シリンダ82に固定されX軸方向に移動する移動部材86と、移動部材86をX軸方向に移動させるボール螺子88とから構成されている。ボール螺子88の回転により、移動部材86は、第一ロッド76及び巻芯10と共にX軸方向に移動する。
(作用及び効果)
このような巻芯10及び巻回ユニット12を図7に示す巻回装置71に組み込んで、正電極16、第一セパレーター18、負電極20、及び第二セパレーター22を巻回して巻回体24を製造する作用及び効果について、以下に説明する。
巻芯10を取り付けた巻回ユニット12は、図7に示すように、巻回装置71のターレット73に3個組み込まれている。図7は、位置S1において、正電極16、第一セパレーター18、負電極20、及び第二セパレーター22が巻回され、正電極16及び負電極20がカッター75及び77によって切断されて形成された巻回体24が、ターレット73の回転によって位置S2まで送られた直後の状態を示している。図7の状態においては、図3に示すように、第一セパレーター18及び第二セパレーター22が、位置S1の巻芯10の第一挟持部材36と第二挟持部材38との隙間90のX軸正方向への延長部に位置している。
次に、位置S1の巻回ユニット12の抜出機構70が有するボール螺子88が作動し、図6に示すように、移動部材86、回転治具14及び巻芯10がX軸正方向に移動する。巻芯10がX軸正方向に移動することにより、第一セパレーター18及び第二セパレーター22が巻芯10の勾配37に接触した後隙間90内に入り込んでいき、図8(a)に示すように、第一セパレーター18及び第二セパレーター22が第一挟持部材36と第二挟持部材38との隙間90内に挿入された状態となる。この時、巻芯10の第一巻回部材30の先端30(a)及び第二巻回部材34の先端34(a)の凸部54は、回転支持具52に挿入されて回転可能に支持される。
次に、位置S1の巻回ユニット12において、シリンダ82を作動させ、図4に示すように、係合ピン64をX軸正方向に移動させることにより、係合ピン64が被係合部61に係合し、第二巻回部材34及び第二挟持部材38が圧縮バネ46の付勢力に抗して図4に示すようにD2の向きに摺動する。第二巻回部材34及び第二挟持部材38が圧縮バネ46の付勢力に抗してD2の向きに摺動することにより、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが接近し、図8(b)に示すように、第一挟持部材36及び第二挟持部材38が、第一セパレーター18及び第二セパレーター22を挟持する。係合ピン64を被係合部61に係合させて第一挟持部材36と第二挟持部材38とを接近させ、第一セパレーター18及び第二セパレーター22を挟持するため、第一セパレーター18及び第二セパレーター22の位置決めが安定する。第一挟持部材36及び第二挟持部材38が第一セパレーター18及び第二セパレーター22を挟持した後に、カッター92が第一セパレーター18及び第二セパレーター22を切断する。
次に、位置S1の巻回ユニット12において、回転駆動機構66のモーター72を作動させて巻芯10を、図9(a)に示すように回転させ、複数回程度回転させた後に、正電極16を第一セパレーター18に積層し、負電極20を第一セパレーター18及び第二セパレーター22の間に積層し、更に巻芯10を回転させることにより、正電極16、第一セパレーター18、負電極20、及び第二セパレーター22が巻芯に巻回されていく。なお、負電極20を第一セパレーター18に積層した後に、正電極16を第一セパレーター18及び第二セパレーター22の間に積層してもよい。この時、第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)が、第一セパレーター18等を、回転中心Cから外側へ向かう方向に押圧する。巻芯10が所定回数回転させられると、カッター75及び77が正電極16及び負電極20を切断し、更に巻芯10を複数回程度回転させ、図9(b)に示すように、巻回体24が製造される。
この時、延線L1が上下方向(Z軸方向)に向いた状態で、巻芯10が停止させられる。製造された巻回体24は、図9(b)に示すように、第一突起辺204(1))に押圧された部分及び第二突起辺204(2)に押圧された部分に折れ目が生じる。第一突起辺204(1)に押圧された部分の折れ目の頂点TF(1)と、第一突起辺204(1)の第一頂点TP(1)と、を結ぶ線をフォールド線LF(1)と定義し、第二突起辺204(2)に押圧された部分の折れ目の頂点TF(2)と、第二突起辺204(2)の第二頂点TP(2)と、を結ぶ線をフォールド線LF(2)と定義する。フォールド線LF(1)及びLF(2)は、延線L1の上に位置する。
位置S1の巻回ユニット12において巻回体24が製造されると、図7に示すターレット73が時計まわりに120°回転し、位置S1の巻回ユニット12が位置S2へ送られ、製造された巻回体24は巻芯10に巻回された状態で、位置S2へ送られ、再度、図7に示す状態となる。次に、位置S2の巻芯10とは別個のS1の巻芯10の第一挟持部材36及び第二挟持部材38が、第一セパレーター18及び第二セパレーター22を挟持して、カッター92が第一セパレーター18及び第二セパレーター22を切断する。第一セパレーター18及び第二セパレーター22が切断された巻回体24を支持する位置S2において、巻芯10が更に複数回程度回転して第一セパレーター18及び第二セパレーター22を完全に巻回し、テープ94が巻回体24の表面に貼着された後、ターレット73が時計まわりに更に120°回転し、巻回体24は位置S3へ送られる。巻回体24を保持する巻芯10が位置S1からS3まで送られる時、巻芯10の延線L1の向きは上下方向に維持される。
次に、位置S3において、係合ピン移動機構68のシリンダ82が作動し、係合ピン64がX軸負方向へ移動させられ、係合ピン64が被係合部61から離隔し、図10(a)に示すように、第二巻回部材34及び第二挟持部材38が、圧縮バネ46の付勢力によって、D1の向きに摺動する。第二巻回部材34及び第二挟持部材38が、摺動ピン42に対してD1の向きに摺動することによって、第一巻回部材30と第二巻回部材34とが接近し、第一巻回部材30及び第二巻回部材34と巻回体24の内周面95との間に隙間96が生じる。また、第二巻回部材34及び第二挟持部材38が、摺動ピン42に対してD1の向きに摺動することによって、第一挟持部材36と第二挟持部材38とが離隔し、第一挟持部材36と第二挟持部材38との間に隙間90が生じる。
次に、位置S3において、図10(b)に示すように、把持器具98が巻回体24を把持して巻回体24を僅かに持ち上げる。把持器具98が巻回体24を僅かに持ち上げることにより、巻回体24の内周面95全体に渡って隙間96が生じることとなる。巻回体24の内周面95全体に渡って隙間96が生じた状態で、位置S1の巻回ユニット12の抜出機構70が有するボール螺子88が作動し、巻芯10が図1におけるX軸負方向に移動し、巻芯10が巻回体24から抜出される。巻回体24の内周面95全体に渡って隙間96が生じているため、巻芯10が巻回体24の内周面95に接触せず、第一巻回部材30及び第二巻回部材34の外周面と内周面95との摩擦力により、巻芯10が巻回体24の中心側を筍状に引き出して変形させることがない。このため、巻回体24の形状を修正するための作業が必要となることがない。巻回体24の内周面95全体に渡って隙間96が生じているため、把持器具98が持ち上げた巻回体24の位置によっては、巻芯10が巻回体24の内周面95に全く接触することがない。また、第一挟持部材36と第二挟持部材38との間に隙間90が生じているため、第一セパレーター18及び第二セパレーター22が第一挟持部材36と第二挟持部材38との間からスムーズに抜き出される。
次に、位置S3において、製造した巻回体24は、扁平プレス210(図10(b)に示す)によって、フォールド線LF(1)及びLF(2)に対して垂直な垂線L2の方向に挟まれ、扁平形状になるように押圧される。変形した状態の巻回体24を図13に示す。予め、フォールド線LF(1)及びLF(2)を生じさせているため、巻回体24は、フォールド線LF(1)の一端である頂点TF(1)及びフォールド線LF(2)の一端である頂点TF(2)を山折れの頂点として扁平形状に変形する。巻回体24は、フォールド線LF(1)及びLF(2)の近辺に曲げモーメントが負荷されず、フォールド線LF(1)及びLF(2)の近辺以外に曲げモーメントが負荷される。また、巻回体24は、フォールド線LF(1)の一端である頂点TF(1)から成り、延線L1及び垂線L2に対して垂直方向の山折れ線ML1(図13に示す)と、フォールド線LF(2)の一端である頂点TF(2)から成り、延線L1及び垂線L2に対して垂直方向の山折れ線ML2(図13に示す)に沿って折れ曲がりやすくなっている。このため、巻回体24の山折れの頂点である山折れ線MLは、直線となり歪むことはない。すなわち、巻回体24は歪むことなく綺麗に扁平形状に変形させられる。
扁平形状の巻回体24は、次の工程へ搬送され、電解液が浸漬され、金属ケース又はラミネートパックに入れられることによって、扁平形状の電池が製造される。
本発明の巻芯10によれば、上述のように、歪みのない扁平形状の巻回体24を製造できる。また、垂線L2の方向において、第一外側辺202(1)は第一突起辺204(1)よりも膨出し、第二外側辺202(2)は第二突起辺204(2)よりも膨出するように構成され、巻芯10全体において、延線L1方向の最大長さLG1と垂線L2方向の最大長さLG2との差が小さくなるように構成されている。このため、巻芯10を回転させて正電極16等の帯状物を巻回するとき、図16(b)に示す従来の巻芯108と異なり、帯状物の巻取速度が不均一とならず、帯状物に負荷される張力が略一定になる。これにより、巻回する帯状物に弛みが生じることがなく、巻回体24に不要な隙間や歪み(ゆがみ)が生じることがない。また、巻芯10の回転速度を早くしても、巻芯10の巻取速度が急激に早くなることがなく、巻回する帯状物24に急激に過大な張力が負荷されることがないため、帯状物が破損することがない。このため、巻芯10の回転速度を早くすることができ、巻回体24の製造の効率化を図ることができる。また、巻芯10の回転速度を変えることなく、帯状物24を巻回できるため、回転駆動機構66による巻芯10の回転の制御が容易となる。
また、本発明の巻芯10によれば、全体として略円形状であるため、回転中心Cのまわりに回転させるためのトルクやモーメントが略一定であり、回転させるための回転駆動機構66の負荷を低減できる。また、第一突起辺204(1)を構成する2本の直線は、第一外側辺202(1)の円弧に対して接線の関係にあり、第二突起辺204(2)を構成する2本の直線は、第二外側辺202(2)の円弧に対して接線の関係にあるため、巻回体24の中で、第一突起辺204(1)と第一外側辺202(1)との境界によって押圧された部分の外周面及び内周面は滑らかであり不要な折れ線が生じることがない。このため、製造する巻回体24の精度及び品質を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述のものには限定されない。例えば、本発明の巻芯の形状は上述のものに限定されない。例えば、図14(a)〜(c)に示す巻芯10であってもよい。
図14(a)に示す巻芯10は、回転中心Cに対する垂直な断面において、セパレーター及び電極を巻回する巻回面を構成する2本の第一外側辺202(1)及び2本の第二外側辺202(2)が、楕円の一部から構成され、第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)を含めて、全体として略楕円形状である。図14(b)に示す巻芯10は、回転中心Cに対する垂直な断面において、2本の第一外側辺202(1)及び2本の第二外側辺202(2)が、互いに交叉する2本の直線から構成され、第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)を含めて、全体として12角形である。図14(c)に示す巻芯10は、回転中心Cに対する垂直な断面において、2本の第一外側辺202(1)及び2本の第二外側辺202(2)が、回転中心Cを中心点とする円の一部から構成され、第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)を含めて、全体として略円形状である。図14(c)に示す巻芯10の第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)は、第一外側辺202(1)又は2本の第二外側辺202(2)に対して別個後付けしたものであっても一体であってもよい。
図14(a)〜(c)のいずれの巻芯10においても、互いに点対称な第一突起辺204(1)及び第二突起辺204(2)を備えるため、歪みのない扁平形状の巻回体24を製造できる。また、巻芯10全体において、延線L1方向の最大長さと垂線L2方向の最大長さとの差が小さくなっている。このため、巻回する帯状物に負荷される張力が、不均一とならないため、巻芯10の回転速度を早くすることができる。また、巻芯10の回転速度を変えることなく、帯状物を巻回できるため、巻芯10の回転の制御が容易となる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、本発明は図示したものには限定されない。例えば、本発明の巻芯は、第一突起辺及び第二突起辺を有していれば、回転中心Cに対して垂直な断面において、12角形以外の多角形であってもよい。また、本願発明は、巻回面の形状が特徴であり、第一巻回部材と第二巻回部材とから構成されなくともよい。また、固定部材、第一巻回部材及び第一挟持部材を一体に構成し、連結摺動部材、第二巻回部材及び第二挟持部材を一体に構成してもよい。また、係合ピンを被係合部に係合することにより、連結摺動部材が固定部材に対して一の向きに摺動し、第一巻回部材と第二巻回部材とが接近し、第一挟持部材と第二挟持部材とが離隔するように構成してもよい。この場合、バネの付勢力によって連結摺動部材を固定部材に対して一の向きと逆の向きに摺動させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述のもの限定されず、同一の作用及び効果が生じる範囲で適宜変更を加えて実施できる。
10:巻芯
12:巻回ユニット
14:回転治具
16:正電極
18:第一セパレーター
20:負電極
22:第二セパレーター
24:巻回体
26:固定部材
28:第一の溝
30:第一巻回部材
32:第二の溝
34:第二巻回部材
36:第一挟持部材
38:第二挟持部材
40:連結摺動部材
52:回転支持具
64:係合ピン
66:回転駆動機構
68:係合ピン移動機構
70:抜出機構
71:巻回装置
76:第一ロッド
78:第二ロッド
92:カッター
94:テープ
96:隙間
98:把持器具
200(1):第一外周面
200(2):第二外周面
202(1):第一外側辺
202(2):第二外側辺
204(1):第一突起辺
204(2):第二突起辺
206(1)、206(2):接線
210:扁平プレス
212:押圧型
L1:延線
L2:垂線
LF:フォールド線
ML:山折れ線
R1、R2:距離
TP:第一頂点
TP:第二頂点
W1:最大幅
W2:最大幅
C:回転中心
また,本発明の巻芯は、回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
前記帯状物を巻回する巻回面を有し、
前記巻回面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続する1本の第一突起辺と、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続する1本の第二突起辺と、から構成され、
前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、該第一突起辺の頂点と該第二突起辺の頂点とを結ぶ線に対する垂直方向において、前記第一外側辺は該第一突起辺よりも膨出し、前記第二外側辺は該第二突起辺よりも膨出するように構成されたことを特徴とする。
本発明の巻芯は、回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
前記回転治具に固定される固定部材と、
第一外周面を有し、先端及び後端を有し、該後端が前記固定部材に固定される第一巻回部材と、
第二外周面を有し、先端及び後端を有し、前記第一巻回部材に対して該回転中心に対して垂直な方向に離隔又は接近するように構成された第二巻回部材と、
を備え、
前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記第一外周面と前記第二外周面とによって前記セパレーター及び前記電極を巻回する巻回面を形成し、
前記第一巻回部材の前記第一外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続し、相交わる2本の直線から成る1本の第一突起辺と、から構成され、
前記第二巻回部材の前記第二外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続し、相交わる2本の直線から成る1本の第二突起辺と、から構成され、
前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に対する垂直方向において、第一外側辺は第一突起辺よりも膨出し、第二外側辺は第二突起辺よりも膨出するように構成されたことを特徴とする。
本発明の巻芯は、更に、前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔して前記巻回面を形成したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一巻回部材の前記第一外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第一円弧であり、前記第二巻回部材の前記第二外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第二円弧であり、
正面視において、前記回転中心から前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に延びる延線を対称の軸として線対称であり、該延線に対して垂直であり該回転中心を通る垂線を対称の軸として線対称であり
正面視における前記延線より左側であり前記垂線より下側において、前記第一外側辺と前記第一突起辺との境界における該垂線に対する反時計まわりの角度は45°より大きく75°より小さく、該第一外側辺の円弧の最左における垂線に対する反時計まわりの角度は10°より大きく20°より小さい
ことを特徴とする。
本発明の巻芯は、前記巻芯において、前記回転中心のまわりに回転させるためのトルク又はモーメントが一定であることを特徴とする。
また、本発明の巻回ユニットは、前記巻芯と、前記巻芯を回転させる回転駆動機構と、前記巻芯を前記回転中心の方向に移動させることにより、製造した巻回体から該巻芯を抜き出す抜出機構と、を備えたことを特徴とする。
発明の巻芯によれば、第一巻回部材と第二巻回部材とが離隔して巻回面を形成したとき、回転中心に対する垂直な断面において、第一巻回部材の第一外側辺は、回転中心を中心点とする円の一部を形成する第一円弧であり、第二巻回部材の第二外側辺は、回転中心を中心点とする円の一部を形成する第二円弧であり、全体として略円形状である。このため、回転中心のまわりに回転させるためのトルクやモーメントが略一定であり、回転させるための機構の負荷を低減できる。
発明の巻芯によれば、第一突起辺は第一外側辺に対して接線の関係にあり、第二突起辺は第二外側辺に対して接線の関係にあるため、巻回体の中で、第一突起辺と第一外側辺との境界によって押圧された部分の外周面及び内周面は滑らかであり、不要な折れ線が生じることがない。このため、製造する巻回体の精度及び品質を高めることができる。

Claims (7)

  1. 回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
    前記帯状物を巻回する巻回面を有し、
    前記巻回面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続する1本の第一突起辺と、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続する1本の第二突起辺と、から構成され、
    前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、該第一突起辺の頂点と該第二突起辺の頂点とを結ぶ線に対する垂直方向において、前記第一外側辺は該第一突起辺よりも膨出し、前記第二外側辺は該第二突起辺よりも膨出するように構成された巻芯。
  2. 回転中心を有し、巻回装置の回転治具に取り付け、該回転中心のまわりに回転させ、セパレーター及び電極を含む帯状物を巻回して扁平形状の巻回体を製造する巻芯であり、
    前記回転治具に固定される固定部材と、
    第一外周面を有し、先端及び後端を有し、該後端が前記固定部材に固定される第一巻回部材と、
    第二外周面を有し、先端及び後端を有し、前記第一巻回部材に対して該回転中心に対して垂直な方向に離隔又は接近するように構成された第二巻回部材と、
    を備え、
    前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記第一外周面と前記第二外周面とによって前記帯状物を巻回する巻回面を形成し、
    前記第一巻回部材の前記第一外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第一外側辺と、2本の該第一外側辺に連続する1本の第一突起辺と、から構成され、
    前記第二巻回部材の前記第二外周面は、前記回転中心に対する垂直な断面において、2本の第二外側辺と、2本の該第二外側辺に連続する1本の第二突起辺と、から構成され、
    前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一突起辺と前記第二突起辺とは、該回転中心を対称の中心とする点対称であり、前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に対する垂直方向において、前記第一外側辺は該第一突起辺よりも膨出し、前記第二外側辺は該第二突起辺よりも膨出するように構成された巻芯。
  3. 前記第一巻回部材と前記第二巻回部材とが離隔して前記巻回面を形成したとき、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記第一巻回部材の前記第一外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第一円弧であり、前記第二巻回部材の前記第二外側辺は、該回転中心を中心点とする円の一部を形成する第二円弧である請求項2に記載する巻芯。
  4. 前記第一突起辺は前記第一外側辺に対して接線の関係にあり、前記第二突起辺は前記第二外側辺に対して接線の関係にある請求項2又は3のいずれかに記載する巻芯。
  5. 前記請求項1〜4のいずれかに記載する巻芯と、
    前記巻芯を回転させる回転駆動機構と、
    前記巻芯を前記回転中心線の方向に移動させることにより、製造した巻回体から該巻芯を抜き出す抜出機構と、
    を備えた巻回ユニット。
  6. 前記回転駆動機構は、前記回転中心に対する垂直な断面において、前記巻芯の前記第一突起辺及び前記第二突起辺が、一定方向に向く状態で、該巻芯の回転を停止させるように構成された請求項5に記載する巻回ユニット。
  7. 前記請求項5又は6に記載する巻回ユニットを含む巻回装置であり、
    製造した前記巻回体を、前記巻芯の前記第一巻回部材と前記第二巻回部材との離隔接近方向に対して垂直方向に挟み、扁平形状になるように押圧する扁平プレスを備えた巻回装置。
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