JP2021017183A - 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム - Google Patents

無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021017183A
JP2021017183A JP2019135196A JP2019135196A JP2021017183A JP 2021017183 A JP2021017183 A JP 2021017183A JP 2019135196 A JP2019135196 A JP 2019135196A JP 2019135196 A JP2019135196 A JP 2019135196A JP 2021017183 A JP2021017183 A JP 2021017183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unmanned aerial
aerial vehicle
discharge
container
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019135196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7279561B2 (ja
Inventor
敦嗣 小南
Atsushi Kominami
敦嗣 小南
宗司 荒木
Soji Araki
宗司 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP2019135196A priority Critical patent/JP7279561B2/ja
Priority to PCT/JP2020/028580 priority patent/WO2021015278A1/ja
Priority to TW109124943A priority patent/TW202104010A/zh
Publication of JP2021017183A publication Critical patent/JP2021017183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7279561B2 publication Critical patent/JP7279561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U20/00Constructional aspects of UAVs
    • B64U20/80Arrangement of on-board electronics, e.g. avionics systems or wiring
    • B64U20/87Mounting of imaging devices, e.g. mounting of gimbals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B9/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
    • B05B9/03Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
    • B05B9/04Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D1/00Dropping, ejecting, releasing, or receiving articles, liquids, or the like, in flight
    • B64D1/16Dropping or releasing powdered, liquid, or gaseous matter, e.g. for fire-fighting
    • B64D1/18Dropping or releasing powdered, liquid, or gaseous matter, e.g. for fire-fighting by spraying, e.g. insecticides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D45/00Aircraft indicators or protectors not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U10/00Type of UAV
    • B64U10/10Rotorcrafts
    • B64U10/13Flying platforms
    • B64U10/14Flying platforms with four distinct rotor axes, e.g. quadcopters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U30/00Means for producing lift; Empennages; Arrangements thereof
    • B64U30/20Rotors; Rotor supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】内容物が充填された容器から安定して吐出する無人航空機を提供する。【解決手段】回転翼と、回転翼の回転を制御する回転制御部と、内容物が充填された容器を保持する容器保持部と、内容物の吐出を制御する吐出制御部とを備え、吐出制御部は、回転翼の停止に応じて、内容物の吐出のロックを解除する無人航空機を提供する。内容物が充填された容器を搭載した無人航空機の制御方法であって、回転翼の回転を制御する段階と、内容物の吐出を制御する段階と、回転翼の停止に応じて、内容物の吐出のロックを解除する段階とを備える無人航空機の制御方法を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラムに関する。
従来、流体噴射ノズルを備えた無人航空機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2019−18589号公報
従来の無人航空機では、噴射による反力が発生するので安定して噴射することが好ましい。
本発明の第1の態様においては、回転翼と、回転翼の回転を制御する回転制御部と、内容物が充填された容器を保持する容器保持部と、内容物の吐出を制御する吐出制御部とを備え、吐出制御部は、回転翼の停止に応じて、内容物の吐出のロックを解除する無人航空機を提供する。
無人航空機は、回転翼の回転の停止を検知する回転停止検知部を備えてよい。吐出制御部は、回転停止検知部の検知結果に応じて、内容物の吐出のロックを解除してよい。
回転停止検知部は、回転制御部による回転翼の回転制御の停止により、回転翼の停止と判断してよい。
回転停止検知部は、回転制御部による回転翼の回転制御の停止後、予め定められた空転時間の待機後に、回転翼の停止と判断してよい。
回転制御部は、内容物の吐出のロック解除状態において、回転翼の回転をロックしてよい。
無人航空機は、回転翼の回転を抑制するためのブレーキ機構を備えてよい。回転制御部は、内容物の吐出のロック解除状態において、ブレーキ機構を動作させてよい。
無人航空機は、回転翼の回転をロックするための回転ロック機構を備えてよい。回転制御部は、内容物の吐出のロック解除状態において、回転ロック機構により回転翼の回転を防止させてよい。
無人航空機は、容器と接続され、内容物を吐出するためのノズルを備えてよい。内容物の吐出のロック機構は、容器とノズルとの間に設けられた電磁弁であってよい。
無人航空機は、電気で駆動され、内容物を容器から吐出する吐出駆動部を備えてよい。吐出制御部は、吐出駆動部を電気的に遮断することにより、内容物の吐出をロックしてよい。
無人航空機は、無人航空機の状態を、飛行状態、吐出可能状態および待機状態のいずれかに設定する状態設定部を備えてよい。飛行状態において、吐出制御部は、内容物の吐出をロックしてよい。待機状態において、状態設定部は、回転翼の停止に応じて、吐出可能状態へ移行可能とし、吐出制御部は、吐出可能状態へ移行した後に、内容物の吐出のロックを解除してよい。
無人航空機は、展開および収納が可能な展開部を備えてよい。飛行状態において、展開部を収納してよい。吐出可能状態において、展開部を展開してよい。容器の吐出口が展開部によって位置を変更可能であってよい。
容器は、エアゾール容器であってよい。エアゾール容器は、正立状態で吐出可能であってよい。飛行状態において、容器の容器姿勢を横転に設定してよい。吐出可能状態において、容器の容器姿勢を正立に設定してよい。
無人航空機は、回転翼を停止した状態で、無人航空機の姿勢を保持する姿勢保持部を備えてよい。
姿勢保持部は、複数の脚部を有してよい。複数の脚部の少なくとも1つは、接地部と、無人航空機の機体への取付部と、接地部と取付部とを連結する伸縮部とを備え、伸縮可能であってよい。
姿勢保持部は、駆動および停止が可能な車輪を一つ以上備えてよい。
姿勢保持部は、磁気発生部を備えてよい。
姿勢保持部は、把持によって無人航空機の姿勢を保持する把持部を備えてよい。
姿勢保持部は、取り付けおよび取り外しが可能な負圧固定部材を備えてよい。
姿勢保持部は、無人航空機の姿勢を保持する磁気粘弾性素材を有してよい。
本発明の第2の態様においては、内容物が充填された容器を搭載した無人航空機の制御方法であって、回転翼の回転を制御する段階と、内容物の吐出を制御する段階と、回転翼の停止に応じて、内容物の吐出のロックを解除する段階とを備える無人航空機の制御方法を提供する。
無人航空機の制御方法は、無人航空機の状態を、飛行状態、吐出可能状態および待機状態のいずれかに設定する段階と、飛行状態において、内容物の吐出をロックする段階と、待機状態において、回転翼の停止に応じて、吐出可能状態へ移行可能とし、吐出可能状態へ移行した後に、内容物の吐出のロックを解除する段階とを備えてよい。
本発明の第3の態様においては、本発明の第2の態様に記載の無人航空機の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
無人航空機100の正面図の一例を示す。 図1Aに係る無人航空機100の左側面図の一例を示す。 無人航空機100の正面図を示す他の例である。 図2Aに係る無人航空機100の左側面図を示す。 容器保持部40の構成の一例を示す。 無人航空機100の吐出システム300の一例を示す。 無人航空機100の機能ブロック図の一例を示す。 電磁弁53の構成の一例を示す。 無人航空機100の動作フローチャートの一例を示す。 状態設定部75による状態設定のフローチャートを示す。 ブレーキ機構120を有する推進部20の上面図の一例を示す。 図7Aで図示された推進部20の側面図の一例を示す。 回転ロック機構130を有する推進部20の上面図の一例を示す。 図8Aで図示された推進部20の側面図の一例を示す。 展開部71の収納時における無人航空機100の一例を示す。 展開部71の展開時における無人航空機100の一例を示す。 展開部71の収納時における無人航空機100の他の例を示す。 展開部71の展開時における無人航空機100の他の例を示す。 飛行状態における無人航空機100の一例を示す。 吐出可能状態における無人航空機100の一例を示す。 車輪を備える無人航空機100の構成の一例を示す。 脚部15を備える無人航空機100の構成の一例を示す。 磁気発生部96を備える無人航空機100の構成の一例を示す。 負圧固定部材97を備える無人航空機100の構成の一例を示す。 把持部98を備える無人航空機100の飛行状態の一例を示す。 把持部98を備える無人航空機100の吐出可能状態の一例を示す。 接地部93に磁気粘弾性素材101を備えた無人航空機100の構成の一例を示す。 本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1Aは、無人航空機100の正面図の一例を示す。図1Bは、図1Aに係る無人航空機100の左側面図の一例を示す。
無人航空機100は、空中を飛行する飛行体である。本例の無人航空機100は、本体部10と、推進部20と、可動カメラ30と、容器保持部40と、吐出部50とを備える。なお、本明細書では、本体部10において、固定カメラ12が設けられた面を無人航空機100の正面と称するが、飛行方向が正面方向に限定されるものではない。
本体部10は、無人航空機100の各種制御回路および電源等を格納する。また、本体部10は、無人航空機100の構成同士を連結する構造体として機能してよい。本例の本体部10は、推進部20に連結されている。本例の本体部10は、固定カメラ12を備える。
固定カメラ12は、本体部10の側面に設けられる。固定カメラ12は、無人航空機100の正面を撮影する。一例において、固定カメラ12で撮影された映像は、操縦者に送信される。無人航空機100の操縦者は、固定カメラ12で撮影した映像に基づいて無人航空機100を操作してよい。
推進部20は、無人航空機100を推進させる。推進部20は、回転翼21および回転駆動部22を有する。本例の無人航空機100は、4つの推進部20を備える。推進部20は、腕部24を介して本体部10に取り付けられている。
推進部20は、回転翼21を回転させることにより推進力を得る。回転翼21は、本体部10を中心として4つ設けられているが、回転翼21の配置方法は本例に限られない。回転翼21は、腕部24の先端に回転駆動部22を介して設けられる。
回転駆動部22は、モータ等の動力源を有し回転翼21を駆動させる。回転駆動部22は、回転翼21のブレーキ機構を有してよい。回転翼21および回転駆動部22は、腕部24を省略して本体部10に直接取り付けられてもよい。
腕部24は、本体部10から放射状に延伸して設けられる。本例の無人航空機100は、4つの推進部20に対応して設けられた4つの腕部24を備える。腕部24は、固定式であっても可動式であってもよい。腕部24には、カメラ等の他の構成が固定されてよい。
可動カメラ30は、無人航空機100の周囲の映像を撮影する。本例のカメラ30は、本体部10の下方に設けられる。一例において、下方とは、本体部10に対して回転翼21が設けられた側と反対側を指す。可動カメラ30は、本体部10に設けられた固定カメラ12と異なる領域の映像を撮影する。例えば、可動カメラ30は、吐出部50からの吐出を制御するために、固定カメラ12よりも狭い領域の映像を取得する。また、可動カメラ30は、固定カメラ12が進行方向を撮影している場合に、吐出部50の吐出方向の映像を撮影してよい。
本例の無人航空機100が操縦用の固定カメラ12および吐出制御用の可動カメラ30を備えることにより、操縦者による操作が容易になる。即ち、操縦用の操作画面と吐出制御用の操作画面を切り替える必要がないので、操縦者の混乱を防止できる。また、吐出制御しながら無人航空機100の周囲を容易に把握することができる。
連結部32は、本体部10と可動カメラ30とを連結する。連結部32は、固定であっても可動であってもよい。連結部32は、可動カメラ30の位置を3軸方向に制御するためのジンバルであってよい。連結部32は、吐出部50の吐出方向に合わせて、可動カメラ30の向きを制御してよい。
容器保持部40は、吐出される内容物が充填された後述の容器60を保持する。容器保持部40は、連結部42を介して本体部10に連結される。容器保持部40は、腕部24または脚部15等の本体部10以外の部材に連結されてもよい。一例において、容器保持部40は、容器60を収容する筒状のスリーブである。
容器保持部40の材料は、容器60を収容する収容部の形状を保持することができるものであれば、特に限定されない。例えば、容器保持部40の材料は、アルミ等の金属、プラスチック、または炭素繊維等の強度の高い軽量の素材を含む。また、容器保持部40の材料は、硬質の材料に限らず、軟質の材料、例えば、シリコーンゴムまたはウレタンフォーム等のゴム材料を含んでもよい。なお、容器保持部40は、容器60を加熱または保温するための加熱機構を備えてよい。
連結部42は、本体部10と容器保持部40とを連結する。連結部42は、固定であっても可動であってもよい。連結部42は、容器保持部40の位置を3軸方向に制御するためのジンバルであってよい。一例において、連結部42は、容器保持部40の位置を移動することにより、吐出部50の吐出方向を調整する。なお、連結部42の規格を統一しておくことにより、容器60に合わせた任意の容器保持部40に交換することができる。これにより、サイズまたは種類の異なる容器60に対応できる。
吐出部50は、容器60と接続されて、内容物を吐出する。内容物は、液体、気体または固体のいずれであってもよい。内容物は、粉状、粒状またはゲル状等の状態であってもよい。内容物は、農薬または補修剤を含んでよい。吐出部50は、内容物を吐出するためのノズルの一例である。吐出部50は、容器60に充填された内容物を吐出するための吐出口51を有する。吐出口51の向きは、吐出したい方向に応じて、自由に制御されてよい。
容器60は、内容物を充填する容器である。一例において、容器60は、内部に充填された内容物を吐出するエアゾール容器である。エアゾール容器は、内部に充填された液化ガスまたは圧縮ガスのガス圧によって、内容物を噴出する。本例の容器60は、金属製のエアゾール缶であるが、耐圧性を有するプラスチック容器であってもよい。容器60は、容器保持部40に収容された状態で搭載される。
なお、噴射剤としては、炭化水素(液化石油ガス)(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、フッ化炭化水素(HFO−1234ze)等の液化ガス、二酸化炭素(CO)、窒素(N)、亜酸化窒素(NO)等の圧縮ガスが用いられてよい。
また、容器60は、エアゾール容器に限られず、樹脂製タンクであってもよい。例えば、容器60は、農薬を保存した樹脂製タンクである。即ち、吐出とは、エアゾール缶で加圧して内容物を噴射する場合に加えて、内容物を重力等によって散布する場合も含む。
脚部15は、本体部10に連結されて、着陸時に無人航空機100の姿勢を保持する。脚部15は、姿勢保持部の一例である。姿勢保持部は、回転翼21を停止した状態で、無人航空機100の姿勢を保持する。本例の無人航空機100は、2本の脚部15を有する。複数の脚部15は、それぞれ異なる長さに伸びることにより傾斜地または凹凸のある面でも安定して無人航空機100の姿勢を保持できる。また、無人航空機100は、田畑等の植物に被害を与えない程度に、脚部15の長さを十分に伸ばしてよい。脚部15には、可動カメラ30または容器保持部40が取り付けられてもよい。
図2Aは、無人航空機100の正面図を示す他の例である。図2Bは、図2Aに係る無人航空機100の左側面図を示す。本例の無人航空機100は、複数の容器保持部40を備える点で図1Aおよび図1Bの実施例と相違する。本例では、図1Aおよび図1Bの実施例と相違する点について、特に説明する。
複数の容器保持部40は、それぞれ容器60を備える。複数の容器保持部40は、同一の種類の容器60を有してもよいし、異なる種類の容器60をそれぞれ有してもよい。本例の無人航空機100は、3つの容器保持部40を備えるが、これに限定されない。複数の容器保持部40は、脚部15に取り付けられている。複数の容器保持部40は、同一の脚部15に取り付けられてもよいし、異なる脚部15に取り付けられてもよい。本例では、2つの容器保持部40が同一の脚部15に設けられ、残りの1つの容器保持部40が他方の脚部15に設けられている。
吐出部50は、複数の容器60に共通に設けられる。吐出部50は、複数の容器60ごとに設けられてもよい。本例では、3つの容器60に対して3つの吐出部50が設けられてよい。本例の吐出部50は、連結部42によって本体部10に連結されている。吐出部50は、連結部42によって位置が調整されてよい。本例の吐出部50は、容器60から延伸して設けられた延伸部52により容器60と接続されている。
延伸部52は、容器保持部40の容器60から吐出部50まで延伸して設けられる。これにより、延伸部52は、吐出部50を容器保持部40から離れた任意の位置に配置することができる。よって、無人航空機100のレイアウトの自由度が向上する。また、吐出部50をジンバルに取り付けることによって吐出方向を遠隔操作しやすくなる。延伸部52は、容器保持部40の個数に応じた個数設けられてよい。本例の延伸部52は、3つの容器保持部40に対して1つずつ設けられている。吐出部50は、時分割で複数の容器60からいずれかを選択して吐出してもよいし、同時に複数の容器60から吐出してもよい。
図3は、容器保持部40の構成の一例を示す。図3は、容器保持部40の断面図を示している。容器保持部40は、容器60を保持する。本例の容器保持部40は、本体41と、第1端カバー部43と、第2端カバー部44とを備える。また、容器保持部40は、容器60からの吐出を制御するための吐出駆動部80を備える。
本体41は、容器60を保持する。本体41は、容器60より大径の円筒状の形状を有する。本例の本体41は、第1端カバー部43および第2端カバー部44に挟まれている。
第1端カバー部43は、本体41の一方の端部を覆う。本例の第1端カバー部43は、容器60の噴射側の端部を覆う。第1端カバー部43は、本体41に対してネジ部45を介して着脱可能にねじ込み固定される。本例の第1端カバー部43は、ドーム状のカバー本体を有する。第1端カバー部43は、空力特性を考慮して先端に向かって徐々に小径となるように縮径される。第1端カバー部43は、先端が丸みを帯びた円錐状またはドーム状の曲面を有する。このように空力特性のよい形状とすることにより、横風の影響が小さくなり、飛行の安定化を図ることができる。
第2端カバー部44は、本体41において、第1端カバー部43が覆う端部の他方の端部を覆う。本例の第2端カバー部44は、容器60の噴射側と反対側の端部を覆う。第2端カバー部44は、本体41と一体に構成されている。また、第2端カバー部44は、本体41と取り外し可能に設けられてよい。
吐出駆動部80は、容器60から内容物を吐出させる。吐出駆動部80は、容器60の底部側に位置する第2端カバー部44に収納されている。第2端カバー部44は、吐出駆動部80の筐体として機能している。吐出駆動部80は、カム81と、カムフォロワ82と、可動板83とを備える。吐出駆動部80が容器保持部40に設けられているので、容器60の交換時に吐出駆動部80を交換する必要がない。
カム81は、駆動源によって回転駆動される。一例において、駆動源としてモータが用いられる。カム81は、回転中心から外周までの距離が異なる構造を有する。なお、図示例では、カム81の形状が誇張されている。カム81は、外周において、カムフォロワ82と接触している。
カムフォロワ82は、カム81と可動板83との間に設けられる。カムフォロワ82は、カム81および可動板83に接続され、カム81の回転運動を可動板83に直線運動として伝達する。
可動板83は、容器60の底面と接して設けられ、容器60のバルブの開閉を制御する。可動板83は、カムフォロワ82によって前後に移動する。例えば、カム81の回転中心と、カムフォロワ82が当接するカム81の接触領域との距離が短い場合、可動板83が容器60に対して後退し、容器60のバルブが閉じる。一方、カム81の回転中心と、カムフォロワ82が当接するカム81の接触領域との距離が長い場合、可動板83が容器60に対して前進し、容器60のバルブが開く。
なお、吐出駆動部80は、モータの回転運動をカム機構によって直線運動に変換する構成を有するが、カム機構に限定されない。例えば、吐出駆動部80の機構は、ねじ送り機構、ラックアンドピニオン等、モータの回転運動を直線運動に変換する機構であればよい。また、駆動源としては、回転モータではなく、直線駆動用のリニアモータ、または電磁ソレノイド等を備えてよい。
ステム145は、容器60に設けられる。ステム145がアクチュエータ143によって押圧されることにより、容器60から内容物を吐出する。アクチュエータ143は、吐出方向および吐出形態に応じた流路を有する。一例において、アクチュエータ143は、内容物を霧状にして吐出する。
なお、本例では、容器60が容器保持部40に直接搭載されているが、容器60が収容部材によって収容され、収容部材を容器保持部40に搭載してもよい。収容部材が衝撃から容器60を保護するので事故時の安全性が高まる。
本例の容器60は、エアゾール容器であるので、容器60が空になった場合であっても新たな容器60を搭載するだけで、容易に交換することができる。また、内容物が人体に付着しにくく交換時の安全性が高い。
図4は、無人航空機100の吐出システム300の一例を示す。本例の吐出システム300は、無人航空機100および端末装置200を備える。端末装置200は、表示部210およびコントローラ220を含む。
表示部210は、無人航空機100に搭載されたカメラで撮影した映像を表示する。表示部210は、固定カメラ12および可動カメラ30のそれぞれで撮影した映像を表示してよい。例えば、表示部210は、固定カメラ12および可動カメラ30の映像を分割した画面で表示する。表示部210は、無人航空機100と直接通信してもよいし、コントローラ220を介して間接的に無人航空機100と通信してもよい。表示部210は、外部のサーバと接続されてもよい。
コントローラ220は、利用者によって操作され、無人航空機100を操縦する。コントローラ220は、無人航空機100の飛行に加えて、吐出部50による内容物の吐出を指示してもよい。コントローラ220は、有線または無線により表示部210と接続されてよい。複数のコントローラ220が設けられ、無人航空機100の操縦用と、吐出部50の吐出制御用で使い分けてもよい。
なお、本例の利用者は、端末装置200を用いてマニュアルで無人航空機100を操縦する。但し、利用者は、マニュアルではなく、プログラムによって自動で操縦してもよい。また、利用者は、表示部210に表示された画面を使用せず、直接、無人航空機100を見て操縦してもよい。また、無人航空機100の操縦を自動制御して、吐出部50の吐出をマニュアルで操作してもよい。
図5は、無人航空機100の機能ブロック図の一例を示す。本例の無人航空機100は、回転制御部72と、回転停止検知部73と、吐出制御部74とを備える。
回転制御部72は、回転翼21の回転を制御する。例えば、回転制御部72は、回転翼21の回転の開始および停止を制御する。また、回転制御部72は、回転翼21の回転数を制御してもよい。本例の回転制御部72は、容器60のロック解除状態において、回転翼21の回転をロックする。回転制御部72は、回転翼21の制御状態を回転停止検知部73に出力する。容器60のロックとは、容器60から内容物を吐出できない状態を指す。回転翼21のロックとは、回転駆動部22のモータに電力供給しないこと、または、回転翼21の回転自体をロックすることを指す。
回転停止検知部73は、回転翼21の回転の停止を検知する。一例において、回転停止検知部73は、回転制御部72による回転翼21の回転制御の停止により、回転翼21の停止と判断する。回転停止検知部73は、回転翼21のモータに対して電力供給を止めた状態を、回転翼21の停止と判断してもよい。回転停止検知部73は、回転制御部72による回転翼21の回転制御の停止後、予め定められた空転時間の待機後に、回転翼21の停止と判断してもよい。回転停止検知部73は、回転翼21の回転停止の検知結果を吐出制御部74に出力する。
吐出制御部74は、内容物の吐出を制御する。例えば、吐出制御部74は、吐出駆動部80を制御して、内容物を吐出するか否かを制御する。吐出制御部74は、内容物を吐出する量を制御してもよい。無人航空機100が複数の容器60を搭載している場合、吐出制御部74は、内容物の種類を選択してよい。本例の吐出制御部74は、回転停止検知部73の検知結果に応じて、内容物の吐出のロックを解除する。例えば、吐出制御部74は、回転停止検知部73が回転翼21の回転を検知している場合に、容器60をロックして、回転停止検知部73が回転翼21の回転の停止を検知した場合に内容物の吐出のロックを解除する。吐出制御部74は、電気的に駆動される吐出駆動部80を制御する。この場合、吐出制御部74は、吐出駆動部80を電気的に遮断することにより、内容物の吐出をロックする。
状態設定部75は、無人航空機100の状態を、飛行状態、吐出可能状態および待機状態のいずれかに設定する。状態設定部75は、設定した状態を回転制御部72および吐出制御部74に出力する。一例において、状態設定部75は、飛行状態と待機状態とを相互に切り替える。また、状態設定部75は、待機状態と吐出可能状態とを相互に切り替える。
状態設定部75は、ユーザからの指示に応じて手動で無人航空機100の状態を切り替えてもよいし、回転停止検知部73の検知結果等に応じて自動で切り替えてもよい。飛行状態と待機状態との切替および待機状態と吐出可能状態との切替は、ユーザによって手動で行われてよい。また、状態設定部75は、切り替える状態に応じて、手動切り替えと自動切り換えとを組み合わせてもよい。例えば、吐出可能状態への切り替えは手動で行い、それ以外の切り替えを自動で行う。即ち、待機状態から吐出可能状態への自動切り替えを禁止してよい。
飛行状態とは、無人航空機100が飛行可能な状態である。飛行状態において、吐出制御部74は、不用意な吐出を防止するために内容物の吐出をロックする。内容物の吐出のロックは、電子的なソフトロックであっても、機械的なハードロックであってもよい。
待機状態とは、無人航空機100が着陸して待機している状態である。待機状態において、無人航空機100は、飛行状態に移行してもよいし、吐出可能状態に移行してもよい。一例において、待機状態において、状態設定部75は、回転翼21の停止に応じて、吐出可能状態へ移行可能とする。
吐出可能状態とは、無人航空機100から内容物の吐出が許可された状態である。吐出可能状態において、吐出制御部74は、内容物の吐出のロックを解除する。例えば、吐出制御部74は、吐出可能状態へ移行した後に、内容物の吐出のロックを解除する。状態設定部75は、待機状態から吐出可能状態に移行させる。即ち、状態設定部75は、飛行状態から吐出可能状態に移行させないので、不用意な吐出を回避できる。
無人航空機100は、回転翼21を停止し、着陸した状態で吐出するので、飛行中に吐出するよりも風の影響を受けにくく、安定した吐出を実現できる。また、容器60としてエアゾール缶を用いた場合、ピンポイント吐出の精度をさらに向上することができる。さらに、無人航空機100は、吐出時に飛行し続ける必要がないので、吐出時に消費する電力を抑制できる。
図6は、電磁弁53の構成の一例を示す。電磁弁53は、容器60のロック機構の一例である。電磁弁53は、延伸部52と、ノズルである吐出部50との間に設けられる。電磁弁53は、吐出制御部74からの指示に応じて、容器60から吐出口51までの流路を開閉する。電磁弁53は、内容物の吐出のロックとして機能する。即ち、電磁弁53を閉じることにより、容器60からの吐出を禁止する。このように、本例の電磁弁53は、電子的な制御により、容器60から内容物を吐出するか否かを切り替える。容器60のロック機構は、吐出部50からの吐出を禁止できるものであれば、電磁弁53に限られない。
図7Aは、無人航空機100の動作フローチャートの一例を示す。本例では、容器60を搭載した無人航空機100の制御方法の一例を説明する。ステップS100において、回転翼21の回転を制御する。回転翼21の回転を制御して、無人航空機100が飛行または待機する。ステップS102において、回転翼21の停止に応じて、内容物の吐出のロックを解除する。無人航空機100は、吐出目標位置に対して吐出の射程範囲内で回転翼21を停止させる。そして無人航空機100が容器60から吐出可能な状態になる。ステップS104において、内容物の吐出を制御する。無人航空機100は、吐出目標位置に対して容器60から内容物を吐出する。
図7Bは、状態設定部75による状態設定のフローチャートを示す。本例では、状態設定部75による状態設定方法の一例を示しており、状態設定の順番は本例に限られない。本例では、飛行状態から待機状態へ移行してから吐出する場合について説明する。
ステップS200において、飛行状態に設定される。無人航空機100は、飛行状態において、内容物の吐出をロックする。ステップS202において、待機状態に設定される。状態設定部75は、待機状態において、回転翼21の停止に応じて、吐出可能状態へ移行可能とする。待機状態では、ステップS200の飛行状態に戻ってもよい。ステップS204において、吐出可能状態に設定される。吐出可能状態へ移行した後に、内容物の吐出のロックが解除される。ステップS206において、内容物が吐出される。ステップS208において、待機状態に設定される。その後、ステップS200の飛行状態に戻ってもよい。このように、状態設定部75は、吐出可能状態と飛行状態との間の切り替えを禁止して、一度、待機状態に設定する。
図8Aは、ブレーキ機構120を有する推進部20の上面図の一例を示す。図8Bは、図8Aで図示された推進部20の側面図の一例を示す。
ブレーキ機構120は、回転翼21の回転を抑制する。ブレーキ機構120は、回転翼21に対して摩擦力等の抵抗力を発生させることにより、回転翼21の回転にブレーキをかける。ブレーキ機構120は、回転翼21の回転力にブレーキをかけるものであれば、物理的なブレーキであっても、電子的なブレーキであってもよい。例えば、ブレーキ機構120は、回転翼21の運動エネルギーを、電気抵抗によって電気エネルギーに変換することによりブレーキをかける。
回転翼21は、プロペラモータ128を駆動力として回転する。回転翼21の回転軸は、プロペラモータ128と連結されている。回転翼21の回転軸は、ブレーキロータ122を介してプロペラモータ128と連結されている。
ブレーキロータ122は、回転翼21の回転軸と連結しており、回転翼21の回転に伴い回転する。ブレーキロータ122は、ブレーキ外装123内に設けられたブレーキシュー129に押し付けられる。ブレーキロータ122は、ブレーキシュー129との摩擦力により、回転翼21の回転を抑制する。ブレーキシュー129の位置は、アクチュエータ124によって制御され、ブレーキロータ122と接触するか否かが切り替えられる。ブレーキ外装123は、ブレーキシュー129の上面および下面を覆う。
フレーム125には、ブレーキマウント126およびモータマウント127が取り付けられている。ブレーキマウント126には、ブレーキ外装123が取り付けられている。モータマウント127には、プロペラモータ128が取り付けられている。
例えば、回転制御部72は、プロペラモータ128およびアクチュエータ124の動作を制御することにより、回転翼21の回転を制御する。回転制御部72は、容器60のロック解除状態において、ブレーキ機構120を動作させる。これにより、吐出時における回転翼21の回転を防止することができる。また、待機状態であっても、ブレーキ機構120を動作させておけば、風などの外力による回転翼21の回転を防止できる。
図9Aは、回転ロック機構130を有する推進部20の上面図の一例を示す。図9Bは、図9Aで図示された推進部20の側面図の一例を示す。推進部20は、1対の回転翼21を有する。本例の推進部20は、ロックギア131を有する点で図8Aおよび図8Bの推進部20と相違する。本例では、図8Aおよび図8Bの推進部20と相違する点について、特に説明する。
回転ロック機構130は、回転翼21の回転をロックする。例えば、回転ロック機構130は、吐出可能状態において、回転翼21の回転をロックする。本例の回転ロック機構130は、ロックピン133を有する。回転ロック機構130は、回転翼21の回転をロックできるものであれば、ロックピン以外のロック機構を有してよい。
ロックギア131は、回転翼21の回転軸と連結しており、回転翼21の回転に伴い回転する。ロックギア131の外周には、ロックピン133が挿入されることにより回転をロックするための凹凸が設けられる。回転翼21の回転軸は、ロックギア131を介してプロペラモータ128と連結されている。そのため、ロックギア131がロックされると、回転翼21の回転もロックされる。ロックピン133の位置は、アクチュエータ124によって制御され、ロックギア131をロックするか否かが切り替えられる。ロック外装132は、ロックピン133の上面および下面を覆う。
フレーム125には、ロック機構マウント134およびモータマウント127が取り付けられている。ロック機構マウント134には、ロック外装132が取り付けられている。モータマウント127には、プロペラモータ128が取り付けられている。
例えば、回転制御部72は、プロペラモータ128およびアクチュエータ124の動作を制御することにより、回転翼21の回転を制御する。回転制御部72は、容器60のロック解除状態において、回転ロック機構130を動作させる。これにより、吐出時において回転翼21をロックすることができる。また、ブレーキ機構と同様に、待機状態であっても、回転ロック機構130を動作させておけば、風などの外力による回転翼21の回転を防止できる。
図10Aは、展開部71の収納時における無人航空機100の一例を示す。図10Bは、展開部71の展開時における無人航空機100の一例を示す。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
展開部71は、展開および収納可能な構造を有する。本例の容器保持部40および吐出部50は、展開部71の先端に取り付けられている。展開部71は、折り畳み構造を展開および収納することにより、容器保持部40および吐出部50の位置を変更することができる。
例えば、無人航空機100は、飛行状態において展開部71を収納し、飛行の妨げとならない位置に容器保持部40を保持する。無人航空機100は、展開部71を格納することにより機体重心を下げる。また、無人航空機100は、空気抵抗が減少するように展開部71を収納してよい。
一方、無人航空機100は、吐出可能状態において、展開部71を展開する。無人航空機100は、吐出可能状態において、脚部15により姿勢を保持する。無人航空機100は、吐出しやすい位置に吐出部50を配置するように展開部71を展開する。例えば、無人航空機100は、展開部71を展開することにより、機体よりも高い位置から吐出したり、機体から離れた位置から吐出したりすることができる。展開部71は、用途に応じて長さ、折り畳み回数、取り付け位置等が適宜変更されてよい。
図11Aは、展開部71の収納時における無人航空機100の他の例を示す。図11Bは、展開部71の展開時における無人航空機100の他の例を示す。本例では、図10Aおよび図10Bの実施例と相違する点について特に説明する。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
展開部71は、吐出部50に直接取り付けられており、展開および収納によって吐出部50の位置を変更できる。吐出部50の吐出口51は、延伸部52により容器60と接続されている。展開部71は、容器60と連結されておらず、展開および収納によって容器60の位置を変更しない。そのため、無人航空機100は、展開部71の展開時に機体重心の変動の影響を低減することができる。
図12Aは、飛行状態における無人航空機100の一例を示す。図12Bは、吐出可能状態における無人航空機100の一例を示す。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。無人航空機100は、状態に応じて、容器60の姿勢を変更する。
連結部42は、飛行状態と吐出可能状態とで容器60を保持する姿勢を変更する。連結部42は、容器保持部40の一端と連結して、容器保持部40が保持する容器60の容器姿勢を横転または正立に配置する。一例において、横転とは、容器60の長軸が鉛直方向よりも水平方向に近くなる場合を指す。正立とは、容器60の長軸が水平方向よりも鉛直方向に近くなる場合を指す。
例えば、無人航空機100は、飛行状態において、容器60の容器姿勢を横転に配置する。飛行状態において、容器60の容器姿勢を横転することにより、容器60の空気抵抗を低減してもよいし、機体重心を安定させてもよい。一方、無人航空機100は、吐出可能状態において、容器60の容器姿勢を正立に配置する。この場合、容器保持部40は、正立状態で吐出可能なエアゾール容器であってよい。無人航空機100は、吐出可能状態において、脚部15により姿勢を保持する。
図13は、車輪を備える無人航空機100の構成の一例を示す。無人航空機100は、駆動および停止が可能な車輪91を1つ以上備える。本例の無人航空機100は、4つの車輪91を備える。車輪91は、姿勢保持部の一例である。
無人航空機100は、回転翼21を停止させた状態で、車輪91により移動する。無人航空機100は、車輪91で移動しながら、吐出部50の吐出口51から内容物62を吐出する。本例の無人航空機100は、飛行しながら吐出することが困難な状況であっても、移動しながら内容物62を吐出できる。容器60は、エアゾール容器に限らず、農薬、補修剤、家畜用の飼料または餌を保存した樹脂製タンクであってよい。本例の無人航空機100は、容器保持部40の容器姿勢を横転させた状態で内容物62を吐出している。例えば、無人航空機100は、舗装道路の白線補修に用いられる。
図14は、脚部15を備える無人航空機100の構成の一例を示す。本例の無人航空機100は、複数の脚部15を備える。本例の無人航空機100は、4本の脚部15a〜脚部15dを備える。脚部15は、姿勢保持部の一例である。
脚部15は、着陸時に無人航空機100の姿勢を保持する。本例の脚部15は、接地部93と、取付部94と、伸縮部95とを有する。接地部93、取付部94および伸縮部95は、互いに連結することで脚部15を構成している。複数の脚部15は、それぞれが、接地部93と、取付部94と、伸縮部95とを有する。複数の脚部15は、互いに異なる長さに伸縮可能である。これにより、斜面92または凹凸面のように不安定な面であっても無人航空機100の姿勢の保持が可能となる。例えば、本例の無人航空機100は、屋根または太陽光パネル等のメンテナンスに有効である。
接地部93は、無人航空機100が着陸したときに着陸面と接地する。接地部93は、脚部15の先端に設けられる。本例の接地部93は、斜面92と接地している。
取付部94は、無人航空機100の機体へ取り付けられる。本例の取付部94は、腕部24に取り付けられている。取付部94は、本体部10などの無人航空機100の任意の部材に取り付けられてよい。
伸縮部95は、接地部93と取付部94とを連結する。伸縮部95は、伸縮することにより、脚部15の長さを変更する。本例では、斜面92に沿って、脚部15aおよび脚部15bを、脚部15cおよび脚部15dよりも長くしている。これにより、無人航空機100は、斜面92であっても姿勢を安定させることができる。無人航空機100は、脚部15の長さの変更だけでなく、脚部15の取り付け角度を変更するなどの他の方法により姿勢を安定させてもよい。
図15は、磁気発生部96を備える無人航空機100の構成の一例を示す。磁気発生部96は、姿勢保持部の一例である。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
磁気発生部96は、磁気を発生させて、磁気の力によって外部の構造体に機体を固定する。例えば、磁気発生部96は、発生した磁力によって鉄塔などの磁性体に機体を固定する。本例の磁気発生部96は、脚部15の先端に4つ設けられている。但し、磁気発生部96の個数および位置は、本例に限られない。磁気発生部96は、本体部10または腕部24に設けられてもよい。磁気発生部96は、磁力によって固定可能な構造体がない場合は、脚部15の一部として機能してよい。
図16は、負圧固定部材97を備える無人航空機100の構成の一例を示す。負圧固定部材97は、姿勢保持部の一例である。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
負圧固定部材97は、負圧を利用して取り付けおよび取り外しが可能な部材である。例えば、負圧固定部材97は、負圧を利用して無人航空機100を固定する吸盤である。また、負圧固定部材97は、負圧発生装置に接続されて、減圧することにより無人航空機100を固定する部材であってよい。本例の負圧固定部材97は、脚部15の先端に4つ設けられている。但し、負圧固定部材97の個数および位置は、本例に限られない。負圧固定部材97は、本体部10または腕部24に設けられてもよい。負圧固定部材97は、着陸面が負圧によって吸着可能でない場合は、脚部15の一部として、機体の姿勢を保持してよい。
図17Aは、把持部98を備える無人航空機100の飛行状態の一例を示す。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
把持部98は、開閉機構を備える姿勢保持部の一例である。把持部98は、脚部15の先端に設けられる。飛行状態において、把持部98は、把持せずに開いた状態で保持されている。把持部98は、飛行状態において閉じた状態であってもよい。
図17Bは、把持部98を備える無人航空機100の吐出可能状態の一例を示す。本例の無人航空機100は、把持部98で機体の姿勢を保持している。
把持部98は、把持対象物99を把持することにより無人航空機100の姿勢を保持する。本例の無人航空機100は、機体を固定するために十分な力で、把持部98により把持対象物99を把持している。無人航空機100は、把持対象物99の上で姿勢を保持してもよいし、把持対象物99に対して斜めに姿勢を保持してもよい。無人航空機100は、把持部98で把持対象物99を把持することにより、把持対象物99にぶら下がってもよい。把持部98は、把持対象物99を把持して無人航空機100を固定できるものであれば、本例の構造に限定されない。把持部98は、アームを介して無人航空機100の本体部10に連結されてもよいし、直接、本体部10に連結されてもよい。
把持対象物99は、把持部98によって把持できるものであれば特に限定されない。本例の把持対象物99は、円柱状であるが、把持部98によって把持できるものであれば形状は限定されない。把持対象物99は、建物、電線、電柱、看板、柵、橋または木であってよい。
なお、姿勢保持部は、図10A〜図17Bまでに挙げた構成の複数の組み合わせであってもよい。また、姿勢保持部は、無人航空機100の姿勢を保持する磁気粘弾性素材を有してもよい。
図18は、接地部93に磁気粘弾性素材101を備えた無人航空機100の構成の一例を示す。磁気粘弾性素材101は、姿勢保持部の一例である。本例の容器保持部40は、容器60としてエアゾール容器を保持する。
磁気粘弾性素材101は、磁気粘弾性効果(magnetorheological effect)によって磁場で粘弾性が変化して、磁気の印加によって硬化と軟化を切り替えることができる素材である。磁気粘弾性素材101は、接地部93の着陸面102と接触する裏側に設けられる。本例では、無人航空機100を着陸させ、着陸面102の表面形状に沿って磁気粘弾性素材101が変形した後に、磁力を印加して硬化させることで、着陸面102に対し、高いグリップを得ることができる。磁力を印加する装置は、無人航空機100に搭載されてもよいし、着陸面102側に設けられてもよい。本例の無人航空機100は、接地部93、取付部94および伸縮部95を有する伸縮可能な脚部15を備える。
図19は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作又は当該装置の1又は複数のセクションとして機能させることができ、又は当該操作又は当該1又は複数のセクションを実行させることができ、及び/又はコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、及びディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、及びICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230及びキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230及びRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD−ROMドライブ2226は、プログラム又はデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201又はICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、又はROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上又はコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・本体部、12・・・カメラ、15・・・脚部、20・・・推進部、21・・・回転翼、22・・・回転駆動部、24・・・腕部、30・・・カメラ、32・・・連結部、40・・・容器保持部、41・・・本体、42・・・連結部、43・・・第1端カバー部、44・・・第2端カバー部、45・・・ネジ部、50・・・吐出部、51・・・吐出口、52・・・延伸部、53・・・電磁弁、60・・・容器、62・・・内容物、71・・・展開部、72・・・回転制御部、73・・・回転停止検知部、74・・・吐出制御部、75・・・状態設定部、80・・・吐出駆動部、81・・・カム、82・・・カムフォロワ、83・・・可動板、91・・・車輪、92・・・斜面、93・・・接地部、94・・・取付部、95・・・伸縮部、96・・・磁気発生部、97・・・負圧固定部材、98・・・把持部、99・・・把持対象物、100・・・無人航空機、101・・・磁気粘弾性素材、102・・・着陸面、120・・・ブレーキ機構、122・・・ブレーキロータ、123・・・ブレーキ外装、124・・・アクチュエータ、125・・・フレーム、126・・・ブレーキマウント、127・・・モータマウント、128・・・プロペラモータ、129・・・ブレーキシュー、130・・・回転ロック機構、131・・・ロックギア、132・・・ロック外装、133・・・ロックピン、134・・・ロック機構マウント、143・・・アクチュエータ、145・・・ステム、200・・・端末装置、210・・・表示部、220・・・コントローラ、300・・・吐出システム、2200・・・コンピュータ、2201・・・ROM、2210・・・ホストコントローラ、2212・・・CPU、2214・・・RAM、2216・・・グラフィックコントローラ、2218・・・ディスプレイデバイス、2220・・・出力コントローラ、2222・・・通信インタフェース、2224・・・ハードディスクドライブ、2226・・・ROMドライブ、2230・・・ROM、2240・・・出力チップ、2242・・・キーボード

Claims (22)

  1. 回転翼と、
    前記回転翼の回転を制御する回転制御部と、
    内容物が充填された容器を保持する容器保持部と、
    前記内容物の吐出を制御する吐出制御部と
    を備え、
    前記吐出制御部は、前記回転翼の停止に応じて、前記内容物の吐出のロックを解除する
    無人航空機。
  2. 前記回転翼の回転の停止を検知する回転停止検知部を備え、
    前記吐出制御部は、前記回転停止検知部の検知結果に応じて、前記内容物の吐出のロックを解除する
    請求項1に記載の無人航空機。
  3. 前記回転停止検知部は、前記回転制御部による前記回転翼の回転制御の停止により、前記回転翼の停止と判断する
    請求項2に記載の無人航空機。
  4. 前記回転停止検知部は、前記回転制御部による前記回転翼の回転制御の停止後、予め定められた空転時間の待機後に、前記回転翼の停止と判断する
    請求項2に記載の無人航空機。
  5. 前記回転制御部は、前記内容物の吐出のロック解除状態において、前記回転翼の回転をロックする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の無人航空機。
  6. 前記回転翼の回転を抑制するためのブレーキ機構を備え、
    前記回転制御部は、前記内容物の吐出のロック解除状態において、前記ブレーキ機構を動作させる
    請求項1から5のいずれか一項に記載の無人航空機。
  7. 前記回転翼の回転をロックするための回転ロック機構を備え、
    前記回転制御部は、前記内容物の吐出のロック解除状態において、前記回転ロック機構により前記回転翼の回転を防止させる
    請求項1から6のいずれか一項に記載の無人航空機。
  8. 前記容器と接続され、前記内容物を吐出するためのノズルを備え、
    前記内容物の吐出のロック機構は、前記容器と前記ノズルとの間に設けられた電磁弁である
    請求項1から7のいずれか一項に記載の無人航空機。
  9. 電気的に駆動され、前記内容物を前記容器から吐出する吐出駆動部を備え、
    前記吐出制御部は、前記吐出駆動部を電気的に遮断することにより、前記内容物の吐出をロックする
    請求項1から8のいずれか一項に記載の無人航空機。
  10. 前記無人航空機の状態を、飛行状態、吐出可能状態および待機状態のいずれかに設定する状態設定部を備え、
    前記飛行状態において、前記吐出制御部は、前記内容物の吐出をロックし、
    前記待機状態において、前記状態設定部は、前記回転翼の停止に応じて、前記吐出可能状態へ移行可能とし、前記吐出制御部は、前記吐出可能状態へ移行した後に、前記内容物の吐出のロックを解除する
    請求項1から9のいずれか一項に記載の無人航空機。
  11. 前記無人航空機は、展開および収納が可能な展開部を備え、
    前記飛行状態において、前記展開部を収納し、
    前記吐出可能状態において、前記展開部を展開し、
    前記容器の吐出口が前記展開部によって位置を変更可能である
    請求項10に記載の無人航空機。
  12. 前記容器は、エアゾール容器であって、前記エアゾール容器は、正立状態で吐出可能であり、
    前記飛行状態において、前記容器の容器姿勢を横転に設定し、
    前記吐出可能状態において、前記容器の容器姿勢を正立に設定する
    請求項10または11に記載の無人航空機。
  13. 前記回転翼を停止した状態で、前記無人航空機の姿勢を保持する姿勢保持部を備える
    請求項1から12のいずれか一項に記載の無人航空機。
  14. 前記姿勢保持部は、複数の脚部を有し、
    前記複数の脚部の少なくとも1つは、接地部と、前記無人航空機の機体への取付部と、前記接地部と前記取付部とを連結する伸縮部とを備え、伸縮可能である
    請求項13に記載の無人航空機。
  15. 前記姿勢保持部は、駆動および停止が可能な車輪を一つ以上備える
    請求項13または14に記載の無人航空機。
  16. 前記姿勢保持部は、磁気発生部を備える
    請求項13から15のいずれか一項に記載の無人航空機。
  17. 前記姿勢保持部は、把持によって前記無人航空機の姿勢を保持する把持部を備える
    請求項13から16のいずれか一項に記載の無人航空機。
  18. 前記姿勢保持部は、取り付けおよび取り外しが可能な負圧固定部材を備える
    請求項13から17のいずれか一項に記載の無人航空機。
  19. 前記姿勢保持部は、磁気粘弾性素材を有する
    請求項13から18のいずれかに一項に記載の無人航空機。
  20. 内容物が充填された容器を搭載した無人航空機の制御方法であって、
    回転翼の回転を制御する段階と、
    前記内容物の吐出を制御する段階と、
    前記回転翼の停止に応じて、前記内容物の吐出のロックを解除する段階と
    を備える無人航空機の制御方法。
  21. 前記無人航空機の状態を、飛行状態、吐出可能状態および待機状態のいずれかに設定する段階と、
    前記飛行状態において、前記内容物の吐出をロックする段階と、
    前記待機状態において、前記回転翼の停止に応じて、前記吐出可能状態へ移行可能とし、前記吐出可能状態へ移行した後に、前記内容物の吐出のロックを解除する段階と
    を備える請求項20に記載の無人航空機の制御方法。
  22. 請求項20または21に記載の無人航空機の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2019135196A 2019-07-23 2019-07-23 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム Active JP7279561B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135196A JP7279561B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム
PCT/JP2020/028580 WO2021015278A1 (ja) 2019-07-23 2020-07-22 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム
TW109124943A TW202104010A (zh) 2019-07-23 2020-07-23 無人飛機、無人飛機的控制方法及非暫存電腦可讀取記憶媒體

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135196A JP7279561B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021017183A true JP2021017183A (ja) 2021-02-15
JP7279561B2 JP7279561B2 (ja) 2023-05-23

Family

ID=74193426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019135196A Active JP7279561B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7279561B2 (ja)
TW (1) TW202104010A (ja)
WO (1) WO2021015278A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116443298A (zh) * 2023-06-20 2023-07-18 山东省国土测绘院 一种航空测量用地貌测绘装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015150529A1 (en) * 2014-04-03 2015-10-08 Pardell Ricard Agcfds: automated glass cleaning flying drone system
JP2016518286A (ja) * 2014-02-27 2016-06-23 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド 衝突保護装置
JP2017193330A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 インダストリーネットワーク株式会社 吸着ドローン飛行体および該吸着ドローン飛行体を使用した作業方法
US20180147429A1 (en) * 2015-06-01 2018-05-31 Gi Yeon WON Fire extinguishing firefighting drone
JP2018154249A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 東芝電波プロダクツ株式会社 ドローン用安全装置および方法ならびにドローン
JP2018191610A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Queen Bee And Drone 空中移動式薬剤噴霧装置
CN109263985A (zh) * 2018-10-30 2019-01-25 佛山市神风航空科技有限公司 一种实时监控喷洒型多旋翼飞行器
JP2019084868A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社移動ロボット研究所 懸垂型ドローン
WO2019138576A1 (ja) * 2018-01-15 2019-07-18 株式会社ドローンネット 遠距離操作スプレー装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016518286A (ja) * 2014-02-27 2016-06-23 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド 衝突保護装置
WO2015150529A1 (en) * 2014-04-03 2015-10-08 Pardell Ricard Agcfds: automated glass cleaning flying drone system
US20180147429A1 (en) * 2015-06-01 2018-05-31 Gi Yeon WON Fire extinguishing firefighting drone
JP2017193330A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 インダストリーネットワーク株式会社 吸着ドローン飛行体および該吸着ドローン飛行体を使用した作業方法
JP2018154249A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 東芝電波プロダクツ株式会社 ドローン用安全装置および方法ならびにドローン
JP2018191610A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Queen Bee And Drone 空中移動式薬剤噴霧装置
JP2019084868A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社移動ロボット研究所 懸垂型ドローン
WO2019138576A1 (ja) * 2018-01-15 2019-07-18 株式会社ドローンネット 遠距離操作スプレー装置
CN109263985A (zh) * 2018-10-30 2019-01-25 佛山市神风航空科技有限公司 一种实时监控喷洒型多旋翼飞行器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116443298A (zh) * 2023-06-20 2023-07-18 山东省国土测绘院 一种航空测量用地貌测绘装置
CN116443298B (zh) * 2023-06-20 2023-09-01 山东省国土测绘院 一种航空测量用地貌测绘装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW202104010A (zh) 2021-02-01
JP7279561B2 (ja) 2023-05-23
WO2021015278A1 (ja) 2021-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7677491B2 (en) Methods and apparatus for airborne systems
US10974809B2 (en) Air-launched unmanned aerial vehicle
US9434481B2 (en) Apparatus and method for launch and retrieval of a hovering aircraft
CN110049919A (zh) 无人驾驶飞行器的空中发射和/或回收以及相关的系统和方法
JP6677492B2 (ja) マルチポジション降着装置
US20180354625A1 (en) Adaptive aerial vehicle
US20070018033A1 (en) Precision aerial delivery of payloads
CN107771152A (zh) 空中输送组件
EP2565120A3 (en) Steerable container delivery system
US20180215482A1 (en) Rotary wing unmanned aerial vehicle and pneumatic launcher
WO2021015251A1 (ja) 無人航空機
WO2021015278A1 (ja) 無人航空機、無人航空機の制御方法およびプログラム
WO2021015282A1 (ja) 無人航空機、発射方法およびプログラム
CN114901554A (zh) 无人机及其控制方法
JP2019142476A (ja) 航空機のための燃料システム及び方法
JP2020164165A (ja) 飛行体の吐出装置
WO2021124656A1 (ja) 姿勢変更装置、無人航空機および姿勢変更方法
US20230039483A1 (en) Docking station with retractable guide apparatus for unmanned aerial vehicle
JP2011042258A (ja) 無人飛行船の地上運用方法及びその設備
JP6763460B1 (ja) カメラ付き吐出装置
WO2021014944A1 (ja) 飛行体の吐出装置
JP6763459B1 (ja) 飛行体の吐出装置
JP6763461B1 (ja) 飛行体の吐出装置
JP7450296B2 (ja) 推進装置及びそのような推進装置の着陸を制御するための関連した方法
Yang et al. Design and flight testing of inflatable wing UAVS with ailerons

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7279561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150