JP2021016936A - 電動工具及び回転工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチパネルの視認性や操作性を良好とする。【解決手段】インパクトレンチ1は、ブラシレスモータ8と、ブラシレスモータ8を収容するモータハウジング7と、ブラシレスモータ8により回転駆動され、ブラシレスモータ8の前方に配置されるアンビル4と、モータハウジング7の下方に配置されるハンドル3と、ハンドル3の下方に配置されるバッテリー装着部5と、バッテリー装着部5に対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパック6と、ブラシレスモータ8を制御するためのコントローラ70と、を含み、ハンドル3の下方に、操作/表示用のスイッチパネル73を、前上がり傾斜して設けている。【選択図】図3

Description

本発明は、バッテリーパックを電源とするインパクトレンチ等の電動工具及び回転工具に関する。
インパクトドライバやインパクトレンチ等の電動工具及び回転工具は、電源としてバッテリーパックを用いるものが知られている。例えば特許文献1には、モータ及び出力部を備えた本体から下向きに延びるグリップ部の下端に、バッテリーパックが装着されるバッテリー装着部(バッテリー保持ハウジング)を設けた電動工具が開示されている。このバッテリー装着部内には、バッテリーパックが電気的に接続される端子台(工具側ターミナル)と、端子台を介して作動電源が供給されるコントローラとがそれぞれ収容されている。また、バッテリー装着部には、操作部や表示部を備えたスイッチパネルが設けられている。
特開2018−183874号公報
このような電動工具において、バッテリー装着部の上面は、前下がり傾斜して設けられているため、スイッチパネルも前下がり傾斜姿勢となる。よって、グリップ部を把持する作業者からはスイッチパネルが見にくくなったり、操作しにくかったりしてしまう。
また、工具側ターミナルとコントローラとは、バッテリー保持ハウジング内へ上下に並べて配置されるため、バッテリー保持ハウジングの上下方向の高さは工具側ターミナルとコントローラとの厚みを合わせた寸法以上が必要となる。よって、製品全体の上下方向の高さをコンパクト化するためにバッテリー保持ハウジングの厚みを小さくするのは難しくなっていた。
そこで、本発明は、スイッチパネルの視認性や操作性が良好となる電動工具及び回転工具を提供することを目的としたものである。
また、本発明は、バッテリー保持ハウジングの厚みを小さくして製品全体のコンパクト化が可能となる電動工具及び回転工具を提供することをさらに目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具であって、
モータと、
モータを収容するモータハウジングと、
モータにより回転駆動され、モータの前方に配置される先端工具保持部と、
モータハウジングの下方に配置されるグリップハウジングと、
グリップハウジングの下方に配置されるバッテリー保持ハウジングと、
バッテリー保持ハウジングに対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
モータを制御するためのコントローラと、を含み、
グリップハウジングの下方に、操作/表示用のスイッチパネルが、前上がり傾斜して設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記構成において、スイッチパネルは、上面が前上がり傾斜するバッテリー保持ハウジングに設けられて、バッテリー保持ハウジングの上面に露出していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、バッテリー保持ハウジングに収容されて、スイッチパネルは、コントローラの上側に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、バッテリー保持ハウジングの上面と平行に前上がり傾斜していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記構成において、バッテリー保持ハウジングの前面でコントローラの前方延長上には、先端工具保持部の前方を照射するライトが設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、グリップハウジングに収容されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、モータハウジングに収容されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、モータの下方で前後方向へ延びる姿勢で収容されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、上記構成において、モータは、回転軸を前後方向に向けて配置され、コントローラは、モータの後方で回転軸と直交する姿勢で収容されていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、少なくともスイッチング素子を搭載した制御回路基板を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項11に記載の発明は、電動工具であって、
モータと、
モータを収容するモータハウジングと、
モータハウジングに接続されるバッテリー保持ハウジングと、
バッテリー保持ハウジングに対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
バッテリー保持ハウジングに収容され、モータを制御するためのコントローラと、を含み、
バッテリーパックとコントローラとが、バッテリーパックのスライド方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項12に記載の発明は、回転工具であって、
モータと、
モータにより回転駆動され、モータの前方に配置される先端工具保持部と、
モータを収容するモータハウジングと、
モータハウジングの下方に配置されるグリップハウジングと、
グリップハウジングの下方に配置されるバッテリー保持ハウジングと、
バッテリー保持ハウジングに対して前後方向にスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
バッテリー保持ハウジングに収容され、モータを制御するためのコントローラと、を含み、
バッテリーパックの上部は、前上がり傾斜する外形を有しており、
コントローラは、前上がり傾斜姿勢で配置されていることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、上記構成において、前上がり傾斜するバッテリーパックの上部は、バッテリー保持ハウジングへの取付状態でバッテリー保持ハウジングに係止する爪部であり、コントローラと爪部とは、バッテリーパックのスライド方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、上記構成において、バッテリー保持ハウジング内でコントローラの下側に保持され、バッテリーパックと電気的に接続可能な工具側ターミナルを備え、
コントローラと工具側ターミナルとは、上下方向が薄肉となる板状を有し、工具側ターミナルは、コントローラと異なる方向へ延びていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、上記構成において、バッテリー保持ハウジング内でコントローラの下側に保持され、バッテリーパックと電気的に接続可能な工具側ターミナルを備え、
工具側ターミナルは、上下方向が薄肉となる板状を有し、バッテリー保持ハウジングは、工具側ターミナルと異なる方向へ延びていることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、上記構成において、バッテリー保持ハウジングには、操作/表示用のスイッチパネルが、コントローラと平行姿勢で設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、スイッチパネルの視認性及び操作性が良好となる。
また、バッテリー保持ハウジングの厚みが小さくなって製品全体のコンパクト化が可能となる。
インパクトレンチの斜視図である。 インパクトレンチの側面図である。 インパクトレンチの中央縦断面図である。 バッテリー装着部及びバッテリーパック部分の拡大断面図である。 図4のA−A線断面図である。 コントローラの配置の変更例を示すインパクトレンチの側面図である。 コントローラの配置の変更例を示すインパクトレンチの側面図である。 コントローラの配置の変更例を示すインパクトレンチの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具及び回転工具の一例であるインパクトレンチの斜視図、図2は側面図、図3は中央縦断面図である。
インパクトレンチ1は、前後方向に延びる本体2に、ハンドル3を下向きに形成した側面視T字状を有する。本体2の先端からはアンビル4が突出し、ハンドル3の下端に設けたバッテリー装着部5には、電源となるバッテリーパック6が着脱可能に装着される。
本体2のハウジングは、ブラシレスモータ8を収容するモータハウジング7と、モータハウジング7の前方に組み付けられてスピンドル10及び打撃機構11を収容するハンマーケース9とからなる。モータハウジング7は、ハンドル3と一体に形成される樹脂製で、左右一対の半割ハウジング12a,12bを複数のネジ13,13・・によって組み付けて形成される。ハンマーケース9は、前部に先細りのテーパ部14と小径の前筒部15とを有する金属製の筒状体で、テーパ部14及び前筒部15の外周には、ゴム製のカバー16が前方から被着されている。
モータハウジング7内でハンマーケース9の後方には、ハンマーケース9の後端に嵌合する金属製のギヤケース17が配置されて、ギヤケース17の外周には、リブ18が突設されている。リブ18の後方でモータハウジング7の前端外周には、4つの後ボス19,19・・が形成されており、リブ18の前方でハンマーケース9の後端外周には、4つの前ボス20,20・・が形成されている。ここでは後方から各後ボス19とリブ18とを貫通させた4本のボルト21,21・・を前ボス20にねじ込むことで、モータハウジング7とギヤケース17とハンマーケース9とが一体化される。このように金属製のハンマーケース9に対してボルト21をねじ込むことで、モータハウジング7とハンマーケース9とが強固に結合され、耐久性も向上する。
本体2内のブラシレスモータ8は、ステータ22とその内側のロータ23とからなるインナロータ型である。ステータ22は、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア24と、ステータコア24の軸方向前後の端面にそれぞれ設けられるインシュレータ25,25と、インシュレータ25,25を介してステータコア24に巻回される6つのコイル26,26・・とを有する。後側のインシュレータ25には、ロータ23に設けた永久磁石32の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子(不図示)を搭載したセンサ回路基板27と、複数の板金部材29,29・・をインサート成形した結線部材28とが取り付けられている。結線部材28は、各板金部材29が、コイル26,26間のワイヤにヒュージングされるヒュージング端子と電気的に接続されることでコイル26を三相結線する。
ロータ23は、軸心に位置する回転軸30と、回転軸30の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア31と、ロータコア31の内部に固定される4つの板状の永久磁石32,32・・とを有する。回転軸30の後端は、モータハウジング7の後部に保持された軸受33に軸支される。回転軸30の前端は、ギヤケース17に形成された軸受保持部34に保持された軸受35に軸支されて、ピニオン36が形成された前端をギヤケース17の前方へ突出している。回転軸30における軸受35の後方部位には、ファン37が取り付けられて、ファン37の位置でモータハウジング7の左右の側面には、複数の排気口38,38・・が形成されている。排気口38の後方でモータハウジング7の側面には、複数の吸気口39,39・・が形成されている。
スピンドル10は、4つの遊星ギヤ41A,41B・・を支持ピン42を介してそれぞれ保持するキャリア部40を後部へ一体に有している。スピンドル10の後端軸心には貫通孔43が形成されて、貫通孔43に後方から遊挿される回転軸30のピニオン36が、遊星ギヤ41A,41Aに噛合している。遊星ギヤ41B,41Bは、前側が大径部、後側が小径部となる二段径を有し、前側の大径部が遊星ギヤ41A,41Aに噛合し、後側の小径部が、ギヤケース17内で保持されるインターナルギヤ44に噛合している。
キャリア部40は、支持ピン42の前後端を支持する前板45と後板46とを有している。後板46の後面には、ギヤケース17の軸受保持部34の外周よりも大径の外側支持部47が後向きに突設されて、スピンドル10の径方向で軸受保持部34とオーバーラップしている。この外側支持部47とギヤケース17との間に軸受48が配置されて、スピンドル10の後端が外側から軸支されている。この状態で軸受48は軸受35の外側に位置して互いに径方向でオーバーラップしている。
打撃機構11は、スピンドル10の前部に外装されたハンマー50と、そのハンマー50とスピンドル10との間に設けたボール51,51と、ハンマー50を前方へ付勢するコイルバネ52とから構成される。ハンマー50は、前面に一対の爪(不図示)を備えてアンビル4の後端に設けた一対のアーム53,53に回転方向で係合可能となっている。ボール51,51は、スピンドル10の外周面とハンマー50の内周面とに設けたカム溝54,54の間に跨がって嵌合されて、スピンドル10とハンマー50とを回転方向で一体化させる。コイルバネ52は、スピンドル10に外装されて前端をハンマー50の後面に設けたリング溝55に挿入させる一方、後端をキャリア部40の前板45の前面に当接させて、常態ではハンマー50を、爪がアーム53,53と回転方向で係合する前進位置に付勢している。
アンビル4は、前筒部15に保持されるメタル軸受56によってスピンドル10と同軸で軸支されて、前筒部15とアーム53,53との間に設けた規制リング57によって前方への位置決めがなされている。アンビル4の後端軸心には、スピンドル10の前端に設けた小径部58が挿入される挿入孔59が形成されて、スピンドル10を同軸で支持している。
また、アンビル4の先端には、図示しないソケットが嵌着される横断面四角形状の取付部60が形成されている。
一方、ハンドル3の上部では、トリガ62を前方へ突出させたスイッチ61が設けられると共に、ブラシレスモータ8の回転方向の正逆切替ボタン63が設けられている。トリガ62の上方には、アンビル4の前方を照射するLEDを備えたライト64が設けられている。
そして、バッテリー装着部5は、図4にも示すように、ハンドル3とは別体の左右の半割部5a,5bに2分割されて、ハンドル3の下端に突設した筒状の連結部65に半割部5a,5bを組み付けてネジ13で固定することでハンドル3と連結される。この状態でバッテリー装着部5は、ハンドル3の下端から前方へ突出するが、その上面5cは、ハンドル3の下端から前方へ行くに従って高くなる前上がり傾斜面となっている。連結部65とバッテリー装着部5との間には弾性材66が介在されて、ハンドル3からバッテリー装着部5へ伝わる衝撃や振動を緩和可能としている。
バッテリー装着部5には、ブラシレスモータ8の制御用の6つのスイッチング素子やマイコン等を搭載した制御回路基板71を、金属製のトレイ72内に収容して上下方向に薄肉となる板状のコントローラ70が収容されている。制御回路基板71の上側には、操作/表示用のスイッチパネル73が設けられている。このスイッチパネル73は、制御回路基板71とリード線で接続されて制御回路基板71と平行に支持される別体の基板73a上に、押しボタンスイッチ73b及びその上側のボタン73cからなる打撃力の切替ボタンや、バッテリーの残容量表示ランプ等を有している。ボタン73cを含むスイッチパネル73の上面は、バッテリー装着部5の上面5cに露出している。
ここではコントローラ70も、半割部5a,5bの内面にそれぞれ突設された支持リブ74,74により、バッテリー装着部5の上面5cと平行となる前上がり傾斜姿勢で支持されている。コントローラ70と平行なスイッチパネル73も上面5cと平行となっている。バッテリー装着部5の前面下部でコントローラ70の前方延長上には、LEDを備えた第2のライト75が上向きに保持されている。
バッテリー装着部5の下部で左右両側には、バッテリーパック6を前方からスライド装着するための一対のレール76,76(図1,2)が形成され、レール76,76の間には、装着されたバッテリーパック6と電気的に接続する端子板78,78・・を備えて上下方向に薄肉となる板状の端子台77が、コントローラ70と上下方向に隣接して設けられている。このレール76及び端子台77は同じ向きへ平行に延びているが、ここでは本体2の軸方向となる前後方向よりも僅かに前下がり傾斜する方向に形成されて、バッテリー装着部5の上面5c及びコントローラ70とは傾き方向が逆となっている。
端子台77の前方には、バッテリーパック6に設けた後述する爪部88が係止して抜け止めするための係止凹部79が、後側内面80を、コントローラ70よりも大きい角度で前上がり傾斜させて形成されている。係止凹部79の前方でバッテリー装着部5の前面には、後側内面80よりも大きい角度で前上がり傾斜するガイド面81が形成されている。
また、係止凹部79の上端は、コントローラ70の前部でトレイ72の底面近くまで上側に突出して、コントローラ70の後部とは前後方向でオーバーラップするようになっている。
さらに、端子台77は、コントローラ70よりも後方に配置されて、平面視では図5に示すように、端子台77の後部がコントローラ70の後端よりも後方へ突出するようになっている。よって、端子台77の後部上面に接続されるリード線82は、コントローラ70と干渉することなく上方へ引き出してハンドル3内へ配線できる。
バッテリーパック6は、複数のセルを収容したケース85の上面に、バッテリー装着部5のレール76,76間に嵌合する張り出し部(不図示)を左右に有した嵌合凸部86を突設している。嵌合凸部86内には、バッテリー装着部5への装着状態で端子台77の端子板78と電気的に接続する接続端子(不図示)が設けられている。嵌合凸部86の前方には、上端に爪部88を備えたロックボタン87が、ケース85から爪部88が上方へ突出する位置に付勢されて設けられている。爪部88の後面89は、係止凹部79の後側内面80と同じ角度で前上がり傾斜している。ロックボタン87の左右でケース85の上部には、バッテリー装着部5のレール76,76の前端に当接するストッパ90(図1,2)が設けられている。
以上の如く構成されたインパクトレンチ1においては、バッテリーパック6をバッテリー装着部5の前方から、嵌合凸部86の張り出し部をレール76,76の間に嵌合させて後方へスライドさせる。すると、爪部88の後面89がガイド面81に当接して傾斜面同士の案内によってロックボタン87が付勢に抗してケース85内に押し込まれる。その後、バッテリー装着部5の下面を通った爪部88が係止凹部79の位置で突出して係止凹部79に係止すると共に、ストッパ90がレール76,76の前端に当接してスライドが停止して装着が完了する。このスライドと同時に端子台77の端子板78が嵌合凸部86内に進入して接続端子と電気的接続される。この状態で、爪部88の後面89と同様にスライド方向(後側)へ向かって前下がり傾斜するコントローラ70の後部と、バッテリーパック6の爪部88とは、図5に示すように、上下方向と交差するレール76及び端子台77が延びる方向で互いにオーバーラップしている。
この状態でハンドル3を把持した手でトリガ62を押し込み操作すると、スイッチ61がONしてバッテリーパック6の電源によってブラシレスモータ8が駆動する。すなわち、制御回路基板71のマイコンが、センサ回路基板27の回転検出素子から出力されるロータ23の永久磁石32の位置を示す回転検出信号を得てロータ23の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ22の各コイル26に対し順番に三相電流を流すことでロータ23を回転させる。
よって、回転軸30が回転してキャリア部40の遊星ギヤ41A,41Aをピニオン36回りで遊星運動させると共に、遊星ギヤ41B,41Bをインターナルギヤ44内で遊星運動させて2段階に減速する。これによりスピンドル10が減速回転し、ボール51,51を介してハンマー50を回転させるため、ハンマー50が係合するアンビル4が回転してソケットによるボルト等の締付が可能となる。また、スイッチ61のONによって制御回路基板71がライト64を点灯させてソケットの前方を照射すると共に、第2のライト75を点灯させてソケットを下方からも照射する。
締付が進んでアンビル4のトルクが高まると、ハンマー50がコイルバネ52の付勢に抗してボール51,51をカム溝54,54に沿って後方へ転動させながら後退し、爪がアーム53,53から外れると、コイルバネ52の付勢によってハンマー50は回転しながら前進し、爪をアーム53,53に再係合させてアンビル4に回転打撃力(インパクト)を発生させる。このインパクトを間欠的に繰り返すことでさらなる締付が行われる。
このように、上記形態のインパクトレンチ1は、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8を収容するモータハウジング7とを含む。また、インパクトレンチ1は、ブラシレスモータ8により回転駆動され、ブラシレスモータ8の前方に配置されるアンビル4(先端工具保持部)と、モータハウジング7の下方に配置されるハンドル3(グリップハウジング)と、ハンドル3の下方に配置されるバッテリー装着部5(バッテリー保持ハウジング)とを含む。また、インパクトレンチ1は、バッテリー装着部5に対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパック6と、ブラシレスモータ8を制御するためのコントローラ70とを含む。そして、インパクトレンチ1は、ハンドル3の下方に、操作/表示用のスイッチパネル73を、前上がり傾斜して設けている。
この構成により、ハンドル3の後方からスイッチパネル73が見やすく、且つ操作しやすくなるため、視認性及び操作性が良好となる。また、スイッチパネル73の前端が最も高くなるので、外部の物がスイッチパネル73に直接当たりにくくなる。よって、スイッチパネル73の保護に繋がる上、誤操作も生じにくくなる。
特に、スイッチパネル73は、上面が前上がり傾斜するバッテリー装着部5に設けられて、バッテリー装着部5の上面に露出している。よって、スイッチパネル73がバッテリー装着部5によっても保護される。
また、コントローラ70は、バッテリー装着部5に収容されて、スイッチパネル73は、コントローラ70の上側に配置されている。よって、コントローラ70とスイッチパネル73との電気的な接続が短い距離で行える。
また、コントローラ70は、バッテリー装着部5の上面と平行に前上がり傾斜している。よって、端子台77及びバッテリーパック6を従来よりも上側へ移動させることができる。これにより、バッテリー装着部5の厚みが小さくなって製品全体の上下方向の寸法のコンパクト化が可能となる。
また、バッテリー装着部5の前面でコントローラ70の前方延長上には、アンビル4の前方を照射する第2のライト75(ライト)が設けられている。よって、第2のライト75を設けてもバッテリー装着部5の上面5cから上方へ突出させることなく配置可能となる。
また、他の構成では、バッテリーパック6とコントローラ70とが、バッテリーパック6のスライド方向で互いにオーバーラップしている。
また、他の構成では、バッテリーパック6の上部は、爪部88(前上がり傾斜する外形)を有しており、コントローラ70は、前上がり傾斜姿勢で配置されている。
この構成により、端子台77及びバッテリーパック6を従来よりも上側へ移動させることができる。よって、バッテリー装着部5の厚みが小さくなって製品全体の上下方向の寸法のコンパクト化が可能となる。
特に、前上がり傾斜するバッテリーパック6の上部を、バッテリー装着部5への取付状態でバッテリー装着部5に係止する爪部88とし、コントローラ70と爪部88とをバッテリーパック6のスライド方向で互いにオーバーラップさせているので、爪部88の傾斜を利用したコントローラ70とのオーバーラップを容易に実現することができる。
また、バッテリー装着部5内でコントローラ70の下側に保持され、バッテリーパック6と電気的に接続可能な端子台77(工具側ターミナル)を備え、コントローラ70と端子台77とは、上下方向が薄肉となる板状を有し、端子台77は、コントローラ70と異なる前後方向へ延びているので、コントローラ70を傾斜させてもバッテリーパック6を従来と同じ向きで装着でき、装着したバッテリーパック6によって上下寸法が大きくなることがない。
さらに、バッテリー装着部5も、端子台77と異なる方向へ延びているので、バッテリーパック6を従来と同じ向きで装着した上でコントローラ70を上側へ傾けるスペースを確保できる。
なお、コントローラの形態や傾斜角度は上記形態に限らず、トレイのない制御回路基板単体であってもよい。また、バッテリーパックとのオーバーラップも、爪部以外の場所であっても差し支えない。工具側ターミナルも、上記形態の端子台に限らず、適宜変更可能である。
スイッチパネルを含むバッテリー保持ハウジングの前上がり傾斜も、上記形態のように前上がり傾斜する平面で形成する場合に限らない。例えば、下向きに凹む湾曲面で前上がり傾斜させてもよいし、段部によって段階的に前上がり傾斜させてもよい。
また、コントローラの配置は、バッテリー保持ハウジングに限らない。例えば図6に示すように、コントローラ70を、ハンドル3内に縦向き姿勢で収容してもよい。この場合、図6のように上下左右の平面と平行となる縦向き姿勢でもよいし、上下前後の平面と平行となる縦向き姿勢でもよい。
また、図7に示すように、コントローラ70を、ブラシレスモータ8の下方で前後方向へ延びる姿勢でモータハウジング7内に配置してもよい。
また、図8に示すように、コントローラ70を、ブラシレスモータ8の後方で回転軸30と直交する姿勢でモータハウジング7内に配置してもよい。
このようにコントローラ70をバッテリー装着部5以外に設ければ、バッテリー装着部5の上下方向の寸法を小さくでき、上下方向での全体のコンパクト化に繋がる。
そして、本発明のコントローラは、先の形態のように制御回路基板にスイッチング素子とマイコンとを搭載したものに限らず、少なくともスイッチング素子を配置したものであればよい。
その他、モータはブラシレスでなくてもよい。また、インパクトレンチに限らず、インパクトドライバやドライバドリル、スクリュードライバ、マルノコ等の他の電動工具にも本発明は適用可能である。よって、バッテリー保持ハウジングは、ハンドル等を介さずモータハウジングに直接接続されていてもよいし、ハウジングの下端でなく後端や側端にバッテリー保持ハウジングを設けてコントローラとバッテリーとをオーバーラップさせても、コントローラと工具側ターミナルとの隣接方向での短縮化は可能である。
1・・インパクトレンチ、2・・本体、3・・ハンドル、4・・アンビル、5・・バッテリー装着部、6・・バッテリーパック、7・・モータハウジング、8・・ブラシレスモータ、9・・ハンマーケース、10・・スピンドル、11・・打撃機構、30・・回転軸、50・・ハンマー、70・・コントローラ、71・・制御回路基板、72・・トレイ、77・・端子台、79・・係止凹部、80・・後側内面、82・・リード線、87・・ロックボタン、88・・爪部。

Claims (16)

  1. モータと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータにより回転駆動され、前記モータの前方に配置される先端工具保持部と、
    前記モータハウジングの下方に配置されるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下方に配置されるバッテリー保持ハウジングと、
    前記バッテリー保持ハウジングに対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
    前記モータを制御するためのコントローラと、を含み、
    前記グリップハウジングの下方に、操作/表示用のスイッチパネルが、前上がり傾斜して設けられていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記スイッチパネルは、上面が前上がり傾斜する前記バッテリー保持ハウジングに設けられて、前記バッテリー保持ハウジングの上面に露出していることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記コントローラは、前記バッテリー保持ハウジングに収容されて、前記スイッチパネルは、前記コントローラの上側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記コントローラは、前記バッテリー保持ハウジングの上面と平行に前上がり傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記バッテリー保持ハウジングの前面で前記コントローラの前方延長上には、前記先端工具保持部の前方を照射するライトが設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電動工具。
  6. 前記コントローラは、前記グリップハウジングに収容されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  7. 前記コントローラは、前記モータハウジングに収容されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  8. 前記コントローラは、前記モータの下方で前後方向へ延びる姿勢で収容されていることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
  9. 前記モータは、回転軸を前後方向に向けて配置され、前記コントローラは、前記モータの後方で前記回転軸と直交する姿勢で収容されていることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
  10. 前記コントローラは、少なくともスイッチング素子を搭載した制御回路基板を含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の電動工具。
  11. モータと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングに接続されるバッテリー保持ハウジングと、
    前記バッテリー保持ハウジングに対してスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
    前記バッテリー保持ハウジングに収容され、前記モータを制御するためのコントローラと、を含み、
    前記バッテリーパックと前記コントローラとが、前記バッテリーパックのスライド方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする電動工具。
  12. モータと、
    前記モータにより回転駆動され、前記モータの前方に配置される先端工具保持部と、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングの下方に配置されるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下方に配置されるバッテリー保持ハウジングと、
    前記バッテリー保持ハウジングに対して前後方向にスライドさせることで取り付けられるバッテリーパックと、
    前記バッテリー保持ハウジングに収容され、前記モータを制御するためのコントローラと、を含み、
    前記バッテリーパックの上部は、前上がり傾斜する外形を有しており、
    前記コントローラは、前上がり傾斜姿勢で配置されていることを特徴とする回転工具。
  13. 前上がり傾斜する前記バッテリーパックの上部は、前記バッテリー保持ハウジングへの取付状態で前記バッテリー保持ハウジングに係止する爪部であり、前記コントローラと前記爪部とは、前記バッテリーパックのスライド方向で互いにオーバーラップしていることを特徴とする請求項12に記載の回転工具。
  14. 前記バッテリー保持ハウジング内で前記コントローラの下側に保持され、前記バッテリーパックと電気的に接続可能な工具側ターミナルを備え、
    前記コントローラと前記工具側ターミナルとは、上下方向が薄肉となる板状を有し、前記工具側ターミナルは、前記コントローラと異なる方向へ延びていることを特徴とする請求項12又は13に記載の回転工具。
  15. 前記バッテリー保持ハウジング内で前記コントローラの下側に保持され、前記バッテリーパックと電気的に接続可能な工具側ターミナルを備え、
    前記工具側ターミナルは、上下方向が薄肉となる板状を有し、前記バッテリー保持ハウジングは、前記工具側ターミナルと異なる方向へ延びていることを特徴とする請求項12又は13に記載の回転工具。
  16. 前記バッテリー保持ハウジングには、操作/表示用のスイッチパネルが、前記コントローラと平行姿勢で設けられていることを特徴とする請求項12乃至15の何れかに記載の回転工具。
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